• 検索結果がありません。

はじめに

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "はじめに"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

はじめに

著者

坂田 祐介

雑誌名

鹿児島大学農学部農場年報

5

ページ

2-2

発行年

2009

URL

http://hdl.handle.net/10232/21098

(2)

農学部附属農場長 坂田 祐介 農学部附属農場は, 南九州という比較的温和な気候と鹿児島県内各地に実習施設が分散するという 地理的な特徴を活かしながら, 学生に対する実習教育を行っています。 学部のカリキュラムは, 講義, 実験, 演習, 実習などに大別されますが, 講義では諸知識の体系付けがなされ, 実験や演習では分析 や解析, あるいは観察などの手法を学びます。 これに対し実習では, 講義や実験などで得た知識や技 術を実習現場で具現化することによって, いわゆる 「農の総合性」 を学ぶものであろうかと思います。 附属農場では, ゆくゆくは学生自らの手で作物栽培や家畜飼養が可能となるような実践的実習を行い, 農業生産の進展に寄与出来る人材の養成を目指しています。 現在, 多くの大学附属農場では, 目覚ましい発展を遂げつつある生命科学, 情報科学, 環境科学な ど農学関連科学を取り入れた新たな内容の実習教育に脱皮しつつあります。 このような大学農場の多 方面に向けての展開は, 農村や農業の急激な構造変化からすれば, 極めて当然なものと云えます。 ニュー バイオテクノロジーの応用による新技術の開発は農業関係者から強い関心が寄せられており, あるい は野菜工場に代表される 「土離れ農業」 や生物農薬などの技術開発も, 現実に進められています。 ま た, 人類的あるいは地球的課題となっている環境や食料問題は, 環境保全型農業技術の開発を伴って 世界的規模で進められていると云えます。 わが国の農業事情は厳しい状況にあって一見弱そうに見えますが, 最新技術を駆使した農業のポテ ンシャルは非常に高く, 食料や環境分野での人材需要の増加が予測されます。 農業衰退の影響を受け て, 農学部では卒業後農業に従事する学生は極めて少ないのが現状ですが, 農場教育の場で技術革新 の実態に触れるような実習が実施されれば, 知的産業としての農業の将来が見えてくる結果, 農業生 産現場への参入を希望する学生の増加が期待されます。 たとえ数は少なくても, 学生が農業生産現場へ参加する兆しが見える春を迎えたいものです。 ここに, 農場年報平成21年度版として附属農場における教育・研究ならびに農場運営の結果を取り 纏めてお届けします。 とくに本附属農場が, どのような教育理念に基づいて実習教育を行っているか をお汲み取り戴ければ甚だ幸いに存じますとともに, 本附属農場の存在意義を学内外から評価される よう, 関係者各位には今後も一層のご支援とご鞭撻を賜わりますようお願い申し上げる次第です。 ― ―

参照

関連したドキュメント

学校に行けない子どもたちの学習をどう保障す

[r]

主食については戦後の農地解放まで大きな変化はなかったが、戦時中は農民や地主な

担い手に農地を集積するための土地利用調整に関する話し合いや農家の意

島根県農業技術センター 技術普及部 農産技術普及グループ 島根県農業技術センター 技術普及部 野菜技術普及グループ 島根県農業技術センター 技術普及部

棘皮動物 物 箒虫・腕足動物 軟体動物 脊索動物. 節足動物

 学部生の頃、教育実習で当時東京で唯一手話を幼児期から用いていたろう学校に配

 学部生の頃、教育実習で当時東京で唯一手話を幼児期から用いていたろう学校に配