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IRUCAA@TDC : 東京歯科大学千葉病院手術室における麻酔症例の臨床統計(2011年1月~12月)

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

東京歯科大学千葉病院手術室における麻酔症例の臨床統

計(2011年1月∼12月)

Author(s)

正村, 綾; 岡本, 聡太; 久木留, 宏和; 岸本, 敏幸; 中

村, 瞬; 川口, 潤; 武田, 慶子; 後藤, 隆志; 塩崎, 恵

子; 松浦, 信幸; 松木, 由起子; 間宮, 秀樹; 櫻井, 学;

一戸, 達也

Journal

歯科学報, 112(2): 164-164

URL

http://hdl.handle.net/10130/2712

Right

(2)

目的:ジルコニアフレームによるオールセラミック クラウンの失敗の多くは前装陶材のチッピングによ るもので,その多くは隣接面でのチッピングであ る。チッピングにはジルコニアフレームにサポート 形状を付与することが重要と報告されている。しか しサポート形状の幅に関しての報告はない。そこで 本研究は,ジルコニアフレーム隣接面でのサポート 形状の幅が前装陶材の破壊荷重に与える影響を検討 することを目的とした。 方法:前装陶材のサポート形状としてマージン相当 部 にR=0.5,1.0,1.5,2.0mm(以 下R05,R10, R15,R20)の異なる幅を付与した金型を CAD/ CAM(Cercon Degudent)にてスキャンし,ジル コニアブロック(Cercon base,Degudent)を作製 した。前処理後,前装陶材(Cercon ceram kiss, Degudent)を築盛用金型を用い築盛,焼成を行い 試料とした。これを固定用金型に設置し,万能材料 試 験 機(Autograph AG-Ⅰ 20KN Shimadzu)に て 破壊荷重の計測を行った。荷重点は1)試料辺縁部 のジルコニア­前装陶材境界部直上から0.5mm 内 側のグループ(以下内側荷重),2)ジルコニア­ 前装陶材境界部直上のグループ(以下直上荷重), 3)ジルコニア­前装陶材境界部直上から0.5mm 外側のグループ(以下外側荷重)の3グループと し,試料はそれぞれのサポート形状で各5個作製し た。クロスヘッドスピードは0.5mm/min で破壊す る ま で 荷 重 し 測 定 し た。統 計 処 理 は ANOVA の 後,Fisher の最小有意差法を用いた。その後 SEM にて試料破断面の観察を行った。 結果と考察:荷重点が内側荷重のグループではR15 とR20の間で有意差を認めた。荷重点が直上荷重の グループではサポート形状R05とR10,R05とR 15,R05とR20,R10とR20,R15とR20の間に有 意差を認めた。荷重点が外側荷重のグループでは全 ての群で有意差は認められなかった。SEM 観察で は全試料が陶材の凝集破壊像を示し,ジルコニアフ レームの破壊がみられたものはなかった。荷重点を 変化させることで破壊荷重が変化することが示唆さ れた。よって臨床の場においては咬合接触点を考慮 したジルコニアフレームのデザインが必要であると 推測される。本研究では内側荷重と直上荷重でサ ポート形状の幅が大きいほど破壊荷重が向上するこ とが明らかになった。 目的:2011年に東京歯科大学千葉病院手術室で行わ れた麻酔症例を集計して検討した。また,ラテック スアレルギー疑いのある患者に対し,麻酔管理に対 策を要した症例を経験したので報告する。 方法:2011年1月∼12月に行われた手術室での歯科 麻酔科管理症例を対象とし,総数,男女比,年齢, 麻酔時間,手術内容,麻酔方法,出血量,輸血量, 術前基礎疾患,術中合併症・術後合併症を麻酔デー タベースから集計・分析した。 成績および考察:総症例数は587件で全身麻酔症例 (以下全麻)は576例(男 性279例,女 性297例),局 所麻酔症例(以下局麻)は10例(男性7例,女性3 例),その他1例(入室後,心電図異常を認めた為 中止)であった。全麻患者の平均年齢は平均35歳で 40歳未満が402例と全体の69%を占めた。局麻患者 は平均54歳であった。麻酔時間は全麻で平均3時間 30分,最長14時間50分,局麻で平均50分,最長1時 間10分であった。全麻症例はプレート除去・オトガ イ形成術(130例),顎変形症手術(129例),嚢胞摘 出術・抜歯術(83例)の順に多かった。全麻の維持 薬はセボフルラン424例,プロポフォール129例,亜 酸化窒素・セボフルラン13例の順に多かった。出血 量は平均125ml,最高1,459ml であった。輸血は67 例に行われ,そのうち自己血輸血が60例であった。 術前基礎疾患は276例に認められ,呼吸器疾患(78 例),循環器疾患(57例),代謝内分泌疾患(36例) の順に多かった。術中合併症は31例に認められ,血 圧低下(19例),血圧上昇(6例),心電図変化・不 整脈(3例)などであった。術直後の合併症は20例 であり,主なものは血圧上昇(9例),術後悪心・ 嘔吐(4例),心電図異常(2例),過換気(2例) であった。 我々は2011年にラテックスアレルギー疑いのある 患者を1例経験した。患者は32歳の男性で過去に輪 ゴムで持続する掻痒感を伴う発疹を経験していた が,アナフィラキシー症状を呈したことはなかっ た。今回万全を期して当院麻酔科が作成したラテッ クスアレルギー患者に対するマニュアルを基にラ テックスフリーの医療器材や機器の使用,また救急 薬品の前準備を行うことにより,安全に全身麻酔を 施行できた。アレルギー患者は増加の一途をたどっ ていることから,今後も術前問診を含めた綿密な対 策が必要であると考える。

№15:ジルコニアフレームの隣接面サポート形状が前装陶材の破壊荷重に及ぼす影響

岡林茂慶1),四ツ谷 護1),佐藤 亨1),腰原輝純1),高宮紳一郎2) (東歯大・クラウンブリッジ補綴)1)(東京都)2)

№16:東京歯科大学千葉病院手術室における麻酔症例の臨床統計(2011年1月∼12月)

正村 綾,岡本聡太,久木留宏和,岸本敏幸,中村 瞬,川口 潤,武田慶子,後藤隆志, 塩崎恵子,松浦信幸,松木由起子,間宮秀樹,櫻井 学,一戸達也(東歯大・歯麻) 学 会 講 演 抄 録 164 ― 88 ―

参照

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