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IRUCAA@TDC : 東京歯科大学における初年次教育の重要性について : 第1学年主任・副主任からみた現状と新入学生に対する「学生アドバイザー」の検討

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College,

Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

東京歯科大学における初年次教育の重要性について : 第

1学年主任・副主任からみた現状と新入学生に対する「

学生アドバイザー」の検討

Author(s)

橋本, 貞充; 茂木, 悦子; 高際, 睦; 山﨑, 貴希; 山本,

仁; 橋本, 正次

Journal

歯科学報, 111(4): 436-436

URL

http://hdl.handle.net/10130/2599

Right

(2)

目的:東京歯科大学千葉病院において歯科麻酔科が

対応した救急症例の臨床統計学的検討および医療関

係者の救急対応に対する意識調査を行ったので報告

する。

方法:2008年1月∼2010年12月の3年間に歯科麻酔

科が対応した救急症例を対象に症例数,男女比,年

齢分布,基礎疾患の有無,発生場所,発生時期,対

応内容および年次推移についてそれぞれをレトロス

ペクティブに集計した。また当院の歯科医師,登院

学生およびコメディカルのスタッフを対象に無作為

抽出し,医療事故発生時のフローチャートや AED

設置場所の認識等についてアンケート調査を行っ

た。

成績および考察:3年間での救急症例数は44例で総

症例に対する発生頻度は0.

005%(44/787985症例)

であった。2008年は21例,2009年は7例,2010年は

16例であった。その内訳は血管迷走神経反射が最多

で12例,次いで過換気発作8例,低血糖5例となっ

た。男女比は1:2と女性に多くみられた。年齢分

布では最高年齢が85歳,最少年齢は9歳で平均年齢

は42.

4歳であった。発生場所としては口腔外科,保

存科,インプラント科外来で約半数を占めており,

発症時期は治療中が最多で24例,治療後は9例で

あった。基礎疾患を有するものは37例で,循環器疾

患を有するものが最多で14例であった。歯科麻酔科

の対応としては酸素投与を行ったものが11例,薬剤

の投与を行ったものが10例,監視のみで状態改善み

られたものが9例であった。アンケート調査では歯

医師と比較して登院学生とコメディカルではフロー

チャートの認知度が低い傾向にあった。全体でも

「医療事故発生時のフローチャートを知らない」と

回答したのは約20%であり,また,「AED 設置場所

を知らない」と回答したのは約40%であった。

これまでの報告と比較し院内救急症例の発生率に

は差が認められなかった。院内で発生した救急症例

は医療安全管理マニュアルに示されている医療事故

発生時のフローチャートに従い,対応を行うことに

なっている。しかしながらそのフローチャートの認

知度は低い結果となった。アンケート回答者の約80

%は救急対応に関する講習会が開催された場合に参

加したいと考えており,救急症例に対する学習意欲

の高さがうかがえた。歯科医師だけでなく学生やコ

メディカルも対象に講習会などの機会を増やし,フ

ローチャートの認知度を一層高めていくことが必要

であると考えられた。

目的:近年,歯科大学における入学希望者の減少と それに伴う歯科学生の学力低下が指摘されてきてお り,この問題に対し,各教育機関では学生教育への 様々な試みが検討・実施されている。入学時に大き な個人格差がある新入生の学力向上を目的として, 教養系教員を中心とした初年次教育のあり方の検討 もそのひとつである。 平成23年度入学の122期生においては,教養・基 礎・臨床の分野から4名の専任教員が主任・副主任 に指名され学生の指導に当たっているが,卒業まで の6年間の勉強をはじめとする学生生活,進級試験 や歯科医師国家試験,さらには卒業後の進路などに 対して,多くの学生が漠然とした不安を持っている ことを様々な機会に知らされ,学生から相談を受け て対応している。このような現状から,特に新入学 生に対する「学生支援システム」の充実が緊急の課 題であると思われたことから,医科大学を含む他大 学における学生支援システムを比較し,東歯大型と して提案することを目的に本研究を行った。 方法:学生の現状を把握するために,新入学生に対 して多肢選択および自由筆記のアンケートならびに 個人面接を行った。他大学における学生支援システ ムの調査のためには,他大学の学生支援担当者の協 力を得て現状を把握するとともに,各大学で公開し ている資料を集めて分析し検討した。 成績および考察:122期新入学生との個人面接やア ンケートを行なった結果からは,入学直後における 学生の歯科医療の勉学に対するモチベーションは非 常に高く,自己肯定感も高い学生が多いものの,な ぜ歯科医師になるのかという目的意識は個人差が大 きく,明確な目標を設定できていない学生が認めら れた。このような問題に対して,新入学生の現状を 的確にとらえ,学生のニーズを把握し,目的意識や 学習意欲の低い学生に対して的確なアプローチを行 うような,教育カリキュラムとは別の独立した, 「学生支援システム」の充実が必要であると思われ た。 そこで,現在,滋賀医科大学において行なわれて いる「学生アドバイザー」すなわち,主に基礎系教 員から実際の医療,最先端の研究等について聞き, 寛いだ雰囲気の中で直接,自由に話し合うことに よって,学生のモチベーションをあげることを目的 として成果を上げている取り組みを参照し,歯科大 学として,また移転を控えている特殊性等も考慮 し,臨床系教員も参加する東歯大型「学生アドバイ ザー」を考案した。

№23:東京歯科大学千葉病院における救急症例の検討(2008年1月∼2010年12月)

岡本聡太,正村 綾,征矢 学,岸本敏幸,遠藤真唯,黒田英孝,川口 潤,武田慶子,

小鹿恭太郎,塩崎恵子,松浦信幸,松木由起子,間宮秀樹,櫻井 学,一戸達也

(東歯大・歯麻)

№24:東京歯科大学における初年次教育の重要性について −第1学年主任・副主任か

らみた現状と新入学生に対する「学生アドバイザー」の検討−

橋本貞充

1)

,茂木悦子

2)

,高際 睦

3)

,山 貴希

4)

,山本 仁

5)

,橋本正次

6)

(東歯大・生物学)

1)

(東歯大・矯正)

2)

(東歯大・数学)

3)

(東歯大・超微)

4)

(東歯大・歯科医学教育開発センター)

5)

(東歯大・法人類学)

6) 学 会 講 演 抄 録 436 ― 116 ―

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