教員養成大学学生に対するコンピュータに関する調査(II)
15
0
0
全文
(2) . 平成7年3月. 北海道教育大学紀要 (第1部C) 第45巻 第2号. March , 1995. Se i fEduca i do Un i i t )VOL 45 lo f Hokka t on( cdonIC journa s ver yo .2 ,No. 教員養成大学学 生に対するコン ピ ュ ータに関する調査. 浅. 川. 哲. 弥・本. 間. n. 充. 北海道教育大学旭川校化学教室. i t An lnvestigation into the ActuaI Condi on of Studenfs Views of ion = i Co ty of Educat l n Lputer in the Univers. Tetsuya Asakawa・ Mi tsuru Hol lma 2 U b i kawa Campus Chemi t t ory s ry Labora , , As i fEduca Hokka ido Un i i t t on ver s yo , Asah i kawa 070. はじめに 平成元年の文部省による新学習指導要領告示以降, 平成5年度からの中学校における情報基礎な どの実施 に 向 け て, 小, 中学 校へ の コ ン ピ ュ ー タの 導 入 が推 進 さ れて き た. 平 成 5 年 3月31日 現在 の 文部省 の統 計 「学. 校における情報教育の実態等に関する調査結果」 による と, コンピュータの設置率は高等学校99 .7%, 中学 校94‐7%, 小 学校 で57‐7% と な っ て いる. 各校 にお ける 平均 設 置 台 数も 高等 学校 で46.5台, 中学校19‐2台,. 小学校4.3台であり, 高等学校に続き中学校においてもコン ピュータの導入がすすみ, 2人で1台の水準を ほ ぼ達 成 して いる‐ 一方 そ の指 導 につ い て は, コ ン ピ ュ ー タ を扱 える 教員 が, 高 等学 校43‐8%, 中 学校36‐0%, 小 学 校 で20.2%, さ ら にコ ン ピ ュ ー タ に関 して 指 導 で きる 教員 は高 等 学 校18‐7%, 中学 校14‐5%, 小 学 校 で5‐9% と, ま だま. だ指導者不足の状況にある. 従って, コンピュータを扱えたり, 指導できる教員の養成は急を要すると言えよう‐ 現職教員に対しては 研修を含め様々な機会を与えなけれ ばならないが, その一方教員養成学部学生に対しても, 教員になった場 合 に即 戦力 と なりう る コ ン ピュ ー タリ テ ラ シー を 身 につ けさせる 教育 が必 須 であ る‐. ‐ 3 )で 北海道教育大学旭川校の学生のコン ピュータ に関する様々な状況を分析した結果 我々は先の報告1 , を報告し, また本校における情報教育を充実させるために必要な方策について提言した‐ これらの考察の過 程で, あらたな疑問やデータ不足による不明確な点が明らかになったので更に観点を絞ったもう少し詳しい 調査を全学年にわたって実施した. 以下にその結果を報告する.. データ収集方法 コンピュータに関する質問事項を記したアンケート (資料1) に記入を求める質問紙法を用 いてデータを 収集した. 0 5名から回答を得た. 992年 (平成4年)1 1月に実施した‐ 全学年の学生に用紙を配布し, 7 調査は, 1 ・コ ンな どの ゲーム 機 ワ ー プロ コ ン ピ ュ ー タ の所 持 使用 の 状況 か ら 学 今 回の調 査 では, 特 にフ ァ ミ , , , , 135.
(3) . 浅 川 哲. 資料. I. 弥・本 間. 充. CA 工 に つ い て の ア ン ケ ー ト. 、. 〈1〉 あなた の性別 を教えてください. 2. 女 2. 二年. 1. 男 1‐ 一年. 〈2〉 あなたの学年を教えてください‐ 〈3〉 あなたの課程, コースを教えてください‐ 1. 小学校 (専攻 ) 2. 中学校 (専攻 〈4〉 あなたの出身高校を教えてく ださい‐. - -. .. ′ 、. ‐. 、. 3‐ 三年. 4. 養護. ) 3‐ 幼稚園 (. 4‐ 四年. 5. 生活健康 ). 6‐ 生涯スポーツ. 〈5〉 今までに次にあ げる機器であなたが使っ たことがあるものに○を付けてください. 複数でもいいです‐ 1‐ ワ ー プロ. 2. フ ァ ミ コ ン な どの ゲ ー ム 機 (フ ァ ミ コ ン 類) 3. パ ソ コ ン. 〈6〉 現在あなたはファミコン類を持っ ていますか?1‐ 所有 している. 4. 大 型 コ ン ピ ュ ー タ. 2. 家族が所有. 3‐ 持っ ていない. 1, 2と答えた人に質問します‐ [6ー1] どのくらい使用 していますか? 1‐ 毎 日. 2. 週 に 3, 4 日. 4‐ あまり使用 しない ) 本. 3. 週 に 1, 2 日. [6ー2] どのくらいゲームソフトを持っ ていますか?. (. 〈7> 現在あなたはワー プロを持っ ていますか?. 1. 所有している 2. 家族が所有 [7-1] 1, 2と答えた人に質問します. どのような 理由で購入しま したか? ( 1. はい 〈8〉 あなたはレポートな どをワープロ で作成 したことがありますか?. 3‐ 持っ ていない ) 2‐ いいえ. はいと答えた人は [8-1] [8ー2] [8-3] に答えて下さい. [8-1] 文書を作成するときのワープロの使用頻度は どのくらいですか? 2‐ と き どき. 1‐ い つ も 使 う. 4‐ ほ と ん ど使 わ な い. 3. た ま に. [8ー2] あなたがワ ープロで文書を作成するのに要する時間は, 手書きとくらべると どうですか? 1‐ 手書きよりはやい 2‐ 手書きと同じ 3. 手書きより遅い [8-3] 文書を作成するとき, ワープロをどのよう に使用 していますか? 1‐ 最初からワー プロ で書きはじめる. 2‐ 下書きをワープロで清書する 1‐ は い. 〈9〉 現 在 あ な た は パ ソ コ ン を 持 っ て い ま す か ?. 2. い い え. 4] [9ー5] に答 えて下さい‐ はいと答えた人は [9-1] [9-2] [9ー3] [9-- [9 ー 1] 機 種名 は 何 で す か ?. ). (. [9ー2] 何に使用 していますか? 4. グ ラ フ ィ ッ ク 3. デー タ 処 理 2‐ デー タ ベ ー ス 1‐ ワ ー プロ ) 5. コ ン ピ ュ ー タ ミ ュ ー ジ ッ ク 6. ゲ ー ム 7. そ の 他 (. [9-3] 一日の使用時間は どのくらいです か?. (. [9 ー 4] 簡 単 な プロ グラ ム を 組 め ま す か ? [9 - 5] プロ グラ ム が 組 め る よ う に な り た い で す か ?. ) 時間. 1. は い 1‐ は い. 2. い い え 2‐ い い え. ワープロ, パソコンの所有者に質問 します‐ < 10 〉 日本語のキー ボー ドの入力方法は どのようにしていますか?. 1‐ ローマ字入力. 2. かな入力. 10-1] 入力の際に, キー入力のやり方は どのようなものですか? [ 3. ブライン ドタッチ 2‐ キーを見ながら両手で 1‐ 片手で入力 〈 11 〉 パ ソコンとワープロの どちらかを買うと したら, どちらですか?. 1. パ ソコン. 2. ワー プロ. [ 11-1] その理由はなんですか? 1. 値段が安い. 2. 汎用性がある. 3. 専用機の方がいい. 4‐ 字 がき れ い. 5‐ カ ラー が使 え る. 6‐ そ の 他 (. ). < 12 〉 あなたは大学入学以前にコン ピュータを使っ た授業を受けたことがあります か?1. はい. 2. いいえ. 2-2] に答えて下さい. はいと答えた人は [ 12-1] [ 1 12-1] あなたの卒業した学校では, コン ピュータを使っ た授業は どの程度開かれていま したか‐ [ 中学校: 1. よくあっ た 2. たまに 3‐ ほとん どなかっ た 主 に どの分野でしたか? 1. 国語 2‐ 数学 3‐ 理科 4. 社会 5‐ 英語 6‐ その他 高 校 : 1‐ よ く あ っ た 136. 2‐ た ま に. 3. ほ と ん どな か っ た.
(4) . 教員養成大学学生に対するコンピュータに関する調査 D. 2‐ 数学 3‐ 理科 4. 社会 5‐ 英語 2-2] あなたの卒業した学校での コン ピュータを使っ た授業の感想は どう ですか? [ 1 主 に どの分野でしたか?. L 国語. 6. その他. ). (. 2‐ い い え. 1. は い. 〈 13 〉 CA 1 という 言葉 を 聞い た こ と があ り ま す か?. 〈 14 〉 CAIは どのような用語だと思いますか? 1‐ コン ビユー ダを利用 した教育. 2. 教育に使うコン ピュータの機種. 3‐ コ ン ピ ュ ー タ を 使 う た め の 教 育 4. わ か ら な い 〈15 〉 C M 工 という 言 葉 を 聞い た こ と があ り ま す か?. 2‐ い い え. 1‐ は い. 〈 16 〉 CM工はどのよう な用語だと思いますか? 1. 授業以外で教師がコンピュータを利用 し教授活動 を支援すること 4. わからない. 2. コン ピュータで事務を行う方法 3. 学習データを使っ た個人指導 17 〉 学校教育において, コン ピュータを使うことは有効な手段 だと思いますか? 〈 1. はい. 3- わ か ら な い. 2. い い え. 〈 18 〉 将来, 学校教育においてコ ン ピュータを使うことが今よりも普及する と思いますか? 1‐ は い. 3. わ か ら な い. 2. い い え. 〈 1 9 〉 コン ピュータを使えることが, 教師の資質として必要だと思いますか? 1‐ ぜひ必要だ 2二 使えた方がよい 3‐ 使えなくてもよい 4‐ 不必要. 5. わからない. 20 〉 教師としてのコン ピュータの習熟度の最低ランクは どの程度 だと考えますか? 〈 2‐ 市販ソフトを抵抗なく利用できる 1‐ ハー ドウェアの 基礎知識を持つ 3‐ プログラミングの基礎知識 を持つ 5. 使えなくてよい. 4‐ 教材作成ができるくらいのプロ グラミング知識がある. 21 〈 〉 将来, も し自分が教師になっ たとしたら, コン ピュータを授業で使いたいと思 いますか? 3. 使いたくない 2. 場合に応じて使う 1. 積極的に使う 22 〈 〉 も しあなたが学校教育においてコ ン ピュータを使うなら, どのよう に使用 したらいいと思いますか? (いいと思う ものすべてに○をつけてください) 1. ドリ ル 学 習 4. グラ フ ィ ッ ク. 2‐ ワ ー プロ 5‐ シ ミ ュ レ ー シ ョ ン. 3. 情 報 検 索 6‐ ゲ ー ム. 9‐ そ の 他 ( 23 〈 〉 あなたはコン ピュータや情報処理の知識を得たいと 思い ま す か ? 7. 解 説 指 導. ). 8‐ 計 測, 制 御. 1‐ は い. 2. い い え. 23-2] に答えて下さい‐ 23一1] [ はいと答えた人は [ 23-1] どこでその知識を得たいと思いますか? [ 2. 夜間の専門学校にいく 3. 講習をう ける 1. 大学 (本学) 23-2] どのような知識を得たいですか? (すべてに○をつけてく ださい) [. 4‐ 独学する. 1. パ ソコンの使い方についての知識 2‐ プログラミングの知識 3. 市販ソフト (ワー プロ, 表計算, グラフィ ックな ど) の使用法 5‐ パソコンの仕組みに関する知識 4. データ ベースの基礎知識 6‐ そ の 他 (. 一. ). 24 〈 〉 本大学で, どのような情報処理関係の科目を開設して欲しいですか? (すべてに○をつけてください) 1. パソコンの使い方について 2. プロ グ ラ ミ ン グ. 3‐ 市販ソフト (ワープロ, 表計算, グラフィックな ど) の使用法 4‐ データ ベースの基礎知識 5. パ ソコンの仕組み 6‐ 情報と社会 7. C A 工 8‐ CM工. 9‐ その他 ( 137.
(5) . 浅 川 哲 弥・本 間. 充. 校教育 にお ける コ ン ピ ュ ータ の利用, 教 師と しての コ ン ピュ ー タ の利用, コ ン ピュ ータ につ い て の学習 な ど につ いての 質問 を行 っ た‐. 調査結果は, 男女別の他, 学年別の観点からも分析した. 表1 回答者の性別, 学年別分布. 結果と考察 1. 回 答 者 の 総 数, 性 別, 学 年 別 分 布. .年生. 2年生. 3年生. 4年生. 合 計. 男. 90. 2 9. 2 7. 79. 333. 女. 1 13. 27.0%. 回 答 者 の 性 別, 学 年 別 の 分 布 は 表 1. 30 4% .. に 示 し た. 男 女 比 は ほ ぼ 半 々 で あ る‐. 合. 203. 計. ま た, 回 答 者 の 学 年 分 布 は 4 年 生 が 約. ワ ー プロ 271. 男. 2. 情 報 機 器 の 操 作 経 験 に つ い て 女. 情 報 機 器 の 操 作 経 験 は, 表 2 に 示 す よ う に 全 体 で 見 る と フ ァ ミ コ ン 類, ワ ) ‐ プ ロ で は80% を 超 え, 前 回 の 調 査1. ゲ ー ム 機 器, パ ソ コ ン で は 男 子 学 生 の. 方が約i5%ほ ど経験率が高かった. こ )の 結 果 と ほ れ ら の 傾 向 は 前 回 の 調 査1 ぼ 同 じ で あ っ た‐ 学 年 別 で 見 る (表 3). ファミコン. 26 .o%. 705. 17 ‐6%. 1 00 ‐0%. パ ソコ ン コンピュータ. 無回答. 回 答者 数. 回答数. 249. 9. 7 4 .8% 2 20. 2 .7% 1. 0 00 .3% 1 .0% 6 372. 2 5 4 ‐4%. 84‐7%. 82‐0%. 59.1%. 0‐3%. 1‐6%. 227.7%. 6 2 2. 469. 88 ‐2%. 1. 1 0. 66 ‐5%. 333. 7. 1 ‐4%. 847. 8 47. 100‐0%. 705. 1 69 4. 00 1 0% .0% 1 ‐. 2 4 0 3% ‐. 表3. 情報機器使用総験者数と経験率 (学年別) ワープロ ファミコン パソコン コンピユータ 無回答 回答者数 回答数 1年生. 1 44. 18 5. 1 06. 3. 2% 9 % . 1 % 露‐ ‐ g 字 ± 年生 三 , 3年生. 年生 合 計. 8 0 ‐5% 1 69. 3% 霊‐. 87 .7% 1 56. 1. 5% ‐ 1. 6Qo%. 2 ‐1% 1. 1 49. 2 03. 〆. 439. o %; % 3 ‐ . g ; { g ≧. 2 00 ‐6% 1 ‐0% 1 18 3. 232 .8% 47 6. 5% 5 % ‐ %1 1 % ‐ ‐ 1 も { g Xo 1 g. 4% 2% ‐ ; 霊‐ 琶 ,. 93 .5% 5 86. 8 8 .7% 6 2 2. 78 .2% 46 9. 1 .6% 10. 83.1%. 88.2%. 66.5%. 1.4%. 0 00 2 .0% 1 .0% 26 ‐1% 7 7 0 5 1 69 4 1.0%. 100‐0% 240‐3%. 』圏リ 表4. ファミコン所有率 ( ). 差 がなく, 大 学入 学以 前 に操作 を 経 験. 個人所有 家影蹄所有. し て い る こ と が 示 さ れ て い る. ワ ー プ 口, パ ソ コ ン に つ い て は, 学 年 進 行 に. 要. 伴 っ て 増 加 傾 向 が 見 ら れ, 大 学 生 に な. 合 計. 非所有. 無回答. 合計(%) 回答者数. 5 5 ‐9%. lo ‐8%. 3 3 ‐3%. o ‐o%. 29.6%. 57.5%. 0.3%. loo‐o% 100.0%. 332. 12.6%. 3 3 .0%. 2 0 ‐7%. 46 ‐1%. 0 .1%. 10 0 ‐0%. 7 05. っ て初 め て操 作 を 経 験す る 機 会を持つ. 372. ,擬リ ) 表5. ファミコンの使用頻度 (. 学 生 が い る こ と を 示 し て い る‐ 特 に パ. 毎 日. ソ コ ン につ い て は1年 生 の使用 経験率. 23 .9%. 加 している‐ こ れは, 2年 生 の 後期 に. 100 .0%. 95 ‐2% 3 0 5. 83 .1%. とゲーム機器については, ほぼ学年で. が 約5o% と 低 い が, 3 年 生 で 急 激 に 増. 2 7.7%. 12 .1% 124. 317. 合 計 586. )と 比 べ コ ン で も66.5% と 前 回 の 調 査1. 女 子 学 生 の 方 が 経 験 率 が 高 く, 一 方,. 29 8% . 183. 100.0%. 372. 8 1‐4% 15. と比 べ約10% ほ ど増 加 してい た. パ ン. と, ワ ー プロ につ いて はわず かな が ら. 27 .7%. 23.7%. 45. 1擬リ 表2. 情報機器使用経験者数と経験率 ( ). 28% で ほ ぼ同比 率 であ っ た‐. 約20% ほ ど増 加 し て い た‐ 性 別 で 見 る. 21.6%. 1 1 1. 195. 28 .8%. 18% と少な い が1, 2, 3 年 生 は26~. 27‐6%. 103. 男 女 合. 計. 週3, 4回. 7 .0%. 1 2 ‐2% 5 .1%. 16.9%. 14.5%. 週.,2回 あま 肱ぃ 無回答 合計(%) 回答者数 2 1 4 40 ‐0% 100 ‐9% .1% 0 .0% 22 1 57 1 7 5 .5% .8% 0 .6% 100 .0% 1 13.5%. 54‐9%. 0‐3%. 100.0%. 379. 教育情報基礎論が開講されており, コンピュータを操作する機会が与えられているためであろう‐ 3. フ ァ ミ コ ン類 の所 有率, 使用 頻 度お よ びソ フ ト所有 数 フ ァ ミ コ ン類 の 所 有つ い ては 全体 で, 「自 分で 所有」 が33‐0%, 「家 族所 有」 が20.7% と, 半 数以 上 が所有 138.
(6) . 教員養成大学学生に対するコンピュータに関する調査 =. し て い た (表 4). こ の 数 値 は 前 回. ,醐9 ) 表6. ファミコンソフ トの所有数 (. )と ほ ぼ 同 じ で あ の 調 査1 っ た‐ 性 別. 4本 ・5-・9本 20本以上 合計(%) 回答者数 5本未満 5-9本 . .. で は男 子 学 生 は 自 分 で 所 有 して い る. 22 .5% 17 .8%. 17 ‐6% 17 .8%. 3 .6% 4.5%. 21 ‐6% 8 .9%. 10 0 .0%. 2 22. 女. 4‐7% 3 1 5 .0%. 10 0 .0%. 1 57. 合 計. 4% 41.. 20 .6%. 17 .7%. 4.0%. 16 4% .. 0 10 .0%. 37 9. 男. 率 が女 子学生 に比べ 非常 に高 かっ た. 女 子 学 生 は 自 分 で 所 有 す る よ り. も, 家族と共有する率が高かった. 「 「 が フ ァ ミ コ ン類 の 使用 頻 度 (表 5) は 全体 で見る と, 「毎 日使用 する」 , 週 に3, 4 日」, 週 に 1, 2 日」 ,. 共 に13%~17% の 間で, ほ ぼ同 じ ぐらい であり, 「あま り 使用 しな い」 が約55% と半 数を こえ て いる‐. ファミコンソフトの所有数 (表6) では女子学生では 「5本以内」 がほぼ半数であるのに対し, 男子学生 で は 「5 本以 内」 が35% で あ り, 「20本 以上」 持 っ て いる 者 が フ ァ ミ コ ン類 所有 者 の約20% も いる こ と が示 さ れた‐ 利 用 時 間, ソ フ トの 数 とも に女子 学生 を上 回 っ て い た こ とか ら, 男 子 学生 の方 がコ ン ピ ュ ー タ ゲー ム をよ り 好 むこ と が示 さ れている.. 4. ワープロの所有率とその使用状況 ワープロの所有率 (表7) は 「自分で所 「 有」 , 家族が所有」 を併せて女子学生の方 が男子学生よりわずかに高かっ た. また,. 表7. ワープロの所有率 (性別). 個人所有 家族所有. 無回答. 非所有. 男. 35‐7%. 21‐3%. 42.6%. 女 合 計. 37.6%. 234%. 36‐7%. 22.4%. 38.2% 40.3%. 合計(%) 回答者数. 0‐3% 0‐8%. 100.0% 100‐0%. 333. 0‐6%. 100‐0%. 705. 372. 回答者の約6割がワー プロを使える環境に ある. 学年別で見る と (表8) , 学年が進 行する につれて個人所有率 が増加 してい た‐ こ れは, レポー トや卒 論をワ ー プロ で 書 き た いと いう こ と或 いは 教員 にな っ た 時. に必要であるという意識から購入する者が. 表8‐ ワープロの所有率 (学年別). 個人所有 家形 麹所有. 非所有. 無回答. 1年生. 18.2%. 33.5%. 47.8%. 2年生. 30.3%. 23‐1%. 45‐6%. 3年生. 49.7%. 12.6%. 4年生. 58‐1%. 17‐7%. 37.2% 24.2%. 合 計. 36.7%. 22‐4%. 40‐3%. 0.5% 1‐0% 0.5% 0‐0% 0‐6%. 合計(%) 回答者数 100.0%. 203. 100.0% 100.0%. 195. 100‐0%. 124. 100‐0%. 705. 183. )で の 増 え る ため と思 わ れる‐ 前 回 の調 査1 表9. ワープ□によるレポー ト作成経 霊験率 (性別). ワ ー プロ 所 有 率 は31‐4% であ っ た. そ の 時. 経験あり 経験なし. の対象学年は3年生であったので, 今回の. 男. 3年 生の データ ( 49‐7%) と比 較する と,. 女. 2年前と比べ約20%増加していることがわ. 合. 計. 無回答. 合計(%) 回答者数. 47‐1%. 50‐2%. 2‐7%. 100‐0%. 333. 45‐7%. 50‐8%. 3‐5%. 100.0%. 372. 46.4%. 50‐5%. 3.1%. 100‐0%. 705. か っ た. 今 の学 生 に と っ て ワ ー プロ で の文 表10 劉験率 (学年別) . ワープロによるレポー ト作成経. 書作成, 資料処理は 「あたり前のこと」 に. 経験あり 経験なし. なり つつ ある こ と が示さ れた. そ こで ワー. 1年生. プロ の 一 般 的な使 い 方 と して レポー トの作. 22‐7%. 74.4%. 2年生. 成 を 取り 上 げ, ワ ー プロ で レポー トを 書い. 3年生. 39‐0% 64.5%. 4年生. 合 計. た経験の有無を調べた (表9) ‐ 全体では. 無回答. 合計(%) 回答者数 100‐0% 100.0%. 203. 58‐5%. 3‐0% 2.6%. 31‐7% 26‐6%. 3.8% 3.2%. 100.0%. 183. 70.2%. 100.0%. 124. 46‐4%. 50‐5%. 3.1%. 100‐0%. 705. 195. 46.4% がワー プロ による レポー ト作成 経 験. を持ち,男女差はほとんど見られなかった‐ しかし, 学年別で見ると (表10 ), ワープ ロ による レポー ト作 成 経験 は1 年 生 が 2 2 ‐7%でと最も低く, 学年進行に伴なって. 表n. ワープロ使用頻度 (性別) いつも使用 時々使用 たまに使用 使用しない 合計(%) 回答者数. 男 女. 22.3%. 合 計. 38‐2%. 23‐6%. 15.9%. 100.0%. 17.6%. 42.9%. 22‐4%. 17‐1%. 100.0%. 170. 19‐9%. 4〇 ‐7%. 22‐9%. 16.5%. 100‐0%. 327. 157. 増 加 して 4 年生 で は70‐2% に達 した‐ 139.
(7) . 浅 川 哲 弥・本 間. 充. ワ ー プロ に よる レポー ト作成 経 験 を持つ. 表だ. ワープ□使用頻度 (学年別). 者 に対 し, ワ ー プロ の使用 頻 度 を調 査 した. ぃつも使用 時々使用 たまに使用 使用しか、 合計(%) 回答者数. 結 果 (表11) は, 「い つ も 使 用 す る」 と い う 者 は 全 体 の 約 2 割 で あ り, 男 女 と も 「と. 1年生. 1 7 ‐4% 1 4.5%. 2% 15 ‐ 43 4% .. 37 .0% 25 .0%. 4% 30 . 17 .1%. 10 0 .0%. 2年生. 0 10 .0%. 76. 3年生. 44.9%. 21.2%. 13.6%. 100‐0%. 118. き ど き 使 用 す る」 が 最 大 値 を 示 し た. 学 年. 20‐3%. 4年生. 1 2 ‐6% 16 .5%. 10 0 .0%. 87. 合 計. 46 ‐o% 40 ‐7%. 16 1% .. 別 で は, 学 年 が 上 が る に つ れ て, 「い つ も. 2 5 .3% 1 9 ‐9%. 10 0 ‐0%. 27 3. 「 使用 する」 , とき どき使用 する一 の 比率 が. 22 ‐9%. 46. ,臨リ ) 表, 3 . 手書きと比べたワープ□による文章の作成の早さ (. 上 昇 し, 「た ま に 使 用 す る」, 「ほ と ん ど 使 わ な い」 が 減 少 し て い っ た (表12 ).. 男 女. こ れ ら の 回 答 者 に 対 し て, ワ ー プ ロ に よ. 合. る文書の作成に要する時間を調査した (表. 計. じ. 無回答. 遅 ぃ. 合計(%) 回答者数. 早 ぃ. 同. 29 ‐9% 3 0 .0%. 27 4% ‐ 27 .1%. 4 2.0% 42 4% .. 0 .6% 0 .6%. 10 0 ‐0%. 157. 10 0 .0%. 170. 30‐0%. 27.2%. 42.2%. 0‐6%. 100‐0%. 327. 57.2%) は 「い つ 13 ). 全 体 で は, 「手 書 き よ り 早 い」 30‐0%, 「手 書 き と 同 じ」 27‐2% であ り, こ の 合計 ( 「 60‐6%) と ほ ぼ近 い値 とな っ た. ワ ー プロ に よる レポー も 使用 する」 , とき どき 使用 する」 の比 率 の 合計 (. 「 ト作成経験を持つ者のうち42 .2%が 手書きより遅い」 状態であり, これらの者のワープロ使用頻度はより 低 いも の と思 わ れる.. ) また, ワープロによる文章作成の形態を調べたところ (表14 , 全体的に見るとほぼ6割のものがワープ ロ に向 か っ て最 初 か ら書き は じめ て いて, 下 書 きの 清 書 にワ ー プロ を使う 者 は37.6% と少 数であ っ た‐ ま た,. ) 学年別では, 学年が上の方が最初からワー プロ に向かって書 割まじめる比率が高かった (表15 ‐ 表15 . ワープロによる文章作成の形態 (学年別). 表14 . ワープ□による文章作成の形態 (性別) 最初から 男 女 合. 計. 清 書. 無回答. 68.8%. 31‐2%. 54‐7%. 43‐5%. 0‐0% 1.8%. 61‐5%. 37.6%. 0‐9%. 合計(%) 回答者数. 最初から. 無回答. 非所有. 無回答. 1年生. 52‐2%. 45.7%. 2‐2%. 100‐0%. 100‐0%. 170. 2年生. 60‐5%. 39.5%. 0.0%. 100.0%. 76. 100‐0%. 327. 3 年生. 39.0%. 118. 29.9%. 1.7% 0‐0%. 100‐0%. 4 年生. 59‐3% 7QI%. 合. 61.5%. 37‐6%. 0‐9%. 100‐0% 100.0%. 327. 計. 合計(%) 回答者数. 非所有. 所 有. 無回答. 17-7%. 82.0%. 0-3% ,. 100.0%. 333. 1年生. 7.9%. 91.6%. 女. 5.6%. 94‐1%. 0‐3% 0.3%. 100.0%. 372. 2年生. 14.4%. 85.6%. 705. 3年生. 9‐3%. 90‐2%. 4年生. 15‐3%. 合. 11.3%. 計. 884%. 11.3%. 46. 87. 表17 . パソコンの所有率 (学年別). 男. 合. 合計(%) 回答者数 口. 157. 表16 . パソコンの所有率 (性別) 所 有. 清 書. 100.0%. 100.0%. 計. 合計(%) 回答者数. 0‐5% 0.0%. 100.0%. 203. 100.0%. 195. 100‐0% 100.0%. 183. 84.7%. 0.5% 0.0%. 88‐4%. 0.3%. 100‐0%. 705. 124. 表18 . パソコンの使用用途 (性別) ワ ー プロ. データベース. データ処理 グラフツ ヅクス. 男 女. 54‐2%. 16.9%. 25‐4%. 13.6%. 81‐0% 61.3%. 9‐5% 15.0%. 33‐3%. 合 計. 27.5%. 音 楽. ゲーム. 14‐3%. 6‐8% 0.0%. 64.4% 57.1%. 13‐8%. 5‐0%. 62‐5%. その他. 無回答. データ数 回答者数 121. 59. 13.6%. 10.2%. 4.8% 11.3%. 4‐8%. 43. 21. 8‐8%. 80. 164. (複数回答のため比率は回答者数に対する百分率として表している‐). 5. パソコンの所有率とその使用状況 ま ) パ ソコンの所有者む ま回答者全体の11 .7%に対し, 女子 . 男女別で0 ‐3%であっ た (表16 , 男子学生が17 ) ま2年生と4年生の所有率が高かった (表17 ま5‐6%と大きな差が見られた‐ 学年別で0 学生; . 3年生を対象 )でる まわ ずか であ っ た‐ ま所 有率 の上 昇む ま10‐3% であ っ たの で, パ ソ コ ン につ いて0 と した2 年前 の前 回の調 査1 140.
(8) . 教員養成大学学生に対するコンピュータに関する調査. ロ. 表19 . パソコンの使用時間 (性別) 男. 0.5hr未 満 44‐1%. 0‐5‐lhr 0.0%. 女. 47.6%. 0.0% 0‐0%. 合. 計. 45‐0%. 2br以 上. l‐5‐2hr. l-1‐5hr. 100‐0. 59. 33‐3%. 37‐3% 19‐0%. 100.0. 21. 22‐5%. 0‐0%. 32‐5%. 100‐0. 80. 「 パ ソ コ ンの 使 用 目 的 は, 「ゲー ム」 , ワー. 表2 0 . パソコン所有者のブ□グラミング可否 (性別). プ ロ」, 「デ ー タ 処 理」, 「グ ラ フ ィ ッ ク」, 「デ 男. 55.9%. ー プロ と して文 章 を作成 したり, ゲーム に利. 女. 14‐3% 45‐0%. 合・ 計. ) 用 していた (表18 ‐ この結果も前回の調査. 1.7%. 100.0. 59. 9.5% 3.8%. 100.0. 21. 100‐0. 80. 合計(%) 回答者数. 無回答. 男. 83.1%. 15.3%. 1‐7%. 100‐0. 59. 女. 71‐4%. 19.0%. 100.0. 21. 80.0%. 16.3%. 9‐5% 3.8%. 100‐0. 80. 合. 計. 情報機器であるが, パソコン所有者でプログ. 表2 2 . 日本語の入力方法 (性別). ラミ ン グが できる 者 は, 所 有 者全 体の45‐0%. ローマ字入力 かな入力. ) であ っ た (表20 ‐ また, 性別では男子学生. 70‐1%. 男. 55‐9%, 女 子学 生14.3% と プロ グラ ミ ン グが. 女 合. 計. た (表20 ) .. 無回答. 合計(%) 回答者数. 25‐9%. 4.1%. 100‐0%. 197. 71‐5%. 25‐2%. 3‐3%. 100‐0%. 214. 70‐8%. 255%. 3‐6%. 100.0%. 411. 表23 . キーボー ドの操作方法 (性別). プロ グラミ ン グが できる よう にな りた い と 答え たパ ソ コ ン所 有 者 は全 体の80‐0% であ っ. た (表2 1 ) ‐ 男女別では, この質問に対して. 51‐3%. なりたい なりたくない. )‐ パ ソ コ 2 時 間 以 上」 使 用 して い た (表19. できる者の比率は圧倒的に男子学生が高かっ. 42‐4% ′ 76 之%. 表2 1 . ブ□グラミングができるようになりたいかどうか (性別). 分以 内」 が,45.0% である が, その他 は,「1,. ンは プロ グラム によ っ て独 自の 処 理 が可 能な. 合計(%) 回答者数. 無回答. できない. できる. ータ ベ ース」 な どであ り, 約 半 数以 上 が, ワ. )と 同 じで あ っ た 使用 時 間 は 一 日 「30 結 果1 .. 回答者数. 合計(%). 0.Q% 0‐0%. 18‐6%. 合計(%) 回答者数. 片 手. 両 手 -ブラインドタッチ 無回答. 男. 12.7%. 女. 8‐4%. 75.1% 79.0%. 8.1% 10‐7%. 4.1% 1‐9%. 100‐0% 100‐0%. 214. 10‐5%. 77.1%. 9‐5%. 2‐9%. 100.0%. 411. 合. 計. 197. も 女 子 学生 の比 率 は71.4% と男 子 学 生83‐1% 4 表2 . キーボー ドの操作方法 (学年別). を下回っていたが, 女子学生もその多くがプ ロ グラミ ン グにつ い て の 関心 がある こと が 明 ら か である‐. 片. 20.5%. 67‐5%. 9‐6%. 2‐4%. 100.0%. 203. 16‐8%. 74‐8%. 7.5%. 100‐0%. 195. 3年 生. 3.3% 4‐0% 10‐5%. 82‐0%. 11.5%. 0‐9% 3.3%. 9‐1% 9‐5%. 5‐1% 2‐9%. 100‐0% 100.0%. 183. 81.8%. 100‐0%. 705. 合. 計. パソコン ワープロ. 字 入力」が70.8% を しめ,「カ ナ入力」は25‐5%. であり, 男女の差もなかった (表22 ) ‐ また, 合. 男. 49‐5%. 42‐0%. 女. 38‐7% 43‐8%. 計. 手」 で 操 作 し, 「ブライ ン ドタ ッ チ」 が で き. ) 操作をする者の割合が減少していた (表24 . この様に, 効率的なキーボー ドの操作法の定 着が進行している.. 77.1%. 124. 表2 5 . 購入希望機種 (性別). 語の入力方法を調べた. 全体的には 「ローマ. ) る者も約1割存在 した (表23 ‐ また, 学年 別では学年が進行するにつれて, 片手でキー. 合計(%) 回答者数. 2年生. ワ ー プロ, パ ソコ ンの 所有 者 に対 し, 日 本. ほと ん ど (約90%) の者 がキー ボー ドを 「両. 両 手 ブラインドタッチ 無回答. 1年生. 4年 生. 6. キー ボー ドの 操 作 と入力 方 法. 手. 無回答. 合計(%) 回答者数 100-0% 100‐0%. 333. 55.6%. 8.4% 5‐6%. 49.2%. 7‐0%. 100‐0%. 705. 372. 表26 . 購入希望機種 (学年別) パソコン ワープロ. 無回答. 合計(%) 回答者数. 1年生. 41‐4%. 49‐8%. 8.9%. 100‐0%. 203. 2年生. 34.4%. 58‐5%. 7 ‐2%. 100‐0%. 195. 3年生. 53‐0%. 42.6%. 4.4%. 100.0%. 183. 4年生. 49‐2%. 43‐5%. 100‐0%. 124. 合. 43‐8%. 49‐2%. 7‐3% 7.0%. 100.0%. 705. 計. 141.
(9) . 浅 川 哲 弥・本 間. 充. 一般的にはローマ字入力の方が楽であ‐ るとされ, 初心者に勧められている‐ その理由は覚えるキーの数が ア ル フ ァ ベ ッ トの 数 だ けである の で, 少 ない ため とさ れて いる. しか しカ ナ をロー マ字 で 表記する ため に は, a,e,i ,o,u の5 つ の キー を ひ ん ぱん に押 す こ と にな り, カ ナ 入力 と比 べ て, 文 字 の 入力 の 際 にス トロ ーク. 数が増える‐ 究極的には当然ながら英文はアルファベッ トで, 日本文はカナで入力することが最も効率的で あろう. コ ン ピ ュ ー タ 上 で 文 書 を作 成 する ため の 「ワ ー ドプロ セ ッ サ ー (ワ ー プロ)」 は文 章 を 書く 手段 と して 革. 新的な機能を持っている. それは文章をコピーしたり, 移動したり, また, 後から自由に修正したりするこ とができ, 清書がいらないことによる‐ ワープロ出現以前の文章作成は, まず内容をよく検討し, 下書きを しつつ全体の構成を得て初めて, 文章を書きはじめるという形態を取っていた. 一気に書き上げるというこ とは, 周到な用意があって初めて可能になることであっ た‐ ワープロ出現以降は, その自由さにより, 考え たことをメモ代わりにどんどん入力 していき, その中から議論をまとめ, 章建てをし, 全体を構成していく ことが可能になっ た‐ そして, 一部の手直しのため, 全体をもう一度清書するという手間が, いらなくなり, 思い切って どんどん直すことも可能になった‐ この方法は, 卒論など構成の長いものの作成に特に効率的で ある. 現在の4年生で卒論をワープロで作成する者が非常に増えてきているのは, 単に仕上がりや見栄えが いい ばかりが主な要因ではないと思われる‐ 事実この調査においても, 最初からワープロに向かって書きは じめる 比率 が高 い こ と は, この ワ ー プロ の特 性を 充分 認識 して いる ため と考 え ら れる‐ しか し, この 様 な ワ ー プロ の使 い 方 をする た め には, クリ ア しな け れ ばな らな いハ ー ドルが塔 在 する. そ. れは, キーボー ド操作である‐ 少なくとも手書きの速度と同じか, それ以上の速度で文章を入力できなけれ ば, 思考がとぎれてしまう‐ また, ワープロの変換効率もあまり悪すぎるとダメである‐ 入力と仮名漢字変 換がほとんど無意識で行われると最も良い. 従って, ある程度のブラインドタッチができなけれ ば, ワープ ロは単なる清書マシンとしての機能しか発揮できない. 今回の調査でも入力が手書きよりも早いという者と いつ も ワ ー プロ を使う 者, 最初 か らワー プロ を使う 者, ブライ ン ドタ ッ チ ができる 者 の 間の相 関 は高 い.. 7. ワ ー プロ, パ ソコ ンの購 入希望 今 回の調 査 では, 現在 「ワ ー プロ を買 い たい」 と いう 者 が, 全 体 で49‐2%,「パ ソコ ンを買 いた い」 が43.8%. ) 5 であった (表2 . 男女別では男子学生の方がワープロよりパソコンの購入を希望しているのに対し, 女子 ) 5 学生はワープロの購入希望が高かっ た (表2 ‐ 学年別では3年生以上の高学年ではパ ソコンの購入希望が 「 ) 高いのに対し, 低学年ではワープロの購入希望が高かっ た (表26 . その理由として 汎用性」 をあげてい 7 ) が, 女子学生では 「安い」 という理由が男子学生よりも4ポイントほど るのは男子学生に多かった (表2 高く, 女子学生の経済優先の感覚がう かがわれる‐ パソコンは, 「ゲーム」 を除くと文章の作成即ちワープ ). つ ま り, ワ ー プロ とパ ソ コ ン は 同列 に考 え ロ と して の使用 が 非常 に大 き い ウ ェ イ トを 占め て い た (表18 ら れてお り,パ ソコ ン は プロ グラム によ っ て いろ いろ な処 理 ができる 機械 である という 認識 がう す れている. 現在 の ワ ー プロ専用 機 でも 住所 録, グラ フィ ッ ク な どが付 加 さ れてセー ルス ポイ ン トとな っ て いる ことを 考 える とき, ワー プロ とパ ソコ ンの 本来 の機 能 の境 界 は隣 昧 にな っ ている とい える. 表2 7 . 購入希望機種選択の理由 (性別) 安 価 男 女 合. 142. 計. 汎用性. 専用機. 字がきれい. カラー. その他. 無回答. 合計(%) 回答者数. 14‐7%. 10‐5%. 100.0%. 333. 5.4%. 2.7% 2‐2%. 22.3%. 8.3%. 100.0%. 372. 5.1%. 2‐4%. 18.7%. 9.4%. 100.0%. 705. 16‐2% 20‐2%. 36.3%. 14‐7%. 4.8%. 26.6%. 15‐1%. 18 ‐3%. 31‐2%. 14.9%.
(10) . 教員養成大学学生に対するコンピュータに関する調査 亘. 8‐ 大学 入 学以前 の コ ン ピ ュ ー タ を 使 っ た授. ,圏リ ) 表2 8 ‐ 大学入学以前のコンピュータを使った授業体験 (. 業体験. 、 体験した して 略し. 全 体 で は, 回 答 者 の10.2% が 大 学 入 学 以 前. 男 女. に コ ン ピュ ー タ を 使 っ た 授 業 を 体 験 して い た. 合. 計. 無回答. 合計(%) 回答者数. 9 ‐6% 10 ‐8%. 90 4% ‐ 89 o .%. 0 ‐0% o .3%. 00 1 .0% 1 00 .o%. 7 2 3. IQ2%. 89‐6%. 0.1%. 100‐0%. 705. (表28 ) .4% ‐ 学年別では4年生で体験率が2. -. 3 3 3. ) 表2 9 . 大学入学以前のコンピュータを使った授業体験(率翻り. である の に対 し, 1 年生 で は16‐3% と 6 倍以. 体験した してぃなぃ. 上 高 い (表29 )‐ 学 校 別 で は, よ く コ ン ビ ュ. 無回答. 合計(%) 回答者数. 1年生. 83.7%. 0‐0%. 100‐0%. 203. 一 夕 を使っ た授 業 が開 かれてい た と 答え た者. 16‐3%. 2年生. o ‐5% 0 ‐0%. 1 95. 3年生. 89 .7% 90 ‐7%. 1 00 0% ‐. は, 中 学 校 で の2‐8% に 対 し, 高 等 学 校 で は. 9 ‐7% 9 .3%. 1 00 0% ‐. 1 83. 2 .4%. 97 .6%. o .o%. 100 .o%. ・2 4. 102%. 89.6%. 0‐1%. 100‐0%. 705. 4年生. 12.5% と 多 か っ た (表30). 学 年 別 に 見 る (表. 合. 計. 1 ) と中学校で体験したとの回答者のうち, 3. 表3 0 . 中学校, 高等学校でのコンピュータを利用した授業の頻度. 中学校 でよ く コ ン ピ ュ ー タ を使 っ た授 業 が開. ※あった たまも こ なかった 無回答 合計(%) 回答者数. か れて い た と 答 えた 者 は1年 生 に限ら れてい. 中学 校. た‐ 逆 に ほ と ん ど 開 か れ て い な か っ た と 回 答. 2‐8%. 225%. 69‐0%. 5‐6%. 100‐0%. 71. 高等学校 ・2 .5%. 12 ‐5%. 47 .2%. 4 ‐2%. 0 10 ‐0%. 7 2. する者の比率は学年進行 ととも に増 えてい 表3 1 . 中学校でのコンピュータを利用した授業の頻度 (学年別). た‐ 高 等 学 校 で は, コ ン ピ ュ ータ を使 っ た授 業 が 「よく 開か れて い た」, 「たま に開 か れて. 1年生. 6‐1%. 33‐3%. 54‐5%. 6‐1%. 100‐0%. 33. い た」 を 合 計 す る と 回 答 者 の 半 数 近 く の 比 率. 2年生. 0 .0%. 27 ‐8%. 6 6 ‐7%. 5 ‐6%. 10 0 ‐0%. 18. 2 ‐8%. 2 2.5%. 6 9 .0%. 5 .6%. 10 0 .0%. 71. よくあった たまに なかった 無回答 合計(%) 回答者数. 輩室 8 8 諺 8 憲 二;獅: 8 琵 繋駕憂 1 ; : :. を占めた ‐佐藤による調轡)では ,約半数弱 が 体 験 し て い る こ と が 報 告 さ れ て い る‐. 合 計. 主 に どの よう な 科 目 でコ ン ピュ ー タ を使 っ. た授業を体験したかについて (表32 ) は中学校でも高等学校でも 「英語」 が多いが, 中学校では以下 「数学」 , 「理科 「そ の他」 の順 高 等 学 校 で は 「数学」 「理 科」 「そ の他」 の 順 であ っ た 文系 の 科目 で は 「社 会」 」 . , , , ,. での利用が高等学校でわずかに見られるが, 「国語」 では中学校, 高等学校においても皆無であっ た. これ はコンピュータの主要な利用用途が文章作成であることを考えると少し奇異な感じがする‐ 現在の国語教育 は文章作成よりも解釈, 鑑賞という面に重きをおいているということであろうか. 表32 . 中学校, 高等学校で受けたのコンビュータを利用した授業の主な科目 国 語 中学校. 高等学校. 0‐0% 0‐0%. 数 学 5‐9% 18‐2%. 理 科 11‐8% 14.5%. 社 会 0‐0% 1.8%. 英 語. その他. あ る 女 合. 計. な い. 39‐0% 40.9%. 6QI%. 40‐0%. 無回答. 合計(%) 回答者数. 17‐6%. 38‐2%. 100‐0%. 34. 23.6%. 23‐6%. 20‐0%. 100‐0%. 55. 表34 . CA1という用語の既闇率 (学年別). 表3 3 . CA1という用語の既間率 (性別) 男. 無回答. 26.5%. 合計(%) 回答者数. あ る. な い. 合計(%) 回答者数 回答 100.0% 100‐0%. 203. 57‐9% 52.5%. 0.5%. 100‐0%. 183. 0.0% 0.4%. 100.0%. 124. 100‐0%. 705. 100‐0%. 333. 1年生. 17‐2%. 81‐8%. 59‐1%. 100‐0%. 372. 2年生. 42‐1%. 59‐6%. 0‐4%. 100‐0%. 705. 3年生. 47‐0%. 4年生. 63‐7%. 36‐3%. 合. 4QO%. 59‐6%. 計. 無回答 1.0% 0.0%. 0.9% 0‐0%. 195. 9. CA1 , CMIに つ い て. CA1 と いう 用 語 につ い て, 「聞 い た こ と がある」 と 答 え た 者 は 全 体 で40‐0%で あ り, 男 女 差 は ほ と ん どな か っ た (表33 ). 学 年別 では, 「聞い た こ と がある」 者 の比 率 は学年 進 行 に伴 っ て増 加 し, 1年 生 の17‐2% か 143.
(11) . 浅 川 哲 弥・本 間. 充. 表3 5 . CAIの定義の正答率 (性別). 合. 3. 39‐3%. 48.1%. 3.6% 3.0%. 49.9%. 3‐1%. 3.3%. 52.0%. 女 計. 無回答. 2 2‐1% 4‐0%. ① 男. 4. 合計(%) 回答者数 100.0%. 333. 43‐3%. 3.0% 1‐6%. 100.0%. 372. ,41‐4%. 2.3%. 100.0%. 705. 表3 6 . CAIの定義の正答率 (学年別) 2. 3 ▼. 2年生. 40‐4% 49.2%. 3.9% 1.0%. 4.4% 15%. 48.3% 46.2%. 3年生. 50‐8%. 4年生. 65.3%. 6.0% 0.8%. 3.3% 4‐0%. 37‐2% 29‐0%. 合. 49‐9%. 3.1%. 3‐3%. 41.4%. ① 1 年生. 計. 3‐0%. あ る 女 計. 合. な い. 無回答. 9‐0% 124%. 90‐4%. 0.6%. 87‐4%. 10‐8%. 88‐8%. 0.3% 0‐4%. 203. 2‐1% 100.0% 2 7% 100‐0% . 100.0% 0‐8%. 195. 100.0%. 705. 183 124. 表38 . CM1という用語の既聞率 (学年別) な い. あ る. 合計(%) 回答者数. 無回答. 100.0% 100‐0%. 333. 1 年生. 2.0%. 97.5%. 0‐5%. 372. 2 年生. 7.7%. 100.0%. 705. 3 年生. 13.7%. 91‐8% 85‐8%. 0.5% 0.5%. 4年生. 25‐8%. 74‐2%. 合. 10.8%. 88‐8%. 0.0% 0.4%. 計. ). ら,4 年 生 で は63.7% に達 してい た(表34. ら な い」と す る 者 が 全 体 で41‐4% あ っ た が, 回 答 者 の 約 半 数 (49‐9%) が 正 し い 解 答 を. ① 男・. 1 9 .5%. 女 合. 計. ) していた (表3 5 . 学年別ではやはり学年. に 対 し, 用 語 の 意 味 の 正 答 率 が 上 回 っ て い る が, こ れ は 3 択 の 設 問 に よ る た め で あ ろ 、. CMI に つ い て は, 用 語 と し て 「聞 い た. 回答者数. 1.0% 0.0%. 203. 0.5% 0‐0%. 183. 0姿%. 705. 195. 124. 2. 3. 4. 無回答 合計(%) 回答者数 4 .8% 100 ‐0% 1 .0% .9% 100. 33 3. 13 .2%. 4.2% 18 3 ‐3% 5 ‐2% 9% 3 .5% 62 . .5% 18. 16‐2%. 3.8% 18.4% 58.3%. 3‐3% 100.0%. 705. 進 行 に 伴 い, 正 答 率 が 増 加 し て い た (表 36 ). 「聞い たこ と があ る」 という 者 の比率. 無回答. ,湖リ ) 表3 9 . CM-の定義の正答率 (. CA, と い う 用 語 の 定 義 に つ い て は, 「わ か. っ.. 回答者数. 100‐0%. 2‐3%. 表37 ‐ CM1という用語の既間率 (性別) 男. 合 計. 無回答. 4. ①. 2 37. 0 表4 . CMIの定義の正答率 (学年別) 無回答 合計(%) 回答者数 3 4 2. 1年生. 11 .8%. 4 9 .4% 1 .2% 61 .1%. 4% 10 3 0 . .0%. 2年生. 14‐9%. 4‐1% 14‐9% 63‐1%. 3‐1% 100‐0%. 195. 3年生. 5.3% 1. 2 ‐7% .9% 55 ‐7% 21. 4% 10 0 4. .0%. 18 3. 4年生. 26.6% 16.2%. 4.0% 17.7% 50.0% 3.8% 18.4% 58.3%. 1.6% 100.0% 3‐3% 100‐0%. 124. 合. 計. 20 3. 705. 5 ) ことがある」者の比率は10 ‐8% .8%と非常に低く(表37 ,学年別では学年進行ととも に増加して4年生では2 )‐ CM1 とい う 用 語の 定義 につ い て は, 「わ か らな い」 であ る が, 1 年 生 で は2.0% と極端 に低 か っ た (表38. ) 6.2%が正しい解答をしていた (表39 とする者が58 ‐ 学年別ではやはり .3%と圧倒的であるが, 回答者の1 ) 学年進行に伴い, 正答率が増加していた (表40 . 10 . 学校 教育 にお ける コ ン ピ ュ ー タ の利 用 につ いて 「学 校 教育 にお いて コ ン ピ ュ ー タ を使う こと は有効 な 手段 で ある か」 との質 問 に対 し 全 体で は56.0%の ,. 1 ) が, 「わからない」 と回答する者 回答者が有効性を認めており, 認めない者は7 .2%と少数であった (表4 も36 ‐2%いた. 学年別ではコンピュータ利用の有効性を認める者の比率は高学年の方が増している傾向が見 「 られた (表42 ) . また, 将来学校教育の現場でコンピュータ利用が普及するか」 という問いに対しては全体 ) の882%が 「普及する」 と回答していた (表43 ‐ 「コ ン ピ ュ ー タ を 使 え る こ と が 教 師の 資 質 と して 必 要 か どう か」 で は 全 体 で 「ぜ ひ必 要」 13.5% , , ,. 「 「使えた方がよい」72.8%と 合わせて約8 ) 5%の者が教師の必要な資質として認識していた (表44 . 使え , 144.
(12) . 教員養成大学学生に対するコンピュータに関する調査. なくても良い」 とする者の比率は男子学生. 表4 1 “ 学校教育におけるコンピュータの利用の有効性 (性別). の方 が高 か っ た. ま た, 学年別 に見る と,. 合計(%) 回答者数. 有効だ 有効ではない わからない 無回答. 学年進行と供に 「ぜひ必要」 とする比率が 「 増 え て い き, 「使 え た 方 が よ い」 , 使 えな. 男 女. 58.9%. 合 計. 535%. 6‐6% 7‐8%. 34‐2% 37.9%. 56.0%. 7‐2%. 36‐2%. 0-3% 0‐8% 0.6%. 100‐0% 100‐0% 100‐0%. 333 372 705. く ても 良い」 の比 率 が, とも に減少 してい 表42 . 学校教育におけるコンピュータの利用の有効性 (学年別). た (表45 )‐ こ の こ と は, コ ン ピ ュ ー タ を. 有効だ 有効ではない わからない 無回答. 使えるということが教師の資質として必要 であるという認識が学年が進むと強まるこ とを示している. 3年生を対象とした2年 )で は 「必 要 だ が35 4% 「で 前 の 調 査1 」 ‐ ,. 合計(%) 回答者数. ユー○% 0 ‐0%. 100‐0%. 203. 7‐2%. 41‐4% 34.4%. 100‐0%. 195. 3年生. 56.8%. 3‐8%. 38‐3%. 100‐0%. 183. 4年生. 65.3%. 27.4%. 100‐0%. 124. 合 計. 56.0%. 7‐3% 7‐2%. 1‐1% 0.0%. 36.2%. 0.6%. 100‐0%. 705. 1年生. 47.3%. 10‐3%. 2年生. 58.5%. き た方 がよ い」 が61.1% であ っ た. 今 回で は 「ぜ ひ必 要」 の比 率 が20% ほ ど減 少 して. 表4 3 . 教育おけるコンピュータ利用の普及 (性別) 合計(%) 回答者数. 普及する 普及しない わからない 無回答. いる点が特徴的である.. 男. 88‐6%. 女. 87‐9%. 2‐1% 1‐3%. 合 計. 88.2%. 1‐7%. 教 師 と して コ ン ピ ュ ー タ につ いて どのく. らいの習熟度が必要かという点では,2「市. 100‐0% 100‐0%. 333. 10‐2%. 0‐0% 0‐5%. 9.8%. 0.3%. 100‐0%. 705. 9‐3%. 372. 表44 . コンビュー夕の使用能力が教師として必要な資質であるとの認識 (性別). ぜひ必要 で 語 衣 妄 龍 i 不必要 わからない 合計(%) 回答者数 男. 女 合. 計. 16‐5% 10.8%. 64.0% 80.6%. 11‐4% 4‐3%. 0‐6% 0‐8%. 13.5%. 72.8%. 7‐7%. 0‐7%. 7‐5% 3‐5% 5.4%. 100‐0% 100‐0%. 333. 100‐0%. 705. 372. 表4 5 . コンピュータの使用能力が教師として必要な資質であるとの認識 (学年別). ト (%) 回答者数 ぜひ必要 で 語 衣 妄 譲i 不必要 わからない 合計 1年生 2年生 3年生 4年生 合, 計. 6‐9% 12‐3% 18‐0%. 74‐4%. 10‐8% 8.2%. 0.5% 1.5% 0.0%. 69‐4%. 5.5% 4‐8%. 19‐4% 13‐5%. 72‐8%. 7‐7%. 73‐3% 72‐7%. 販のソフトを抵抗なく利用 できる」 28‐8%, 4 「教 材 作 成 が で き る く ら い の プ ロ グ ラ ミ ン グ 知 識 を 持 つ」 30.4%. )‐ にそ れ ぞれ ピーク が見 ら れた (表46. ,. 0.8% 0‐7%. 100‐0% 100‐0%. 203. 183. 5‐6%. 100‐0% 100‐0%. 5.4%. 100‐0%. 705. 7‐4% 4‐6% 3‐8%. 195. 124. 表46 . 教師に必要なコンピュータの習熟度 (性別) 無回答 合計(%) 回答者数 2 、 3 4 5. 男. 10 1‐5% 18 4‐3% 12 ‐8% 3 ‐9% 2 ‐3%. 2 ‐1%. 100 ‐0%. 3 33. 女. 1 0 5% 2 6 3% . .. 4.6% 3‐4%. 100.0%. 372. 100‐0%. 705. 合. 選択回答番号1から4に向かっ てより. 16.1% 35.8% 計 10.6% 28.8% 174% 30‐4%. 6.7% 9‐4%. 表4 7 . 教師に必要なコンピュータの習熟度 (学年別). 高 い習 熟度 を示す と考 える が, 回答 者 1. の 要 求 レベ ル はこ れらの2つ の段 階 に 1 年生. 2. 3. 4. 5. 無回答 合計(%) 回答者数 2‐5%. 100‐0%. 203. 分 か れ て い る‐ 学 年 別 で 見 る と (表47). 2年生 .o 4% 33 ‐3% 26 .7% 16 . ‐8%. 8 ‐7%. 4 ‐1%. 0 10 ‐0%. 1 9 5. 2 「市 販の ソ フ トを抵 抗なく 利用 でき. 3年生. 14.2% 30‐1% 17 ‐5% 25‐7%. 8‐2%. 4‐4%. 100.0%. 183. 4年生. 8 2.7% 1 4.5% 25 8% .9% 4 .. 5 .6%. 2 4% .. 10 0 .0%. 12 4. 計 10.6% 28.8% 17.4% 30.4%. 94%. 34%. 100‐0%. 705. る」 を あ げ る 者 は 学 年 進 行 に 伴 い 増 加. するが, 逆に4 「教材作成ができるく. 合. 8‐9% 21‐2% 20‐2% 34‐0% 13.3%. らいの プロ グラミ ン グ知 識 を持つ」 は減 少 して いる‐ この こ と は, あ ま り コ ン ピ ュ ー タ に関する 知 識 の ない. 低学年では, 要求が高度で理想が高いことを示しているが, 高学年ではより現実的になっていると言える. 145.
(13) . 浅 川 哲. 弥・本 間. 充. 教 師 にな っ た とき コ ン ピ ュ ータ を授 業 で使 い た いと 思う か どう か につ いて は, 全体 で58‐3% の 回 答者 が 「場. 合に応じて使う」 としている (表4 8 ) . コン ピュータの有効性をどんな状況でも認めるのではなく, コン ピ )でも ュ ー タ を用 いる と効 果 的な場 合 にか ぎり用 いる という 姿 勢 を 取 っ ている こ と が示 さ れた. 佐 藤 の 報告4 ,. 「前向きに考える」 が60%であり 情報化への対応を身近なものとして受けとめ 対処しようとしていると , , 指摘 している‐ 表48 . 教師になったときのコンピュータを利用する姿勢 (性別) 積極的に 場合に応じて したくない 必要なし ゎからない 男 女 合. 計. 無回答. 6‐3% 1‐9%. 62‐3%. 12.3% 12.9%. 6.0% 6‐5%. 12‐0%. 54‐6%. 23‐9%. 0‐9% 0.3%. 4‐0%. 58‐3%. 12.6%. 6‐2%. 18‐3%. 0.6%. 合計(%) 回答者数 100-0%. 333. 100.0% 100.0%. 372 705. 表49 . 教師になったときのコンピュータを利用する姿勢 (学年別) 積極的に 場合に応じて したくない 必要なし わからない. 無回答. 合計(%) 回答者数. 1年生. 3‐4%. 52‐7%. 15‐3%. 7.4%. 20‐7%. 0.5%. 100.0%. 2年生. 3‐6%. 57‐4%. 12‐8%. 11.3%. 14.9%. 100.0%. 195. 3年生. 3.3%. 61‐2%. 12‐0%. 3‐3%. 19‐7%. 0.0% 0‐5%. 183. 4年生. 65%. 64.5%. 4.0%. 58.3%. 0.8% 6.2%. 17.7%. 合 計. 8‐9% 12.6%. 100‐0% 100.0% 100.0%. 705. 18‐3%. 1.6% 0‐6%. 203. 124. 表50 . コンピュータを授業に利用したい分野 (性別) ドリ ル シミュレーション ケ ンサ ク. ゲー ム. ワ ー プロ グラフィクス. カイセッシドゥ ケイ ソク. 男 女. 19.9%. 34‐7%. 33‐6%. 28‐0%. 29.3%. 12.9%. 10 .8%. 合 計. 23‐5%. 38.2%. 33.0%. 28.8%. 30.1%. 16‐6%. 13.9%. 27‐6%. 42.0%. その他 無回答 回答者数 回答数 3‐6%. 333. 11.6%. 1‐8% 1.6%. 8.3%. 372. 709. 16‐3%. 1.7%. 6‐1%. 705. 1468. 32‐4%. 29.7%. 30.9%. 20‐7%. 17 ‐4%. 21‐6%. 759. )で は こ れ に対 し 「使 い たく な い」 12‐6%, 「必 要 ない」 6.2%の存 在 も 注目 す べ き点 であ る‐ 前 回の調 査1. 「使いたくない」 が97%であり コンピュータの利用に否定的な見解を持つ者の比率は今回の調査のほう ‐ , が高 か っ た‐ 「使 い たく な い」 とする 者 がい わ ゆる コ ン ピ ュ ー タ ア レル ギー な の か どう か はさ ら に詳 しい調 査 を しな い と わ か らな い. ま た, 「必 要 な い」 と 断定 す る 者 は, コ ン ピ ュ ー タ の利用 の 有 効 性 を議 論する 余. 地もなく闇雲に現在の教育機器の利用で十分であるとする保守的な態度, 新たな可能性に目をつぶる態度を 示 して いる よう で, 気 にな る 点 であ る‐ 「わ か らな い」 と する 者 の 比 率 も 前 回の13.7% よ り 多 い18‐3% であ. )‐ 学年 っ た‐ 性別では, 男子学生がより積極的であり, 女子学生では 「わからない」 が比較的多い (表48 「 「 別では学年進行に伴い, 「使いたくない」 , 必要ない」 が減少していき, 場合に応じて使う」 が増加する傾 )で も ). 佐 藤 の 報 告4 向 が 見 ら れ た (表49 , 学 年進 行 に伴 い 「前 向き に考 える」 が少 しづ つ 増 加 し て い る こ と か 指 摘 さ れ て い る. 学 年 進行 に伴う こ の意 識 の変 化 が有意 な も の であ. ,擬リ , 、ての知識の習得意欲 ( ) 表5 . コンピュータ, 情報処理につし , 合計(%) 回答者数 習得したぃ 習得したくない ゎからなし 男 女 合. 計. るかどうかははっ きり言えないが, この比率 の変 化 は学年 進行 につ れて コ ン ビ‐ ユ タ につ いての 経 験, 知 識 が増 える こ と によ り, コ ン ピ ュ ー タ に 対 す る 意 識 が 「特 殊 な も の」 か ら 「便 利 な 道 具 」 に 変 わ り, そ の 必 要 性 が 認 識 さ れ る た め で あ る と 思 わ れ る‐. 学校教育における利用したい分野について 146. 8 5 ‐0% 8 3 .3%. 1 4 ‐7% 1 4% 6 .. 0 ‐3%. 100 ‐0%. 3 33. o .3%. ・oo .o%. 2 37. 84‐1%. 15.6%. 0‐3%. 100‐0%. 705. 表5 2 . コンピュータ, 情報処理についての知識の習得意欲(学年別) 1 合計(%) 回答者数 習得したぃ 習得したくない ゎからなし 1年生. 7 7′ 8%. 2 1 .2%. , .o%. o ,o .0%. 2年 生. 81.5%. 18.5%. 0.0%. 100.0%. 195. 3年生. 9 0 ‐2%. 9 ‐8%. 0 ‐0%. 10 0 .0%. 1 83. 4年生. 8 9 .5% ,. 10 .5%. o .o%. Io o .o%. ,2 4. 15‐6%. 0.3%. 100.0%. 705. 合. 計. 84.1%. 20 3.
(14) . 教員養成大学学生に対するコンピュータに関する調査 D. 「 「 「 「 (表50 ), 「ドリ ル学習」 , グラ フィ ッ ク」 な どの 分野 に , ワ ー プロ」 , 情 報検索」 , シミ ュ レー シ ョ ン」 したい とす る 回答者 が多 か っ た.. 1 . コ ン ピ ュ ータ に関す る 知 識 の 要 求度, 内容 と知 識 の習 得 につ い て 「コ ン ピ ュ ー タ や 情 報 処 理の知 識 を得 た い」 と思 っ て いる 者 は全 体 の84‐1%に 達 し 男 女差 は ほと ん どな ,. 「 ) 1 (表5 1 ) .こ ‐ 学年別でも高学年ほ ど 知識を得たい」 としている比率は高くなる傾向が見られた (表52 らの 学生 は, コ ン ピ ュ ー タ や 情 報 処 理の 知 識 を, 「大 学」 にお い て, 或 い は 「独 学」 で得 た い と 考え て い ). ま た, 得 たい知 識 の 種類 の ベ ス ト3 は 「パ 比 率 が高く, つ い で 「短期 間の 講習」 を望 む者 がつ づ く (表53 )‐ 北 ソコ ンの 使 い 方」 71.5%, 「市 販 ソ フ トの 使用 法」 64‐6%, 「プロ グラミ ン グ」 55‐6% であ っ た (表54 道 教育 大 学・ 旭川 校 に対 して, 「要 求 したい 開設 科目の 内容」 は, 「得 たい 知識」 に示 さ れる よう に 「パ ン. 「 ) ンの使い方」 ‐ , 市販ソフトの使用法」 の要求度が高かった (表55 3 表5 . コンピュータ, 情報処理についての知識をどこで習得したいか (性別) (複数回答者がいた) 大 学. 合. 夜間専門学校. 独 学. 講習会. 無回答. 男. 41‐7%. 47‐3%. 32.9%. 1‐1% 2‐6%. 16.3%. 女. 38‐7%. 37.1%. 1.9%. 28.0%. 28‐4% 37‐4%. 計. 合計(%) 回答者数. 0-4% 1‐3%. 100‐0%. 283. 100‐0%. 310. 0‐8%. 100‐0%. 593. 無回答. 回答者数 回答数. 表54 . 得たい知識, 技能の具体的内容 (性別) パソコンの. プロ グラ. ソ フ トの. ミング. 使用法. 64-3%. 64‐3%. 60‐1%. 46.6%. 78‐1% 71.5%. 47‐7% 55‐6%. 68‐7% 64.6%. 32‐3% 39‐1%. 使用法 男 女 合. 計. デー タ. その他. 仕組み. ベース. 0‐4% 0.6%. 283. 16.1%. 2‐8% 1‐0%. 310. 758. 22‐8%. 1‐9%. 0.5%. 593. 1518. 30.0%. 760. 表5 5 . 教育大での開講を要望するコンピュータ, 情報処理についての授業の内容 (性別). パソコンの プ “ ミ 使用法 男 女 合. 計. ソ後 縦. 言;. 仕組み 情報処理. 54‐7%. 50.8%. 48.0%. 36.3%. 204%. 65.1%. 38.4% 44.3%. 53‐8%. 22‐8%. 51.1%. 29‐2%. 60‐1%. その他. 無回答 回答者数 回答数. I CA. CMI. 2L6% 14‐0%. 15‐6% 9‐4%. 3‐6% 1‐9%. 8‐1% 7‐5%. 333. 8.6%. 8.0% 13‐4%. 372. 874. 14.2%. 15.6%. 17‐6%. 12.3%. 2‐7%. 7‐8%. 705. 1797. 923. 今回の調査結果の要点 1 )今回の調査では情報機器使用経験率が, ファミコン, ワープロで非常 に高く, それらの所有率についても, 特 にワー プロ が個 人 所有, 家 族 所 有 を 合わ せる と全体 の60% に達 し, 4年 生 で は75% を超 え てい た‐ 従 っ て, こ れ らの 情 報機 器 がす で に常 に 身近 にある も の と な っ て いる こ と がわ か っ た. ワ ー プロ は学年 の進行. に伴い, 個人所有率が上昇していた‐ これは直接には卒業論文をワープロで書き上げることが主たる目的 であることがその理由であるが, さらに, 卒業後に教員として, 或いは他の職場で情報機器を扱う必要性 を認 識 して いる か らであ ろう‐ 2 )さ ら に汎用 の情 報機 器 である パ ソ コ ン につ い て は, 使用 経験 率 が全 体 で66.5% であ り, 前 回の調査ロ)よ り 20% ほ ど高く な っ て い た‐ 所有率 につ いて は前 回の調 査 と ほ ぼ同 じであ っ た‐ パ ソコ ンは 汎用 性 がある が, 真 っ 先 に パ ソコ ンを購 入す る という 傾 向はま だ少 なく, ま ず, 用 途 がは っ きり した ワ ー プロ, フ ァ ミ コ ン を購 入 して使 っ て か ら, その 後パ ソコ ンに移行 する と いう パ ター ンが多 い.. 3 )学年別のワープロによる文書作成経験率, ワープロ使用頻度, 文書作成の早さ, 文書作成の形態, キーボ ー ド操作 方 法等 を 考慮 する と, ワ ー プロ の普及 と その 操作 の 熟 練 によ り, ワ ー プロ が潜在 的 に持 っ ている 147.
(15) . 浅 川 哲. 弥・本 間. 充. 文書作成の機能を充分生かして文章を書く傾向が見られはじめた. 今後の文書作成方法に大きな変革をお こ すこ と になろう‐. )と比べ増加したが 中学校については新学習 ( 4 )中学, 高校におけるコンピュータ利用の授業は前回の調査1 , 指導要領の実施前なので, 体験率は10%ほどと低かっ た. 一年生で高等学校でのコンピュータ利用した授 業の体験率が高かっ た. 今後体験率は, 新学習指導要領の実施に伴い確実に増加すると思われる‐ ( 5 ) CA1 , CM1 と いう 言 葉 の既 聞率 は, CAIで は 全 体で40% であ っ た が, CMIは10% ほ どであ っ た. コ ン ピュ ータ利 用 の授 業 経験率 の低 さ か らも推 定さ れる が,コ ン ピ ュ ータ の 教育 へ の利 用 につ いて の知 識 が乏 しい. 6 ( )学 校教育 にお ける コ ン ピ ュ ー タの利 用 の有効 性や コ ン ピュ ー タの利用 の 普及 につ いて は, 全 体 で は55‐9% の 回答者 が有効 性 を認 め てお り, 88‐2% が 「普及 する」 と考 えて いる. この 様 に, 学生 の 情 報化 へ の対応. に対する必要性の認識が教師の資質としてコン ピュータの使用 ができることが望ま しい (ぜひ必要, 13.5%, でき た方 がよ い, 72.8%) と の 認識や, 教 師 にな っ たと き にコ ン ピュ ー タ を利 用 する (積極 的に, 4.0%, 場 合 に応 じて, 58.3%) と いう 回 答 に現 れ てい る‐ そ して, コ ン ピュ ータ, 情 報処 理 につ い て の. 知識の習得に非常に意欲的であり (全体の8 4 ‐1%がその知識を習得したいと している) , その比率は高学 年 の方 が高く, 切 実 である. ま た, 得 たい知 識 と して は, 現 実 的 に パ ソコ ンの使用 法, ソ フ トの使用 法 を. あげるものが多い. さらに大学でその知識を得たいと考える者の比率が高く, 大学に対する期待が大きい こ と が示 さ れて いる‐. 文. 献 浅川 哲弥, 北海道教育大学紀要 (第1部C)4 3( ) 0 2 1 1‐3 12 ) 199 ,3 ,( 3( 2 ) ) 浅川 哲弥, 北海道教育大学紀要 (第1部C)4 09 ‐ 223 199 2 ,2 ,( 浅川 哲弥, 北海道教育大学紀要 (第1部C)44 ( 1 ) ‐ 240 199 ) 3 , 225 ,( 3 ) ‐2 4 199 0 ) 佐藤 文子, 上越教育大学研究紀要, 9 ( 3 ,( , 223. 謝. 辞. アンケートデータの集計に際しては, 本学旭川校教育社会学研究室, 小内 透助教授作成のアンケート集計プログラムを使用させてい ただきました‐ ここに記して厚くお礼申し上げます‐. 148.
(16)
関連したドキュメント
仏像に対する知識は、これまでの学校教育では必
大学教員養成プログラム(PFFP)に関する動向として、名古屋大学では、高等教育研究センターの
英語の関学の伝統を継承するのが「子どもと英 語」です。初等教育における英語教育に対応でき
小学校学習指導要領総則第1の3において、「学校における体育・健康に関する指導は、児
学部生の頃、教育実習で当時東京で唯一手話を幼児期から用いていたろう学校に配
学部生の頃、教育実習で当時東京で唯一手話を幼児期から用いていたろう学校に配
を育成することを使命としており、その実現に向けて、すべての学生が卒業時に学部の区別なく共通に
を育成することを使命としており、その実現に向けて、すべての学生が卒業時に学部の区別なく共通に