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平成26年度入学者用奨学金案内(国内予約用)【一般ホームページ】

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目 次

ページ 第1部 日本学生支援機構の奨学金について ……… 2 Ⅰ.大学等予約奨学金について ……… 3 1.奨学金の種類と貸与期間 ……… 3 2.貸与金額と選択 ……… 4 3.保証制度 ……… 4 4.利率の算定方法 ……… 4 5.個人信用情報機関への登録 ……… 4 Ⅱ.予約奨学金の募集要項 ……… 5 1.募集時期 ……… 5 2.申込資格 ……… 5 3.申込基準 ……… 5 4.保証制度の選択 ……… 6 5.機関保証制度について ……… 7 6.利率の算定方法の選択 ……… 7 7.個人信用情報機関の利用と登録等についての同意 ……… 7∼8 Ⅲ.予約採用の申込み等の手順 ……… 9 1.予約採用の申込み手続き ……… 9 2.採用候補者に選ばれた人が実際に採用されるまでの手続き … 9∼10 Ⅳ.奨学生に採用され貸与を受けている間【貸与中】の注意事項 ………… 10 Ⅴ.貸与終了後の返還 ……… 10 第2部 予約の申込み・提出書類について ……… 11 Ⅰ.収入に関する証明書類 ……… 11 1.両親の就業形態と証明書提出が必要な方 ……… 11 2.現在の就業状況に応じた証明書類 ……… 11 3.収入証明書の提出一覧 ……… 12∼13 4.収入証明書の見方とスカラネット入力下書き用紙の記入の   しかた ……… 13∼15 Ⅱ.特別控除に関する証明書類 ……… 16 Ⅲ.スカラネットによる申込みについて ……… 17 1.スカラネット用ホームページへアクセス(接続) ………… 17∼18 2.申込入力項目の確認(訂正)から申込画面の終了まで ……… 19 Ⅳ.関係資料等 ……… 20 資料1 「所得連動返還型無利子奨学金」制度について ……… 20 資料2 スカラネット入力について ……… 21 資料3 入学時特別増額貸与奨学金について ……… 22 資料4 機関保証制度の仕組み ……… 23 資料5 機関保証制度の保証料(目安) ……… 24 資料6 機関保証制度の「保証委託約款」 ……… 25 資料7 第二種奨学金(入学時特別増額貸与奨学金を含む) の利率の算定方法 ……… 26 資料8 奨学金の返還(月賦返還の例) ……… 27 資料9 「確認書兼個人信用情報の取扱いに関する同意書」裏面 …… 28 様式1 年収見込証明書 ……… 29 様式2 単身赴任実費計算書 ……… 30 長期療養費計算書 記入例 ……… 31 様式3 長期療養費計算書 ……… 32 確認書兼個人信用情報の取扱いに関する同意書 記入例 …… 33 ◆ 確認書兼個人信用情報の取扱いに関する同意書 ……… 34 ◆ 「スカラネット入力下書き用紙」 17∼18ページの間に挟み込んでいます。 【申込情報の保護について】 申込みは、インターネットにより行います。  日本学生支援機構では、ネットワーク上での電子データ授受のセキュリティを確保するために「認証局」※(日本ベリサイン社)に加入し、 インターネットでの情報の漏洩や盗難については最新の「SSL」(セキュア・ソケット・レイヤー;暗号通信)方式を採用することによってセ キュリティ対策をとっています。 ※ 「認証局」ネットワーク上での通信相手が、本物であることを証明するためのデジタル証明書を発行する第三者機関で、デジタル情報に対して データそのものの正当性の確認や、持ち主や送り主の確認のために必要な機関です。 申込時に取得した情報は、奨学金貸与業務(返還業務を含む)のために利用されます。 この目的の適正な範囲内において、あなたの情報が、学校、金融機関、個人信用情報機関及び業務委託先に必要に応じて提供されます。 なお、行政機関及び公益法人等から奨学金の重複受給の防止等のために照会があった場合は、適正な範囲内においてあなたの情報が必要に応 じて提供されますが、その他の目的には利用されません。

奨学金申込みから採用・返還までの流れ

募集(機構▶学校▶学生)

申込み・書類提出(本人▶学校) 推薦(学校▶機構) 日本学生支援機構での選考 進学届提出(本人▶進学校) 採用の決定・通知(機構▶進学校▶本人) 返還誓約書の提出(本人▶進学校▶機構) 振込み 卒業(貸与終了) 返 還 「採用候補者決定通知」の交付(機構▶学校▶本人) この期間内に「国の教育ローン」(※)の申込み 入学時特別増額貸与奨学金の採用候補者のうち、採用候補者決定通知において、 「日本政策金融公庫の手続き必要」と通知された人のみ ※国の教育ローンは、日本政策金融公庫が融資するものです。 【重要】進学後すみやかに進学届を提出しない場合は採用 になりません。

(3)

日本学生支援機構の奨学金について

募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

204.875 mm

第1部

 日本学生支援機構(以下「機構」という)は、経済的理由により修学に困難がある優れた学 生等に対し、学資として奨学金を貸与します。機構の奨学金は貸与ですから、返還の義務があ り、必ず返還しなくてはなりません。返還は貸与終了後から始まります。返還が滞ると、法的 手続により返還が終わっていない全額と延滞金等を一括で返していただくことになります。  なお、返還中に病気・失業などで返還が困難になった場合は、状況に応じて割賦金額を減額 して返還期間を延長する制度や返還期限を猶予する制度等があります。  貸与を受けようとする人は、あなたの家庭の経済状況やあなたの人生・生活設計に基づき、 奨学金の貸与を受ける必要性、返還時の負担などを十分考慮し、学資として必要となる適切な 金額を選んで申し込んでください。  申込みに基づいて選考を行い、採用の可否を決定し、結果を在学する学校(出身校)から通 知します。 ●奨学金の貸与を申し込む機会は、次のとおりです。  

予約採用………進学する前に貸与を申し込みます。

 

在学採用………大学等進学後に貸与を申し込みます。

この冊子では、予約採用(進学する前の貸与申込み)について説明します。

 機構が貸与する奨学金には次の種類があります(3ページを参照)。  1.第一種奨学金(所得連動返還型無利子奨学金を含む)(無利子で貸与されます)  2.第二種奨学金(有利子で貸与されます)  3.入学時特別増額貸与奨学金(有利子で貸与されます)  機構の奨学金に申し込む際に知っておいて欲しい点を幾つか説明します。 ⑴ 奨学金は貸与です。「もらう」ものではなく「借りる」ものです。 ⑵ 奨学金の原資の大きな部分は過去の奨学生からの返還金です。奨学生が実際に貸 与を受ける奨学金でも返還金が大きな部分を占めます。奨学金は、世代間をつなぐ 支援の仕組みです。 ⑶ 奨学金の貸与を受ける(申込みをする)のは生徒本人です。保護者ではありません。 返還義務も本人にあります。 ⑷ 入学時特別増額貸与奨学金のみの申込みはできません。希望者は、必ず通常の第 一種または第二種奨学金の予約申込みとあわせて申し込みます。 ⑸ 予約採用の候補者に決定しても、まだ正式の採用ではありません。正式採用は、 大学等に進学後に所定の書類提出等の手続きをしてからです。 ⑹ 奨学金の送金は、大学等に入学し、進学届を提出した後です。入学時特別増額貸 与奨学金の送金も入学後です。入学前や入学後しばらくの間に必要となる資金は別 に手当てする必要があります。 ⑺ 進学先の学校(課程)が、奨学金の貸与対象外の場合がありますので注意してく ださい(3ページの(注1)・(注2)参照)。

(4)

募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

Ⅰ.大学等予約奨学金について (注1) 次の学校、課程は対象外です。 ・防衛大学校、防衛医科大学校、 気象大学校、海上保安大学校、 国立看護大学校、職業能力開 発大学校及び短期大学校等 ・大学・短期大学及び専修学校 の通信教育部・別科 ・大学の付属施設 ・放送大学・自治医科大学(医 学部) ・外国大学日本校(テンプル大 学ジャパン、レイクランド大 学ジャパンキャンパス、天津 中医薬大学中薬学院日本校等) ・高等学校の専攻科・別科 ・専修学校の高等課程(准看護 課程等) ・各種学校等 ・高等専門学校への編入学 (注2) 平成25年度入学者から、1年 課程の専修学校や学科も貸与対 象になりました。ただし、全て の専修学校専門課程の学校が、 機構の奨学金を取り扱っている ものではありません。取り扱い については進学を希望している 学校に、直接問い合わせてくだ さい。 (注3) 入学時特別増額貸与奨学金のみ の申込みはできません。 ※「日本政策金融公庫の手続き 必要」の記載がある人で機構が 求めている書類を提出しない人 は貸与対象となりませんので、 ご注意ください。仮に貸与が実 行されても書類が提出されてい ないことが判明した場合は、貸 与を取り消し、全額を速やかに 返還していただきます。  機構では、平成26年度に国内の大学、短期大学、専修学校専門課程に進学し、進学後に奨 学金の貸与を受けることを希望する人を対象に奨学金の予約募集をします。希望者は、この 冊子をよく読んで申し込んでください。

   奨学金の種類・貸与の方法・貸与期間

(1)奨学金の種類・貸与の方法・貸与期間  機構が貸与する奨学金の種類、貸与の方法及び貸与期間は、次のとおりです。       入学時特別増額貸与奨学金の対象者は、       「国の教育ローン」を利用できない人です。    入学時特別増額貸与奨学金は、日本政策金融公庫(以下「公庫」という)の「国 の教育ローン」を利用できない人を対象とした制度です。公庫の「国の教育ローン」 を利用できる人は、入学時特別増額貸与奨学金の対象にはなりません。  そのため、機構では、公庫の「国の教育ローン」を利用できる可能性のある人に ついては、採用候補者決定通知に「日本政策金融公庫の手続き必要」と記載し、公 庫の「国の教育ローン」を利用できなかったことを証する書類の提出を求めていま す(提出先は進学した学校です)。  採用候補者決定通知に「日本政策金融公庫の手続き必要」と記載がある人は、進 学届(入学後、進学した旨を届け出る手続き)提出時までに必ず保護者等が公庫へ 申込みをする必要があります。一方、採用候補者決定通知に「進学後の手続きによ り採用」と記載されている人は、公庫の「国の教育ローン」を利用できなかったこ とを証する書類は不要です(公庫への申込みは、必要ありません)。  入学時特別増額貸与奨学金の詳細は、第2部Ⅳ関係資料等 資料3(22ページ) をご覧ください。

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奨学金の種類 貸与の方法 (奨学金は奨学生本人名義 の口座に振り込みます) 貸与期間 第一種奨学金 (所得連動返還型無利 子奨学金を含む) 無利子 原則として、毎月1回振込み 平 成26年4月 分 か ら 卒業する(標準修業年 限の終期)まで 第二種奨学金 有利子 (在学中は 無利息です) 原則として、毎月1回振込み 平 成26年4月 分 か ら 卒業する(標準修業年 限の終期)まで 入学時特別増額 貸与奨学金 有利子 (在学中は 無利息です) 上記の奨学金の初回振込み 時に1回だけ振込み(入学 前の振込なし)。

重要

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Ⅰ.大学等予約奨学金について

募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

「進学先及び『自宅・自宅外』 の別」を選択すると、実際の進 学先・通学形態によって進学後 に月額が決まります。 「3万円」を選択すると、実際 の進学先・通学形態にかかわら ず月額3万円となります。 貸与金額は、進学後、インター ネットによる進学届(進学した 旨を届け出る手続き)の中で増 額及び減額とも変更できます。 また、貸与が開始した後におい ても、月額は一定の手続きを行 うことで増額、減額とも変更で きます。ただし、入学時特別増 額貸与奨学金(一時金)の金額 は、進学届の提出時が最終の変 更で、その後は変更できません。 奨学金の貸与を申し込む場合に は、個人信用情報機関の利用と 登録等について同意する必要が あります。

   貸与金額と選択

(1)貸与金額  貸与金額については下記のとおりです。 1.第一種奨学金(所得連動返還型無利子奨学金を含む)  「進学先及び『自宅・自宅外』の別」に応じた金額か「3万円」のどちらかを申込時に 選択します。 2.第二種奨学金  表中の金額のいずれか1つを申込時に選択します。  基本月額12万円を選択した場合に限り、希望により、私立大学医学・歯学課程は4万円、 薬学・獣医学課程は2万円の増額が認められます(増額の手続は進学後に行います)。 3.入学時特別増額貸与奨学金(一時金)  希望により、表中の金額の1つを申込時に選択することができます。振込みは初回振込 時のみとなります。 (2)貸与金額の選択  貸与の希望金額を選択する際には、返還時の負担(あなたの将来の収入からの返済です)を 考え、必要最小限の金額を選択してください。  奨学金の返還(月賦返還の例)の詳細は、第2部Ⅳ 関係資料等 資料8(27ページ)をご覧く ださい。

   保証制度

 貸与を受けた奨学金の返還について、①貸与を受ける本人が連帯保証人等を引き受けてくれ る人を探してお願いするか、②保証機関(公益財団法人日本国際教育支援協会。以下「協会」 という)の連帯保証を受ける必要があります。連帯保証人等を探してこの人の保証を受けるこ とを「人的保証」、保証機関の保証を受けることを「機関保証」と言います。  保証は返還に当たって非常に重要ですので、Ⅱ -4保証制度の選択(6ページ)の説明をよく 読んでどちらにするか決めてください。

   利率の算定方法

 第二種奨学金及び入学時特別増額貸与奨学金の利率の算定方法は、①利率固定方式と②利 率見直し方式があり、申し込む際にいずれか一方を選択します。  いずれの方式も、利率には上限があります。奨学金貸与中及び在学猶予・返還期限猶予中は 無利息です。利率の算定方法、上限の詳細は、第2部Ⅳ 関係資料等 資料7(26ページ)を ご覧ください。

   個人信用情報機関への登録

 機構では、あなたの返還が一定期間以上滞った場合、延滞となっていることを個人信用情報 機関に登録することにしています(Ⅱ -7個人信用情報機関の利用と登録等についての同意(7 ∼8ページ)参照)。

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(平成25年度入学者の場合) 奨学金の種類 貸与金額 進学先 国・公立 私立 国・公・私立 自宅 自宅外 自宅 自宅外 自宅・自宅外 共通 第一種奨学金 (所得連動返還型無 利子奨学金を含む) 無利子 月額 大 学 45,000円 51,000円 54,000円 64,000円 30,000円 短 期 大 学 専修(専門) 45,000円 51,000円 53,000円 60,000円 第二種奨学金 有利子 月額 大 短 期 大 学 専修(専門) 30,000円 50,000円 80,000円 100,000円 120,000円 入学時特別増額貸 与奨学金 有利子 一時金 100,000円 200,000円 300,000円 400,000円 500,000円

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募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

Ⅱ.予約奨学金の募集要項 外国籍の人は、申込資格に制限 があります。申込希望者は在留 資格の記載がある書類を提示の うえ、申込資格の有無について 必ず在学する学校(出身校)に 確認してください。 奨学金の貸与を受けたことがあ るかどうかに関わらず、大学等 に入学したことのある人は予約 採用の申込みはできません。進 学後、進学先で申し込んでくだ さい。 高卒認定試験の合格者、機構が 定める基準に該当する科目合格 者または出願者は、左記1・2に 準ずると認められます。 (注1)併用とは、第一種奨学金 と第二種奨学金の貸与を両方同 時に受けることです。 (注2)給与所得は収入金額(税 込)です。給与所得以外は収入 金額から必要経費を差し引いた 金額です。 (注3)家庭の状況により、特別 控除に該当する場合がありま す。詳細は、第2部Ⅱ特別控除 に関する証明書類(16ページ) をご覧ください。

   募集時期

 在学する学校(出身校)に必ず確認し、募集時期を逃さないよう注意してください。

   申込資格

 高等学校、中等教育学校の後期課程、特別支援学校の高等部及び専修学校の高等課程(以 下「高等学校等」という)から大学・短期大学または専修学校専門課程(以下「大学等」とい う)へ進学する希望を持っている人で、下記に該当し、優れた資質を有し、経済的理由により 修学に困難があると認められる人。 (1)平成26年3月末に高等学校等を卒業予定の人 (2)高等学校等を卒業後2年以内の人(2浪まで。大学等へ入学したことのある人は除く) (3)高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)(以下「高卒認定試験」という)の合 格者、機構が定める基準に該当する科目合格者または出願者(大学等へ入学したことのある人 は除く)。

   申込基準

 奨学金申込者の人物・健康・学力・家計について審査し、採用候補者を決定します。  申込基準を満たしていても予算の関係で採用されない場合がありますので、ご了承のうえ申 し込んでください。 (1)学力基準 1.第一種奨学金(所得連動返還型無利子奨学金を含む)  高等学校等での申込時までの全履修科目の評定平均値が、5段階評価で3.5以上であること。 2.第二種奨学金  次のいずれかに該当する人。 ・高等学校等での申込時までの全履修科目の学習成績が、当該学校におけるその人の属する学 年の平均水準以上であること。 ・特定の分野において、特に優れた資質能力を有すると認められること。 ・大学等における学修に意欲があり、学業を確実に修了できる見込みがあると認められること。 (2)家計基準  家計支持者(父母または父母がいない場合は代わって家計を支えている人)の前年(平成 24年1月∼12月分)の年収・所得金額から、規定で定められている特別控除額(家族構成、 家庭事情等により異なる)を差し引いた金額が、機構で定めている基準額以下であること。 〈収入・所得の目安〉およそ次の金額となります。      (単位:万円) 区分 給与所得の世帯 給与所得以外の世帯 第一種 第二種 併用 第一種 第二種 併用 3人世帯 752以下 1,080以下 659以下 303以下 594以下 238以下 4人世帯 846以下 1,171以下 746以下 369以下 685以下 299以下 5人世帯 904以下 1,313以下 810以下 418以下 827以下 344以下 〈上表の想定している世帯構成(母は無職無収入)〉 3人世帯:本人、父、母 4人世帯:本人、父、母、中学生 5人世帯:本人、父、母、中学生、小学生 所得連動返還型無利子奨学金の家計基準については、第2部Ⅳ関係資料等 資料1(20ページ) を参照してください。

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募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

Ⅱ.予約奨学金の募集要項 併願または併用貸与を希望する 場合は、第一種奨学金と第二種 奨学金との間で異なる保証制度 を選択することはできません。 (注 1)債務整理中(破産等) の場合は、連帯保証人にも保証 人にも認められません。 (注 2)連帯保証人・保証人と もに「返還誓約書」提出時に印 鑑登録証明書等の添付が必要で す。10 ペ ー ジ 1. 人 的 保 証 制度を選んだ人の項を参照して ください。 (注 3)連帯保証人・保証人に「4 親等以内の成年親族」に該当し ない人を選任する場合は、返還 を確実に保証できる人にしてく ださい。その際、返還保証書及 び資産等に関する証明書の提出 が必要です。 (注 1)採用候補者に選ばれ、 進学後、進学届提出時にも選択 の機会があります。ここで、人 的保証か機関保証かを最終的に 選択し、人的保証を選択した場 合には、連帯保証人及び保証人 の氏名等の届出も行います。 (注 2)進学届で選択した保証 制度、届け出た連帯保証人・保証 人は原則として変更できません。

   保証制度の選択

 保証には、「人的保証制度」と「機関保証制度」の 2 つがあり、奨学金の貸与を受ける本 人が選択します。どちらを選択しても、奨学金の貸与を受けた本人が奨学金の返還の義務を 負うことに変わりはありません。  以下の説明を、よく読んで、選択してください。 (1)人的保証制度  連帯保証人及び保証人として機構が定める条件を満たす人に自らが依頼し、奨学金の返還 について連帯保証人及び保証人を引き受けてもらう制度です。事前に連帯保証人及び保証人 となる人から引き受けることの承諾を得てください。必要な書類を提出できない場合は、そ の人を連帯保証人及び保証人に選任できません。事前に承諾を得る際に、書類提出の可否を 確認してください。  なお、連帯保証人及び保証人に、未成年者や学生等保証能力のない人は認められません。 1.連帯保証人  奨学生本人と連帯して返還の責任を負う人です。  原則として父または母。父母がいない等の場合には、奨学生本人の兄弟姉妹・おじ・ おば等、4 親等以内の成年親族(本人の配偶者を除く)。申し込む本人が未成年の場合 は親権者(親権者がいない場合は未成年後見人)を選任します。  また、本人が貸与終了時に満 45 歳を超える場合の連帯保証人は、貸与終了時に満 60 歳未満の人でなければなりません。  2.保証人  奨学生本人及び連帯保証人が返還できなくなったときに代わって返還する人です。  父母と本人の配偶者を除く、4親等以内の成年親族(おじ・おば・兄弟姉妹・いとこ等) のうち、奨学生本人及び連帯保証人と別生計の人。やむを得ない場合を除き、採用時に 65 歳未満の人。  また、本人が貸与終了時に満 45 歳を超える場合の保証人は、貸与終了時に満 60 歳 未満の人でなければなりません。 (2)機関保証制度  保証機関(協会)の連帯保証を受ける制度です。協会に保証料の支払いが必要です。  連帯保証人・保証人の届出は不要ですが、「本人以外の連絡先」(機構が本人と連絡が 取れない場合に、機構から電話などによって本人の住所・電話番号等を照会できる人) を届け出る必要があります。あらかじめ連絡先となる人には役割をよく説明し、承諾を 得てください。  保証料を支払っているから返還しなくても構わないということではありません。奨学 金の貸与を受けた本人に返還の義務があります。詳細は、第 2 部Ⅳ関係資料等 資料4(23 ページ)をご覧ください。 (3)保証制度の選択  保証制度は、予約申込時に選択して届け出ます。  人的保証を選択した場合は、進学後に提出しなければならない書類(提出しない場合 は採用が取り消されます)に連帯保証人及び保証人の自署、押印(実印)、印鑑登録証明 書等の提出が必要です。この段階になって連帯保証人等から断られることのないように、 予約申込みの時点から依頼する予定の人によく説明して承諾を得ておいてください。

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Ⅱ.予約奨学金の募集要項

募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

   機関保証制度について

(1)機関保証と返還  機関保証に加入し保証料を支払っている場合でも、奨学金は貸与を受けた本人が返還 しなければなりません。  保証機関(協会)があなたに代わって返済した場合、保証機関(協会)はあなたにそ の分(奨学金の未返済額及び延滞金等)を一括して請求します。また、請求に応じない 場合は、法的措置(財産、給与の差し押さえ等)を執ります。   (2)保証の範囲と保証の期間  保証の範囲は、元金、利息(第二種奨学金のみ)及び延滞金で、保証期間は貸与中及 び返還中です。第 1 回目の保証料を受領したときから保証を開始します。 (3)保証料  保証料の月額は、貸与月額、貸与期間及び返還期間等を基に算出しています。  奨学生採用決定時に交付する「奨学生証」で保証料をお知らせします。奨学金の貸与 月額等の変更があれば、保証料月額も変わります。   保証料月額の目安は、第 2 部Ⅳ関係資料等 資料5(24 ページ)をご覧ください。 (4)保証料の返戻  次の1から3のいずれかに該当する場合は、支払われた保証料の一部を保証機関(協会) からお返しする場合があります。  1. 全額繰上返還をして、返還期間が短縮されたとき。  2. 一部繰上返還をして、返還期間が短縮され、返還が完了したとき。  3. 機構の返還免除の適用を受け、返還が完了したとき。 お返しする保証料の振込先は、原則として奨学金の振込口座または返還金の自動引落 とし口座です。   (5)保証機関(協会)による保証債務の履行(代位弁済)  指定された期日までの返還が滞った場合(返還期限猶予は除く)、一定の期間経過後、 機構からの請求によって保証機関(協会)が本人に代り機構へ債務を弁済します。このこと を「代位弁済」と言います。  保証機関(協会)が代位弁済を行った後は、保証機関(協会)に対して原則一括で代 位弁済額を返済していただくことになります。  なお、特別な理由がある場合には、本人の事情に応じて個別に対応することになります。  また、代位弁済額の返済を滞納した場合は、年 10%の遅延損害金が加算されます。

   利率の算定方法の選択

 第二種奨学金及び入学時特別増額貸与奨学金については、利率の算定方法を選択します。 利率の算定方法は、①利率固定方式と②利率見直し方式の 2 つがあり、申込時にどちらか 一方を選択します。この選択は、進学後、進学届提出の際に変更が可能です。詳細は、第 2 部Ⅳ 関係資料等 資料7(26 ページ)をご覧ください。

   個人信用情報機関の利用と登録等についての同意

 奨学金申込時に、「個人信用情報の取扱いに関する同意書」の提出が必要です。 同意条項については、第 2 部Ⅳ関係資料等 資料9(28 ページ)をご覧ください。 (1)新規返還者については、返還開始後 6 ヶ月経過時点で延滞 3 ヶ月以上の場合に、個人 信用情報機関にあなたの個人情報を提供し、当該機関に情報が登録されます(6 ヶ月経 過以降は延滞 3 ヶ月になった時点)。 (2)奨学金の貸与者全員の情報が登録されるのではなく、延滞者のみが登録されます。 保証料を支払っているからと いって、「奨学金の返還をしな くても構わない」といった誤っ た考えを持たないようにしてく ださい。 公益財団法人日本国際教育支援 協 会 ホ ー ム ペ ー ジ(http:// www.jees.or.jp/)もご 覧くだ さい。 本人死亡による返還免除の場合 は、機構に「奨学金返還免除願」 を申請した方へ支払います。 「個人信用情報の取扱いに関す る同意書」の提出がない場合は、 奨学金の貸与を受けることがで きません。

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Ⅱ.予約奨学金の募集要項

募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

(3)一度登録されると、その後の返還情報(返還・延滞等)も登録され、返還完了後も 5 年間は登録されます。 (4)個人信用情報機関に延滞や代位弁済の情報が登録されると、クレジットカードが使え なくなったり、住宅ローンや自動車ローンなどの各種ローン等が組めなくなる場合があ ります。

* 個人信用情報機関とは…

    会員(銀行等)から消費者の個人信用情報(消費者のローンやクレジットに関する情報である契約内容、 利用状況、返済状況など個人の経済的信用に関する情報)を収集・蓄積し、会員(銀行等)からの照会に対 し信用情報を提供する業務を行う機関です。 (⑭支払) 日本国際教育支援協会 (保証機関) 日本学生支援機構 全国銀行個人信用 情報センター   [ 銀行系 ] 学校 奨学生 (返還者) ①奨学金申込み ②採用決定 ③ 奨 学 金 ④ 返 還 ⑤延滞 情報の相互交流

CRIN:CRedit Information Network 提携する他の個人信用情報機関 日本信用情報機構 [ 主に貸金業者が会員 ] C I C [ 主に割賦販売等のクレジット 事業を営む企業が会員 ] ⑧信用情報照会 ⑩契約 会員 銀  行 信用金庫 信用組合 日本政策金融公庫 銀行系クレジット会社 ⑦ローン クレジットの利用申請 個人信用情報提供・登録の同意 (⑪代位弁済請求) (⑮代位弁済後完済) ⑥延滞情報 (⑫代位弁済実行情報) (⑯代位弁済後完済情報) (⑬請求) (求償権行使) ⑨個人信用情報の回答

【個人信用情報機関の活用の仕組み】

1.申込み∼採用決定、振込み   ① 奨学金申込み(個人信用情報機関(含む提携個人信用情報機関) への情報提供についての同意が必須となる)   ②採用決定   ③奨学金の振込み 2.返還開始∼延滞発生   ④返還開始   ⑤ 延滞発生(返還開始後6ヶ月経過時点で延滞3ヶ月以上。6ヶ 月経過後以降は、延滞3ヶ月になった時点)   ⑥個人信用情報機関への延滞情報の登録 3.返還者(個人信用情報機関に延滞者として登録中)がクレジット カードの利用申請∼契約不可   ⑦クレジットカードの利用申請   ⑧会員からの信用情報照会   ⑨個人信用情報機関からの信用情報の回答   ⑩会員判断により契約拒否 4.機関保証制度加入者の例(代位弁済実行∼代位弁済実行後完済)   ⑪代位弁済請求   ⑫個人信用情報機関への代位弁済実行情報の登録   ⑬日本国際教育支援協会から返還者への請求   ⑭返還者から日本国際教育支援協会への支払   ⑮完済の場合に代位弁済後完済情報を日本学生支援機構へ   ⑯日本学生支援機構から代位弁済後完済情報を個人信用情報機関へ

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Ⅲ.予約採用の申込み等の手順

募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

 申込みは、貸与を希望する人が、インターネットを通じて機構奨学金申込専用ホームページ にアクセスして必要事項を入力して行います。このことを「スカラネットによって申し込む」 といいます。  機構では、予約申込みのあった人を対象に選考を行います。この選考に合格すると、大学 等奨学生採用候補者(以下「採用候補者」という)になります。  採用候補者は、大学等進学後、進学した大学等の指示に従って、大学等の定める日までに 進学届を機構に届けなければなりません。この届出を行わなかった場合には奨学生に採用さ れません。  以下のことをよく読んで、間違わずに申込みその他の手続きを行ってください。

   予約採用の申込み手続き

    採用候補者に選ばれた人が実際に採用されるまでの手続き

 申込み後、採用候補者として決定し、進学後に奨学金を受け取るまでの概要です。 (1)採用候補者決定  学校長の推薦を受けた人について選考を行い、採用候補者を決定します。決定時期について は、在学する学校(出身校)に確認してください。決定後、採用候補者決定通知等、選考結果 を在学する学校(出身校)へ送付します。 (2)公庫の「国の教育ローン」への申込み(機構から必要とされた人のみ)  入学時特別増額貸与奨学金の採用候補者で、機構から「入学時特別増額貸与奨学金(日本政 策金融公庫の手続き必要)」と記載のある採用候補者決定通知を受け取った人は、進学届提出 時までに保護者等が公庫の「国の教育ローン」に申し込んで、融資の可否を確認してください。 詳細は、第2部Ⅳ関係資料等 資料3(22ページ)をご覧ください。 (3)進学届の提出、返還誓約書の交付及び奨学金の初回振込み(すべて進学後)  採用候補者決定時に交付する「採用候補者決定通知〔進学先提出用〕」を進学先の学校に提 出し、学校の指示に従って進学届の提出を行います。 ①「奨学生証」、②「返還誓約書(兼個人信用情報の取扱いに関する同意書)」(以下「返還誓 約書」という)、③「奨学生のしおり」、④「保証依頼書(兼保証委託契約書)」(機関保証選択 者のみ)が学校を通じて交付され、4月から6月のいずれかの月に本人名義の口座に初回の奨 学金が振り込まれます。 (4)返還誓約書の提出  「返還誓約書」を指示に従って提出し、機構が審査・受理して採用が確定します。その際に「返 還誓約書」上で「月賦返還」か「月賦・半年賦併用返還」のどちらかを選択してください。  また、選択した保証制度ごとに必要な書類を添付し、学校が定めた期限までに「返還誓約書」 を必ず提出してください。   学校提出前にチェック !! □確認書兼同意書 □スカラネット入力下書き用紙 □収入に関する証明書類 (確認書兼同意書に、小さいもの であれば証明書欄に貼り付け、大 きいものであれば裏面に上下の向 きをそろえて、ホッチキスでとめ てください。) □特別控除の証明書類(該当 者のみ。添付の方法は上記に同じ) 定められた期限までに申込入力 をしなければ受付できません。 ご注意ください。 振込口座情報等、進学届の送信 内容に誤りがあった場合は、初 回振込みが大幅に遅れることと なります。 〈よくある間違い〉 ○該当口座なし(名義・口座番 号・支店名等相違) ○貯蓄預金口座 ○休眠口座 期限までに提出がない場合は、 奨学金の振込みが止められ振込 済額を全額機構に返戻し、採用 取消となります。 1 在学する学校(出身校)から本冊子「奨学金を希望する皆さんへ」を受け取ります。学校への書類の提出期限を確認してください。 4 証明書類等をもとに「スカラネット入力下書き用紙」を作成します。おいてください。13・14 ページをご覧ください。 「スカラネット入力下書き用紙」に記入した証明書類中の金額を赤線で囲んで 7 入力完了後に表示される受付番号を「スカラネット入力下書き用紙」に転記し、再度、学校へ提出してください。 5 定められた期限までに学校に右記の書類を提出します。提出前に書類がととのっているかチェックしましょう。 証明書類は、種類によらずコピーでの提出可です。提出された書類は返却しませんので、後日原本が必要となるものは必ずコピーを提出してください。 2 「奨学金を希望する皆さんへ」の 34 ページ(巻末)の「確認書兼個人信用情報の取扱いに関する同意書」(以下「確認書兼同意書」という)をよく 読み、内容を確認したうえ、本人及び親権者(または未成年後見人)がそれぞれ自署・押印します(通称名、同一筆跡、同一印鑑、スタンプ印不可。 33 ページ記入例参照)。 3 「収入証明書の提出一覧」(12・13 ページ)を参考に証明書類をととのえ「確認書兼同意書」に添付します。 また「スカラネット入力下書き用紙」(17 ページと 18 ページの間にはさみ込んでいます)6 / 7 画面「I−特記情報」に該当する項目があれば、 「特別控除に関する証明書類」(16 ページ)を参考に証明書をととのえてください。 書類によっては時間のかかるものもありますので、すぐに準備を始めてください。 6 学校が提出書類を審査のうえ学校から「識別番号(ユーザID・パスワード)」とともに「スカラネット入力下書き用紙」が返されますので、定めら れた期限までに奨学金申込専用ホームページ(http://www.sas.jasso.go.jp/)にアクセスして入力してください。 〔申込み手順〕 ●申込みの手順は次のとおりですが、学校により申込手順が異なる場合がありますので、その際は、学校の指 示に従ってください。 ●スカラネットによって申込みを行います。(17 18 ページ参照)

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Ⅳ.奨学生に採用され貸与を受けている間【貸与中】の注意事項 Ⅴ.貸与終了後の返還

募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

1.人的保証制度を選んだ人  本人、連帯保証人及び保証人の自署・押印(未成年者は、加えて親権者または未成年後見人 の自署・押印)と、次の書類の添付が必要です。 ① 市区町村で発行された本人の「住民票」(コピー不可) ② 連帯保証人の「印鑑登録証明書」(コピー不可)及び「収入に関する証明書」(コピー可) ③ 保証人の「印鑑登録証明書」(コピー不可) (連帯保証人及び保証人にⅡ−4保証制度の選択(6ページ)に記載されている条件以外の人を 選任する場合は、加えて「返還保証書」及び資産等に関する証明書類) 2.機関保証制度を選んだ人  本人の自署・押印(未成年者は、加えて親権者または未成年後見人の自署・押印)と、次の 書類の添付が必要です。 ① 市区町村で発行された本人の「住民票」(コピー不可) ② 保証依頼書(兼保証委託契約書)  学力等の基準を満たして奨学生に採用されたので、奨学生としての自覚を持って、勉学に励んでください。 1.在学中は、学校の奨学金担当者と連絡を緊密にとってください。学校が行う説明会には必ず出席し、説明を理解し、 必要な書類の提出等指示を守ってください。また、学校からの呼び出しには必ず応じてください。 2.貸与期間中は、毎年1回学校を通じて「貸与額通知書」を交付します。記載されている貸与月額、終期までの貸与 予定額及び貸与終了後の返還額等、記載されている事項を人的保証制度を選択した人は連帯保証人・保証人とと もに、機関保証を選択した人は、保護者とともに確認してください。また、家庭の経済状況や卒業後の生活設計を 十分考慮し、貸与月額を見直してください。その上で、「奨学金継続願」をインターネットを通じて提出する必要 があります。学校は、学業成績等により奨学生としてふさわしいかどうかの認定を行います。 3.返還誓約書に記入した内容に変更が生じた場合は、必ず学校を通じて変更の手続きをとってください。 4.貸与終了時に「貸与奨学金返還確認票」を交付しますので、返還額等、記載された事項を確認してください。 5.学校から渡された「奨学生のしおり」をよく読んで、必要な手続きについて理解するようにしてください。

   返還方法の概略

奨学金の貸与が終了すると、その翌月から起算して6ヶ月が経過した後から返還が始まり ます(3月終了の場合、10月です)。 返還は、金融機関の口座からの自動引落し(これに使用する口座を「リレー口座」と呼び ます)によって行われます。引落し日は毎月27日(この日が金融機関の休日の場合は翌営 業日)です。また、返還は割賦払いで、「月賦返還」または「月賦・半年賦併用返還」の2 つから選択でき、この選択は、返還誓約書提出時に行ってあります(Ⅲ−2−(4)(9ページ) 参照)。毎月の返還額は、貸与を受けた金額と返還方法によって定められます。

   貸与終了時の手続き

金融機関の窓口で、リレー口座の加入手続きをしてください。その際に「預・貯金者控」 を金融機関から受け取り、そのコピーを学校に提出してください。

   減額返還及び返還期限の猶予

災害、病気、経済困難等によって約束通りの金額での返還が困難になった場合には、「減 額返還」(毎月の割賦額を約束の半額にする代わりに返還期間をその分延長すること)また は返還期限の猶予の制度があります。適用されるためには、証明書類を添えて機構に願い出 て、承認を受けることが必要です。 また、貸与終了後引き続き在学している場合や進学した場合は、返還期限の猶予が認めら れます(これを「在学猶予」と呼びます)。適用されるためには、在学している学校を通じ て機構に願い出ることが必要です。

   返還の延滞と延滞金

 奨学金の返還を延滞すると、延滞金(年10%)が延滞している返還金(元金部分)と期間 に応じて課されます。 「住民票」及び「印鑑登録証明書」 は、進学先への提出日より3ヶ 月以内に発行されたものを提出 してください。 「奨学金継続願」の未提出、学 業成績不振の場合は、奨学金は 廃止されます。 返還中は、あなたの住所や勤務 先、電話番号等に変更があった 場合には機構に届け出てくださ い。連帯保証人、保証人、本人 以外の連絡先についても、住所、 電話番号等に変更があった場合 には届け出てください。 減額返還を適用されると、併用 返還で返還していても月賦返還 に変更になります。

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予約の申込み・提出書類について

I.収入に関する証明書類

募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

第2部

証明書類の提出及びスカラネットによる申込みについて説明します。

 申込みの手順については、9 ページ「1. 予約採用の申込み手続き」をご覧ください。  ※金額は万円未満を切り捨てて入力します。例)3,599,850 円→ 359 万円

   両親の就業形態と証明書提出が必要な方

(1)申込日現在における家計の収入状況が1年間続いた場合の金額を証明する書類が必要です。 今回審査対象となる年収・所得金額は、平成24年1月から12月分です(ただし、平成24年1月2日以降就職・転職・ 開業等がある人は、状況変更後から1年間(見込み)分となります)。 (2)収入に関する証明書は次の人のものが必要です。 1.父母がいる場合       → 父母それぞれの証明書 2.一人親の場合(両親が離婚している場合を含む)→ その人の証明書 3.父母が両方ともいない場合      →  父母に代わって生計を支えている人(2 人いれば 2 人そ れぞれ)の証明書 (注1)祖父母等から援助を受けている時……援助額についての証明書も必要 (注2)家計支持者が3人以上………両親の証明書が必要 (3)申込日現在で父母等が無職の場合 1.配偶者が専業主婦(夫)で扶養になっていても証明書が必要です。収入がない場合は、所得金額0円と記載の ある証明書(所得証明書や非課税証明書)を提出してください。 2.現在の生活費がどのようにまかなわれているかにより、それに対応する証明書が必要です。 3.遺族年金、生活保護費、祖父母からの援助、児童手当、慰謝料等の非課税の収入についても給与所得として取 り扱います。

   現在の就業状況に応じた証明書類

申込日現在で働いているか無職かの別及び働いている場合は就職・転職の有無に応じて下記の収入証明書の提出が必 要です。具体的な証明書類については、収入証明書の提出一覧(12・13 ページ)をご覧ください。 ○給与を受けている ○商店・工場等の経営 12 ページの表①・②参照 平成24年1月2日以降 に就職・転職・廃業等なし 市区町村発行の平成25年度 (24年分)所得証明書 就職・転職・開業後の 収入証明書 傷病手当金通知書 施設在籍証明書等 現在の生活費が どのようにまかなわ れているかの証明書 平成24年1月2日以降 に就職・転職・開業等あり 傷病手当金を受給中 12 ページの表③参照 申込日現在で無職12、13 ページの 表④∼⑪参照 施設在籍者等 13 ページの 表⑫・⑬参照

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I.収入に関する証明書類

募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

   収入証明書の提出一覧

 前ページ「現在の就業状況に応じた証明書類」の図の区分に応じて必要な証明書類をまとめてあります。  表の最後に記載している各注意事項もよく読んでください。 ●複数の収入がある人は、それぞれ該当する証明書類をすべて提出してください。 (例)パートをしていて、各種手当を受給している    提出書類「所得証明書」と「児童手当等の通知のコピー」 ●証明書を紛失等で提出できない場合は、学校へ申し出て指示を受けてください。

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収入状態 必要書類 スカラネット入力の説明 ①給与を受 けている 平成24年1月 2日 以 降 に 就 職・転職なし 市区町村発行の平成25年度(平成24年分)所得証明書 ※源泉徴収票は不可です。 所得証明書の「給与収入金額」を給与所得の欄に入 力します。 平成24年1月 2日 以 降 に 就 職・転職あり 年収見込証明書(新勤務先発行)あるいは新勤務先 の直近3ヶ月以上の給与明細書のコピー ※旧勤務先の証明書は必要ありません。 ※(注3)参照 ●年収見込証明書 年収見込額を給与所得の欄に入力します。 ●給与明細書使用 年収を推算し「確認書兼同意書」(34ページ)の 証明書欄に計算式(平均月収×15 ボーナスが出 ないことが明らかな場合は×12)を記入してくだ さい。その金額を給与所得の欄に入力します。 ※ 「確認書兼同意書」(34ページ)の証明書欄に計 算式が記入されていない場合 ×15で計算します。 ②商店・農 業等を営 んでおり 確定申告 をしてい る 平成24年1月 2日 以 降 に 廃 業等なし 市区町村発行の平成25年度(平成24年分)所得証明書 ※確定申告書(控)は不可です。 「所得金額の合計」を給与所得以外の欄に入力します。 複数の所得がある場合は+のものだけを合算し、+ と−の金額の相殺はしません。 ※給与所得が含まれている場合 「給与の収入金額」を給与所得の欄に、所得金額の うち給与所得を除いた金額を給与所得以外の欄に 入力します。 平成24年1月 2日 以 降 に 開 業等あり 帳簿等のコピー(収入金額や必要経費が記載され所 得金額が算出できるもの) ※(注3)参照 所得の年額を推算し給与所得以外の欄にその金額を 入力します。 「確認書兼同意書」(34ページ)の証明書欄に計算式 (例:月毎の平均所得金額×12)を記入してください。 ※ 計算式の記入がない場合は選考を受けられなくな ります。 ③傷病手当金を受給中 (全国健康保険協会等より交付)傷病手当金通知書のコピー 年額を推算し給与とみなします。 給与所得の欄に入力します。 ※ 「確認書兼同意書」(34ページ)の証明書欄に計 算式(年額)を記入してください。給与も支給さ れている場合は、休職中の年収見込み証明書また は給与明細のコピーも添付し、合算します。 ④雇用保険基本手当(失業 給付)を受給中 (ハローワークより交付)雇用保険受給資格者証のコピー 〔基本手当日額×所定給付日数-平成24年12月以前 の受給額〕を給与とみなします。 給与所得の欄に入力します。 ※ 「確認書兼同意書」(34ページ)の証明書欄に計 算式を記入してください。 ⑤年金を受給中 (※遺族年金を含む) 市区町村発行の平成25年度(平成24年分)所得証明書 ただし障害年金や遺族年金等、非課税扱いのため所 得証明書に記載されない年金については、年金振込 通知書のコピーまたは年金額改定通知書のコピー(日 本年金機構等より交付) 年額を給与とみなします。 給与所得の欄に入力します。 ⑥生活保護を受給中 生活保護決定(変更)通知書のコピー (住所地の市区町村福祉事務所より交付) ※ 生活保護適用証明書(金額の記載のないもの)は 不可です。必ず保護受給額が記載された証明書を 提出してください。 年額を推算し給与とみなします。 給与所得の欄に入力します。 ※ 「確認書兼同意書」(34ページ)の証明書欄に計 算式を記入してください。

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I.収入に関する証明書類

募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

 

   収入証明書の見方とスカラネット入力下書き用紙の記入のしかた

スカラネット入力下書き用紙 ∼ ページ H-あなたの家族情報の収入についての記入例です。   14ページの「所得証明書」と「スカラネット入力下書き用紙(抜粋)」により説明します。 1) 給与所得の場合  1.審査上必要な金額は「収入金額」(市区町村の様式によっては「支払金額」と記載されている場合もあります)  「給与」と「年金」は「収入金額(控除前の金額)」で選考します。  所得証明書の例では、給与収入 2,596,000 円となります。  年金も給与として扱いますので、年金収入がある場合は給与収入に合算してください。  2.金額は、万円未満切捨 金額をスカラネット入力下書き用紙に記入する場合は、1 万円未満を切り捨てします。 上記1.の 2,596,000 円は 259 万円となります。  3.金額の記入先 上記2.の 259 万円の記入先は、スカラネット入力下書き用紙 ページ、H あなたの家族情報の 3 -(e)- 1)給与所得の場合 所得証明書等における収入金額です。 右のスカラネット入力下書き用紙(抜粋)のように記入してください。 (注)公的手当は給与収入として扱います。  例:雇用保険基本手当、遺族年金、各種年金、児童扶養手当、児童手当、生活保護費など 複数の給与収入がある場合は、それらの収入証明書類の金額を合算し、3-(e)-1)に記入してください。 (注1)所得証明書は平成25年度(平成24年分)のものを提出してください。取得時期によっては前々年のものしか発行されない場合がありますので申請の際は、 年度・発行時期に注意してください。(「平成24年度」は平成23年分の証明書となるため不可です。) (注2)海外勤務のために市区町村発行の平成25年度(平成24年分)所得証明書が提出できない場合は、会社の給与支払い明細書(平成24年1月~12月分)や 昨年1年間の年収証明書(勤務先から証明を受けてください。様式自由)を添付し、円換算の計算式を証明書欄に記入してください。 (注3)平成24年1月2日以降に家計の状況に変更(就職・転職等)があった場合は、給与所得者の場合は勤務先発行の年収見込証明書または直近3ヶ月分の給与 明細書のコピーを提出してください。自営業等を開業した場合は、直近3ヶ月分の帳簿のコピーを提出してください。 (注4)所得金額「0円」の記載がない所得証明書(非課税証明書)が提出された場合、一律年額「給与収入103万円」として扱います。

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収入状態 必要書類 スカラネット入力の説明 ⑦祖父母(または親戚等) から援助金や離婚慰謝料 をもらっている 援助の年額の証明(様式自由:援助者が作成、署名・ 押印)及び 学校長からの副申書 ※収入状態を具体的に記載 援助の年額を給与とみなします。 給与所得の欄に入力します。 ⑧各種手当(児童扶養手当、 児童手当など) 通知書(住所地の市区町村より交付)のコピー 年額を推算し給与とみなします。 給与所得の欄に入力します。 ※「確認書兼同意書」(34ページ)の証明書欄に計 算式(年額)を記入してください。 ⑨収入が無く、預・貯金を 切り崩して生活(父母と もに無職・無収入の場合) 生活費の出し入れに使用している預貯金通帳(口座 名義人と直近3ヶ月分程度の記帳の部分)のコピー 及び 学校長からの副申書 ※収入状態を具体的に記載 給与所得の欄に「0(ゼロ)」と入力します。 ⑩扶養されている(無職・ 無収入の場合) 「0(ゼロ)所得証明書(市区町村長発行)」と記載されたもの(専業主婦・夫の場合) 給与所得の欄に「0(ゼロ)」と入力します。 ⑪年度途中に退職し、  その後無職・無収入(父 母いずれか一方がこの状 態になった場合) 学校長からの副申書 ※収入状態を具体的に記載 給与所得の欄に「0(ゼロ)」と入力します。 ⑫申込者本人が施設在籍 施設在籍証明書(施設長より交付) 申込者本人を家計支持者(続柄・その他)とし、給与所得の欄に「0(ゼロ)」と入力します。 ⑬里親による養育を受けて いる 児童(里親)委託証明書 (児童相談所より交付) 申込者本人を家計支持者(続柄・その他)とし、給 与所得の欄に「0(ゼロ)」と入力します。

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I.収入に関する証明書類

募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

¥2,687,000 3.(e)昨年1年間の所得金額(複数の収入がある場合は、1)、2)別に)を記入してください。 1)給与所得の場合      1)所得証明書等における収入金額

259

万円 2)給与所得以外の場合    2)所得証明書等における所得金額

93

万円 2)給与所得以外の場合 1.審査上必要な金額は「所得金額」  所得のうち、「営業等」「農業」「不動産」「利子」「配当」「雑」の所得金額を合算します。   (ただし、「雑所得」については「年金収入金額」がない場合のみ所得金額に合算します。「年金収入金額」がある場合は 「0 円」として扱います。)  「給与」は収入金額をみますので、所得金額は使用しません。  「譲渡・一時」は使用しません。 2.所得金額にマイナスがある場合の取扱い 所得金額がマイナスの場合は「0」として扱います。プラスの所得金額とマイナスの所得金額との相殺はできません。 (誤) (正) 営業等 350,000 350,000 農業 − 35,000 ⇒ 0 (マイナスは 0 扱い) 不動産 502,000 502,000 利子 38,000 38,000 配当 3,000 3,000 雑 45,000 45,000 合計 903,000 938,000 所得証明書の例では 938,000 円となります。 3.金額は、万円未満切捨  金額をスカラネット入力下書き用紙に記入する場合は、1万円未満を切り捨てします。  上記2.の938,000円は93万円となります。 4.金額の記入先 上記3.の93万円の記入先は、スカラネット入力下書き用紙 ページ、Hあなたの家族情報の3-(e)-2)給与 所得以外の場合 所得証明書等における所得金額です。 下の「スカラネット入力下書き用紙(抜粋)」のように記入してください。 ◆平成25年度(平成24年分)所得証明書の例  (市区町村によって様式は異なります) ◆スカラネット入力下書き用紙 ページ(抜粋)H−あなたの家族情報 ※1万円未満は切り捨てします。 ※この 項 目 は 使 用 し ま せ ん (注意!)所得金額は、種類によって扱いが異なります。 使用しないもの:「譲渡・一時」 「収入金額」を使用するもの:「給与」 使用するもの:「営業等」「農業」「不動産」「利子」「配当」「雑所得(※)」 (※)「雑所得」は、以下の取扱いとなります。   年金収入金額に記載無し→使用する   年金収入金額に記載有り→使用しない ・「使用するもの」の合計金額を「2)所得証明書等における所得金額」 に入力して下さい。 ・マイナスは、「0(ゼロ)円」として計算し、相殺しません。 今回のケースでは、  営業等: 350,000円  農業 : 0円 ←マイナスは0円扱い  不動産: 502,000円  利子 : 38,000円  配当 : 3,000円  雑所得: 45,000円  合計 : 938,000円 →93万円を入力  「給与収入」と「年金収入」を合算した金額が「1)所得証明書等にお ける収入金額」となります。 「平成25年度」の証明書を提出してください。 ※「平成24年度」は、平成23年分の証明書と なるため、不可です。

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I.収入に関する証明書類

募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

各事例における必要書類一覧

状態 必要書類 例 1 父:会社員 市区町村発行の所得証明書 母:無収入 (例:専業主婦) 所得金額 0 円と記載のある所得証明書(非課税証明書) 例 2 ※父が前年度に転職 父:会社員 新しい職場の年収見込証明書または直近 3 ヶ月分の給与明細書 母:パート 市区町村発行の所得証明書 例 3 父:年金 市区町村発行の所得証明書 ただし障害年金や遺族年金等、非課税扱いのため所得証明書に記載されない年金 については年金振込通知書または年金額改定通知書等で提出 母:無収入 所得金額 0 円と記載のある所得証明書(非課税証明書) 例 4 父:生活保護 生活保護決定(変更)通知(1 ヶ月分の受給額が記載されているもの) 母:生活保護 「生活保護決定(変更)通知」のあて名の人以外は、所得金額 0 円と記載のある 所得証明書(非課税証明書)の提出必要 例 5 ※一人親の場合 (父母以外の人から援助あり) 母または父: 会社員 以下(1)(2)が必要 (1)市区町村発行の所得証明書 (2)学校長による副申書 ※兄からの援助を受けている旨を記載 兄:会社員 (援助者) 援助者が作成し、署名・押印した援助の年額の証明(兄の所得証明書等は不要) 例 6 ※一人親の場合 (複数所得あり) 母または父: パートと 遺族年金と 生活保護 以下(1)(2)(3)が必要 (1)市区町村発行の所得証明書 (2)年金振込通知書または年金額改定通知書 (3)生活保護決定(変更)通知 ※(2)と(3)は非課税のため(1)に記載されません 例 7 (父母以外の人から援助あり) 父:無収入 (援助金で生活) 学校長による副申書 ※父母共に無職・無収入で祖父からの援助を受けている旨を記載 母:無収入 (援助金で生活) 祖父:自営業 (援助者) 援助者が作成し、署名・押印した援助の年額の証明 (ただし、祖父が家計支持者である場合は祖父の所得証明書が必要) 語句説明:   無収入… 機構では、祖父母からの援助金、慰謝料等の非課税の援助金、遺族年金、生活保護、児童扶養手当等の手当金等 を含む一切の援助を受けていない状態を無収入といいます。

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Ⅱ.特別控除に関する証明書類

募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

Ⅱ.特別控除に関する証明書類

 次の 1 ~ 5 に該当する場合は、特別控除を受けることができます。  該当する項目があれば、スカラネット入力下書き用紙 ページ I -特記情報欄に必要事項を記入してください。 該当する場合は、在籍する学校(出身校)で面談等により認定を受けてください。機構への証明書等の提出は不要です。  該当する場合は、在学する学校(出身校)に障害者手帳等のコピーを提出してください。 該当する場合は「単身赴任実費計算書」(様式230 ページをコピーまたは切り取り使用)に必要事項を記入のうえ、申込時よ り直近 3 か月分の領収書のコピーを添付してください(支払い者の記載がないレシート不可)。「通帳のコピーのみ」では、領 収書と認められません。領収書の代わりとして通帳またはクレジット会社の請求書を提出する際は、公共料金の請求書・契約書 も併せて添付してください。添付がない場合は一切控除の対象となりません。 別居が 1 年に満たない場合は年間の実費を推算し、その計算式を「単身赴任実費計算書」に記入のうえ、領収書のコピーを 添付してください。  上記に掲げる項目以外(引越代、食費、帰省交通費、電話代、NHK 受信料、新聞代、ガソリン代、駐車場代等)は控除の対 象となりません。  事業主から住居費等の補助を受けている場合は、住居費等から補助費を差し引いた年額を控除できます。  該当する場合は「長期療養費計算書」(様式332ページをコピーまたは切り取り使用)に必要事項を記入のうえ、直近6ヶ月分(長 期療養が見込まれるが、療養開始から6ヶ月経過していないときは、申込時点の分まで)の領収書のコピーを添付してください。「長 期療養費計算書」に計算式と金額が記入されていない場合や、領収書のコピーが添付されていない場合は一切控除の対象となりません。 該当する場合は、被害を受けたことの証明書(罹・被災証明書、盗難届の証明書(届出受理番号等))と被害により生じた実費を 証明する領収書のコピーの提出が必要です。 長期にわたって支出の増加または収入の減少がある場合とは、それまでの家屋に居住できない場合の賃貸費や生産手段(店舗や 農地等)が使用不能となった場合の売上の減少などを指します。支出の増加または収入の減少が発生してから1年未満の場合は、 年間の実費を推算し、その計算式を「確認書兼同意書」(34ページ)証明書欄に記入してください。 (注)保険・損害賠償等によって補てんされた金額は控除額から除きます。単に被害額や復旧費をそのまま控除するものではありませ んので、注意してください。 ※ケース3∼5についての控除額は、万円未満を切り上げて入力します。 例)14,300円→2万円 ケース

1

ケース

2

ケース

3

あなたの家族は母子または父子家庭ですか。

家族の中に障害のある人がいますか。

主に家計を支えている人(父及び母またはこれに代わって家計を支える人)が単身赴任等で別居し

ている場合、別居による住居・光熱・水道・家具・家事用品の年間の実費はいくらですか。

ケース

4

あなたの家族に 6 ヶ月以上にわたり療養中の人または療養を必要とする人がいる場合、

療養のために必要な 1 年間の支出金額を推算するといくらになりますか。

ケース

5

この 1 年間に火災・風水害または盗難などの被害を受けたことがあり、長期(2 年以上)にわ

たって支出の増加または収入の減少がある場合、その 1 年分の金額はいくらですか。

控除の対象項目 証明書等 発行所 医師または歯科医師への診療・治療費 経常的に支出して いる金額を証明で きるもの 病院等(医師) 看護人(派出所) 薬局 介護サービス提供事業者等 病院、診療所への入院費用 マッサージ、はり、きゅう、柔道整復等の治療費 治療または療養のための医薬品費 病院、診療所への通院費用(必要不可欠なものに限る。) 看護人に対して支払う費用(賄い費を含む。) 介護保険法により「要介護認定・要支援認定」を受け た人がサービスを利用した場合の自己負担額 *健康保険等によって医療給付を受ける金額及び損害賠償等によって補てんされる金額は除きます。 *光熱費、差額ベッド代、食費、老人ホームの入所費、食事療養費、保険適用外の文書料等は除きます。 *証明書類は一切返却しません。後日原本が必要となるもの(医療費の領収書等)は必ずコピーを提出し てください。 *申込時点で療養を終えている人は、控除の対象となりません。

(18)

Ⅲ.スカラネットによる申込みについて

募集要項

申込・提出書類

スカラネット

資料・様式

奨学金制度

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スカラネットによる奨学金申込みをするには、機構奨学金申込専用のホームページへアクセス(接続)し、必要事項を入力する ことになります。 学校から指定された申込期限までに、「スカラネット入力下書き用紙」(17ページと18ページの間に挟み込んでいます。)の内容 を誤りがないよう入力してください。

   スカラネット用ホームページへアクセス(接続)

(1)ホームページアドレス(URL)の入力 ①次のアドレスを半角(小文字)で入力し、スカラネット用ホームページにアクセス(接続)すると画面Ⓐが表示されます。      アドレス(URL) http://www.sas.jasso.go.jp/ ②画面Ⓐの「◆奨学金の新規申込み(高校等で予約済の人を除く)」の 送信 ボタンを押してください。 ③ 画面Ⓑのように「セキュリティの警告」のメッセージが表示される場合がありますが、その際は OK ボタンを押してください。 次の画面に進みます。

 スカラネット に よ る 奨 学 金 の申込みを行う前にチェックしましょう!

□収入に関する証明書類は用意できましたか? □該当する特別控除の項目について証明書類は用意できましたか? □「スカラネット入力下書き用紙」に入力する内容を確認のうえ、下書きしましたか? □学校担当者から「奨学金申込用ユーザー ID とパスワード」を受取りましたか?

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ユーザ ID

パスワード

を入力する

①識別番号は、「ユーザ ID」と「パスワード」か らなっています。申込みに必要な書類を学校に 提出すると引き換えに通知されます。  「ユーザ ID」は 8 桁です。 「パスワード」は入力すると*で表示されます。 ※「パスワード」確認 「パスワード」は「ユーザ ID」欄に入力後、コピー して「パスワード」欄に貼り付けると間違いな く入力できます。 ②識別番号の入力が終わったら、画面下の 送信 ボタンを押してください。 ③次の画面に進みます。 (2)識別番号の入力

1

参照

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