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(1)

商 品 が 日 本 か ら 海 外 へ 、 ま た 海 外 か ら 日 本 へ 届 く ま で の 手 続 き な ど の 実 務 と 、 お 金 ・ 書 類 の 流 れ ︵ し く み ︶ が 一 気 に わ か る 、 貿 易 実 務 入 門 の マ ン ガ & 図 解 。 左 ペ ー ジ の 解 説 文 と 右 ペ ー ジ の マ ン ガ ・ イ ラ ス ト ・ 図 表 の 2 本 立 て な の で 、 わ か り や す さ バ ツ グ ン ! 輸 出 篇 、 輸 入 篇 、 書 類 篇 、 用 語 篇 、 資 料 篇 の 構 成 で 、 貿 易 実 務 の 流 れ が つ か め 、 専 門 知 識 を マ ス タ ー で き 、 仕 事 の 実 際 に 役 立 ち ま す 。 1 9 9 0 年 9 月 の 初 版 以 来 の ロ ン グ セ ラ ー を 、 全 項 目 洗 い 出 し 、 全 マ ン ガ ・ イ ラ ス ト 描 き な お し で A 5 判 で リ ニ ュ ー ア ル ! ︻ マ ン ガ と 図 解 で 入 門 ! ︼

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◎ 輸 出 ・ 輸 入 ・ 航 空 貨 物 ・ 英 文 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ・ 書 類 の し く み と 手 続 き ︱ ︱ 初 心 者 で も こ の 1 冊 で O K ! 定 価: 本 体 1 4 0 0 円 + 税 ︻ マ ン ガ と 図 解 で 入 門 ! ︼

貿

◎ 輸 出 ・ 輸 入 に 関 す る 全 書 類 の 流 れ と 作 成 の し か た ︱ ︱ こ の 1 冊 で す べ て O K ! 定 価: 本 体 1 6 0 0 円 + 税 こう書房のメールマガジン ●各種の書籍情報をお送りする「こう 書房ニュース」(月刊) ●「こう書房ホームページ」で登録受付中! http://www.kou-shobo.co.jp/ こう書房Blog 『ようこそ「こう書房」の本棚へ∼神 楽坂の出版社∼』 http://kajiyu.cocolog-nifty.com/ kagurazaka/ 当社書籍は全国の書店でお買い求めいただけます。 書店にない場合は当社から直接、代金引換の宅配便 でお送りできます(国内のみ。別途代引手数料がかか ります)。 電 話:03-3269-0581 FAX:03-3269-0399 電子メール:xla00660@nifty.ne.jp こう書房ホームページ:http://www.kou-shobo.co.jp/ のいずれかで、「ご注文の書名と冊数」「お客様の お名前」「ご住所とお電話番号」をお知らせください。

(2)

は じ め に 『マンガで入門! 貿易実務ができる本』を出版してはや17年のとき が流れました。時間というものはアッという間に過ぎてしまうものだな ということを実感しています。 この間に、日本経済には大きな変化がありました。私たちの生活もず いぶん変わりました。貿易実務の世界でも規制緩和が大幅に進みました。 さらに各企業や職場ではコンピュータ化、グローバル化がものすごいス ピードで展開しています。また近年では、資源エネルギー問題や環境問 題などさまざま問題を抱えています。 17年前に出版しました『マンガで入門! 貿易実務ができる本』は他 の本とは異なり、マンガを使用して輸出入の貿易実務をわかりやすく表 現しました。この手法が大変好評を得ることができ、読者のみなさんの ご支援を受けて、その後コンスタントに増刷を重ねることができました。 貿易実務にかかわることも大きく変わりましたので、大幅に修正を加 え、完全リニューアルの形で出版する運びとなりました。輸出の流れ、 輸入の流れの説明に加え、特に貿易用語に力を入れました。「用語が理 解できれば仕事ができる」とよく言われますが、専門用語の知識を身に つけることは、貿易実務の仕事を進める上でとても大切なことです。貿 易用語をできるだけコンパクトにまとめ、かんたんに理解できるように イラストを豊富に挿入しました。 読者のみなさんは、輸出の流れ、輸入の流れ、貿易用語をひとつひと つ確認しながらトータルな貿易実務の知識を身につけることができると 確信しています。 日本企業はこれからますます国際化が進み、世界市場の中で活動する ことになると思います。そのときに、貿易実務のスキルのある方が求め

(3)

貿易実務者になっていただきたいと思います。

(4)

【マンガと図解で入門!】 貿易実務がスグできる本 もくじ はじめに……

1

1

貿易実務の流れ……

10

2

貿易実務とインターネット……

12

3

貿易実務のスペシャリストになろう……

14

4

輸出規制……

16

5

交渉から契約が成立するまでの基本的な流れ……

18

6

貿易実務ツールの移り変わり……

20

7

インコタームズ……

22

8

貿易実務と略語……

24

9

信用状(L/C)……

26

10

信用状の長所と短所……

28

11

信用状入手のさいのチェック・ポイント……

30

12

信用状の種類……

32

13

信用状入手後の実務……

34

14

船腹予約(Space Booking)……

36

15

輸出通関の流れ……

38

16

船積依頼書(S/I;Shipping Instructions)……

40

17

送り状(Invoice)……

42

18

NACCS……

44

19

NACCS利用の効果……

46

輸 出 篇

Chapter of Export

(5)

21

バンニング(コンテナ詰め)……

50

22

コンテナの積付け……

52

23

B/L揚げ……

54

24

ウエイビル……

56

25

輸出代金の回収……

58

26

買取依頼時に銀行へ提出する書類……

60

27

為替手形(Draft;Bill of Exchange)……

62

28

買取用補足書類……

64

29

買取扱い手形と取立扱い手形……

66

30

船積書類の買取依頼時の注意点……

68

1

輸入とは……

72

2

輸入商品のヒント……

74

3

輸入で生じやすい問題……

76

4

輸入品と市場調査……

78

5

輸入食品……

80

6

輸入規制……

82

7

輸入価格……

84

8

輸入信用状の発行……

86

9

信用状の流れと関係者……

88

10

輸入者がB/Lなしで貨物を受け取るには……

90

11

輸入通関準備 その1……

92

12

海上保険手続きと為替予約……

94

13

輸入通関準備 その2……

96

14

貨物の陸揚げと荷渡し……

98

4

輸 入 篇

Chapter of Import

(6)

15

関税の納付手続……

100

16

通関・検査……

102

17

輸入信用状の変更手続……

104

18

輸入通関の流れ……

106

19

輸入ユーザンス……

108

20

輸入ビジネスと海上輸送日数……

110

21

開発輸入とは……

112

1

取消不能信用状 番号:BLO−777……

116

2

船積依頼書(S/I;Shipping Instrutions)……

120

3

インボイス(INVOICE;送り状)……

122

4

パッキング・リスト(Packing List;包装明細書)……

124

5

船荷証券(B/L;Bill of Lading)……

126

6

保険証券(Insurance Policy)……

128

7

為替手形(Bill of Exchange;Draft)……

130

8

船積通知(Shipping Advice)……

132

9

輸入信用状開設(発行)依頼書……

134

10

輸出(許可・承認)申請書……

136

11

輸入(許可・割当)申請書……

138

12

Customs InvoiceとConsular Invoice……

140

13

原産地証明書(Certificate of Origin)……

142

14

海外商社登録申請書……

144

15

実行関税率表(Customs Tariff Schedules Japan)……

146

16

船積指図書(Shipping Order)……

148

17

BANK LETTER OF GUARANTEE……

150

(7)

1

オファーのいろいろ……

154

2

B/Lのいろいろ・その1……

156

3

B/Lのいろいろ・その2……

158

4

コンテナ関係のことば……

160

5

クレームの種類……

162

6

海上保険……

164

7

航空貨物輸送・その1……

166

8

航空貨物輸送・その2……

168

9

コンテナ……

170

10

通関に関する用語……

172

11

コンピュータ関係の用語……

174

12

貿易保険……

176

13

海運関係の用語・その1……

178

14

海運関係の用語・その2……

180

1

主な船会社のホームページ一覧……

184

2

各国の港から日本の港までの航海日数……

185

3

日本発着の主な航空会社……

186

4

世界の主要都市コード……

187

5

貿易関係機構一覧表……

188

6

貿易取引に関係する国際条約・国際協定……

189

7

関税に関する法律・基本用語……

190

8

海上運賃に関する用語……

192

6

資 料 篇

Chapter of data

(8)

9

輸入貨物到着後の必要日数・1……

193

10

輸入貨物到着後の必要日数・2……

194

11

貿易実務者になるための専門書籍……

195

12

貿易書類関係専門用語……

196

13

事故摘要 実例……

197

14

中国の主な港と都市名……

198

著者紹介……

199

カバーイラスト 坂崎正治

(9)
(10)

ポ イ ン ト コ レ で す

(11)

①Selling Offer(Seller’s Offer);売り申込み

価格・数量・品質・納期・支払い条件などを、売手が買手側に示すも のです。

②Buying Offer(Buyer’s Offer);買い申込み

買手が売手に対して、オファーをするように申込みをするものです。 ③Counter Offer;逆申込み、反対申込み 相手側の条件と合わないときに、希望する条件を逆に相手側に知らせ るものです。 ④Firm Offer;確定申込み 買手側に対して、オファーの有効期間を明示して、売り申込みをする ものです。

⑤Offer subject to Confirmation;確認条件つき申込み

売り申込みをするときに、買手側が受け入れても、売手側の確認を必 要とすることを条件とするものです。

⑥Offer subject to Prior Sale;先売り御免申込み

複数の買手に同時にオファーをして、早い者勝ちで成約をうながすも の。Offer subject to being unsoldともいいます。

⑦Offer on Approval;買承諾申込み

買手側に商品を送り、期限後、不要の商品を引き取ることを条件とす るものです。

154

(12)

(オファーのいろいろ) ①Offer ①Offer ③Acceptance ②Counter Offer ②Acceptance

(13)

①記名式船荷証券(Straight B/L)

B/Lのコンサイニーの欄に、特定人を記入したものです。

②指図人式船荷証券(Order B/L)

B/Lのコンサイニーの欄に、特定人を記入せずに、指図人式の表現 (To order, To order of shipperなど)を記入したB/Lです。流通性があります。

③船積船荷証券(Shipped B/L) 貨物が本船に積みこまれてから発行するB/Lです。本船に貨物が積み こまれたことを証明するものです。 ④受取船荷証券(Received B/L) 船会社が、特定の本船に船積みするために、ターミナルや倉庫などで 貨物を受け取ったことを証明するB/Lです。船積みのまえに発行されま す。 ⑤無故障船荷証券(Clean B/L) 船積み時に、貨物の外装や梱包状態が完全な貨物に対して発行される B/Lです。 ⑥故障付船荷証券(Foul B/L) 船積み時に、貨物が不完全であるとき、その状況が事故摘要(リマー ク;Remarks)として記載されたB/Lです。Dirty B/Lともいわれます。こ のB/Lは、銀行の買取のときに買取を拒否されますので、補償状(Letter of Indemnity)を入れて、事故摘要を消すことが大切です。 このほかにも、運賃前払船荷証券(Prepaid B/L)、運賃着払船荷証券 (Collect B/L)などがあります。 156

2

B/Lのいろいろ・その1

(14)

(B/Lのいろいろ) B / L で す 。

(15)

158 サレンダーB/L サレンダーB/Lとは、Order B/LやReceived B/Lなどのように船荷証券の 種類ではなく、船荷証券の取扱の方法、処理の仕方をいいます。 通常、船荷証券は船会社が作成し、輸出者に発行します。輸出者はそ の船荷証券を銀行に買取書類とともに提出したり、輸入者に直接送付し ます。しかし、取引相手との決済方法として、無為替や送金などを利用 する場合、または近隣諸国との取引においては、このサレンダーB/Lが よく利用されます。 実際の処理方法としては、船会社が船荷証券を輸出者に発行します。 輸出者は元地回収(もとちかいしゅう)の手続きを行なうために、発行 された船荷証券に裏書をして船会社に戻します。船会社からみると輸出 者から、船荷証券を回収したことになります。このようにオリジナルの 船荷証券は船会社が保管します。輸出者には「Surrendered」のスタンプ を押したコピーを渡します。 サレンダーB/Lは、貨物の引渡しに関してとても便利です。なぜなら ば、船会社の内部連絡により輸入地の代理店にその旨を通知され、貨物 の引取りにおいては、輸入地で船荷証券のオリジナルを呈示しなくても、 貨物の引取りが可能となるからです。

3

B/Lのいろいろ・その2

【サレンダーB/L の具体的な流れ】 1.船会社は船荷証券を輸出者に発行します。輸出者は発行された船荷証券に 裏書をして船会社に返却します。 2.オリジナルの船荷証券は船会社が保管します。輸出者にはサレンダーのス タンプを押したコピーを発行します。輸出者はB/Lのコピーを保管してお くことが大切です。 3.船会社内部の連絡(積み地の船会社から揚げ地の船会社に必要書類や情報 を送ります)により、輸入地では船荷証券のオリジナルを呈示しなくても、 貨物の引取りが可能となります。

(16)

(サレンダーB/L) 船会社 輸出地の船会社 輸入地の船会社 輸出者 連絡 輸入者 輸出者 銀行 船荷 証券 船荷 証券 船荷 証券 船荷 証券 船荷 証券 船荷 証券 (通常の流れ) (サレンダーの場合)

(17)

コンテナとは、輸送設備の一部で、反復して使われる容器です。海上 輸送は、コンテナの出現によって、大きく変わりました。

①FCL(Full Container Load)

コンテナを1つの単位として輸送される大口貨物のことです。

②LCL(Less than Container Load)

コンテナ1個に満たない小さな貨物で、船会社の責任において、いろ いろな貨物と混載して、コンテナ単位にする貨物です。

③CY(Container Yard)

コンテナの搬出や搬入、受渡しや保管を行なう場所です。

④CFS(Container Freight Station)

ふつう、貨物の量がコンテナ1個に満たない小口の貨物のときに利用 する場所です。ここでは、小口の貨物をコンテナ詰めしたり、逆に、貨 物をコンテナから取り出したりします。 ⑤ガントリー・クレーン(Gantry Crane) コンテナを本船に積みこむときに用いる大型クレーンです。エプロン のうえのレールを走り、コンテナの荷役を行ないます。 ⑥ストラドル・キャリヤー(Straddle Carrier) コンテナ・ヤードのなかで、コンテナの移動や、トレーラーへのコン テナの積みつけに使う、コンテナを運搬する機器です。 ⑦コンテナのサイズ 20フィート・コンテナ(8′×8′−6″×20)・40フィート・コンテナ (8′×8′−6″×40′)が標準です。他に、45フィート、背高コンテナもあ ります。 160

4

コンテナ関係のことば

(18)

(コンテナ関係のことば) LCLの場合 FCLの場合

(19)

クレーム(Claim;損害賠償請求)の種類は、つぎの3つです。 盧運送クレーム(Transportation Claim) イ 貨物の不着(Non-Delivery) ロ 貨物の積み残し(Shut-out) ハ 雨中荷役の強行 ニ 出港地・寄港地の変更 盪保険クレーム(Insurance Claim) 船会社が免責を規定している危険に対するクレームは、保険クレーム として処理できるように、あらかじめ保険会社と相談しておく必要があ ります。 蘯貿易クレーム(Trade Claim) つぎのようなクレームは、当事者間で解決することが望ましいのです が、国際商事仲裁協会の仲裁が必要なときもあります。 イ 品質のクレーム(品質不良・品質相違・品傷みなど) ロ 数量のクレーム(出荷不足・着荷不足・重量不足など) ハ 価格のクレーム(計算外代金清算・追加関税支払いなど) ニ 船積みのクレーム(出荷遅延・出荷相違・不出荷など) ホ 決済のクレーム(支払い拒否・支払い遅延など) ヘ 包装のクレーム(不完全包装・包装違い・荷印誤記など) ト 船積書類のクレーム(船積書類の不備・記載相違など) 162

5

クレームの種類

(20)

(クレーム) 国際商事仲裁協会

(21)

●保険者(Insurer;Assurer;Underwriter) 保険契約を引き受ける者をいいます。 ●被保険者(Insured;Assured) 保険契約によって損害の填 てん 補 ぽ を受ける者をいいます。 ●保険金額(Insured Amount) 保険契約者が付保した金額をいいます。万一の事故のとき、保険者か ら、保険金として支払われる最高限度の金額をいいます。 ●保険料(Premium) 保険者の危険負担に対する対価として、保険契約者が、保険者に支払 う金額をいいます。 ●保険料率 保険金額に対するパーセント(%)で示されます。ふつう、100円に ついて何銭といいます。 ●保険期間 保険者の責任の開始から終了までの期間をいいます。 ●保険料の計算のしかた P= ●保険金額の計算のしかた A=1.1×1−1.1R(C+F) (C+F)×1.1R 1−1.1R 164

6

海上保険

P=Premium(保険料) F=Freight(運賃) A=Insured Amount(保険金額) R=Rate of Premium(保険料率) C=Cost(価格)

(22)

(海上保険) Insurance Policy 保険会社 輸出者 (輸入者)

(23)

IATA(国際航空運送協会)

International Air Transport Associationの略。1945年に結成された世界の 民間航空事業に携わる定期航空会社の世界的な団体です。

IATA CARGO AGENT(IATA代理店)

IATAに対して代理店免許を申請し、許可を受けた航空貨物代理店の こと。 Consolidator(混載業者) 自ら運送約款を定め、運賃の設定を行ない、不特定多数の荷主と運送 契約を結びます。同一仕向け地向けの貨物を大口貨物に仕立て、自らが Shipper(荷送り人)になって航空会社と運送契約を結ぶ業者のこと。わ が国では、利用航空運送事業者またはForwarderと呼ばれます。 Consolidated Cargo(混載貨物) 利用航空運送事業者が自らが定める運送約款に基づいて運送を行なう 貨物のこと。 Charter チャーター(貸切運送) 航空機を所有するCarrierと航空機を利用する人との間の貸借関係のこ と。 166

7

航空貨物輸送・その1

(24)

(航空貨物関係) 貨物機断面図 貨物機内部

(25)

Customs Airport(税関空港) 貨物の輸出または輸入ならびに、外国貿易機の入港・出港を考慮して 政令で定めた空港のこと。 TON-KILO(トンキロ) 貨物輸送のトン数に、輸送した距離をかけたものを全部合計したもの。 たとえば20トンの貨物を30km輸送すると600トンキロになる。 Agency Commission(代理店販売手数料) 代理店が行なった旅客や貨物の販売に対して、支払われる手数料のこ と。

Air Waybill Fee(運送状発行手数料)

運送状を発行した航空会社または代理店が収受できる手数料のこと。

Airline Prefix(航空会社識別コード)

2文字または3文字のアルファベット、3文字の数字で航空会社を表 すコードのこと。

General Cargo Rate(GCR:一般貨物賃率)

品目分類賃率(CCR)または、特定品目賃率(SCR)が適用されない 貨物に適用される運賃率のこと。

168

(26)

(航空貨物関係)

(27)

コンテナ(Container)とは「アルミやスティールで出来ている反復が 可能な輸送用の専用容器」のことです。 コンテナには20フィート・コンテナと40フィート・コンテナ、40フィ ート・ハイキューブコンテナの3種類の大きさがあります。 【コンテナの種類】 1.ドライ・コンテナ(Dry Container) 一般雑貨や電気製品などを輸送するコンテナで、最も普及しているコ ンテナです。 2.冷凍コンテナ(Reefer Container) コンテナ内を一定の温度に保てるように設定されてあるコンテナで す。野菜や果物など生鮮食料品やワイン、フィルムなどを輸送するのに 利用されています。

3.オープン・トップ・コンテナ(Open Top Container)

通常のコンテナに入りきれない大型貨物の輸送に利用されるコンテナ です。コンテナの屋根の部分が開くことができるように設計されていま す。 20フィート:25∼28M3 40フィート:55∼58M3 40フィート ハイキューブ:63∼67M3 170

9

コンテナ

(28)

ドライ・コンテナ オープン・トップ・コンテナ バルク・コンテナ 冷凍コンテナ フラット・ラック・コンテナ タンク・コンテナ

(29)

事前教示制度 輸入を予定している貨物・商品に関して、関税率を税関に照会するこ とにより、事前に関税率を知ることができる制度。 予備審査制度 輸入する貨物が日本に到着する前でも、事前に輸入書類を税関に提出 することにより、書類審査を受けることができる制度。 輸入許可前引取り(Before Permit) 輸入の許可を受ける前に、輸入貨物を法律に従い、わが国に引き取る ことができる制度。 Re-Ship 積戻し 外国からわが国に到着した外国貨物を輸入手続をしないで保税地域か ら再び外国へ出すこと。 Re-Export 再輸出 一度輸入手続きを行ない、輸入許可を得た貨物を原形のまま再び外国 へ輸出すること。 Re-Import 再輸入 外国へ輸出した貨物を輸出時の形状、形態、性質を変えずに再びわが 国に輸入すること。 172

10

通関に関する用語

(30)

(税関の仕事)

(31)

TEDI(Trade Electronic Data Interchange) 経済産業省が支援している貿易金融EDIシステムのこと。現在、民間 企業により開発中です。荷主・運輸会社・銀行などの間で船荷証券 (Bill of Lading)の権利移転手続きや運送契約、保険契約などの貿易手続 きを電算化し、インターネットにより処理するシステムのことです。 JASTPRO

(Japan Association for Simplification of International Trade Procedures)

「財団法人 日本貿易関係手続簡易化協会」貿易に関する書式の標準 化や貿易手続きの簡素化、貿易書類の電子データ交換の調査・研究を行 なっている団体です。

JETRAS

(Japan Electronic Open Network Trade Control System)

貿易管理オープンネットワークシステム。外国為替および外国貿易法 に基づく輸出入の許可および承認手続きをコンピュータを使用して処理 するシステムのことです。

ANIPAS

(Animal quarantine Inspection Procedure Automated System)

動物検疫検査手続電算処理システム。農林水産省の家畜伝染予防法に 基づく手続きを行なう電算処理システムです。

PQ-NETWORK(Plant Quarantine NETWORK)

輸入植物検査手続電算化処理システム。農林水産省の植物防疫法に基 づく手続きを行なう電算処理システムです。

174

(32)

FAINS

(Food Automated Import Notification and Inspection Network System)

輸入食品監視支援システム。厚生労働省の食品衛生法に基づく届出手 続きを行なう電算処理システムです。

BOLERO

(ボレロ:Bill of Lading Electronic Registry Organization)

世界の主要機関が参加するSWIFTと海運業界の会社が参加するTTClub を設立の母体とした貿易金融EDIシステムのことで、国際的な貿易金融 に関する手続書類を安全かつ確実に電算化する取組みのことです。イン ターネットをベースにした貿易書類の標準電子フォーマットのことをボ レロと呼んでいます。 EDIFACT日本委員会 UN/EDIFACTは現在、貿易手続に広く使用されている国連の管理する 電子データ変換のための汎用国際基準です。経済産業省・財務省・国土 交通省の3省が共同所管する機関であるJASTPROが事務局を担当してい ます。幹事団体としては次のような機関があります。 社団法人日本荷主協会・財団法人日本情報処理開発協会・財団法人流 通システムセンター・財団法人金融情報システムセンター・社団法人日 本船主協会・通関情報処理センター・財団法人日本貿易関係手続簡易化 協会など。

(33)

貿易保険とは通常の海上保険では対象とならない、貿易取引や海外投 資において発生する、取引上の危険をカバーする保険です。2001年4月 より「独立行政法人日本貿易保険」が発足し、貿易保険の業務を取り扱 っています。 貿易一般保険 輸出貨物の輸出行為が不能になった場合の損失やわが国からのプラン ト輸出による、船積み後の代金の回収不能による損失を填補します。 為替変動保険 プラント輸出に関する為替差損を填補します。 輸出手形保険 船積み後の為替手形の不渡りによる銀行の損失を填補します。 輸出保証保険 プラントなどの輸出に関するボンドが不当に没収されたことによる、 銀行の損失を填補します。 前払い輸入保険 前払いした輸入貨物代金の回収不能による損失を填補します。 海外投資保険 海外投資先企業の収用・戦争・破産により受ける損失を填補します。 176

12

貿易保険

(34)

(貿易保険)

(35)

ライナー (Liner)

定期船のこと。特定の航路に定期的に運航されている船舶。

トランパー (Tramper)

特別に航路を決めず、貨物のあるときに不定期に運航される船舶。

TEU (Twenty Foot Equivalent Unit)

20フィートコンテナ換算のコンテナ取扱個数のこと。20フィートコンテ ナを1TEUと換算して表します。 航海番号 (Voyage Number) 船舶が航行するときにつけられるスケジュール番号。 定曜日サービス 必ず決まった曜日に入出港する定期サービスのこと。 パナマックス (Panamax) パナマ運河を通行できる最大船型のこと。 IA (Independent Action) 同盟メンバーが単独に運賃を設定できる権利。 盟外 同盟に所属せずに会社独自の運賃を設定し、定期サービスを行うキャリ アのこと。 178

13

海運関係の用語・その1

(36)

(さまざまな専用船) LNG船 コンテナ船 鉱石専用船 原油タンカー

(37)

CFS CHARGE

LCL貨物をCFS〈Container Freight Station〉においてコンテナに詰めたり、 コンテナから取り出したりするときに発生する費用のこと。料金は航路 によって異なります。

DDC (Destination Delivery Charge)

諸チャージのひとつで仕向け地の港に到着したコンテナをコンテナ・ヤ ードの指定されたところまで運ぶ費用。

YAS (Yen Appreciation Surcharge)

円高損失補填料金のことで、円高対策としてアジアの同盟及び協定が導 入した為替用サーチャージ。 DEMURRAGE Free Timeが過ぎた後も、コンテナや貨物の引取りが行われずにCYや CFSに置かれたままの状態のときに、船会社が課す超過保管料金のこと。 一定期間後は倍々で加算されるので注意が必要です。 DETENTION CHARGE 荷主がコンテナをCYから引き取り、返却するまでの間において決めら れたときより返却が遅れた場合に発生する料金のことです。 180

14

海運関係の用語・その2

マルチモーダル トラック中心の貨物輸送方法を海運や鉄道などの大量輸送方法と複合的に組 み合わせて行なおうとする物流政策のこと。 特定重要港 重要港湾のうち、国際海上輸送網の拠点として、政令で定められた重要な港 湾のこと。

(38)

船の種類

在来型貨物船 Conventional Vessel コンテナ船 Container Vessel

ラッシュ船 Lighter Aboard Ship: LASH 冷蔵船 Reefer Vessel

重量物船 Heavy Lifter

自動車専用船 Pure Car Carrier: PCC ばら積み貨物船 Bulk Carrier

鉱石専用船  Ore Carrier 石炭船 Coal Carrier 木材船 Log Carrier

油槽船 Oil Tanker

LNG船 Liquefied Natural Gas Ship LPG船 Liquefied Petroleum Gas Ship

(39)

著 者 闍橋則雄 木村雅晴 東道子 発行者 鵜 野 大

爲 N. Takahashi & M. Kimura 2007 2007年 11月 10日 初 版 発 行 2008年 12月 1日 第 2 刷 発 行

貿易実務がスグできる本

発行所 こ う 書 房 〒162-0805 東京都新宿区矢来町112 第2松下ビル 電話 03(3269)0581〈代表〉 FAX 03(3269)0399 e-mail xla00660@nifty.ne.jp url http://www.kou-shobo.co.jp/

印刷所■広研印刷  製本所■共栄社製本

Printed in Japan 定価はカバーに表示してあります。 ISBN978-4-7696-0955-1 C2063

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