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. ガイドラインの目的本ガイドラインは 地震 火災その他の災害に対処するためのもので 災害発生時に対応状況 ( 指示 確認 ) をチェックすることによって 災害対応の効率化 円滑化を図ることを目的としている 災害対応の各段階 ( 準備 初動 応急 復旧 ) において 大分県看護協会職員が実施すべき対

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(1)

事業継続計画(

事業継続計画(

事業継続計画(

事業継続計画(BCP

BCP

BCP)に基づく災害時対応ガイドライン

BCP

)に基づく災害時対応ガイドライン

)に基づく災害時対応ガイドライン

)に基づく災害時対応ガイドライン

平成

平成

平成

平成

27

27

27

27

11

11

11

11

月改訂

改訂

改訂

改訂

公益社団法人

公益社団法人

公益社団法人

公益社団法人

大分県看護協会

大分県看護協会

大分県看護協会

大分県看護協会

(2)

1

1.ガイドラインの目的

1.ガイドラインの目的

1.ガイドラインの目的

1.ガイドラインの目的

本ガイドラインは、

地震、

火災その他の災害に対処するためのもので、

災害発

生時に対応状況(指示、確認)をチェックすることによって、災害対応の効率

化・円滑化を図ることを目的としている。

災害対応の各段階(準備、初動、応急、復旧)において、大分県看護協会職

員が実施すべき対応(16 項目)をチェックリスト形式でとりまとめている。

災害時の基本方針、災害時フローチャート、事業継続計画(

事業継続計画(

事業継続計画(

事業継続計画( BCP

BCP

BCP

BCP)

)の策定、運

用及び各種資料編は、

「災害対策マニュアル」に記載。

2.

2.

2.

2.災害対策の特徴

災害対策の特徴

災害対策の特徴

災害対策の特徴

今後予想されている「南海トラフ巨大地震」は、30

年以内の発生確率が

60~

70%と想定されている。国内で発生する最大級地震として大分県は防災対策推

進指定地域となっており、県・市町村が一体となり災害対策について検討して

いる。

本看護協会においても、効果的な災害・危機対応ができる一元的な災害・危

機対応システム(

( インシデントコマンドシステム;

インシデントコマンドシステム;

インシデントコマンドシステム;

インシデントコマンドシステム;ICS

ICS

ICS

ICS)

)を参考に、災害対策に

取り組んでいる。

<用語の定義>

<用語の定義>

<用語の定義>

<用語の定義>

(1)

(1)

(1)

(1)

インシデントコマンドシステム(

インシデントコマンドシステム(

インシデントコマンドシステム(

インシデントコマンドシステム(ICS

ICS

ICS)

ICS

1970 年代に米国カリフォルニア州で発生した森林火災時の反省から開発され、

2004

年 に 発 生 す る あ ら ゆ る 緊 急 災 害 、 緊 急 事 態 に 命 令 系 統 や 管 理 手 法 が 標 準 化 さ れ た

Incide

Incide

Incide

Incident

nt

nt

nt

Command

Command

Command

Command

System(

System

System

System

(ICS

ICS

ICS

ICS)

)を適用することが定められている。日本では、内

閣府災害対策標準化検討会議においても

ICS

を参考に検討している。ICS

は、災害・

危機対応活動を

「指揮統制」

「事案処理」

「情報作戦」「資源管理」「財政総務」の5つの機

能を災害対策本部レベルで組織的に体系化したものである。

(2)

(2)

(2)

(2)

事業継続計画(

事業継続計画(

事業継続計画(Business Continu

事業継続計画(

Business Continu

Business Continu

Business Continui

i

it

i

t

ty Planning

t

y Planning

y Planning

y Planning

;

;

;

;

BCP

BCP)

BCP

BCP

企業が災害時に

「事業資産の損害を最小限にとどめつつ、

中核となる事業の継続あ

るいは、

早期復旧を可能とするために、

平常時に行うべき活動や緊急時における事業

継続のための方法、手段などを取り決めておく計画」をいう。

(3)

2

*スタッフの補佐を受けて意思決定し、

現場対応にあたる実行部隊の指揮をする

(現場対応) (後方支援) (後方支援) (後方支援)

・救助、救急活動

・情報収集、分析

・施設設備管理

・経理、総務

・計画立案

・インフラ

・生活再建

・災害支援ナース

・通信手段

・非常持出し

・文書管理

・地域貢献活動

・広報

・防災用具

・地域連携

・廃棄物処理

Operations

Planning

Logistics

Finance

*(研修部2F)

*関連部署の非常持出し

*関連部署の非常持出し

*関連部署の非常持出し

*関連部署の非常持出し

(事業部)

(研修部1F)

(ナースセンター)

(総務部)

(計画部隊)

情報収集、分析、

計画立案

(物資調達部隊)

資機材の調達、食

料、医薬品等調達

(平成27年度)

対策本部長(会長)

Command

事案処理部門

情報作戦部門

資源管理部門

(実行部隊)

活動方針に基づいて

実行する

資金管理

財政総務部門

(4)

3

災害時

災害時

災害時

災害時 の

の 事業継続計画

事業継続計画

事業継続計画

事業継続計画 (

( Business

Business

Business

Business  

 

  Continuity Planning

 

Continuity Planning ;

Continuity Planning

Continuity Planning

;

;

; BCP

BCP

BCP

BCP )

)

) の

)

の 段階的目標

段階的目標

段階的目標

段階的目標

・復旧活動終了宣言 ・対策本部設置 被災県看護協会 被災県看護協会 被災県看護協会 被災県看護協会 としてとしてとしてとして 災災災災 害時 害時 害時 害時 のののの 役割機能役割機能役割機能 を役割機能ををを 果果果果 たすたすたすたす ・順次平常時の業務に復帰 ・災害支援ナースの活動の 記録を整理し、県、日本看 護協会に報告 ・災害に関連した記録物の 整理 ・災害時の活動を振返り課 題を整理 ・派遣終了日検討 ・業務再開に向け本格的に 活動 ・重要書類、データ管理 ・受講生、職員の安否情 報、被災情報確認 ・二次災害防止(個人情報の 盗難防止) ・日本看護協会と県外から の派遣が必要かどうか判断 (レベル2、3) ・館内のけが人の救出、救 護、救急搬出 ・建物、設備、インフラ関 連・通信手段確認 ・非常持出し物品、防災用 品点検 会館の耐震化、施設設備 保管・管理、組織体制、役 割機能の明確化、災害訓 練実施 ・県内派遣者の活動状況の 情報収集 ・業務再開日程について会 員に広報 ・災害支援ナースの県内派 遣要請(レベル1)があっ たら支援要綱に基づき対応 ・インフラ関連、危険箇 所、補修箇所の措置 ・日本看護協会に応援を要請 する場合(レベル2、3)は 情報提供、報告、相談 ・業務再開に向け準備開始 ・職員の生活再建に対応 ・災害支援ナース活動の収 束に向け準備 発災時は速やかに 発災時は速やかに 発災時は速やかに 発災時は速やかに 職員・受講生の安 職員・受講生の安 職員・受講生の安 職員・受講生の安 全 全 全 全がががが確保できる確保できる確保できる確保できる 発災当日 発災当日 発災当日 発災当日 応急的な復旧活動 応急的な復旧活動 応急的な復旧活動 応急的な復旧活動 (~ (~(~ (~3 日)日)日)日) ・災害時の応急的な復旧 ・災害時の応急的な復旧 ・災害時の応急的な復旧 ・災害時の応急的な復旧 活動ができる 活動ができる 活動ができる 活動ができる ・災害支援ナース ・災害支援ナース ・災害支援ナース ・災害支援ナースのののの県県県県 内派遣要請に対応でき 内派遣要請に対応でき 内派遣要請に対応でき 内派遣要請に対応でき る る る る ・日本看護協会と災害支援 ・日本看護協会と災害支援 ・日本看護協会と災害支援 ・日本看護協会と災害支援 ナースの ナースの ナースの ナースの派遣に関する調派遣に関する調派遣に関する調派遣に関する調 整に 整に 整に 整に対応できる対応できる対応できる対応できる ・災害時の仮復旧活動を ・災害時の仮復旧活動を・災害時の仮復旧活動を ・災害時の仮復旧活動を するとともに業務再開に向 するとともに業務再開に向 するとともに業務再開に向 するとともに業務再開に向 けての準備を開始できる けての準備を開始できる けての準備を開始できる けての準備を開始できる 仮復旧活動 仮復旧活動 仮復旧活動 仮復旧活動 (~1週間) (~1週間) (~1週間) (~1週間) ・災害時の収束に向け ・災害時の収束に向け・災害時の収束に向け ・災害時の収束に向け ての準備及び業務再 ての準備及び業務再ての準備及び業務再 ての準備及び業務再 開に向けて本格的に 開に向けて本格的に開に向けて本格的に 開に向けて本格的に 活動できる 活動できる活動できる 活動できる ・災害支援ナース ・災害支援ナース・災害支援ナース ・災害支援ナース活動活動活動活動 の のの の収束に向けて準備で収束に向けて準備で収束に向けて準備で収束に向けて準備で きる きるきる きる 本復旧活動 本復旧活動 本復旧活動 本復旧活動 (~1ヶ月) (~1ヶ月)(~1ヶ月) (~1ヶ月) ・復旧活動終了宣言 ・復旧活動終了宣言 ・復旧活動終了宣言 ・復旧活動終了宣言 をし、平常時の業務 をし、平常時の業務 をし、平常時の業務 をし、平常時の業務 に戻る ことができる に戻る ことができる に戻る ことができる に戻る ことができる ・災害時の活動を振 ・災害時の活動を振 ・災害時の活動を振 ・災害時の活動を振 返り課題を整理する 返り課題を整理する 返り課題を整理する 返り課題を整理する 平常時の業務 平常時の業務平常時の業務 平常時の業務 平時から災害時 平時から災害時 平時から災害時 平時から災害時 の備えができる の備えができる の備えができる の備えができる 準備段階 準備段階 準備段階 準備段階

(5)

4

【準備段階】

NO 機能 対策項目 番号 活動内容 指示 確認 備考 定期的に災害対策の方針、役割を確認する <役割機能に基づく役割分担> ・本部長(指揮統制者) ・事案処理部門(Operations) ・情報作戦部門(Planning) ・資源管理部門(Logistics) ・財政総務部門(Finance) ① 定期的に防災訓練を行う 救助・救急活動 ① 救護用具・医薬品の確保をする ① 災害支援ナース派遣要綱を見直す ② 定期的に合同防災訓練を行う ② 定期的に什器物の点検をし、整備する ③ 協会内の受水槽を活用する ① 出入り業者と契約する ② 物資等一覧リストを作成する ② ② 大分市が被災した時に、上記店舗が閉店して いる場合は、水については協会内の自販機で 確保する ① C 災害時に最優先して持ち出さなければならな い金品、文書を定め、災害時に速やかに搬出 できるよう特定の場所に整理、保管する ① 1 防災訓練・防災教 育 訓練にあわせて防災教育を実施する(マニュ アルの概要や災害対策について) ④ 防災用品と非常食 の備蓄 ① 災害発生時に速やかに行動できるように事前 に協会内における役割分担をきめる 対策本部の組織・ 運営(役割機能の 明確化) 災害支援ナース登録施設、登録者の確認をす る 5 O 電話(衛星電話)、FAX、メール、ホームペー ジ、携帯等通信手段の確認をする 防災用品は持ち出しやすい場所に備蓄し、定 期的に現物を点検し、必要に応じて補充する 食料品、水、薬品、工具・日用品について は、時間内であれば、災害発生と同時に手分 けして店舗(新鮮市場、スーパーキッド、ド ラッグイレブン、ナフコ大分店等)で調達す る 災害支援ナース派 遣依頼 ① インフラ(電気、水道、回線等ソフト面)の 定期点検を行う ① 非常持出品の準備 8 物資等調達、供給 L 3 災害支援ナース派 遣要請受入れ 日本看護協会、県、市との協定内容の確認を する ① O 4 日本看護協会と災 害支援ナース派遣 に関して連携 O ① 電気、水道、ガ ス、回線等インフ ラの確認 ① 建物の耐震化、施設、設備の定期点検を行う 通信手段の確保 10 L 7 L L P 9 O 2 ② 6 L 建物、施設、設備 の確認

(6)

5

NO 機能 対策項目 番号 活動内容 指示 確認 備考 ① 受講生の参加者リストを作成しておく ② 職員の勤務者リストを作成しておく ③ 交通情報・道路情報の収集手段を確認する 12 P 広報活動 ① 会員への情報伝達手段を確保しておく ① 重要書類の保管:耐火金庫に保管しておく ① 会員の福利厚生を整備する ② 職員の生活再建について基準を検討する ② 災害廃棄物の処理について検討しておく ② 自治会等との協力体制について確認しておく 瓦礫(がれき)仮置き場について候補地の検 討をしておく 全職員の住所、電話番号(携帯電話)を記載 した緊急連絡網を整備して全職員に印刷して 配布する ① ① 職員は、目的外の使用は避けて、取扱いに十 分注意し、連絡先の変更は速やかに届け出る ② 近隣の事業所や住 民との連携および 協力体制の確認 O 廃棄物処理 L データ管理:サーバーに保管されているデー タは、定期的にデータのバックアップが行わ れているか確認(QNAP)する ② 16 災害直後から余裕があれば近隣地区の貢献活 動に協力する ① 重要書類・データ 管理(総務・財務 関連) 13 情報収集・報告 緊急連絡網の整備 P 15 F P 11 生活再建支援 F 14

(7)

6

【初動段階:発災当日】

NO 機能 対策項目 番号 活動内容 指示 確認 備考 災害対策本部 <設置時期>  イ 震度「6弱」以上の地震、その他大災害  ロ 竜巻等の被害が発生し、「対策本部長    が発令」した場合 <設置場所>  イ 津波の懸念がない場合→1F事務室  ロ 津波が懸念される場合→3F第4研修室 <非常持出し品リスト>  別紙2・3参照(災害対策マニュアル) <任務>  防災対策上重要事項の決定、指示、命令、  報告、職員の帰宅について安全確認後帰宅  指示 ① 救急用具、医薬品の確認 ② 館内のけが人を救出・救護をする。 ③ 受講生、職員の被害状況を確認する ④ 安全に非難誘導を行う ⑤ 人数把握し報告する ① インフラ関連を緊急点検する ② 出火防止(火気使用設備の使用停止) 非常持出品の準備 ① 非常時持ち出し物品の確認、搬出準備 10 P 通信手段の確保 ① 通信手段の選択(衛星電話等) ① 交通機関、道路、協会周辺の被災情報を収集 ② 受講生、職員の安否確認、被災情報確認 ③ テナントの被災状況 12 P 広報活動 ① 会員への情報伝達手段を確認 ① 重要書類・データ管理の確認、搬送準備 ② 災害情報関連の記録 防災用品と非常食 の備蓄 ① 救助・救急活動 ① ① ② ③ ④ インフラ(電気、 水道、回線等)の 確認 情報収集・報告 ④ 防災用品の確認、搬出準備 緊急連絡網で休暇中、帰宅後の職員の安否確 認 協会の近隣で地震や火災が発生し、被害が出 た場合、協力して人命救助や消火活動を行う 16 O 近隣の事業所や住 民との連携および 協力体制の確認 13 F 重要書類・データ 管理(総務・財務 関連) 11 8 L ① 6 L P 7 O 日本看護協会と災 害支援ナース派遣 に関して連携 日本看護協会に県下の被害情報を提供 2 O L 建物、施設、設備 の確認 ① 施設、設備等を緊急点検する C 3 1 対策本部の組織・ 運営(役割機能の 明確化)

(8)

7

【応急段階: ~3日】 応急的な復旧活動

NO 機能 対策項目 番号 活動内容 指示 確認 備考 ① 大分県の被害情報の報告、相談をする 危険箇所を把握し、危険がある場合は必要な 措置を行う ③ 研修会館の補修箇所の応急処置をする 罹災建物の警備体制を確保する (重要物・個人情報の盗難防止) ① 関係先との通信手段を確保する ② 被災地の施設との通信手段を確保する 会員の安否及び被 害状況の確認 ① 取引先の被害状況について把握する ② 事業再開に当たり必要な措置を講ずる 研修会館の被害が少ない場合は、避難場所の 提供に協力する(一時的な避難場所として) 危険箇所の立入りを禁止するなど、安全管理 に十分配慮して作業に取りかかる 事務所が使用不能の時には、仮事務所を駐車 場に設置する(一番被害の少ない場所) テナントの被害状況の確認及び今後の復旧 電気の設備・器具の安全点検をした後に使用 する パソコン、重要書類等の保管に注意し、個人 情報の盗難防止に努める 電気、水道、回線等インフラの確認をし、修 理箇所の措置をする 通信手段が確保できたら、各会員施設に連絡 (FAX)を行い、安否、被害状況を確認 インフラ関連の緊 急点検、措置 ① ③ 通信、手段の確保 P 10 F 13 ① 近隣の事業所や住 民との連携および 協力体制の確認 O 16 取引先の情報収集 11 物資等調達、供給 L 9 ① 出入り業者の被災状況を確認し、物資調達・ 供給を確認する O 災害支援ナース派 遣依頼 ① 災害支援ナースの県内派遣(レベル1)を判 断した場合 *大分県看護協会災害時支援要綱に基づく ② 日本看護協会と県外からの災害支援ナース派 遣が必要かどうか相談して判断する (レベル2,3) P 電話・メール・FAXの他、あらゆる手段を 検討する ① 4 O 災害支援ナース派 遣要請受入れ ① ① 応急的な復旧活動 C 危険箇所を把握 し、補修箇所の応 急処置をする ② 被害状況把握 3 1 5 O ① L 7 罹災建物の警備体 制を確保する L 6 二次災害防止(個 人情報の盗難防 止) ① ④ 対策本部 ① ② 日本看護協会と災 害支援ナース派遣 に関して連携 県及び市対策本部等より派遣依頼があったら 災害支援ナース登録施設に派遣要請をする *大分県看護協会災害時看護支援要綱に基づ く

(9)

8

【応急段階: ~1週間】 仮復旧活動 

NO 機能 対策項目 番号 活動内容 指示 確認 備考 ② 損保保険の支払いを受ける 給与支払い ① 給料日に、職員に対して給料を支払う 修理見積もり、購入見積もり結果から、建物 や什器備品の修理費用、購入費用等、復旧に 必要な資金を見積もる 必要に応じて、政府系金融機関等から災害復 旧の貸付を受ける 会館が損傷した場合、修理を建設会社等に要 請する(目標復旧日に間に合う計画で) 建物の早期復旧が困難な場合は、仮事務所を 駐車場に設置するか、他の場所に移転を検討 する 机・椅子・キャビネット等の使用可能かどう か確認を行い、使用可・修理必要に分類する パソコン・印刷機・AV機器等の修理の発注 を行う 日本看護協会の指示に従って情報提供、報告 相談(日本看護協会に応援を要請する場合) 仕入先に対して今後の納品等の状況の説明を 求め、取引の調整をする ソフトウエアの破損は、バックアップデータ を用いて回復させる 会員に対して、協会の被災状況、今後の再開 の目処、確実な連絡手段、次回の連絡時期を 情報提供する 13 F ② 情報システム等の回線に異常が無いか確認 し、業者に依頼する できる限り、納品業者等に対して過日分の支 払いを行う 仕入先が納品出来ない場合、他業者での代替 を従来どおりに戻すことを原則とする 12 ② 業者に対する対応 ③ 備品等の修理・調 達 7 6 日本看護協会と災 害支援ナース派遣 に関して連携 3 O ① 対策本部 ① ① ① ③ 復旧資金の確保 4 O 機器類の修理・調 達 P ① ① 5 O L 情報システムの回 復 ① ② 災害支援ナース派 遣要請の受入れ ① ① 県及び市対策本部等より派遣要請があった場 合 *大分県看護協会災害時支援要綱に基づく L 仮復旧活動 災害支援ナース派 遣依頼 ① 災害支援ナースの県内派遣 *大分県看護協会災害時支援要綱に基づく 会員への被災状況 の報告 建物の修理 (一時移転) 1 C

(10)

9

NO 機能 対策項目 番号 活動内容 指示 確認 備考 ② 職員の食事や日用品等を確保する 職員や家族が死傷した場合は、できる限り配 慮する 全職員に対して事業継続方針を説明し、適宜 その進捗状況を示す 住居を被災した家族に対しては、仮住居の手 配等を検討する 瓦礫(がれき)仮置き場に災害廃棄物を種類 別に廃棄する 15 L 廃棄物処理 ① ④ 14 ① ③ F 生活再建支援

(11)

10

【復旧段階: ~1ヶ月】 本復旧活動

NO 機能 対策項目 番号 活動内容 指示 確認 備考 (1)業務復旧の優先度を検討 (2)業務環境の回復、再構築  ・建物、倉庫等施設の修復  ・パソコン、ネットワーク等情報システム   の回復  ・備品の調達等 (3)稼動の確認 ② 派遣終了日を確認し、収束に向け準備する 大分県災害対策本部及び大分市対策本部の指 示を受け、派遣終了日について日本看護協会 と協議する 県対策本部及び大分市対策本部の指示を受 け、収束に向け準備する  物流設備、情報システム、その他経営資源 に関して稼動確認の報告を受け、全ての復旧 を確認したら復旧活動終了宣言し 本来の平 常時の業務再開に向け準備する 県対策本部、大分市の指示を受け、派遣依頼 を中止し、収束に向け準備する 業務再開の日程についてあらゆる通信手段で 広報する 災害支援ナースの活動状況についてホーム ページ上で情報提供する 電気、水道、回線等インフラ関連の復旧を確 認し、業務再開に向けを準備する 必要な物資が整い、物流環境が回復している ことを確認し、業務再開に向け準備する 電話、FAX、メール、ホームページ等通信手段が 回復していることを確認し、業務再開に向け 準備する ① 12 P 9 L 物資等調達、供給 10 P 通信手段の確保 11 ① ② 広報活動 ① P 情報収集・報告 全会員施設に再度会員の被害状況の調査をF AXで一斉に行い、全容を把握する 7 L インフラ(電気、 水道、回線等)の 確認 ① 6 L 建物、施設、設備 等の確認 建物修理、機器類の修理、備品等の修理を確 認し、業務再開に向け準備する 5 O 災害支援ナース派 遣依頼 ① ① ① ① 対策本部 3 O 日本看護協会と災 害支援ナース派遣 に関して連携 4 O 災害支援ナース派 遣要請受入れ ① 本復旧活動→復旧活動終了宣言 C 1

(12)

11

NO 機能 対策項目 番号 活動内容 指示 確認 備考 ① 被災した職員の生活再建に向け支援する ② 会員の福利厚生に基づきお見舞の手配をする 金品、重要書類、バックアップ用品等全てそ ろっていることを確認し、業務再開に向けて 準備する 災害義援金について検討し、看護協会として の方針を決定する 瓦礫(がれき)仮置き場の廃棄物処理方法に ついて大分市の災害対策本部と交渉する ① 近隣での災害復興活動にできるだけ協力する 15 L 廃棄物処理 16 O 近隣の事業所や住 民との連携および 協力体制の確認 F 重要書類・データ 管理 14 F 生活再建支援 (会員、職員) ① 13 ① ③

(13)

12

【平常時の業務】

NO 機能 対策項目 番号 活動内容 指示 確認 備考 救助・救急活動 ① 救助、救急活動の記録を整理する 9 L 物資等調達、供給 ① 物資等調達、供給に関する記録を整理する 12 P 広報活動 ① 会員への広報に関する記録の整理をする 15 L 廃棄物処理 ① 廃棄物処理に関する記録を整理する 日本看護協会に災害支援ナースの派遣を要請 した過程と活動内容に関する記録を整理し、 報告する 非常持出し物品、防災用品等使用状況等の記 録を整理する 通信手段の選択から各種通信手段が回復する までの過程について記録を整理をする 情報収集・報告 会員の福利厚生および職員の生活再建支援に 関する記録の整理をする 防災訓練、防災教育の評価をし、今後の課題 を整理する 受講生、職員の安否等被害状況に関する記録 の整理をする 重要書類、データ管理に関する記録の整理を する ① ① 1 C 対策本部 2 非常持出品の準備 8 L ① 地域貢献活動に関する記録の整理をする 近隣の事業所や住 民との連携および 協力体制の確認 O 16 14 F 生活再建支援 ① 重要書類・データ 管理(総務・財務 関連) F ① 13 10 P 通信手段の確保 ① ① P 11 7 L 電気、水道、回線 等インフラの確認 ① インフラ関連の故障箇所、修理状況等の記録 を整理をする 6 L 建物、施設、設備 の確認 ① 建物、施設設備の破損、修理状況等の記録を 整理をする 5 O 災害支援ナース派 遣依頼 ① 災害支援ナースの派遣依頼をした施設の記 録、及び活動内容の記録を整理する 3 O 日本看護協会と災 害支援ナース派遣 に関して連携 4 O 災害支援ナース派 遣要請受入れ O 防災訓練・防災教 育 ① ① 復旧活動終了宣言 ① 災害支援ナースの派遣要請があった施設と活 動内容の記録を整理する

(14)

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大分県看護協会 事業継続計画(Business Continuity Planning:BCP)に基づく災害時対応ガイドライン

初動段階 (発災当日) ~3日 ~1週間 1 C 災害対策本 部の組織・ 運 営 会館の耐震 化、施設設 備保管・管 理、 組織体制、 役割機能の 明確化、災 害訓 練実施 対策本 部設置 応急的な 復旧活動 仮復 旧活動 本復旧 活動 復旧活 動終了宣言 防災訓練・ 防災教育 定期的に防 災訓練、訓 練にあわ せて防 災教育を行 う 防災訓 練、防災教 育の評価を し、今 後の課題を 整理する 救助・救急 活動 救護用具、 医薬品の確 保 館内のけ が人の救出 、救護、救 急搬送( 人数把握、 報告) 救助、 救急活動の 記録を整理 する 3 O 日本看護協 会と災害支 援 ナース派遣 に関して連 携 災害支援ナ ース派遣要 綱に基づき 合同 防災訓練 県下の被 害情報の提 供 日本看 護協会と県外 からの災害 支援ナー ス派遣が 必要かどう か判断 (レベル2 ,3) 日本 看護協会の 指示に従っ て情 報提供、報 告、相談 (日 本看護協会 に応援を要 請す る場合) 派遣終 了日につい て協議する 日本看 護協会に災 害支援ナー スの派 遣を要請し た過程と活 動内容 に関して記 録を整理 し、報 告する 4 O 災害支援ナ ース派遣要 請 受入れ ①日本看 護協会、②県 、③市との 協定 内容確認 日本看 護協会から 派遣された 災害支 援ナースの 活動状況に ついて 情報交換す る 収 束に向け準 備 災害支 援ナースの 派遣要請が あった 施設と活動 内容の記録 を整理 する 5 O 災害支援ナ ース派遣依 頼 災害支援ナ ース登録施 設、登録者 確認 県内派 遣者の活動 状況の情報 収集 派 遣依頼を中 止し、 収 束に向け準 備 災害支 援ナースの 派遣依頼を した施 設の記録、 及び活動内 容の記 録を整理し 、報告する 6 L 建物、施設 、設備等の 確 認 施設の耐震 化、設備の 定期点検 施設、設 備等の緊急 点検 ①危険箇 所を把握し 、補修箇所 の応急処 置 ②罹災建 物の警備体 制を確保 建物 、備品機器 等の確認を し修 理依頼 ①建物 修理 ②機器 類の修理、 備品等の修 理を確 認し、業務 再開に向け 準備 建物、 施設設備の 破損、修理 状況等 の記録を整 理をする 7 L インフラ( 電気、水道 、 回線等)の 確認 電気、水道 、回線等ソ フト関連の 定期 点検 ①インフ ラ関連を緊 急点検 ②出火防 止(火気使 用設備使用 停止) ①インフ ラ関連の修 理箇所の措 置 ②二次災 害防止(個 人情報の盗 難防止) 情報 システムの 回線に異常 ない か確認し修 理依頼 インフ ラ関連の復 旧を確認し 業務、 再開に向け 準備 インフ ラ関連の故 障箇所、修 理状況 等の記録を 整理をする 8 L 非常時持ち 出し、防災 用 具、非常食 備蓄等確認 定期訓練 時に、非常時 の持ち出し 、防 災用品等の 点検 非常時 持ち出し物品 、防災用 品 の確認、 搬出準備 非常持 出し物品、 防災用品等 使用状 況等の記録 を整理する 9 L 物資等調達 、供給 ①物資等の 調達、供給 対策 ②出入り業 者との協定 、一覧リス ト整 備 出入り業 者の被災状 況確認し、 物資調 達・供給 確認 必要な 物資、物流 環境が整っ たこと を確認し、 業務再開に 向け準 備 物資等 調達、供給 に関する記 録を整 理する 10 P 通信手段の 確保 通信手段の 確保(衛星 電話、FAX、メール・ホー ムページ、スマホ等) 通信手 段の選択 電話、FAX、パソコ ン等の通信 手段の補 修箇所に ついて修理 依頼 通信手 段が回復し ていること を確認 し、業務再 開に向け準 備する 通信手 段の選択か ら各種通信 手段が 回復するま での過程の 記録の 整理をする 11 P 情報収集・ 報告 ①緊急連 絡網の整備 ②受講生、 職員の安否 情報、被災 情報 ③交通情 報、道路情 報 ①受講生 、職員の安 否情報、被 災情報 確認 ②交通情 報、道路情 報確認 通信手 段が確保でき たら、会員 の安否、 被害状 況に関する情 報収集 再度会 員の被害状 況調査しを し、全 容を把握す る 受講生 、職員の安 否、被害状 況に関 する記録の 整理をする 12 P 広報活動 会員への情 報伝達手段 確保 会員への 情報伝達 手段の確認 協会 の被災状況 、今後の再 開の 目処等情報 提供 業務再 開日程につ いて、あら ゆる通 信手段で広 報する 会員へ の広報に関 する記録を 整理す る 13 F 庶務・財務 関連 ①重要書 類・データ管 理 ②災害情 報関連の記録 ①重要書 類・デー タ管理 ②災害情 報関連の記 録 ①取引先 の被害状況 把握 ②事業再 開にあたり 必要な措置 を講ずる 復旧 資金の確保 金品、 重要書類、 バックアッ プ用品 等全てそろ っいること をて確 認し、業務 再開に向け 準備す る 重要書 類、データ 管理等に関 する記 録の整理を する 14 F 生活再建支 援 ①会員の福 利厚生整備 ②職員の生 活再建検討 職員 の生活再建 についての 方針 検討 会員の 福利厚生に 基づきお見 舞いの 手配をする 必 要時義援金 活動 会員の 福利厚生及 び職員の生 活再建 に関する記 録を整理す る 15 L 廃棄物処理 ①瓦礫(が れき)仮置 き場の確保 ②災害廃 棄物の処理 災害 廃棄物処理 災 害廃棄物処 理方法 の 検討 廃棄物 処理に関す る記録を整 理する 準備段階 地域貢献活 動 復旧段階 ~1ヵ月 NO 機 能 項目 被災直後か ら余裕あれ ば近隣地 区の貢 献活動に協 力する 協会の近 隣で被災者 や火災が発 生した場 合、協力し て人命救 助 や消火活 動を行う 0 16 0 2 大分県の 被害状況を 日本看護協 会に適宜報 告、相談す る 県及び大 分市対策本 部等より派 遣依頼があ ったら災害 支援ナース 登録 施設に派 遣要請 *大分県 看護協会災 害時看護支 援要綱に基 づく 災害支 援ナースの県 内派遣(レ ベル1)と 判断した場 合 *大分県 看護協会災 害支援要綱 に基づく 平常時の 業務 近 隣での災害 復興活 動 にできるだ け協力 す る 地域貢 献活動に関 する記録を 整理す る 応急段階 研修会 館の被害が少 ない場合は 、避難場 所の提供 に協力する (一時的な 避難場所 として)

参照

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