2014年5月27日
2014年3月期
[説明者] 常務取締役管理本部長 牧野 信之
CONTENT
1
2
3
4
業績の概要
中期経営計画の振り返り
業績予想
5
6
KSKグループ概要
決算内容
決算データ
[説明者] 管理本部マネージャー 大川 博
KSKグループ概要
[説明者] 常務取締役管理本部長 牧野 信之
株 式 会 社 K S K
設
立
昭和49年5月23日 (1974年)
資
本
金
14億4,846万円
事
業
内
容
(
セ
グ
メ
ン
ト
)
①システムコア事業
②ITソリューション事業
③ネットワークサービス事業
従
業
員
数
1,621名(連結 2014年3月末現在)
本
社
東京都稲城市百村1625-2
事
業
所
東京本社,関西支社,日本橋,新宿,川崎,埼玉,浜松,刈谷,東大
阪、熊本
K S K グ ル ー プ 会 社
株 式 会 社 K S K テ ク ノ サ ポ ー ト
東京都稲城市
ネットワークサービス事業
株 式 会 社 K S K デ ー タ
埼玉県さいたま市
ITソリューション事業 等
株 式 会 社 K S K 九 州
熊本県熊本市
ITソリューション事業
KSKグループ概要
1
(2014年3月31日現在)
システムコア事業
KSK
ITソリューション事業
ネットワーク
サービス事業
KSK九州
(アプリケーションソフト開発)
KSKテクノサポート
(ネットワーク構築、運用、保守)
KSKデータ
(データエントリー、要員派遣)
KSKグループ概要
事業系統図
1
業績の概要
[説明者] 常務取締役管理本部長 牧野 信之
10.3%:減
3.9%:減
4.1%:増
業績の概要
前年同期との比較
2
売上高
125億26百万円
130億45百万円
13年3月
14年3月
前年同期比で増収減益
経常利益
8億83百万円
8億49百万円
当期純利益
5億40百万円
4億84百万円
2014年3月期 連結
13年3月
14年3月
91%達成
98%達成
95%達成
業績の概要
予想値との比較
2
137億円
予想値
実績
経常利益
8億70百万円
当期純利益
5億30百万円
2014年3月期 連結
実績
実績
当初予想値を若干下回る
予想値
予想値
売上高
130億45百万円
8億49百万円
4億84百万円
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 システムコア事業 ITソリューション事業 ネットワークサービス事業 0 200 400 600 800 1,000 1,200 システムコア事業 ITソリューション事業 ネットワークサービス事業
業績の概要
セグメント別業績の推移
2
セグメント利益
売上高
百万円 百万円5.1%増
5.1%増
10.8%減
9.8%増
6.8%増
システムコア/ネットワークサービス事業が増収増益
0.6%増
業績の概要
セグメント別業績概況
2
●
システムコア事業
(
増収増益
)
・半導体設計業務は採算性が回復し利益率改善に寄与
・装置設計業務は新規受注が伸び悩む
・組込ソフトウェア開発業務は携帯電話から車載機器分野へシフトが進む
●
ITソリューション事業
(
増収減益
)
・ソフトウェア開発業務等は建築業界向けの大口開発案件を受注
・イメージデータ取込業務や、利益率の高いコンテンツ変換ツールが受注減
・実機検証サービスは順調
●
ネットワークサービス事業
(
増収増益
)
・モバイル端末の急速な普及により、ネットワークやITインフラの構築・運用サービス業務等の
需要が増大し、引き続き受注は好調。
・中途採用者やビジネスパートナーの積極活用で受注拡大
2
業績の概要
セグメント別トピックス
建設・金融事業に特化した
タブレット・ソリューション
建設業界
金融業界
図面参照・書込み
住宅ローンシミュレーション
工事検査業務
電子化カタログ
クレジット申込業務
ファンド商品案内
2
業績の概要
セグメント別トピックス
ITソリューション事業
2
業績の概要
セグメント別トピックス
ネットワークサービス事業
■大規模プロジェクト
金融機関向け超大型基盤
プロジェクトの設計・構築
40システムを結合したサーバー基盤を構成する、大規模システムの
基本設計から最終テストまでを担当。(全期間では3年を超す)
■最先端技術の活用
サーバー仮想化技術やストレージの容量削減技術など、最新のIT技
術を全面的に採用して再構築する。
■高い信頼性
システムの一元管理を行うため、VMware、Linux/Windows 、最新ストレー
ジ、Active Directoryを組み合わせて設計・構築を行い、従来のシステム構
成では見られない、安定性・運用可能性を実現させる。
0
20
40
60
80
100
120
140
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
106
112
125
134
139
121
125
123
125
130
業績の概要
業績の推移
①売上高(連結)
2
年度
単位:億円
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
758
966
1,184
1,301
1,189
510
699
810
841
809
業績の概要
業績の推移
②営業利益(連結)
2
単位:百万円
10,306
10,755
11,248
11,815
12,509
12,320
12,526
13,045
8,000 9,000 10,000 11,000 12,000 13,000 14,000 2011年3月 2012年3月 2013年3月 2014年3月業績の概要
事業のトレンド ①売上高(連結)
2
同業他社比較
(単位 :百万円)
売上高は業界平均
を上回るものの
伸び率は平均を
下回る
同業他社平均
当社グループ
売上高推移
(JASDAQ同業37社平均との比較)
グラフはJASDAQ上場の同業37社の売上 平均とKSK売上の3年間の推移を比較した ものです。 ●KSK売上成長率 4.3% 増 (11年 3月比) (12,509百万円 → 13,045百万円) ●同業37社売上成長率 14.6% 増 (11年 3月比) (10,306百万円 → 11,815百万円)566
603
655
719
699
811
842
809
400 500 600 700 800 900 1,000同業他社比較
(単位 :百万円)
営業利益推移 (JASDAQ同業37社平均との比較)
グラフはJASDAQ上場の同業37社の 営業利益平均とKSK営業利益の3年 間の推移を比較したものです。 ●KSK営業利益 15.7 % 増 (11年 3月比) (699百万円 → 809百万円) ●同業37社営業利益 27.2% 増 (11年 3月比) (566百万円 → 719百万円)利益水準は業界
平均を上回った
が、増益率は
平均を下回る
業績の概要
事業のトレンド ②営業利益(連結)
2
同業他社比較
同業他社平均
当社グループ
中期経営計画の振り返り
[説明者] 常務取締役管理本部長 牧野 信之
競争戦略
CS向上
競争力
現場力
=
事業戦略
中期経営計画
「基軸・V40」の振り返り
3
KSKグループは
量から質への転換
を図るため、「
エンゲージメント
(企業風土)」「
人材育
成
(仕組み)」「
CS向上
(戦略)」を経営の
基軸
と位置付け、エクセレントカンパニーを目指
し将来にわたり継続的成長を実現します。
企業風土
仕組み(機能)人材育成
エンゲージメント
基本戦略
3
中期経営計画
「基軸・V40」の振り返り
CS向上(VOC)
お客様から当社のサービスに対する評価や意見を直接いただく
サーベイで、お客様の評価(声)に対し改善活動を展開すること
により不満点を解決し、お客様との関係強化につなげる。
【
V
oice
O
f
C
ustomer
】
80 82 84 86 2011/3 2014/3平均得点
90 95 100 2011/3 2014/3回収率
回収件数
300 310 320 330 340 350 2011/3 2014/3 点 % 件3
中期経営計画
「基軸・V40」の振り返り
CS向上(CSI)
【
C
ustomer
S
atisfaction
I
nstitute
】
研修カリキュラム
■CSの重要性を理解させる
■CSの重要性を理解させる
■テーマについてグループディスカッション
■検討結果をチーム別に発表
■CS向上のための行動計画作成
100 200 300研修受講者数の推移
人3
中期経営計画
「基軸・V40」の振り返り
人材育成(教育投資)
組織の
能力
■学ぶ組織
組織は個人の能力を高める場を提供し、個人の能力が高まることで、
組織の能力が高まる。
組織と個人の
学びあいのスパイラル
1人当り教育投資額
1人当り年間受講日数
13 14 15 2011/3 2014/3 0 2 4 6 8 2011/3 2014/3 日 万円約1万円
の増加
約3日
の減少
個人の
能力
3
中期経営計画
「基軸・V40」の振り返り
人材育成(成果)
等級別資格取得推移
【上級資格(例)】 OracleMasterプラチナ、CCNP、電気主任技 術者1級、情報処理技術者資格 (プロジェクトマ ネージャー 、システムアーキテクト、データ ベーススペシャリスト、エンべデッドシステムス 500個 1,000個 1,500個 2011/3 2014/3初級資格
2,000個 2,250個 2,500個 2011/3 2014/3中級資格
200個 300個 400個 2011/3 2014/3上級資格
中級や上級資格に挑戦し取得数が増加した
SEEDプログラム(資格取得を会社で支援する制度) 資格取得に積極的な社員を上司が推薦し、上級資格の取得に向けて3
中期経営計画
「基軸・V40」の振り返り
エンゲージメント(BIC制度)
0 400 800 1,200 1,600 2012/3 2013/3 2014/3利用者数の推移
人BIC(KSK BBQ Invitation Card)制度とは、メンバーとバーベキュー
(BBQ)を通じて、互いに協力し交流を深めようという制度です。
3
エンゲージメントを高める明るい職場づくりの施策として
“ありがとうの気持ち“
を伝える
≪スマイルカード≫
を全社展開
『ありがとう』
の言葉の連鎖が
結束力を強める
お 互 い を 褒 め 合 う こ と
で お 互 い の 良 い と こ ろ を
伸ばし合う
相 手 へ の 関 心 が 良 き
チ ー ム ワ ー ク を つ く る
感 謝 し 合 う こ と の 積 み
重 ね が 相 手 を 思 い や る
気 持 ち ・ 助 け 合 う 職 場 を
つくる
お互いを讃え合う風土
お互いを讃え合う風土
中期経営計画
「基軸・V40」の振り返り
エンゲージメント(SmileCard)
枚Smile Card発行枚数の推移
20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000~単なる美化運動でも掃除だけでもない~
3
5S活動は、 『徹底した
ムダの排除
であり、
問題点を顕在化して問題解決する
体質づくり
』
⇒ 5Sの真髄は「見える化」
中期経営計画
「基軸・V40」の振り返り
エンゲージメント(5S活動)
ISMSやEMSの審
査でもグッドポイン
トとして評価されま
した。
0 5 10 15 20 25 30 2012/上期 2013/下期 2013/上期 2013/下期 合格点クリアチーム 合格点未満チーム3
中期経営計画
「基軸・V40」の振り返り
エンゲージメント(禁煙運動)
5% 10% 15% 20% 25% 30% 35%2013年4月からHealthy Green キャンペーンを
スタートさせ、禁煙クレドの制定や喫煙室の廃止など、
全社を挙げて禁煙の推進に取り組んでまいりました。
従業員の 喫煙率は
31.4%から0.6%に
激減するなど
健康に対する意識が
高まりました。
喫煙率業績予想
[説明者] 常務取締役管理本部長 牧野 信之
業績予想
「市場動向」
4
国内ITサービス市場予測
● 2013年国内ITサービス市場は、2年連続でプラス成長を達成。 2014年以降も
成長が期待されるものの、ペースは極めて緩やか
● 消費増税による企業業績およびIT支出への影響が懸念されるが、金融機関に
おけるシステム統合案件、社会保障・税番号制度などの大型投資もあり、引き
続き成長が続くと予測
● 事業部門やマーケティング部門へのサービス提供、ビジネスサービスの提供など
「脱ITサービス化」を行うことがITサービス市場での成長につながると分析
国内ITサービス市場 支出額予測 : 2012年~2018年■
2013年の同市場は前年比1.7%増の5兆75億
円と、2年連続のプラス成長。以降も成長は続くも
のの2013年~2018年の年間平均成長率は1.3%
と低く、2018年の同市場規模は5兆3,442億円と
予測
■
サービスセグメント別では2013年にはITアウト
ソーシングが比較的高い成長を達成。産業分野別
では、製造業は引き続き堅調なITサービス支出を維
持したが、通信/メディア業の支出は減速し、代わっ
2014年3月期
(前期実績)
2015年3月期
(当期予想)
前期比
売
上
高
13,045
13,600
104.3%
営
業
利
益
809
830
102.5%
経
常
利
益
849
850
100.1%
当 期 純 利 益
484
500
103.2%
配
当
金
30円
24円
-6円
(+9円)
(単位 :百万円)
業績予想
2015年3月期(連結)
4
(注) 前期の配当金には、記念配当15円を含む。 普通配当ベースでは、9円の増配となります。・業績に応じた
配当
・配当性向の
実績
17~30%
(H21/3期以降)
従
来
・普通配当
¥15
・記念配当
¥15
合計:
¥30
・配当性向
39.4%
H26/3期
・配当性向の
目処
30%
・H27/3期
予想
¥24
・配当性向
30.5%
今
後
4
業績予想
配当政策の変更
決算内容
5
前期
平成24年4月 1 日から 平成25年3月31日まで当期
平成25年4月 1 日から 平成26年3月31日まで前年
同期比
備考
売
上
高
12,526
13,045
104.1%
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
1,545
1,639
101.6%
営
業
利
益
( 営 業 利 益 率 )
841
(6.6%)
809
(6.2%)
96.2%
(-0.4P)
経
常
利
益
( 経 常 利 益 率 )
883
(7.1%)
849
(6.5%)
96.1%
(-0.6P)
当
期
純
利
益
540
484
89.7%
総
資
産
10,739
11,231
104.6%
株
主
資
本
7,845
8,176
104.2%
現 金 及 び 現 金 同 等 物
4,156
4,185
100.7%
1 株 当 り 純 利 益
84円73銭
76円14銭
89.9%
1 株 当 り 純 資 産
1,229円65銭
1,285円92銭
104.6%
自
己
資
本
比
率
73.0%
72.8%
(単位 :百万円)
決算内容
業績ハイライト(連結)
5
子会社の業績概要
■ KSKテクノサポート
安定した需要に支えられ増収増益に
■ KSKデータ
受注減や不採算案件の発生により減収減益に
■ KSK九州
ほぼ売前年並み
2013年3月期
2014年3月期
前年同期比較
売上高
売上
利益
売上
利益率
売上高
売上
利益
売上
利益率
売上高
売上
利益
売上
利益率
K
S
K
9,408
1,786
19.0%
9,861
1,830
18.6%
105%
44
-0.4P
K S K テ ク ノ
サ ポ
ー
ト
2,463
459
18.6%
2,505
498
19.9%
102%
39
1.3P
K S K デ ー タ
866
110
12.7%
815
89
10.9%
94%
-21
-1.8P
K S K 九 州
176
30
17.0%
172
28
16.2%
98%
-2
-0.8P
(単位 :百万円)
決算内容
各社業績
5
20%
31%
49%
ITソリューション
・APソフト開発・保守
・携帯用Web関連ツールソフト
・自社PKGソフト
・健康保険組合、自治体への派遣
・データエントリー
システムコア
・半導体設計、システムLSI
・組込ソフトウェア開発
・システム設計、装置設計
ネットワークサービス
・ネットワークシステム構築
・ネットワーク保守
・サポートセンター
■当期売上高
130億45百万円
(前年同期比4.1%増)
26億32百万円
39億98百万円
64億14百万円
決算内容
セグメント別構成比(売上)
5
ネットワーク
で約5割
26%
24%
50%
■当期売上利益累計
24億49百万円
(前年同期比3%増)
6億23百万円
5億96百万円
12億29百万円
決算内容
セグメント別構成比(売上利益)
5
システムコア
が利益率回復
システムコア
・半導体設計、システムLSI
・組込みソフトウェア開発
・システム設計、装置設計
ネットワークサービス
・ネットワークシステム構築
・ネットワーク保守
・サポートセンター
ITソリューション
・APソフト開発・保守
・携帯用Web関連ツールソフト
・自社PKGソフト
・健康保険組合、自治体への派遣
・データエントリー
2014年3月期
お客様意別売上高構成の傾向
・ルネサスグループ様の構成比率が
大きく減少しております。
NEC-G NTT-G その他2013年3月期
安定した構成
26
38
4
5
5
東芝-G 官公庁自治体 NTT-G 富士通-G その他24
5
7
5
NEC-G決算内容
お客様別売上構成比(連結)
5
■ 日本電気グループ ■ 日本HP ■ NTTグループ ■ 富士通グループ ■ 東芝グループ ■ ルネサスグループ ■ 一条工務店グループ ■ 官公庁自治体 ■ マイクロンメモリJ5
4
4
38
1
10
日本HP9
6
4
ルネサス-G 一条工務店 グループ 日本HP マイクロンメモリ ジャパン (旧エルピーダメモリ)3
4
マイクロンメモリ ジャパン決算データ
6
(単位:百万円)
決算データ
損益計算書(連結)
6
前期
当期
科 目
平成24年4月 1 日から 平成25年3月31日まで 平成25年4月 1 日から 平成26年3月31日まで売
上
高
12,526
13,045
売
上
原
価
10,138
10,595
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
1,545
1,639
営
業
利
益
841
809
営
業
外
収
益
50
40
営
業
外
費
用
8
0
経
常
利
益
883
849
特
別
利
益
3
7
特
別
損
失
3
2
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益
883
854
法
人
税
等
342
369
少
数
株
主
利
益
0
0
前期末 当期末 科 目 平成25年3月31日現在 平成26年3月31日現在 流 動 資 産 7,953 8,494 固 定 資 産 2,785 2,736 有 形 固 定 資 産 721 670 無 形 固 定 資 産 180 129 投 資 そ の 他 資 産 1,884 1,936 資 産 合 計 10,739 11,231 流 動 負 債 2,120 1,961 固 定 負 債 772 1,094 負 債 合 計 2,893 3,055 株 主 資 本 7,769 8,146 資 本 金 1,448 1,448 資 本 剰 余 金 1,636 1,636 利 益 剰 余 金 5,318 5,707 自 己 株 式 △ 633 △ 646 その他包括利益累計額 70 26 少 数 株 主 持 分 5 3 純 資 産 合 計 7,845 8,176 負 債 及 び 純 資 産 合 計 10,739 11,231 (資 産 の 部) (負 債 の 部) (純 資 産 の 部)