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Microsoft Word - ひずみH21成果報告書_08_1-5_ doc

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3.1.5 ひずみ集中帯発生にかかわる地殻構造の研究 目次 (1) 業務の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・115 (a) 業務題目 (b) 担当者 (c) 業務の目的 (d) 6ヵ年の年次実施計画 1) 平成19年度 2) 平成20年度 3) 平成21年度 4) 平成22年度 5) 平成23年度 6) 平成24年度 (e) 平成21年度業務目的 (2) 平成21年度の成果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・116 (a) 業務の要約 (b) 業務の成果 1) 石狩平野東縁断層周辺での自然地震観測 a) 自然地震観測の継続 b) 自然地震観測データ処理・解析 2) 石狩低地東縁断層帯周辺での比抵抗構造探査 3) 樽前山での地震観測 a) 自然地震観測の継続 b) 自然地震観測データ処理・解析 4) 樽前山での地殻変動観測 a) 繰り返し GPS 観測(第 1 回) b) 干渉 SAR 解析 5) 十勝岳での比抵抗構造探査 6) 十勝岳での干渉 SAR 解析 (c) 結論ならびに今後の課題 (d) 引用文献 (e) 学会等発表実績 (f) 特許出願、ソフトウエア開発、仕様・標準等の策定 (3) 平成22年度業務計画案・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・121

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(1) 業務の内容 (a) 業務題目 ひずみ集中帯発生にかかわる地殻構造の研究 (b) 担当者 所属機関 役職 氏名 メールアドレス 国 立 大 学 法 人 北 海 道 大 学大学院理学研究院 教授 茂木 透 [email protected] 同 教授 村上 亮 [email protected] 同 准教授 高橋 浩晃 [email protected] 同 准教授 橋本 武志 [email protected] 同 准教授 大島 弘光 [email protected] 同 助教 青山 裕 [email protected] 同 助教 森 済 [email protected] 同 技術専門職員 高田 真秀 [email protected] 同 技術専門職員 一柳 昌義 [email protected] 同 技術専門職員 鈴木 敦生 [email protected] 同 技術職員 山口 照寛 [email protected] 同 博士研究員 奥山 哲 [email protected] 同 非常勤研究員 山谷 祐介 [email protected] 同 補佐員 青池 友子 [email protected] (c) 業務の目的 北海道中軸帯では、島弧衝突の影響による活断層が分布しており、そこでのひずみ集中 が測地学的に観測されている。その発生機構を解明するため、稠密な自然地震観測や地磁 気地電流法観測を実施し、詳細な震源分布や地殻比抵抗構造等を把握する。それらの関連 性を調査することで、地震活動と地殻不均質構造との関係や、地震発生に大きくかかわっ ていると考えられている地殻流体分布等を調査し、ひずみ集中発生機構に関する新たな知 見を得る。 (d) 6ヵ年の年次実施計画 1) 平成19年度:ひずみ集中帯にかかわる地殻構造の研究に用いる自然地震観測システム を整備するとともに、ターゲットである石狩東縁断層帯においてそれを効果的に運用でき るような地震観測点配置等の検討を行った。 2) 平成20年度:ひずみの集中が観測されている石狩低地帯周辺での地震活動を把握する ため自然地震観測を開始した。地殻構造や流体の分布を調査するために、同地域で比抵抗 構造探査を実施した。 3) 平成21年度:自然地震観測を継続し、地震観測データの蓄積を図る。火山での地震、 地殻変動観測を継続する。比抵抗構造の空間密度を上げるための電磁気観測を実施する。 4) 平成22年度:自然地震観測を継続し、地震観測データの蓄積を図る。火山での地震、

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地殻変動観測を継続する。比抵抗構造の空間密度を上げるための電磁気観測を実施する。 5) 平成23年度:自然地震観測を継続し、地震観測データの蓄積を図るとともに、予備解 析を実施し、最適な震源決定手法について検討する。火山での地震、地殻変動観測を継続 する。比抵抗構造の空間密度を上げるための電磁気観測を実施するとともに、予備的な解 析を実施し、初期構造モデルを得る。 6) 平成24年度:自然地震観測を継続し、かつ、比抵抗構造の空間密度を上げる電磁気観 測を実施するとともに、地震データ・電磁気データの解析を実施し、詳細な震源分布や比 抵抗構造等を得る。火山での地震、地殻変動観測データを総合的に解析する。これらのデ ータを総合的に検討し、ひずみ集中機構に関する知見を得る。 (e) 平成21年度業務目的 ひ ず み の 集 中 が 観 測 さ れ て い る 石 狩 低 地 帯 周 辺 で の 地 震 活 動 を 把 握 す る た め 、 自 然 地 震 観 測 を 継 続 す る 。 ま た 、 ひ ず み 集 中 と 火 山 活 動 と の 関 連 性 を 明 ら か に す る こ と を 目 指 し 、 樽 前 山 と そ の 周 辺 地 域 に お い て 、 地 殻 変 動 源 の 深 さ 分 解 能 向 上 に 影 響 を 与 え る 観 測 網 の 空 間 配 置 を 最 適 化 す る た め 、G P S、 合 成 開 口 レ ー ダ ー 、 そ の 他 の 地 殻 変 動 観 測 等 を 総 合 的 に 組 み 合 わ せ た 地 殻 変 動 観 測 手 法 を 開 発 し 、火 山 を 含 む 他 の ひ ず み 集 中 帯 へ の 適 用 を 検 討 す る 。地 殻 構 造 や 流 体 の 分 布 を 調 査 す る た め に 、石 狩 地 域 や そ の 東 端 に 位 置 し 活 動 の 活 発 化 の 兆 し が あ る 十 勝 岳 に お い て 、 電 磁 気 観 測 お よ び 干 渉 SAR 解 析 を 実 施 す る 。 (2) 平成21年度の成果 (a) 業務の要約 ひ ず み の 集 中 が 観 測 さ れ て い る 石 狩 低 地 帯 周 辺 で の 地 震 活 動 を 把 握 す る た め 、 自 然 地 震 観 測 を 継 続 し 、2008 年 11 月 か ら 2010 年 1 月 ま で の 間 に 142 個 の 震 源 を 決 め と こ ろ 、石 狩 東 縁 断 層 の 中 南 部 で や や 地 震 活 動 が 活 発 で あ る こ と が 分 か っ て き た 。 ま た 、 石 狩 地 域 の MT 法 に よ る 比 抵 抗 構 造 探 査 で は 厚 い 堆 積 層 の 下 に 基 盤 の 盛 り 上 が り と 思 わ れ る 高 比 抵 抗 層 を 検 出 し た 。ひ ず み 集 中 と 火 山 活 動 と の 関 連 性 を 明 ら か に す る こ と を 目 指 し 、 樽 前 山 と そ の 周 辺 地 域 に お い て 、 地 震 観 測 を 継 続 し 溶 岩 ド ー ム 直 下 1km 付 近 に 活 発 な 地 震 活 動 が あ る こ と が 分 か っ て き た 。 ま た 、 地 殻 変 動 を 調 べ る た め 繰 り 返 し GPS 観 測 、 干 渉 SAR 解 析 を 開 始 し た 。 ひ ず み 集 中 帯 の 東 端 に 位 置 し 活 動 の 活 発 化 の 兆 し が あ る 十 勝 岳 に お い て 、MT 法 に よ る 比 抵 抗 構 造 探 査 を 行 い 噴 気 域 直 下 に 熱 水 貯 留 層 と 考 え ら れ る 低 比 抵 抗 層 を 検 出 し た 。 ま た 、 地 殻 変 動 を 詳 細 に 把 握 す る た め 干 渉 SAR 解 析 を 実 施 し た 。 (b) 業務の成果 1) 石狩平野東縁断層周辺での自然地震観測 a) 自然地震観測の継続 平成20 年度に石狩低地帯南部に新たに設置および機器の高度化を行った 10 箇所の自然 地震観測点において観測を継続した。観測は高感度微小地震計および強震計で行っており、

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順調にデータが取得されている。データは NTT フレッツ網を用いた IP 回線網を経由して 北海道大学へリアルタイムで伝送されハードディスクに格納されている。 b) 自然地震観測データ処理・解析 伝送された地震波形データを、北海道大学の運用する既存地震観測点のデータおよび気 象庁、防災科学技術研究所、札幌市等波形データ流通システムを介して北海道大学に伝送 されている他機関のデータと随時マージしデータの一元化を行った。この一元化データを 用いて読み取り作業を実施した。観測を開始した2008 年 11 月から 2010 年 1 月までに読 み取りの対象となった地震は 142 個であった。深部の地震波の推定のためにはやや深発地 震に関してもデータが必要なため、深い地震に関しても読み取りを行っている。震源決定 の初期構造には気象庁のルーチン処理で利用されている JMA20011)を用い、走時残差を観 測点補正値として与えて再計算を行い1次震源とした。一部の震源は収束せず空中に震源 が決まっており、用いた速度構造が適切でないことが原因として考えられる。今後、走時 データの蓄積を待って対象地域の速度構造を推定して震源精度の向上を図る予定である。 図 1(P123)にはすべての深さの震源を示した。やや深発地震は、対象領域南部でまんべ んなく発生しており、この地域での走時データとしては均質な波線が得られることがわか る。図 2(P123)には、石狩低地東縁断層帯付近の地震活動を見るために、深さ 40km 以浅 の地震のみを示してある。地震活動は、石狩低地東縁断層帯中部および南部で活発である が、それに比べて北部では低調でありほとんど地震が発生していない。また、札幌市付近、 当別町付近、苫小牧沖でもやや地震活動が高いことがわかる。東西方向での深さ分布を図 3(P124)に示したが、石狩低地東縁断層の地表トレースにあたる部分で深さ 20km から 30km 付近の地殻内地震としては深い場所で地震が発生している。一方、それよりも東お よび西では震源は浅い。これらの観測データは、地表面で見える石狩低地東縁断層とは別 に深部での地震活動を引き起こすシステムが存在していることを示唆する。なお、図の作 成には SEIS-PC 2)を利用した。 2) 石狩低地東縁断層帯周辺での比抵抗構造探査 平成 20 年度までに図 4(P124)に示した Line A および Line B の 2 測線において観測を 行い、それぞれ予察的な比抵抗断面モデルを推定した。これにより、石狩低地の厚い堆積 層の南北方向への延長や断層帯付近での構造の不均質性が示唆されている。平成 21 年度 は、南北方向の構造の連続性を明らかにするために、図 4(P124)に示した Line C において 同様の MT 法観測を行った。また、Line B において一部水平方向の解像度が不足していた 箇所を改善する目的で補充観測を行った。観測は 6 月から 8 月にかけて実施され、全観測 点で広帯域 MT 法(観測帯域 320Hz-0.001Hz)、そのうち半数の観測点で長周期 MT 法 (観測帯域 0.1Hz-0.0001Hz)の測定を行った。Line B および C の広帯域 MT 法データ を使用して、二次元インバージョンにより比抵抗構造を推定した(図 5,図 6、P125)。 Line A, B, C の構造は大局的には類似しており、低比抵抗層は、低地帯の厚い堆積層が南 北に連続している様子を示している。また、石狩平野東縁断層帯周辺では高比抵抗の基盤 がもり上がっている様子がみられる。

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3) 樽前山での地震観測 a) 自然地震観測の継続 平成 20 年度に樽前山南東域で機器の高度化を行った 2 箇所の自然地震観測点(NSK お よび KRS)において観測を継続した。観測は広帯域地震計で行っており、順調にデータが 取得されている。データは 400 MHz 帯の無線通信および NTT フレッツ網を用いた IP 回 線網を経由して北海道大学へリアルタイムで伝送されハードディスクに格納されている。 b) 自然地震観測データ処理・解析 伝送された地震波形データを、北海道大学の運用する既存地震観測点のデータとあわせ て検測作業を行った。2009 年 1 月から 12 月までに樽前山周辺で発生した地震の震源分布 を図 7(P126)に示す。樽前山の山頂溶岩ドーム付近の地下 1 km 深を中心として、火山性 の微小地震が発生している。これ以外にも、樽前山の南西域で深さ 6-8 km 程度の地震活 動がほぼ定常的に発生していることがわかる。 4) 樽前山での地殻変動観測 a) 繰り返し GPS 観測(第 1 回) 樽前山の地殻変動を調査するため、10 月 19 日から 11 月 2 日にかけて第 1 回の繰り返 し GPS 観測を行った。観測点は本学の管理する 13 点、国土地理院設置の三角点に 2 点、 水準点に 1 点、さらに既存のネットワークでは点数が少なく、かつ付近に GPS 観測に適 した三角点・水準点のない樽前山東方面に新しく観測点 MRY を設置し、計 16 点での観測 を行った。図 8(P126)に観測点の配置を、表 1(P122)に解析結果を示す。位置決定精度は 水平、鉛直方向でそれぞれ標準偏差として 0.54mm,0.88mm であった。22 年度以降継続 的に繰り返し観測を行い、ひずみ集中帯に位置する火山である樽前山の地殻変動研究を進 める予定である。 b) 干渉 SAR 解析 より高空間分解能で地殻変動を観測するために、干渉 SAR 解析を行った。解析には、 2007 年 9 月 15 日と 2009 年 9 月 20 日に陸域観測技術衛星 ALOS 搭載の PALSAR により 観測されたディセンディング軌道(パス 58)のデータを用いた。その結果、東側カルデラ 縁において最大 6cm の視線距離増加を検出した(図 9(a)、P127)。しかし、視線距離増加 のパターンは山体東側山腹の尾根筋と対応しており(図 9(b)、P127)、2 回の観測間での 水蒸気量の違いによる気象ノイズと考えられる。 5) 十勝岳での比抵抗構造探査 62-Ⅱ火口付近で顕著な地殻変動 3)や火口直下での磁化の減少 4)が観測されている十勝 岳において、2009 年 9 月に 62-Ⅱ火口周辺域において AMT 法による比抵抗構造探査を行 った。図 10(P127)に示す 5 点の観測点で測定を行い、A 点とのリモートリファレンス処理 を 経 て 見 か け 比 抵 抗 、 イ ン ピ ー ダ ン ス 位 相 、 イ ン ダ ク シ ョ ン ベ ク ト ル を 算 出 し た 。 図 11(P128)に示す観測された見かけ比抵抗には、浅部−高比抵抗,深部−低比抵抗の傾向が見 られる。一方、インダクションベクトルからは、一次元的な層構造ではなく、構造が三次

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元的である事が示唆される。周辺の地形を含む三次元構造解析をフォワードモデリングに よって行い、観測された見かけ比抵抗、位相およびインダクションベクトルを良く説明す る比抵抗モデルが推定された。図 12(P128)に三次元比抵抗構造モデルを示す。浅部の低比 抵抗な領域が、噴気活動が活発な位置と一致し、変質や温度の高い状態を示唆される。一 方で 62-Ⅱ火口の直下では標高 1100-1600 m に 0.5 Ωm のごく低比抵抗な場所が見つか った。観測点数が少なくモデルの解像度が粗いため、補充観測によりモデルを改善する余 地があるが、この比抵抗値からは、空隙率が高い岩石中に多少の溶存成分を含む熱水が飽 和している状態が考えられる。 6) 十勝岳での干渉 SAR 解析 繰り返し GPS 観測により観測されている火口域周辺で基線の伸び 3)をより詳細に調査 するため、陸域観測技術衛星 ALOS 搭載の PALSAR 画像を用いて干渉処理解析を行った (図 13, 図 14、P129)。解析にはアセンディング(パス 397)6 ペア,ディセンディング (パス 56)8 ペアの計 14 ペアを用いた。一部のペアでは良好な干渉画像が得られたもの の、ノイズのために変位量が求められなかったペアも存在した。特に積雪期のデータを含 むペアでは、市街地など人工構造物の多い領域では干渉するものの、十勝岳火口域では全 く干渉しなかった。良好な干渉画像が得られたペアでは、アセンディング、ディセンディ ング両軌道共に 62-Ⅱ火口周辺にピークを持つ視線距離の短縮が見られた。変位量を 1 年 あたりに換算すると、変位スピードはピーク値でそれぞれ 7.8cm/yr(アセンディング), 3.9cm/yr(ディセンディング)であった。 (c) 結論ならびに今後の課題 ひずみ集中が見られる石狩東縁断層帯で継続されている稠密な地震観測により、断層帯 中南部と北部とでは地震活動に違いがあることが分かってきた。さらに観測を継続するこ とによりこの傾向を確かめていく必要があろう。また、断層帯付近の比抵抗構造も明らか になってきており、断層の活動性と構造との関連が見られる可能性もある。 ひずみ集中帯に含まれる火山として石狩低地帯の西部に位置する樽前山では、山頂噴気 帯直下 1km に地震の頻発地域があるとともに、南西側の深度 6-8km 付近にも地震が集 中して起こっている様子が見られた。さらに、観測を継続することにより火山周辺での地 震発生域を明らかにできるであろう。地殻変動観測は今年度より観測が開始されており、 GPS の繰り返し観測および干渉 SAR 観測による総合的な解析により、地殻変動源推定の ための最適な観測点配置の検討を進めていくことになろう。 62-Ⅱ火口付近で顕著な地殻変動や火口直下での磁化の減少が観測されている十勝岳 では、MT 法による比抵抗楮探査を行った結果、火口直下に顕著な低比抵抗構造が検出さ れ、熱水循環層と推定された。まだ限られた観測点での結果であり、今後さらに観測点を 増やし構造を確かなものにしてく必要があろう。また、地殻変動分布を詳細に調べるため に干渉 SAR による解析も開始しており、地殻変動源や消磁源と比抵抗構造との関係も今 後さらに検討していく必要があろう。 (d) 引用文献

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1) 上野寛, 畠山信一, 明田川保, 舟崎淳, 浜田信生: 気象庁の震源決定方法の改善-浅部 速度構造と重み関数の改良-, 験震時報, 65, 123-134, 2002.

2) 中村浩二,石川有三:卓上の地震活動解析 SEIS-PC for Windows のこの 8 年,日本地 震学会 2005 年秋季大会講演予稿集, 153, 2005. 3) 札幌管区気象台:平成 21 年(2009 年)の十勝岳の火山活動, 気象庁 WEB サイト, http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/sapporo/2009y/108_09y.pdf, 2009. 4) 橋本武志,西村三治,有田真,山本輝明,小木曽仁,重野伸昭,岡崎紀俊,茂木透:十 勝岳の全磁力変化と蓄熱過程(2008-2009 年),北海道大学地球物理研究報告,73, 269-280, 2010. (e) 学会等発表実績 学会等における口頭・ポスター発表 発 表 成 果(発 表 題 目 、 口 頭・ポスター発表の別) 発表者氏名 発表場所 (学会等名) 発表時期 国際・国 内の別 石 狩 低 地 東 縁 断 層 帯 周 辺 の 比 抵 抗 構 造(ポ ス タ ー) 山谷祐介、茂木透、 長 谷 英 彰 、 山 下 晴 之、鈴木敦生、橋本 武志 千 葉 市(日本地 球 惑 星 科 学 連 合 2009 年 大 会) 2009 年 5 月 国内 石 狩 低 地 東 縁 断 層 帯 周 辺 のMT 法 比 抵 抗 探 査 -2009年観測結果とMT レ ス ポ ン ス へ の 地 峡 効 果の検討-(口頭) 山谷祐介、茂木透、 橋本武志、本多亮、 鈴木敦生、佐々木智 彦、山下晴之、長谷 英彰 東 京 都 (2009 年 度 CA 研 究 会) 2010 年 2 月 国内 学会誌・雑誌等における論文掲載 掲載論文(論文題目) 発表者氏名 発表場所 (雑誌等名) 発表時期 国際・国 内の別 石狩低地東縁断層帯周 辺の比抵抗構造探査 山谷祐介、茂木透、長谷 英彰、山下晴之、鈴木敦 生、橋本武志 2009 年 CA 研 究 会 論 文 集, 28-30. 2010 年 3 月 国内 十勝岳62-Ⅱ火口周辺 の3次元比抵抗構造 山谷祐介、橋本武志、茂 木透、村上亮、岡崎紀俊、 吉本充宏、伏谷祐二、橋 本政樹、山本輝明、西村 三治、有田真、的場敦史、 土屋遼平 北 海 道 大 学 地 球 物 理 研 究 報 告 、73, 281-294. 2010 年 3 月 国内 マスコミ等における報道・掲載

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なし (f) 特許出願、ソフトウエア開発、仕様・標準等の策定 1) 特許出願 なし 2) ソフトウエア開発 なし 3) 仕様・標準等の策定 なし (3) 平成22年度業務計画案 ひ ず み の 集 中 が 観 測 さ れ て い る 石 狩 低 地 帯 周 辺 で の 地 震 活 動 を 把 握 す る た め 、 自 然 地 震 観 測 を 継 続 す る 。 ま た 、 ひ ず み 集 中 と 火 山 活 動 と の 関 連 性 を 明 ら か に す る こ と を め ざ し 、 樽 前 山 と そ の 周 辺 地 域 の 観 測 に お い て 、 地 殻 変 動 源 の 深 さ 分 解 能 向 上 に 影 響 を 与 え る 観 測 網 の 空 間 配 置 を 最 適 化 す る た め 、GPS お よ び 干 渉 SAR 解 析 等 の 地 殻 変 動 観 測 を 総 合 的 に 組 み 合 わ せ た 地 殻 変 動 観 測 手 法 を 開 発 し 、火 山 を 含 む 他 の ひ ず み 集 中 帯 へ の 適 用 を 検 討 す る 。ひ ず み 集 中 帯 の 地 殻 構 造 や 流 体 の 分 布 を 調 査 す る た め に 、石 狩 地 域 で 電 磁 気 観 測 に よ る 比 抵 抗 構 造 探 査 行 う 。ま た 、 ひ ず み 集 中 帯 の 東 端 に 位 置 し 活 動 の 活 発 化 の 兆 し が あ る 十 勝 岳 に お い て 、電 磁 気 観 測 お よ び 干 渉 SAR 解 析 を 実 施 す る 。

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表1 各観測点の解析結果(座標値) 観測点名 コード 緯度 経度 標高 錦岡 NSK 42°36’38.93642” 141°29’40.0868” 14.7174 森野 MRN 42°37’42.40067” 141°15’16.4237” 153.0514 別々川 BBR 42°40’09.09679” 141°19’37.2429” 441.2477 BM10510 BM10510 42°40’05.52776” 141°27’34.5158” 146.7441 丸山 MRY 42°42’27.01299” 141°30’44.4695” 117.1242 比不井口三角点 BFT 42°43’31.59012” 141°15’50.3342” 251.3428 唐沢 KRS 42°37’30.32188” 141°24’21.9315” 83.4826 樽前東 TRE 42°41’36.93642” 141°25’31.3245” 345.1738 支寒内 SSN 42°42’50.77337” 141°19’1.87006” 250.2340 モーラップ MRP 42°44’35.76138” 141°24’30.0833” 251.5964 丸駒(伊藤温泉) MRK 42°46’54.71620” 141°18’46.4581” 252.0515 樽前観測坑道 TRM 42°40’37.01607” 141°22’40.6462” 644.0692 樽前 6 合目観測点 TR6 42°42’11.81108” 141°23’41.9505” 584.9950 樽前嶽三角点(東山) H 42°41’31.10790” 141°23’11.9454” 1021.9720 樽前ドーム中央 D0 42°41’24.91928” 141°22’37.1611” 1039.5840 小樽前(北山) KTR 42°42’01.51663” 141°21’56.4471” 932.1487

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図1 自然地震観測網により得られた震央分布

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図3 図 2(P123)を東西方向に切った場合の地震の深さ分布

図 4 MT 法観測点の位置図。平成 21 年度は Line C の全点および Line B 上の ISK185 に おいて測定を行った。

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図 5 Line B についての二次元インバージョンによる比抵抗断面。横軸、縦軸ともに単位 はキロメートル。

図 6 Line C についての二次元インバージョンによる比抵抗断面(暫定)。横軸、縦軸と もに単位はキロメートル。

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図 7 2009 年 1 月~12 月のデータを用いて決定された樽前山周辺の地震の震源分布。

図 8 GPS 観測点の配置図。樽前山山頂は観測点 D0 の位置にある。背景は 2 万 5 千分の 1 地形図(国土地理院)。

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(a) (b)

図 9 (a)樽前山周辺の干渉画像。観測日は 2007 年 9 月 15 日と 2009 年 9 月 20 日。(b) SRTM3 による標高。(a)図で紫(衛星から遠ざかる変位)の領域が尾根筋に対応するのが わかる。

(15)

図 11 観測値(誤差棒付きの点)と三次元モデルによる計算値(実線)の比較。上段は見 かけ比抵抗、下段はインピーダンス位相。赤は XY 成分(南北方向の電場、東西方向の磁 場による成分)、青は YX 成分(東西方向の電場、南北方向の磁場による成分)を示す。

図 12 三次元モデリングにより推定された比抵抗構造。東西断面を並べて表示した。カラ ーバーは比抵抗の常用対数値を示す。

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図 13 解析に用いた PALSAR データの観測領域。アセンディング,ディセンディング軌 道 に よ る 観 測 領 域 を そ れ ぞ れ 青 と 赤 の 矩 形 で 示 す 。 左 上 は 火 口 周 辺 の 拡 大 図 。 地 形 は SRTM3 による。

図 14 アセンディング軌道による干渉画像。水色から黄色への色の変化は衛星に近づく変 位を表す。画像は図 13 の左上に示した範囲。

表 1  各観測点の解析結果(座標値)  観測点名  コード  緯度  経度  標高  錦岡  NSK  42°36’38.93642” 141°29’40.0868” 14.7174 森野  MRN  42°37’42.40067” 141°15’16.4237” 153.0514 別々川  BBR  42°40’09.09679” 141°19’37.2429” 441.2477 BM10510  BM10510 42°40’05.52776” 141°27’34.5158” 146.7441 丸山
図 2  深さ 40km 以浅の震源分布
図 4  MT 法観測点の位置図。平成 21 年度は Line C の全点および Line B 上の ISK185 に おいて測定を行った。
図 5  Line B についての二次元インバージョンによる比抵抗断面。横軸、縦軸ともに単位 はキロメートル。
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