コーデ ィネーター 東 京医科歯科 大学 医学部 保健 衛生学科 松 岡 恵 助 産 婦 に 求 め られ る機 能 は 変化 して い る。 た とえ ば 、 高度 生殖 医療 の進 歩 に伴 い 、病 院 勤 務 助 産 婦 は、 カ ウンセ リン グ能 力 を こ れ ま で以 上 に 求 め られ て い る。 ま た 、少 子 化 に伴 い 、女 性 の妊 娠 ・分 娩 ・育 児 に対 す る 期 待 や 身 体 的及 び 精神 的 準備 状 態 が 変化 し、助 産 婦 は、 多 様 な ニ ー ズ に柔 軟 に 対応 す る よ り高 度 な能 力 が 必 要 とな っ て い る。 助 産 婦 教 育 の状 況 に も変化 が あ る。 看 護 教 育 の大 学 化 の 流 れ を受 け 、従 来 の助 産 婦 専 門 学 校 、 短 大 専攻 科 の コー ス が減 少 し、 四年 制 大 学 にお け る選 択 課 程 が増 加 して い る。 日本 に先 駆 け て看 護 教 育 の大 学 化 が 進 ん だ 米 国 で は 、 大 学 院 修 士 課 程 にお け る 専 門看 護 助 産 婦 の 教 育 コー ス を 終 了 した助 産 婦 が 意 欲 的 な活 動 を行 って お り、 英 国 で は看 護 婦 資 格 を持 た な い助 産 婦 を養 成 す る助 産 学 学 士 コー ス が 主 流 とな っ て い る。 日本 で は助 産婦 養 成 を どの 教 育 レベ ル で どれ だ けの 期 間 行 うか が 議論 され て 久 しい が 、 未 だ に コ ン セ ン サ ス を 得 て い な い。 こ こで は 、 制 度 と しての 助 産 婦 教 育 の 在 り方 に つ い て の議 論 は さけ た い と考 え る。 ど の よ うな 教 育 課 程 にお い て も、 養 成 コー ス を終 了 し、助 産 婦 とい う名 称 を使 う限 り、 消 費者 か ら求 め られ る役 割 は 同 じだ か らで あ る。 こ こで の 論 点 は、 助 産 婦 とい う名 称 を使 う人 を送 り出す す べ て の教 育課 程 に お い て 、 卒業 す る 時 点 で 求 め られ る基 礎 的 な 臨床 能 力 は 何 か 、 それ を 育 て る た め の カ リキ ュ ラ ム は どの よ うな 改 善 が 必 要 なの か 、 臨 床 実 習 を受 け入 れ る 臨床 現場 は何 を 準備 す る こ とが 必 要 な の か 、 そ して 、 新 卒 助 産 婦 を受 け 入 れ 育 て る臨床 現 場 は 、新 卒助 産 婦 を どの よ う に 育 て て い く こ とが 必 要 なの か 、 と い う観 点 か ら、助 産 学教 育 に お け る臨 床 との 連 携 ・ 接 点 につ い て 考 えて い きた い。 教 育 関係 者 だ けで な く、 臨 床 の ベ テ ラ ン助 産 婦 、 つ い最 近 ま で助 産 婦 学 生 だ っ た若 手 助 産 婦 、現 役 の助 産 婦 学 生 な ど、 様 々 な 立 場 か ら活 発 な意 見 が交 換 され る こ と を期 待 し て い る。
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社 会ニ ー ズ に対応 した助 産 婦教 育 試 案
青森県立保健大学 新 道 幸 恵 1.変 革 の 時 代 に お け る臨 床 に み られ る 変 化 第2次 ベ ビー ブ ー ム 以 降 少 子 化 は進 み 、エ ン ジ ェ ル プ ラ ンな どに よ る国 の 対 応 策 に よ る効 果 もみ られ ず 、 近 年 にお け る少 子 化 傾 向 は 著 しい。 そ の こ とは 、助 産 婦 教 育や 助 産 婦 の 活 動 の場 や 教 育 の 場 に も少 な か らず 影 響 を 与 え て い る。 例 え ば 、 臨床 に お い て 、 産 科 或 い は分 娩 病 棟 の よ うに 、 妊 産 婦 管 理 のみ を行 う単独 病棟 が 減 少 し、 婦 人 科 の み な ら ず 、 内 科 等 の 一般 診 療 科 との 混 合 管 理 の 病 棟 編 成 が進 ん で い る。 そ の 臨床 の 変 化 は 、 助 産 実 習(妊 産 婦 管理 や 指 導 、 分 娩 介 助 を含 む 妊 産 褥 婦 、 新 生 児 へ の ケ ア)や 卒 業 生 の就 職 先 等 に 関す る問題 状 況 を もた ら して い る。 一 方 臨 床 の 場 に お い て は 、近年の保健医療福祉制度 の変革に よる影響 を大 き く受 けて、 病 院 の 職 員 は 、 どの職 種 もそ れ らの 変 革 へ の チ ャ レン ジ を 求 め られ 、 意 識 の 変 革 を 迫 ら れ て い る。 そ の よ うな 状 況 は 、 臨 床 の 職 員 に 、 学生 実 習 指 導 へ の 余 裕 を な く させ る 要 因 に も な っ て い る。 そ れ に 加 えて 、 少 子 化 に よ っ て 、新 卒 助 産 婦 の 分 娩 介 助 を 中心 とす る 妊 産 褥 婦 の ケ ア に 関 す る経 験 の 機 会 を減 少 させ 、 臨床 能 力 の 習 熟 に時 間 を要 す る状 況 が あ る。 そ の こ とは 、 臨 床 側 にお い て 、助 産 婦 学 生 の 実 習 指 導 が で き る キ ャ リア の あ る助 産 婦 が 少 な い とい う現 象 につ なが っ て い る。 2.近 年 に お け る 助 産 婦 教 育 に み られ る 変 化 看 護 教 育 の 高 学歴 化 は1990年 代 に入 っ て急 速 に進 み 、 看 護 系 の大 学 や 大 学 院 が 急 増 し て い る。 それ に つ れ て 、 助 産 婦 教 育 も、 大学 の4年 教 育 の なか に組 み 込 まれ て行 わ れ る よ うに な っ て きた。 この こ と につ い て は 、 これ ま で 、 そ の 問 題 点 に つ い て多 くの 論 議 が あ った が 、 な か で も、 養 成 人 数 の 少 な さが 大 き くあ げ られ て い る。 そ の 問 題 点 は 、 大 学 の4年 間 の カ リキ ュ ラム の な か で 、助 産 婦教 育 に必 要 な 演 習 や 実 習 時 間 が 専 門 学校 や 短 期 大 学 の よ うに は長 期 間 とれ な い た め に 、 短 い 実 習 期 間 中 に所 定 の 経 験 を終 了 す る こ とが で き る人 数 しか助 産 婦 課 程 に履 修 生 を 引 き受 け る こ とが で き な い こ とに よ る。 そ の 学 生 の 数 は 、 実 習期 間 の み な らず 、 実 習施 設 数 、 実 習施 設 にお け る 分 娩 例 数 、及 び 実 習 分 担 で き る教 員 の数 に よ って 規 定 され る。 実 習 期 間 が 短 けれ ば 、 実 習 施 設 数 を増 や す こ と で対 応 可能 で あ るが 、 そ うす る と、 そ の 施 設 数 ほ ど、 実 習 指 導 が で き る教 員 数 が 必 要 に な る。と こ ろが 、大 学 に お け る助 産 婦 教 育 を担 当で き る 教 員 数 は 、 平 均3人 で あ る。卒 業要 件 は 選 択 可能 に な った 。この 規 制 緩 和 の 教 育及 び 、実践 活 動 へ の 影 響 につ い て は 、 今 後検 討 を要 す る課 題 で あ ろ う。 ま た 、 医 療 経 済 の 逼 迫 や 少 子 化 が 背 景 とな って 、 病 院 付 属 の助 産 婦 学校 の 閉鎖 が あ い つ い で お り、助 産 婦 の 国 家 試 験 受 験 者 数 が 減 少 に傾 いて い る。 3.臨 床 と 教 育 の 相 互 連 携 の 方 向 性 近 年 に お い て は 、助 産 婦 教 育 及 び 実 践 の 双 方 の場 に は 、厳 しい 現 実 が あ る。そ の 中で 、 助 産 婦 の 発 展 の た め に 、 両 者 の 連 携 は不 可 欠 で あ る。 そ の 連携 の有 り様 は 、一 方 の他 方 へ の 依 存 に よ る見 せ か け の連 携 で は な く、相互支援 を基盤 と した連携 でなけれ ばな らな い 。 臨 床 の側 に お い て 教 育 の 側 に望 まれ る支 援 は何 か 、 そ の 要 望 に対 応 可能 な教 育 側 か らの 支 援 は何 か 、 ま た 教 育 の 場 にお い て臨 床 の側 に 望 ま れ る支援 は何 か 、そ の要 望 に対 応 可 能 な 臨床 側 の 支 援 は 何 か 、 につ いて 、 そ れ ぞ れ の 関係 者 間 で真 剣 に検 討 され る こ と が 必 要 で あ ろ う。 この こ とは 、 臨 床 と教 育 の 両 者 の 関係 者 間 で よ い関 係 が 形 成 され 、 助 産 婦 が21世 紀 に お い て も 、母 子 保 健 の 一 翼 を担 って 、 出 産 時 の ケ ア を 中核 と しなが ら、 女 性 の 一 生 の健 康 管 理 に携 わ る専 門 家 と して の 役 割 を維 持発 展 させ る た めの 活 動 に は不 可 欠 で あ る。 臨 床 と教 育 の 両者 間 に お け る相 互 連 携 の 鍵 は 、 助 産 婦 が行 うケ アの 質 の 向 上 、 言 い 換 え れ ば 助 産 婦 の 臨床 能 力 の 向 上 とい う共 通 の 目標 を 見 失 わ な い こ とで あ ろ う。 4.助 産 婦 教 育 に お け る課 題 病院 や 診 療 所 に お け る施 設 内 分 娩 数 が 増 加 し、 母 体搬 送 に よ る周 産 期 の 集 中医 療 の 需 要 の増 大 を背 景 と して 、 医 師 の 立 ち会 い 率 が 増加 して き た。 そ の こ とは 周 産 期 医 療 の 質 の 向上 に と って 望 ま しい こ とで は あ るが 、 一 方 で は 、助 産 婦 の医 師 依 存 度 を 高 め 、 法 的 に認 め られ て い る正 常 産 に お け る 自立 した 助 産婦 活動 能 力 の低 下 を来 して い る事 へ の 危 惧 は筆 者 だ けの 取 り越 し苦 労 で あ ろ うか。 この 危 惧 が 現 実 で あ る な らば 、 そ の 改 善 策 と して 、現 在 の助 産 婦 教 育 を助 産 婦 の 基 礎 教 育 と位 置 づ けて 、 臨 床 領 域 に お い て リー ダ ー シ ップ を発 揮 で き る専 門 助 産 婦 の 育 成 を 急 が な けれ ば な ら な い で あ ろ う。そ の た め に は 、助 産 婦 の 大 卒者 を多 数 輩 出す る一 方 で 、 大 学 院 に お い て 、 助 産 婦 有 資格 者 に 対す る専 門 教 育(専 門助 産 師)を 行 うこ とへ の 積 極 的 な 取 り組 み が 期 待 され る。 そ の た め に も、助 産 婦 教員 の 臨床 能 力 は 必 須 で あ り、 教 育 を 担 当 しな が ら も、 臨 床 能 力 向 上 の研鑽 を積 む こ とが 求 め られ る。 そ の 方 法 と して 、ユ ニ フ ィケ ー シ ョン シ ステ ム の導 入 や 医学 教 育 で検 討 され て い る よ うな ク ラー ク シ ップ の 導 入 を 検 討 す る こ とも必 要 で あ ろ う。
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互 いの得 意 領 域 を活 か して支 えあ う
聖路加看護大学 有 森 直 子 助 産 学 教 育 に携 わ っ て い る教 員 に は、 教 育活 動 、研 究 活 動 、社 会 活 動(社 会 の 動 向 に 関 心 を持 つ こ と)の3つ の 活 動 が 求 め られ る。 教職 に あ る身 と して は 、 や は り教 育 活 動 に 比 重 が お かれ 、 な か な か 研 究 ・社 会 活 動 ま で 活 動 範 囲 を広 げ る こ とは 容 易 で な い。 し か し、 こ の3つ の 活 動 が バ ラ ンス よ く関 係 性 を保 ちな が ら展 開 され る こ とに よ り、 教 育 内 容 と臨 床 で行 われ て い るケ ア が 連 携 で き る。 又 、社 会 情 勢 をふ ま え て助 産 ケ ア の あ り 方 を 展 望 で き る 人材 を 育 成 す る とい う助 産 学 教 育 も可 能 に な る と思 われ る。 助 産 学 教 育 に携 わ る もの 、 臨 床 で 助 産 ケ ア を 実践 す る もの 、 ケ ア を受 け る妊 産 婦 や そ の 家 族 が 、「持 て る もの ・得 意 とす る もの 」を交 換 す る こ とで 助 産 ケ ア に 対 す る理 念 を 共 有 し、 そ の 結 果 、将 来 を 見 据 えた 助 産 学 教 育 の あ りよ うが 見 えて く る の で は な い だ ろ う か。 これ ま で の本 学 に お け る 教 育 活 動 ・研 究 活 動 ・社 会 活 動 を ふ りか え り、 教 育 機 関 が 臨床 の ス タ ッフや ケ ア を受 け る方 々 と共 に 助 産 学 教 育 の あ り方 を創 り上 げ て い く協 働 に つ い て 再 考 した い 。 1.知 識 と実 践 を よ り効 果 的 に つ な げ る 教 育 方 法 の 実 施 本 学 で は 学 内 で 学 ん だ 知識 と実 践 の 効 率 的 な統 合 を め ざ して 、 事 例 を用 い た 助 産 計 画 の 立案 を行 う学 習 方 法 を採 用 して い る。 学 生 の 自発 的 な問 い を 基盤 と した 事 例 学 習 で 対 象 のア セ ス メ ン ト、 具 体的 な ケ ア の 広 が りを学 生 同 士 で 共 有 し互 い に 教 え学 び あ うこ と を主 目的 に グル ー プ ワ ー クで展 開 して い る。 そ の た め 、学 生 は必 要 と な る基 礎 知識(妊 娠 ・分 娩 ・産 褥 新 生 児 にお け る身 体 的 ・心 理 社 会 的 な 側 面)を 自己 学 習 し、 さ らに グル ー プ ワー ク に 参 加 す る前 提 と して 、アセス メン ト、計画 立案 を各 自で済 ませ ていな けれ ば な らな い。 また 出 産 に参 加 した こ との な い 学 生 もい る た め 、 で き るだ けそ の事 例 の 状 況 を理 解 し助 産 婦 の 行 うケ ア にふ れ る機 会 を もて る よ う、 こ の事 例 学 習 中 に 臨床 に で る 時 間 割 を作 成 して い る。 こ の方 法 の 導入 に よ り、 実 習 前 に学 ん だ 知識 が 、 実 習 で 行 う助 産 過 程 に有 効 に い か され る よ うに な っ て き た。 2.臨 床 の ス タ ッ フ と共 に 助 産 ケ ア の 理 念 を 共 有 し、 助 産 学 生 の 学 習 の プ ロ セ ス を 見 守 る 。 最 近 の分 娩 件 数 の 減 少 に よ り、複 数 施 設 で の 実 習 が 必 要 とな り分 娩 介 助 の指 導 は 教 員 か らそ の施 設 の ス タ ッフ に委 譲 して い く必 要 が 生 じて き た。 この よ うな指 導 体 制 の 変 化 の プ ロセ ス に お い て 、 も っ と も重 要 で あ っ た こ とは 教 育 と臨床 が 助 産 ケ ア の理 念 を共 有 す る こ と、 ま た 学 生 の 学 習 の 歩 み を確 認 しあ うこ とで あ っ た。 そ の た め に 、 学 内 の 特 別 講 義 や 実 習 前 の 学 内 演 習 を、 臨 床 の ス タ ッ フ と と も に行 っ て い る。 ま た 、本 学 で は カ リ キ ュ ラ ム評 価 の視 点 の ひ とつ と して 、 実 習 先 か らの 評 価 が含 まれ て い る。 臨 床 指 導 に携 わ って くだ さっ た ス タ ッフか ら評 価 用 紙 を 通 して フ ィー ドバ ッ クを 得 る こ とが で き、 よ りよい カ リキ ュ ラム を構 築 す るた め に役 立 っ て い る。 ま た 、 臨床 の ス タ ッフ に この よ うる と感 じて い る 。 ま た 、 学 生 に と っ て 実 習 の 場 に 卒 業 生 が 存 在 す る こ と は 、 近 い将 来 の 自分 の モ デ ル と し て 大 い に 役 立 っ て い る 。 さ ら に 、 昨 今 の 厳 しい 就 職 事 情 か ら も 卒 業 生 を 招 い て の 就 職 ガ イ ダ ン ス(助 産 課 程 独 自)で は 、 学 生 の 進 路 を 決 め る 上 で 重 要 な 役 割 を 果 た して い る。 3.卒 業 生 を 支 え る 継 続 教 育 の 場 を 提 供 す る 卒 業 後 も 助 産 ケ ア の あ り 方 を 検 討 す る こ と が 可 能 に な る よ う に 、 本 学 の 研 究 室 で 「抄 読 会 」 を 開 催 して い る 。 こ の 会 は 、 さ ま ざ ま な 施 設 の 助 産 ケ ア に つ い て 情 報 交 換 す る場 で あ り 、 学 会 や 海 外 文 献 な ど か ら の 新 た な 知 見 を 得 る 場 で あ り、 さ らに 教員 が 卒業 生 の 声 を 聞 く 同 窓 会 的 な 場 に も な っ て い る 。(抄 読 会 担 当 桃 井 雅 子 岡 村 晴 子) 4.職 能 と し て の 活 動 や 助 産 ・お 産 に 関 心 を も つ 人 々 と 連 携 を 持 つ 主 に 開 業 助 産 婦 と情 報 交 換 や 助 産 ケ ア の あ り方 に つ い て 話 し合 う場 を も つ こ と を 目的 と して 「よ い お 産 を 考 え る 会 」 が ス タ ー ト した 。(発 起 人 堀 内 成 子)こ の 活 動 は 、 日本 助 産 学 会 の プ レ コ ン グ レ ス ミー テ ィ ン グ と して 、 各 地 の 助 産 婦 や お 産 に 興 味 を 持 つ 人 々 の 価 値 の 共 有 を 目 指 して 数 回 に わ た り開 催 さ れ た 。 そ の 他 、 女 性 の 安 全 を護 る こ と を め ざ した 「性 暴 力 支 援 セ ン タ ー 」 の 活 動 を 実 習 病 院 の ス タ ッ フ や 他 職 種(社 会 学 者 、 心 理 学 者 、 弁 護 士 等)と 連 携 して 行 っ て い る。 ま た1998年 よ り、 開 業 助 産 婦 、 勤 務 助 産 婦 、 教 育 関 係 者 が 一 同 に 会 して 職 能 団 体 で あ る 日本 助 産 婦 会 東 京 都 支 部 中 央 区 地 区 分 会 の 活 動 を 開 始 した(片 桐 麻 州 美 地 区 分 会 長)。 定 期 的 な ミー テ ィ ン グ を 通 し て 施 設 を 超 え た 助 産 婦 と して の 活 動 の あ り方 に つ い て 議 論 し、ユ ニ ー ク な 活 動 の 展 開 を 試 み て い る 。ま た 、 本 年 度 は 、 「小 学 生 と命 に つ い て 語 る プ ロ ジ ェ ク ト」 を 大 学 の 教 員 と 日本 助 産 婦 会 東 京 都 支 部 と で 立 ち 上 げ 、 社 会 福 祉 事 業 団 よ り助 成 金 を う け 活 動 を展 開 し て い る(事 務 局 担 当 有 森 直 子)。 さ ら に 、研 究 を 基 盤 に した 実 践 の 変 革 と して 日本 不 妊 看 護 ネ ッ トワ ー ク(代 表 森 明 子)、 日本 遺 伝 看 護 研 究 会(事 務 局 有 森 直 子)な ど 臨 床 の 方 々 との 社 会 的 な 活 動 の 拠 点 と し て も そ の 役 割 を 果 た して い る 。 5.臨 床 の 実 践 を 支 え る 研 究 を 行 う 。 ひ と つ の 実 習 病 院 に お い て 、 一 出 産 領 域 の ケ ア シ ス テ ム と組 織 の 変 革 の 過 程 へ の 支 援 を 大 学 の 教 員 が 行 っ て き た(研 究 代 表 者 三 橋 恭 子)。 そ こ で 大 学 教 員 が 必 要 と さ れ た 役 割 は 、 臨 床 ス タ ッ フ が 行 っ て い る 母 親 学 級 の 小 集 団 継 続 ク ラ ス へ の 変 革 に つ い て の 保 証 (研 究 的 な ア プ ロ ー チ で ケ ア の 評 価 を 行 う)で あ っ た 。 ワ ー ク シ ョ ッ プ に お い て は 、 こ れ か ら の 助 産 学 教 育 の あ り方 に つ い て 、 参 加 者 の 方 々 と 意 見 を 交 換 し 、 助 産 ケ ア の あ り 方 と そ の 教 育 に つ い て の 考 察 を 深 め た い 。 参考文 献 ・有森 直子 、4年 生大学の助産婦教育①聖路加看護大学の助産教育、助産婦雑誌、53(4)、291・1999. ・佐藤 直美 他、助産課程における診断能力を育む教授方法の試み一小グループによる事例学習を用いて、 聖路加看護 大学紀要 、24、60-65,1998. ・三橋恭子他 、女性のエンパワーメン トの支援一出産領域の看護ケアシステムの変革とネットワーク化一、 平成9∼11年度 科学研究補助金(基 盤C2研 究成 果報告 書),1998.