PCI ボックス
プロダクトノート
SPARC Enterprise
M4000/M5000/M8000/M9000サーバ版
マニュアル番号 C120-E456-05 Part No. 820-0688-12 2008 年 3 月, Revision ACopyright 2007-2008 Sun Microsystems, Inc., 4150 Network Circle, Santa Clara, California 95054, U.S.A. および富士通 株式会社 〒 211-8588 神奈川県川崎市中原区上小田中 4-1-1 , Japan. All rights reserved.
Sun Microsystems, Inc. および富士通株式会社は、それぞれ本書に記述されている製品および技術に関する知的所有権 を所有または管理しています。これらの製品、技術、および本書は、著作権法、特許権などの知的所有権に関する法 律および国際条約により保護されています。これらの製品、技術、および本書に対して Sun Microsystems, Inc. およ び富士通株式会社が有する知的所有権には、http://www.sun.com/patents に掲載されているひとつまたは複数の米 国特許、および米国ならびにその他の国におけるひとつまたは複数の特許または出願中の特許が含まれています。
本書およびそれに付属する製品および技術は、その使用、複製、頒布および逆コンパイルを制限するライセンスのも とにおいて頒布されます。富士通株式会社と Sun Microsystems, Inc. およびそのライセンサーの書面による事前の許 可なく、このような製品または技術および本書のいかなる部分も、いかなる方法によっても複製することが禁じられ ます。本書の提供は、明示的であるか黙示的であるかを問わず、本製品またはそれに付随する技術に関するいかなる 権利またはライセンスを付与するものでもありません。本書は、富士通株式会社または Sun Microsystems, Inc. の一 部、あるいはそのいずれかの関連会社のいかなる種類の義務を含むものでも示すものでもありません。
本書および本書に記述されている製品および技術には、ソフトウェアおよびフォント技術を含む第三者の知的財産が 含まれている場合があります。これらの知的財産は、著作権法により保護されているか、または提供者から富士通株 式会社および / または Sun Microsystems, Inc. へライセンスが付与されているか、あるいはその両方です。
GPL または LGPL が適用されたソースコードの複製は、GPL または LGPL の規約に従い、該当する場合に、お客様 からのお申し込みに応じて入手可能です。富士通株式会社または Sun Microsystems, Inc. にお問い合わせください。 この配布には、第三者が開発した構成要素が含まれている可能性があります。
本製品の一部は、カリフォルニア大学からライセンスされている Berkeley BSD システムに由来しています。UNIX は、 X/Open Company Limited が独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。
Sun、Sun Microsystems、Sun のロゴ、Java、Netra、Solaris、Sun Ray、Answerbook2、docs.sun.com、OpenBoot、 および Sun Fire は、米国およびその他の国における Sun Microsystems, Inc. の商標または登録商標です。
富士通および富士通のロゴマークは、富士通株式会社の登録商標です。
すべての SPARC 商標は、 SPARC International, Inc. のライセンスを受けて使用している同社の米国およびその他の国 における登録商標です。SPARC 商標が付いた製品は、Sun Microsystems, Inc. が開発したアーキテクチャーに基づく ものです。
SPARC64 は、Fujitsu Microelectronics, Inc. および富士通株式会社が SPARC International, Inc. のライセンスを受けて 使用している同社の商標です。
OPEN LOOK および SunTM Graphical User Interface は、Sun Microsystems, Inc. が自社のユーザーおよびライセンス 実施権者向けに開発しました。Sun Microsystems, Inc. は、コンピュータ産業用のビジュアルまたは グラフィカル・
ユ ー ザ ー イ ン タ フ ェ ー ス の 概 念 の 研 究 開 発 に お け る Xerox 社の先駆者としての成果を認めるものです。Sun Microsystems, Inc. は Xerox 社から Xerox Graphical User Interface の非独占的ライセンスを取得しており、このライ センスは、OPEN LOOK GUI を実装しているかまたは Sun の書面によるライセンス契約を満たす Sun Microsystems, Inc. のライセンス実施権者にも適用されます。
United States Government Rights - Commercial use. U.S. Government users are subject to the standard government user license agreements of Sun Microsystems, Inc. and Fujitsu Limited and the applicable provisions of the FAR and its supplements.
免責条項 : 本書または本書に記述されている製品や技術に関して富士通株式会社、Sun Microsystems, Inc. またはその いずれかの関連会社が行う保証は、製品または技術の提供に適用されるライセンス契約で明示的に規定されている保 証に限ります。このような契約で明示的に規定された保証を除き、富士通株式会社、Sun Microsystems, Inc. およびそ のいずれかの関連会社は、製品、技術、または本書に関して、明示、黙示を問わず、いかなる種類の保証も行いませ ん。これらの製品、技術、または本書は、現状のまま提供され、商品性、特定目的への適合性または第三者の権利の 非侵害の黙示の保証を含みそれに限定されない、明示的であるか黙示的であるかを問わない、なんらの保証も、かか る免責が法的に無効とされた場合を除き、行われないものとします。このような契約で明示的に規定されていないか ぎり、富士通株式会社、Sun Microsystems, Inc. またはそのいずれかの関連会社は、いかなる法理論のもとの第三者に 対しても、その収益の損失、有用性またはデータに関する損失、あるいは業務の中断について、あるいは間接的損害、 特別損害、付随的損害、または結果的損害について、そのような損害の可能性が示唆されていた場合であっても、適 用される法律が許容する範囲内で、いかなる責任も負いません。 本書は、「現状のまま」提供され、商品性、特定目的への適合性または第三者の権利の非侵害の黙示の保証を含みそれ に限定されない、明示的であるか黙示的であるかを問わない、なんらの保証も、かかる免責が法的に無効とされた場 合を除き、行われないものとします。
v
目次
はじめに
vii
PCIボックスのサポートについて
vii
技術サポート
vii
ソフトウェアリソース
vii
マニュアルへのアクセス
viii
コメントの送付先
viii
PCIボックス プロダクトノート
1
サポートされているハードウェア、ファームウェアおよびソフトウェア
1
パッチに関する情報
2
機能の問題
2
既知の問題
2
解決済みの問題
4
マニュアルの変更予定
8
PCI ボックスの最大温度
11
ホットプラグ操作に関する注意事項 11
ファームウェアのバージョンの確認
12
キャリアの破損の防止
13
キャリアの取り外し
13
キャリアの取り付け
15
vii
はじめに
本書では、PCIボックスのハードウェア、ソフトウェア、および出版後に見つかった
ドキュメントに関する最新の情報を説明します。
PCIボックスのサポートについて
技術サポート
PCIボックスのドキュメントで取り上げられていない技術上の問題または質問があり
ましたら、営業担当者または当社技術員までご連絡ください。
ソフトウェアリソース
PCI ボックスのホストとなる、SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サ
ーバには、Solaris™ オペレーティングシステム (OS) およびSun Java™ Enterprise
System softwareがプレインストールされています。
SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバのソフトウェアリソースに
ついては、営業担当者または当社技術員までご連絡ください。
注 – 最新のパッチ情報は以下を参照してください。
日本語サイト
https://software.fujitsu.com/jp/security/products-others/unix/
グローバルサイト
http://www.fujitsu.com/global/support/software/security/products
-s/patch-info/
インストールに関する情報とREADMEファイルもパッチと一緒にダウンロードされ
ます。
マニュアルへのアクセス
PCIボックスのインストレーション、管理、使用のための手順は、PCIボックス関連
のマニュアルに示されています。PCIボックス関連のマニュアルは、以下のウェブサ
イトからダウンロード可能です。
日本語サイト
http://primeserver.fujitsu.com/sparcenterprise/manual/
グローバルサイト
http://www.fujitsu.com/sparcenterprise/manual/
注 – 本書で説明する情報は、PCIボックス関連のマニュアルの情報よりも優先されま
す。
Solaris 関連のマニュアル
http://www.sun.com/documentation
コメントの送付先
本書に関するご意見、ご要望または内容に不明確な部分がございましたら、マニュア
ル番号、マニュアル名称、ページおよび具体的な内容を営業担当者または当社技術員
にお知らせください。
なお、コメントをお寄せいただくときは、対象となるドキュメントの名称およびマニ
ュアル番号もあわせてお知らせください。
1
PCI ボックス プロダクトノート
SPARC Enterprise Mx000 サーバ版
本書では、PCI ボックス、ソフトウェア、および出版後に見つかったドキュメントに
関する最新の情報を説明します。
本書は、以下の項目で構成されます。
■サポートされているハードウェア、ファームウェアおよびソフトウェア
■機能の問題
■マニュアルの変更予定
サポートされているハードウェア、ファ
ームウェアおよびソフトウェア
本リリースでは、次に示すハードウェア、ファームウェアおよびソフトウェアがサポ
ートされています。
■SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000 サーバ
■XSCF Control Package(XCP)1041 以降
接続するサーバ製品に XCP1041 より古い版数がインストールされている場合は、
XSCF Control Package(XCP)1041 以降にアップデートする必要があります。ブ
ラウザユーザーインタフェース(BUI とも呼ばれます)を使用して XCP をインポ
ートし、XSCF Shell のflashupdate コマンドを使って新しい版を適用してくだ
さい。
■Solaris 10 11/06 以降の Solaris オペレーティングシステム
パッチに関する情報
■現在のところ、PCI ボックス固有のパッチはありません。必要なパッチは、随時
改版されます。ご使用のサーバまたはPCI ボックスで有効なパッチについては、
viiページの
「ソフトウェアリソース」
を参照してください。
■ご使用のサーバを正しく運用するために、パッチが必要となる場合があります。
ご使用のサーバに対する必須パッチを適用してください。詳細な情報について
は、ご使用のサーバに対応したプロダクトノートを参照してください。
機能の問題
ここでは、PCI ボックスの既知の問題を示します。
既知の問題
表 1
は、PCI ボックスの問題と回避方法を示します。
表 1 既知の問題 CR ID 説明 回避方法 6545639 PCI66MHz のカードはサポートしていませ ん。 現時点では、有効な回避方法はありません。 6562020 snmp デーモンが終了する場合があります。 setsnmp enable コマンドを実行し、snmp デ ーモンを再起動してください。 6564649 電源ユニットが正しい内部温度を通知しない 場合があります。 通知された温度が予想していた範囲を超えている 場合は、複数の温度サンプルを採取して複数の数 値の平均値を取ってください。 電源ユニットの温度を手動で表示する場合は、 ioxadm env -t コマンドを使用してください。 詳細については、ioxadm (8) マニュアルページ を参照してください。PCI ボックス プロダクトノート SPARC Enterprise Mx000 サーバ版 3 6582282 周辺温度が警告しきい値の場合は、メッセー ジが繰り返し出力されます。 ereport.chassis.env.temp.otw (メッセージが繰り返されます。)... showlogs(8) でのメッセージ : Msg: High temperature warning
周辺温度が最大、または最大を超えた (38°C/100°F)場合は温度を下げてください。
注 –
周辺温度は電源ユニットの挿入口で測定さ れます。 周辺温度が、最大値を連続的に上下している場合 は、複数のメッセージが出力されます。 周辺温度が最大値を超えたあと、最大値を上下し ない場合は、メッセージが 1 回出力されます。 6600214 電源ユニットの電源を投入すると、 overtemperature LED が誤点 灯 する場合があ ります。さらに、ドメイン起動後数分してか ら、以下のどちらかまたは両方のメッセージ が出力される場合があります。 ereport.chassis.i2c.nresp または ereport.chassis.env.temp.otw showlogs(8) でのメッセージ :Msg: TWI access error (code=1707) Msg: TWI access error (code=1709) または
Msg: High temperature warning
以下の手順で復旧してください。 • 影響するドメインの電源を切断します。 • PCI ボックスの前面にある2つの電源ユニット の、電源を切断します。 • 2つの電源ユニットのDC power LED( )が 消灯したら、2本のACケーブルを抜きます。 • 10秒以上たったのちに2本のACケーブルを再接 続します。 • PCI ボックスの2つの電源ユニットの、電源を 再投入します。 • 影響するドメインの電源を投入します。 復 旧 できない場合は、営業担当者または当社技 術員にご連絡ください。
注 –
ereport.chassis.env.temp.otw(Msg: High temperature warning)が出力された場 合は、温度異常が発生していることも考えられま す。ioxadm env -tコマンドを実行して、PCI ボックス内の温度を確認してください。 表 1 既知の問題 ( 続き )解決済みの問題
表 2
は、ハードウェアまたはソフトウェアのアップデートによって解決済みの問題を
示します。
注 –
表 2
の2列目は問題自体が解決されるアップデート版を示します。
6660119 電源ユニットの電源が切断される前にACケー ブルを抜いてしまった場合、電源ユニットの Service LEDが点灯され、ホストサーバから以 下のエラーメッセージが出力される場合があ ります。 ereport.chassis.device.fan.tooslow ereport.chassis.power.ovf ereport.chassis.power.ocf ereport.chassis.power.otf ereport.chassis.power.ocw ereport.chassis.power.sw-off ereport.chassis.power.ac-warn showlogs(8) でのメッセージ: Msg: Low rotation error Msg: Over voltage failure Msg: Over current failure Msg: High temperature failure Msg: Over current warning Msg: Switch is turned off Msg: Low input voltage営業担当者または当社技術員にご連絡ください。
注 –
ACケーブルを引き抜く前に、電源ユニット の電源が切断されていることを確認してくださ い。 表 1 既知の問題 ( 続き ) CR ID 説明 回避方法PCI ボックス プロダクトノート SPARC Enterprise Mx000 サーバ版 5
Bridge ControllerおよびFan Controllerファームウェアのバージョンを確認する場合
は、12ページの
「ファームウェアのバージョンの確認」
を参照してください。
表 2 解決済みの問題 CR ID 解決時期 説明 回避方法 6510888 XCP1041 リンクカードで以下のメッセージが出力さ れる場合があります。 ereport.chassis.env.temp.utw showlogs(8) でのメッセージ : Msg: Low temparature warningこのエラーは無視しても差し支えあ りません。 現時点では、有効な回避方法はあり ません。 6524588 ドライバパッ チ 914568-02 ギガビットイーサネットカード
(SE0X7GQ1*, SE0X7GD1*, SE0X7GD2*)の 高負荷動作時に、割り込みの通知に失敗す ることがあります。 ドライバパッチを適用してください。 6555583 Bridge Controller Firmware 2.4 + XCP 1050 動作中のシステムでリンクケーブルが切断 されると、再接続してもリンクが復 旧 しま せん。 影響するドメインの電源を再投入し てください 6557227 Bridge Controller Firmware 2.1 ドメインの電源が切断されても、そのドメ インに接続された PCI ボックスの電源が切 断されない場合があります。 ドメインの電源が落ちたのち、PCI ボックスの電源を手動で切断してく ださい。 6559504 Solaris10 8/07 nxge ドライバの (「nxge_ipp_eccue_valid_check」)の FMA エラーメッセージの表示が繰り返され ます。 このエラーメッセージは無視しても 差し支えありません。 6562085 Fan Controller Firmware 2.2 I/O ボートが正しい内部温度を通知しない 場合があります。 通知された温度は無視してくださ い。 正しい温度を表示させたい場合は、 PCIボックスをリセットしてから、以 下のコマンドで温度を表示してくだ さい。
• ioxadm reset target • ioxadm env
詳細については、ioxadm (8) マニュ アルページを参照してください。
6563777 Fan Controller Firmware 2.4 I/O ボートが抜かれ、再度 PCI ボックス内 に挿入された場合、サーバから以下のエラ ーメッセージが出力される場合がありま す。 ereport.chassis.device.link-down ereport.chassis.i2c.nresp ereport.chassis.i2c.intr-fail showlogs(8) でのメッセージ : Msg: Link Error
Msg: TWI access error (code=1701) Msg: TWI access error (code=1706) Msg: TWI access error (code=1B01)
ioxadm reset target コマンドで
PCI ボックスをリセットしてくださ い。 6564631 XCP 1060 showstatus コマンドは、PCI ボックスに 関する故障を表示しません。 有効な回避方法はありません。 6564658 XCP 1050 リンクカードで以下のメッセージが出力さ れる場合があります。 ereport.chassis.env.tmp.utw showlogs(8) でのメッセージ : Msg: Low temperature warning
このエラーは無視しても差し支えあ りません。 現時点では、有効な回避方法はあり ません 表 2 解決済みの問題 CR ID 解決時期 説明 回避方法
PCI ボックス プロダクトノート SPARC Enterprise Mx000 サーバ版 7
6565649 XCP 1050 システム起動時に、PCI Express I/O ボート が認識できない場合があります。
ereport.chassis.power.uvf showlogs(8) でのメッセージ : Msg: Under voltage failure
以下の手順で復旧してください。 • 影響するドメインの電源を切断し ます。 • PCI ボックスの電源を切断しま す。 • PCI ボックスの電源を再投入しま す。 • 影響するドメインの電源を投入し ます。 復旧できない場合は、営業担当者ま たは当社技術員にご連絡ください。
注 –
XCP1050以降で以下のメッセー ジが出力された場合は、営業担当者 または当社技術員にご連絡くださ い。Msg: Under voltage failure
6568364 XCP 1050 prtfruコマンドで、PCIボックスのいくつ かのステータスフィールドを表示しませ ん。 現時点では、有効な回避方法はあり ません。 6572281 XCP 1050 システム起動時またはシステム再起動時 に、以下のメッセージが出力される場合が あります。 ereport.chassis.i2c.intr_fail showlogs(8) でのメッセージ :
Msg: TWI access error (code=1B0x)
x:1から5までの整数 割り込みが発生しているかどうかを 確認するには、ioxadmコマンドでロ ケータLEDを点灯してみてくださ い。 • LEDが点灯する場合は、割り込み が正常に動作しています。エラー メッセージは無視しても差し支え ありません。 LED が点 灯 しない場合は、割り込み が正常に動作していません。営業担 当者または当社技術員へご連絡くだ さい。 表 2 解決済みの問題 CR ID 解決時期 説明 回避方法
マニュアルの変更予定
表 3
では、今後のマニュアルの変更予定を示します。
表 3 マニュアルの変更予定 マニュアル ページ 変更内容 PCI ボックスインストレー ション・サービスマニュア ル 1-11 「1.2.3 ケーブルのマネジメント」の I/O ケーブルの配線に関 する記述が変更されます。 • ラックの中には、ラックの両側に配線できるものがありま す。タイプ A ケーブルプレート(図1-9)はラックの両側に ケーブルを配線する場合に使用できます。 • ラックの中には、ラックの右側だけに配線できるものがあり ます。タイプ B ケーブルプレート(図1-10)はラックの右側 にケーブルを配線する場合に最適です。 1-26 「1.4.1 I/O ボート1 台構成」の「PCI ボックス接続カード (Optical)には、10 m (33 ft.) リンクケーブルが同梱され ます。ホストサーバから離れた場所にPCI ボックスを設置でき ます。25 m (80 ft.) のリンクケーブルはオプションです。」 の文章は、以下のように変更されます。 「PCI ボックス接続カード(Optical)には、10 m (33 ft.) リンクケーブル、または25 m(80 ft.)のリンクケーブルが同 梱されます。」 1-28 「1.6 システム管理」に最大温度に関する記述が追加されま す。11ページの「PCI ボックスの最大温度」を参照してくださ い。 1-29 「1.7.1 物理的要件」 次のように変更されます。 • ケーブルマネジメントユニットが取り付けられたPCI ボック スは、幅が440 mm(17.3 in.)、奥行きが1,000 mm (39.4 in.)です。• PCI ボックスの高さは4 rack unit で、175 mm(6.9 in.)で す。 • PCI ボックス接続カード(Optical)には、10 m(33 ft.)ま たは25 m(80 ft.)ケーブルが1本同梱されています。PCIボ ックスは、ホストサーバのラックから少し離れた場所に配置 できます。 • 「25 m(80 ft.) リンクケーブル(Optical)は、オプション です。」は、削除されます。 2-2 「2.2 タイプ S ラックへのマウントブラケットの取り付け」 は、見出しが「ねじ穴仕様のラックへのマウントブラケットの
PCI ボックス プロダクトノート SPARC Enterprise Mx000 サーバ版 9 PCI ボックスインストレー ション・サービスマニュア ル 2-2 手順2の箇条書きにある寸法は、178 mm / 7 in.から175 mm/6.9 inへ変更されます。 2. ラック内の適切な搭載位置を確認します。
• PCI ボックスには、4 rack unit 分(175 mm/6.9 in.)の高さ が必要です。 2-6 「2.3 タイプ F ラックへのマウントブラケットの取り付け」 は、見出しが「ケージナット仕様のラックへのマウントブラケ ットの取り付け」に変更されます。 2-6 手順2の箇条書きにある寸法は、178 mm / 7 in.から175 mm/6.9 inへ変更されます。 2. ラック内の適切な搭載位置を確認します。
• PCI ボックスには、4 rack unit 分(175 mm/6.9 in.)の高さ が必要です。 2-11 「2.5 ケーブルマネジメントユニットの取り付け 」に I/O ケ ーブルの配線に関する説明が追加されます。 • ラックの両側にケーブルを配線できるラックには、タイプA ケーブルプレート(図 2-13)を使用してください。 • ラックの右側だけにケーブルを配線できるラックには、タイ プBケーブルプレート(図 2-14)を使用してください。 2-13 手順 2 に、AC コードの配線に関する注が追加されます。 「タイプAケーブルプレートでは、ラックの最寄りの側にAC コードを配線してください。」 「タイプBケーブルプレートでは、左側のACコードをケーブ ルプレートの上を通して、ラックの右側に配線してください。 左側の電源中継ケーブルのコネクタは、タイプBケーブルプレ ートのスペースを確保するために、上部にある長方形の開口部 に配置してください。」 3-2 「3.1 PCIカードの搭載」は、キャリアの破損のおそれを軽減 するために変更されます。13ページの「キャリアの取り外し」 を参照してください。 3-11 「3.2 PCIカードの交換」は、キャリアの破損のおそれを軽減 するために変更されます。15ページの「キャリアの取り付け」 を参照してください。 4-1 「4.2 FRU 部品番号の識別」という新しい項が追加されます。 • PCI ボックス内のFRU部品番号を確認する場合は、ioxadm コマンドを使用します。
ioxadm -v list target
詳細については、ioxadm (8) マニュアルページを参照してく ださい。
表 3 マニュアルの変更予定 ( 続き )
PCI ボックスインストレー ション・サービスマニュア ル 4-1 「4.2 電源ユニットの交換」の現行の手順 2 の後に、新しく手 順3として以下の内容が追加されます。 3. システムが稼働中の場合は、ioxadm コマンドで、電源ユニ ットの電源を切断します。 ioxadm poweroff target
詳細については、ioxadm (8) マニュアルページを参照してく ださい。 4-1 現行の手順 2が手順 4 に移行され、DC Power LEDに関する以 下の内容が追加されます。 4. 故障した電源ユニットの正面で、電源ユニットの電源スイッ チを切り、DC PowerのLED( )が消灯することを確認し ます。 4-12 交換用筐体には、上部カバーが含まれています。新しい上部カ バーには新しい筐体用のシリアル番号が書かれたラベルが貼ら れています。古い上部カバーを使用しないでください。 4-15 手順 7 の「上部カバーの取り付け」には、新しい上部カバーを 使用します。新しい上部カバーには筐体の正しいシリアル番号 が付けられています。以前のシリアル番号が付いた古い上部カ バーを使用しないでください。 表 3 マニュアルの変更予定 ( 続き ) マニュアル ページ 変更内容
PCI ボックス プロダクトノート SPARC Enterprise Mx000 サーバ版 11
PCI ボックスの最大温度
表 4
はPCI ボックスの最大温度の概要が書かれています。また、表には、これらの温
度が最大値を超えた場合にホストから出力されるエラーメッセージも含まれていま
す。
XSCFコンソールのメッセージには、FMAナレッジアーティクルへの参照が含まれる
場合があります。
fmdumpコマンドを使用すると、Ereport(エラーレポート)と FMA(故障管理アー
キテクチャ)メッセージの、2 つのタイプのエラーメッセージが表示できます。
ホットプラグ操作に関する注意事項
PCIボックスにSingle/Dual channel 4Gbps Fibre Channel card
(SE0X7F11F/SE0X7F12F)が搭載されている場合、リンクカードに対するホットプ
ラグ(PHP)操作によってPCIボックスの切り離し/組み込みを行うときは、組み込
み後に、PHP操作で、SE0X7F11F/SE0X7F12F自体を組み込む必要があります。PHP
操作を行わない場合は、SE0X7F11F/SE0X7F12Fが認識されません。
なお、Dynamic Reconfiguration(DR)操作によってPCIボックスの切り離し/組み
込みを行うときには、上記のPHP操作は必要ありません。
表 4 最大温度 温度 測定位置 コメント 38°C (100°F) 電源ユニットの挿入口 Ereport: ereport.chassis.env.temp.otw FMA: fault.chassis.iox.env.temp.over-warn 54°C (130°F) 電源ユニット内部 Ereport: ereport.chassis.env.temp.otf FMA: fault.chassis.iox.power.fail注 –
電源ユニットは、内部温度がこの値を超えた場合、単 独で電源を切断できます。60°C (140°F) I/O ボート内部 Ereport: ereport.chassis.env.temp.otw
FMA: fault.chassis.iox.env.temp.over-warn 65°C (150°F) I/O ボート内部 Ereport: ereport.chassis.env.temp.otf
ファームウェアのバージョンの確認
多くの問題が PCI ボックス内のファームウェアを更新することによって、解決され
てれいます。
ファームウェアのバージョンを確認するには、ioxadm -v listコマンドを使用し
ます。出力結果内の「FW Ver」と示された列に、ファームウェアのバージョンが表
示されます。
この例では、2つのI/Oボートで構成されたPCIボックス内の、5つのファームウェア
が示されています。
■Type列にある「IOX」は筐体で、fan controllerファームウェアが位置していま
す。
■Type列にある「OP」はリンクカードで、bridge controllerファームウェアが位置
しています。リンクは2枚のリンクカードで構成され、この例では2つのリンクが
ある(各I/Oボートに1つずつのリンク)ため、合計で4枚のリンクカードになりま
す。
■Location列の「LINK」はI/Oボート内のリンクカードです。
■Location列の「IOU#n-PCI#n」はホストサーバ内のリンクカードです。
XSCF> ioxadm -v listLocation Type FW Ver Serial Num Part Num State IOX@X04E IOX 2.4 XCX04E 5016937-03 On IOX@X04E/PS0 A195 - T01180 3001701-03 On IOX@X04E/PS1 A195 - T01097 3001701-03 On IOX@X04E/IOB0 PCIX - XX00EL CF005016938/5016938-05 On IOX@X04E/IOB0/LINK OP 2.4 XF01D3 CF005017040/5017040-03 On IOU#0-PCI#3 OP 2.4 XF014C 5017040-03 On IOX@X04E/IOB1 PCIE - XE00C1 CF005016939/5016939-04 On IOX@X04E/IOB1/LINK OP 2.4 XF00W2 5017040-03 On IOU#0-PCI#1 OP 2.4 XF01AX CF005017040/5017040-03 On XSCF>
PCI ボックス プロダクトノート SPARC Enterprise Mx000 サーバ版 13
キャリアの破損の防止
『SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000サーバ PCIボックス インストレ
ーション・サービスマニュアル』は、以下のように変更されます。
キャリアの取り外し
「3.1 PCIカードの搭載」でのキャリアの取り外し手順は、キャリアの破損のおそれ
を軽減するために変更されます。旧手順3が以下のように、2つの手順(手順3と手順
4)になります。
3. キャリアハンドルのロックネジ(
図 3-1
の項2)を緩めます。
図 3-1 キャリアのロック解除と取り外し Item Description 1 キャリアハンドル 2 キャリアロックネジ2
1
4. キャリアの前面を軽く押して、キャリアハンドルを開位置にくるまで引き出します。
キャリア前面を押すことで、キャリアハンドルを引いたときにキャリアが動くことを
防いでいます。
注意 – キャリアハンドルを引くと、キャリアプレートが上がります。キャリアプレ
ートが完全に上がりきる前にキャリアを前方へ動かしてしまうと、プラスチック製の
ロケーターバー(
図 3-2
)がI/Oボートの前下端に接触して、破損する可能性がありま
す。
図 3-2 キャリアのロケータバーPCI ボックス プロダクトノート SPARC Enterprise Mx000 サーバ版 15