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目次 1.21 世紀東アジア青少年大交流計画とは 2 2. ベトナム若手看護師 介護士派遣概要 3 3. 写真で振り返るベトナムでの滞在 4 4. 全体日程 7 5. プログラム詳細 8 6. 派遣団の感想 報告内容 派遣団事後レポート 16

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21 世紀東アジア青少年大交流計画

2011 年度

ベトナム若手看護師・介護士派遣

(2012 年 7 月 14 日~2012 年 7 月 23 日)

報告書

2012 年 8 月

財団法人日本国際協力センター

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1.21 世紀東アジア青少年大交流計画とは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

2.ベトナム若手看護師・介護士派遣概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

3.写真で振り返るベトナムでの滞在 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

4.全体日程 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

5.プログラム詳細 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

6.派遣団の感想・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12

7 . 報 告 内 容 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 4

8 . 派 遣 団 事 後 レ ポ ー ト ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 6

目 次

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はじめに

2007 年 1 月に日本政府が第 2 回東アジア首脳会議(EAS)において提唱した「21

世紀東アジア青少年大交流計画」(英文名:JENESYS Programme)の一環として、今

後の日本・ベトナム間の看護介護分野における関係強化に寄与することが期待され

る日本の青年を 2012 年 7 月 14 日から 2012 年 7 月 23 日までベトナムへ派遣しまし

た。

2012年4 月「看護師及び介護福祉士の入国及び一時的な滞在に関する日本国政

府とベトナム社会主義共和国政府との間の書簡の交換」を受けて、今後、両国間の

看護介護分野における協力関係が一層拡大、強化促進される方向にあります。本派

遣事業は、この背景に基づき、将来の更なる協力の可能性を追求することを目的とし

て実施されました。

看護介護というテーマのもと、関係するベトナム国内の病院・施設・大学を訪問し看

護介護に関する講義聴講・視察を行うだけではなく、多くの関係者との意見交換も行

いました。 また、週末にはホームビジットや伝統文化施設訪問を行い、ベトナムの社

会や文化、生活、及びベトナムの人々ついての理解を深めました。

私たちは、若くて感受性豊かな日本とベトナムの若者たちが、将来の両国の架け

橋として友好関係の礎を築いてくれると確信しており、ここで生まれた友好の芽が今

後も大きく育ち、両国の友好と相互理解が深まる一助となることを心から願っておりま

す。

今回の派遣プログラムは、関係者の皆様のご協力により成功裏に幕を閉じること

ができました。特に協力を快く引き受けてくださった現地関係者の方々をはじめ、全て

の関係者の皆様にこの場を借りて改めて心より御礼申し上げます。

財団法人日本国際協力センター

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1.21 世紀東アジア青少年大交流計画

(JENESYS Programme)

Ⅰ.21 世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS Programme)とは (Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths)

2007 年 1 月に開催された第 2 回東アジア首脳会議(EAS)において、日本政府より提唱された事業 で、大規模な青少年交流を通じてアジアの強固な連帯にしっかりとした土台を与えるとの観点から、 日本政府により進められる事業です。EAS 参加国(ASEAN、中国、韓国、インド、豪州、ニュージー ランド)を中心に、2007 年から 5 年間、招へい事業、派遣事業等を通して、青少年の相互理解と友 好関係の促進を目的とした交流プログラムを実施するものです。 Ⅱ.概 要 注)SAARC 南アジア地域協力連合

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2.ベトナム若手看護師・介護士派遣概要

 派遣期間 2012 年 7 月 14 日~2012 年 7 月 23 日  団員数 計 8 名 (女性 6 名、男性 2 名)  団員参加地域 1 都 4 県 地域 団員数 宮城県 1 人 群馬県 1 人 東京都 2 人 神奈川県 1 人 福岡県 3 人  ベトナム国内訪問地 ハノイ、ハイズオン省、バクザン省

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4 いざ、ベトナムへ!(空港へのバス内) 在ベトナム日本大使館木田書記官と意見交換 ベトナム看護についての講義(保健省) 保健省関係者とともに 陶器で有名なバッチャン村の工房にて ベトナム随一の病院、バックマイ病院の講義

3.写真で振り返るベトナムでの滞在

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5 ICU 視察(バックマイ病院) JICA プロジェクト専門家による講義(バックマイ病院) 小児病棟看護師長と意見交換(バックマイ病院) ティエンズック高齢者ケアセンターにて意見交換 洗える車椅子(ティエンズックセンター) 多目的室でゲームを視察(ティエンズックセンター)

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6 看護学部実習視察(ハイズオン医療技術大学) 看護学部学生と交流(ハイズオン医療技術大学) 解剖学室視察(ハイズオン医療技術大学) 青年海外協力隊活動サイト視察(バクザン総合病院) 報告会 ホストファミリーと

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4.全体日程

テ ーマ 目的 宿泊 16:00 16:30-18:30 17:30-19:30 概要 日ベトナム関係の歴史と現況を知り、看護介護分野における両国の 繋がりを理解するための一助とする。 9:00-11:30 概要 ベトナムにおける看護介護分野の現状と課題や取り組みについて理解を深める。 午後 文化歴史 ハノイ市内の代表的な歴史、伝統文化施設を見学し、ベトナムへの理解を深める一助とする。 7月17日 火 9:00-16:00 看護 (ODA) 看護分野の援助の現場(技術協力プロジェクトサイト)を訪れること で、相手国の実情を知り、国際社会における日本の役割を理解し、 途上国支援の将来を考える。 8:30-11:30 介護 14:30-16:30 介護 8:00~お昼 看護 (ODA) 看護分野の援助の現場(ボランティアの活動サイト)を訪れること で、相手国の実情を知り、国際社会における日本の役割を理解し、 途上国支援の将来を考える。 15:30-17:30 今回のプログラムを通しての気づき、学び、ベトナム側への提案、今 後の看護介護分野の日越連携方法(支援やEPA)、及びこの経験の 今後への生かし方について参加者間でディスカッションを行い、経験 や考えを共有する。また、報告会での発表に向けて準備をする。 11:00-12:00 12:00-13:30 今回のプログラムを通して気付いたこと、学んだこと、ベトナムへの 提案、今後の日越連携方法やこの経験の今後への活かし方につい て、在ベトナム日本国大使館、ベトナム政府関係者、交流関係者、 過去のJENESYS招聘者等に報告する。 7月23日 月 バッ クマ イ病院 (JIC A技術協力プロジ ェクト「 保健医療従事者の質の改善プロジ ェクト」 サイト) 09:00-11:30 病院関係者へご挨拶、病院概要説明、看護師業務説明、若手看護師と の交流 14:00-15:00 JICAチーフアドバイザー秋山様よりプロジェクト紹介・ベトナムでの活動 紹介・QA 15:00-16:00 病院内視察 金 ベトナム保健省関係者または過去招聘者の家庭を訪れ、彼らの暮 らしぶりを知り、交流を通じて異文化に対する理解を深め、ベトナム 家庭における家族の繋がりを感じる。 7月15日 日 7月16日 月 テ ィエ ンズ ッ ク高齢者ケア センター  (民間) *概要説明、施設視察、センター長及び介護士との意見交換 水 木 成田集合 結団式・オリエンテーション 土 看護学校(ハイズ オン医療技術大学) 9:30-11:30 学長・学校関係者へご挨拶、学校概要、大学教育の特徴説明、QA 14:00-16:00 校内見学、看護授業参加、若手教師・学生との交流(QA等) 土 看護 介護 教育 文化 交流 在ベトナム 日本国大使館 17:30-18:00 木田書記官より看護介護分野の日越関係のご紹介、派遣団自己紹介 18:00- 夕食&QA 成田(10:30)  → ハノイ(14:00)  (VN311) ベトナム 保健省 9:10-9:30 保健省国際協力局局長へご挨拶、派遣団自己紹介 9:30-10:30 講義:ベトナムの看護介護政策・取り組み・課題について、QA 10:30-11:30 講義:ベトナムの看護教育システム、日越EPAについて、QA 7月21日 9:00-17:00 ホーム ビジ ッ ト  (ベトナム保健省関係者or過去招聘者宅/4家庭) ①Mr.クオン邸 ②Mr.トゥアン邸 ③Mrs.ハン邸 ④Mrs.トゥー邸 7月19日 7月18日 ベトナム 中央老年病院  (ベトナム労働省傘下) *施設関係者へご挨拶、センター概要紹介、センター内視察、若手スタッフとの交流 (QA等) 出発前にJENESYS事業の概要や派遣プログラムのコンセプトを理解 し、訪問に向けた事前知識を得、心構えをする。 7月14日 プログラム ハノイ市内視察 *バッ チャン村 *水上人形劇 *スーパーマーケット ハノイ泊 7月20日 9:30-16:00 月日 介護の現場を視察し、ベトナムの技術や手法について知識を深め る。また若手スタッフとの交流を通じ、ベトナムに対する理解を深め る。同時に、日本の介護技術についても紹介し、訪問先における日 本理解の促進を図る。 機内泊 ハノイ(7/23 00:05)  →  (VN310) JIC AJOC V活動サイト(バクザン省総合病院) 8:00-病院関係者へご挨拶 8:30-院内視察 10:00-JICA青年海外協力隊員木田様より活動講和、QA、ランチ ワークシ ョッ プ・ 報告準備 過去招聘者が所属する看護介護教育の現場を訪れることで、ベトナ ムの看護介護教育について理解を深め、また学生との交流を通じ、 ベトナムに対する理解を深める。同時に、日本の看護技術について も紹介し、訪問校における日本理解の促進を図る。 成田着(7:35) 解散 7月22日 日 報告会 歓送昼食会

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5.プログラム詳細

月 日 内容 7 月 15 日 (火) 講義・意見交換:「日越経済連携協定(EPA) について」(在ベトナム日本国大使館) 【概要】 在ベトナム日本国大使館木田書記官が派遣団滞在ホテルに訪問し、はじめに EPA 看護・ 介護士についてこれまでの経緯と今後の予定等について説明があった。団員からは「本 当に Win-Win の関係がありうるのか」、「日本国内で受入先任せになっている部分に対す る改善策はあるのか」といったような質問が出た。その後、木田書記官と夕食を共にし、 ベトナム社会、医療の現状などについての率直な意見交換を通して、団員はベトナムの 事情やプログラム中の訪問先について関心が高まった様子であった。 7 月 16 日 (水) 表敬・講義・意見交換:「ベトナムの看護の現況」(ベトナム保健省医療サービス管理局) 【概要】 国際協力局局長表敬の際には、6 月に行われた招へいプログラムに参加した団長、副団長 計 3 名も参加し、和やかな雰囲気だった。その後、ベトナムで博士号を持っている二人 の看護師のうちの一人である Dr.Huy により看護の現況について講義があった。世界の医 療・看護状況とベトナムの比較、人材育成、ベトナムの看護が達成した成果と抱える課 題について紹介した。課題としては特に看護師数の不足、高学歴化による教員不足など が挙げられた。 講義・意見交換:「看護教育と EPA」(ベトナム保健省科学訓練部) 【概要】 ベトナムの看護教育が 2 年、3 年、4 年制で行われていることやその違いについて、また 看護師の役割が単なる医師の補助から独立した立場として認められるようになったこと による教育内容の変化等について紹介があった。大学の看護教育におけるカリキュラム やシラバスについても触れながら、現状と目標を交えての説明であった。 何度も日本との EPA 交渉の席についた経験があった講師は、そのプロセスや内容、苦労 したこと等について言及しながら、この協定の意義や可能性にも触れた。 訪日団からは教育の違いによるキャリアの違い、ベトナムの看護師が足りない状況で海 外に看護師を派遣することに問題は無いのか、といった点について質問が出た。 7 月 17 日 (木) 講義・意見交換・視察 :「バックマイ病院の概要と看護活動紹介」(バックマイ病院副院 長、看護部) 【概要】 はじめに副院長同席のもと、バックマイ病院の歴史と現況について紹介があった。外来 患者数が数年で 1.5 倍になったことやベッド稼働率が 200%に達する状況に驚き、派遣団 から「人口が増えているからか、バックマイのブランド力によるものか」という質問が 出た際には、副院長から「いずれも正しいが、それだけではなく全国的な病院不足、交 通手段の利便性が高まったことによる患者の移動距離の拡大などにより特に中央の病院

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9 の負荷が高まっている」という説明があった。 看護師の活動については看護部より概要紹介があり、看護師の役割の変化とそれに伴う 任務や使命、目標の変化、チーム医療について等に触れた。 後半は ICU、伝染病科、産婦人科、小児科などの病棟を視察し、それぞれの看護師長が 概要説明と質疑応答に対応した。見学の際には、一つのベッドに複数の患者が横たわる 様子、患者の家族も病室内やその周りに常時あふれている状況を目の当たりにし、派遣 団は驚きを隠せないでいた。また、ベトナムと日本の「看護」に対する考え方の違いを 肌で感じる良い機会となった。 講義 :「JICA プロジェクト専門家による活動紹介」(JICA 保健医療従事者の質改善プロジ ェクト) 【概要】 JICA プロジェクトチーフアドバイザー秋山医師による、ベトナムの保健基礎情報、ベト ナム保健医療分野における日本の協力、保健医療従事者の質改善プロジェクトについて の講義であった。ベトナムの医療全体について歴史的流れや統計を用いた包括的な説明 を聞くとともに率直な意見交換をすることができ、派遣団にとってはここまでのプログ ラムで疑問となっていた多くの点が明瞭になったようであった。 7 月 18 日 (水) 講義・意見交換・視察:「ティエンズック高齢者ケアセンター」 【概要】 ベトナムの民間高齢者ケアで先駆的な役割を果たしている同センター設立者である社長 に加え、当初より勤務している看護師、医師も交えてセンター設立の経緯や活動の紹介 があった。その後、派遣団ひとりひとりの自己紹介から会話を発展させ、双方の関心事 項について幅広く意見交換を行った。たとえば、終末期のケア、制服の色、入居者家族 とのかかわり、経営上のターゲット、政策制度の問題、医療・介護と文化の関係や EPA の問題等について活発なやり取りがあった。 ボランティアとしてケアに参加している日本人の介護福祉士も同席し、「このセンターで は他と違いスタッフが携帯電話をいじっていることが無いし、トイレも非常にきれいで 入居者の立場からの介護が行われている」こと等、コメントも頂いた。 後半は施設内の視察を行い、居室、多目的室、ICU、リハビリ室等を見学するとともに、 入居者がゲームをしたり、犬を用いたペットセラピーなどを行ったりしている様子を見 学した。 講義・視察「中央老年病院」 【概要】 病院概要、看護部概要の講義を聞いた。院長以下多くの幹部が参加し、派遣団を出迎え た。ベトナムも高齢化が進んでいることから高齢者のケアが早急の課題となりつつある こと、寿命の長期化により死因も癌や生活習慣病に起因する病気によるケースが増えて いること、それに伴い糖尿病や高血圧を予防・治療や健康維持のための地域医療・看護 や終末期の緩和ケアが重視されるようになっていること等の現状について、また、将来 的には高齢者専用の施設設立を目指している等の紹介があった。また、看護部について は、バックマイ病院から分離してまだ機関が浅いので活動としてはまだ起動したばかり

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10 だが、高齢者ケアに不慣れな新人のための研修、接遇を重視した人材育成などに力を入 れている点などが紹介された。派遣団からは、チーム医療の中で学生の実習がどのよう に行われているのか、高齢者のケアは看護師にとってストレスが高いが看護師のメンタ ルケアは行っているか等の質問があった。 途中、停電もあり非常に暑い中、多くのスタッフが本プログラムに参加してくれた。 後半は施設見学を行った。 7 月 19 日 (木) 講義・視察「ハイズオン医療技術大学」 【概要】 午前中はスライドを用いた大学概要説明、学校紹介ビデオの視聴、学長との質疑応答が 行われた。 午後は主に校内施設視察となった。骨折患者の処置についての看護学部の実習の様子を 視察した際には派遣団も加わり、交流した。派遣団は、ベトナムの学生は日本の学生に 比べたいへん積極性が高いという印象を持ったようだった。他に解剖学室、調理室、産 科実習室等、理学療法実習室等を視察した。設備、機材が非常に整っていることに派遣 団は驚いていた。 最後に再び学長と意見交換が行われ、学長からは、「日本との EPA もあるので本校でも 皆さんのように人格と専門性を兼ね備えた看護師を育成できるように努力したい」との 話があった。また、日本の看護大学との交流事業についてスライドで紹介があった。 7 月 20 日 (金) 視察・講義「バクザン省総合病院」(JICA 青年海外協力隊活動サイト) 【概要】 院長表敬の後、青年海外協力隊木田隊員の活動場所である ICU と、木田隊員の看護方法 を導入してくれているという腫瘍・ガン病棟を主に見学した。 その後、木田隊員に活動紹介をして頂いた。省病院での業務内容、一日の流れ、勉強会 の開催、他の医療隊員との分科会活動などについて説明を受けるとともに、意見交換を 行った。隊員になったきっかけ、苦労したこと、帰国後の進路等にも話題が及んだ。活 動開始後 1 年半近くたち、ようやく病院側スタッフから「勉強会をやってほしい」とい う言葉が出るようになったこと、ICU 患者のマウスケアなども行うようになったこと等 の成果を聞き、派遣団は協力隊の活動について認識を新たにしていた。 ワークショップ・報告準備 【概要】 派遣団員どうしでディスカッションを行い、これまでの学びや気づきのシェアをすると ともに意見交換を行った。また、翌日の報告会に向けて発表内容の準備や練習も実施し た。 7 月 21 日 (土) ホームビジット 【概要】 2 名ずつ 4 家庭にわかれ、6 月の JENESYS 招へいプログラムで来日したベトナム保健省 関係者の家庭を訪問した。ベトナム料理作り体験や民俗学博物館訪問等を家族とともに 終日行動し、彼らの暮らしぶりを知り、交流を通じて異文化に対する理解を深め、ベト ナム家庭における家族や地域の強い繋がりを感じた様子であった。

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11 7 月 22 日 (日) 成果報告会・歓送会 【概要】 在ベトナム日本大使館関係者及び今回のプログラムに協力いただいたベトナム保健省、 訪問先関係者の方々、そして6月に実施された訪日プログラム参加者が集まり、派遣団に よる成果報告が行われた。今回のベトナム訪問中に学び、今後の自身の業務や研究に生 かしていく内容について参加者から発表があり、発表後は関係者から講評をいただいた。 続いて行なわれた歓送会では参加者と関係者が相互に懇親を深めることができた。

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6.派遣団の感想(抜粋)

● ベトナムでは早急に看護師が看護学生を育てられる環境を創るべきであるし、ベトナムの 看護とは何を目指すのかをベトナムの看護師自身が悩みながらも見つけて行く必要があ る。日本はあくまでそれをサポートする姿勢が必要だと思う。今回の視察では日本が高度 成長をしてくるなかで無くしてきた家族の絆を残しているベトナムの現状を観察し、終末期 の専門家としては非常に衝撃を感じた。 ● ある医療技術大学での看護学生は、学生が自ら教員に指示されることなく自主的に取り 組み、疑問点は積極的に質問するなどの意欲的な態度で学んでいる。現在日本の看護 学生は学習への取り組む姿勢や知識と技術を向上する貪欲さに欠けているのを感じる。 ベトナムの看護学生の表情はいきいきとしていて、看護を学ぶことが心底楽しいという。 彼らは多くの難関を突破して大学教育を学ぶことができていて、教育を受けることに対し て有り難さと誇りを持っているようにも感じる。 ● 今も昔も、そして日本もベトナムも看護における課題や取り組むべき対策は共通している。 日本が歩んできた少子高齢化による人口構造の変化をベトナムも近い将来起こる上で、 高齢者や終末期看護のあり方など今後取り組むべき課題は想像できる。しかし、現在の 日本では希薄化している家族や地域のつながりを維持しつつも、対策をしっかりと取り、 改善していく時にベトナムでのさらなる社会の発展が期待できる。 ● 私は高齢者施設で介護福祉士として働いているが、日々の関わりの中で、いつもとの様 子の違いに気が付けても、特に夜間帯の急変にはとまどってしまうことも少なくない。もっ と病気などについての知識があったら、もっと多面的な関わり方が出来るのかなと思うこ ともある。だから、ベトナムでは看護師が高齢者介護もされているので、今後新たに介護 福祉士を別に作るのではなく、看護師の専門職の中で、生活が主体の高齢者介護につ いての専門分野があると、幅広い視野で関わることが出来るのかなと思う。また、家族と の絆が強いので、家族の力も借りながら一緒にケア出来る環境を継続していけるといい のではないかと感じた。そして、施設に入所という形だけでなく、家族と一緒に家で生活出 来るように、訪問看護やデイサービスのようなものも充実していくとよりいいのではないか と感じた。

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13 ● 今回 EPA についてもお話を伺い、前回のインドネシアやフィリピンの方々が来られた時の 改善として、ベトナムで日本語研修が1年設けられたり、日本語能力試験で N3 取得など 日本から条件が出ていることを知った。ベトナムでも、看護師が少ない中でレベルの高い 看護師が職場を離れたり、もし、日本語能力検定や介護福祉士・看護師の試験に合格出 来なかった場合や、取得後の帰国の時に、現場復帰がしやすいようにサポートする体制 が必要になって来るのではないかと感じた。また、ベトナム側だけに求めるのではなく、受 け入れる日本でももっと準備しておく必要があることを感じた。前回は施設まかせになっ ていることもあり、施設によっても差があったことを聞いたので、受け入れた施設をサポー トする機関が必要ではないかと感じた。例えば、各施設に一人の担当者がいて、施設の 相談、EPA で来られた方の相談、仲介や日本に来られてからも継続して日本語の勉強や 国家試験の勉強が出来るように講師を手配したりと、そんなサポートしてくれる機関があ るといいのではないかと感じた。 ● ベトナムの看護・介護の現状だけでなく、ベトナムで活躍されている日本の方々にお会い してお話を伺うことができ、より深い学びや刺激を得ることが出来た。また、一緒に参加し たメンバーからも、他職種の仕事についての学びや同世代の方の活躍されているお話を 聞いてより刺激を受けた。 ● 病院スタッフのコスト意識の高さに驚いた。ベトナムでは、医師や看護師が個々の医療資 材や薬剤のコストを把握していた。日本の医療現場で、シリンジ1本やグローブ1枚の費 用を知っている者は少ないだろう。また、薬価を意識する機会も少ないだろう。ベトナムで は、医療資材に限りがあることを認識した上で、より安全で効果的な医療を提供していた。 このような医療従事者の姿勢は、私達も見習っていきたい。 ● 今後の日本とベトナムにおける連携政策(EPA)において、ベトナム看護師の専門性の確 立が喫緊の課題であることを述べたい。看護師が主体となって患者の健康管理を行える ように、看護師の教育システムを改善すべきである。現状では、2 年の看護師養成課程を 修了した中級看護師が 87%を占めており、3-4 年の看護師養成課程を修了した上級看護 師は全体の 5%のみである。その結果、看護業務のほとんどが診療の補助となっている。 2 年の養成課程では看護理論を学ぶ機会が少ないため、3 年の看護師養成課程を充実 させ、ベトナムにおける看護師の専門性を確立することが必要である。また、卒後教育を 充実させることで、看護師の更なる技術向上や専門的知識修得の機会を増やすことが望 ましい。外国人看護師候補生に関しては、日本とベトナムの看護業務の隔たりを埋める べく、日本とベトナムの両政府において更なる教育機会の提供が必要であると感じた。

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7.報告内容

プログラムを通じて学んだことや気づきのまとめを、プログラム最終日 7 月 22 日(日)に日 本大使館やベトナム保健省はじめ各訪問先関係者、過去の JENESYS 訪日プログラム参 加者に対して報告発表を行いました。関係者からは様々なコメントを頂戴し、派遣団員に とっては更なる学びの場となりました。以下に発表内容概要を掲載します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ●看護 〈見習いたい点〉 -大学教育:見学先では実践力を重視した質の高い教育を行っていた。 (日本でも Ns.の実践力向上の為の指針が出されている。) -コスト意識の高さ: (小さいことから。ゴミの分別などを進めている。) -家族が患者ケアの中心にいる: (核家族化がすすみ、独居高齢者が増えている。) 〈改善できるのではないかと考えた点〉

看護師の専門性を高める

(

日本では看護師がひとつの職業として地位が確立されている。) -給与:ベトナムでは一般職業よりも看護師の給料が低い。 -社会的地位の向上:日本では女子のなりたい職業トップ 5 にランクインしている。 -教育システムの改善:各教育レベルで卒後のキャリアアップにつなげる。看護師が看護師を 教える事ができるように。 よりベトナムの看護師がレベルアップできるのではないか。 ●介護 〈日本の介護福祉士業務と役割の紹介〉

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15 ●日越 EPA について 〈日本側とベトナム側への提案〉 日本側: *看護師・介護福祉士候補者の日本での受け入れ体制の強化: インドネシア、フィリピンの際には、受け入れ後の対応は病院・施設に任されており、病院・ 施設また候補者にとって負担大⇒受け入れ体制の強化が必要。 ベトナム側: *自助努力の必要性の周知 来日することで、日本の医療・看護を学ぶことができる、社会的立場が確立した環境がある という利点がある一方、ベトナムと日本では看護・介護に対する考え方が異なること、2011 年度の外国人看護師国家試験の合格率は 11.3%と厳しいもので、日本に来るだけでは看 護師、介護福祉士になることができる訳ではない。 EPA全体について: *帰国後のキャリアの確立 帰国後の社会的保証がなければ候補者にとって不安が大きい。日本側、ベトナム側双方 で帰国後のキャリアについての検討が必要。

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8.派遣団事後レポート

プログラム参加を通じて得たこと、学んだことを、派遣団員各自が自由にテーマを設定してレポ ートを作成してもらいました。以下にその一部をご紹介します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ベトナムの看護・介護から日本の看護・介護を考える 1.はじめに 国際的に活躍できる人間になりたいとの希望をもって看護の道を選んだ私が、2003 年 3 月に初めて行った「外国」がベトナム社会主義共和国であった。初めての外国が自 分にどのようなインパクトを与えたかまだ結論に至っていないが、その後、文部科学省 の国際協力イニシアティブ教育協力拠点形成事業などで数度この国を訪問する機会に つながっている。 今回、21 世紀東アジア青少年大交流計画(以下 JENESYS)ベトナム若手看護師・介護 福祉士派遣団の一員として、保健医療に関連する様々な施設を見学し、関係者と意見交 換を行う機会をいただいた。以下に、今回の知見を報告する。 2.プログラムを通じての学び 4 度目のベトナム訪問ではあったが、今回初めて看護師として外国の関連分野を見る ことができた。今まで判らなかったベトナムの一面が見え、日本の看護の未来について 自分なりに考えることができた。理由は 2 つある。 1 つ目の理由は、自分自身がようやく看護の専門家であることを自覚し、さらに目指 すべき専門性として、クリティカルケアが定まりつつあることだ。これは、高度救命救 急センターで生命の危機的状況にある患者とその家族への看護について 5 年間の実践 経験した後、看護教育に携わるようになって 3 年が経過したことによる。そして、看護 の専門家として見たベトナムの看護の現状に衝撃を受けた。 今回のプログラムでは 2 つの病院の ICU を見学したが、なかでもバクザン省総合病院 の ICU で見た光景は、日本では見たことがないものだった。室内の温度、使用している ベッドなどは日本の ICU とは異なっているものの、医療機器や薬剤によって患者の全身 管理が行われ、モニタリングされている患者の様子は日本の ICU と差異はないように思 えた。しかし、明らかに日本とは異なっていた点は、気管内挿管を行い、人工呼吸器管

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17 理下にある患者のベッドサイドに心配そうに家族が付き添っていたこと、そしてその家 族が突然患者を座わらせ、背中をさすり始めたことだった。ベトナムではなお、看護の 中心は家族だと説明を受けていたが、そのことがようやく実感された場面だった。 ベトナム人医療従事者の多くが、自国の看護・介護の現状を日本の 40 年前と例えて 話をしてくれた。しかし、ICU での場面を見ながら本当にそうだろうか、これは日本の 将来の姿なのではないだろうかと、ふと考えるようになった。日本では看護師の業務は 日々増え続け、患者のベッドサイドで過ごせる時間は次第に短くなっている。患者の日 常生活を支えるという本来の看護業務がなおざりになり、必要ではあるが看護そのもの とは距離のある業務に費やされる時間が増えている。目指してきた看護よりは多様な業 務をこなす間に生まれた、看護を目指した動機と現実とのギャップが離職率にも影響を 及ぼしているともされる。 ベトナムではどうだろう。患者にとって、最も安心できるである家族がベッドサイド に存在し、声をかけ、手を握り、汗を拭き、また、苦しそうな様子を看護師に報告する。 看護師の役割は、点滴を交換し、処置を行い、患者の観察をし、記録を残すことである が、それらは看護師でなくてはならない業務に特化しているようにも見うけられた。も ちろん、家族が行うケアには根拠はなく、患者が苦しそうだという理由で行われる行為 は、すべて最良のケアではないこともあろう。しかし、観察とアセスメンという重要な ポイントを看護師が担うならば、患者にとっては科学的な看護と感情的心理的な支援の 両者がまっとうされているともいえるのではないか。また end of life stag のような 重篤状態にある患者の場合、かけがえのない人に対し、家族の一員として自分が役に立 っていると感じることができるだろう。家族がケアの一端を担うことは、その後の家族 の grief care や喪失感対策としても大きな影響があるのではないかと感じた。 日本の看護師は、その専門性を高めるために様々な取り組みを始めているが、過重な 業務をこなす中、どのようにして専門性を高めていくことができるのだろうか。看護師 が今抱えている役割を移譲し、看護師でなくてはならない、その専門性に特化した役割 を構築していかなければならないと感じた。もちろん、少子高齢化、核家族化が進む日 本で、患者のケアの全てを家族が行うことは物理的に困難なことである。しかし、それ ぞれの専門性を生かすことができれば、看護・介護の専門性をより高めることができる のではないかと考えた。 2 つ目の理由は、本プログラムに参加したことによって、関連分野の多様な専門家に 出会う機会を得て、看護・介護が将来担うべき役割が無限に広がっていることを学んだ ことである。

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18 今回訪問したベトナムの保健医療施設の関係者はもちろん、同じ医療従事者であって も、それぞれの専門領域の異なる 8 名の日本人メンバーが各所各状況で見たこと、聞い たこと、考えたことを自由に発言する機会を持てたことは大きな意義があった。そこで の意見交換から看護・介護の担うべき役割の広さと可能性、さらに当然のことだが、そ の責任範囲の大きさを痛感した。これは、本プログラムに参加したことで得られた最大 の成果である。看護・介護はこれからもっと面白くなると感じることができた。 ベトナムでは看護師になりたいと考えている若者は少なく、看護師になった後のキャ リア開発へのモチベーションの低さが課題だと伺った。では日本の看護学生はどうだろ う。看護師になることが目標ではなく、「看護学」を身につけ、いかにその知識・技術 を用いて社会で活躍できる人材になれるのかを一緒に考えられるような教員にならね ばならないと強く思った。また、本学では、毎年受け入れを行っている JICA 研修へも、 この経験を活かすことができると考える。ベトナムに限らず様々な国の医療関係者と接 する機会を持ち、世界の医療の状況を知ることで、日本の看護・介護の現状を改めて知 る機会となるのではないだろうか。 JENESYS プログラムに参加し、ベトナムの看護・介護の現状を見てきたことで、私た ちには大きな責任が与えられた、と思う。見たこと、聞いたこと、感じたことをきちん と言葉として表現し、他者に伝えることはその一つである。また、看護の専門家として、 これから日本の看護・介護がどのように進んでいくのか、正しい情報をもとに自分で考 えることを続けていかなければならない。 ベトナムとの経済連携協定によって本格的に始動した EPA についてもそうである。関 係のない、他人の話と考えるのではなく、日本にとってどのような意味があるのか、ま た双方にとって win-win の関係になるためにはどうすればよいのかを考えることが私 たちに課せられた課題のように感じている。 3.おわりに 初めての海外は忘れがたき初恋のようなものだと、本学の学長はよくおっしゃる。そ れは、いつまでも忘れられないと同時に、グローバルヘルス分野の専門家としては最初 の一カ国にのめりこみ過ぎないための戒めである。しかし私に関しては、まさにベトナ ムは初恋の相手なのだと、4 度目の訪問を終えた今感じている。 私の初恋の相手は、日本ととても似ている国だ。そして多くの人が日本に対して良い 印象を持っていてくれる。今回のプログラムで、新たな友人を作ることもできた。日本

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との違いに驚いたり、戸惑ったりすることも多いが、まだまだ変化の過程にある私の初 恋相手のことをもっともっと知りたいと思った。そしてこれからもこの国と、そして 人々とのつながりが続けていきたいと願っている。

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おわりに

ベトナム若手看護師・介護士派遣団は、ベトナム保健省の多大なるご協力のも

と、訪問先の病院・施設・大学において温かい歓迎を受けました。ベトナムの看

護介護関係者との交流を通じ、国を越えた絆を育み、また、今回の派遣プログラ

ムを通してベトナムの人々、文化、社会の現状に触れ、ベトナムという国につい

ての新たな発見と理解を深めたことがうかがえます。

10 日間という短い滞在ではありましたが、今回の出会いを機に、プログラム参

加者間の交流が続きますことを、そして、彼等が日本・ベトナムの看護介護分野

における友好の架け橋となり、両国の友好関係がますます強固なものになります

ことを期待しております。

最後に、今回の派遣プログラムにご協力いただきましたすべての関係者のみな

さまに、厚く御礼申し上げます。

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