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セミナーの所要時間 このセミナーテキストの標準セミナー時間は約 8 時間です ( 総合問題は含みません ) セミナー時間により 各章の目安の必要時間を基に 自由に実習項目を選択しましょう 各章 各節の時間は はじめに に記載されている対象者で行った場合の目安です 第 1 章 PowerPointの基

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Microsoft PowerPoint 2013

基礎

セミナーテキスト 講習の手引き

この手引きは、『Microsoft PowerPoint 2013 基礎 セミナーテキスト』(以下、本書)を使ってセミナーを実施される講師の 方に、参考にしていただきたい各情報(セミナー実施時の注意事項、所要時間、本文内容の補足)をまとめたものです。 より良いセミナーを行うために、この手引きがお役に立てば幸いです。

日経 BP 社

セミナー実施時の注意

以下の点に注意して、セミナーを実施しましょう。 ●本書に記載されている名称で説明すること(講師が本書に記載されている名称と異なる名称で説明すると受講者が混乱す るため)。 ●受講者からの質問に対して自信のないことは即答を避け、調査後の折り返し回答を徹底すること。 ●英数字の入力は、特に指示がない限り、半角で入力するよう説明すること。 セミナー実施前に、次の環境を確認しておきましょう。

●Office Professional Plus 2013 を完全セットアップし、ライセンス認証手続きを完了させた状態。 ●プリンターをセットアップした状態。 ●講習時に使用する実習データの準備。日経BP 社の Web サイトから実習用データをダウンロードした場合の注意点は、本 文の注意点と参考情報「p.7 重要 ファイルを開く際の表示」を参照してください。 Office 2013 では、タッチモードとマウスモードを切り替えて操作が行えます。 ●タッチモード:指でスクリーンをタッチする操作がしやすいように、リボンが拡大表示され、アイコン同士の間が広がり ます。また、ミニツールバーや文字色のパレット表示も拡大されます。 ●マウスモード:マウスでの操作を前提とした、Office 2010 までと同様の表示サイズです。 タッチモードとマウスモードを切り替えるには、クイックアクセスツールバーに[タッチ/マウス モードの切り替え]ボタ ンを表示させ、それを使用します。 本書ではマウスモードでの操作を記載しています。 コンピューターによっては、初期設定でタッチモードになっている場合があります。また、リボンが非表示になっている場 合もあります。環境を事前に確認し、必要に応じて本書の設定にあわせておきましょう。

本書の流れ

本書では、一般的な業務の中での作業を想定して、以下のドキュメントを作成する流れに沿って記述しています。作業の一 連の流れを意識して、指導してください。 ●ストーリー:企画開発部に所属する人物が、新商品「新型掃除機「スパイラル」」の特徴をアピールするプレゼンテーショ ン資料を作成している ●わかりやすいプレゼンテーション構成とは、プレゼンテーションを新規作成する<2 章> ●伝わりやすいプレゼンテーションに編集する(オブジェクトの挿入)<3 章~4 章> ●聞き手を惹きつけるプレゼンテーションに編集する(特殊効果の設定)<5 章> ●プレゼンテーションを印刷する<6 章>

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セミナーの所要時間

このセミナーテキストの標準セミナー時間は約8時間です(総合問題は含みません)。 セミナー時間により、各章の目安の必要時間を基に、自由に実習項目を選択しましょう。 各章、各節の時間は、「はじめに」に記載されている対象者で行った場合の目安です。 第 1 章 PowerPointの基本操作 50分 第 2 章 プレゼンテーションの作成と編集 105 分 第 3 章 図解の作成 95 分 第 4 章 オブジェクトの挿入 110 分 第 5 章 特殊効果の設定 85分 第 6 章 資料の作成と印刷 35 分 この章の確認 各章の最後に、その章で学習した内容を確認するために「この章の確認」を用意しています。章のまとめやスキルチェック などに利用してください。 第1 章:p.25 第4 章:p.133 第2 章:p.66 第5 章:p.155 第3 章:p.99 第6 章:p.168 復習問題 各章の最後に、その章の理解度を確認するために「復習問題」を用意しています。復習問題の順番は本文の操作の順番と対 応していますので、復習問題を難しく感じる場合は、章のはじめから本文を参照しながら取り組むとスムーズに操作できる でしょう。 第1 章:p.25 第4 章:p.133 第2 章:p.66 第5 章:p.156 第3 章:p.99 第6 章:p.168

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本文の注意点と参考情報

本文の章立てに沿って、主な注意点、参考情報をまとめました。セミナーを組み立てる詳細プラン作成時やセミナー実施時 に受講者スキルに合わせてご活用ください。 第1 章 PowerPoint の基本操作 p.2 PowerPoint の特徴 第1 章のセミナー中に受講者の理解度やパソコンの使用経験を把握し、必要に応じてマウスの基本操作および日本語入力シ ステムの切り替え方法などを確認しましょう。 p.2 PowerPoint でできること PowerPoint 2013 の新機能、以前のバージョンとの違いなどを把握し、以前のバージョンを使用した経験のあるユーザーに 対応できるようにしておきましょう。また、『Microsoft PowerPoint 2013 応用 セミナーテキスト』の内容についても把握 しておきます。 講習の始めなので、単調な説明ばかりが続くと受講者が飽きてしまいます。受講者の属性や使用経験、反応などに合わせて 説明しましょう。 p.3 プレゼンテーションの作業の流れと対応する PowerPoint の機能 ・まず、プレゼンテーション作成の「作業の流れ」を説明します。 プレゼンテーションを作成する際には初めに、プレゼンテーションの聞き手は誰か、目的は何か、訴えかけたいことは何 かなど、プレゼンテーションの軸になることを確認します。確認した内容に沿って、アイディアを出し、適切なボリュー ムに整理していくことで、プレゼンテーションの大まかな構成ができあがります。ここまでの作業はPowerPoint のアウ トライン機能を使用してもよいでしょう。 その後プレゼンテーションの構成を基にスライドの作成や編集に入り、発表者用のノートや配布資料を準備し、プレゼン テーション実施に備えます。 講習では最初のステップである「構成の決定・アイディアの整理」は行いませんが、実際の作業の中ではこのステップが 一番重要であることを説明します。 ・プレゼンテーションの新規作成から実施までPowerPoint ですべて行えること、スライド、発表者用資料、配布資料など、 すべてをまとめて1 つのプレゼンテーションファイルで管理できることが PowerPoint の特徴であることも説明しましょ う。 p.4 プレゼンテーションの作業の流れと対応する PowerPoint の機能「■スライドを作成する心得」 注意点の5 つの内容について、プレゼンテーションの完成例を開く操作の際に具体的に確認するとよいでしょう。 (p.12「表示モードの切り替え」や p.15「表示スライドの切り替え」の箇所など) p.5 PowerPoint の起動 PowerPoint を起動するには、スタート画面でタイルから起動する方法以外に、デスクトップなどにショートカットアイコン を作成しておきダブルクリックする方法や、タスクバーに表示(ピン留め)されているアイコンをクリックする方法があり ます。 また、PowerPoint のファイルアイコンをダブルクリックすると、PowerPoint が起動して、ファイルを開くことができます。 p.5 用語 サインイン Office 2013 で追加された方式です。Microsoft アカウントと併せて、きちんと説明できるようにしておきましょう。[アカウ ント] 画面で追加できるサービスなど、サインインするとできることなどをまとめておきましょう。受講者の環境に応じて、 適切な説明を心がけましょう。

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p.6 操作:ファイルを開く ・他のアプリケーションの操作と共通です。受講者の状況に応じて説明しましょう。 ・ファイルアイコンやファイル名をダブルクリックしてもファイルを開くことができます。ただし、ファイル名をダブルク リックする場合、間をあけて2 回クリックすると名前の変更になってしまうので注意します。 p.6 ヒント 最近使ったファイル 「最近使ったファイル」に表示されるプレゼンテーション数は標準で25 です。この値は[ファイル]タブの[オプション] をクリックして[PowerPoint のオプション]ダイアログボックスを表示し、[詳細設定]の[表示]にある[最近使ったプ レゼンテーションの一覧に表示するプレゼンテーションの数]で変更できます。0 から 50 までの値を設定できます。 p.7 ヒント 表示方法の変更 ・[ファイルを開く]ダイアログボックスでは、ツールバーの右側にある▼ボタン(その他オプション)をクリックすること によって、保存されているファイルを、特大アイコン、大アイコン、中アイコン、小アイコン、一覧、詳細、並べて表示、 コンテンツのいずれかで表示することができます。 ・Windows 8 の初期設定では、表示方法を中アイコン以上の大きさに変更すると、プレゼンテーションファイルの最初のス ライドが縮小版として表示され、プレゼンテーションファイルを識別しやすいことを確認します。ただし、環境によって はアイコン表示になっている場合もあるので、受講者の環境に合わせて補足してもよいでしょう。 縮小版の表示設定を変更するには、タスクバーから[エクスプローラー]をクリックし、[ライブラリ]ウィンドウの[表 示]タブから[オプション]ボタンをクリックして[フォルダーオプション]ダイアログボックスを表示します。[表示] タブの[詳細設定]の一覧にある[常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない]により表示を変更できます。チェック ボックスをオンにするとアイコン表示となり、オフにすると縮小版として表示されます。 ・本書の画面は詳細で表示されています。本書の画面と異なる場合は、説明を補足しましょう、また、[アドレスバー]や [フォルダー一覧]の使用方法についても簡単に補足してもよいでしょう。 p.7 重要 ファイルを開くときの表示 Office 2013 の初期設定では、インターネットから取得したファイルを開こうとすると「保護ビュー」という機能が起動し、 コンピューターに対する悪影響を最小限に抑えるようになっています。安全なファイルとわかっているものは、本書の手順 のとおりファイルを開いてよいことを説明しましょう。 なお、「保護ビュー」の設定は、[ファイル]タブの[オプション]から[PowerPoint のオプション]の[セキュリティセン ター]にある[セキュリティセンターの設定]をクリックします。表示された[セキュリティセンター]の[保護ビュー] で設定を変更することができます。 p.8、9 画面の名称と役割 ・PowerPoint を使用するうえで理解が必要な基本用語です。セミナーの中で何度も出てくることを強調し、名称を覚える必 要はありませんが、講師からの指示が理解できるレベルで覚えてもらえるよう説明しましょう。 特に、ステータスバーにある[標準]ボタンで左部の領域がスライドのサムネイル表示とアウトライン表示が切り替わる ことを確認しましょう。リボンに関してはp.10「リボンの利用」で、画面の表示モードに関しては p.12「表示モードの切 り替え」、スクロールバーに関してはp.15「表示スライドの切り替え」で操作を行いながら確認します。 ・パソコンの操作に不慣れな受講者がいる場合は、次の名称と役割についても実際に操作を行い確認します。 ・[最小化]ボタン、[最大化]ボタン、[元に戻す(縮小)]ボタン、[閉じる]ボタン 現在のウィンドウを使用して確認します。 ・マウスポインター プレースホルダー上やスライドの空白部分をポイントし、マウスポインターの形状が変化することを確認します。 ・[リボン表示オプション]ボタン リボンの表示を変更できます。本書の画面はタブとコマンドが常に表示された状態です。本書の画面と異なる場合は、 ボタンをクリックし、[タブとコマンドの表示]をクリックして変更できることを伝えましょう。

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・クイックアクセスツールバー[タッチ/マウス モードの切り替え]ボタン 環境によっては、このボタンが非表示になっている場合があるため、必要に応じて説明しましょう。ボタンをクリック して、それぞれの画面の違いを確認します。ボタンが表示されていない場合には[クイックアクセスツールバーのユー ザー設定]ボタンをクリックして表示します。 ・以前のバージョンを使っていた受講者がいる場合は、そのバージョンに応じて変更点を補足するようにしましょう。 PowerPoint 2010 からの変更点としては、記載したもの以外にクイックアクセスツールバーの[先頭から開始]ボタン、 ステータスバーの[ノート]ボタン・[コメント]ボタンがあります。今後の操作の中で、必要に応じて説明してもよいで しょう。 p.10 リボンの利用 Office 2007 より採用となった新しいユーザーインターフェイスです。アプリケーションごとに表示されるコマンドやタブの 名称などが多少異なります。以前のバージョンを利用していたユーザーにも、今回初めて利用するユーザーにも直感的に操 作することができるインターフェイスであることを理解してもらいます。 p.10 操作:タブを切り替える ・PowerPoint 2013 のリボンには[ホーム]タブのほかに[挿入]タブ、[画面切り替え]タブなどのさまざまなタブがあり、 それぞれによく利用するボタン群が配置されています。リボンのタブは、選択されているオブジェクトによって自動的に 切り替わったり、作業に応じて表示/非表示が切り替わったりします。 ・時間に余裕があれば、リボンの最小化を説明しましょう。リボンを最小化することによって作業領域を大きくすることが でき、コマンドを実行するときだけリボンを表示することができます。 リボンの最小化は、[Microsoft PowerPoint ヘルプ]ボタンの右にある[リボンの表示オプション]ボタンから[タブの表 示]をクリックするか、リボンの右端に出ている[リボンを折りたたむ]ボタンをクリックするか、リボンのタブの文字 の上をダブルクリックします。リボンの最小化を解除するには、[リボンの表示オプション]ボタンから[タブとコマンド の表示]をクリックするか、リボンのタブの文字の上をダブルクリックします。 [リボンの表示オプション]ボタンから[リボンを自動的に非表示にする]をクリックすると、タイトルバーとリボンが 非表示になります。リボンを表示するには、アプリケーション画面の上部をクリックします。 p.11 操作:コマンドを利用する ・p.10 のヒント「ドロップダウン形式で表示させたボタン群のキャンセル」を参照し、誤ってコマンドを実行しないように 注意しましょう。 ・[アニメーション]などのタブも開いて、淡色で表示されるコマンドを確認します。 ・ボタンをポイントし、ボタンの名称や説明が表示されることを確認します。 p.12 表示モードの切り替え ・説明と併せてボタンをポイントし、ボタンの位置を確認しましょう。 ・[スライド]ペイン、[ノート]ペイン、スライドのサムネイル(またはアウトライン)の3 つの作業領域は境界線をドラッ グすることで、作業領域を広げたり狭めたりできます。 ・画面表示モードを切り替えながら、すべてのスライドを確認し、テキストやオブジェクトの挿入、特殊効果の設定など、 学習する内容や作成するプレゼンテーションのイメージを掴んでもらいます。 p.13 操作:表示モードを切り替える Step2 パソコンの環境によって、表示が異なる場合があることを補足しましょう。 p.15 ヒント 表示倍率の変更 スライドを任意の倍率で拡大または縮小した後に、ステータスバーの右端にある[現在のウィンドウサイズの大きさに合わ せてスライドを拡大または縮小します。]ボタン も確認しましょう。

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p.15 表示スライドの切り替え ホイール付きマウスの場合、[スライド]ペインを選択した状態でホイールを回すことでもスクロールが可能です。 また、以下のようなキー操作でも、画面をスクロールすることができます。 ・PageUp キー:前のスライドにスクロールする ・PageDown キー:次のスライドにスクロールする ・Ctrl + Home キー:最初のスライドにスクロールする ・Ctrl + End キー:最後のスライドにスクロールする ホイール付きマウスの場合、スライドのスクロールだけではなく、画面の表示倍率の変更も行えます。時間に余裕があれば、 以下の操作を確認してもよいでしょう。 ・Ctrl キーを押さえながら上へホイールを回す:表示倍率が拡大する ・Ctrl キーを押さえながら下へホイールを回す:表示倍率が縮小する また、タッチスクリーン搭載のパソコンでは、タッチモードにすると[次のスライド]ボタンと[前のスライド]ボタンが 表示されません。表示スライドを切り替えるには、ショートカットキーやホイール付きマウスを使用する上記の方法のほか に、スライドを垂直方向にすばやくフリックするか、スライドのサムネイルをタップして切り替える方法などがあります。 p.16 操作:任意のスライドを表示する ・スクロールバーでスライドを切り替える方法も確認します。時間に余裕があれば、表示倍率を拡大して、スクロールバー の▼ボタンと[次のスライド]ボタンの違いを確認するとよいでしょう。 表示倍率を戻す場合には、ステータスバーの右端にある、[現在のウィンドウサイズの大きさに合わせてスライドを拡大ま たは縮小します。]ボタンを使用します。 ・スライド一覧表示モードでスライドをダブルクリックすると、表示モードが切り替わり、そのスライドを標準表示モード で表示することができます。プレゼンテーション全体を確認しながら、スライドの編集を行う際に便利です。 ・また、[スライド]ペインのスクロールバーにあるつまみをドラッグすると、スライド番号やスライドのタイトルが表示さ れ、目的のスライドに移動することができます。スライド数が多くて、目的のスライドのサムネイルが表示しきれないと きなどに便利です。 p.18 文字列やオブジェクトの選択 PowerPoint で編集を行うには、編集する部分を選択してからコマンドを実行します。編集したい箇所を選択できないと正確 に編集することができないので、簡単な操作であってもきちんと操作の確認をしましょう。特にプレースホルダーの選択が 行えているかを注意します。 p.18 操作:文字列を選択する Step2 文字列を選択する際には、マウスポインターの形に注意します。I の形でなく、オブジェクト選択の形 になっていると、 ドラッグしたときにプレースホルダーの移動になってしまいます。 p.19 ヒント 文字列選択の別の方法 必要に応じて、文字列をダブルクリックすると単語単位で選択ができることを補足しましょう。 p.19 操作:文字列を選択する Step4 他のオブジェクトの上をクリックすると、クリックしたオブジェクトが選択されてしまうので、何もない場所でクリックす るよう注意します。受講者の操作経験によっては、文字列を選択したまま上書きしてしまうこともあるため、目的の操作が 終わったら、選択を解除することを強調しましょう。

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p.21 ヒント プレースホルダーの選択 プレースホルダーの選択方法については、これからの操作を行っていくうえで必須の操作となるため、文字列の選択(点線 の枠)の状態とプレースホルダーの選択(実線の枠)の状態を比較し、違いを理解してもらいましょう。 また時間に余裕があれば、プレースホルダーを選択する方法として、プレースホルダーにカーソルが入っている状態で F2 キーを押す方法もあることを補足しましょう。 p.22 操作:オブジェクトを選択する Step2 図形の上をポイントしたときにマウスポインターの形が変わることを強調しましょう。 また、時間に余裕があれば、図形を選択したときに表示される「ハンドル」についても説明します。 p.23 操作:プレゼンテーションを閉じる Step1 PowerPoint 2007 から、ファイルウィンドウだけを閉じるための[ウィンドウを閉じる]ボタンがなくなりました。 PowerPoint ウィンドウの[閉じる]ボタンをクリックするとファイルだけでなく PowerPoint も終了してしまいます。 PowerPoint を終了せずにファイルだけを閉じる場合に[ファイル]タブを使用することを説明します。 p.23 操作:プレゼンテーションを閉じる Step2 プレゼンテーションだけが閉じられ、PowerPoint は終了していないことを確認しましょう。 保存確認のメッセージが表示された場合は、[いいえ]をクリックするよう指示します。 また、PowerPoint を終了してしまった受講者には、再度 PowerPoint を起動してプレゼンテーションのみを終了するように 説明します。 第2 章 プレゼンテーションの作成と編集 p.28 プレゼンテーションの新規作成 ここから本書全体を通して 1 つのプレゼンテーションを作成する手法を学習します。作業に入る前にどのようなプレゼン テーションを作成するのか、また、第2 章ではプレゼンテーション作成の流れの中のどの段階を学習するのかを、あらため て確認しましょう。 p.28 重要 スライドのサイズ PowerPoint 2013 から[デザイン]タブの[スライドのサイズ]ボタンで、簡単に標準(4:3)とワイド画面(16:9)の選 択ができるようになりました。ワイドスクリーンを有効に活用できるよう設計されたテーマもあります。 また、それ以外のサイズを設定したいときは、[スライドのサイズ]ボタンから[ユーザー設定のスライドのサイズ]をクリッ クし、[スライドのサイズ]ダイアログボックスを表示して[スライドのサイズ指定]から目的のサイズを選択するか、[幅] や[高さ]を使って数値で指定できることを補足しましょう。 p.29 テンプレートからの作成 冒頭の説明で「プレゼンテーションを新しく白紙の状態から作ると、配色で悩んだり、レイアウトで時間を取られてしまっ たり」とありますが、白紙の状態から作成した場合でも、あとからスライドのテーマを適用することによって、テンプレー トからプレゼンテーションを作成した場合と同様に見映えよいプレゼンテーションを作成することができます。 プレゼンテーションのコンセプトや利用したい色調があらかじめ定まっている場合に、テンプレートから新規作成するとよ いということを説明します。 p.29 操作:テンプレートからプレゼンテーションを作成する ・インターネットに接続されていない環境では、上部にある "検索の候補" が表示されません。 その場合は、画面に表示されているテーマの中から任意のデザインを選択して、プレゼンテーションを作成します。 p.29 操作:テンプレートからプレゼンテーションを作成する Step2 ビジネス以外の別の分野に変更したい場合は、画面上部の[ホーム]をクリックして検索し直します。

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p.30 操作:テンプレートからプレゼンテーションを作成する Step3 画面右部に表示される[カテゴリ]を選択すると、テンプレートをさらに絞り込んで検索できます。絞り込んだカテゴリを 解除するには、再度カテゴリ名をクリックするか、カテゴリ名をポイントすると表示される×ボタンをクリックします。 また、時間に余裕があれば、本書以外のテンプレートからプレゼンテーションを作成し、違いを確認してみましょう。 テンプレートによってはデザインが設定されているだけでなく、テキストやオブジェクトが挿入され、アニメーションなど も設定されており、完成されたプレゼンテーションが作成されます。このようなテンプレートから作成したスライドなどを 確認すると、プレゼンテーション作成の参考になることがあります。 p.31 スライドの追加 ここからは p.28「プレゼンテーションの新規作成」で新規作成された白紙のプレゼンテーションに対し、操作を行います。 p.33 操作:新しいスライドを挿入する Step2 11 種類のスライドレイアウトの中から、作成したいスライドに合わせて適切なレイアウトを選択することを説明しましょう。 レイアウトはあとから変更できること、プレースホルダーの位置やサイズなどもあとから編集できることを説明します。 また、この場合は、[新しいスライド]ボタンの上半分をクリックしても「タイトルとコンテンツ」レイアウトのスライドが 挿入できますが、今後の操作も含めて、このテキストでは下半分をクリックして、きちんとレイアウトを選択することを伝 えましょう。 p.35 操作:プレースホルダーに文字を入力する Step4 長い文章を入力するよりも、短い文章に区切って箇条書きで表した方がわかりやすいスライドになります。そのため、 PowerPoint では「タイトルとコンテンツ」のレイアウトがよく使われることを説明します。 p.35 操作:プレースホルダーに文字を入力する Step5 プレースホルダーに収まらないほどのテキストを入力した場合には、入力オートフォーマット機能の既定の設定により、プ レースホルダーに収まるようテキストのフォントサイズが自動調整されます。 そのような場合には、[自動調整オプション]スマートタグが表示され、自動調整するかしないかを選択したり、オートコレ クトオプションの設定を変更したりすることができます。(Step3 のタイトルプレースホルダーも同様です) p.35 ヒント 段落と行の違い 時間があれば、きちんと操作して違いを確認するようにしましょう。 p.36 箇条書きの編集 ・長い文章は箇条書きにすることでわかりやすいスライドになりますが、1 つのスライド内に箇条書きの項目が多すぎると 逆にわかりにくくなります。そのため、レベルを設定して内容を整理したり、複数のスライドに分けて入力したりして 工夫をするよう説明しましょう。 ・レベルは、9 段階まで設定することができます。 ・[スライド]ペインでレベルの設定を行っていますが、アウトライン表示の方がスムーズに設定が行えます。 p.39「アウトライン表示での編集」で説明しています。 ・PowerPoint 2007 を使用している受講者がいる場合には、PowerPoint 2007 との違いに注意が必要です。 PowerPoint 2007 では、[インデントを減らす]ボタンの名称が[リストのレベルを下げる]で、"インデントレベルを下 げます" という説明が表示されます。 しかし、アウトライン表示時におけるメニューでは、同じ動作をするのが PowerPoint 2013 と同じ「レベル上げ」です。 このように、PowerPoint 2007 では "レベル" という言葉の使い方が混乱していました。PowerPoint 2010 以降 ではボ タンの名称に "レベル" という言葉を使わないように改善されています。

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p.39 アウトライン表示での編集 ・これまでは、[スライド]ペインのプレースホルダーにテキストを入力することを学習しましたが、テキストの入力は、プ レゼンテーションの構成を決める最初の段階ではアウトライン表示が一番適していることを説明します。アウトライン表 示であれば、スライドの追加や削除が簡単に行え、プレゼンテーションの構成だけに集中して作業が行えます。 ・アウトライン表示には、プレースホルダーに入力したタイトルやテキストは表示されますが、図形などのオブジェクトは 表示されないことを説明しましょう。 特に、見た目はテキストであっても、テキストボックスを挿入して入力した文字は表示されないことを説明します。また、 段落書式(配置、行間など)を変更しても、アウトライン表示では見た目は変わりません。 ・PowerPoint 2010 など以前のバージョンを使用している受講者がいる場合には、注意が必要です。 PowerPoint 2013 では、スライドのサムネイル表示とアウトライン表示の切り替えは、ステータスバーの[標準]ボタン で行いますが、PowerPoint 2010 まではサムネイル表示の領域に[スライド]タブと[アウトライン]タブがあり、タブ のクリックで切り替えていました。 p.40 操作:アウトラインのレベルを調整してスライドを追加する Step2 ・箇条書きのレベルを変更する方法には、本書の手順以外に、次の方法があります。 ・レベル上げ:Shift + Tab キー、レベル下げ:Tab キー

・レベル上げ:Shift + Alt + 左向き方向キー、レベル下げ:Shift + Alt + 右向き方向キー ・レベル上げ:行頭文字を左にドラッグ、レベル下げ:行頭文字を右にドラッグ ・本書の手順や上記の手順で箇条書きのレベルを変更することは、アウトライン表示、[スライド]ペインともに行えますが、 箇条書きをタイトルレベルに変更したり、タイトルを箇条書きレベルに変更したりすることはアウトライン表示でしか行 えません。 p.41 操作:アウトラインのレベルを調整してスライドを追加する Step4 [スライド]ペインのプレースホルダーにも入力できますが、ここでは、アウトライン表示の領域に入力することを強調し ましょう。 p.42 操作:アウトラインのレベルを調整してスライドを追加する Step7 箇条書きの内容については、受講者の状況や進行に合わせて、簡単な文字にしたり、一部省略して入力したりして進行しま す。参考までに、箇条書き内の「Ag」は銀のこと、「dB(デシベル)」は音の強さを表す単位です。 p.43 スライドの複製・移動・削除 スライド一覧表示に変更して操作を行っていますが、標準のサムネイル表示やアウトライン表示でも同様の操作は行えます。 操作説明の冒頭にもあるとおり、スライド一覧表示に変更しているのは、スライドの複製・移動・削除はスライド一覧表示 が比較的操作が行いやすいからです。 ここでは操作に応じて適切な表示モードに切り替えられるよう、表示モードの区別ができるように補足をしてください。 表示モードの区別はいろいろな考え方がありますが、区別の一例は次のとおりです。 ・標準表示の[スライド]ペイン:スライド内のテキストやオブジェクトの編集、アニメーション効果など、スライド内の 細かい編集を行うときに使用します。 ・標準のサムネイル表示:[スライド]ペインで作業を行いながらプレゼンテーション全体を確認するときに使用します。 ・標準のアウトライン表示:タイトルや箇条書きテキストの入力の際に使用します。 ・スライド一覧表示:プレゼンテーション全体を見ながら、スライドの複製・移動・削除を行うときに使用します。 複数のスライドをまとめて複製・移動・削除するには、あらかじめ複数のスライドを選択しておきます。 複数のスライドを選択するには、次の方法があります。 ・対象となるスライドを1 つクリックして選択したあと、残りのスライドを Ctrl キーを押しながらクリックします。 ・連続するスライドの場合は、始点となるスライドをクリックして選択したあと、終点となるスライドを Shift キーを押し ながらクリックします。 ・誤って選択したスライドは、Ctrl キーを押しながらクリックすると、1 枚ずつ選択を解除することができます。

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p.43 操作:スライド一覧表示に切り替える Step1 スライド一覧表示に切り替えるには、本書の手順以外に、[表示]タブの[スライド一覧]を選択する方法もあります。 p.44 操作:スライドを複製する Step1 スライドを複製するには、本書の手順以外に、Ctrl + D キーで実行する方法もあります。 p.44 ヒント:ほかの 2 つの複製方法 複製コマンドとコピーコマンドの違いは、複製コマンドは複製元のすぐ後ろに貼り付けられるのに対し、コピーコマンドは 貼り付け先を指定する必要があるという点です。またコピーコマンドを使用して貼り付けると、[貼り付けのオプション]ス マートタグが表示され、貼り付け方法を選択することができます。 p.46 ヒント:削除したスライドを元に戻すには 元に戻すコマンドは既定で20 操作まで実行できます。元に戻す操作の最大数を変更するには、[ファイル]タブの[オプショ ン]から[PowerPoint のオプション]を表示し、[詳細設定]の[編集オプション]にある[元に戻す操作の最大数]で数 値を指定します。数値は、3 から 150 までの値が指定できます。 p.47 操作:スライドを削除する Step4 標準表示に切り替えるには、本書の手順以外に、スライド一覧表示内のスライドをダブルクリックする方法もあります。 p.47 ヒント:セクション機能

PowerPoint 2010 から追加された「セクション」機能については、『Microsoft PowerPoint 2013 応用 セミナーテキスト』 で紹介しています。

p.48 スライドのデザイン設定

・テーマは、プレースホルダーの位置、配色、文字のフォント、背景などをまとめて登録したもので、PowerPoint だけでな く、Word や Excel など他の Office アプリケーションと共通のデザインとして使用できます。また[デザイン]タブの[バ リエーション]グループの[その他]ボタンにある[配色]、[フォント]、[効果]、[背景のスタイル]を使用して、既存 のテーマを編集することもできます。また、テーマを新規作成することも可能です。 テーマの作成や編集については、『Microsoft PowerPoint 2013 応用 セミナーテキスト』で紹介しています。 ・プレゼンテーションをテンプレートから作成した場合には、既にテーマが設定されていますが、本書の手順によってテー マを変更することができます。 p.49 操作:スライドのテーマを適用する Step2 1 つのプレゼンテーションの中で、部分的に異なるテーマを設定することも可能です。プレゼンテーションの中で内容が大 きく変わるところや、第1 部、第 2 部といったように区切りのあるプレゼンテーションの場合などに、異なるテーマを設定 することがあることを説明しましょう。 部分的に異なるテーマを設定するスライドを選択して、適用したいテーマの上で右クリックし、[選択したスライドに適用] をクリックします。PowerPoint 2013 から追加された「バリエーション」機能も同様です。 p.50 スライドレイアウトの変更 [新しいスライド]ボタンの下半分をクリックしてスライドを追加した場合には、スライドレイアウトを自由に選択できま す。アウトライン表示にテキストを入力することでスライドを追加した場合には、「タイトルとコンテンツ」レイアウトが選 択されます。 そのため、スライドを挿入したあとにスライドレイアウトを変更する操作はよく行います。 p.50 操作:スライドのレイアウトを変更する スライドのレイアウトを変更するには、本書の手順以外に、スライドの余白(またはサムネイル)を右クリックして、ショー トカットメニューの[レイアウト]から任意のレイアウトを選択する方法もあります。

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p.51 テーマのカスタマイズ 本書の手順では、プレゼンテーション全体のスライドの背景がまとめて変更されます。しかし、表紙となる最初のスライド だけ背景を変更したいという場合もあります。その場合には、部分的に異なる背景を設定するスライドを選択して、[バリ エーション]グループの[その他]ボタンをクリックし、[背景のスタイル]から適用したい背景の上で右クリックし、[選 択したスライドに適用]をクリックします。 p.51 用語 バリエーション [バリエーション]にはテーマのカスタマイズ例として配色を変更したパターンが表示されますが、[その他]ボタンを利用 すると[配色]以外にも[フォント][効果][背景のスタイル]など、テーマの一部を変更できます。時間に余裕があれば、 それぞれプレビューして確認してみましょう。 p.52 操作:カスタマイズの結果を確認する Step4 ・スライドの背景には既定で12 種類のパターンが用意されていますが、背景は自由にカスタマイズすることも可能です。 [背景の書式設定]をクリックし、画面右に表示される[背景の書式設定]作業ウィンドウで設定します。 [背景の書式設定]作業ウィンドウの[閉じる]をクリックすると選択したスライドのみに設定され、一番下にある[す べてに適用]をクリックするとプレゼンテーション内のすべてのスライドに設定されます。 [背景のリセット]で設定した書式設定を元に戻すこともできます。 ・スライドの内容によっては、テーマに設定されている背景のデザイン(オブジェクトの位置など)が邪魔になる場合があ ります。そのような場合にはテーマに設定されているオブジェクトを表示させないようにすることも可能です。 オブジェクトを非表示にしたいスライドを選択し、[背景の書式設定]をクリックし、[背景の書式設定]作業ウィンドウ で[背景グラフィックを表示しない]をオンにします。 p.52 ヒント:背景のスタイルの変更 スライドマスターを使用して、スライドレイアウトごとに背景を変更する方法もあります。 スライドマスターについては、『Microsoft PowerPoint 2010 応用 セミナーテキスト』で紹介しています。 p.53 文字の書式設定 書式を設定する操作は、他のアプリケーションの操作と共通です。受講者の状況に応じて説明しましょう。 p.54 フォントの変更 プレゼンテーション全体に対してフォントを変更する場合には、テーマのフォントを変更します。 ここではプレースホルダーやテキストの一部に対し、フォントを個別に設定する方法を紹介しています。 p.54 操作:フォントを変更する Step1 プレースホルダー内のすべてのテキストに対して設定するため、文字単位の選択ではなく、プレースホルダーの選択である ことを確認しましょう。 p.54 操作:フォントを変更する Step2 フォントの種類は、「テーマのフォント」、「最近使用したフォント」、「すべてのフォント」の順に分類されて表示されます。 テーマに合わせたフォントに戻す場合は、「テーマのフォント」の中から選択します。 フォントには、全角文字に設定される「日本語用のフォント」と半角文字に設定される「英数字用のフォント」があります。 それぞれを個別に設定したい場合には、[ホーム]タブの[フォント]ダイアログボックス起動ツールから、[フォント]ダ イアログボックスの[フォント]タブで設定します。 p.54 操作:フォントを変更する Step3 もう一度、[フォント]ボックスの▼をクリックすると、[最近使用したフォント]に "MS P 明朝" が出てくることを確認し ましょう。 また、同じ作業を繰り返し行う場合は、F4 キーを使用して実行することもできます。

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p.55 ヒント MS ゴシック(MS 明朝)と MS P ゴシック(MS P 明朝)について プロポーショナルフォントは、均等割り付けをしたときに文字が揃わない場合があるので、注意が必要です。 p.55 文字の大きさの変更 文字のフォントやフォントサイズを確認したい場合は、文字やプレースホルダーを選択すると、設定されているフォントと フォントサイズが[ホーム]タブの[フォント]グループ内に表示されます。プレースホルダーに複数のフォントが混在し て設定されている場合には、フォントは表示されません。複数のフォントサイズが混在して設定されている場合には、最小 のフォントサイズが表示され、その後ろに + が表示されます。 p.55 操作:フォントサイズを変更する Step1 フォントサイズの変更は、本書の手順以外に、[フォントサイズ]ボックスに直接数値を入力する方法もあります。 p.56 操作:フォントサイズを変更する Step2 [フォントサイズの拡大]ボタンを使用すると、[フォントサイズ]ボックスの一覧にある数値を基に1 段階ずつ大きくなり ます。逆に1 段階ずつ小さくする場合には、[フォントサイズの縮小]ボタンを使用します。 そのほか、Ctrl キーを押したまま始めカギかっこ(「)キーでフォントサイズの縮小、Ctrl キーを押したまま終わりカギかっ こ(」)キーでフォントサイズの拡大を実行することもできます。 p.57 文字の色の変更 [フォントの色]の一覧にある色は、テーマの配色によって異なります。プレゼンテーション全体の色を変更する場合には、 テーマの配色を変更します。 p.58 用語:ミニツールバー 一度表示されたミニツールバーからマウスを離すと、ミニツールバーは非表示になります。再度表示させたい場合には、改 めて選択しなおすか、選択範囲内で右クリックします。なお、ミニツールバーはOffice 2007 からの新機能ですが、ミニツー ルバーからプレビューが利用できるようになったのはOffice 2010 からです。 p.59 段落の書式設定 書式を設定する操作としては、他のアプリケーションの操作と共通です。受講者の状況に応じて説明しましょう。 p.60 段落の配置の変更 左揃え、中央揃え、両端揃え、均等割り付けについて、ボタンの位置を確認しましょう。 p.61 操作:箇条書きの行間を変更する Step2 [行間]ボタンの一覧にない行間に設定したい場合には、一覧から[行間のオプション]をクリックし、[段落]ダイアログ ボックスを表示します。[行間]の▼をクリックして[固定値]を選択し、[間隔]を数値で指定することで行間を細かく設 定することができます。 p.62 行頭文字の変更 行頭文字の変更と同様の操作で、段落番号を設定することもできます。[ホーム]タブの[段落番号]の▼をクリックして段 落番号を選択します。 詳細設定については、[段落番号]の一覧から[箇条書きと段落番号]をクリックして[箇条書きと段落番号]ダイアログボッ クスを表示し、[段落番号]タブで設定します。 p.62 操作:行頭文字を変更する Step1 プレースホルダー内のすべての行頭文字を変更するので、カーソルを挿入した状態ではなく、プレースホルダーが選択され ていることを確認します。その理由としてp.62 のヒント「行頭文字の段落別設定」を説明してもよいでしょう。

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p.62 操作:行頭文字を変更する Step2 [箇条書き]の▼をクリックして、目的の行頭文字が一覧にない場合には、一覧から[箇条書きと段落番号]をクリックし て[箇条書きと段落番号]ダイアログボックスを表示します。 [箇条書き]タブの [図]をクリックすると、さまざまな場所から画像を検索して利用することができます。例えば [Office.com クリップアート]の検索ボックスで「行頭」と入力して検索すると、Office オンラインから行頭絵文字が表示 され、よりデザイン化された行頭文字を選択することができます。 また、[ユーザー設定]ボタンをクリックすると、[記号と特殊文字]ダイアログボックスが表示され、さまざまな行頭文字 を選択することができます。 [箇条書きと段落番号]ダイアログボックスでは、箇条書きおよび段落番号の変更以外に、サイズ(パーセンテージ)や色 の設定を行うこともできます。 p.63 プレゼンテーションの保存 保存の操作は、他のアプリケーションと共通です。受講者の状況に応じて説明しましょう。 なお、[名前を付けて保存]と[上書き保存]の違いを明確に説明します。 p.63 重要:ファイル名の付け方 ファイル名に使用することができない記号を入力して保存をしようとすると、「ファイル名は有効でありません。」というエ ラーメッセージが表示され、ファイル名を入力しなおすことができます。 p.63 重要:拡張子 拡張子を表示するには、タスクバーから[エクスプローラー]をクリックし、[ライブラリ]ウィンドウの[表示]タブから [オプション]をクリックして[フォルダーオプション]ダイアログボックスを表示します。[表示]タブの[詳細設定]の 一覧から[登録されている拡張子は表示しない]をオフにします。 p.64 操作:プレゼンテーションに名前を付けて保存する Step1 [名前を付けて保存]ダイアログボックスを表示するには、本書の手順以外に、F12 キーで表示する方法もあります。 また、今までのバージョンとは異なり、コンピューター以外の場所にも保存ができるよう[名前を付けて保存]画面が表示 されるようになりました。コンピューターの保存先として、[最近使用したフォルダー]以外にも、一度保存したファイルが 開かれている場合は、そのファイルが保存されているフォルダーとして[現在のフォルダー]が表示されます。受講者の状 況に応じて、こちらも補足するようにしましょう。 p.65 ヒント ファイルの種類 ファイルを開くとすぐにスライドショーが始まる形式は、「PowerPoint スライドショー(*.ppsx)」などです。また、以前の バージョンのPowerPoint と互換性を保つ形式は「PowerPoint 97 - 2003 プレゼンテーション(*.ppt)」などです。 保存形式については、『Microsoft PowerPoint 2013 応用 セミナーテキスト』で紹介しています。 第3 章 図解の作成 p.70 図解のポイント なぜ図解が必要なのかを説明しましょう。 プレゼンテーションでは限られた時間で、聞き手に理解してもらったり、聞き手から同意を得たりしなければならないため、 ポイントだけをクローズアップして説明することが多いでしょう。その場合に図解が効果的に利用できます。 また、図解だけでは伝わらない内容は第4 章で説明するオブジェクトを利用したり、別途配布資料を用意したりすることも あります。まずは第3 章をとおして、図解の重要性を確認できるよう進行しましょう。 p.70 図解で留意するポイント「■適切な図形の種類を選択する」 必ずしも複数の種類の図形を使用する必要はないことを説明します。並列するもの、同意のものなどは同じ種類の図形にし た方がよいでしょう。また、同じ種類の図形を使用しても、色やスタイルを変更することで、その特徴を表すこともできま す。

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p.70 図解で留意するポイント「■図形を整列し、効果的なスタイルを適用する」 綺麗に配置することも大切ですが、1 枚のスライドにあまり多くの図形を配置しすぎないことも大切です。適切な余白を用 意し、適切なボリュームの図解にすることで、図解のポイントに注目させることができます。 また、色には意味を持つものや与える印象があることにも注意して設定しましょう。例えば、信号機の赤・黄・青で意味を 表したり、自然やエコロジーなどは緑で表すことが多かったりと、一般的な色とそれらが持つイメージを意識して設定しま しょう。ただし、テーマによって配色が用意されているので、配色の中から選択すると統一感があります。特に注目させた い点などにあえて配色とは別の色を設定するなど工夫をするとよいでしょう。 p.71 図解で留意するポイント「■視線の移動順序を考慮する」 視線の移動順序を導く手法として、本書の画面のように、番号を振っておくのもよい方法です。 聞き手や読み手が迷わず正確に図解を確認してもらう方法として、番号で図解の順序を表す方法のほか、図解のポイントと なるキーワードを書き出したり、図形や図・写真などを追加して図解のポイントを表したりする方法もあります。これらを うまく組み合わせて図解を作成しましょう。 p.72 SmartArt グラフィックの作成 SmartArt グラフィックは PowerPoint 2007 からの新機能です。図解の知識がなくても、高度な図解を簡単に作成できるこ とを説明しましょう。 p.74 SmartArt グラフィックの挿入 挿入した SmartArt グラフィックは、サイズ変更や移動ができます。時間に応じて、SmartArt グラフィックの編集の最後 に、サイズ変更や移動の操作も確認しましょう。SmartArt グラフィックのサイズを変更すると、SmartArt グラフィック内 のテキストのフォントサイズも図形に合わせて自動調整されます。 p.75 操作:SmartArt グラフィックを挿入する Step4 SmartArt グラフィックを挿入するには、本書の手順以外に、[挿入]タブの[SmartArt]ボタンから挿入する方法もありま す。 p.76 操作:SmartArt グラフィックを挿入する Step6 [SmartArt グラフィックの選択]ダイアログボックスでは、SmartArt グラフィックのレイアウトを選択すると、右下に選 択したレイアウトの説明が表示されます。スライドにSmartArt グラフィックを挿入しても、内容に合わないレイアウトを 選択したのでは意味がありません。説明を確認して、内容に合った適切なレイアウトを選択できるようにしましょう。 p.76 操作:SmartArt グラフィックを挿入する Step7 SmartArt グラフィックにはプレゼンテーションのテーマに沿ったフォント・配色・効果が設定されます。

SmartArt が作成され選択されている状態だと、[SMARTART ツール]タブが表示されることを確認します。[SMARTART ツール]はSmartArt が選択されていると表示、SmartArt が選択されていないと非表示になることや、SmartArt の編集を 行うときに使用することを説明します。[SMARTART ツール]の内容は、p.76 のヒント「一度作成した SmartArt のスタイ ルの変更」で確認しましょう。 p.77 操作:SmartArt グラフィックへの文字の挿入 Step1 ・本書と同じ[基本ステップ]を選択しSmartArt グラフィックを挿入すると、3 つの図形で構成された SmartArt グラフィッ クが作成され、[テキスト]ウィンドウには箇条書きの入力箇所も3 つ用意されます。箇条書きが 3 項目の場合には、[テ キスト]ウィンドウ内で改行する必要はなく、行をクリックして入力します。 途中で改行すると行が追加されると同時に、SmartArt グラフィックの図形が追加されるので、データの入力の前にあら かじめ説明して注意を促しましょう。 ・[テキスト]ウィンドウにある「・[テキスト]」という箇所を削除すると、SmartArt グラフィックの図形も削除されます。 不要な図形がある場合には、「・[テキスト]」を削除して調整しましょう。また、[テキストウィンドウ]内で改行すると、 「・[テキスト]」の行が追加され、SmartArt グラフィックの図形を増やすことができることを説明しましょう。

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p.77 ヒント:テキストウィンドウを表示するには ・本書の方法のほかに、SmartArt を選択すると SmartArt の左枠の上に表示されるボタン をクリックしてもテキストウィ ンドウを表示することができます。また、テキストウィンドウのタイトルバーをドラッグすると、テキストウィンドウを 任意の位置に移動することができます。 ・テキストウィンドウが表示されていなくても図形に直接入力することもできます。 p.78 操作:SmartArt グラフィックへの文字の挿入 Step2 テキストウィンドウを閉じるには、本書の手順以外に、テキストウィンドウの[閉じる]ボタンをクリックする方法もあり ます。 p.78 操作:SmartArt グラフィックのレイアウトを変更する Step1 [レイアウト]の一覧には、現在のSmartArt グラフィックと同じカテゴリのレイアウトが表示されます。 [レイアウト]の一覧の中に目的のレイアウトが表示されていない場合には、[その他のレイアウト]をクリックします。表 示された[SmartArt グラフィックの選択]ダイアログボックスでは、すべてのレイアウトから選択することができます。 p.79 SmartArt グラフィックのスタイルの変更 [SMARTART ツール]の[デザイン]タブにある[色の変更]ボタンをクリックすると、SmartArt グラフィックの色を変 更することができます。[色の変更]ボタンからは、テーマの配色に沿った色でさまざまなパターンが選択できますが、 [SMARTART ツール]の[書式]タブの[図形のスタイル]グループでは、図形の塗りつぶし、枠線、効果の変更を個別 に変更することもできます。 また、[色の変更]ボタンから[SmartArt グラフィックの画像の色を変更]をクリックしてオンの状態にすると、SmartArt グラフィックの中に挿入した画像の色調がSmartArt グラフィックの色に合わせて変更されます。 p.80 重要:変更した SmartArt グラフィックのスタイル設定を元に戻すには [グラフィックのリセット]ボタンで元の状態に戻るのは、SmartArt グラフィックのスタイルだけです。つまり、図形の塗 りつぶし、枠線、効果の設定は戻りますが、SmartArt グラフィックのレイアウトを変更した操作は元に戻りません。 p.81 操作:箇条書きを SmartArt グラフィックに変換する Step2 [SmartArt グラフィックに変換]ボタンをクリックして表示された一覧の中に目的のレイアウトが表示されていない場合 には、[その他のSmartArt グラフィック]をクリックします。表示された[SmartArt グラフィックの選択]ダイアログボッ クスではすべてのレイアウトから選択することができます。 p.81 操作:箇条書きを SmartArt グラフィックに変換する Step3 SmartArt をテキストに戻したいときは[SMARTART ツール]の[デザイン]タブにある[変換]ボタンから[テキストに 変換]をクリックします。 p.82 図形の作成 SmartArt グラフィックでは作成できない図解を作成したい場合や、図形を自由に配置したい場合などは、図形を組み合わ せて図解を作成します。SmartArt グラフィックではレイアウトや書式が簡単に設定できましたが、自分で図形を組み合わ せる場合には、1 つ 1 つ細かく編集する必要があります。わかりやすさを考慮して作成、編集するよう注意しましょう。 ここでは、基本的に[ホーム]タブの[図形描画]グループを使用しますが、図形を作成すると[描画ツール]というタブ が表示され、[ホーム]タブにはない機能も使用できることを補足しましょう。 p.82 図形の挿入 図形はフリーハンドで描くこともできますが、フリーハンドで描くには難しい図形も簡単に作成することができます。 操作に入る前に、どのような図解を作成するのかを説明しましょう。

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p.82 操作:図形を挿入する Step1 スライドのレイアウトを「タイトルのみ」に変更すると、プレースホルダーを削除することなく、そのまますぐに図形を描 くことができます。レイアウトの中に不要なプレースホルダーがある場合には、プレースホルダーを選択し、Delete キーを 押して削除しましょう。 p.83 操作:図形を挿入する Step3 ・図形を挿入するには、本書の手順以外に、[挿入]タブの[図形]ボタンから挿入する方法もあります。 ・[図形]ボタンを押して表示される図形のボタンを右クリックして[描画モードのロック]をクリックすると、同じ図形を 連続して描くことができます。ロックされた図形は反転表示になります。ロックされている図形のボタンをクリックする とロックが解除されます。 p.84 操作:図形を挿入する Step5 図形のサイズを変更するには、図形のハンドルをドラッグします。このとき、Shift キーを押しながらドラッグすると、縦横 の比率を変更せずにサイズ変更ができます。 また、図形を移動するには図形をドラッグします。このとき、Shift キーを押しながらドラッグすると、水平方向または垂直 方向に移動ができます。移動についてはキーボードの方向キーを使用することもできます。 p.84 ヒント 正方形や真円を描くには Ctrl キーを押しながらドラッグすると、ドラッグの始点の位置が図形の中心になり、終点が図形の大きさになります。 また、Alt キーを押しながらドラッグすると、滑らかにサイズや位置が変わるので、細かい調整に役立ちます。Alt キーは、 Shift キーや Ctrl キーと併用して使用できます。図形作成時にそれぞれのキーを活用すると作業効率が上がることを伝えま しょう。 p.84 図形への文字の挿入 テキストは、線、コネクタ以外の図形に追加できることを説明しましょう。 p.85 操作:文字を縦書きに変更する Step1 図形の文字内にカーソルがなくても、プレースホルダー全体や図形全体が選択されていれば、文字列の方向を変更すること ができます。 p.85 操作:文字を縦書きに変更する Step3 テキストの範囲選択ではなく、楕円を選択した状態でも同様にフォントサイズを変更できます。 p.87 操作:図形を複製する Step3 [複製]をクリックする以外にも、Ctrl キーを押しながら対象のオブジェクトをドラッグしたり、[コピー]をクリックした あと[貼り付け]をクリックしたりすることでもオブジェクトはコピーできます。 [複製]の特徴は、全く同じ図形を次々に等間隔で作成することができる点です。図形を1 つ複製したあと、複製した図形 を一度の操作で移動します。そのあと図形の選択を解除せずに、そのまま続けて[複製]を実行すると、等間隔で離れた位 置に図形が複製されます。全く同じ図形を整列して作成する場合に便利です。 p.88 操作:図形を移動する 画像や図形をドラッグ操作で移動しているときに、高さや等間隔の位置を示す「スマートガイド」が表示され、正確にすば やくレイアウトを整えることができます。 スマートガイドの表示/非表示は、[表示]タブの[表示]グループにある[グリッドの設定]ボタンをクリックして、[グリッ ドとガイド]ダイアログボックスで[図形の整列時にスマートガイドを表示する]で設定します。 ただし、本書に記載されているように、次の操作のために図形は少しずらした配置にしておきます。

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p.88 図形の整列 図形を選択すると表示される[描画ツール]の[書式]タブを使用すると、図形のさまざまな編集が行えることを説明しま す。 p.88 操作:図形を左側に揃える Step1 複数のオブジェクトを選択するには、本書の手順以外に、Shift キーを押しながら対象のオブジェクトをクリックする方法も あります。誤って選択した図形は、Shift キーを押しながら再度クリックすると、1 つずつ選択を解除することができます。 p.89 操作:図形を左側に揃える Step2 左揃え、右揃え、上揃え、下揃えの4 つはそれぞれ、選択したオブジェクトの一番左、一番右、一番上、一番下を基準に図 形が整列します。 p.89 ヒント:「左右に整列」と「上下に整列」 [スライドに合わせて配置]をオンにすると、スライドのサイズを基準として、「左右に整列」は横方向に等間隔に整列され、 「上下に整列」は縦方向に等間隔に整列されます。 p.90 コネクタによる図形の結合 直線や矢印を使用して図形を結んだ場合には、図形を移動すると結んだ線が離れてしまいます。それに対し、コネクタで図 形を結んだ場合には、図形を移動してもコネクタで結ばれたままとなり、編集する手間も省け、正確に結合することができ ます。 p.91 操作:"カギ線コネクタ" を使用して図形を結合する Step2 [カギ線コネクタ]をクリックすると、マウスポインターが + の形状に変わり、図形の上にマウスポインターを合わせると、 図形の周りに黒のハンドルが表示されます。このハンドルは、コネクタを結合する位置を示したものです。 p.92 操作:"カギ線コネクタ" を使用して図形を結合する Step5 図形と接着しているコネクタのハンドルは緑色で表示されます。接着されていないコネクタのハンドルは白く表示されるの で、コネクタの両端が緑色のハンドルになっていることを確認しましょう。 図形との接着点を変更したい場合には、コネクタの端にあるハンドルを別の接着点へドラッグします。 p.93 複数の図形のグループ化 グループ化された図形はまとめて書式設定やサイズ変更、移動などができますが、グループ内の一部の図形に対して書式設 定やサイズ変更、移動などを個別に行うことも可能です。グループ化された図形をクリックして選択したあと、編集したい 図形をクリックし、グループ内の図形を個別に選択して編集します。 p.94 重要:グループ化を解除するには 解除したグループを再度グループ化したい場合は、グループ化されていた図形を1 つ選択し、[配置]ボタンから[再グルー プ化]をクリックします。 p.95 クイックスタイルの適用 挿入した図形に、色だけでなく、影や3D、表面の素材感などのさまざまな効果を設定できますが、クイックスタイルを使用 することで、テーマに沿った効果的な書式を簡単に設定できます。表現力豊かな見映えよいプレゼンテーションを効率よく 作成することができることを説明しましょう。 時間があれば、[図形の塗りつぶし]ボタンの操作も行い、色パレットから自由に色が選択できることを説明しましょう。 また、PowerPoint 2013 から「スポイト」機能が追加され、スライドにあるイラストや写真などの色から簡単に色をコピー できるようになりました。色を変更したい図形を選択し、[図形の塗りつぶし]ボタンから[スポイト]をクリックすると、 マウスポインターの形状がスポイトに変わります。スライド内のコピーしたい色をクリックすると、選択していた図形にそ の色の塗りつぶしが反映されます。受講者の状況や時間に応じて、新機能として紹介してもよいでしょう。

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p.96 重ね合わせ順序の変更 図形を重ねて配置することで、立体的な効果を生み出すことを説明しましょう。 また、複数の内容を図形で囲むことで、内容を分類することができるので、複雑な内容であっても整理され、相手に伝わり やすいスライドを作成することができることを説明しましょう。 p.97 操作:図形の順序を入れ替える Step3 選択したいオブジェクトがほかのオブジェクトの下に完全に隠れてしまった場合は、任意のオブジェクトを選択したあと、 目的のオブジェクトが選択できるまで、Tab キーまたは Shift + Tab キーを押します。この操作によってスライド上のオブ ジェクトを順番に選択することができます。また完全に隠れてしまっているオブジェクトを移動するには、上下左右の矢印 キーを使用します。 第4 章 オブジェクトの挿入 p.102 数値を明確にするオブジェクト(表、グラフ) ・表やグラフを使用するメリットを説明しましょう。プレゼンテーションで訴求したいポイントを表にして整理して見せた り、具体的な数値を表やグラフを使用して比較し、特徴や傾向を見せたりすることで、訴求したいポイントが強調でき、 内容の信頼性を高めることができます。 ・オブジェクトは新規作成する方法と既存のオブジェクトをコピーして貼り付ける方法がありますが、ここでは表やグラフ の新規作成方法を学習します。『Microsoft PowerPoint 2013 応用 セミナーテキスト』では既存の Excel ファイルの表を 取り込む方法を紹介しています。 p.102 表の挿入 表は、PowerPoint の罫線で作成する表のほか、Excel ワークシート形式の表を作成することもできることをあらかじめ説明 し、ここで作成する表の形式や内容について確認しましょう。 p.104 操作:表を挿入する Step5 表が挿入され、表が選択されている状態だと、[表ツール]タブが表示されることを確認します。[表ツール]は表が選択さ れていると表示、表が選択されていないと非表示になることや、表の編集を行うときに使用することを説明します。[表ツー ル]の内容は、p.108 のヒント「一度作成した表のスタイルの変更」で確認できることを伝えましょう。 また、作成した表にあとから行や列を追加したり削除したりできることを説明しましょう。[表ツール]の[レイアウト]タ ブの[行と列]グループから行や列を挿入したり削除したりします。 p.104 操作:表を挿入する Step6 文字入力は受講者の状況や進行に合わせて、簡単な文字を入力させたり一部省略したりして進めましょう。 p.105 操作:表を編集する Step1 ・列幅の調整はダブルクリックして自動調整する方法のほか、ドラッグして任意の幅に整える方法もあることを説明しま しょう。なお、[表ツール]の[レイアウト]タブの[セルのサイズ]グループでは、行や列のサイズを数値で指定したり、 複数行や複数列の幅を同じ幅に揃えたりすることもできます。 ・列幅だけでなく、行高も変更できることも説明します。行高を変更するには、対象となる行の下側境界線にマウスポイン ターを合わせてドラッグします。 p.105 操作:表を編集する Step4 [表ツール]の[レイアウト]タブの[表のサイズ]グループでは、行高や列幅のサイズを数値で指定することができます。 p.106 操作:表を編集する Step6、7 表内の文字の配置には左右方向の配置と上下方向の配置があり、区別して実行できるよう説明しましょう。

参照

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