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CONTENTS 目 次 序章改正内容とプログラムの変更箇所 4 改正内容 4 改正以外の年末調整関連のプログラム変更箇所 5 奉行 iメニュー 年末調整処理サポートサイト のご紹介 6 第 1 章 年末調整方法と作業の流れ 8 年末調整方法について 8 年末調整方法ごとの作業の流れ 10 第 2

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年末調整ガイドブック

S1510COM-QSUVXYZAB-K

給与計算システム

平成 27 年分

序 章 改正内容とプログラムの変更箇所

P4

第1章 年末調整方法と作業の流れ

P8

第2章 年末調整データを入力する

P 16

第3章 年末調整をやりなおす

P 29

第4章 源泉徴収票を作成する

P 34

第5章 その他の年末調整資料を作成する

P 40

第6章 法定調書合計表資料・総括表を作成する

P 42

第7章 平成 28 年1月分の給与処理をはじめる

P 46

第8章 前年のデータを参照する

P 50

 年末調整の時期にお問い合わせが多い内容です。ぜひ、ご確認ください。 第1位 住宅借入金等特別控除申告書からの入力方法は? ・・・

P 20

第2位 精算した後に、年末調整をやりなおしたい    ・・・

P 31

第3位 給与奉行に入力されていない金額も年末調整に含めたい   ・・・

P 16

お問い合わせが多いランキング

(2)

章 

章 

章 

 

章 改正内容とプログラムの変更箇所      4

 改正内容        4

 改正以外の年末調整関連のプログラム変更箇所         5

奉行iメニュー「年末調整処理 サポートサイト」のご紹介    6

年末調整方法と作業の流れ         8

 年末調整方法について        8

 年末調整方法ごとの作業の流れ         10

年末調整データを入力する        16

 給与奉行に入力されていない金額を調整する         16

 年末調整データを入力する         17

 年末調整を計算する        26

 年末調整結果を確認する        28

年末調整をやりなおす          29

 年末調整の追徴・還付を行う前にやりなおす         29

 年末調整の追徴・還付を行った後にやりなおす        31

 

CONTENTS

目 次

(3)

章 

章 

章 

章 

 

索 引       

52

章 

源泉徴収票を作成する          34

 提出先市町村を更新する        34

 源泉徴収票を確認する         36

 源泉徴収票を印刷する         38

その他の年末調整資料を作成する     40

 源泉徴収簿兼賃金台帳・年末調整一覧表を作成する      40

 還付金を処理する         41

法定調書合計表資料・総括表を作成する

42

 法定調書合計表資料を作成する         42

 給与支払報告書(総括表)を作成する        44

平成 28 年1月分の給与処理をはじめる   46

 年次更新を実行して、翌年の給与処理をはじめる       46

前年のデータを参照する         50

 年次更新後に、前年のデータを参照する           50

(4)

改正内容と

プログラムの変更箇所

改正内容と、年末調整関連のプログラムの変更箇所について説明します。

 改正内容

住宅取得の改正(特定取得区分の追加)

居住の用に供した日が、平成26 年4月1日以後において、特定取得に該当するか否かで住宅借入金等 の年末残高の限度額が変わります。 「特定取得」とは、住宅の取得等に係る対価の額または費用の額に含まれる消費税額等(消費税額及び 地方消費税額の合計額)が、新消費税率(消費税及び地方消費税の税率の引上げ後の8%または10% の税率)により課されるべき消費税額等である場合における、その住宅の取得等です。 当システムでは、[ 年末調整処理 ] メニューの [ 所得控除等 ] ページに、「特定取得区分」が追加され ました。住宅借入金等特別控除申告書の居住開始年月日の後ろに「(特定)」が印字されている場合は、 「1:該当」を選択します。 ※この項目は、居住開始年月日が平成 26 年3月 31 日以前の場合は、設定できません。 また、汎用データの年末調整データに、以下の項目が追加されました。 特定取得区分が「1:該当」の場合は、源泉徴収票の摘要欄 の居住開始年月日の後ろに「(特定)」と印字されます。

(5)

給与所得控除の上限額の引き下げの改正に対応

給与所得控除の上限額が、下表のとおり、平成28 年分の所得税から引き下げられることとされました。 上記の改正に伴い、平成28 年分の「給与所得の源泉徴収税額表(月額表)」、「賞与に対する源泉徴収 税額の算出率の表」、「年末調整等のための給与所得控除後の給与等の金額の表」等が改正されました。 当システムでは、平成28 年1月の給与(賞与)処理から、新しい税額表をもとに所得税が計算され ます。 ※平成 27 年以前の給与(賞与)処理を行う場合は、平成 27 年以前の税額表で所得税が計算されます。 改正前 改正後 平成 25 年~平成 27 年分の所得税 平成 28 年分の所得税 上限額が適用される給与収入 1,500 万円超 1,200 万円超 給与所得控除の上限額 245 万円 230 万円

 改正以外の年末調整関連のプログラム変更箇所

源泉徴収票の提出範囲を、画面で確認可能

[ 年末調整 ]-[ 源泉徴収票 ]-[ 提出区分設定 ] メニューの画面で、源泉徴収票の提出範囲を確認でき るようになりました。社員の提出区分は自動的に判定されますが、その提出範囲が確認しやすくなり ました。 ※お使いの製品が『奉行J - 給与編 -』の場合は、当メニューはありません。

(6)

 

奉行iメニュー「年末調整処理 サポートサイト」のご紹介

掲載内容は、時期に合わせて

最新の情報に更新されます!

③年末調整処理に役立つ資料や

サービスをご紹介

※画面デザインは、予告なく 変更される場合がございます。

①お客様の業務に欠かせない

情報をお知らせします。

②年末調整に関する疑問も「よくある

お問い合わせ」から素早く解決

年末調整以外の通常の「奉行iメニュー」 を表示させたい場合は、ここをクリック

ここをクリック!

(7)

以下の手順で「奉行 i メニュー」が表示されるように、設定を変更してください。 ① 奉行製品を起動します。 ② [ 管理ツール ]-[ 利用設定(利用者別設定)] メニューを選択します。 ③ [ システム設定 ] ページを選択します。 ④「製品起動時に奉行iメニューを表示する」 にチェックを付けます。 ⑤ [OK]ボタンをクリックします。 メインメニュー画面に戻りますので、 [ iメニュー ] アイコンをクリックします。 ご都合により、「奉行 i メニュー」を表示しない設定にされているお客様におかれましても、 年末調整の作業期間は、「奉行 i メニュー」を表示するように設定して、『年末調整処理 サポート サイト』のご利用をおすすめします。

「奉行 i メニュー」が表示されないお客様へ

(8)

 年末調整方法について

年末調整方法によって、過不足税額の還付方法や年末調整の処理の流れが異なります。

 ■

給与年調

年末調整による過不足税額を、12 月分給与で精算します。 本年最後の支払いが給与の場合に選択します。 あらかじめ支給明細書での過不足税額の計上方法を設定しておいてください。

賞与年調

年末調整による過不足税額を、12 月分賞与で精算します。 本年最後の支払いが賞与の場合に選択します。 あらかじめ支給明細書での過不足税額の計上方法を設定しておいてください。

単独年調

年末調整による過不足税額を12 月分給与または 12 月分賞与で精算せずに、単独で精算します。 本年最後の支払いが給与または賞与に関わらず、単独で精算する場合に選択します。

1

年末調整方法と作業の流れ

年末調整方法(年末調整の過不足税額の徴収還付方法)と、作業の流れを 確認しましょう。 次ページ 「支給明細書の過不足税額の計上方法(給与年調または賞与年調の場合)」 参照 次ページ 「支給明細書の過不足税額の計上方法(給与年調または賞与年調の場合)」 参照

(9)

12 月分給与(賞与)で、支給明細での過不足税額の 計上方法は、[ 導入処理 ]-[ 運用設定 ]-[ 会社運用 設定 ] メニューの [ 処理設定 ] ページで設定します。 精算月の所得税計算と過不足税額の計上場所の設定 によって、支給明細書では以下のように表示(印字) されます。

○精算月の所得税計算が「省略しない」の場合

○精算月の所得税計算が「省略する」の場合

       ※ 給与奉行 21 シリーズと同様の表示方法です。 12 月分給与(賞与)の所得税が表示 されます。 12 月分の所得税を加味した過不足税額 が表示されます。 12 月分給与(賞与)の所得税は省略され、年末調整による過不足税額が表示されます。 ※ 12 月分給与(賞与)の所得税は、年末調整を計算すると省略されるため、確認できなくなります。 12 月分の給与(賞与)処理を行ったタイミングで、勤怠支給控除一覧表などの管理資料で所得税を 印刷しておくことをおすすめします。

支給明細書の過不足税額の計上方法(給与年調または賞与年調の場合)

精算月の所得税計算が「省略する」 の場合は、過不足税額を計上する 項目を選択します。

(10)

 年末調整方法ごとの作業の流れ

給与年調の場合(過不足税額を 12 月分給与で精算)

① 年末調整データの入力

年末調整データを入力します。[ 年末調整処理 ] メニューの条件設定画面で、 処理方法に「入力だけを先に行う<先行入力>」、 年末調整方法に「給与年調」を選択し、年末調整 に必要な各社員のデータを入力します。 ※ 12 月分の給与(賞与)処理を行う前でも、年末調整 データを入力できます。 ※ 12 月の給与(賞与)処理を済ませてから年末調整 データを入力する場合は、[ 年末調整処理 ] メニュー の条件設定画面で、処理方法に「入力・計算を同時に 行う<即時計算>」を選択し、入力と同時に計算する こともできます。 年末調整データの入力・計算が済んだら、「④バック アップデータの作成」へ進みます。

② 12 月分の賞与処理

賞与支給がある場合は、賞与処理を行い、 賞与明細書を印刷します。

③ 12 月分の給与処理

12 月分の給与処理を通常どおり行います。この時点では、給与データ入力画面の所得税欄に、 通常の所得税額が表示されています。 まだ、給与明細書は印刷しません。

④ バックアップデータの作成

[ 随時処理 ]-[ バックアップ ] メニューで、バックアップデータを作成します。 16 ページ 参照

(11)

⑥ 給与明細書の印刷

年末調整処理が終了すると、給与データ入力画面の過不足税額欄に年末調整による過不足税額が 表示されます。 ここで、給与明細書を印刷します。

⑧ 源泉徴収票などの印刷

源泉徴収票・源泉徴収簿・源泉徴収簿兼賃金台帳などの年末調整に関する帳票を印刷します。

⑨ 年次更新

平成処理 ]-[ 年次更新 ] メニューで、年次更新を実行28 年1月分の給与処理を行うために、[ 随時 します。 その際に、必ずバックアップデータを作成します。

⑩ 平成 28 年1月分の給与処理

平成28 年1月分の給与処理をはじめます。 36 ページ 参照 46 ページ 参照

⑤ 年末調整データの計算

年末調整データを計算して、過不足税額を確定させます。 ※ [ 年末調整処理 ] メニューの条件設定画面で、処理方法 に「入力・計算を同時に行う<即時計算>」を選択して 年末調整データを入力・計算している場合は、改めて 計算しなおす必要はありません。 続いて、「⑥給与明細書の印刷」へ進みます。 26 ページ 参照 40 ページ 参照

⑦ 提出先市町村の更新

源泉徴収票や総括表を印刷する前に、提出先市町村を更新します。 34 ページ 参照

(12)

③ 12 月分の賞与処理

12 月分の賞与処理を通常どおり行います。この時点では、賞与データ入力画面の所得税欄に、 通常の所得税額が表示されています。 まだ、賞与明細書は印刷しません。

④ バックアップデータの作成

[ 随時処理 ]-[ バックアップ ] メニューで、バックアップデータを作成します。 16 ページ 参照

賞与年調の場合(過不足税額を 12 月分賞与で精算)

年末調整データを入力します。 [ 年末調整処理 ] メニューの条件設定画面で、 処理方法に「入力だけを先に行う<先行入力>」、 年末調整方法に「賞与年調」を選択し、年末調整 に必要な各社員のデータを入力します。 ※ 12 月分の給与(賞与)処理を行う前でも、年末調整 データを入力できます。 ※ 12 月の給与(賞与)処理を済ませてから年末調整 データを入力する場合は、[ 年末調整処理 ] メニュー の条件設定画面で、処理方法に「入力・計算を同時に 行う<即時計算>」を選択し、入力と同時に計算する こともできます。 年末調整データの入力・計算が済んだら、「④バック アップデータの作成」へ進みます。

② 12 月分の給与処理

給与処理を行い、給与明細書を印刷します。

① 年末調整データの入力

(13)

⑥ 賞与明細書の印刷

年末調整処理が終了すると、賞与データ入力画面の過不足税額欄に年末調整による過不足税額が 表示されます。 ここで、賞与明細書を印刷します。

⑧ 源泉徴収票などの印刷

源泉徴収票・源泉徴収簿・源泉徴収簿兼賃金台帳などの年末調整に関する帳票を印刷します。

⑨ 年次更新

平成処理 ]-[ 年次更新 ] メニューで、年次更新を実行28 年1月分の給与処理を行うために、[ 随時 します。 その際に、必ずバックアップデータを作成します。

⑩ 平成 28 年1月分の給与処理

平成28 年1月分の給与処理をはじめます。 36 ページ 参照 46 ページ 参照

⑤ 年末調整データの計算

26 ページ 参照 40 ページ 参照 年末調整データを計算して、過不足税額を確定 させます。 ※ [ 年末調整処理 ] メニューの条件設定画面で、処理方法 に「入力・計算を同時に行う<即時計算>」を選択して 年末調整データを入力・計算している場合は、改めて 計算しなおす必要はありません。 続いて、「⑥賞与明細書の印刷」へ進みます。

⑦ 提出先市町村の更新

源泉徴収票や総括表を印刷する前に、提出先市町村を更新します。 34 ページ 参照

(14)

12 月分の給与処理および賞与処理を行い、 給与(賞与)明細書を印刷します。

② 12 月分の給与・賞与処理

③ バックアップデータの作成

[ 随時処理 ]-[ バックアップ ] メニューで、バックアップデータを作成します。

④ 年末調整データの計算

26 ページ 参照 16 ページ 参照

単独与年調の場合(過不足税額を単独で精算)

年末調整データを入力します。 [ 年末調整処理 ] メニューの条件設定画面で、 処理方法に「入力だけを先に行う<先行入力>」、 年末調整方法に「単独年調」を選択し、年末調整 に必要な各社員のデータを入力します。 ※ 12 月分の給与(賞与)処理を行う前でも、年末調整 データを入力できます。 ※ 12 月の給与(賞与)処理を済ませてから年末調整 データを入力する場合は、[ 年末調整処理 ] メニュー の条件設定画面で、処理方法に「入力・計算を同時に 行う<即時計算>」を選択し、入力と同時に計算する こともできます。 年末調整データの入力・計算が済んだら、「③バック アップデータの作成」へ進みます。 年末調整データを計算して、過不足税額を確定 させます。 ※ [ 年末調整処理 ] メニューの条件設定画面で、処理方法 に「入力・計算を同時に行う<即時計算>」を選択して 年末調整データを入力・計算している場合は、改めて 計算しなおす必要はありません。 続いて、「⑤還付金明細書の印刷」へ進みます。

① 年末調整データの入力

(15)

⑦ 源泉徴収票などの印刷

源泉徴収票・源泉徴収簿・源泉徴収簿兼賃金台帳などの年末調整に関する帳票を印刷します。

⑧ 年次更新

平成処理 ]-[ 年次更新 ] メニューで、年次更新を実行28 年1月分の給与処理を行うために、[ 随時 します。 その際に、必ずバックアップデータを作成します。

⑨ 平成 28 年1月分の給与処理

平成28 年1月分の給与処理をはじめます。 36 ページ 参照 46 ページ 参照

⑤ 還付金明細書の印刷

[ 年末調整 ]-[ 還付金処理 ]-[ 還付金明細書 ]メニューで、還付金明細書を印刷します。 41 ページ 参照 40 ページ 参照

⑥ 提出先市町村の更新

源泉徴収票や総括表を印刷する前に、提出先市町村を更新します。 34 ページ 参照

(16)

1

年末調整データを入力する

[ 年末調整 ]-[ 年末調整処理 ]-[ 年末調整処理 ] メニューで、年末調整データを 入力します。

お問い合わせが多い 第3位

       金額を調整する

給与奉行に入力されていない金額のうち年末調整に含める金額がある場合は、[ 年末調整 ]-[ 給料等 調整入力 ]-[ 給料等調整入力 ] メニューで入力します。 <例1> 非課税で支給すべき通勤手当(1ヵ月 5,000 円)を3ヵ月間課税扱いで支給していた場合 15,000 円(5,000 円×3ヵ月)を非課税額欄に入力します。 ※非課税額欄に「15,000 円」と入力すると、自動的に課税支給額欄に「-15,000 円」が表示されます。 ※総支給額欄で 15,000 円をマイナスする必要はありません。 <例2> 介護保険料 3,000 円を社員から直接現金で徴収した場合 その金額を、社会保険料欄に入力します。

給与奉行に入力されていない

(17)

 年末調整データを入力する

[ 年末調整 ]-[ 年末調整処理 ]-[ 年末調整処理 ] メニューで、年末調整データを入力します。 ※給与年調または賞与年調を行う場合は、年末調整処理を始める前に、9 ページ「支給明細書の過不足税額の計上 方法(給与年調または賞与年調の場合)」をご確認ください。 年末調整方法については、10 ページ を参照し、間違えないように選択して ください。 「入力だけを先に行う<先行入力>」 を選択します。 当年の年末調整処理をはじめて行う 場合は、メッセージが表示されます。 [OK] ボタンをクリックします。

≪退職社員の年末調整を行う場合≫

退職社員の年末調整を行う場合は、[ 入力 設定 ] ページの「 年 月 日以降に退職した 社員を含めて入力する」にチェックを 付けて、退職年月日を指定します。

参 考

≪ 12 月分の給与処理および賞与処理が済んでいる場合≫

すでに12 月分の給与処理および賞与処理が済んでいて、入力と同時に年末調整を 計算したい場合は、処理方法で「入力・計算を同時に行う<即時計算>」を選択 します。社員1名1名の年末調整データを登録し、同時にその社員の年末調整が 計算され、処理状況が「処理済」になります。

参 考

(18)

[ 所得控除等 ] ページ

保険料控除申告書・配偶者特別控除申告書・住宅借入金等特別控除申告書などをもとに、【保険料控除 情報】・【配偶者特別控除情報】・【税額控除情報】などを入力します。 住宅借入金等特別控除の適用を受ける場合に入力 します。 ※「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別 控除申告書」からの入力方法は、20 ページをご参照 ください。 各保険料や配偶者合計所得を入力すると、 控除額が自動的に表示されます。 ※国民年金保険料と社保申告控除分合計の入力 例については、次ページをご参照ください。 ※配偶者合計所得には、 「配偶者の収入金額 - 給与所得控除額(65 万 円)」の金額を入力します。 年末調整方法が「2:単独年調」の場合は、 単独還付方法を設定します。 ※単独還付方法(年末調整による過納額の 支払方法)は、「0:現金」「1:給与振込」 「2:賞与振込」から選択します。

(19)

国民年金保険料

と社保申告控除分合計

の入力例

<例1> 「国民年金」と「国民健康保険」を支払っている場合      社保申告控除分合計が 350,000 円(内訳は、国民年金が 200,000 円、国民健康保険が   150,000 円)の場合は、下図のように入力します。 <例2> 「国民年金」だけを支払っている場合      社保申告控除分合計が国民年金のみ(200,000 円)の場合は、国民年金保険料欄と 社保申告控除分合計欄は同額(200,000 円)を入力します。  先に国民年金保険料欄を入力すると、社保申告控除分合計欄に同じ金額が自動的に 表示されます。 <例3> 「国民健康保険」だけを支払っている場合      社保申告控除分合計が国民健康保険のみ(150,000 円)の場合は、国民年金保険料欄 は0円のまま、社保申告控除分合計欄に国民健康保険の金額(150,000 円)を入力 します。 社保申告控除分合計のうち、 国民年金 200,000 円を国民 年金保険料欄に入力します。

(20)

お問い合わせが多い 第1位

住宅借入金等特別控除の適用を受けた場合の

      

【税額控除情報】欄の入力

「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」をもとに入力します。 A     C B A

(21)

居住開始年月日、控除額適用区分、特定取得区分、  借入金等年末残高 を入力すると、 住宅借入金等控除額が試算されます。 ※詳細情報を入力する場合は、23 ページの≪住宅借入金の詳細情報の入力について≫を ご確認ください。 A     B C 〇控除額適用区分 居住開始年月日を入力してから、控除額適用区分欄で[Space]キーを押すと、 [ 控除額適用区分検索 ] 画面が表示されます。 居住開始年月日から、選択できる控除額適用区分が表示されますので、 該当する控除額適用区分を選択してください。 ※控除額適用区分は、住宅借入金等特別控除申告書から判断できます。 次ページの参考をご確認ください。 〇特定取得区分    居住開始年月日の後ろに「(特定)」が印字されている場合は、「1:該当」 を選択します。 ※居住開始年月日が平成 26 年4月1日以後、かつ特定取得した場合だけ、「(特定)」 と印字されています。 A     B C A    

(22)

≪控除額適用区分の判断方法≫

参 考

住宅借入金等特別控除申告書 控除額適用区分 住宅借入金等特別控除申告書の右下(欄外)の印字がない、 または、「平成〇年中居住者用」が印字されていて、 申告書の⑬欄に金額が記入されていない場合 「0:現行特別控除」 住宅借入金等特別控除申告書の右下(欄外)に「平成〇年 中居住者用・特例用」が印字されている場合 「1:税源移譲特例」 住宅借入金等特別控除申告書の右下(欄外)に「平成〇年 中居住者用」が印字されていて、申告書の⑬欄に金額が記 入されている場合 「2:特定増改築等」 住宅借入金等特別控除申告書の右下(欄外)に「平成〇年 中居住者・長期優良住宅用」または「平成○年中居住者・ 「3:認定住宅」 申告書の⑬欄と、右下(欄外)の 「(平成〇年中居住者用)」から判断します。 控除額適用区分は、住宅借入金等特別控除 申告書から判断できます。

(23)

≪住宅借入金の詳細情報の入力について≫ 住宅借入金の詳細情報(取得対価の額、家屋土地等の総面積、居住用部分の面積、 居住割合等)を入力する場合は、[ 年末調整処理 - 条件設定 ] 画面の [ 入力設定 ] ページで、「住宅借入金等の取得対価の額と面積を入力する」にチェックを付け ます。[OK]ボタンをクリックすると、詳細情報が入力できるようになります。

参 考

≪給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書の入力方法≫

「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」の金額を【税額 控除情報】に入力する方法については、奉行iメニュー「年末調整処理 サポート サイト」(6ページ参照)から以下の手順でご確認ください。 ①奉行iメニューの「■ よくあるお問い合わせ (FAQ)」の [ 検索する ] ページを 選択します。 ②【語句を入力して検索する】に「特定増改築」と入力し、[検索]ボタンを クリックします。 ③該当FAQ欄から、 「[ 年末調整処理 ] メニューで、「給与所得者の(特定増改築等) 住宅借入金等特別控除申告書」の金額を入力する方法」をクリックします。

参 考

(24)

中途入社社員の場合は、中途区分を 「1:中途入社」に変更します。

[ 中途入社 ] ページ

前職の収入金額や社会保険、所得税を含めて年末調整する場合は、各金額を入力します。 【中途入社情報】は、[ 年末調整 ]-[ 源泉徴収票 ]-[ 源泉徴収票 ] メニューの 摘要欄に表示・印字されます。 ※中途就・退職欄の入社年月日は、本年中に入社した社員だけ表示・印字されます。 ※人事奉行シリーズをあわせてご利用のお客様は、 人事奉行の [ 社員情報 ]-[ 社員情報登録 ]-[ 社員情報 登録 ] メニューの [ 職歴 ] ページの【職歴情報】から、 前勤務先の会社名や住所等を入力してください。

≪前職が複数ある場合の入力方法≫

中途区分は「1:中途入社」を指定し、中途収入金額・中途社会保険・中途所得税 に前職の合算金額を入力します。 前職の退職年月日や会社名は、直近に勤務していた前職の情報を入力します。 それ以外の前職の会社名等については、必要に応じて、源泉徴収票の摘要欄に

参 考

(25)

[ 家族・所得税 ] ページ

【家族情報】には、[ 社員情報登録 ] メニューの [ 家族・所得税 ] ページの情報が表示されます。 「扶養控除等(異動)申告書」をもとに、家族情報に誤りがないかを確認・修正します。 扶養数の自動計算([ 導入処理 ]-[ 運用設定 ]-[ 会社運用設定 ] メニューの [ 運用設定 ] ページで設定) が「する」の場合は、【家族情報】を入力すると【所得税情報】が自動的にセットされます。 本人の控除について設定します。 家族情報を入力すると、【所得税情報】が自動的に セットされます。 ※ 16 歳未満の扶養親族は「年少扶養親族」です。 年少扶養親族は扶養控除を受けられません。 [ 社員情報登録 ] メニューの [ 家族・所得税 ] ページの情報が表示されます。 ここで変更すると、[ 社員情報登録 ] メニュー側も変更されます。 年末調整処理を計算した後に社員情報の内容を修正する場合は、[ 社員情報登録 ] メニューではなく、[ 年末調整処理 ] メニューの [ 家族・所得税 ] ページで修正して ください。  

!

注 意

(26)

 年末調整を計算する

年末調整データを先行入力(処理方法で「入力だけを先に行う<先行入力>」を選択)していた場合は、 年末調整処理の処理状況が「処理中」の状態です。 年末調整の計算を行い、処理状況を「処理中」から「処理済」にする必要があります。 次のいずれかの方法で、年末調整を計算してください。 年内に支払われる給与および賞与処理が完了してから、年末調整の計算を行って ください。 ※年末調整計算を始める前に、念のため、バックアップデータを作成することをおすすめ します。

!

注 意

処理方法で「入力・計算を同時に行う<即時計算>」を選択して年末調整処理を 登録している場合は、年末調整はすでに計算されています(処理状況が「処理済」 になっています)。 この場合は、ここで改めて計算する必要はありません。

参 考

(27)

年末調整データを一括で計算する

[ 年末調整処理 ] 画面で [ 計算 ] を押して、年末調整を計算します。 年末調整処理の処理状況が「処理中」の社員に対して、年末調整の計算を一括で行います。 ①[計算]を押します。 ②[OK]ボタンをクリックすると、年末調整が 計算されます(年末調整処理の処理状況が 「処理中」の社員が、「処理済」になります)。 ※処理状況が「未処理」の場合は、年末調整を計算 できません。

年末調整データを確認しながら年末調整を計算する

[ 年末調整処理 - 条件設定 ] 画面の処理方法で、「入力・計算を同時に行う<即時計算>」を選択 します。[ 年末調整処理 ] 画面で、年末調整を行う社員の年末調整データを確認し、登録します。 登録と同時に、その社員の処理状況が「処理済」になります。 1人1人確認しながら(または、年末調整データを入力・修正しながら)計算する際に利用します。

(28)

 年末調整結果を確認する

年末調整処理が終了しましたら、[ 年末調整 ]-[ 源泉徴収簿 ]-[ 源泉徴収簿 ] メニューや [ 年末調整 計算書 ] メニューで、年末調整結果を確認しましょう。 ○源泉徴収簿      ○年末調整計算書 確認した結果、年末調整データや給与(または賞与)データを変更する必要があり、年末調整を やりなおす場合は次ページをご参照ください。

≪扶養控除の内訳を確認する≫

[ 年末調整処理 ] 画面で[控除内訳]を押すと、配偶扶養基礎控除額の内訳を 確認できます。 ※[控除内訳]は、処理方法([ 年末調整処理 - 条件設定 ] 画面の [ 基本設定 ] ページで設定) に「入力・計算を同時に行う<即時計算>」を選択した場合に表示されます。

参 考

(29)

年末調整をやりなおす

年末調整処理が終了してから、年末調整をやりなおす場合があります。 やりなおすタイミングにより、処理する方法・手順が異なります。

 年末調整の追徴・還付を行う前にやりなおす

年末調整データを修正する場合

[ 年末調整処理 ] メニューの [ 年末調整処理 - 条件設定 ] 画面の [ 基本設定 ] ページで、処理方法で 「入力・計算を同時に行う<即時計算>」を選択します。 年末調整データを修正し、登録します。 社員情報の内容を修正する場合も、[ 社員情報登録 ] メニューではなく、 [ 年末調整処理 ] メニューの [ 家族・所得税 ] ページで修正してください。  

!

注 意

給与(または賞与)データを修正する場合

[ 給与賞与 ]-[ 給与処理 ](または [ 賞与処理 ])メニューで修正します。 登録する際に、年末調整処理の処理状況を「処理中」に戻す旨のメッセージが表示されます。 その後、[ 年末調整処理 ] メニューで、年末調整データを計算します(26 ページ参照)。

(30)

年末調整方法を変更する場合

<例> 年末調整方法を「給与年調」から「単独年調」に変更する場合 ○変更する社員の人数が多い場合 ① [ 随時処理 ]-[ 処理状況初期化 ]-[ 処理済データ再計算 ]-[ 年末調整データ再計算 ] メニューを 選択します。 ② [ 基本設定 ] ページで、再計算する社員の範囲を指定します。 ③ [ 詳細設定 ] ページで「年末調整方法を変更して計算する」にチェックを付け、変更したい 年末調整方法を選択します。 ④[OK]ボタンをクリックし、再計算します。 ○変更する社員の人数が少ない場合 各社員の [ 年末調整処理 ] 画面の [ 所得控除等 ] ページで、【税額計算情報】の年末調整方法を 「0:給与年調」から「2:単独年調」に変更します。 [ 年末調整処理 - 過不足税額の計算方法 ] 画面が開きますので、過不足税額の計算方法に 「前回の年末調整結果を無効にして過不足税額を計算する」を選択し、[OK]ボタンをクリック します。 「給与年調」から「単独年調」に変更 する場合は、「単独年調」を選択します。

(31)

        

行った後にやりなおす

すでに支払い済みの12 月分給与(または賞与)処理は変更せず、はじめに年末調整した(追徴・還付 した)金額と、年末調整をやりなおした後の過不足税額との差額を求めて、追加で追徴・還付したい 場合は、以下の手順でやりなおしてください。 <例> 以下のような場合は、年末調整の追徴・還付を行った後に年末調整をやりなおします。 ・支払った一般生命保険料の申告漏れがあった ・配偶者の合計所得が 38 万円を超えていることがわかった ・給与奉行に登録していない支給額があった ・年末調整後に子供が生まれたため、年税額に変更はないが、源泉徴収票の摘要欄の修正が必要となった ※年末調整をやりなおした場合は、やりなおした後の結果をもとに、源泉徴収票や法定調書合計表資料などが集計 されます。前回の内容を残しておきたい場合は、[ 随時処理 ]-[ バックアップ ] メニューでバックアップデータを 作成してからやりなおしてください。 ※年次更新後に、平成 27 年の年末調整をやりなおす場合は、P.33 参考 ≪年次更新後に、平成 27 年の年末調整を やりなおす場合≫をご参照ください。

以前の年末調整方法が「0:給与年調」または「1:賞与年調」の場合

① [ 年末調整処理 ] 画面の [ 所得控除等 ] ページで、年末調整方法を「2:単独年調」に変更します。 ② [ 年末調整処理 - 過不足税額の計算方法 ] 画面が開きますので、過不足税額の計算方法に 「前回の年末調整結果との差額から過不足税額を計算する」を選択し、[OK]ボタンをクリック します。 お問い合わせが多い 第2位 年末調整方法を「2:単独年調」に 変更します。

 年末調整の追徴・還付を

(32)

③差額を精算します。 < [ 年末調整 ]-[ 還付金処理 ] メニューで還付・追徴する場合> <翌年1月分の給与(または賞与)で差額を精算する場合>

以前の年末調整方法が「2:単独年調」の場合

① [ 年末調整処理 - 条件設定 ] 画面の [ 基本設定 ] ページで、処理方法で「入力・計算を同時 に行う<即時計算>」を選択し、年末調整データを修正します。 ②《 差引過不足額 》と「前回過不足額(参考)」の金額から、差額を求めます。 ③差額を精算します。 < [ 年末調整 ]-[ 還付金処理 ] メニューで還付・追徴する場合> <翌年1月分の給与(または賞与)処理で差額を精算する場合> あらかじめ、[ 導入処理 ]-[ 給与体系登録 ]-[ 勤怠支給控除項目登録 ]-[ 勤怠支給控除項目登録 ] メニューの [ 控除 ] ページで、差額精算するための項目を控除項目に用意します。 ※翌年1月分の給与(または賞与)の所得税欄で精算すると、翌年の年末調整に加味されてしまうため、 必ず、別の控除項目で精算してください。 「今回過不足額(参考)」欄は、現在修正 している年末調整データから計算された、 今回の差引過不足額です。 この項目は、年末調整データとして保持 されないため、修正を行っている社員を 登録して閉じると、表示されなくなります。 その場合は、[ 年末調整 [ 還付金処理 ]-[ 還付金明細書 ] メニューで、ご確認ください。

参 考

[ 年末調整処理 ] 画面の右側の「前回過不足額(参考)」に前回の年末調整の差引過不足額が 表示されます。年末調整データを修正すると、「今回過不足額(参考)」に今回の年末調整の 過不足額が表示されます。やりなおした結果として、「今回過不足額(参考)」の金額を追徴・ 還付します。 今回の過不足額 前回の過不足額 48 ページ 「翌年1月分の給与(または賞与)で精算する場合」 参照 41 ページ 「還付金を処理する」 参照 41 ページ 「還付金を処理する」 参照

(33)

≪年次更新後に、平成 27 年の年末調整をやりなおす場合≫

①年次更新後に、平成27 年の年末調整をやり なおす場合は、[ 年末調整処理 ] メニュー の条件設定画面で、年末調整処理年に 「平成 27 年(2015 年)」を選択するだけで 処理できます。 ②バックアップのメッセージに続いて、 年次更新を行う旨のメッセージが表示され ますので、[OK]ボタンをクリックします。 ③年末調整処理画面で、[入力]ボタンを 押して、年末調整をやりなおします。 「平成27 年(2015 年)」を選択後、実際に年末調整をやりなおす手順は、31 ページ の「年末調整の追徴・還付を行った後にやりなおす」をご参照ください。 年末調整処理年に「平成27 年(2015 年)」を選択すると、当時の扶養控除等の 項目の状態で処理することができます。 ※年末調整をやりなおした後は、必要に応じて各種帳票を印刷します。 その際にも、源泉徴収票や源泉徴収簿などの各メニューの条件設定画面で、処理年に 「平成 27 年(2015 年)」を選択するだけで印刷できます。

参 考

「平成 28 年」から「平成 27 年」 に変更します。

≪平成 26 年以前の年末調整をやりなおす場合≫

平成26 年~平成 19 年の年末調整をやりなおす場合は、[ 年末調整処理 ] メニュー の [ 年末調整処理 - 条件設定 ] 画面の年末調整処理年で、年末調整をやりなおす年 (過去年)を選択して[OK]ボタンをクリックします。 [ 年末調整処理 ] 画面を開くと、「画面表示」になっているので、[入力]を押して 画面表示を解除します。 年末調整処理をやりなおす手順については、31 ページの「年末調整の追徴・還付 を行った後にやりなおす」を参照してください。 ※当システムでは、平成 18 年以前の年末調整をやりなおすことはできません。

参 考

(34)

源泉徴収票を作成する

[ 年末調整 ]-[ 源泉徴収票 ]-[ 源泉徴収票 ] メニューで、源泉徴収票を作成します。 会社情報登録や社員情報登録の内容、年末調整処理の結果が表示されます。 摘要欄や支払金額と源泉徴収税額の内書などは、入力することができます。

 提出先市町村を更新する

住所に変更があった社員や、新入社員を登録した場合は、[ 社員情報 ]-[ 社員情報更新 ]-[ 提出先 市町村更新 ] メニューを選択して、あらかじめ提出先市町村を更新します。 更新した提出先市町村は、[ 社員情報登録 ] メニューの [ 住民税・通勤手当 ] ページの提出先市町村 に反映されます。 ※お使いの製品が『奉行J - 給与編 -』の場合は、[ 提出先市町村更新 ] メニューはありません。 [画面]ボタンをクリックします。

(35)

更新しない社員は、チェックを外します。 提出先市町村が更新されます。 更新後の提出先市町村を確認して、[実行]を押します。 確認のメッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。

≪ [ 提出先市町村更新 ] 画面で更新対象として表示される社員について≫

社員の住所(郵便番号)([ 社員情報登録 ] メニューの [ 基本 ] ページで設定)を もとに自動判定された提出先市町村が、[ 社員情報登録 ] メニューの [ 住民税・ 通勤手当 ] ページの提出先市町村と異なる社員が表示されます。 ※ [ 提出先市町村更新 - 条件設定 ] 画面で指定した条件も反映されます。

参 考

(36)

源泉徴収票を確認する

[ 年末調整 ]-[ 源泉徴収票 ]-[ 源泉徴収票 ] メニューで、源泉徴収票を作成します。会社情報登録や 社員情報登録の内容、年末調整処理の結果が表示されます。摘要欄や支払金額と源泉徴収税額の内書 などは、入力することができます。 [入力]を押すと、摘要欄や支払金額と源泉徴収税額の内書を入力できます。 必要に応じて、入力します。 提出区分は自動判定されます。源泉徴収票の提出が必要な範囲は以下です。 ※お使いの製品が『奉行J - 給与編 -』の場合は、提出区分はありません。 ※提出区分の判定結果は、[ 年末調整 ]-[ 源泉徴収票 ]-[ 提出区分設定 ] メニューで確認・変更できます。 <年末調整をしたもの> 受給者の区分 当年中の給与等の支払金額 当年中役員であった人 150 万円を超える人 弁護士、司法書士等 250 万円を超える人 上記以外の人 500 万円を超える人 <年末調整をしなかったもの> 受給者の区分 当年中の給与等の支払金額 扶養控除等異動申告書を提出した人で当年に退職した人 250 万円(法人役員は 50 万円)を超える人 扶養控除等異動申告書を提出した人で災害被害による徴収猶予を受けた人

(37)

年末調整処理を計算した後に社員の家族情報の内容を修正する場合は、[ 社員情報 登録 ] メニューではなく、[ 年末調整処理 ] メニューの [ 家族・所得税 ] ページで 修正してください。

!

注 意

≪摘要欄に表示される内容について≫

〇摘要欄には、家族の名前、国民年金保険料等の金額や住宅借入金などの情報が 表示されます。表示内容の詳細は、[操作説明]を押して、操作説明をご確認 ください。 〇 [ 年末調整 ]-[ 源泉徴収票 ]-[ 源泉徴収票一覧表 ] メニューで、摘要欄の情報を 一覧表形式で確認できます。扶養親族の名前を一覧表形式で確認する場合などに ご利用ください。 ※お使いの製品が『奉行J - 給与編 -』の場合は、[ 源泉徴収票一覧表 ] メニューはあり ません。

≪前職が複数ある場合の摘要欄について≫

源泉徴収票の摘要欄には、[ 年末調整 ]-[ 年末調整処理 ]-[ 年末調整処理 ] メニュ ーの [ 中途入社 ] ページで登録した前職の情報が印字されます。 [ 年末調整処理 ] メニューは、前職の会社名・住所等は1社分しか登録できません。 2社以上の前職情報を印字する必要がある場合は、2社目以降は摘要欄に直接入力 してください。摘要欄に入力しきれない場合は、源泉徴収票を印刷した後に、必要 に応じて手書きしてください。 ※前職が複数ある場合の記載方法は、税務署や市区町村によって異なる場合があります。 お手数ですが、詳細な記載方法については、所轄の税務署または市区町村にご確認ください。

参 考

(38)

[印刷]を押すと、源泉徴収票を印刷できます。 【在職社員(退職社員以外)の源泉徴収票を印刷する場合】 年末調整処理の処理状況が「処理済」でなければ、印刷されません。 ※ただし、年末調整処理の処理状況が「処理済」でない場合でも、以下の社員は印刷できます。 ・課税区分が「1:甲欄」「4:報酬」以外の社員 ・課税区分が「1:甲欄」で、年末調整区分が「0:年調不要」 の社員 【退職社員の源泉徴収票を印刷する場合】 退職社員の源泉徴収票を印刷する 場合は、「退職社員」にチェック を付けます。

源泉徴収票を印刷する

[ 源泉徴収票 ] メニューで、源泉徴収票を印刷します。

(39)

≪『人事奉行』をお使いの場合≫

源泉徴収票の住所欄に、『人事奉行』の [ 社員情報登録 ] メニューの [ 連絡先 ] ページで設定されている連絡先を表示することもできます。 その場合は、[ 源泉徴収票 - 条件設定 ] 画面の [ 表示設定 ] ページで、「人事奉行 の連絡先を優先して表示する」にチェックを付けます。 ※初期値として、連絡先種別に「5:住民票住所」が表示されます。 ※チェックを付けない場合は、『人事奉行』の [ 社員情報登録 ] メニューの [ 現住所 ] ページ に設定されている翌年の1月1日時点の住所が表示されます。

参 考

(40)

その他の年末調整資料を

      作成する

年末調整処理が終了したら、必要に応じて各種資料を作成します。

 源泉徴収簿兼賃金台帳・年末調整一覧表を作成する

必要に応じて、[ 年末調整 ]-[ 源泉徴収簿兼賃金台帳 ] メニューや、[ 年末調整 ]-[ 年末調整一覧表 ] メニューで、各種資料を作成します。 ○源泉徴収簿兼賃金台帳       

○年末調整一覧表

(41)

 還付金を処理する

年末調整方法を「2:単独年調」で処理した場合は、[ 年末調整 ]-[ 還付金処理 ] メニューで 還付します。 単独還付方法([ 年末調整 ]-[ 年末調整処理 ]-[ 年末調整処理 ] メニューの [ 所得控除等 ] ページ) によって、作成できる資料が異なります。 「0:現金」の場合は、還付金金種一覧表が印刷できます。 「1:給与振込」「2:賞与振込」の場合は、還付金振込 一覧表や還付金振込依頼書を印刷できます。 また、[ 還付金FBデータ作成 ] メニューでFBデータを 作成できます。 還付金明細書などを印刷します。 1月の給与(または賞与)で精算する場合は、[ 随時処理 ]-[ 年次更新 ] メニュー で年次を更新した後に、[ 年末調整 ]-[ 還付金処理 ]-[ 還付金データ転送 ] メニュー で還付金データを翌年1月分の給与(賞与)に転送します。 詳しくは、48 ページの「翌年1月分の給与(または賞与)で精算する場合」を ご参照ください。

参 考

(42)

法定調書合計表資料・

      総括表を作成する

「給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表」に転記する資料や、 「給与支払報告書(総括表)」を作成します。 ※お使いの製品が『奉行J - 給与編 -』の場合は、法定調書合計表資料および総括表 には対応していません。

 法定調書合計表資料を作成する

[ 年末調整 ]-[ 法定調書合計表資料 ]-[ 法定調書合計表資料 ] メニューで作成します。 年末調整処理の処理状況が「処理済」でない社員、本年中に支払いがない社員、課税区分が 「5:非居住者」または「6:課税不要」の社員は、集計されません。

源泉徴収票の提出区分は自動判定されます。 ※必要に応じて、確認・変更できます。 ※源泉徴収票の提出が必要な範囲については、 36 ページをご参照ください。

(43)

≪集計される社員の内訳を確認する≫

[ 年末調整 ]-[ 法定調書合計表資料 ]-[ 法定調書合計表資料内訳一覧表 ] メニュー で、法定調書合計表資料に集計される社員の内訳を確認できます。 印刷様式で「詳細様式」を選択すると、[ 給料等調整入力 ] メニューで登録した 金額や、[ 社員情報登録 ] メニューの [ 中途・区分 ] ページで中途区分を 「0:中途入社以外」で入力した金額も印字されます。

参 考

≪法定調書合計表資料と勤怠支給控除一覧表を比較する場合の注意点≫ 法定調書合計表と勤怠支給控除一覧表は、合計金額が一致しません。 勤怠支給控除一覧表と比較する場合は、[ 法定調書合計表資料内訳一覧表 ] メニュー で「詳細様式」を選択し、集計された金額のうち「給与・賞与」の金額を比較して ください。 ※法定調書合計表資料は、年末調整結果が集計されるため、調整額等も集計されます。 勤怠支給控除一覧表は、[ 給与(賞与)処理 ] メニューで登録された金額だけが集計されます。 ※法定調書合計表資料の金額や人数が、管理資料と一致しない場合の詳細な対処方法につい ては、奉行iメニュー「年末調整処理 サポートサイト」(6ページ参照)から以下の手順 でご確認ください。 ①奉行iメニューの「■ よくあるお問い合わせ (FAQ)」の [ 検索する ] ページを選択します。 ②【語句を入力して検索する】に「法定調書合計表資料の支払金額」と入力し、[検索] ボタンをクリックします。 ③該当FAQ欄から、「法定調書合計表資料の支払金額と、勤怠支給控除一覧表の課税支給額 が一致しない」をクリックします。

!

注 意

(44)

 給与支払報告書(総括表)を作成する

[ 年末調整 ]-[ 給与支払報告書(総括表)] メニューで作成します。 総括表のレイアウトは、「報告書人員の内訳なし」と「報告書人員の内訳あり」から選択できます。 レイアウトを選択できます。 市町村ごとに集計される社員の内訳を 確認できます。 ※「給与支払報告(総括表)資料」を印刷 して、内訳を確認することもできます。 給与支払者や経理責任者、連絡者などの情報に変更があった場合は、 [ 導入処理 ]-[ 市町村登録 ] メニューの内容が表示 されます。

(45)

[印刷]を押すと、給与支払報告書(総括表)を印刷できます。 提出用の総括表は、市販の「ミシン目入りA4単票用紙」に印刷すると便利です。 ※事前に提出先に受理の確認を行ってください。 ○報告書人員の内訳あり ○報告書人員の内訳なし [入力]を押すと、報告人員など を入力できます。 [再集計]を押すと、上書入力 した内容が再集計されます。 総括表の人数が合わない場合は、提出先市町村([ 社員情報 [ 社員情報登録 ]-[ 社員情報登録 ] メニューの ]-[ 住民税・通勤手当 ] ページで設定)をご確認くだ さい。[ 社員情報 ]-[ 社員情報更新 ]-[ 提出先市町村更新 ] メニューで、提出先 市町村を一括で更新できます。詳しくは、34 ページをご参照ください。

参 考

(46)

平成 28 年1月分の

     給与処理をはじめる

1年間の処理が終了した後、年次更新を実行すると、翌年の処理をはじめる ことができます。

 年次更新を実行して、翌年の給与処理をはじめる

[ 随時処理 ]-[ 年次更新 ] メニューで、年次更新を実行します。 [実行]を押します。 [ バックアップ確認 ] の画面が表示されますので、 当年のバックアップデータを作成してください。 年次更新が終了すると、下図のメッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックします。

(47)

年次更新が終了すると、「平成27 年(2015 年)12 月」から、翌年「平成 28 年(2016 年)0月」に なります。給与処理月を1月に進めて、1 月の処理をはじめてください。

≪年次更新後のデータ領域≫

年次更新を行うと、「平成27 年(2015 年)12 月」から「平成 28 年(2016 年) 0 月」に更新されます。[ データ領域管理 ]-[ データ領域選択 ] メニューに表示 されているデータ領域も、以下のように表示されます。 <年次更新前>       <年次更新後> 平成28 年(2016 年)のデータ領域には、 前年以前のデータが保持されています。 過去のデータを確認する場合は、各メニューの [ 条件設定 ] 画面で、参照する処理年を選択して ください。

参 考

処理年が翌年に更新され、処理月が「0月」になります。 ※データ領域は増えません。 処理年を選択します。 [ 導入処理 ]-[ 給与体系登録 ]-[ 給与体系登録 ] メニューの [ 給与支給日一括更新 ] 画面が開きます。 給与支給日や土日・祝日にあたる支給日の設定方法を指定し、[実行]ボタンをクリックします。 続いて、[ 給与体系登録 ] 画面の [ 給与支給日等 ] ページが表示されますので、内容を確認し、登録 します。 ※賞与の支給日は更新されません。[ 給与体系登録 ] メニューの [ 賞与支給日 ] ページで設定してください。 <例> 翌年の給与支給日(25 日)が土曜日にあたる場合で前日(24 日)に支給する場合は、「0:土日・祝祭日の 場合は前日にする」を設定します。[実行]ボタンをクリックすると、[ 給与体系登録 ] 画面の [ 給与支給日 等 ] ページに、25 日が土曜日の月の支給日には、24 日(金)が表示されます。

(48)

翌年1月の給与で精算する場合】

① [ 導入処理 ]-[ 給与体系登録 ]-[ 勤怠支給控除項目登録 ]-[ 勤怠支給控除項目登録 ] メニューの [ 控除 ] ページで、差額精算するための項目を控除項目に用意します。 翌年1月分の給与の所得税欄で精算すると、翌年の年末調整に加味されてしまうため、必ず、 別の控除項目で精算してください。 ②給与処理を1月に進めます。 ③ [ 年末調整 ]-[ 還付金処理 ]-[ 還付金データ転送 ] メニューの [ 還付金データ転送 - 条件設定 ] 画面で、以下を指定して[OK]ボタンをクリックします。   使用していない項目に、差額を精算するための 項目を用意します。 「前月複写」は「0:複写 しない」を指定します。 [ 基本設定 ] ページで、年末調整 精算月から転送する給与処理月を 確認し、集計方法を指定します。 [ 項目設定 ] ページで、[項目選択 ...]ボタン

翌年1月分の給与(または賞与)で精算する場合

(49)

④ [ 還付金データ転送 ] 画面が開きますので、1月分の給与に還付金データを転送する社員に チェックを付けます。 [実行]を押して、給与処理に還付金データを転送します。 【

翌年1月の賞与で精算する場合】

①年次更新を行う前に、[ 年末調整 ]-[ 年末調整一覧表 ]-[ 過不足税額一覧表 ] メニューで、 過不足税額一覧表を印刷します。 ※ [ 過不足税額一覧表 - 条件設定 ] 画面の [ 集計項目設定 ] ページで、「≪差引超過額≫」と「≪差引不足額≫」 を選択します。 ② [ 導入処理 ]-[ 給与体系登録 ]-[ 勤怠支給控除項目登録 ]-[ 勤怠支給控除項目登録 ] メニューの [ 控除 ] ページで、差額精算するための項目を控除項目に用意します。 翌年1月分の賞与の所得税欄で精算すると、翌年の年末調整に加味されてしまうため、必ず、 別の控除項目で精算してください。 ※【翌年1月の給与で精算する場合】の①と同様です。 ③賞与処理を1月に進めます。 ④1月の賞与処理で、①で印刷しておいた過不足税額一覧表を確認しながら、②で用意した控除 項目にその過不足税額を入力します。 ※過不足税額一覧表にある「≪差引超過額≫」に金額がある(還付する)場合はマイナスで、「≪差引不足額≫」 に金額がある(追徴する)場合はプラスで入力します。 転送された差額は、翌年1月分の [ 給与処理 ] 画面の指定した項目に、 還付する場合はマイナス、追徴する場合はプラスで表示されます。

(50)

年次更新を行い、翌年に進んでからでも、前年の帳票を参照したり印刷する ことができます。

前年のデータを参照する

 年次更新後に、前年のデータを参照する

年末調整関連の帳票を参照する

1月末までに提出する合計表・総括表や、それ以外の賃金台帳や年末調整一覧表などの年末調整関連 の帳票は、各メニューを開くと、平成27 年(2015 年)のデータが初期値で表示されますので、その まま参照・印刷してください。 「平成 27 年(2015 年)」が初期値で 表示されます。 このまま参照・印刷してください。 平成27 年の年末調整をやりなおす場合は、33 ページ≪参考: 年次更新後に、平成 27 年の年末調整をやりなおす場合≫をご参照ください。

参 考

(51)

その他の帳票を参照する

年次更新後に、平成27 年(2015 年)の管理資料などを確認する場合は、各メニューの条件設定画面の 処理年で、「平成27 年(2015 年)」を選択するだけで確認・出力できます。 「平成 28 年(2016 年)」が初期値で表示されます。 「平成 27 年(2015 年)」を選択しなおして、 参照・印刷してください。

(52)

索 引

INDEX

過不足税額の表示・印字

...9

還付金

...41

給与奉行に入力されていない金額

...16

勤怠支給控除一覧表

...43

源泉徴収票の印刷

...38

源泉徴収票を提出する社員

...5, 36

控除額適用区分

...21, 22

国民健康保険

...19

国民年金

...19

住宅借入金等特別控除

...20

12 月の所得税 ...9

人事奉行

...24, 39

前職

...24, 37

前年のデータ

...33, 50

退職社員の源泉徴収票

...38

退職社員の年末調整

...17

中途入社

...24, 37

データ領域

...47

特定取得区分

...4, 21

年末調整一覧表

...40

年末調整方法

...8, 30

年次更新

...46

扶養親族

...25

法定調書合計表資料の内訳

...43

(53)
(54)
(55)

平成27年10月 1日   平成27年版 発行

 

   

― 禁 無 断 転 載 ―

著 者  株式会社オービックビジネスコンサルタント システム開発グループ

発行所  株式会社オービックビジネスコンサルタント 出版部

163-6032 東京都新宿区西新宿6丁目8番1号 住友不動産新宿オークタワー

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http://www.obc.co.jp

■ 落丁・乱丁がございましたら、お取りかえいたします。

(56)

参照

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