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開催日時 会場名 埼玉県人権教育推進協議会会議録 平成 2 9 年 7 月 1 1 日 ( 火 ) 午後 2 時 ~ 午後 4 時 15 分 埼玉県県民健康センター中会議室 ( 出席委員名 ) 伊藤雅俊 福田 弘 栗山 昇 島野隆司 坂田庸子 石井ナナヱ 井上 隆 大谷礼子 金田佳子 沖田晴美 鈴木

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埼 玉 県 人 権 教 育 推 進 協 議 会 会 議 録

開 催 日 時 平 成 2 9 年 7 月 1 1 日 ( 火 ) 午 後 2 時 ~ 午 後 4 時 1 5 分 会 場 名 埼 玉 県 県 民 健 康 セ ン タ ー 中 会 議 室 (出席委員名) ・伊藤 雅俊 ・福田 弘 ・栗山 昇 ・島野 隆司 ・坂田 庸子 ・石井ナナヱ ・井上 隆 ・大谷 礼子 ・金田 佳子 ・沖田 晴美 ・鈴木 俊美 ・島田 悦子 ・柿沼 光夫 ・関口 充 ・広瀬 正幸 ・篠﨑美佐子 ・鈴木 四季 (欠席委員名) ・川野 順也 ・渡辺 大輔 ・細井 忠 1 報 告 (1 ) 平 成 2 9 年 度 人 権 教 育 課 事 業 概 要 に つ い て ○ 資料4(人権教育課事業概要)に基づき説明 【質疑応答】 委 員: 人権に関わる3法として、障害者差別解消法、ヘイトスピーチ解消法、部落差 別解消推進法が、昨年度施行されたとのことだが、今説明のあった事業概要の中 に、この法律が関わった取組はあるのか。 事務局: 今のところ直接関係している事業はないが、今年度については、例えば教職員 等人権教育研修会の中で、この法律について重点的に説明を行ったり、講師を招 いて講話を行い啓発などを行ったりしたところである。 委 員: 人権啓発映画としてDVDの購入について、今後はぜひ、外国人の子供たちな どについてのDVDも購入してほしいと思うが、どうか。 事務局: 限られた予算の中で、市町村や学校のニーズを踏まえてDVDを購入している ところである。なお、本日視聴する予定の人権啓発映画『わっかカフェへようこ そ』の中にも、外国人の子供についての内容が含まれている。今後も様々な意見 を活かしながら、進めてまいりたい。 委 員: 人権啓発映画の貸し出しについて、DVDを購入し県立図書館等に配布とある が、実際に借りるときには、どういう所が窓口となるのか。 事務局: 人権教育課や県立熊谷図書館などの県立図書館においても直接借りることがで きる。また、現在、図書館協力ネットワークというものがあるので、そのネット ワークを通じ市町村の図書館においても借りることができる。 委 員: 予算全体について昨年度と比較すると、どの部分が増えたのか。 事務局: 今年度予算においては「新しい人権感覚育成プログラム研究・開発委員会の開 催」について新たに認められ、予算額は157千円となっている。

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2 / 5 ( 2 ) 平 成 2 9 年 度 に 重 点 的 に 取 り 組 む 事 項 に つ い て ○ 資料5(新しい「人権感覚育成プログラム」の作成)に基づき説明及び資料6 (埼玉県虐待禁止条例)について情報提供 【質疑応答】 会 長: 現行の人権感覚育成プログラム作成に委員長として携わったが、委員各位と事 務局の皆さんの多大なご努力で完成させることができた。今回の改訂版作成も大 変な仕事になると思うので、これを担当されている新委員長をはじめとする関係 者各位に敬意を表するとともに、新刊行物の全国的規模でのさらなる影響力や貢 献の増大を期待している。 2 協 議 ( 1 ) 国 等 に お け る 人 権 課 題 関 連 の 動 き を 踏 ま え て ○ 資料7(「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」関係資料) 資料8(「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推薦に 関する法律」関係資料) 資料9(「部落差別の解消の推進に関する法律」関係資料) に基づき説明 【協 議】 委 員: 県議会の動きについて紹介したい。先日行われた6月定例会において、「埼玉県 虐待禁止条例」が成立したが、実は1年半以上前からプロジェクトチームを組ん で条例案を作成したところである。児童、高齢者、障害者虐待については、それ ぞれの法律に分かれている中で、県条例ではそれを一体化しようとすることで議 論が進められた。 しかしながら、この条例は作るだけでは意味がない。ぜひ、皆さんにはこのよ うな条例があることを知っていただいて、もし活かせる場面があったらぜひ取組 を進めてほしい。 委 員: 学校への人権教育・啓発については、県の人権擁護委員連合会において人権の 花運動や人権教室という形で対応しているが、要請件数が最近非常に増えている。 特に最近は、インターネットによる人権問題について、NTTドコモと連携して、 人権擁護委員としての立場から啓発活動を行っている現状がある。 委 員: 「子ども人権メッセージ」など、子供同士で人権感覚を高め合い育成していく 必要があると感じている。私は、貧困の連鎖でぎりぎりの生活をしている子供た ちが多いと感じている。そういう子供たちは、学校で発言をしないし、黙ってい る。こういう黙っている子供たちの人権を、どのように守っていけばよいのか。 家庭教育と学校教育でどのような連携を図ることができるのか、これからも考 えていきたい。 委 員: 外国人の人権についても、県の方で啓発活動を行っていると聞き感謝している。 ぜひ、学校の中にいる外国人の子供やその親、また地域の外国人の方にも話を 聞く機会を設けてほしいと思う。

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3 / 5 委 員: 最近は、知的障害やアスペルガー症候群のことなど、いろいろな方の理解も深 まってきた。 現在の特別支援学校では、センター的機能を持つ学校として、地域の学校に対 する支援を行っており、教員の育成を図っている。地域の方の支援が大変重要で あり、ボランティアとして学校に来てくれる方も多いが、これからも地域の方の 理解が進むよう頑張っていきたいと考えている。 委 員: これからはヨーロッパで進んでいる参加体験型の人権教育が大事であると、以 前に会長が語っていたことを思い出す。そういう中、参加体験型の人権感覚育成 プログラムについて、現在の社会状況に合わせて改めて作り直すことはとても良 いことだと思う。プログラムを改めることは大変なことだと思うが、頑張ってほ しい。 委 員: 私は小学校長として参加しているが、小学校での一番の人権問題はいじめだと 考えている。その際に、人権感覚の育成が大事だということで、教職員の研修に 特に力を入れているところである。 先ほど話のあった「埼玉県虐待禁止条例」については期待している。本校でも、 虐待を受けていると思われるケースが複数見受けられる。 なかなか声を上げることができない子供たちに対して、市教育委員会や児童相 談所と連携しながら解決を図っている。子供たちの夢を育み笑顔あふれる学校づ くりを目指し、子供が良い表情で過ごせるように育成していきたいと考えている。 委 員: 障害者差別解消法に関しては、市内小中学校で連携して、子供たちのプランを 作って対応している。また、学校の授業の中で、人権教育の年間計画に基づき、 部落問題についても取り組んでいるが、本校は20代の若い教員が多く、部落問 題の指導方法が分からないという話も出たので、50代の教員が伝えていかなく てはいけないと考え、指導案を作るなどして、若い教員が授業を行えるよう頑張 っている。 委 員: 何が問題かと考えていくと、長時間労働が問題であり、これも人権問題ではな いかと思っている。仕事に時間を割いてしまうために、女性が家庭や育児を行う ことにつながり、その結果、女性が社会での意思決定に結びついていかない状況 があると思う。 大学や企業などに「働き方改革」を働きかけているところであり、まずは自分 の労働時間を守り、家庭に携わることで、それが地域活動につながっていく。一 人一人が身の回りのことから意識を変えていかないと、日本全体が変わっていか ないと思う。 委 員: 本市では、総合教育会議で首長との話合いが行われたところであり、議題の一 つは児童虐待であった。最近は、人権課題について市の人権推進課との連携が進 んできたところである。平成28年度に施行された人権に関する法律についても、 地方公共団体の役割があるので、埼玉県教育委員会と連携を図りながら、取組を 進めていきたい。

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4 / 5 委 員: 本町では、夏休み前に教職員を対象とした人権研修や人権教育実践報告会など が町や比企地区単位で多く行われており、人権教育に力を入れている。 現在、県における教員の5年次、10年次研修があるが、同和問題について研 修がどうなっているのか不安もある。若手教員の研修が課題だと思っている。 委 員: 現在、児童相談所の業務は、ほとんど児童虐待の問題であるといった状況であ る。児童虐待の対応で難しいと思っているのは、親の懲戒権の関係、いわゆるし つけと虐待の区別であり、親にそのことを理解させることである。 児童虐待は、未然防止、早期発見が大事である。未然防止では、親だけではな く、その次の世代への連鎖を断つことが大事で、虐待を受けた子が親になった時 に虐待を防ぐことが重要だ。 また、早期発見、早期対応について、警察を含めた関係機関の情報共有などの 連携が大切である。さらに連携を強化していきたい。 委 員: 現在、大学院で社会福祉学を研究しており、発達障害児の関係ではデイケアな どの問題について、現在研究を進めているところである。 委 員: 地域のソーシャルワーカーとしてケアマネージャーをしており、虐待に関して も対応している状況である。先ほど話のあった「埼玉県虐待禁止条例」には、関 係機関の連携などということが謳われており期待したい。 副会長: 21世紀は人権の世紀と言われるが、いじめや虐待などの人権問題が起こって いる。そういう中、「埼玉県虐待禁止条例」が成立したことは心強い。人権感覚育 成プログラムについては、今後、見直しを図るということで期待したい。 会 長: 昨今の日本社会の情況をみると、暗澹たる思いがする。主権在民、恒久平和の 追求、人権の保障という日本国憲法の3本柱のいずれもが危機に瀕しているから だ。国民一人一人が人権の本質や特徴をよく理解し、それを実現するために必要 な諸技能や価値・態度を育てるような、本物の人権教育・啓発の推進が焦眉の急 だと思っている。 3 D V D 視 聴 ○DVD『わっかカフェへようこそ』を視聴 4 そ の 他 ○委員からは特に意見なし ○資料10(平成29年度人権教育実践報告会開催要項)に基づき、人権教育実践報 告会について案内 7月下旬から8月下旬にかけて、県内5会場(桶川市、所沢市、熊谷市、皆野町、 幸手市)で行う。 全体会では、開会行事及び小学生、中学生、高校生等による人権作文の発表と表彰 を行う。また、分科会では女性・子供・高齢者・障害のある人・同和問題・外国人・ その他の人権について実践報告及び研究協議を行う。

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5 / 5 5 閉 会

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