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日本放送協会 理事会議事録(平成26年 3月 4日開催分)

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Academic year: 2021

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日本放送協会 理事会議事録

(平成26年 3月 4日開催分) 平成26年 3月20日(木)公表 <会 議 の 名 称> 理 事 会 <会 議 日 時> 平成26年 3月 4日(火) 午前9時00分~9時35分 <出 席 者> 籾井会長、堂元副会長、塚田専務理事、吉国専務理事、石田専務理事、 木田理事、久保田技師長、板野理事、上滝理事、福井理事、下川理事、 森永理事 上田監査委員 <場 所> 放送センター 役員会議室 <議 事> 籾井会長が開会を宣言し、議事に入った。 付議事項 1 審議事項 (1)第1209回経営委員会付議事項について (2)就業規則等の一部改正について 2 報告事項 (1)考査報告 (2)平成26年度各地方向け地域放送番組編集計画および編成計画に

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2 ついて (3)放送番組審議会議事録(資料) 議事経過 1 審議事項 (1)第1209回経営委員会付議事項について (経営企画局) 3月11日に開催される第1209回経営委員会に付議する事項につ いて、審議をお願いします。 付議事項は、報告事項として「平成26年度各地方向け地域放送番組 編集計画および編成計画について」です。また、その他の事項として「N HKワールドTV 受信環境整備の進捗について」、「平成26年度営業 目標値・営業経費計画値について」、「平成26年度『営業関係データ』 報告について」、および「平成26年春季交渉について」です。 (会 長) 原案どおり決定します。 (2)就業規則等の一部改正について (人事局) 就業規則等を一部改正したいので、審議をお願いします。 改正内容について説明します。 第1点は、職員制度の見直しについてです。平成26年4月1日に、 専任職制度を廃止することにより現行の専任職を一般職に移行します。 それに伴い、関係する規定について、字句の修正・整理等の見直しを行 います。 第2点は、「地域職員制度」の新設についてです。主な勤務地となる道 府県を特定する「地域職員」と、それ以外の「全国職員」を明確に規定 するとともに、「地域職員給与規程」を新設します。また、「職員退職年 金制度規程」や「職員退職手当支給規程」等も、地域職員制度の内容に 沿って見直します。 第3点は、「欠勤許可手続き」の整備についてです。「私事欠勤・休職 制度」を廃止し、「欠勤扱」を導入することに伴い、関係する規定を整理

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3 します。 第4点は、「年功表彰」の新設についてです。考課制度の改革を進める 一方で、長年にわたりNHKに貢献した職員の功労に報いるため、「年功 表彰」を新設します。 その他、法令解釈通知の改正に伴い、「日本放送協会企業型年金規約」 の見直し等を行います。 改正の期日は、平成26年4月1日とします。ただし、「年功表彰」は、 今年度の放送記念日からの実施とし、改正の期日は平成26年3月14 日とします。 本件が決定されれば、法令に基づき労働基準監督署に届け出ます。 (上滝理事) 職員制度の見直しについては、職員に対する説明会な どがいろいろな場で行われていますが、職員の理解は、 どの程度進んでいると捉えていますか。 (人事局) 制度見直しの内容を理解してもらうため、昨年の9月 から全国の53放送局と本部で説明会を実施してきたほ か、考課者面接においても、きめ細かく対応を行ってい ます。それでもまだ十分とは言い切れませんので、今後 も継続して説明を行い、さらなる理解促進を図っていき たいと思います。 (会 長) 原案どおり決定します。 2 報告事項 (1)考査報告 (考査室) 平成26年1月20日から2月25日までの間に放送した、ニュース と番組について考査した内容を報告します。 この期間に、国内放送番組では、ニュース25項目、番組60本の考 査を実施しました。 ニュースの主な項目としては、関東甲信地方の記録的な大雪により、 各地で集落の孤立や車の立往生が起きたことや、ソチオリンピックのフ ィギュアスケートで、羽生結弦選手が男子では日本初となる金メダルを 獲得したこと、東京都知事選で舛添要一氏が当選したことなどがありま

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4 した。 番組では、ソチオリンピックで金メダルが期待される選手たちの挑戦 を紹介した、NHKスペシャル シリーズ 金メダルへの挑戦 第3回 「世界最高得点をめざせ~日本フィギュア男子~」(2月2日放送)、あ らかじめ自分の「声」をパソコンに録音しておき、文字を打って話し声 として再生する音声ソフトを使って会話する、声を失った難病患者と家 族の姿などを描いた、地方発ドキュメンタリー「たどたどしいけど私の 声」(総合テレビ 2月4日放送)、雇用現場で起きるトラブル事例をド ラマ仕立てで再現し、働く者が知っておくべきルールを解説した、「明日 から役立つワークルール~初めての労働法~」(Eテレ 2月13日・1 4日放送)などの番組を中心に考査しました。 また、国際放送では、外国人向けテレビ国際放送「NHKワールドT V」の番組4本の考査を実施しました。考査したのは、ウクライナのデ モ隊と警察の衝突、日本とスペインの交流400年をめぐる展示会での 学芸員の活動などを伝えた「NEWSLINE」(日本時間2月19日午 後3時放送分)、日本ならではの技術や発想を生かした製品や各業界のト レンドなど、“メイド・イン・ジャパン”の最新情報をマガジンスタイル で紹介する「great gear」(日本時間1月27日放送)などで す。 考査の結果、これらの一連のニュース・番組は、放送法、国内番組基 準、国際番組基準等に照らし、「妥当」であったと判断します。 (2)平成26年度各地方向け地域放送番組編集計画および編成計画に ついて (編成局) 「平成26年度各地方向け地域放送番組編集計画」(以下、「編集計 画」)と「平成26年度各地方向け地域放送番組編成計画」(以下、「編成 計画」)について報告します。 編集計画は、26年1月14日の第1205回経営委員会で議決を得 た「平成26年度国内放送番組編集の基本計画」を基に、地域放送番組 編集にあたっての基本となる考え方や方針を地域ブロックごとにまとめ たものです。2月の各地方放送番組審議会に諮問し、可とする旨の答申 を受けています。

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5 編成計画は、その基本方針に基づいた各地域放送の具体的な編成や個 別の番組名、放送時間のほか、インターネットやデータ放送などのサー ビスの概要についてまとめたものです。2月28日の放送総局編集会議 での審議を経て決定しました。 まず、編集計画について説明します。 編集計画は、「平成24~26年度 NHK経営計画」に掲げた「地域 の発展につながる放送・サービスを充実させます」という経営方針に基 づき、それぞれの放送局が地域の課題に向き合い、地域の再生や活性化 につながる放送・サ―ビスに一層力を入れるということを基本理念とし ています。26年度は、各地域とも共通して、「大規模災害に備え地域の 安全・安心につながる情報の発信」、「地域社会が直面する問題と向き合 い、わかりやすく伝える」、「地域の豊かな自然や文化などを、地域だけ でなく全国に向けて発信し、地域活性化に貢献する」、「正確・迅速、公 平・公正な選挙報道」、「地域ゆかりのスポーツチームの応援」を重点項 目として掲げています。 次に、地域ごとの編集計画および編成計画のポイントを説明します。 関東甲信越地方は、首都直下地震などの巨大地震に備え、取材・放送 体制を強化します。また、2020年開催の東京オリンピック・パラリ ンピックに向けた課題や最新の動きを取材し、人々の関心に応えます。 金曜午後7・8時台に年10本程度放送している特集番組のタイトルを 「首都圏スペシャル」から「金曜eye」に改め、関東甲信越の視聴者 をより意識した内容とします。 近畿地方は、大規模災害に備え、本部のバックアップ機能の整備を推 進するほか、阪神・淡路大震災から20年の節目として、震災について 改めて検証し、その教訓を防災・減災に生かします。また、歴史に育ま れた上方芸能や文化、歴史遺産などの関西ならではの魅力を、関西およ び全国に向けて発信します。金曜午後8時台にヒューマンドキュメンタ リー番組「ドラマチック関西」を新設し、月1本程度放送します。さら に、「NHK歌謡コンサート」を年10本程度、大阪放送局から生放送す るなど、関西の魅力を全国に発信します。 中部地方は、南海トラフ巨大地震に備えるほか、消費税引き上げやT PP(環太平洋パートナーシップ協定)などの日々の暮らしへの影響を、 わかりやすく伝えます。また、“ものづくり”“大自然”など中部地方の

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6 特色や魅力を発信します。金曜午後8時台の「金とく」では、世界遺産 に指定された富士山、そして日本アルプスなど中部地方の雄大な自然を 伝える大型シリーズを企画します。ラジオ第1では、東海3県向けの「夕 刊ゴジらじ」の内容を充実し、大規模災害時に命綱となるラジオ放送の 定着を図ります。 中国地方は、記録的な大雨による土砂災害、南海トラフ巨大地震に備 えるほか、人口減少など中国地方が抱える課題に向き合います。被爆・ 終戦から70年となる27年8月に向け、被爆体験を次の世代に継承す る取り組みを進めるとともに、福岡放送局・長崎放送局と連携して、「被 爆70年」のプロジェクトを展開し、特集番組などを放送します。また、 平日午前11時台の生活情報番組をブロック放送とし、「ひるまえ直送 便」として新設します。 九州沖縄地方は、台風や集中豪雨などの自然災害に備えるとともに、 沖縄県の尖閣諸島や米軍普天間基地、長崎県の諫早湾干拓事業をめぐる 動きなど、九州・沖縄の課題に取り組みます。金曜午後7時台の「特報 フロンティア」で地域の課題をタイムリーに伝えるほか、土曜午前7時 台に新番組「おはサタ!」を立ち上げ、地域の話題をより深く、より魅 力的に伝えます。 東北地方は、東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故か らの復興支援を引き続き最優先に掲げ、復興の道筋を検証し、解決策を 提言していきます。金曜午後7時台は、地域情報を伝える時間帯として 強化し、ブロックで「クローズアップ東北」を放送するほか、盛岡放送 局で「シリーズいわて」を新設するなど、各放送局が県域放送を充実さ せ、地域の人々の関心に応えます。また、災害時に有効な情報源となる ラジオ放送の定着を目指し、域内すべての放送局で地域向けのラジオ番 組を編成します。 北海道地方は、道内7つの放送局の総力を結集して北海道が直面する 課題に向き合うとともに、広大な北海道においても、緊急報道に対応で きる体制を整備します。7つの放送局のネットワークを生かし、平日午 後6時台に「ほっとニュース北海道」を立ち上げ、地域情報を多彩に伝 えます。また、「I LOVE JIMOTO 北海道」を掲げたキャンペ ーンを実施します。 四国地方は、南海トラフ巨大地震への備えを着実に進めます。また、

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7 26年は四国八十八か所霊場が開創されて1200年と言われており、 遍路の魅力を広く発信します。遍路文化の魅力を見つめ直す番組を年間 シリーズで制作し、域内各放送局のニュース・情報番組や金曜午後7・ 8時台などで放送します。また、ラジオ第1で金曜午後4・5時台に「四 国だ!ゴーゴー」を新設し、ラジオの機能強化を行います。 続いて、各地方で実施する地域向けデータ放送やインターネット、字 幕放送など、放送を基軸とした多様なメディアによるサービスについて 紹介します。 地域向けのデータ放送については、災害時に自治体が発表する避難情 報などを速やかに伝達するシステムへの対応を推進し、防災情報の充実 に努めます。インターネットサービスについては、各放送局のニュース をインターネットでも動画で提供することにより、地域の今を全国に向 けて発信し、地域の活性化につなげます。また、首都圏放送センターと 大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌の各放送局で、過去1週間のニュース をホームページに掲載していますが、26年度は広島放送局でも開始し ます。字幕放送については、これまで、首都圏放送センターと大阪・名 古屋・福岡・仙台の各放送局で実施していましたが、26年度は広島放 送局でも開始します。 本件は、3月11日開催の第1209回経営委員会に報告します。 (上滝理事) 中部・東北・四国の各ブロックで、地域ラジオ放送の 定着や強化を図るということですが、要員確保の面で問 題はありませんか。 (編成局) それぞれのブロックで、役割を終えた番組を廃止する などして対応していますので、問題はありません。 (上滝理事) スクラップアンドビルドで取り組むということですね。 (3)放送番組審議会議事録(資料) 編成局と国際放送局から、中央放送番組審議会、国際放送番組審議会、 全国の地方放送番組審議会(関東甲信越、近畿、中部、中国、九州沖縄、 東北、北海道、四国)の平成26年1月開催分の議事録についての報告 (注)。

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8 注:放送番組審議会の内容は、NHKホームページの「経営情報」のな かに掲載しています。 以上で付議事項を終了した。 上記のとおり確認した。 平成26年 3月18日 会 長 籾 井 勝 人

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