くるめシンボルロード
Wi-Fi 環境構築事業
調達仕様書
平成
27 年8月
1.基本要件 本章は、調達に関わる基本要求事項を記載する。 2.目的 JR 久留米駅から西鉄久留米を結ぶ、「くるめシンボルロード」に予算の範囲内でできるだけ広く Wi-Fi 環境の構築を行い、無料で手軽にインターネットを利用できる環境の整備を行うこととする。 3.履行期間 契約締結日から平成28 年 3 月 31 日までとする。 4.業務内容 以下のとおり、JR 久留米駅から西鉄久留米を結ぶ道を「くるめシンボルロード」に Wi-Fi 環境の 整備の整備を行う。 (1)設置範囲 JR 久留米駅から西鉄久留米を結ぶ道を「くるめシンボルロード(図青線参照)」といい、この道沿 いにWi-Fi 環境の整備を行うものとする。 本事業のWi-Fi 環境整備の優先順位は、①JR 久留米駅、久留米市役所※、久留米シティプラザ前の アーケード商店街から西鉄久留米までを含む各エリア(図赤線参照)、②池町側沿い(図緑線参照)、 久留米市役所※、③ ①②以外の「くるめシンボルロード」とし、①に関しては必ず整備を行うこと。 Wi-Fi 環境の整備において、アクセスポイントの設置場所、数については、提案により決定すること とする。 ※久留米市役所玄関前から1 階ロビーは必要整備範囲とする。地下 1 階、2 階、20 階展望ロビーに ついては準整備範囲とする
(2) 利用環境 ア 整備対象エリアにおいて、国内のサービス事業者と契約していない者も含め、誰でも無料で 安全及び快適に公衆無線LAN(Wi-Fi)を利用してインターネット接続ができること。 イ 久留米市指定のSSID の利用を行うこと。 ウ 利用者がサービスを利用する際、認証画面等のポータル画面等で、利用規約に同意後、久留 米市が指定する初期画面が設定できること。また、認証方法については、メールアドレス認証、 アンケート認証、OPEN-ID 認証、MAC アドレス認証、また認証の組合せ等、いずれかの認証 の準備を行い、その中から協議の上、決定すること。 エ 前項の認証で取得した利用者情報を一定期間保持し、再度アクセス時にエントリできる期間 の設定ができること。 オ 認証画面については多言語対応を行うこと。 カ 24 時間 365 日の運用とし、提供時間についてはアクセスポイントごとに任意に変更できるも のが望ましい。
キ 本市は「Kyushu Free Wi-Fi」に参加を予定しているため、参加に必要となるすべての費 用について明確に提示すること。現段階で「Kyushu Free Wi-Fi」に接続する環境が構築さ れていない場合については、「Kyushu Free Wi-Fi」参加にあたり、現在の状況及び整備スケ ジュール等必要事項について提示すること。 (3) 公衆無線 LAN アクセスポイント設置について ア アクセスポイントの設置及びそれに付随する設備等の設置については、なるべく久留米市及 び受託者の既存設備を活用し整備を行うこと。 イ 設置場所については、受託者にて確保すること。設置場所の決定については、事前に久留米 市と協議を行うこと。なお、設置にあたり、かかる必要経費(アクセスポイント機器代、通信 ケーブル(電柱への共架料等も含む)・電源ケーブル設置、電気代等)については、すべて受託 者の負担とする。 ウ 回線については、整備エリアの状況に応じて、地場企業の回線を優先的に活用し、有線・無 線、CATV、自社回線・他社回線等の中から最適なものを選択すること。 エ アクセスポイントの設置及びそれに付随する設備等の設置及び運用に際して、受託者が第三 者に損害を及ぼした場合は、受託者の責任において賠償を行うこと。 オ アクセスポイントについては以下の機能を満たすこと。 項目 機能 規格 IEEE802.11a/g 以上 周波数 5GHz,2.4GHz 帯の両方に対応可能 暗号化方式 WPA/WPA2 有効伝送距離 設置箇所に合わせて、必要な距離を確保すること 同時接続数 設置箇所に合わせて、必要な数を確保すること その他 設置環境に応じて、耐水耐熱等の設備を有すること 遠隔監視に対応可能であること 他電波と干渉しないよう自動調整すること
(4) セキュリティ ア 公衆無線LAN として運用するために、不正アクセス防止、有害サイトのフィルタリング機能 等の十分なセキュリティを確保すること。 イ 同一アクセスポイントに接続している利用端末間のアクセスを禁止すること。 ウ 回線の利用にあたり、利用者のアクセスログ、利用AP、MAC アドレス情報の収集を行うこ と。 (5) 業務報告 契約締結後、スケジュールの作成を行い進捗について毎月報告すること。その際、整備箇所にお けるアクセスポイント等の写真及び図面の提出を行うこと。 5.提案及び参考事項 本事業について、その他提案事項及び本市が運用及び保守管理で想定している内容について、以下 に示す。 (1) 提案事項 ア 現在、久留米市では、「くるめシンボルロード」と「くるめシティプラザ(Wi-Fi 機器は 「POPCHAT」を使用)」の Wi-Fi 環境整備を予定している。「Kyushu Free Wi-Fi」以外にも 他公衆無線LAN と連携する方法を提案すること。 イ 利用者のアクセスログ、利用AP、MAC アドレス情報の収集を行う際に、その情報を久留米市 が抽出できる仕組みがあれば提案すること。 ウ 運用開始後、整備拠点の拡大を行うときの考え方について記述すること。拡張可能な施設等、 具体的な地点及び 1 地点あたりの整備費用・毎月の運用費用、理由等必要事項について提案する こと。 エ 障害発生時の継続稼働についてどのような対策をとるか提案すること。 オ 災害時における回線の利用について利用可能であれば、その利用方法等について提案すること。 カ 利用者の動向について分析するための統計データとして、どのようなデータが提供可能である か提案すること。 キ この事業を通じて久留米市地場企業を運用時に活用する予定があれば、その内容と年間当りの 人月数及び企業数を提案すること。 ク イベント時の臨時公衆無線 LAN の設置が可能であれば、その設置にかかる条件、費用等必要事項 について提案すること。 (2) 運用管理 ・受託者は運用開始前に運営マニュアル、回答マニュアル、連絡体制表を定めたうえ、その内容 について久留米市と協議の上決定すること。 ・毎月、月報の作成を行い、運用について報告を行うこと。 ・操作方法、障害等の利用者からの問合せについては窓口を設けて対応を行うこと。また、その 運用について提案すること。 ・公衆無線LAN を運用していく上で委託者が必要と認める場合は、コンサルティングや技術的サ
ポート等を行うこと。 ・運用開始後、運用時にかかる電気代について明確にすること。運用時にかかる電気代について は久留米市の負担とする。それ以外にかかる全ての費用について受託者が把握しておくこと。 (3) 保守管理 ・利用者のアクセスログ、利用 AP、MAC アドレス情報等の利用履歴の管理を適切に行い、3 ヶ 月以上保持すること。 ・利用者のアクセスログ、利用AP、MAC アドレス情報等の情報について毎月報告を行いデータ として提出すること。また、提出されたデータの著作権は、久留米市の所有とする。 ・受託者は運用開始前に保守事項を定めたうえ、その内容について協議の上決定すること。 ・定期点検を半期に 1 回以上行うこと。随時監視の定期保守体制がある場合は、その内容を提案 書に記載すること。 ・定期保守の項目については、運用開始前に保守項目を定めた点検表を作成のうえ、久留米市の 承認を得ること。 ・台風等の自然災害後は久留米市の指示により速やかに巡回点検を行うこと。点検後発見した故 障発生危険箇所等は、速やかに適切な措置を行うこと。 ・点検を行った後は、点検終了後すみやかに保守点検報告書の提出を行うこと。 ・毎月、月報の作成を行い、保守について報告を行うこと。 ・事件・事故時は警察の捜査に協力するとともに、アクセスログ等の提出を求められた際には久 留米市の指示に基づき、提出すること。 ・故障等に伴い、アクセスポイント設置箇所等の変更が必要な場合については、協議の上、作業 を行うこと。それにかかる費用については受託者の負担とする。また、保守対応等に伴う停止 を行う場合には、久留米市に事前に通知を行う。また、利用者に対しても周知を行うこと。 ・アクセスポイント及びそれに付随する設備に障害が発生したときには、3 時間以内に調査を行い、 報告を行うこと。仮復旧可能な場合は、24 時間以内に必要な措置を行うこと。障害発生時等に おいて、委託者からの連絡窓口を設けること 6.その他 (1) 本業務委託の履行にあたっては、次の関係法令を遵守すること。 ア 建築基準法及びこれに基づく施行令 イ 有線電気通信法及びこれに基づく政令並びに省令等 ウ その他関係法令、条例規則及び規程並びに規格等 エ 久留米市情報セキュリティ規則 オ 久留米市個人情報保護条例 (2) 本業務において不明な点や、本仕様書に定めのない事項については、久留米市と協議の上、決定 するものとする。 (3) 仕様書の内容について、久留米市の指示又は設備上重大な問題が発生した場合には協議の上、変
更可能とする。 (4) 本業務委託の履行において官公庁等に許可申請が必要な場合は、受託者がこれを代行すること。 なお、関係官公庁その他に対して交渉を要するとき、又は交渉を受けたときは、遅滞なくその旨を 申し出て協議すること。 (5) 管理者向け、サービス利用者向けのマニュアルをそれぞれ作成すること。 (6) 利用者が遵守すべき事項や、公衆無線 LAN サービスの内容・機能を明記した利用規程を策定す ること。