• 検索結果がありません。

120

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "120"

Copied!
14
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

119

119

119

119

(2)

120

120

120

120

(3)

121

121

121

121

5.1 基本的考え方

天神地区にはエリアマネジメント団体である We Love 天神協議会と明治通り沿道の再開発を推進 する天神明治通り街づくり協議会が存在することが大きな特徴ということができる。 この特徴をいかし、「サスティナブルなまちづくりに向けたしくみ」の基本的な考え方として、以 下の 2 点を打ち出し、今後、この具体化に向けたしくみづくりや関係機関との協議調整を図っていく こととする。 ①行政との共働により望まれる都市環境改善に向けたまちの誘導やしくみづくり(ソフト面を中心) ②今後の再開発において都市環境改善の方向性を取り入れた計画を地域として策定し、実現化を図る

5.2 しくみのイメージ検討

上記の基本的考え方にもとづき、今後検討すべきしくみづくりのイメージを以下に示す。 (1) We Love 天神協議会が景観整備機構として景観面での都市環境改善を推進 We Love 天神協議会が本事業の検討成果をもとに関係機関と協議調整を図りながら景観ガイド ラインを策定し、景観自主ルールなどの制定のもとで天神地区での望ましい都市景観の実現に向け へ誘導する。 参考:景観整備機構 景観法(2004 年 6 月制定、12 月施行)に基く景観区域において、良好な景観の保全・形成に関して様々 な活動を行う NPO 法人や公益法人等の団体で、景観行政団体(地方自治法上の指定都市、中核市、又は 都道府県等)から景観整備機構として指定された団体。 景観に関する住民の取組みに関して情報提供等の支援を行うこと、所有者と協定を結び景観重要建造物 や景観重要樹木の管理、良好な景観形成に関する調査・研究などを行う。 この仕組みにより、地域で景観づくりに熱心に取り組み、様々な知見を有する NPO 法人や公益法人を景 観形成の担い手として公的に位置づけることができることとなるため、住民・市民団体・NPO の積極的 な参加と役割分担が促進され、地域の景観が持続的に守り育てられるものと期待されている。

一般社団法人 WeLove 天神

地区会員:39 一般会員:64 特別会員:8 計 111 会員 2006 年 4 月 2008 年 6 月 2010 年 4 月

天神明治通り街づくり協議会

エリアマネジメント団体

開発協議会

WeLove 天神協議会

都市再生整備推進法人 景観整備機構 都心部機能更新 誘導方策の運用 ・景観自主ルールの運用 ・公的空間のマネジメント ・サイン、みどり等のマネジメント

サステイナブルなまちづくり

に向けたしくみ

(4)

122

122

122

122

(2) We Love 天神協議会の事業実行主体である「一般社団法人 We Love 天神」が都市再生整備推進法 人の認定を受けることで都市環境改善を誘導するとともに、自ら実施する施策の原資を確保 都市再生整備推進法人として公開空地、公共空間等の管理運営を行い、望まれる都市環境を実現 するとともに、管理運営を通じて収益事業を実施し、これを自ら実施する都市環境改善に充当する。 図 5,2,1 都市再生整備推進法人の枠組み (出典:国土交通省 官民連携まちづくりの進め方) 図 5,2,2 札幌市における先行事例 (出典:国土交通省 官民連携まちづくりの進め方)

(5)

123

123

123

123

(3) 今後の再開発において都市環境改善の方向性を取り入れた計画を地域として策定し、実現化を図る 天神明治通り街づくり協議会が本事業の検討内容をもとに都市環境改善の具体的ルールを策定 した上で再開発事業者が事業計画にこれを取り込み、地区整備計画決定や福岡市都心部機能更新誘 導方策を活用した再開発事業を開発事業者、福岡市と共働で推進するしくみづくりを構築する。 図 5,2,3 天神地区明治通り沿道での再開発における街づくり協議のイメージ (出典:天神明治通りグランドデザイン 2009)

(6)

124

124

124

124

(7)

125

125

125

125

(8)

126

126

126

126

(9)

127

127

127

127

6.1 温暖化対策効果の把握

6.1.1 交 通

(1) 削減内容 「3. 天神交通環境改善による温暖化対策の検討」での考えをもとに、以下の内容について削 減効果を把握する。 基本的な取り組み方針 公共交通が利用しやすい 環境の整備 公共交通が利用しやすい歩行者ネットワーク の拡充 公 共 交 通 わかりやすく、安全・安心に公共交通を利用 できる環境整備 基本的な取り組み方針 公共交通を利用したく なるサービスの拡充 商業施設との連携などによる公共交通の利用 促進 基本的な取り組み方針 サイクルポストの撤廃に 向けた歩道外の 駐輪場拡充・利用促進 長時間利用(通勤等)を歩道外の駐輪場に誘導 基本的な取り組み方針 走行ルールの啓発による 歩行者の安全確保 利用しやすい歩道外駐輪場の新規整備 歩道外の駐輪場の利用促進のためのサービス 向上 道路特性に応じた走行ルールの啓発 自 転 車 基本的な取り組み方針 一般来街者の自動車アク セスルートの集約と駐車 場 の 適 正 配 置 に よ り ス ムーズな自動車アクセス と、歩行者主体の天よか エリアを実現 使いやすい大規模駐車場の拡充 基本的な取り組み方針 渡辺通の自動車交通の 円滑化 駐車場アクセスルートの集約 駐車場の適正配置 南北バイパスの整備 自 動 車 自動車から公共交通への転換 CO2削減内容 自動車から自転車への転換 渋滞緩和による燃料使用量削減 (上記交通手段の転換に比して削減効 果が小さいためここでは算定しない) 図表 6.1.1 「天神交通環境改善による温暖化対策の検討」を踏まえた CO2削減効果の把握内容

(10)

128

128

128

128

(2) 対象トリップ ○第 4 回北部九州圏パーソントリップ調査(平成 17 年)の天神地区集中トリップ(福岡市内発 生分)をもとに効果を把握する。 ○同調査のゾーニングは下図の通りであり、本事業の対象地域とほぼ同じ区域である小ゾーン 070101ゾーンの発生集中トリップを対象とする。 図表 6.1.2 第 4 回北部九州圏パーソントリップ調査のゾーニング図 (出典:第 4 回北部九州圏パーソントリップ調査)

天神地区

(11)

129

129

129

129

(3) 自動車交通から公共交通、自転車への転換率の設定 ○福岡市が策定中の「福岡市地球温暖化対策実行計画(第四次)」の一環で実施した福岡市民へ の地球温暖化に対するアンケート結果における ①自動車利用者のうち、徒歩・自転車への転換可能性の割合:9% ② 〃 公共交通機関への転換可能性の割合:25% をもとに設定する。 ○天神地区での取組みは、天神地区関連発生集中交通の片側起発着点だけでの施策であるため、 上記アンケート結果の半数程度の効果と想定し、以下のように転換率を設定する。 ①自動車利用者のうち、徒歩・自転車への転換可能性の割合:5%・・・天神地区から 5km まで のトリップ長を対象 ② 〃 公共交通機関への転換可能性の割合:10% 図表 6.1.3 福岡市実施の福岡市民への地球温暖化に対するアンケート結果

(12)

130

130

130

130

(4) 旅客輸送機関別の二酸化炭素排出原単位 ○下図の旅客輸送機関別の二酸化炭素排出原単位を用いる 図表 6.1.4 福岡市実施の福岡市民への地球温暖化に対するアンケート結果 (出典:運輸・交通と環境 2008 年版、交通エコロジー・モビリティ財団) (5) CO2削減効果の算定 ○以上の条件をもとに、交通への取り組みによる CO2削減効果を把握すると、現在の天神地区発 生集中自動車交通による CO2排出量の約 10%が削減される結果となった。 図表 6.1.5 交通への取り組みによる CO2削減効果 13,804.9 t 15,332.5 t 1,225.7 t 301.9 t 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1 2 現在の天神地区発生集中 自動車交通によるC02排出量 交通での取り組み実施後の 同C02排出量 自動車→公共交通 転換による削減 自動車→自転車 転換による削減 10.0%削減

(13)

131

131

131

131

6.1.2 みどり(緑化による CO

2

吸収効果の把握)

ヒートアイランド対策を主目的として行なった天神地区の緑化計画の中で、高木樹木及びパーゴ ラ植栽による地区全体の CO2吸収量を算定した。 なお、屋上緑化の芝面などの植物も厳密には CO2を吸収するが、樹木などに較べて相対的には大 幅に少ないのでここでは対象外とした。 (1) 緑化面積の把握 図表 6.1.6 各地区の高木樹木植栽面積 緑化種類 現状モデル 計画モデル(緑化モデル) 高木樹木 192 本 258 本 中低木植え込み 約 2,268 ㎡ 約 2,018 ㎡ パーゴラ 0 ㎡ 約 7,330 ㎡ ※面積は緑化範囲から、固定・吸収対象となる面積を抽出し設定。 (2) CO2の固定・吸収量の推定方法について 以下に示す CO2の固定・吸収量の吸収係数と推計式を用いた。 表 CO2の固定・吸収量の吸収係数と推計式の選択(1) 条件 吸収係数と推計式 対象とする都市のみどりの高木本数が 把握できる場合 0.0356t-CO2/本・年(北海道)×「本数」(本) 0.0334t-CO2/本・年(北海道以外)×「本数」(本)注) 対象とする都市のみどりの高木本数が 把握できない場合 表CO2の固定・吸収量の吸収係数と推計式の選択(2)へ 注)京都議定書目標達成計画全部改定(H20)の参考資料 2『都市緑化等の推進』P112 の「地上バイオマス」「地 下バイオマス」の算定方法のデータを使用 北海道:0.0097t-C/本×44/12=0.0356t-CO2/本 北海道以外:0.0091t-C/本×44/12=0.0334t-CO2/ 本 出典:低炭素都市づくりガイドライン素案、第Ⅲ編 低炭素都市づくりの 方策の効果分析方法、国土交通省都市・地域整備局、H21 年度 (3) CO2固定・吸収量算定結果 以上より、CO2固定・吸収量算定結果は、次表のとおりとなる 図表 6.1.8 天神地区の CO2固定・吸収量 現状モデル 緑化モデル CO2吸収量計算式 単位 CO2吸収量 単位 CO2吸収量 樹木 0.0334t-CO2/本・年 192 本 6.4128t-CO2/年 258 本 8.6172t-CO2/年

植込み 樹木 1 本当たりの CO2吸収量 ÷(2×2×3.14)×植込み面積×30% 2,268 ㎡ 1.9903t-CO2/年 2,011 ㎡ 1.7647t-CO2/年 パーゴラ 樹木 1 本当たりの CO2吸収量 ÷(2×2×3.14)×パーゴラ面積 ×30% 0 ㎡ 0.0000t-CO2/年 7,330 ㎡ 6.4324t-CO2/年 合計 - - 8.403t-CO 2/年年 年年 - 16.814t-CO2/年年年年 注)屋上緑化は芝類と想定し、CO2吸収はほぼ 0 と仮定した 図表 6.1.7 CO2の固定・吸収量の吸収係数と推計式の選択

(14)

132

132

132

132

図表 6.1.9 天神地区の CO2固定・吸収量 (4) 考察 高木樹木による CO2固定・吸収量と気温低下による CO2排出量の削減量の合計は、現状の 2 倍の約 16.8t-CO2/年である。なお、パーゴラの CO2固定・吸収量については、今回はヒートア イランド緩和のため、中低木並みの葉面積密度があると想定して算定を行っている。 8.6 t 6.4 t 1.8 t 2.0 t 6.4 t 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 1 2 現 況 パーゴラ 100.1%増加 整備後 植込み 樹木

参照

関連したドキュメント

対象自治体 包括外部監査対象団体(252 条の (6 第 1 項) 所定の監査   について、監査委員の監査に

(5) 本プロジェクト実施中に撮影した写真や映像を JPSA、JSC 及び「5.協力」に示す協力団体によ る報道発表や JPSA 又は

資料1 第1回神谷中サブファミリー施設一体型小中一貫校開校推進協議会次第 資料2 神谷中サブファミリー施設一体型小中一貫校開校推進協議会設置要綱

 食育推進公開研修会を開催し、2年 道徳では食べ物の大切さや感謝の心に

「練馬区廃棄物の処理および清掃に関する条例」 (平成 11 年練馬区条例第 56

「沿岸域の総合的管理」の進め方については、様々な考え方がありますが、海洋政策研究

(3)市街地再開発事業の施行区域は狭小であるため、にぎわいの拠点

(注)