岡三証券株式会社
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注目銘柄
ワコム、村田製作所、富士重工業
イーベイ、ワールプール、テンセント
今週と来週のスケジュール
サマーラリーは継続へ
12,000 12,500 13,000 13,500 1月 3月 5月 7月 8,000 8,500 9,000 9,500 10,000 10,500 1月 3月 5月 7月 9,000 9,500 10,000 10,500 11,000 11,500 12,000 1月 3月 5月 7月 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 1月 3月 5月 7月 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 2.2 2.4 2.6 1月 3月 5月 7月 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 08年 09年 10年 11年 12年 (円) (ドル) 作成:岡三証券、8月17日前場終値時点 (ポイント) (1ドル=円) 作成:岡三証券、8月17日現在 作成:岡三証券、8月16日現在 作成:岡三証券、8月17日(11時時点)現在 米10年国債は欧州債務危機を背景とした質 への逃避から、7月下旬に利回りが過去最 低水準まで低下。しかし、8月以降はリスク 回避ムードの緩和を受けて利回りは上昇に 転じている。 欧州債務問題や米国景気に対する過度な不 安心理が和らぐ中で、投資家の恐怖心理を 表すとされるVIX指数はリーマン・ショック前 の水準まで低下している。
米
10
年国債利回り
日経平均
香港
H
株
NYダウ
ドル円
VIX
指数(恐怖指数)
作成:岡三証券、8月16日現在 作成:岡三証券、8月16日現在 (%)h
<サマーラリーは継続へ> 8月に入り、世界の主要株式市場で緩やかなサマーラリーが 続いている。この時期は夏季休暇入りする投資家が増えるこ とから出来高は減少傾向にあるが、「閑散に売りなし」の格 言通り、薄商いの中で静かなラリーとなっている。 主要国の株式相場上昇の背景にあるのは、投資家心理の改 善を受けたリスクマネーの流入だ。NYダウが年初来高値圏ま で値を戻す一方で、欧州債務危機を受けてこれまで安全資産 として買い進まれてきた米10年国債は、8月に入って利回りが 上昇(価格は下落)に転じている。投資家の恐怖心理を表す とされる米VIX指数(恐怖指数)は先週、リーマン・ショック 前の水準まで低下するなど、投資家のリスク許容度は足元で 改善傾向にある。 <ファンダメンタルズの改善を背景としたリスク資産投資へ> 投資家心理の改善が進む中で、今週もサマーラリーが継続 する展開を想定する。8月前半までの相場上昇は欧米中銀によ る追加金融緩和期待による部分が多かった。「Fedには逆らう な」の格言にもある通り、手掛かり材料が少ない中で欧米中 銀の追加緩和期待と投資家心理の改善を背景とした相場の上 昇局面であったといえよう。 今週からは市場参加者が徐々に戻り始め、欧州では独メル ケル首相とギリシャ・サマラス首相による会談(24日)を初め とする各種交渉が再開される。そういった意味では、サマー ラリーの足腰の強さが試される一週間となろう。米国では住 宅や耐久財などの重要統計が発表される。経済統計の改善は QE3期待の後退につながるが、ファンダメンタルズの改善を 受 け た サ マ ー ラ リ ー に 局 面 が 移 行 す る 可 能 性 も あ ろ う 。 (杉山) 国 株価指数 2010年騰落率 2011年騰落率 2011年末 8月17日(注) 年初来騰落率 日本 日経平均 -3.0% -17.3% 8455.35 9162.50 8.4% アメリカ NYダウ 11.0% 5.5% 12217.56 13250.11 8.5% アメリカ ナスダック 16.9% -1.8% 2605.15 3062.39 17.6% イギリス FTSE100 9.0% -5.6% 5572.28 5834.51 4.7% ドイツ DAX 16.1% -14.7% 5898.35 6996.29 18.6% フランス CAC -3.3% -17.0% 3159.81 3480.49 10.1% ロシア RTS 22.5% -21.9% 1381.87 1431.07 3.6% ブラジル ボベスパ 1.0% -18.1% 56754.08 59445.79 4.7% 香港 ハンセン 5.3% -20.0% 18434.39 19962.95 8.3% 香港 H株 -0.8% -21.7% 9936.48 9741.78 -2.0% 中国 上海総合 -14.3% -21.7% 2199.417 2112.197 -4.0% インド センセックス 17.4% -24.6% 15454.92 17657.21 14.2% <主要国株価指数動向> ※岡三証券作成、終値ベース、休場の場合は直近値。(注)日経平均は8月17日の終値。他は全て8月16日の終値。<日経平均は5月に空けた窓を試す動きへ> 今週の日本株相場は戻りを試す展開となり そうだ。ここにきて、米国経済指標に景気の 堅調さを示す指標が相次いでいるほか、欧州 情勢も落ち着いていることから、円高修正の 動きが強まっている。今週は米経済指標の改 善持続が見込まれている上、独メルケル首相 とEU首脳との会談が週末に予定されている。 9月のFOMCにおけるQE3の実施期待が低下 することに加え、ユーロ危機が一段と和らぐ との期待が台頭することが予想される。 日経平均は7月6日以来となる9,000円台を 回復した。外部環境の改善と、今週月曜日に 設定が予定されている日本株投信に資金が集 まっているとの観測が支援材料となり、お盆 休みで国内勢の市場参加者が少ない中、先物 主導で上げ幅を拡大した形。日経平均は5月 の下落時に空けた窓(9,206~9,344円)が上 値のメドとして意識されよう。 <国内勢の戻り売り圧力の強さを試す週> 先週は日本株相場が上値追いの展開となっ たが、その原動力は海外投資家だ。反対に国 内個人投資家と投資信託が売り越しに転じた。 特に、投資信託は3月第3週以来の売り越しと なっている。7月に9,000円台を回復した局面 では、国内勢が売り越し姿勢に転じ上値を抑 えた経緯がある。今週からお盆休みが明け、 国内勢も本格的に戻ってくる。今週は国内勢 の売り圧力を試す週となりそうだ。 <輸出関連株に期待> 個別銘柄の物色対象が、内需・グロース株 から輸出関連株へ拡大。物色の広がりがみら れたことは、相場の先行きにはプラス材料だ。 米国景気減速懸念の後退で円安基調に転じた ことから、自動車株や精密株などの輸出関連 株の上昇継続に期待したい。相場の継続性を 占う上では、循環物色が継続するか注目され る。(諏訪) 日銀金融緩和後の騰落率 4 5 6 7 8 9 TOPXコア30 規模別大型 TOPIX 規模別中型 規模別小型 (%) ※出所:Astra、2/13終値~3/2現在 ● 日経平均は5月に開けた窓を試す動き