1
2014
年
10
月
プロジェクトの背景
2048年までに本当に魚はいなくなってしまうのか?
•
水産業は、GDPの1.3% (2007年)
•輸出額の3.4 % は水産品(2006/2007年度)
さらに、
•地方部の全国世帯の
72%
は、漁業活動
に従事している
バヌアツの水産業
•from FAO Fisheries and Aquaculture Department
•http://www.fao.org/fishery/facp/VUT/en#CountrySector-Statistics
73% 自家消費のみ
自家消費+販売 26%1. プロジェクトの枠組み
<プロジェクト目標> 離島を含む対象地域において、バヌアツ水産局(VFD)の適切な技 術支援により、コミュニティを主体とする沿岸資源管理(CB-CRM)が 実践される <上位目標> 1. 沿岸環境の保全および沿岸資源の持続的利用が対象地域で強化される 2. コミュニティを主体とする沿岸資源管理(CB-CRM)が、周辺地域に波及する <成果> 1. コミュニティを主体とする沿岸資源管理(CB-CRM)を支援する水 産局の能力が強化される 2. 対象地域のコミュニティが沿岸資源管理(CB-CRM)アプローチの 技術と知識を習得する 3. 沿岸資源管理(CBCRM)の実践を通じた経験と教訓が集約・統合 される3
2. 対象サイト
Amal-Crab Bay
Uripiv & Uri Island
Mangaliliu, Lelepa Island Aneityum Anelcauhat
3. プロジェクトの実施日程
2012 2013 2014 ステップ 1 ベースライン調査 パイロットプロジェクト案の策定 2月 9月 ステップ 2 パイロットプロジェクトの実施と モニタリング 10月 12月 ステップ 4 国内・地域セミナーを通じたCB-CRMアプローチの普及 1月 11月 水産局とコミュニ ティで継続実施 ステップ 3 CB-CRM計画の策定 CB-CRM計画の評価・モニタリン グ 2月 2月 10月にセミ ナー開催4. 主要アプローチとその観点
• 船外機付き帆走カヌーによる 漁業操業コストの軽減 • 参加型計画策定ワークショッ プの開催と、相互交流プログ ラムの実施 • 対象地域の保全海区 (MPA)登録と制度策定 • コミュニティ活動を支援す る、タイムリーな調整 • FAD導入によるリーフ漁業から 沖合漁業への転換 • 漁獲物の付加価値化 • 貝細工の製作・販売 • 重要種の保全に向けた啓発 活動 • 漁業活動記録 • ヤコウガイの放流・育成 • シャコガイの生簀養殖 • 沿岸種の資源調査 資源と環境 CBCRM活動重要性 と利点の理解 経済・生産 観光産業との連携 漁業の多角化 社会・文化 伝統的な統治 制度・知識 コミュニティ組 織 制度とガバナン ス CBCRM制度の設 計・運営 目的: 対象コミュニティの社会・経済状況と 沿岸資源管理活動に関する基礎情 報を収集・分析する。ステップ1
ベースライン調査 パイロットプロジェクトの計画策定5 地域の漁業活動の現状、漁獲の傾向、漁業活動の経済状況に ついて、コミュニティ主体で漁業活動記録を収集し、分析する。
資源・環境の観点
コミュニティ主体の漁業活動記録と分析
ステップ2
パイロットプロジェクトの実施とモニタリング
重要種の保全・育成に関する啓発活動
(エファテ島北西部サイト)
海産貝類(タカセガイ、ヤコウガイ)の放流・育成
商品価値のあるタカセガイとヤ コウガイを、マラクラ州ウリピブ 島の沿岸に放流して、定期的 に対象コミュニティと共同で育 成状況をモニタリングする。シャコガイの生簀養殖
コミュニティの新しい収入活動 として、対象コミュニティに沿岸 でのシャコガイ養殖を普及す る。7
経済・生産の観点
漁法の多角化と観光産業との連携
コミュニティ主体の浮き魚礁(FAD)の敷設・管理 リーフ域(前浜)の漁獲圧を減ら すため、コミュニティ主体で、沿岸 ・沖合にFADを設置・管理する。大洋州共同体(SPC)
モデル
既存の大洋州の浮き魚礁
SPCモデルの費用
・資材費:US$ 4,500
・資材輸送費
・敷設にクレーン船が必要
12 sand bags @ 55 kg/bag Total 660kg in air (290 kg in water) High pressure mid-water buoy Diameter: 28cm (buoyancy 11kg) Stays 100m under surface Main rope PP 12m/m, 600m Main rope PPE 12m/m 600m 4m 24m 8m 5/8” swivel 7/8” swivel ½” swivel Triple rope ring covered by old tube 7m, Main rope double PPE 12mm Sand bottle 500ml x 4pcs PPE 12mm & 10mm, 48m PPE 12mm & 10mm, 24m 3m x 3m Tarpaulin x 3pcs Oval float 43x29cm, (buoyancy 20kg) x 3pc 5/8” swivel 5/8” swivel Inflatable float 55x71cm (buoyancy 85kg) PPE 12mm & 10mm Lelema #2 (800m) プロジェクト導入の改良小型FAD (2012)
No. Item Description QTY price Unit Price(US$) Remarks Buoyancy Sinking force 1 Polyform float A-4, 55x71cm, buoyancy 85kg
(red) 1 75 75 Inflatable buoy 85kg 2 Oval float 30G-2 ABS 200m, 437mmx290mm+40mmHole, buoyancy 20kg (yellow) 5 28.6 143 Head parts 100kg(20x5)
3 Swivel Galvanized Eye&eye swivel 1/2", 0.64kg/pc 6 13.5 81 for floats (0.64x6x0.87)3.3kg 4 Tarpaulin 2.2mx1.7m 7 10 70 appendages
5 Duradan PPE rope
12mm/dia x 250m/coil, 16.5kg/coil, breaking load
2,654kg (green)
1,000 0.37 370 main rope for FAD, 4coils [16.5x(1/0.93-1)x3]3.6kg 6 Sand bottle 500ml plastic bottle with sand 6 0 0 sinkers for rope (0.5x6x0.44)1.3kg 7 Duradan PPE rope
12mm/dia x 250m/coil, 11.9kg/coil, breaking load
2,654kg (green)
750 0.37 277.5 main rope for FAD, 3coils [16.5x(1/0.93-1)x3]3.6kg 8 Swivel Galvanized Eyw&eye swivel
5/8", 1.2kg/pc 4 21 84
for appendages & mid-water buoy
4.1kg (1.2x4X0.87) 9 Pressure float
ABS float, 10b-8, dia x hole: 290 x 28mm, buoyancy 11,000g, water resist 800m 1 96 96 High pressure type, mid-water buoy for FAD 11kg 10 Swivel Galvanized Eye&eye swivel
7/8", 2.9kg/pc 1 42 42 for anchor part
2.5kg (2.9x1x0.87) 11 Sand bag Synthetic bag 550x850mm
(for 60kg) 16 3.5 56 55kg sand/bag as FAD anchor 387kg (55x16x0.44) Total 202.3kg 398.2kg Duradan PPE rope breaking load 338kg (green)4mm/dia x 500m/coil, 250 0.06 15 working rope 1/2coil
Garden hose 20 0 reinforcementfor rope Tyre tube 2 0 for rope
reinforcement US$ 1309.5
プロジェクト導入の改良小型FADの資材費
9 12 sand bags @ 55 kg/bag Total 660kg in air (290 kg in water) High pressure mid-water buoy Diameter: 28cm (buoyancy 11kg) Stays 100m under surface Main rope PP 12m/m, 600m Main rope PPE 12m/m 600m 24m 5/8” swivel 7/8” swivel Triple rope ring covered by old tube 7m, Main rope double PPE 12mm Sand bottle 500ml x 4pcs
Piece of old net (PE), LxD= 7m x 1m PPE 12mm & 10mm, 24m 3m x 3m Tarpaulin x 3pcs Oval float 43x29cm, (buoyancy 20kg) x 5pc 5/8” swivel 5/8” swivel PPE 12mm & 10mm Lelema #2 (800m) Sponge buoy 25x22cm, (buoyancy 7kg) x 11pc Wire rope (dia.16mm x 7m)
with PVC tube (dia.25mmx7m
さらに改良を加えた、バヌアツ版小型FADモデル (2013)
改良FADの導入効果
2015年3月の大型サイクロン「パム」がバヌアツ上陸
➡
プロジェクト・水産局が敷設した、すべての9つの改
良小型FADは流失しなかった。
沿岸コミュニティは、被災直後、FADを利用して漁獲を
続け、緊急の食料を得ることができた。
地元漁獲魚の付加価値化
フィッシュカフェの経営
アネイティム島でのイセエビの漁獲圧 を減らすため、当島を訪問する観光 客に地元の浮き魚を用いた食事を提 供する「フィッシュカフェ」をコミュニテ ィ主体で運営する。 メニュー 価格(US$)Barbeque Snapper Kebab 2.8 Plat of Deep Fried Finger with Tartare
Source 7
Poach Snapper with Fish Veloute Served
with Rice Pilaf 13.3 Gilled Snapper with Tartare Served with
Rice Pilaf 13.3
プロジェクトで紹介した浮き魚料理メニュー
11
アネイティム島フィッシュカフェの収入・支出
(2013年9月~12月)
日付 2-Sep 8-Sep 11-Sep 16-Sep 19-Sep 26-Sep 28-Nov 1-Dec
売上 549 316 364 606 606 386 356 238 材料費 139 142 119 163 191 67 171 76 人件費 192 147 245 209 249 169 134 89 粗利 218 28 185 236 169 150 52 74
単位:US$
貝細工の製作・販売
新しい収入減の確保と、沿岸資 源管理の啓発活動を兼ねて、地 元採集の貝殻を用いて、コミュニ ティ主体で貝細工を製作し、販 売する。帆走カヌーの活用による、沿岸・沖合漁業のコスト軽減
伝統的な帆走カヌーを、小型船外 機を敷設できるように改良すること で、沖合漁場までのアクセスを改善 して、さらに漁業コストを減らす。社会・文化の観点
伝統的なガバナンス制度の尊重とコミュニティ組織の強化今までの船外機
小型(FRP)ボート
船外機付き帆走
カヌー
船外機
馬力
30 – 45 HP
8 HP
燃料費
US$ 20 - 30 / 出漁
US$ 10 - 15 / 出漁
改良帆走カヌーの導入による効果は?
13 沿岸資源管理計画策定のワークショップを開催して、コミュニティ関 係者と既存の沿岸資源管理計画を見直し、今後1年間の沿岸資源 管理活動のアクションプランを作成した。 プロジェクト・サイクル・マネージメント(PCM)手法による、コミュニ ティ関係者による沿岸資源管理計画のアクションプラン作成
住民参加による沿岸資源管理計画の立案
制度・ガバナンスの観点
コミュニティのイニシアティブを支援する制度設計 アマル-クラブ湾の海洋保護区 (MPA)認証・登録 合同調整委員会の開催: 環境局、観光局、女性局、中 小ビジネス局、ローカルNGOが 参加し、プロジェクトと連携沿岸資源管理計画策定のワークショップをパイロットプロジェクト 前(第1回)と後(第2回)に開催。第1回はパイロットプロジェクト の活動計画を作成。第2回目は活動進捗・成果を確認し、成果を 踏まえた、今後5年間の活動計画(アクションプラン)を作成した。
沿岸資源管理計画策定ワークショップ
ステップ3
コミュニティ主体の沿岸資源管理計画の策定
資源管理計画のモニタリング・評価
• 離島であるが、海洋保護区が設定されており、リー
フ内の資源が回復しつつある。そのリーフ内の環境
を目当てに、数多くのクルーズ船が立ち寄る。
• 過剰な収穫で、ヤコウガイ資源が大幅に減少した。
長年の禁漁で、資源が回復しつつある。
• イセエビの収穫サイズ制限が、コミュニティ主体で行
われている。
4-1. アネイティム島でのコミュニティ普及員育成アプローチ
サイトの特徴
ステップ4
コミュニティ主体の沿岸資源管理アプローチを、国内・地
域に普及するワークショップを開催する。
15 コミュニティ主体の沿岸資源管理とリンクした観光開発 水産局職員の不在 (制度・ガバナンス) コミュニティ普及員へのOJTの実施 コミュニティ普及員のアシスタントの育成 経済・生産 (漁業以外の収入源) 観光開発 経済・生産 (漁業活動の多角化) FAD漁業の導入、漁獲魚の 保存・販売、フィッシュカフェ 経営 取られたアプローチ • 資源管理委員会の能力の強化、資源管理計画の改定 • ミステリー島周辺に限定した海洋保護区(MPA)が、アネイティム 本島のアナルカハット村の周辺海域にも伸展。 • 漁獲データの収集が、イセエビに加え、主要魚種まで広がる。 達成 サイトの特徴 4-1. アネイティム島でのコミュニティ普及員育成アプローチ 4-1.アネイティム島でのコミュニティ普及員育成アプローチ
同様のアプローチが応用できる条件とは?
➢水産局職員が駐在しておらず、定期的な訪問が難
しい離島地域
➢伝統的なガバナンスが機能しており、様々な社会
課題に取り組むコミュニティ組織がある。
➢コミュニティ住民が、資源管理・環境保全に高い意
識がある。
➢資源管理活動を支える、何らかの経済活動がある。
クラブ湾の沿岸には14のコミュニティが
ある。さらにウリ島、ウリピブ島のコミュ
ニティを加えて、「クラブ湾・沿岸資源管
理委員会」が2002年に設立。陸ガニ資
源の共同管理に取り組んできた。
近年は、主要委員の高齢化で、資源管
理委員会の活動は滞っていた。
4-2. マラクラ島での様々なコミュニティとの連携と、既存の
資源管理組織の能力強化
サイトの特徴
多様なコミュニティが組織化され、連携している。 水産局職員が地域に駐在している。 (制度・ガバナンス)政府組織との連携促進 (社会・文化)活動活性化に向けて、コミュニ ティ内の青年人材の発掘。育成 経済・生産 (他の収入源) クラブ湾の自然・文化を活用 した観光事業 経済・生産 (漁業活動の多角化) FAD漁業の導入、漁獲魚の 流通・販売の促進 取られたアプローチ • クラブ湾海洋保護区(MPA)が政府登録 • 陸ガニの収穫データ収集活動が強化 • 対象コミュニティによる漁獲データ収集・分析が開始 • ノコギリガザミ(マングローブクラブ)も資源管理の対象種に。 達成 サイトの特徴 4-2.マラクラ島での様々なコミュニティとの連携と、既存の資源管理 組織の能力強化17
同様のアプローチが応用できる条件とは?
➢多様なコミュニティが同じ公共財を利用している
➢コミュニティが連携し、組織化されている
➢コミュニティ間のアクセスが容易である
➢水産局の支援サービスが得られやすい。
➢他の政府機関と連携しやすい。
4-2.マラクラ島での様々なコミュニティとの連携と、既存の資源管理 組織の能力強化 ヤコウガイ・タカセガイの母貝放流地 Lelepa Island Mangaliliu Village ヤコウガイの母 貝放流地 Tamas Katoa タカセガイの母貝放 流地 4-3. エファテ島北西部での観光開発との連携アプローチ フェーズ1での対象地 首都ポートビラに近い MPA委員会がない 伝統的なガバナンスが弱っ てきている。 オオジャコの母 貝放流地コミュニティ内、コミュニティ間の協力関係が強くない 首都の政府機関から行政サービスが得られやすい (社会・文化)コミュニティの酋長の参加 (社会・文化)多様な関係者が関与 (制度・ガバナンス)他の政府機関との連携 経済・生産 (他の収入源創出) 貝細工の製作・販売 経済・生産 (漁業活動の多角化) FAD漁業の導入、漁獲物 の流通・販売促進 取られたアプローチ • (社会・文化)沿岸資源管理委員会が設置 • 沿岸資源管理計画が自主的に更新 • 漁獲魚のデータ収集活動の開始 達成 サイトの特徴 4-3. 観光開発との連携アプローチ
同様のアプローチが応用できる条件とは?
➢社会・経済インフラ(特に道路、海路)が整備されて
いる。
➢政府の行政サービスにアクセスしやすい。
➢伝統的なガバナンスが弱ってきている。
4-3. 観光開発との連携アプローチ19
4.4 パイロットプロジェクトの結果
社会・文化の観点
多様な地域関係者の巻き込み
FAD漁業、貝細工製作など、生計向上活動の実施により、コ ミュニティ内の多様な住民がプロジェクトに参加した。女性、青 年、長老に亘り、多様な世代が参加することで、コミュニティ全 体で社会活動に取り組む意識が生まれ、資源管理活動にも円 滑に取り組むことができた。人材の交流プログラム
スタディーツアーを実施して、コミュニティ代表者が他のパイ ロットサイトを訪問して、他のコミュニティの取り組みを見学し、 意見交換する機会を設けた。また、沿岸資源管理計画の策定 では、コミュニティ関係者はポートビラに集まり、お互いに協力 にしながら、資源管理計画を策定した。こうした人材交流は、コ ミュニティ関係者に活動に取り組む大きな意識付けになった。.社会・文化の観点
コミュニティ内の人材の活用
水産局の人材は少なく、行政サービスにも限界があるため、コ ミュニティ内の人材を「コミュニティカンターパート」として採用し て、各サイトのパイロット活動の実施運営を担当した。コミュニティ内での有望な青年人材の発掘・育成
プロジェクト成果の自立持続性を保つために、コミュニティ内の 青年リーダーを発掘して、各パイロット活動のグループ担当を 任せて、実施管理能力を育成した。これにより、コミュニティ住 民への働き掛けが強化された。経済・生産の観点
観光開発との連携
パイロットプロジェクトでは、漁業活動の多角化の他に、観光 と連携した収入源確保の活動も行った。アネイティム島の様 に、クルーズ船の頻繁な訪問は、稀なケースである。しかし、 ユニークな文化・環境を発見できれば、離島での観光開発は 可能性がある。観光開発が難しい離島では、農産品の付加 価値化など、別の手段での生計向上活動を検討する必要が ある。制度・ガバナンスの観点
他の政府機関とNGOとの連携
環境局の支援で、クラブ湾海洋保護区(MPA)は、政府登録 のMPAに認定された(バヌアツでは初めて)。観光局と女性局 の支援で、コミュニティが生産する貝細工の販売場所をクラフ トマーケット内に確保できた。中小ビジネス局の支援は、コ ミュニティが持参する漁獲物の販売場所を公共市場内に確 保できた。このようなコミュニティ活動を支援する、様々な政 府機関の協力は重要である。21 コミュニティ主体の沿岸資源管理を進める上で、 4つの観点での取り組みは重要である。 これらの観点のバランスを考えて、リソースの 投入したり、優先順位を付けたりすべき。 また、この4つの観点でのベースライン情報の収集も重要である。 この4つの観点の連携を配慮することで、島の条件が違ったとし ても、コミュニティ主体の沿岸資源管理(CB-CRM)が円滑に導 入できる。 また、各観点に含まれるアプローチの組み合わせによる、コミュ ニティ活動の構成には十分に配慮すべき。