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〔資料〕 スイスの連邦事項選挙・国民投票・国民発議(その一)――関係連邦法令及びベルン州法令の詳細――

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(1)

〔資料〕 スイスの連邦事項選挙・国民投票・国民

発議(その一)――関係連邦法令及びベルン州法令

の詳細――

著者

中村 英

雑誌名

東北学院大学論集. 法律学

41

ページ

87-128

発行年

1992-09-30

URL

http://id.nii.ac.jp/1204/00000341/

(2)

資 料

スイスの連邦事項選挙・国民投票・国民発議︵その一﹀

||関係連邦法令及びベルン州法令の詳細||

はしがき・訳・註

目 次 ー は し が き H 連邦事項の選挙・国民投票・国民発議関係法令仮訳 C H 1 囚 ﹁ 政 治 的 櫨 利 に 関 す る 一 九 七 六 年 一 二 月 一 七 日 の ︹ ス イ ス ︺ 連 邦 法 律 ﹂ ハ 以 上 本 号 ︶ CH ’ 図 ﹁ 政 治 的 権 利 に 関 す る 一 九 七 八 年 五 月 二 四 日 の ︹ ス イ ス ︺ 連 邦 彦 事 会 令 ﹂ C H 1 固﹁連邦議会の議事手続き並びに法律の形式、公布及び施行に関する︿政治的機関間の関係に関す る ︶ 一 九 六 二 年 三 月 二 三 日 の ︹ ス イ ス ︺ 連 邦 法 律 ︿ 抄 ﹀ ﹂ ﹁ 外 国 在 留 ス イ ス 人 の 政 治 的 権 利 に 関 す る 一 九 七 五 年 二 一 月 一 九 日 の ︹ ス イ ス ︺ 連 邦 法 律 ﹂ ﹁ 外 国 在 留 ス イ ス 人 の 政 治 的 権 利 に 関 す る 一 九 九 一 年 一 O 月 一 六 日 の ︹ ス イ ス ︺ 連 邦 参 事 会 令 ﹂ ﹁ ス イ ス 刑 法 ︵ 抄 ︶ ﹂ ﹁ 政 治 的 権 利 に 関 す る 一 九 八 O 年 五 月 五 日 の ︹ ベ ル ン 州 ︺ 法 律 ハ 抄 ﹀ ﹂ ﹁ 政 治 的 権 利 に 関 す る 一 九 八 O 年 五 月 五 日 の ︹ ベ ル ン 州 ︺ 大 評 議 会 令 ︿ 抄 ︶ ﹂ ﹁ 政 治 的 権 利 に 関 す る 一 九 八 O 年 二 一 月 一 O 日 の ︹ ベ ル ン 州 ︺ 執 行 評 議 会 令 ﹂ ﹁ 有 権 者 名 簿 に 関 す る 一 九 八 O 年 二 一 月 一 O 日 の ︹ ベ ル ン 州 ︺ 執 行 評 議 会 令 ﹂ C H E 囚 C H o 固 CH ’ 固 B E ’ 回 B E s 図 B E E 固 B E l 回 スイスの連邦事項選挙・国民投票・国民発議︿その一﹀ 八 七

(3)

ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ︶ J¥ J¥

はしがき

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, 咽 ・ A , t ・ 、 右 書 た と お り で は 主 題 関 係 の 法 β、

を 紹 介 す る が そ の 際 連 邦 事 項 の 選 挙 国 民 投 !§' 及 び 国 民 ︽ 資 料 の 内 容 ・ 特 色 ︾ 以下の作業は、専門の研究者と実務家を対象に、スイスにおける連邦事項の選挙、国民投票及び国民発議に関 する現行法令を翻訳︵仮訳︶し、資料として提供するものだが、これには次のような特色をあげることができる。 議の根拠法令は事情の許す限り広く取り上げ、そうした法令中の関係条文は、付則中のごく一部を除き、すべて 紹介することにしている。独立の項目を設けて紹介できなかった法令も、その重要な条項の要点を関係箇所の註 で扱うことにした。 (2) ﹁関係する法令を広く取り上げる﹂ことの自然な結果として、第二に、ここでは連邦の法令にとどまらず、 例としてでしかないが、ベルン州の関係法令まで取り上げた。連邦事項の選挙等についても、例えば選挙執行機 関の構成方法等を定めるのは州法令であって、州法令の参照なしには十全な理解ができないはずだからである。 (3) 連邦事項ではなく、関係規定の制定権が原則的に州にあることから州事項とされる全州院︹ H 連邦議会上院︺ の選挙についても、右に示した対象限定の例外となるが、ベルン州法令中の関係規定を紹介することにした。な お、表題の表記からは必ずしも明確でないが、国民投票及び国民発議については、連邦事項のものに限定してい る

(4)

(4) 当然ながら、すべて最新のテキストを掲載すると同時に、このはしがきの別項で、州法令を含む関係法令等 の今後の改正への対応の技術について簡単な紹介を行なった。 ︽ 資 料 の 意 味 ・ 限 界 ︾ スイスの選挙制度等については、既に日本人によっても紹介がなされている。以下の資料を利用される際も、そ うした作品を先に参照いただきたいが、既存の紹介を承知で、なお関係法令︵特に州法令まで︶を紹介しようとす るのは、これによって従来の説明では知り得なかった詳細が明らかになり、また、改正が頻繁なこの分野の最新 の全容が確かめられ、こうして、選挙制度等に関心を持つ研究者・実務家にだけでなく、限られた例を通じてで しかないが、連邦と州との権限配分に関心を持つ研究者にとっても価値のある基礎資料を提供できると信じたか ら で あ る 。 もっとも、今回取り上げた法令の内容は実に多方面にわたる反面、紹介者の学力不足も加わり、不適切な訳語 や定訳の無視だけでなく、思わぬ誤訳を残したことを恐れている。率直なご指摘をいただければ幸いである。 また、ここでは州法令の例としてベルンを取り上げた。それは、同州が連邦の首都をおくと同時に、住民数 ︵ チ ュ l リ ッ ヒ 州 に 次 ぎ ︶ と 面 積 ︵ グ ラ ウ ピ ュ ン デ ン 州 に 次 ぎ ︶ の い ず れ で も 第 二 位 の 重 要 な 州 だ か ら で あ る が 、 ベ ル ン で の具体例をどの程度一般化できるかについては十分示すことができなかった。 ︽ 紹 介 法 令 の 今 後 の 改 正 ︾ 連邦の法令については、連邦官房の編集する加除式の公式法令集﹁体系的連邦法令集﹂が主な出典なので、改 正のあった場合差し替えられる関係頁︵特にその脚註﹀によって今後の経過をたどることができる。もっとも、改 ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ﹀ )¥ 九

(5)

スイスの連邦事項選挙・国民投票・国民発議︵その一︶ 正経過については、﹁連邦法令全書﹂と上記﹁法令集﹂に共通の、毎年版の改められる﹁目次﹂で調べる方が便利 九 0 で あ る 。 ベルン州法令についても、連邦法令とほぼ同様で、主な出典である州官房編集の加除式公式法令集﹁体系的ベ ルン州法令集﹂やその﹁目次﹂で改正経過をたどれる。ただし、これらを日本国内で利用することが困難な場合 は、法令名だけ告げ、直接ベルン州官房に改正の有無を含めて照会をすることも可能と思われる。 なお、法令の最新の制定改廃経過の本格的な調査には、 の制定改廃経過紹介誌の参照が必要である。 いずれも全州および連邦法令の全体を対象とするこ種 ︵ 1 ﹀ 紹介者︿中村︶が現在日本国外にいるため文献検索が十全でなく、見落としを恐れるが、一九七五年以後に限っても、①関根照彦 ﹁スイスにおける直接民主制︿中﹀﹂自治研究五三巻五号︵一九七七こ二二頁以下、②松橋和夫・小川元・斎藤純子﹁スイス連邦共 和国﹂、辻清明監修﹃世界の議会③ヨーロッパ I ﹄︵一九八三ご六四頁以下、③小林武﹁スイスにおけるイニシアティプおよ びレファレンダム制度改革の一動向﹂、長谷川正安編﹃現代国家と参加︹公法学研究ニピ︵一九八四﹀三 O 五 頁 以 下 ︵ 後 に ﹁ 直 接 主制度の変容﹂と表題を改めて、小林﹃現代スイス憲法﹄︵一九八九どゴ二ハ頁以下﹀、④開銀照彦﹁スイスにおける妥協民主制 と 半 直 接 民 主 制 ﹂ 、 佐 藤 功 先 生 古 希 記 念 ﹃ 日 本 国 憲 法 の 理 論 ﹄ ︵ 一 九 八 六 ﹀ 四 O 三頁以下、⑤大下卓﹁諸外国の選挙制度︿二三|ス イ ス l ﹂選挙四一巻ニ号ご九八八﹀九頁以下がある。この内、②の﹁三選挙と直接民主制﹂の部分は、根拠法令の指示がなく、 また当然ながら八 0 年代中頃以後の改正等には対応していないが、以下の資料の対象全体に関する要点を、わかりやすく、しか もほぼ正確に︵ただし、﹁集団安全機構または超国家的共同体への加入﹂︵連邦憲法八九条五項﹀を倒剥制国民投票事項とするのは 適 当 で な い ﹀ 概 説 し て い て 簡 便 有 益 で あ る 。 仏語版同

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ム︶︵それぞれの後の括弧内は、日本の国立国会図書館の請求番号﹀。第三番目の正文、伊語版は紹介者に読解 力がなく審照できなかった。なお、スイス連邦の法令には、条約など一部を除き、独仏伊の三語の正文がある︵法令集及び官級に関 す る 一 九 八 六 年 三

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二 日 の 連 邦 法 節 ︵ 河 巴 昌 ・ 巴 M ︶八条﹀が、以下の註の中などでは、伊語版関係の法令集等への言及を省略した。また、右 に根拠規定として引用した一九八六年の連邦法律のように、﹁体系的連邦法令集﹂収録のすべての法令には三語版共通の十進式分 類番号が付されている。 仏 語 版 開 店

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。現在これを引用する時は、略称の後に西暦年数を太字算用数字で、頁数を通常の算用数字で表示して伺年の伺頁か を示している。なお、今日では掲概された各法令ごとの最初の頁の数字は両語版︵伊語版も﹀に共通。 仏 語 版 寸

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F N H N ﹀ 一 七 条 二 項 及 び 三 項 ﹀ 、 同

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回︵回印の﹀収録のすべての法令には、右の州憲法の例のようにニ語版共通の十進 式分類番号が付されている。 宛先は

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回 己 目 。 巴 ロ ︶ の も の 。 内 容 の 比 較 で は 、 原 則 的 に 改 正 の 具 体 的 内 容 や 出 典 を も 明 示 し て い る 点 等 で 、 後 者 が ︵ 特 に 、 手 元にスイスの法令集を持たずに利用するには︶すぐれている。 ︵ 4 ︶ ︵ 5 ︶ ︵ 6 ︶ ︵7 ︶ スイスの連邦事項選挙・国民投票・国民発議︵その一﹀ 九

(7)

スイスの連邦事項選挙・国民投票・国民発議︵その一︶ 九

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連邦事項の選挙・国民投票・国民発議関係法令仮訳

︶ ’ E A , ﹃ 置 、 ︺ 内 は 、 訳 者 ︵ 中 村 ﹀ に よ る も の で 、 見 出 し の な い 条 文 に そ れ を 付 し た り 、 本 文 中 に 補 足 を し て 、 参 照 法 令 、 そ の 条 数 及 び 原 語 等 を 示 す の に 用 い て い る 。 一 訳 文 中 に 多 用 さ れ て い る 、 ︵ ﹀ 内 の 記 述 は 、 原 テ キ ス ト の も の で あ る 。 一 訳文の内容に関する訳者による註の内で、長文にわたるものには番号を付し、まとめて各法令の後に置いた。 司 一 司 は ﹁ 連 邦 官 報 ﹂ ︵

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の略称。引用の際は、略称の後に西暦年を算用数字で、次 いでその年内の巻数をローマ数字で、最後に頁数を算用数字で示す。また、

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の後に四角に固ま れた数字を付けて示したのは、この資料で紹介する法令の略記号で、各記号の具体的内容は目次参照。この他 の略称については﹁はしがき﹂の註︿

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︶ を 参 照 さ れ た い 。 ⋮ ︺内、及び訳文に関して、まとめて法令の後に置かれた註の中では、当 ︽ 凡 例 ︾ 訳 文 中 の 、 ︽ ︾内の﹁見出し﹂は、原テキストの見出しである。 (2) 訳 文 中 の 、 ︹ (3) (4) (5) (6) 特定法令の前註、その訳文中の︹ 該特定法令の条項は単に条数等だけで示し、法令名を省略することがある。

(8)

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﹁政治的権利に関する一九七六年一二月一七日の︹スイス︺連邦法律﹂

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︽ 前 註 ︾ この法律は、連邦事項の選挙、国民投票、国民発議に関係する従来の多数の連邦法令︵主要な六法律は八九条参照﹀ を統合して参照を容易にすると同時に、従来指摘されていた欠陥や不明確な点︵何が国民投票要求署名簿用紙の必要的 記 載 事 項 か 、 選 挙 の 際 の 候 補 者 名 簿 再 連 携 は 許 さ れ る か 等 ﹀ を 是 正 し ︵ 六 O 条 、 三 一 条 一 項 後 段 ︶ 、 ま た 郵 送 投 票 要 件 の 緩 和 ︵ 五 条四項@﹀、票決に関する、連邦参事会作成の説明文の配布︵二き蚕﹀、有権者資格の集団的認証の可能性︵六二条 四 項 、 七 O 条﹀など種々の改正を加えたもので、この法律自体に対する国民投票での承認を経て、一九七八年七月一 から施行。現在この分野の最重要の連邦法律であるといえる。 もっとも、この法律も連邦憲法︵河巴巴﹀の関係規定︵この法律の公布文参照﹀を前提にしているため、例えば、投票 権年齢、国民投票要求や国民発議の対象となる規範等の内容、また国民投票要求や国民発議成立に必要な署名数 等を明示していない。従って、選挙等に関する完壁な資料としては、連邦憲法の紹介から始めるべきところであ るが、今日の日本では小林武教授による最近年の丁寧な翻訳を参照できるため、専門家を対象とするこの資料で は、これを省略することにした。ただし、連邦憲法七四条二項がその後︵一九九一年三月︶改正され、連邦事項の投票 権年齢が一八歳とされていることへの注意は必要である。 ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ハ そ の 一 ﹀ C H ’ 回 九

(9)

スイスの連邦事項選挙・国民投票・国民発議︵その一︶ 九 四 以 下 の 訳 文 の 原 テ キ ス ト に は 、 ﹁ 外 国 在 留 ス イ ス 人 の 政 治 的 権 利 に 関 す る 一 九 九 一 年 三 月 二 二 日 の 改 正 連 邦 法 律 ﹂ の

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部分︵スイスの実務での通例では H 章と呼ぶ﹀による改正︵一九九二年七月一日施行︶までを織り込んでいるが、この 最 終 改 正 は 、 こ の 原 稿 執 筆 時 ま だ 同

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河﹀に移されていないため、この部分に限って、同 0 5 2 N ω ∞ ∞ ︵ ﹀

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同 由 也 ] N ω ∞ ∞ ﹀ を 出 典 と し た 。 ︵1 ︶ 全体に制度の全連邦内統一化が意図されていることや、従来限定されていなかった国民発議提出期聞が、発議内容の告示後一八 箇 月 に さ れ た こ と ︵ 七 一 条 一 項 ︶ 等 が 原 因 と 見 ら れ る 国 民 投 票 要 求 が 成 立 し た ︵ 連 邦 政 府 を 構 成 す る 四 政 党 中 で は 、 社 会 党 一 党 が の 法 律 に 反 対 し た ︶ が 、 一 九 七 七 年 一 二 月 四 日 の 投 票 で こ の 法 律 は 国 民 の 支 持 を 得 た ︵ 八 O 九 八 六 二 票 の 支 持 、 五 五 二 九 六 二 票 の 反 対 ︶ 。 小林武﹃現代スイス憲法﹂︵一九八九﹀二七一頁以下ご九八九年八月一日現在のテキスト﹀、又は抄訳だが、樋口陽了吉田善明 編 ﹃ 解 説 世 界 憲 法 集 ・ 改 訂 版 ﹄ ︵ 一 九 九 一 ﹀ 一 O 四 頁 以 下 ︹ 小 林 武 訳 ︺ ︵ 現 在 進 行 中 の 連 邦 憲 法 全 面 改 正 作 業 に 関 し て は 、 前 者 の 一 二七頁以下︶参照。ただし、当然ながら小林教授と以下の資料の訳者︵中村︶とでは、いくつかの訳語に差異がある他、中村とし ては、関係規定の範囲では、同教授訳文四七条の﹁スイスにおける滞在者﹂は、﹁スイス人滞在者﹂に、士二条一項の﹁連邦法 律の制定と同様に、国民発議︵イニシアティプ﹀の方法により着手される。﹂は、﹁連邦法律制定の方法と並んで、国民発識の方 法により着手することができる。﹂とすべきだと考えている。また同訳文七四条四項では﹁住民投票﹂の直後の﹁および選挙﹂と い う 語 句 が 抜 け て い る 。 この改正の結果、旧規定中の﹁連邦文は居住する州の法律によって、﹂の傍線部分も削除されたため、七四条二項は、﹁一八歳に 達し、かっ、連邦の法律によって政治的権利を剥脱されていないすべてのスイス人男性及びスイス人女性は、こうした選挙及び 票 決 に 参 加 す る 権 利 を 持 つ 。 ﹂ と い う 内 容 に な っ た 。 こ の 傍 線 部 分 削 除 の 意 味 に つ き 論 じ た い 点 も あ る が 、 こ こ で は 立 ち 入 ら な い ︿ 2 ︶ ︵ 3 ︶

(10)

ス イ ス 連 邦 議 会 は 、 連邦憲法第四三条、第四七条、第六六条、第七二条から第七七条まで、第八九条、第八九条の二、第九

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条 か ら 第 一 二 三 条 ま で に 基 づ き 、 一 九 七 五 年 四 月 九 日 の 連 邦 参 事 会 ︹ H 連 邦 政 府 ︺ 教 書 ︹ 司 司 巴 芯 同 ロ

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を 検 討 の 上 、 以 下 の と お り 定 め る 。 第一篇 投票権及びこの権利の行使 第 一 条 ︽ 投 票 権 の 内 容 ︾ 連邦憲法第七四条による投票権とは、国民院︹ H 連邦議会下院︺の選挙及び連邦の票決に参加する権利、並びに連 邦の国民投票要求及び国民発議に署名する権利である。 第 二 条 ︽ 投 票 権 の 排 除 ︹ 投 票 権 を 有 し な い 者 ︺ ︾ 精神病又は精神薄弱のために禁治産者とされた市民︵スイス民法︹。。含 。 − ︿ 巴 ω E 8 0 \

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(11)

スイスの連邦事項選挙・国民投票・国民発議︵その一﹀ 九 六 第三条︽政治上の住所︾

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E , ’E A , s E、 投票は、政治上の住所、すなわち有権者が住み、かっ、地方当局に届け出をしている自治体︹

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(2) 行 な わ れ る 。 本籍地証明書以外の書類︿本籍地認定書、仮の書類等︶を自治体に提出する者は、本籍地証明書を提出した土地 の有権者名簿にその者が登録されていないことの証明によってはじめて、前者の自治体で政治上の住所を獲得する。 第四条︽有権者名簿︾ (2) (1) 有権者は、その政治上の住所地の有権者名簿に登録される。登録及び抹消は職権によって行なわれる。 ある選挙又は票決のための登録は、選挙又は票決の期日に投票参加要件を満たすのであれば、期日の五日前まで 受 理 さ れ る 。 (3) すべての有権者は、有権者名簿を閲覧することができる。 第五条︽投票権行使に関する原則︾ (1) 投票には、公給の票決用紙及び公給の選挙用紙を用いなければならない。

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票決用紙及び候補者名等の印刷されていない選挙用紙は、手書きで記入されなければならない。候補者名等の印 則されている選挙用紙は、手書きの記載によらなくては︹印刷内容を︺変更できない。 (3) 有権者は、用紙を自ら投票箱に投ずることによって権利を行使しなければならない。 (4) ① 次の者は郵送投票ができる。 病者及び身体障害者

(12)

⑥ ① ① やむを得ない理由により投票所に行けない有権者 自分の政治上の住所外に滞在中の有権者 外国在留中のすべてのスイス人 (5) 州が︹前項︺より広い範囲で郵送投票を認める場合、︹州の︺この定めは、連邦の票決及び選挙にも同様に適用され る

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7) (6) 条 身

害 者 の 投 票 代理投票は、州法が州の票決及び選挙でそれを認める範囲において、︹連邦の票決及び選挙にも︺認められる。 投票の秘密は、保護されなければならない。 州は、身体障害者となった有権者又はその他の理由により投票権行使に必要な行為を自ら行なうことのまったく 不可能な有権者が、それにもかかわらず投票できるよう配慮をする。 (1) 第

条 繰 上 投 票 、〆 州は、投票日に先立つ四日間のうち少なくとも二日の問、繰上投票ができるようにする。 (2) 繰上投票に関して、州法は、投票が一定期間、すべての若しくは一部の投票所でできること、文は有権者が封を した封筒に投票用紙を入れて公務所に提出できることを定めなければならない。 (3) 州がより広い範囲で繰上投票を認める場合、︹州の︺この定めは、連邦の票決及び選挙にも同様に適用される。 (4) 州は、遺漏のない開票を確実にし、投票の秘密を保護し、更に濫用を防止するべき諸規定を定める。 ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ﹀ C H t 回 九 七

(13)

スイスの連邦事項選挙・国民投票・国民発議︵その一︶ 九 八 第八条︽郵送投票︾ (1) 州は、郵送投票のための簡明な手続きを定める。州は特に、有権者資格の検査を保証し、遺漏のない開票を確実 にし、投票の秘密を保護し、濫用を防止するような規定を定める。 (2) 郵送投票は、投票日の三週間前以後でなくては認められない。 第 九 条 ︽ 軍 人 ︹ 等 ︺ の 投 票 ︾ 執務中の軍人及び民間防衛組織の職務を遂行中の者は、州及び自治体の投票の際にも郵送投票ができる。 第二篇 票決 第 一

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条︽期日及び執行︾ (1) 連邦参事会は、票決の期日を定める。 (2) それぞれの州は、その州内での票決の実施を確実にし、必要な措置を定める。 第一一条︽票決に付される文面及び票決用紙︾

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連邦は、票決に付される文面及び票決用紙を州に提供する。 (2) 票決に付される文面と共に、連邦参事会の簡明な説明文が添えられるが、この説明文は、客観的であると同時に 重要な少数意見をも示していなくてはならない。 (3) 票決に付される文面及び説明文は、遅くとも票決の三週間前に有権者に届けられる。

(14)

第一二条︽票決用紙の無効︾ (1)

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次の票決用紙は無効とする。 公給の用紙でないもの 手書き以外の手段で記載されているもの 有権者の意思がはっきり示されていないもの 名誉を傷つける記載を含むか又は目印の付されているもの (2) 州の手続き︵投票用封筒、検査マ!ク又は検印等﹀に由来する無効及び絶対無効の原因︹

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噴 出 足 。 ︺ は 、 留 保 さ れ る 。 第一三条︽票決結果の確認︾ 無記入の用紙及び無効の用紙は、票決結果の確認にあたって考慮されない。 第一四条︽票決の記録︾

E A , z E、 それぞれの票決管理事務所ごとに、票決結果の記録が調製され、この記録は、登録有権者数、票決参加者数、無 記入用紙数、無効用紙数、有効用紙数及び原案を承認文は拒否した有権者数を表示する。 (2) 記録は州政府に送付され、州政府は州全体の暫定結果の再点検を行い、この暫定結果を遅滞なく連邦官房に伝え、 またこれを州の公報で告示する。 (3) 州は、記録、及び求めがあれば票決用紙をも、訴願期間満了︵第七九条第三項︶から一

O

日以内に、連邦官房に 送付する。票決結果の有効性確認の後、票決用紙は廃棄される。 ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ﹀ C H ’ 囚 九 九

(15)

ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ︶

OO 第一五条︽票決結果の確認及び告示︾ 、 . , , ’ E A , , ‘ 、 連邦参事会は、票決の確定結果を確認する︵有効性確認可 (2) 有効性確認の決定は、連邦官報で告示される。 (3) 連邦憲法の改正は、原案が別段の定めをしていない限り、国民及び州による承認と同時に効力を発する。 第三篇 国民院選挙 第一章 総 則 第一六条︽州聞の議席数の配分︾ (1) 国民院の議席数は、公式発表された直近の国勢調査の定住人口に従って、州の聞で配分される。 連邦参事会は、国勢調査のたびごとに、それぞれの州及び半州に分けられる議席数を定める。 (2) 第一七条︽配分の様式︾ 国民院の二

OO

の議席は次の方式に従い、州及び半州の間で配分される。

第一回配分 υ スイスの定住人口数を二

OO

で割り、こうして得られる結果を繰り上げた整数を第一回配分の基 数とする。人口がこの基数に達しない州それぞれに一議席が与えられ、こうした州は以後の配分に参加しない。 ⑥ 第二回配分いその他の州の定住人口数をまだ分けられていない議席数で割り、こうして得られる結果を繰り上

(16)

げた整数を第二回配分の基数とする。ここでのそれぞれの州は、その人口数が新しい基数を含む個数だけの議席 を 得 る 。

残余議席の配分いなお残された議席は、剰余が最大の州の聞で分割される。もし複数の州の剰余が同一の場合、 最後の議席は、第一回配分で得られた基数によってその人口数を割って最大の剰余を得た州に与えられる。 第一八条︿兼職禁止︾ i ’EA , t ・ 、 全 州 院 ︹ H 連邦議会上院︺議員、連邦議会の選任する高級公務員︹

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同 \ 冨

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包 ω 神 話 同 旬 。

38

﹄ の 文 脈 で は 、 具 体 的 に 、 連 邦 参 事 会 員 、 連 邦 官 房 長 官 及 び 連 邦 裁 判 所 裁 判 官 の 三 種 ︺ 、 及 び 連 邦 公 務 員 は 、 国 民 院 議 員 と な る こ と が で き な い ハ 憲 法 第七七条﹀。そうした者が国民院議員に選ばれた場合は、選挙後二つのうち自らの望む職務を宣言しなくてはならな し 、

(2) 連邦公務員は、国民院議員になって遅くとも四箇月で︹従前の︺職務を離れる。 (3) この規定は、聖職者に対して準用される︵憲法第七五条﹀。 第一九条︽選挙期日︾

’ E E − . , f・ 、 国民院の総改選のための通常選挙は、 一

O

月の最終日曜日の一週間前の日曜日に行なわれる。州政府は、代替選 挙 と 補 充 選 挙 ︹ 前 者 は 、 定 数 一 の と こ ろ が 欠 員 に な っ た 場 合 の 選 挙 ハ 五 一 条 可 後 者 は 、 複 数 の 定 数 の と こ ろ が 欠 員 と な り 、 繰 上 げ 当 選 等 で 補 充 さ れ な い 場 合 の 選 挙 ︵ 五 六 条 三 ︺ の 期 日 を 出 来 る 限 り は や く 定 め る 。 (2) 連邦参事会は、連邦憲法第一二

O

条第二項の意味での、国民院の特別総改選の場合の選挙期日を定める。 ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ﹀ C H E

(17)

ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ︶

第 二

O

条 ︽ く じ ︾ くじは、州にあっては州政府の指示に、連邦に関しては連邦参事会の指示によって行なわれる。 第二章 比例代表制 第一節 立候補 第二一条︽候補者名簿の提出︾ (1) 候補者名簿は、州政府に対して、遅くとも選挙日の四八日前︵すなわち七週間前の月曜日︶までに提出しなければ 工 ・ コ 工 、 。 e t 戸 ﹄ v 4 t

h v (2) 一二議席以上の権利をもっ州は、候補者名簿提出の期間及び立候補関係の規定によって定められた期間を最大限 二週間繰り上げることができる。 (3) 州は遅滞なく、連邦官房にすべての候補者名簿を伝え、候補者にはその者の載った名簿を告知する。 第二ニ条︽候補者の数及び表示法︾

. .

, ’aEa・ , , ‘ 、 候補者名簿は、選挙区で選ばれる議員数を超える被選挙資格者を載せることはできず、どのような名前も二回を 超 え て 載 せ て は な ら な い 。 ︹ こ の 結 果 、 現 に 実 例 が あ る と お り 、 一 部 ま た は 全 部 の 候 補 者 名 を ニ 回 載 せ た 名 簿 を 出 せ る 。 ︺ 名 簿 が れらを超える数の名前を含む場合は、最後部の名前が消去される。

(18)

(2) 名簿は、候補者の氏名、誕生年、職業、住所及び本籍地を表示しなくてはならない。 第二三条︽候補者名簿の表示法︾ それぞれの候補者名簿には、それを他の名簿と区別できる名称を付さなくてはならない。 第二四条︽署名者︾

ω

それぞれの候補者名簿には、選挙区に政治上の住所を持つ五

O

人以上の有権者の手書きの署名を付さなくてはなら h h 、 。 品向し (2) いかなる有権者も、複数の候補者名簿に署名することはできない。名簿提出後は、署名を撤回することはできな し 、

第二五条︽名簿署名者代表︾ (1) 候補者名簿の署名者は、署名者代表及びその補欠を指名する。指名の行なわれない場合は、署名の筆頭者が署名 者代表、次順位の署名者が補欠とされる。 (2) 署名者代表、これが不都合の場合には補欠は、名簿署名者の名において、また署名者を法的に拘束する仕方で、起 こり得る困難を解決すべきあらゆる指示をする権利を持ち義務を負う。 第二六条︽候補者名簿の閲覧︾ 選挙区の有権者は、所管当局において候補者名簿及び署名者の名前を閲覧できる。 第二七条︽重複立候補︾ ︶ − − A , t‘ 、 州政府は、同一選挙区の複数の名簿に名前の載っている候補者に対して、その候補者が選択する名簿を、遅くと ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︿ そ の 一 ︶ C H l 囚

O 三

(19)

ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ︶

O 四 も選挙日の四四日前︵すなわち七週間前の金曜日﹀までに指示するよう、遅滞なく要請する。 (2) 連邦官房は、複数の選挙区の名簿に名前の載っている候補者に対して、同様の要請をする。 (3) 候補者が、定められた期間内に態度を表明しない場合、複数の名簿に載せられた候補者の名前は、すべての名簿 か ら 消 去 さ れ る 。 第二八条︽立候補辞退︾ 候補者として推薦された市民は誰も、遅くとも選挙日の四四日前︵すなわち七週間前の金曜日﹀までに、州政府あ ての、書面での申し出によって立候補を辞退できる。この場合、この者の名前は職権で消去される。 第二九条︽名簿の調製、代替立候補︾ 、 . E E ’ ’ ・ A ’ ’ t 州政府は、候補者名簿を点検し、必要な場合、署名者代表が、名簿の欠陥を是正し、混同を避けるため︹名簿の︺ 名称を変更し、また職権で名前を消去された候補者を交替させるための期間を定める。 (2) 交替の資格で推薦された市民は、立候補を受け入れることを書面で宣言しなくてはならない。この宣言の無い場 合、この新たな候補者が既に別の名簿に載っている場合、又はこの候補者に被選挙資格のない場合は、その名前は 交替の提案から消去される。名簿署名者代表の別段の指示のある場合を除き、交替の候補は名簿の最後部に置かれ る (3) 認められた期間内に欠陥が是正されない場合、その名簿は無効を宣告される。この欠陥が立候補にのみかかわる 場合は、その候補者の名前だけが消去される。 (4) 選挙日の四一目前︵すなわち六週間前の月曜日︶以後は、もはや候補者名簿にいかなる変更も加えることができな

(20)

し 、

第 三

O

条 ︽ 選 挙 名 簿 ︾ (1) 最終的に確定された候補者名簿は、名簿となる。 (2) それぞれの名簿には順番を示す番号が付される。 第 三 一 条 ︽ ︹ 名 簿 ︺ 連 携 ︾ (1) 複数の名簿は、遅くとも選挙日の四一目前︵すなわち六週間前の月曜日﹀までに、署名者文は署名者代表聞の共同 の 宣 言 に よ り 、 連 携 す る こ と ︵ ︹ 名 簿 ︺ 連 携 ︶ が で き る 。 連 携 し た 名 簿 の 間 で の 再 連 携 も 認 め ら れ る 。 (2) 名簿連携及び名簿再連携︹の事実︺は、名簿上に表示されなくてはならない。 第三ニ条︽名簿の告示︾ 州政府は、出来る限り速やかに、州の公報により、名称及び名簿番号、並びに名簿連携及び名簿再連携への言及 をともなった名簿を告示する。 第三三条︽投票用紙の作成及び交付︾

’ E E − . ︵ 州は、すべての名簿のために、名簿の名称、もしそれがあれば名簿連携及び名簿再連携、番号及び候補者に関す る表示︵少なくとも、氏名及び住所﹀を載せた選挙用紙、並びに候補者名等の印刷されていない選挙用紙を作成する。 (2) 州は、遅くとも選挙日の一

O

目前までに、すべての選挙用紙一揃を有権者あてに届ける。 (3) 署名者は実費で、州の官房において、予備の、候補者名等の印刷された用紙を受け取ることができる。 ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ﹀ CH ’ 囚

O 五

(21)

スイスの連邦事項選挙・国民投票・国民発議︵その一﹀

O 六 第二節 投票及び結果確認 第三四条︽制度解説の便覧︾ それぞれの選挙の前に、連邦官房は、選挙用紙とともに有権者に届けられる︿第三三条第二項﹀簡明な説明の便覧 を 作 成 す る 。 第三五条︽用紙記載の方法︾ (1) 候補者名等の印刷されていない選挙用紙を用いる者は、そこに、被選挙資格のある候補者の名前及び名簿の名称 又はその番号を記載することができる。 (2) 候補者名等の印刷された選挙用紙を用いる者は、候補者の名前を消去すること︵抹消﹀及びほかの名簿の候補者の 名前を−記載すること︵混合︶ができる。このほか、印刷された名簿の番号若しくはその名称を消去すること、又は更 にこうした表示を別の番号若しくは別の名称に置き換えることができる。 (3) 同じ候補者の名前は、 一 つ の 用 紙 に 二 度 載 せ る こ と ︵ 累 積 ︶ が で き る 。 第三六条︽死者に投ぜられた票︾ 名簿の調製︵第二九条第四項︶後に死亡した候補者の獲得した票は、個人得票として計算される。 第三七条︽補充得票︾ (1) ある用紙に、その選挙区で選出する議員数より少ない数の候補者がある場合、空欄の行は、用紙に表記された名 称又は番号の名簿の補充得票とされる。もしこの用紙になんらの名称も番号もない場合又は複数の名称若しくは番

(22)

号のある場合は、空欄の行は算入されない︵白票﹀。 (2) あ る 州 に お い て 、 同 じ 政 党 が 複 数 の 地 域 名 簿 ︹ 選 挙 区 で あ る 州 全 域 で は な く 、 そ の 内 の 一 部 地 域 名 を 政 党 名 に 付 加 し て 、 事 実 上この地域の有権者の投票だけを求める名簿︺を提出する場合、その政党名だけしか記載されなかった用紙にあらわれた補 充得票は、その用紙の投ぜられた地域の︹その政党の地域︺名簿に与えられる。 (3) 選挙区のどの名簿にもない個人名は消去される。しかし、その用紙に名簿の名称又は番号のある場合、そうした 個人名の獲得した票数は、補充得票として計算される。こうした記載のない場合、これらの票は算入されない︵白面否。 (4) 名簿の名称が番号と一致していない場合は、名称だけが有効とされる。 第三八条︽無効の選挙用紙及び無効な個人得票︾ 、REE ’ ’ E A , E E

次の選挙用紙は無効とする。 ④ @ ⑥ ③ 選挙区内の候補者の名前を一人も載せていないもの 公給の用紙でないもの 手書き以外の手段で記載文は変更されているもの 名誉を傷つける記載を含むか又は目印の付されているもの (2) ひ と つ の 用 紙 に 、 一人の候補者の名前が二回を超えて記載されている場合、超過して繰り返された分は消去され る (3) ひとつの選挙用紙が、選出すべき議席数をこえる名前を含む場合は、最後部の名前が消去される。 ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ハ そ の 一 ﹀ CH ’ 回

O 七

(23)

ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ﹀

O 八 第三九条︽結果のまとめ︾ 投票手続きの閉鎖後、州は、選挙管理事務所の記録により、次のものを作成する。

③ ① @ ④ ① ⑥ ③

登録有権者数及び投票参加者数 有効用紙数、無効用紙数及び無記入用紙数 それぞれの名簿の候補者が個人的に獲得した得票数︵個人得票︶ それぞれの名簿の補充得票数︵第三七条﹀ それぞれの名簿が獲得した個人得票と補充得票との総計︵政党得票﹀ 連携された名簿については、そのグループによる獲得票の総計数 白 票 数 ︹ 第 三 七 条 第 一 項 、 第 三 項 ︺ 第四

O

条︽名簿聞の議席の配分︾

、 .

a ’ ’ E A

. .

すべての名簿の有効得票︵政党得票﹀の総合計数を、配分すべき議席数より一つ多い数で割る。この商の少数点以 下を切り上げた整数を基数とする。 (3) (2) それぞれの名簿は、その票の総計数が、前項の基数を含む個数だけの議席を与えられる。 残った議席は次の方法で配分される。それぞれの名簿の獲得した票の総計を、この名簿に既に配分した議席数よ り一つ多い数で割る。︹この結果得られる︺基数が最大の名簿に追加の議席が与えられる。この手続きはすべての議 席を分けるまで繰り返される。

(24)

第四一条︽特殊な場合︾ 、 ‘ . , , ,

’ ・

4 , , , E‘ 、 第四

O

条第三項に従った配分で、複数の選挙名簿が同一の基数となる場合、議席は、第四

O

条第二項の規定に従っ た議席配分の後、残余票が最大の名簿に与えられる。 (2) それぞれの名簿が同数の政党得票を獲得した場合、残余議席は、問題となる候補者中最多数票を獲得した候補者 を載せた名簿に与えられる。 (3) 個人得票が同数の場合は、くじで定める。 第四ニ条︽連携した名簿聞での配分︾ (1) 議席の配分について、名簿を連携したそれぞれのグループは、当初は一つの名簿として扱われる。 (2) ついで議席は、第四

O

条及び第四一条に従って、グループを形成する名簿の問で配分される。 第四三条︽当選者及び補欠の決定︾ (2) (1) それぞれの名簿に与えられた議席数を限度に、最大の票数を得た候補者が当選する。 当選しなかった候補者は、獲得した票数の願に補欠とされる。 (3) 票数が同じ場合は、くじで順位を定める。 第四四条︽過剰議席︾ いくつかの名簿に対して、その名簿に記載された名前を超える数の議席が配分される場合、超過して分けられる 議席のために、第五六条に従って補充選挙が行なわれる。 ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ︶ CH ’ 囚

O 九

(25)

ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ﹀ 一 一 O 第 四 五 条 ︽ 暗 黙 の 選 挙 ︹ 無 投 票 当 選 ︺ ︾ すべての名簿の候補者の総数が、選ばれるべき議席数を超えない場合、すべての候補者は、州政府によって当選 ︶ ’ ・ A , z E

を 宣 言 さ れ る 。 n L 六条に従って補充選挙が行なわれる。 すべての名簿の候補者の総数が、選ばれるべき議席数を下回る場合は、未だ定まらない議席を分けるため、第五 第四六条︽名簿の提出されなかった選挙︾

E A , s E

名簿が一つも提出されない場合、有権者は、被選挙資格を持つ誰に対しても投票することができる。最大の票を 獲得した者が選出される。 (2) 選ばれるべき議席数を超える名前が書かれた場合は、最後部の名前が消去される。 (3) こ の 他 に つ い て は 、 一人の議員しか選ばない選挙区に関する規定が準用される。 第三章 多数代表制による選挙 第四七条︽手続きの方式︾ 一人の議員しか選.はない選挙区にあっては、有権者は、被選挙資格を持つ誰に対しても投票することができる。最 大の票を獲得した者が選出される。票数が同じ場合は、くじで定める。

(26)

第四八条︽選挙用紙︾ 州は、遅くとも選挙日の一

O

目前までに、選挙用紙を有権者に届ける。 第四九条︽無効な用紙︾ 次の選挙用紙は無効とする。 ④ ⑥

⑥ 第五

O

条︽選挙結果の確認︾ 名誉を傷つける記載を含むか又は目印の付されているもの 手書き以外の手段で記載されているもの 公給の用紙でないもの 複数の人の名前を載せているもの 無記入の用紙及び無効の用紙は、選挙結果の確認にあたって考慮されない。 第五一条︽代替選挙︾ 第四七条から第五

O

条までは、代替選挙にも適用される。 第四章 結果の告示及び選挙審査 第五二条︽選挙告知日選挙結果の告示︾ ︶ −E・ E ・ ︵ 結果確認の後、州政府は、遅滞なく書面で、選出された候補者に当選を告知し、また当選者の名前を連邦参事会 ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ﹀ CH ’ 囚

(27)

ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ﹀ に 知 ら せ る 。 (2) 州政府は、訴えの方法を知らせつつ、すべての候補者に関する結果を、州の公報で告示する。 (3) 総改選の選挙、補充選挙及び代替選挙の結果は、連邦官報で告示される。 第五三条︽選挙審査︾

’E A ’ ’ t 国民院選挙後の院の構成のための会議で第一に扱うべき案件は、選挙の有効性判定である。国民院は、議院規則 ︹ ﹁ 一 九 九 O 年 六 月 二 二 日 の 国 民 院 規 則 ﹂ 翁 巴 戸 口 ︶ の 第 一 章 、 特 に 三 条 ︺ で こ の 手 続 き を 定 め る 。 (2) 州政府がその者に交付する当選証書によって資格を裏付けられるすべての議員は、自分自身の選挙に関する場合 を除き、この審議に参加し、決定に参加できる。 (3) 補 欠 の 職 務 開 始 の 際 文 は 補 充 選 挙 ︹ 仏 独 語 版 と も こ う だ が 、 ﹁ 代 替 選 挙 ﹂ も 含 む 趣 旨 で あ ろ う ︺ の 後 の 場 合 、 議 院 の 新 議 員 は 、 自分の選出の有効性判定の後でなくては審議に参加できない。 第五章 立法期中の変更 第五四条︽辞任︾ 国民院議員の辞任は、書面でこの院の議長に伝えられなくてはならない。 第 五 五 条 ︽ 交 替 ︹ 繰 上 補 充 ︺ ︾ (1) 国民院議員がその任期満了前にこの院を辞した場合、州政府は、同じ名簿の補欠第一順位者の当選を宣言する。

(28)

(2) 補欠がこの職務を受諾できない場合、又は受諾を望まない場合は、 つづく順位の補欠がこれに代わる。 第五六条︽補充選挙︾ (1) 議席が交替によって埋められない場合、辞職した国民院議員の属していた名簿の署名者は、候補者の名簿を提示 (2) する権利を持つ。この名簿は、︹従来の︺署名者の少なくとも三

O

人によって支持されていなくてはならない。 補充選挙の名簿の提示を認められた署名者によって推薦された候補者は、州政府がその候補者名簿を調製した︵第 ニ二条及び第二九条﹀後、第四五条及び第四六条に従って、選挙手続きなしに当選を宣言される。 (3) 初めの名簿の署名者が提示権を行使しない場合は、投票が行なわれる。複数の議席が空席の場合は、比例代表制 による選挙を規律する規定が適用され、 一つの議席が空席の場合は、選挙は多数代表制によって行なわれる。 第五七条︽立法期の終期︾ 国民院の立法期は、総改選の年、新しい院の構成のための会議の前日に終了する。 第四篇 国民投票 第一章 義務的国民投票 第 五 八 条 会 E 示 ︾ 義務的国民投票に付される規定︹憲法改正関係では憲法二二条一項、三二条五項後段及び一二三条一項︵=二条五項前 ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ﹀ C H E 回

(29)

ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ︶ 一 一 四 段 ﹀ 、 下 位 法 令 等 関 係 で は 憲 法 八 九 条 五 項 及 び 八 九 条 の 二 一 第 三 項 参 照 ︺ は 、 連 邦 議 会 に よ る 承 認 の 後 に 告 示 さ れ る 。 連 邦 参 事 は、票決を命じる。 第二章 任意的国民投票 第 五 九 条 ︽ 期 間 ︾ 任意的国民投票に付す立法規定︹憲法八九条二項から四項まで、及び八九条の二第二項参照︺について、国民投票︹要求︺期 聞は、文面の正式な告示から九

O

日 で あ る 。 第 六

O

条 ︽ 署 名 簿 ︾ 国民投票の要求が署名のために提示される場合、署名簿︿紙片、頁、カ l ド﹀は次の表示を含んでいなくてはなら h i h

0 4 J h 1

L V

@ ⑥ ④

署名者が投票権を持っている州名及び自治体名 連邦議会での採択の日付をともなった立法の文面の表示 国民投票のために署名収集の結果を変造する者は処罰される︵刑法︹ C H 1 固︺第二八二条﹀ことの記載 (1) 第 条 署 名 、〆 有権者は、署名簿に、自ら手書きで、判読できるように自分の姓を書かなくてはならない。 (2) 有権者は更に、名、誕生年及び住所のように、署名者が誰であるかがわかるようにする記載をしなくてはならな

(30)

し 、

(3) 有権者は、閉じ国民投票要求には一回しか署名できない。 第六ニ条︽有権者資格の認証︾ 署名簿は、有権者資格の認証のため、国民投票︹要求︺期間満了の十分以前に、州法によってこの事項を管轄す る役所に提出しなければならない。 (2) その役所は、署名者が、それぞれの署名簿中で示された自治体における連邦事項の有権者であることを認証し、ひ きつづき遅滞なく名簿を提出者に返送する。 (3) 認証は、文字又は数字を用いて、認証された署名数を示さねばならず、この認証には日付が付され、︹認証をした︺ 公務員の署名がなされ、押印文は添え書きによってこの公務員の公的資格が示されていなくてはならない。 (4) 署名者の有権者資格に関する認証は、複数の名簿に関してまとめて与えることができる。 第六三条︽認証の拒絶︾ この法律第六一条の条件を満たしていない場合、有権者資格の認証は、拒絶される。 (2) 選挙人が︹国民投票の︺要求に複数回署名した場合は、ただ一つの署名だけが認証される。 (3) 拒絶の理由は署名簿上に示される。 第 六 四 条 ︽ 提 出 ︾ 国民投票の要求は、国民投票︹要求︺期間満了前に連邦官房に提出しなければならない。 (2) ひとたび提出されると、署名簿は、返還することも、閲覧することもできない。 ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ﹀ C H t 回 一 一 五

(31)

ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ︶ 一 一 六 (1) 第 五 条

認 証 の 欠 陥 、〆 連邦官房は、国民投票の成否にかかわるなら、州法によってこの事項を管轄する役所に対して、認証に関する欠 陥を是正するよう責任を負わせる。 この欠陥は、国民投票︹要求︺期間満了後においても是正することができる。 第 (2) 条

成 立 (1) 国民投票︹要求︺期間満了の際、連邦官房は、国民投票の要求が、定められた数の有効署名を集めたかどうかを 確定し、必要な場合は、その数に達したことを宣言する。 (2) 次のものは無効とする。

@ ⑥ ③

第 六

O

条又は第六二条による要請を満たさない名簿にある署名 有権者資格の認証されなかった者、認証の無効である者又は誤って認証の与えられた者の署名 国民投票︹要求︺期間満了後に提出された名簿にある署名 連邦官房は、州ごとに有効署名数及び無効署名数を示しながら、成立についての決定を連邦官報で告示する。 q o 第六七条︽撤回の排除︾ 国民投票の撤回は認められない。

(32)

第五篇 国民発議 第六八条︽署名簿 V 国民発識が署名のために提示される場合、署名簿︵紙片、頁、カ!ド﹀は次の表示を含んでいなくてはならない。

第六九条︽予備審査︾ 署名者が投票権を持っている州名及び自治体名 発議の文面及びその文面の連邦官報での告示の日付 無 条 件 撤 回 の 条 項 ︹ 第 七 三 条 容 照 ︺ 国民発議のために署名収集の結果を変造する者は処罰される︵刑法︹ CH ’ 固 ︺ 第 二 八 二 条 ︶ こ と の 記 載 発識の提起者のうち少なくとも七名︵発議委員会︶の名前及び住所 連邦官房は、署名収集の前に、署名簿が形式の点で法律の要求を満たしているかどうかの確定的判断をする。 (2) 発議の表題が誤解を招くものである場合、商業広告や売名行為の要素を含む場合又は混同をひきおこす場合、そ の表題を改める権限は、連邦官房に属する。 (3) 連邦官房は、︹異なる言語による︺複数の文面間の一致を点検し、必要な場合は、必要な翻訳作業を実施する。 (4) 発議の表題と文面は、連邦官報で告示される。 第 七

O

条︽補充︹準用︺規定︾ 署 名 ︵ 第 六 一 条 ﹀ 、 有 権 者 資 格 の 認 証 ハ 第 六 二 条 ﹀ 、 認 証 の 拒 絶 ︵ 第 六 三 条 ﹀ 及 び 認 証 の 欠 陥 是 正 ︵ 第 六 五 条 ﹀ に 関 す る ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ﹀ C H 1 囚 一 一 七

(33)

ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︿ そ の 一 ﹀ 一 一 八 国民投票の諸規定は、国民発議に準用される。 第七一条︽提出︾ (1) 国民発議を支持する署名簿は、連邦官報での文面の告示後遅くとも一八箇月以内に、 一度だけ連邦官房に提出さ れ る 。 (2) ひとたび提出されると、署名簿は、返還することも、閲覧することもできない。 第七二条︽成立︾

、..

, ’ E A ︵ 連邦官房は、国民発議が、定められた数の有効署名を集めたかどうかを確定し、必要な場合は、その数に達した こ と を 宣 言 す る 。 次のものは無効とする。 (2)

⑥ @

第六二条、第六八条又は第七一条による要請を満たさない署名簿にある署名 有権者資格の認証されなかった者、認証の無効である者又は誤って認証の与えられた者の署名 (3) 連邦官房は、州ごとに有効署名数及び無効署名数を示しながら、発議の成立についての決定を連邦官報で告示す る 第七三条︽撤回︾ (2) (1) どのような国民発議も、発議委員会委員の過半数によって撤回できる。 国民発識は、連邦参事会が国民による票決の期日を確定する日まで撤回できる。発議が一般的文言での提案の形 式で、かっ、この発議が連邦議会によって受け入れられた場合、こうした発議は、︹議会による︺承認決議の採択さ

(34)

れる時まで撤回できる。 第七四条︽取り扱い︾ 政治的機関聞の関係についての法律︹CH’図︺第二六条、第二七条及び第二九条は、連邦参事会及び連邦議会による 国民発議の取り扱いに関して、並びにこの件で守られるべき期間に関して適用される。 第七五条︽内容及ぴ形式の一体性︾ 国民発議が内容の一体性︵憲法第二二条第三項﹀文は形式の一体性︵憲法第三二条第四項﹀の原則を守っていな い場合、連邦議会は、この発議の無効を宣言する。 (2) 内 容 の 一 体 性 は 、 一つの発議のいくつかの部分間に実質的な連関の存在する場合に守られている。 (3) 形式の一体性は、発議がもっぱら一般的文言での提案の形式でなされるか、又はもっぱら完成された原案の形式 でなされる場合に守られている。 第七六条︽国民発議及ぴ対抗提案についての票決︾︹一九八八年一 O 月 七 日 の 連 邦 法 質 問 。 凶 器 建 ︶ で 削 除 。 憲 法 一 三 条 の 二 審 照 ︺ 第六篇 争訟手続き 第七七条︽訴願︾ (1) 州政府への訴えは、次の事項について受理される。

第二条から第四条まで、第五条第四項から第六項まで、第六二条及び第六三条による投票権についての規定の ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 書 ? 国 民 発 議 ︿ そ の 一 ﹀ CH ’ 囚

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ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︿ そ の 一 ﹀ 一 二 O 侵 犯 ︵ 投 票 権 訴 願 ﹀

@ ⑥

票決の準備と執行を侵害する規定違反︵票決訴願﹀ 国民院選挙の準備と執行を侵害する規定違反︵選挙訴願︶ (2) 訴えは、訴えの原因を知ってから三日以内で、かっ、遅くとも州の公報での結果の告示後三日までに提起されな け れ ば な ら な い 。 第 七 八 条 ︽ 訴 願 状 ︾ 訴願状は、簡明な事実の説明によって理由付けられていなければならない。 (2) 訴願人は、自分の問題にする規定違反の性質と重要性が、票決文は選挙の結果に対して決定的な影響を及ぼすこ とを疎明しなくてはならない。 第七九条︽訴願についての決定及び措置︾ 州政府は、訴願の提起から一

O

日 以 内 に 判 断 を 下 す 。 (2) 訴願の結果又は職権により規定違反を確認した場合、州政府は、出来る限り選挙文は票決の終了前に、確認され た欠陥を是正する措置をとる。 (3) 州政府は、訴願についての自らの判断、並びに行政手続きに関する連邦法律︹河巴芯・ CM 己の第三四条から第三八条 まで及び第六一条第二項によって採ったその他の措置とを関係者に通知し、またこれらのことを連邦官房にも伝え る

(36)

第八

O

条︽行政法訴願︾ ‘ ‘ . , , ’E A , , E、 投票権に関する決定︵第七七条第一項③︶に対する、連邦裁判所への行政法訴願は、決定の通知から五日間認めら れ る 。 (2) この他、国民発議文は国民投票︹要求︺の成立に関する連邦官房の決定に対する行政法訴願も受理される。 (3) 発議委員会の委員は、署名簿の形式的有効性︵第六九条第一項﹀又は発議の表題︵第六九条第二項﹀に関する連邦官 房の決定に対しても行政法訴願をすることができる。 (4) 連邦官房は、連邦司法組織法律︹同盟誌・戸 O ︺ の 第 一

O

三条⑥によって認められた訴えの権利を持つ。 第八一条︽連邦参事会への訴願︾ 票決訴願は、票決に関する州政府の決定︵第七七条第一項⑥︶に対して、決定の通知から五日間、連邦参事会に控 訴 で き る 。 連 邦 参 事 会 は 、 票 決 の 確 定 結 果 確 認 ハ 第 一 五 条 第 一 項 ︶ の 際 、 こ の 訴 願 に 判 断 を 下 す ︹ ス イ ス 入 学 者 も 指 摘 し て い る と お り こ の 条 文 の 仏 語 版 テ キ ス ト に は 誤 り が あ る が 訂 正 さ れ て い な い 。 訳 文 は 独 語 版 に 依 る ︺ 。 第八二条︽国民院への訴願︾ 訴願は、選挙に関する州政府の決定︵第七七条第一項@﹀に対して、決定の通知から五日問、国民院に控訴できる。 国民院は選挙の審査︵第五三条第一項﹀の際、判断を下す。 ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 乙 CH ’ 回

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ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︿ そ の 一 ﹀

第七篇 共通規定 第 八 三 条 ︽ 州 法 ︾ 州法は、この法律と連邦の執行命令に別段の定めがない限りで適用される。連邦司法組織法律︹河 ω H a

− −

HC ︺ は 、 保 さ れ る 。 第八四条︽新技術の利用︾ 連邦参事会は、新技術によって、選挙及び票決結果の開票を確実にするため、州政府に対して、この法律に合致 しない規定の制定を認めることができる。 第 八 五 条 ︽ 期 間 ︾ 行 政 手 続 き に 関 す る 連 邦 法 律 ︹ 河 巴 芯 ・ C M H ︺ 第 二

O

条 以 下 及 び 連 邦 司 法 組 織 法 律 ︹ 問 自 ぉ ・ ロ O ︺ 第 三 二 条 以 下 は 、 こ の 法律が別段の定めをしていない限り、期間の計算に適用される。 第八六条︽職務行為の無償︾ この法律のための行政の活動に対しては、いかなる手数料も徴収することができない。︹ただし︺時聞かせぎの訴願 又は誠実に反する訴願については、訴願人に費用を負担させることができる。 第 八 七 条 ︽ 統 計 調 査 ︾

. .

, 句 − A , ,

. .

、 連邦参事会は、国民院選挙及び票決について統計調査を命ずることができる。 (2) 所管の州政府の意見を聞いた上、連邦参事会は、特別に指定された自治体において、投票が性別、年齢層別に行

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なわれるよう定めることができる。 (3) 投票の秘密は、おびやかされてはならない。 第八篇 付 則 第一章 現行法の改正及び廃止 第八八条︽連邦法の改正︾ ① ス イ ス 刑 法 ︹ C H E 固 ︺ は 、 次 の よ う に 補 充 さ れ る 。 ︹ 以 下 本 号 省 略 。 C H a 固 ︽ 前 註 ︾ 審 照 ︺ ② 政治的機関聞の関係に関する法律︹ CH ’ 図 ︺ は 次 の よ う に 改 正 さ れ る 。 ︹ 以 下 本 号 省 略 ︺ ③ 連邦司法組織法律︹同 ω H a ・H H C ︺ は 次 の よ う に 改 正 さ れ る 。 ︹ 以 下 本 号 省 時 ︺ ④ 刑事訴訟に関する連邦法律︹問 ω ω H N ・

3

は 次 の よ う に 改 正 さ れ る 。 ︹ 以 下 本 号 省 略 。 た だ し 、 こ こ で 改 正 さ れ た 同 法 四 条 一 項 に よ り 、 陪 審 員 ︵ 連 邦 憲 法 一 O 六 条 二 項 、 一 一 二 条 ︶ は 、 国 民 が 直 接 に で は な く 州 議 会 が 選 挙 す る こ と に な っ た 。 ︺ ⑤ ご八四八年から一九四七年までの体系的法令集﹂の強制力及び﹁新体系的法令集﹂に関する一九四八年三月一 一 一 日 の 連 邦 法 律 ︹ 現 在 は 岡 留 さ −

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の 二 ハ 条 一 項 に よ っ て 廃 止 さ れ て い る 法 律 ︺ は 次 の よ う に 改 正 さ れ る 。 ︹ 以 下 本 号 省 略 ︺ 第八九条︽連邦法律の廃止︾ 次のものは廃止される。 ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ﹀ C H a 囚

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ス イ ス の 連 邦 事 項 選 挙 ・ 国 民 投 票 ・ 国 民 発 議 ︵ そ の 一 ﹀ 一 二 四 ⑥ ③ 連邦選挙及び連邦票決に関する一八七二年七月一九日の連邦法律 連邦法律及び連邦決議についての国民票決に関する一八七四年六月一七日の連邦法律

憲法改正に係る国民発議の手続きの様式に関する一九六二年三月二三日の連邦法律︵国民発議についての法律︶

① @ @

連邦票決及び連邦選挙に関する便宜のための一九六五年六月二五日の連邦法律 国民院議員を州間で配分する一九六三年三月八日の連邦法律 国民院選挙に関する一九一九年二月一四日の連邦法律 第二章 経過規定、執行及び施行 第九

O

条 ︽ 経 過 規 定 ︾

’ E A ︵ この法律は、この法律施行日前に行なわれた選挙及び票決に関する事実と訴えには適用されない。このことは、こ の施行目前に提出された国民投票の要求と国民発議についても同様である。これらの場合は、従前の法がひきつづ き 適 用 さ れ る 。 (2) この法律の施行の一八箇月以後は、この法律の規定に適合した署名簿だけが認められることになる。 (3) 出版の自由の保障に関する、 一九三五年五月=二日に提出された社会党の国民発議は、発議者の同意を得て解決 済 み と さ れ る 。 (4) 一九七九年の国民院総改選のため、連邦参事会は、ジュラ州成立後に議席の配分を確定することにする︵第一六条

参照

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