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まえがき

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Academic year: 2021

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(1)ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム 2018 IPSJ/SIGSE Software Engineering Symposium (SES2018). まえがき. ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム(Software Engineering Symposium: SES)は,情報処理学会 ソフトウェア工学研究会が主催するフラグシップイベントとして 2006 年から毎年 1 回開催されており,2018 年で 13 回目を迎える.今回は,東洋大学白山キャンパスにおいて,2018 年 9 月 5 日から 9 月 7 日までの 3 日間にわたり開催される. ソフトウェア工学は総合的かつ実践的な学問分野であるため,基礎技術の研究と技術の実践を独立して実施 していては十分な成果や発展は望めない.研究者・実務者が密に連携し,理論に基づくソフトウェア開発の基 本原則と,過去の事例研究に基づく実証経験を統合した,ソフトウェア開発現場で実践可能な技術の確立が望 まれている. さらに,社会におけるソフトウェアの重要性はますます高くなっており,ソフトウェア的な視点から社会基 盤やビジネスを設計する機会も確実に増加している.また,人工知能,ビッグデータ,IoT,ブロックチェー ンなどの技術を活用する新しいソフトウェアの開発も求められている.このような状況に対応するために,こ れまでのソフトウェア工学領域での継続的な努力の継続だけでなく,ソフトウェア工学という領域の拡大が望 まれている. このような観点から,SES2018 では,ソフトウェア工学に関係する多様な技術分野に関して産学の研究者・ 技術者・実務者間で活発な議論をできる場を提供することを目的として,研究論文と実践論文の 2 つのカテゴ リでシンポジウム論文を募集した.研究論文はこれまでと同様に独創的な研究の成果を発表するものとして新 規性を重視した論文,実践論文はソフトウェア工学の実践事例や経験から得られた知見を発表するものとして 有用性を重視した論文である.また,シンポジウム論文とは別に,研究アイディア論文の募集を行った.これ は,国際会議や論文誌への投稿を予定している研究成果や,研究の初期段階における新しい方向性や独創的な アイディアを発表する場を提供することを目的としている. シンポジウム論文には 19 件の投稿があり,そのうち研究論文は 12 件,実践論文は 7 件であった.これら の論文に対しては,利害関係を持たない 3 名のプログラム委員による並列査読を行い,その結果をプログラム 委員会にて議論した結果,10 件の研究論文,6 件の実践論文を採択した.プログラム編成にあたっては,これ らの中でも新規性,有用性,正確性の 3 つの観点から優れていると判断された 5 件の研究論文,4 件の実践論 文をロング発表として選定し,他の発表論文よりも長い発表時間を割り当てている.また,研究アイディア論 文には,3 件の投稿があり,各論文に対して 4 名のプログラム委員が内容に関する指摘を行ったうえで,すべ ての論文に発表の場を提供することを決定した. 本シンポジウムでは,これらの論文発表に加え,基調講演に,株式会社スクウェア・エニックス テクノロ ジー推進部リード AI リサーチャーの三宅陽一郎氏と,名古屋大学大学院情報科学研究科教授の山本修一郎氏 をお迎えした.三宅氏にはゲーム開発における人工知能,山本氏にはゴール指向の展開に関してご講演いただ くことになっている.また,企画セッションとして,2017 年度に情報処理学会論文誌に掲載されたソフトウェ アに関する最新の研究成果について,それぞれの著者に内容を紹介していただく招待論文セッションを開催す る.誰でも最新成果を発表することのできる環境として,一般論文およびポスター展示に関する投稿は 2017. c 2018 Information Processing Society of Japan ⃝. i.

(2) ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム 2018 IPSJ/SIGSE Software Engineering Symposium (SES2018). 年度に引き続き盛況であり,一般論文 10 件,ポスター展示 25 件(論文あり 9 件と論文なし 16 件)の発表が 行われる.また,ワークショップに関しては,昨年に引き続きテーマを設定した議論の場として討論テーマを 公募した 4 件のワークショップと,日本ソフトウェア科学会 機械学習工学研究会との共同企画ワークショッ プ 1 件を開催することになっている. 基調講演,招待講演,論文発表,ポスター展示,ワークショップなど,多種多様な場での活発な議論を通し て,研究者,技術者,実務者の交流がますます盛んになり,今後の研究や実践において密に連携していくきっ かけが生まれることを強く期待する. 最後に,情報処理学会ソフトウェア工学研究会運営委員,情報処理学会事務局,本シンポジウムの企画,論 文査読,その他さまざまな準備作業に関わってこられた,各委員長,プログラム委員,ワークショップ討論 リーダをはじめとする皆様に深く感謝する.. c 2018 Information Processing Society of Japan ⃝. SES2018 プログラム委員長. 石尾  隆. SES2018 副プログラム委員長. 林  晋平. SES2018 実行委員長. 坂田 祐司. ii.

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