放射性物質の拡散・長期動態に関する予測手法の開発
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(2) 20110615 40° N [Bq/L] 39° N. 1. 38° N 0.1 37° N 0.01 36° N. 0.001. 35° N 140° E. 図1 広域の大気輸送モデルによる地表面への積算沈着 量のシミュレーション例. を用いて、開発した濃度・沈着量モデルにより積算沈着量 を評価した。評価結果は、航空機モニタリングによる地表. 142° E. 143° E. 144° E. 145° E. 146° E. 147° E. 図2 137Csの表層濃度の比較(福島沖) 2011年6月中旬における海洋濃度のシミュレーション結 果は、モニタリング結果の特徴をよく再現するとともに、 こ れらの分布は海洋の中規模渦によって支配されていること が確認できた。カラーコンターはシミュレーション結果、 カ ラーのプロットはモニタリングによる場所と濃度を示す。. 重点 ︵プロジェクト︶ 課題. 気象モデルより作成した2011年3月の詳細な気象データ および日本原子力研究開発機構が推定した放出量データ. 141° E. 面への積算沈着量分布や各地での線量計測結果をほぼ再 現することができた。. 図3 海生生物中の137Cs濃度のシミュレーション結果 と実測値の比較(福島南部沿岸) 2011年3月から2012年8月の食物連鎖による移行を含む 海生生物中の. 137. Cs濃度のシミュレーション結果は、 コウナ. 図4 落葉中の放射性セシウム濃度とカリウム濃度 との相関. ゴ等のプランクトン食性魚 (上図) や、 ヒラメ等の沿岸肉食魚. 2011/9/5∼10/31と2012/8/31∼11/15にサンプリ. (下図) においてモニタリング結果に示される低減傾向を. (上図) ングした落葉中のセシウム134Cs、137Cs濃度の変化. ほぼ再現した。この結果から、海水からの取り込みと餌から. とカリウムK濃度との相関を調べたところ、セシウムとカリ. の移行、代謝による生物からの排出等の移行過程が、開発. ウムの濃度の低下に高い相関が認められた(下図)。これ. した動的生物移行評価手法において適切に評価されてい. は、ウェザリング効果に加えて植物体内でのセシウム循環. ることを示している。. が影響していると推察される。. 17. 研究年報_P6-P31-P課題01.indd 17. 13/05/31 11:04.
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