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次世代型2-5Aアンチセンス核酸の創製とその遺伝情報の制御

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Academic year: 2021

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Title 次世代型2-5Aアンチセンス核酸の創製とその遺伝情報の制御( はしがき ) Author(s) 北出, 幸夫 Report No. 平成15年度-平成16年度年度科学研究費補助金 (基盤研究(B)(2) 課題番号15390036) 研究成果報告書 Issue Date 2004 Type 研究報告書 Version URL http://hdl.handle.net/20.500.12099/736 ※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

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は じ め に 新しい遺伝子治療法の候補の一つとしてアンチセンス法がある。アンう ス法は、標的となるmRNAに対して化学合成したオリゴヌクレオチド

にDNA)を配列痔異的に結合させ、オリゴヌクレオチド/RNA二本鎖木

形成させることにより標的mRNAのタンパクへの翻訳の過程を阻害す々 である。オリゴヌクレオチド/RNA二本鎖がRNaseHの基質になる場i オリゴヌクレオチドは触媒量で作用し、オリゴヌクレオチド/RNAニオ RNase Hの基質にならない場合には化学量論量以上のオリゴヌクレオう 用いることが必要となる。アンチセンス法を生体内で達成させるために喜 成したオリゴヌクレオチドが細胞内外に存在するヌクレアーゼに対し1 性を示し安定に存在すること、標的RNAと熱的に安定な二本鎖を形成づ と、細胞膜透過性であることなどが必要となる。 一方、糖部2,および5,一水酸基がリン酸ジエステル結合で連結したオt デニル酸誘導体(2・5A)は、RNaseL(2・5A依存型エンドリボヌクレア と結合しRNaseLを活性化させることが知られている。活性型RNasel 列特異的にRNAを切断する。近年、2・5AとアンチセンスオリゴヌクL ドを結合させたキメラ型オリゴヌクレオチドが合成されアンチセンスも 用されている。キメラ型オリゴヌクレオチドは、たとえキメラ型オリゴフ ォチド/RNA二本鎖がRNase Hの基質にならなくても、結合した2・5j! がRNase Lを活性化し標的RNA鎖が切断されるため、触媒量で作用づ

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子が生体内合成できず、インターフェロンの生体防御機構が働かず重篤イ【 ことが最近判明したEMashimoto etal.,加C.胸t).^cad.SbL.0& 11555・11557(2002)]。このような背景の元に、現在社会問題になってし イズ(HIV)や西ナイル熱(W由tNileⅥrus)に対して抗ウイルス活性を元 ど、ノックダウン効果(遺伝情報の制御)の高い実用的なアンチセンスタ 創製を目指し、2・5Aが結合した新規キメラ型アンチセンスオリゴヌクし ドの合成に着手した。 そこで、実用的な2・5Aアンチセンス核酸分子の創製を目指し、以下¢ ついて主に検討を加えた。1)RNaseL活性化能の増強、2)フォスフ -ゼおよび5'・エキソヌクレアーゼに対する抵抗性、3)ペンタエリスリ ルにより分岐させた分岐型2・5A誘導体の合成とそのRNaseL活性化能、 細胞膜透過性の改善、5)2,・αメチルヌクレオシドから成る2・5Aキメラ リゴヌクレオチドを合成し、そのRNA切断活性、6)RNaseLの構造と の解明、7)CAD(CaspaseactivatedDNase)を標的としたキメラ型アン ンスを合成し、そのノックダウン効果を評価した。これらに関する殆ど¢ は論文発表済みであり、報告書に文献として記載した。また、未発表の村 果は未発表研究成果としてまとめた。また、当初の研究目的の一つであニ イルス・タンパク質mRNAの翻訳開始部位を標的としたキメラ型アンプ スの合成と抗ウイルス活性の評価は、現在検討中である。 また、本研究目的とは直接関係しないが、インターフェロンーαとⅩ・raS アンチセンスの組み合せが、膵臓がんの遺伝子治療に有効であるという欒

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