4 5 ●家庭所在地は両学部とも1位滋賀、2位京都です。そこまでは同じですが、3位・4位は、教育学部が大阪・兵庫なのに対し て、経済学部は愛知・岐阜となり、びわ湖の南北に位置する大津と彦根という立地のちがいが表れています。例年、教育学 部は関西出身者が8∼9割を占めますが、経済学部は関西地区が半分にとどまる一方、中部・東海・北陸が3分の1を占め ています。ちなみに、平成23年度の滋賀県内からの入学者は、教育学部39%、経済学部17%でした。 ●教育学部は自宅生が7割なのに対し、経済学部は半数が下宿生です。教育学部は「自宅から徒歩または公共交通機関を 利用」して通学している学生が半数以上ですが、経済学部は「下宿から自転車・バイクを利用」している学生が半数近くを 占めています。
教育学部
経済学部
抽出学生数 ……… 回答数 ……… 回答率 ……… 351人 207人 59% 抽出学生数(昼間主+夜間主) …… 回答数 ……… 回答率 ……… 853人 415人 49%家庭所在地と通学形態
【教育学部】
・出身地は西にシフト ・自宅生が多い ・公共交通機関で通学【経済学部】
・出身地は東にシフト ・下宿生が多い ・自転車、バイクで通学 ●教育学部の1位は教員養成学部として当然の結果でしょう。経済学部は現実的要因が上位ですが、どちらの学部もきわ だって高い項目はなく、複合的な理由で選んでいるようです。 ●朝食を毎日食べる学生は5割強、ほとんど食べない学生が1割以上います。男子学生が女子学生よりも朝食を食べていな い傾向がうかがえます。 ●昼食を食べる場所は学生食堂が最多。教育学部は女子学生が多いせいか、自宅からの弁当持参が2番目に多く、続いてテイ クアウト食品や下宿・寮での自炊の順番になっています。経済学部では第2位がテイクアウト食品で、弁当持参が少なめです。 ●両学部で極端な差が出る項目です。経済学部生が受診しない理由は、「忘れていた」「知らなかった」が7割、「健康なので 受ける必要がない」も1割いました。教育学部は教育実習に備えて受診する必要がある、経済学部は人数が多くて並ぶの が大変という面もあるようです。本学では、学生支援や修学指導の改善のため、
「学生生活実態調査」を3年ごとに行っています。最近では、平成22
年10∼11月、学部・大学院・専攻科に在籍する学生1,347名を対象に実施、688名から回答を得ました。そのうち学部生
について、いくつかの項目を紹介しましょう。教育学部と経済学部で有意に異なる事項は、左右に分けて説明します。
1
びわ湖の南北に位置する大津と彦根という両学部の立地のちがいが見てとれます
滋賀大を志望した動機
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両学部ともきわだった項目はなく、学生は複合的な理由で本学を志望しているようです
健康診断
4
朝食・昼食
3
両学部とも昼食を食べる場所は学生食堂が最多であり、学生食堂を有意義に利用できているようです
教育学部の学生が9割を受診しているのに対し、経済学部の受診者は半分程度となっています
学生生活実態調査
特集
●喫煙者は経済学部生の方が多く、飲酒は教育学部生がやや多いという結果です。教育学部生の96%がタバコを吸わない のは、学校教員をめざしているということもあるでしょう。女子学生の喫煙者は3%、週2、3回以上酒を飲んでいる女子が 10%います。 ●イッキ飲みは半数以上が経験ありと答えています。酒気帯び運転(自転車も含む)もけっこうな数値で、軽車両の酒気帯び 運転も違法という認識が薄いようです。【教育学部】
喫煙率 ……… たまに飲酒する ……… 飲酒しない ……… イッキ飲みをしたことがある ……… 酒気帯び運転をしたことがある ……… 大麻・薬物を勧められたことがある ……… 4% 71% 15% 54% 13% 2名【経済学部】
喫煙率 ……… たまに飲酒する ……… 飲酒しない ……… イッキ飲みをしたことがある ……… 酒気帯び運転をしたことがある ……… 大麻・薬物を勧められたことがある ……… 11% 62% 24% 50% 23% 3名喫煙・飲酒・薬物
5
酒気帯び運転(自転車も含む)の数値が思いのほか高く、軽車両の酒気帯び運転も違法という認識が
薄いようです
●複数回答可。「互いに希望や悩みを打ち明けあい、心を許し合える友人がいる」62%、「比較的親密に付き合える友人がい る」82%、「それほど親密でないが友人がいる」70%、「友人はいない」3%、前回調査時(平成19年度)に比べ、「友人はい ない」という回答が若干増加しています。「心を許しあえる友人がいる」割合は、女子学生が男子学生より高めです。友人
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前回調査時(平成19年度)に比べ、
「友人はいない」という回答が若干増加しています
【教育学部】
教職免許や各種資格が取得できる……… 経済的負担が少ない……… 学びたいことが学べる……… 偏差値で合格可能性が高かった……… 23% 18% 16% 13%【経済学部】
偏差値で合格可能性が高かった……… 経済的負担が少ない……… 家族や先生、先輩、友人のすすめ……… 学びたいことが学べる ……… 20% 19% 15% 12%【教育学部】
検査項目の全部を受診した……… 受診しなかった……… 90% 2%【経済学部】
検査項目の全部を受診した……… 受診しなかった……… 50% 36%6 7 ●この項目で学部間の顕著な差はありません。「余裕がある・やや余裕がある」と答えた者が22%、「やや苦しい・非常に苦し い」と答えた者が39%です。「余裕がある」学生が年々減少し、「苦しい」と答える学生が平成19年度入学生に比べて7%ほ ど高めです。リーマンショックの影響で、学生が親に対して仕送りなどに配慮していることがうかがえます。 ●家計の年収は、「250万円未満」15%、「500万円未満」29%、「1000万円未満」43%、「1500万円未満」12%、「1500万円以 上」1%です。 ●奨学金の受領状況は、教育学部38%、経済学部40%で、大差はありません。経済状況が「やや苦しい・非常に苦しい」と答 えている者は半数以上が奨学金を受領していますが、経済状況が普通および良好な者も受領しています。「家計の年収」 との関係を探ってみると、年収500万円未満の者では受領者が50%を超えている一方、年収1,000万円以上の世帯にも受 領者が12名います。 ●奨学金は学生支援機構からが91%。地方公共団体、各種財団から受けているのは数名です。 ●80%以上の者は生活費と学費に充てています。教育学部は学費、経済学部は生活費が多めです。 ●前回調査時と比較すると、授業料の全額免除は、教育学部で24名から7名、経済学部で42名から14名へと大幅に減少、反 対に半額免除が教育学部で3名から27名、経済学部で6名から45名になりました。一方、申請者中の「不許可」は前回の 21%から17%に減っています。