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「地域包括ケアにおける口腔ケア推進事業」-横浜市内地域包括支援センターを中心とした他職種連携研修会-

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Academic year: 2021

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(1)公益財団法人. 在宅医療助成. 勇美記念財団. 2015 年度(後期)指定公募 「地域包括ケアを目的とした在宅医療推進のための多職種研修会への助成」 完了報告書. 「地域包括ケアにおける口腔ケア推進事業」 -横浜市内地域包括支援センターを中心とした他職種連携研修会-. 申. 請. 者:堀元. 隆司. 所 属 機 関:一般社団法人 横浜市歯科医師会 提出年月日:平成28年10月27日.

(2) 【概要】 平成28年8月4日(木)横浜市歴史博物館講堂、9月15日(木)神奈川産業振 興センター多目的ホールにて、 「地域包括ケアにおける口腔ケア推進事業」である横浜 市地域包括支援センターを中心とした多職種連携研修会を開催した。 講師は、国立保健医療科学院・国際協力研究部部長の三浦宏子氏と横浜市歯科医師 会員で地域包括支援センターのケアマネジャーを兼任する雨宮和則氏の両名。 対象者は、横浜市内地域包括支援センター保健師、看護師、主任ケアマネジャー、 各区福祉保健センター保健師などで、参加人数は8月4日46名、9月15日56名 と、両日合わせて100名以上にのぼった。 三浦宏子氏の講演内容は、 「高齢者歯科を取り巻く近年の政策の動き」に始まり、 「オ ーラルフレイルと口腔機能低下」についてフレイルの観点から高齢者の口腔機能を説 明。更に「集団を対象とした誤嚥リスクの評価と低栄養、健康関連QOL」、「高齢者 の定量的な構音機能の評価」について述べられた。 三浦氏はまとめとして、今後より一層の高齢化が進展する中で住民のニーズに応え るためにも医科医療機関、地域包括支援センター等の関係機関との連携は必須であり、 地域完結型医療の中での歯科医療、口腔保健の提供体制の構築が肝要であると述べら れた。 一方雨宮氏は、歯科医師の立場から歯科訪問治療の意義や目的を述べた。更に、耳 鼻咽喉科医師、STとの連携(嚥下機能検査の施行)により、患者の嚥下機能及び栄 養状態の把握をし、栄養指導や嚥下機能訓練を実施することで、低栄養や嚥下機能低 下を防止する重要性を示した。 歯科訪問治療の成功のカギは地域包括支援センターとの連携にあるが、これまで歯 科医療連携は普及しなかった。その理由として、訪問歯科診療の認知度が低いことや 歯科診療所の歯科医師数と外来中心とした診療体系、地域保健医療システムとして連 携の重要性の認識不足、そして連携方法周知の不備などが挙げられた。 雨宮氏は最後に、歯科医療連携における地域包括支援センターの役割に対して、歯 科医師会に依頼・要請して欲しい事項、地域包括支援センターとして行って欲しい事 項に分け、それぞれの事項に対し具体的な提案を複数述べられまとめとされた。. 【感想】 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成により開催された本研修会は、地 域包括支援センター専門職に対して地域包括ケアにおける歯科の役割と重要性を理解 する大変良い契機になったと思われる。また今回は地域包括ケアセンター(地域ケア プラザ)運営協会委員を努める歯科医師も多数参加し、歯科医師側も多職種連携の意 義についての認識が深まったと思われる。.

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