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2010年3月2日

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1 2013 年 12 月 19 日 株式会社ワコール 広報・宣伝部

新成人女子「大人になった瞬間 ベスト 4」

“はじめてのブラジャー”は、現在の母娘関係にも影響

株式会社ワコールは、2014 年に成人式を迎える女性 200 名(以下、新成人女子)を対象に「20 歳までに学ぶべきことと、今の価値観の関係」について調査を実施しました。 調査の結果、新成人女子が大人になったと思った瞬間のベスト4 は「アルバイト等でお金を稼い だとき」「初潮を迎えたとき」「はじめて彼氏ができたとき」「はじめてブラジャーをつけたとき」。 また現在の母娘関係については、「ファーストブラ(※1)」を母親と一緒に購入した新成人女子の 約半数が「現在でも母親にカラダや異性についても相談できる」と回答しており、一緒に購入して いない新成人女子に比べて、その割合が高く、「ファーストブラの購入行動」が母娘の絆づくりに重 要な役割を果たしている傾向がわかりました。 さらに「大事なことを学ぶべき時期」については、「お金のため方、使い方」平均12.4 歳、「カラ ダの成長」平均11.4 歳、「携帯・SNS の使用」平均 12.2 歳、「下着の知識」平均 11.9 歳と答えてお り、「10 歳~12 歳」を大事なことを学ぶ重要な時期と考えていることがわかりました。 この結果より、ワコールでは母娘の良好なコミュニケーションづくりのために「ファーストブラ を一緒に購入すること」を提案し、「10 歳(1/2 成人式(※2))」を「下着の知識」を伝えるひとつの 目安として発信することで、「ファーストブラ」をきっかけにした母娘の関係性の向上を応援してい きます。 【調査概要】 調査期間:2013 年 11 月 18 日~19 日 調査方法:インターネット 調査対象:2014 年に成人式を迎える女性 200 人 (※1)ファーストブラ:女性がはじめて着用するブラジャーのこと (※2)1/2 成人式:20 歳の半分(10 歳)を迎えたことを機に、「自分の生い立ちや成長を振り返り、お世話になった方に感謝し、 自分の将来に夢や新たな目標を持つ」という特別授業として、親子で参加する行事に取り入れる小学校が増えています。 【主な調査結果】 ■大人の瞬間ベスト4 は、はじめての「アルバイト」「初潮」「彼氏」「ブラジャー」。 新成人女子が大人になったと思った瞬間の第一位は、「アルバイト等でお金を稼いだとき」。以下、 「初潮を迎えたとき」「はじめて彼氏ができたとき」「はじめてブラジャーをつけたとき」が上位を 占めました。お金のため方やカラダの変化とともに、はじめてのブラジャーも新成人女子の意識の 上で、大人になったと感じた大事なポイントであることがわかりました。 ■「ファーストブラ」の購入行動が、今の母娘関係に影響。 「ファーストブラ」を一緒に購入した母娘の約5 割が、現在もカラダや異性について相談できる 関係と回答。逆に、「ファーストブラ」を親が買ってきた場合は約3 割。はじめてのブラジャーを 一緒に購入する行為が、相談し合える母娘関係づくりのひとつのポイントといえます。 ■大事なことを学びはじめる時期は、10 歳(1/2 成人式)が目安。 新成人女子が思う大事なことを学ぶべき時期は「お金のため方、使い方」平均12.4 歳、「カラダ の成長」平均11.4 歳、「携帯・SNS の使用」平均 12.2 歳、「下着の知識」平均 11.9 歳などと、10 歳から12 歳の間に答えが集中。また、いずれの回答も「実際に学んだ歳よりも早く学ぶべき」と 思っていることが明らかになりました。大事なことを学びはじめる時期は、「10 歳(1/2 成人式)」 がひとつの目安となることがわかりました。

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■大人の瞬間は、「アルバイト」「初潮」「彼氏」「ブラジャー」。 新成人女性が大人になったと思った瞬間(学校の入学や卒業などを除く)の第一位は、「アルバイト等 でお金を稼いだとき」。第二位は「初潮を迎えたとき」、第三位は「はじめて彼氏ができたとき」、第四位 は「はじめてブラジャーをつけたとき」という結果になりました。「お金」や「異性との関係」「カラダ の成長」にならんで、「はじめて着けたブラジャー」も新成人女子の意識の上で、大人になったと感じた 大事なポイントであることがわかりました。 ■「ファーストブラ」の購入行動が、今の母娘関係に影響。 「ファーストブラ」についての調査では、新成 人女子の約7 割が「ファーストブラ」を親と一緒 に購入、約3 割が「親が買ってきた」と回答。ま た、現在の母親との関係性についての調査では、 「ファーストブラ」を一緒に購入した母娘の約 5 割が現在もカラダや異性について相談できる関 係と回答したのに対し、「ファーストブラ」を親 が買ってきた場合は約3 割に。「ファーストブラ」 の購入行動は、現在の母娘の関係性に大きく影響 することがわかりました。はじめてのブラジャー を一緒に購入する行為が、大事なことを相談し合 える母娘関係づくりのひとつのポイントといえ ます。 ◇「ファーストブラ」の購入行動と、現在の母親との関係性について

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3 実際に学んだ歳 (平均) (平均) 1位 2位 1位 2位 12歳 10歳・15歳・16歳 母 父 15.9% 13.4% 59.7% 23.8% 10歳 12歳 母 先生 22.2% 19.7% 58.3% 17.0% 10歳 12歳 母 父 17.2% 16.3% 70.9% 11.2% 10歳 12歳 母 先生 26.0% 24.5% 58.7% 34.5% 12歳 10歳 母 先生 19.4歳 15.9% 68.4% 7.8% 12歳 13歳 母 友人 25.3% 18.6% 44.7% 30.1% 12歳 13歳 母 先生 23.2% 20.2% 55.3% 31.6% 13歳 12歳 先生 母 19.0% 18.5% 27.7% 24.3% 学ぶべきと思う歳 1 お金のため方、使い方について 12.8歳 12.4歳 2 状況に応じた言葉遣いについて 11.5歳 11.0歳 3 レストラン(食事時)でのマナーについ て 12.0歳 11.6歳 4 カラダの成長(変化)について 11.6歳 11.4歳 5 服装や身だしなみについて 12.1歳 11.3歳 6 異性との付き合い方について 14.1歳 12.7歳 12.2歳 12.9歳 誰から学ぶのが理想 大事なことについて学んだ歳、学ぶべきと思う歳、誰から学ぶべきと思うか。 7 妊娠について 13.5歳 8 携帯・SNS等のモバイルツールの使用について 13.9歳 (平均) 1位 2位 12歳 10歳 24.3% 22.8% 12歳 13歳 20.9% 18.0% 10歳 12歳 22.3% 20.9% 学ぶべきと思う歳 1 下着(ブラジャー)の知識 11.9歳 下着(ブラジャー)について、学ぶべきと思う歳 2 バストのサイズの測り方 12.7歳 3 成長するバストの話 11.9歳 ■大人になるための大事なことを学ぶべき時期は、10 歳(1/2 成人式)が目安。 新成人女子に「大事なことを学ぶべき時期」について質問すると、「お金のため方、使い方について」 平均12.4 歳、「カラダの成長について」平均 11.4 歳、「携帯・SNS について」平均 12.2 歳、「下着の知 識について」平均11.9 歳、「レストランのマナーについて」平均11.6 歳などと、個人差はあるものの 10 歳から12 歳の間に答えが集中しました。一方で、自身が実際に学んだ時期は、「お金のため方・使い方 について」が平均12.8 歳、「カラダの成長について」平均11.6 歳、「携帯・SNS について」平均 13.9 歳、 「レストランのマナーについて」平均12.0 歳となっており、いずれの質問にも「もっと早く学ぶべき」 と思っていることがわかりました。 また、「誰から大事なことを学ぶべきと思うか」については、ほとんどの質問に対し、「母親」に教え てほしいと思っていることも明らかになりました。 「大事なことを学ぶべき時期」は、個人差はあるものの、新成人女子は10 歳から 12 歳の間を学ぶべ き時期と思っており、「学びはじめる」ひとつの目安が10 歳(1/2 成人式)であることがわかりました。 ■ワコールは、10 歳(1/2 成人式)を目安に、「ファーストブラを一緒に購入する」ことを提案します。 ワコールでは母娘の良好なコミュニケーションづくりのために、「ファーストブラを母娘で一緒に購入 すること」を提案するとともに、「10 歳(1/2 成人式)」を「下着についての知識」や「成長するバスト の話」を伝えるひとつの目安として発信することで、「ファーストブラ」をきっかけにした母娘の関係性 の向上を応援していきます。

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<参考資料> ◇子どものバストの成長変化の法則 ―変化は大きく分けて 3 段階― 【特徴】 ① 成長により変化していく順序は同じであり、ステップが3つある ② ステップが進むにつれて「形」と「かたさ」が変化する ③ ジュニアステップ2からだんだんかたくなり、ジュニアステップ3の時期が最もかたい ◇バストの成長変化のはじまりは“初経”の時期と関係する 成長ステップは個人差が大きく、年齢では判断できないが、初経年齢と関係が深く初経の1 年以上前 からバストはふくらみはじめ、初経時期のバストはほとんどジュニアステップ2の状態であった。同様 に、初経年齢も個人によって大きな差がみられる。 【特徴】 ① 初経前後の短期間(約4年間)で形やかたさが変化する ② 初経より 1 年以上前からバストはふくらみはじめている ③ 初経を迎える年齢は 10 歳から 15 歳までばらつきがあり、個人差が大きい ◇成長期のバストをやさしく包む、成長期専用のブラジャー着用の必要性

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5 〈ジュニアステップ1〉 【バストの特徴】 ●乳頭周辺がふくらみはじめている 【ブラジャーの着用実態】 ●ブラジャー着用率が低い(ブラジャー着用率*31%) 【ブラジャーの必要性】 ●ブラジャーを着用すると、乳頭が目立たなくなり更に、アウターウェアに乳頭がすれにくくなり「乳 頭が服にこすれないので痛くない」との声 ⇒乳頭周辺のふくらみが目立ち、お子様が痛みを感じているようであれば、成長期専用のブラジャー着 用をおすすめします 【ジュニアステップ1 の子がブラジャー着用すると乳頭が目立たない】 〈ジュニアステップ2〉 【バストの特徴】 ●バストのふくらみが横に広がり、からだとバストの境目ができ、バストが目立ちはじめる 【ブラジャーの着用実態】 ●ブラジャー着用率は半分程度で低い(ブラジャー着用率*56%) 【ブラジャーの必要性】 ●ブラジャーを着用するとバストの揺れが少なくなると共に、「思いっきり動ける」、「バストが揺 れなくなった」との声 ⇒初経をむかえる頃には、必ず成長期専用のブラジャー着用を着用させてあげることが大切である 〈ジュニアステップ3〉 【バストの特徴】 ●バストは立体的にふくらんでいて外見上は大人のバストに似ているが、非常にかたく、まだ成長途 上である 【ブラジャーの着用実態】 ●ブラジャー着用率は高い(ブラジャー着用率*90%) ●大人用のブラジャーを着用している子どもが多い(大人用ブラジャー着用率*57%) 【ブラジャーの必要性】 ●大人用ブラジャーを着用すると、「バストにぴったり合わない」、「ブラジャーがずれる」等の 問題が発生する確率が高い ⇒バストはまだ成長途中でもあり非常にかたい為、大人用でなく成長期専用のブラジャーを着用させて あげるのが大切である 【大人用ブラジャーを着用した場合】 【成長期専用のブラジャーを着用した場合】 *ワコール調べ:調査期間 2000 年~2010 年(身体計測と同時に実施しているアンケート結果を集計) 調査対象 8 歳~18 歳の女子 n=325 人(ステップ 1:77 人、ステップ 2:72 人、ステップ 3:176 人)

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下 着 は 常 に 清 潔 な も の を 身 に つ け る 下 着 は 自 分 の サ イ ズ に 合 っ た も の を 身 に つ け る 下 着 は 着 ご こ ち が 大 切 だ 下 着 は 洋 服 に 透 け な い も の を 身 に つ け る 下 着 は 質 の よ い 素 材 の も の を 身 に つ け る デ ザ イ ン だ け で 下 着 を 選 ば な い 自 分 の か ら だ の サ イ ズ は 常 に チ ェ ッ ク す る 必 ず 試 着 を し て 下 着 を 買 う 信 頼 の お け る 店 で 接 客 し て も ら っ て 、 下 着 を 買 う 下 着 を 買 う と き は 必 ず サ イ ズ を 測 っ て も ら う 下 着 を 買 う と き は 必 ず 店 の 人 に 相 談 す る n= (1,203) 87.1 78.0 74.7 73.4 70.1 65.7 64.8 47.6 42.0 40.6 38.6 29.7 女性_40-49歳 (382) 86.9 74.6 68.8 70.4 62.3 65.4 61.0 43.7 36.1 33.2 32.7 22.8 女性_50-59歳 (382) 88.7 81.2 76.2 74.3 72.0 64.7 66.2 47.9 45.0 44.8 41.1 34.3 女性_60-69歳 (379) 86.5 78.4 79.4 76.0 75.5 67.0 67.5 50.7 44.9 43.3 40.6 31.4 女性_70-74歳 (60) 81.7 76.7 73.3 70.0 73.3 65.0 63.3 51.7 41.7 45.0 46.7 33.3 よく一緒に購入 (434) 94.0 85.5 83.6 81.3 79.0 70.5 71.9 54.1 50.7 48.8 47.5 37.6 たまに一緒に購入 (393) 88.5 79.4 76.3 72.0 69.0 66.2 66.9 49.1 42.7 42.5 36.4 29.0 一緒に購入せず、娘は友 だちと一緒に購入 (31) 90.3 90.3 80.6 77.4 80.6 77.4 71.0 71.0 51.6 51.6 45.2 35.5 一緒に購入せず、 娘一人で購入 (67) 73.1 67.2 58.2 64.2 56.7 61.2 50.7 43.3 29.9 32.8 41.8 28.4 一緒に購入せず、私が 買って娘に与えていた (215) 83.3 71.2 66.5 71.2 64.2 64.7 58.6 35.8 28.4 25.6 25.1 17.7 一緒に購入せず、購入状 況も知らない (63) 57.1 46.0 46.0 42.9 44.4 31.7 36.5 27.0 31.7 27.0 30.2 19.0 幼 少 期 か ら 思 春 期 の 下 着 の 共 同 購 入 状 況 別 派 手 な 下 着 は 身 に つ け な い 全体 年 代 別 ( 1 0 代 刻 み ) 87.1 78.0 74.7 73.4 70.1 65.7 64.8 47.6 42.0 40.6 38.6 29.7 44.4 27.9 24.6 26.2 21.9 22.3 16.7 12.2 15.2 11.2 11.4 7.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% やや伝わっている 伝わっている <参考資料 2> 『下着を一緒に購入する母娘の特徴について』 菅原健介(聖心女子大学文学部教授) 下着を一緒に買う機会の多い母娘の特徴を検討したところ、まず、娘の年齢が若いという特徴が明確 でした。これは娘が思春期において共同購入の経験が多かったという結果とも一致しています。これに 加え、下着を一緒に買う母娘はショッピングや食事だけでなく、自宅内での会話も多く、共に行動する こと自体の楽しみと情報交換の楽しみを強く感じる傾向があります。 また、一緒に買う頻度が多い母親ほど、下着の清潔さや試着の重要性等の情報を娘に伝えていますが、 そうした母親は自分が娘にとって役立つ存在であり、きちんと日本人としての伝統的な良さを伝えたい と考える傾向があります。これらの傾向は娘の年齢の影響を取り除いた上でも示されますので、下着を 娘と一緒に買う母親に共通する特徴と言えるでしょう。このように、娘と下着を購入することは、単な るショッピングの一つではなく、価値観の世代間伝達の場ともなっているようです。 (ワコールココロス研究会(2012).『母娘の共同行動と母親の心理的幸福感に関する調査』 ココロス共同研究レポート vol.6 より) 下着に対する行動や考え方について、以下の項目はあなたから娘さんにどの程度伝わっていますか? ■菅原健介(すがわらけんすけ) プロフィール 1958 年東京都生まれ。横浜国立大学教育学部心理学科卒業。東京都立大学大学院 人文科学研究科博士課程心理学専攻修了。文学博士。現在、聖心女子大学文学部 教授。専門は社会心理学、性格心理学。研究テーマは羞恥心、対人不安、自己呈示。 著書に、『人はなぜ恥ずかしがるのか』(サイエンス社)、『羞恥心はどこへ消えた?』 (光文社)、『下着の社会心理学』(朝日新聞出版)、編著書に、『ひとの目に映る自己』 (金子書房)などがある。 〔報道関係の方からのお問い合わせ先〕 株式会社ワコール 広報・宣伝部 (東京)TEL:03-3239-1117 FAX:03-3239-1118 (京都)TEL:075-682-1006 FAX:075-682-1103 〔一般のお客様からのお問い合わせ先〕

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