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運営業務開始後における PFI の事業効果検証 アイテック株式会社 平成 30 年 3 月

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(1)

運営業務開始後におけるPFIの事業効果検証

平成30年3月

(2)

1

はじめに

「1 .事業効果検証の背景と目的」で今回の検証の背景と目的。

「2.事業効果検証結果(サマリ)」において、検証結果のとりまとめ。

「3 .支払額の推移」と「4.価格変動の検証」では、当初契約から第6回変更契

約(平成29年3月末締結)までの、支払額の変動とその要因を整理。

その上で、変動要素のうち、可能なものは定量的な比較により価格的な効果を検

証する。

(3)

2

1.事業効果検証の背景と目的

【背景と目的】

(背景)

 運営業務が開始され5年目を迎えている。

 本事業では、これまで計6回の契約変更を行っており、要求水準の変更をはじ

め、運営業務等の実施条件やPFI事業者への支払額の変更が生じている。

 特に、医薬品や診療材料等の調達代金の支払は従量払い(購入した分支払

う仕組み)のため、医業収益の増減に大きく影響する。

 調達代金の支払額の増加のほか、その他これまでの契約変更事項も含め、現

時点では当初契約金額を上回る支払額で推移している。

(目的)

 今回の事業効果検証では、当初契約時点から現時点までの変更事項を体

系的に整理し、価格の変動の妥当性・適正性を可能な限り定量的に比較・

分析することを目的とする。

(4)

3

2.事業効果検証結果(サマリ)

【建替えによる医療機能の強化と増収】

 平成20年12月の事業契約(当初契約)締結後、平成25年5月の新病院開

院に伴い医療機能の強化が図られている。

 この結果、グランドオープン後安定稼働した平成28年度の医業収益は新病院

開院前の平成24年度と比して約27億円、累計ベースで約67億円の増収と

なっている。

 また、当初契約締結以降、診療報酬改定をはじめとする医療環境の変化や

医療技術の進歩による診療行為の高度化など、様々な変化が生じている。

 以上のような各種変化に対応すべく、平成28年度時点で合計6回の変更契

約が行われている。

【サービス対価の支払額の状況】

 第6回変更契約の支払額は、当初契約の支払予定額と比して単年度あたり

約12億程度、平成28年度までの累計ベースで約49億円増加している。

 このうち、診療材料や医薬品などの材料費の増が、全体の77.5%(約38億

円)を占めている。

 その他、各運営業務のマネジメントや経営支援などの業務を行う、統括マネジ

メント業務が約2.2億円の増、運営業務が約8.9億円の増という状況である。

(5)

4

2.事業効果検証結果(サマリ)

【増加要因とPFIによる効果】

(診療材料や医薬品などの調達関連業務費)

 診療材料、医薬品は、実施する医療行為との関連性が高い。例えば、高度

医療を提供する場合には、それに用いる材料等も高額となる傾向にある。

 また、患者数や医業収益が伸びれば、その分医療行為として使用する診療材

料、医薬品の額も増加する。

 医業収益に占める材料費率は27~30%

の範囲内で安定的に推移してい

ることから、調達代金を含む調達関連業務費の増加は医療収益の増加による

妥当な増加であると推察する。

(※一般病床600床以上の都道府県・政令都市開設の

病院のうち、経常収支比率100%以上の7病院平均:30%(H28年公営企業年鑑))

 診療材料、医薬品ともに加重平均値引率(定価又は薬価からの値引率の総

和)はPFI運営開始前と比して高くなっており、またPFI運営開始前の加重平

均値引率を用いた試算でも定量的な削減効果がみられる。

(統括マネジメント業務費)

※統括マネジメント業務は個別業務のマネジメントと病院経営支援を含む

 統括マネジメント業務は、これまでの変更で約2.2億円増額しているが、契約

差額調整を除き、実質約0.8億円の増である。これに対し、県側人件費は約

1.4億円削減できており、これまでの各種変更により結果としてコストの削減が

実現できている。

※「契約差額調整」とは、SPCと各協力企業の契約額と県がSPCへ支払う金額を同額とする調整をいう。

(6)

5

2.事業効果検証結果(サマリ)

【増加要因とPFIによる効果】

(運営業務費)

 運営業務では、業務により当初契約からの支払額の増減が異なる。物品管理

や清掃など、一部の業務では、当初契約から支払額が減少しているものもある。

 運営業務全体では、平成28年度までの累計で約8.9億円支払額が増加して

いるが、業務内容の変更による増額が大部分を占めている。

 業務内容の変更は、病院の運営方針の変更や患者数及び職員数の増減な

どによる従量支払額の変更などによるものである。

 運営業務については、PFI導入検討時にコスト削減効果とあわせて、サービスの

質の向上も重視していた業務である。

 既に公表している「PFI導入効果検証報告書」において、サービスの質向上など

定性的な効果は確認されているところである。

(総括)

 以上、今回実施した調達関連業務、統括マネジメント業務、運営業務の検

証結果から、全体として一定の定量的な効果が得られていると考察する。

(7)

6

3.支払額の推移 (1)全体

① 第6回変更契約までの業務別支払額の推移

期間 当初契約時点 第6回変更時点 当初と第6回変更との増減比較 増減額 増減率 統括マネジメント業務 費相当額 契約~H24年度 602,985 602,985 0 100% H25-H28年度 1,094,660 1,313,124 218,464 120% 合計 1,697,645 1,916,109 218,464 113% 調達関連業務費相当 額 契約~H24年度 93,080 93,080 0 100% H25-H28年度 22,885,792 26,701,388 3,815,596 117% 合計 22,978,872 26,794,468 3,815,596 117% 運営業務費相当額 契約~H24年度 0 0 0 ‐ H25-H28年度 5,483,478 6,372,457 888,979 116% 合計 5,483,478 6,372,457 888,979 116% 上記合計 契約~H24年度 696,065 696,065 0 ‐ H25-H28年度 29,463,930 34,386,969 4,923,039 117% 合計 30,159,995 35,083,034 4,923,039 116%

(単位:千円(税抜))

詳細は次頁

 各大項目ともに当初契約からの支払額の増加がみられる

(8)

7

3.支払額の推移 (2)調達関連業務

① 第6回変更契約までの調達代金支払額の推移

(単位:千円(税抜))

期間 当初契約時点 第6回変更時点 当初と第6回変更との増減比較 増減額 増減率 医薬品代金相当額 契約~H24年度 0 0 0 ‐ H25-H28年度 11,988,812 14,125,067 2,136,255 118% 合計 11,988,812 14,125,067 2,136,255 118% 診療材料代金相当額 契約~H24年度 0 0 0 ‐ H25-H28年度 10,453,226 12,099,416 1,646,190 116% 合計 10,453,226 12,099,416 1,646,190 116% 准備品・消耗品代金 相当額 契約~H24年度 0 0 0 ‐ H25-H28年度 330,794 363,945 33,151 110% 合計 330,794 363,945 33,151 110%

 医薬品、診療材料、准備品・消耗品ともに当初契約からの支払額の増加がみ

られる

(注)医薬品及び診療材料の調達予定リスト作成業務費及び調達に要する業務費(人件費)は金額変動がないため除外

(9)

8

3.支払額の推移 (2)調達関連業務

② 医業収益と材料費との関連

予算化時点

運営開始後

 平成25年度からPFIの運営業務を開始したが、医業収益の増加に伴い、材

料費(医薬品、診療材料等)の使用額の増加がみられる

(百万円) (%) 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 平成17年度 平成18年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 医業収益 材料費(下記合計) 医業収益に対する材料費率

(10)

9

3.支払額の推移 (3)統括マネジメント+運営

① 第6回変更契約までの支払額の推移

(単位:千円(税抜))

期間 当初契約時点 第6回変更時点 当初と第6回変更との増減比較 増減額 増減率 統括マネジメント業務 費相当額 契約~H24年度 602,985 602,985 0 100% H25-H28年度 1,094,660 1,313,124 218,464 120% 合計 1,697,645 1,916,109 218,464 113% 運営業務費相当額 契約~H24年度 0 0 0 ‐ H25-H28年度 5,483,478 6,372,457 888,979 116% 合計 5,483,478 6,372,457 888,979 116% 上記合計 契約~H24年度 602,985 602,985 0 ‐ H25-H28年度 6,578,138 7,685,581 1,107,443 117% 合計 7,181,123 8,288,566 1,107,443 115%

 第3回変更契約において、SPCと各協力企業の契約額と県がSPCへ支払う

金額を同額とする調整

(SPCと各協力企業の契約額と県がSPCへ支払う金額を同額とする調整)

を実施したため、統括マネジメント業務と運営業務については一体的に検証

 統括マネジメントと運営業務の合計では、累計額ベースで当初契約より約11 億

円(単年度単純換算:約2.8億)増加

(11)

10

3.支払額の推移 (3)統括マネジメント+運営

② 業務別支払額の推移

(単位:千円(税抜))

 主な増加した業務:個別業務のマネジメント、病院経営支援、医療事務、

施設メンテナンス、食事の提供、洗濯

 主な減少した業務:清掃、警備

業務名 当初契約時点 第6回変更時点 当初と第6回変更との増減比較 増減額 増減率 統括マネジメント業務費相当額 1,697,645 1,916,109 218,464 113% 個別業務のマネジメント業務 852,161 1,005,316 153,155 118% 病院経営支援業務 311,937 377,246 65,309 121% その他統括マネジメント業務(共通) 533,547 533,547 0 100% 運営業務費相当額 5,483,478 6,372,457 888,979 116% 医療機器の管理・保守点検業務 107,510 112,531 5,021 105% 物品管理業務 546,680 448,163 -98,517 82% 滅菌消毒業務 368,120 354,228 -13,892 96% 医療事務業務(診療情報管理含) 1,275,849 1,869,267 593,418 147% 清掃業務(植栽管理業務含) 570,049 467,396 -102,653 82% 施設メンテナンス業務 873,395 978,245 104,850 112% 警備業務 180,957 135,541 -45,416 75% 食事の提供業務 1,148,533 1,294,351 145,818 113% 洗濯業務 412,385 712,735 300,350 173%

【契約締結から平成28年度までの累計金額】

(12)

11

4.価格変動の検証 (1)調達関連業務

① 医薬品調達の定量的な効果

 医業収益に対する薬品費比率はPFI運営開始前後において概ね15~16%台で

推移しているため、薬品費の増加は医業収益の増加による影響といえる

 加重平均値引率はPFI運営開始前と比して高くなっている

 仮に平成24年度の値引率を据え置いた場合、各年度の薬品費の実績値を上回る。

そのため、リスト作成や調達業務などの労務費を考慮しても定量的な効果がで

ている

平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 累計 医業収益 22,045,044 23,046,903 23,127,217 24,846,604 25,135,955 25,762,388 ― 薬品費(A) 3,517,510 3,550,647 3,609,067 3,756,299 3,919,716 4,180,872 ― 薬品費比率 16.0% 15.4% 15.6% 15.1% 15.6% 16.2% ― 加重平均値引率 13.49% 12.56% 14.22% 15.56% 15.93% 14.00% ― 後発医薬品の使用割合 (数量ベース) 64.0% 75.3% 86.3% ― 薬価総額ベース(仮) 4,207,352 4,448,483 4,662,443 4,861,479 ― 24年度値引率を据え置いた 場合の医薬品費(仮:B) 3,678,909 3,889,754 4,076,840 4,250,877 ― 差額(C:BーA) +69,842 +133,455 +157,124 +70,005 430,426 労務費(D) 5,560 5,560 5,560 5,560 22,240 コスト削減効果(C-D) 64,282 127,895 151,564 64,445 408,186

(単位:千円(税抜))

労務費とは、PFI契約内で支払う医薬品調達予定リスト作成支援及び医薬品調達業務の実施に要した費用の総和

運営開始後

運営開始前

(13)

12

4.価格変動の検証 (1)調達関連業務

② 診療材料調達の定量的な効果

 医業収益に対する診療材料費比率はPFI運営開始前後において概ね11~12%

台で推移しているが、PFI運営開始後に若干の上昇がみられる。これは、近

年の手術材料の多様化・コスト上昇などによる影響もあると推察する

 加重平均値引率はPFI運営開始前と比して高くなっている

 仮に平成24年度の値引率を据え置いた場合、各年度の診療材料費の実績値を上

回る。医薬品調達も含め、調達業務全体で定量的な効果がでている

平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 累計 医業収益 22,045,044 23,046,903 23,127,217 24,846,604 25,135,955 25,762,388 ― 診療材料費(A) 2,514,383 2,618,451 2,705,048 2,992,636 3,049,290 3,331,705 ― 診療材料費比率 11.4% 11.4% 11.7% 12.0% 12.1% 12.9% ― 加重平均値引率 28.86% 28.18% 29.68% 30.31% 29.19% 28.33% ― 定価総額ベース(仮) 3,846,769 4,294,211 4,306,298 4,648,674 ― 24年度値引率を据え置い た場合の診材費(仮:B) 2,762,749 3,084,102 3,092,783 3,338,678 ― 差額(C:BーA) 57,701 91,466 43,493 6,973 199,633 労務費(D) 22,000 22,000 22,000 22,000 88,000 コスト削減効果(C-D) 35,701 69,466 21,493 -15,027 111,633

(単位:千円(税抜))

労務費とは、PFI契約内で支払う診療材料調達予定リスト作成支援及び診療材料調達業務の実施に要した費用の総和

運営開始後

運営開始前

(14)

13

4.価格変動の検証 (2)統括マネジメント業務

① 統括マネジメント業務の変更事項

(単位:千円(税抜))

業務名 変動要素 (28年度までの累計) 増減金額 変更時点 個別業務のマネジメント業 務 医療機器の調達業務(整備計画案の作成等)の追加 17,063 第2回変更 契約差額調整 136,092 第3回変更 小計 153,155 病院経営支援業務 ・経営企画室業務の全体見直し (①経営分析、経営企画、②執行計画作成、③各種 施設基準届出など) ・支援業務の全体見直し (情報システムコンサルティングの減) 65,309 第2回変更 小計 65,309

 第6回契約変更までの主な変更事項は以下のとおり

 統括マネジメント業務(個別業務のマネジメント、病院経営支援)は、県側業

務の移管を中心に変更が発生

 契約差額調整については、運営業務とあわせて考察する

(②運営業務の定量的効果の検証【カ 契約差額調整】参照)

(15)

14

4.価格変動の検証 (2)統括マネジメント業務

② 統括マネジメント業務の定量的効果の検証

 統括マネジメント業務の全体見直しに関しては、県側人件費の削減も含め、全

体費用の削減が達成できているといえる

業務名 増減金額 (28年度ま での累計) 県側コストの削 コスト差 積算根拠 個別業務のマネ ジメント業務 医療機器の調達業 務 17,063 -32,489 -15,426 正規職員1名減(調達係) 平成26年度から3ヶ年分 平成26年度の平均給与単価を使 用(以下同様) 小計 17,063 -32,489 -15,426 病院経営支援 業務 経営支援業務 医療情報システム 支援業務 65,309 -109,800 -44,491 【経営企画室】 正規職員1名減 臨時職員1名減 平成26年度から3ヶ年分 【医療情報室】 正規職員2名減 臨時職員1名減 平成26年度から3ヶ年分 小計 65,309 -109,800 -44,491

(単位:千円(税抜))

(16)

15

4.価格変動の検証 (3)運営業務

① 運営業務の変更事項(要因別)・・・ +

888,979

千円

イ 業務内容の変更による支払額の増減(定額払分)・・・

+527,390

千円

ア 運営期間見直しによる支払額の増減・・・

+222,336千円

(運営業務全般)

(医療機器の管理・保守点検、医療事務)

ウ 業務内容の変更による支払額の増減(単価払分)・・・ +

376,044千

(食事の提供、洗濯)

エ 物価変動等に基づくサービス対価の改定・・・

-24,658

千円

(清掃、警備)

オ 業務量増加に伴うサービス対価の改定・・・ +

5,859

千円

(物品管理、滅菌消毒)

カ 契約差額調整・・・ -217,991千円

(運営業務全般)

(要因別内訳集計)

(端数処理の関係でア~カの合計額と一致しない。)

(17)

16

4.価格変動の検証 (3)運営業務

① 運営業務の変更事項

ア 運営期間見直しによる支払額の増減・・・

+222,336千円

(運営開始日の前倒し変更:平成25年6月22日→同年5月4日<50日間>)

業務名 増減金額 食事の提供業務 53,100 医療機器の管理・保守点検業務 3,557 物品管理業務 19,572 滅菌消毒業務 13,030 洗濯業務 17,024 医療事務業務(診療情報管理業務を含む) 63,366 清掃業務 20,177 施設メンテナンス業務 27,658 警備業務 4,852 合計 222,336

 運営期間の変更による増額

(18)

17

4.価格変動の検証 (3)運営業務

① 運営業務の変更事項

イ 業務内容の変更による支払額の増減(定額払い分)・・・ +527,3

90

千円

業務名 項目 変動要素 (28年度まで増減金額 の累計) 変更時点 医療機器の 管理・保守 点検業務 総括責任者の保 有資格の変更 臨床工学技士⇒医療機器修理業責任技術者に変更 -7,262 第2回変更 中央管理機器の 追加 医薬品注入コントローラー及びフットポンプ(病院機能評価指摘事項) 4,600 第5回変更 小計 -2,662

ア) 医療機器の管理保守点検業務・・・ -2,662千円

業務名 項目 変動要素 増減金額 (28年度まで の累計) 変更時点 医療事務業 務 DPC分析業務 DPC導入に伴う分析・コーディング業務の追加 73,488 第2回変更 ブロック会計受付 ブロック会計の実施に伴う人員の増加 108,660 第2回変更

イ) 医療事務業務・・・ +530,05

2

千円

(19)

18

4.価格変動の検証 (3)運営業務

① 運営業務の変更事項

業務名 項目 変動要素 (28年度まで増減金額 の累計) 変更時点 医療事務業 務 診察付クラークの追加配置 平成25~27年度までの3年間等 59,969 第2回変更 第6回変更 県側外来・入院 医事業務の移管 各種資料作成等の追加 39,122 第2回変更 運営形態見直し に伴うサービス対 価の変更 SPC直営化に伴う継続雇用・スキル向上等の質向上 88,094 第2回変更 地域医療連携業 務の追加 後方支援業務の追加 95,998 第2回変更 受付周辺業務等 の追加 診察室周辺クラーク+その他部門受付増員の追加 64,721 第2回変更 小計 530,052

イ) 医療事務業務・・・ +530,0

52

千円(再掲)

(20)

19

4.価格変動の検証 (3)運営業務

① 運営業務の変更事項

ウ 業務内容の変更による支払額の

増減(単価払分)・・・ +376,044

千円

ア) 食事の提供業務・・・ +

92,718千

当初契約 第2回変更 第5回変更契約 第6回変更契約 単価等 前回変更 からの 増減 単価等 前回変更 からの 増減 当初契約か らの 増減 単価等 前回変更 からの 増減 当初契約か らの 増減 契 約 条 件 想定食数 550食 650食 100食 500食 -150食 -50食 490食 -10食 -60食 管理費 260円 280円 20円 362円 82円 102円 351円 -11円 91円 材料費 240円 280円 40円 280円 0円 40円 280円 0円 40円 合計 500円 560円 60円 642円 82円 142円 631円 -11円 131円 変 動 要 素 管理費 - □650食体制への人員 増 □特食比率増加による 個別対応増 □再加熱カート台数増加 □調乳エリアの分散化等 □オペレーター業務(栄養部・ 病棟の看護部間の調整含) □二次締切後の追加変更対応 □選択食業務の増 □業務量増による管理者の増等 □食数変動による管理費の削減 材料費 - □地元産等国産食材の 使用 □冷凍食材の原則不使 用 □特別食比率の増加 (経腸栄養剤等)等 - - ※第5回契約変更から、単価払いから定額払い(管理費)+単価払い(材料費)へ変更したため、上記に示す単価は換算値

(21)

20

4.価格変動の検証 (3)運営業務

① 運営業務の変更事項

業務名 項目 変動要素 変更時点 洗濯業務 洗濯業務対象品目及び 数量の変更 (主な変更) 対象品目の増加 診察衣、看護衣、手術衣も含め全てリース対象へ切替え (衣類の調達コストも乗せた形の支払方法へ変更) 第2回変更 洗濯業務対象品目及び 数量の変更 (主な変更) 対象品目の増加又は単価の見直し ・手術用リネン類等の品目追加 ・ドクターコート、KCウェア、ナースジャケットの単価 見直し 第3回変更 洗濯業務対象品目及び 数量の変更 (主な変更) ナースジャケットの種類の追加変更 第5回変更

イ) 洗濯業務・・・ +283

,326

千円

 対象品目の増加により支払額が増加

 調達方法の変更(リース化)に伴い、従来、被服費(職員ユニフォームなど)や

消耗品費(タオル、リネン類)として県側が調達していたコストが付加されたこ

とによる支払額の増加

(22)

21

4.価格変動の検証 (3)運営業務

① 運営業務の変更事項

エ 物価変動に基づくサービス対価の改定・・・

-24,658

千円

(単位:千円(税抜))

業務名 変動要素 増減金額 (28年度までの 累計) 変更時点 清掃業務 物価変動に基づくサービス対価の変更(対象期間:平成26年度以降) -13,818 第3回変更 警備業務 物価変動に基づくサービス対価の変更(対象期間:平成25年度以降) -10,840 第2回変更 小計 -24,658

オ 業務量増加に伴うサービス対価の改定・・・ +5,

859

千円

業務名 変動要素 (28年度までの増減金額 累計) 変更時点 物品管理業務 休日手術実施に伴う増加 458 第6回変更 滅菌消毒業務 契約締結時点の想定手術件数から10%以上増加したことによるサービス対価の変更 休日手術実施に伴う増加 5,401 第5回変更 第6回変更 小計 5,859

(単位:千円(税抜))

(23)

22

4.価格変動の検証 (3)運営業務

① 運営業務の変更事項

カ 契約差額調整・・・

-217,991

千円

(単位:千円(税抜))

業務名 増減金額 医療機器の管理・保守点検業務 4,126 物品管理業務 -118,546 滅菌消毒業務 -32,323 清掃業務 -109,012 施設メンテナンス業務 77,192 警備業務 -39,428 合計 -217,991 ※単価支払となる業務(食事の提供、洗濯)及びSPCが直営で実施する個別業務(医療事務等)は該当しない ※「契約差額調整」とは、愛媛県が本件PFIを実施するSPC(特別目的会社)へ支払う金額と、SPCが各業務を実施する協力企業に 支払う金額を同額とする調整をいう

(24)

23

4.価格変動の検証 (3)運営業務

② 運営業務の定量的効果の検証

 業務量増加も生じているが、業務遂行に問題ないレベルで有資格者の緩和によ

る減額も行っているため、業務全体としては減額されている

業務名 (28年度ま増減金額 での累計) 県側コストの 削減 コスト差 積算根拠 医事課 県側外来・入院医事業務の移管 39,122 -43,319 -4,197 正規職員2名減(医事課) 平成27年度から2ヶ年分

(単位:千円(税抜))

ア)

医療機器の管理・保守点検業務(-2,662千円)

医療事務業務(+530,052千円)

SPC直営化による増額、MSWなど、県職員の雇用・配置が困難であることの代

替等が中心である

 医事課業務の移管によるコスト比較は以下のとおり

【イ業務内容の変更による増減(定額)】

【ア運営期間見直しによる支払額の増減】

 運営期間の変更による増額のため、妥当と判断

(25)

24

4.価格変動の検証 (3)運営業務

② 運営業務の定量的効果の検証

【ウ 業務内容の変更による支払額の増減(単価払分) 】

 当初想定した1日当たり食事提供数の変動や、病院側の運用変更に伴う価格変

動であり、やむを得ない増額といえる

 ただし、今後病院側業務との業務分担等も含め、業務及びコストの効率化とい

う観点から継続的に検討が必要と考えられる

食事の提供業務(+92,718千円)

 業務量増加に対して県職員を配置した場合との比較は以下のとおり

業務名 (28年度までの増減金額 累計) 県職員を配置し た場合の経費 コスト差 積算根拠 DPC分析業務、ブロック会計受付、 診察付クラークの追加配置、運営形態 見直しに伴うサービス対価の変更、地域 医療連携業務の追加、受付周辺業務 等の追加 490,930 686,163 -195,233 正規職員11名 臨時職員25.5名

(26)

25

洗濯業務(+283,326千円)

 院内感染の防止という観点による洗濯頻度の上昇などにより支払額が増加して

おり、医療安全も含めた病院運営上やむを得ない変更と考えられる

 また従来被服費(職員ユニフォームなど)や消耗品費(タオル、リネン類)として県

側で調達していた費用を含めたリース化も増額の大きな要因となっている

 期間中、283,226千円増額しているが、新病院開院前の実績及び開院後の実績

に基づき、平成25~28年度期間中における県調達した場合の経費増額試算額は

407,600千円であるため、コスト削減効果が認められる

【エ 物価変動等に基づくサービス対価の改定】

 事業契約書に定められた手続きであり、合理的な変更と考えられる

【オ 業務量増加に伴うサービス対価の改定】

 当初想定した設定需要数(手術件数)の増加等による業務日も含めた変更であ

り、また結果として病院収益の増加にもつながっており、合理的な変更といえ

4.価格変動の検証 (3)運営業務

(27)

26

4.価格変動の検証 (3)運営業務

② 運営業務の定量的効果の検証【カ 契約差額調整】

(単位:千円(税抜))

業務名 増減金額 医療機器の保守委託業務 4,126 物品管理業務 -118,546 滅菌消毒業務 -32,323 清掃業務 -109,012 施設メンテナンス業務 77,192 警備業務 -39,428 合計・・・A -217,991

 運営業務と統括マネジメント業務の契約差額調整については、現時点では県の

支出額が削減できている形になっている

業務名 増減金額 個別業務のマネジメント業務・・・B 136,092 合計 C・・・A+B -81,899

【カ 契約差額調整】

参照

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