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前橋市における有価物集団回収の現状と課題 前橋工科大学

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Academic year: 2022

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(1)第40回土木学会関東支部技術研究発表会. 第Ⅳ部門. 前橋市における有価物集団回収の現状と課題 前橋工科大学. 学生会員. ○堂本明寛. 前橋工科大学. 学生会員. 山本祐之. 前橋工科大学. 正会員. 湯沢. 昭. 1.はじめに 今日、日本の各地で様々なゴミ問題が生じている。家庭や 企業で排出されるゴミは各自治体が回収していることから、 自治体によって抱えているゴミ問題は異なる。その中前橋市 では、ゴミ分別の不徹底や 1 人 1 日当たりのゴミ排出 量が全国平均を上回っているなどの問題を抱えている。 図-1 は前橋市における家庭ゴミと可燃ゴミの内訳を表. 図-1 前橋市における家庭ゴミと可燃ゴミの内訳. している。前橋市の家庭から出されるゴミの約 8 割が. 前橋市. 可燃ゴミである。可燃ゴミの中には、古紙類や繊維類 などの有価物も含まれている。それらの資源を有効活. 奨励金. 補助金. 8円/kg. 4 円/kg. 有価物排出. 用するため、またゴミの排出量を減らすためにも前橋 有価物集団回収実施団体. 市では有価物集団回収を行っている。 有価物集団回収とは地域の各団体による有価物の回. 回収業者. 図-2 前橋市における奨励金制度. 収のことで、ここで扱う有価物は新聞紙、雑誌、段ボ 有価物集団回収実績データ整理. ール、牛乳パック、古着類などのことを指す。それら の有価物を各自治会(子供会や老人会など)で日時や 場所を決めて回収している。図-2 は前橋市における奨. 各自治会長(326 団体)への有. 有価物集団回収・地域コミュ. 価物集団回収アンケート調査. ニティのアンケート調査. 励金の制度を表している。前橋市は有価物集団回収を 行っている地域団体には 8 円/kg、 業者には上限 4 円/kg. 有価物集団回収・地域コミュニティ現状把握. の奨励金を出している。この奨励金は各団体が地域の 有価物集団回収と地域コミュニティの関連性評価. イベントや団体の活動費として使用している。 また、有価物集団回収は各自治会で行っていること からその地域の地域力に起因している。ここで扱う地. 図-3 研究の流れ. 域力とは人々の信頼関係やそれを取り結ぶネットワー クの関係のことを指す。しかし、近年の日本では人々. ら有価物集団回収の現状と課題、地域コミュニティの実. の生活形態の変化や科学技術の進歩等により地域コミ. 態について明らかにする。. ュニティの低下が問題となっている。そして地域コミ. 研究の流れを図-3 に示す。まず有価物集団回収の実. ュニティの低下に伴いゴミ問題などの地域問題が発生. 績データを基に現状を把握する。次に有価物集団回収の担当. している。そこで本研究では有価物集団回収の実態を. 者と協力者にそれぞれアンケート調査を行う。有価物集. 明らかにし、地域コミュニティとの関連性を評価する。. 団回収担当者に配布したアンケート概要を表-1 に示す。. 2.研究目的と方法. このアンケートでは有価物集団回収の取り組み状況や. 様々なゴミ問題が存在する現在、前橋市で行われて. 問題点、奨励金の使用方法について明らかにする。こ. いる有価物集団回収が社会的にどのような役割を果た. れにより得られた結果を元に分析を行い地域別の有価. しているのかを明らかにする。またアンケート調査か. 物集団回収の取り組みについて把握する。. キーワード 有価物集団回収、地域コミュニティ 連絡先. 〒371-0816 前橋市上佐鳥町 460 番地 1. TEL/FAX 027-265-7362. 前橋工科大学工学部社会環境工学科. E-MEIL:[email protected].

(2) 第40回土木学会関東支部技術研究発表会. 第Ⅳ部門. 表-1 各自治会長に対するアンケート調査概要. 調査対象 配布日 回収日 配布方法 回収方法 配布枚数 回収枚数 回収率. 調査項目. 前橋市各自治会長 平成24年10月10日 平成24年10月10日~10月31日 前橋市の協力にて直接配布 郵送回収 326票 259票 79.4% ・組織情報 ・奨励金の使用方法 ・有価物回収方法 ・回収の問題点 ・回収の取り組みやすさ. 表-2 住民アンケート調査概要 調査地区 配布日 回収日 配布方法 回収方法 配布枚数 回収枚数 回収率. 調査項目. 前橋市内8地域 平成24年11月8日 平成24年11月8日~11月20日 直接配布 郵送回収 2000票 539票 26.9% ・個人属性 ・有価物排出方法 ・有価物集団回収認知度 ・有価物集団回収の取り組み ・地域コミュニティ. 有価物集団回収量 有価物拠点回収量 有価物回収総量 一般廃棄物総量と回収総量の比率. (t) 14000. 12735. 11982 12000. 11685. 11391. 10000. 12303. 12090. (%) 12.0 12003 11.0. 10884. 11057. 10650. 8.9. 8.9. 8000. 10.0 9.0. 6000. 8.9. 8.3. 8.5. 4000. 8.0 7.0. 2000. 591. 1050. 1206. 1246. 1353. H19. H20. H21. H22. 0. 6.0 5.0. H18. 図-4 前橋市の有価物集団回収・拠点回収量 表-3 前橋市団体別集計結果 平 均 年 回 平均年間回 主な奨励金の使用方法 収 回 数 収量(t). 団体種別. 団体数. 自治会. 140. 8.1. 36.7. イベントの開催費. 子供会. 105. 5.4. 29.8. イベントの開催費. 学校. 39. 6.4. 16.0. イベントの開催費. 老人会. 20. 6.5. 21.6. 学校行事. その他. 22. 10.3. 40.7. レクリエイションなど. 合計. 326. 7.3. 31.4. また有価物集団回収量は、近年若干だが減少している 傾向にある。紙リサイクル庫による回収量は紙リサイ クル庫の設置個数が増加したこともあり増加したが、 有価物集団回収量は少なからず減少した。また一般廃. 表-2 は有価物集団回収協力者(住民)へのアンケート. 棄物排出量は近年減少傾向にあるが、一般廃棄物排出. の概要である。このアンケートでは有価物集団回収へ. 量に対する有価物回収総量の比率はほとんど変わって. の取り組みや意識、地域コミュニティについて調査す. いない。. る。そして有価物集団回収の取り組みの違いや地域コ. (2)前橋市有価物集団回収実績データ分析結果. ミュニティを比較する。そして有価物集団回収と地域. 表-3 は前橋市で有価物集団回収に取り組んでいる. コミュニティとの関連性について評価する。. 326 団体の団体別の集計結果である。前橋市では主に自. 3.研究結果. 治会、子供会、学校、老人会が有価物集団回収に取り. (1)有価物集団回収の現状. 組んでいる。自治会が一番回収回数も回収量も多いが、. 有価物集団回収は前橋市で 326 の団体が行っている. 学校は回収回数に対して回収量が少ないことが分かる。. (H24 年 3 月末現在) 。前橋市では有価物集団回収に取. また H23 年度の前橋市の有価物集団回収を実施して. り組んでいる団体は平成 18 年では 276 団体だが平成 24. いる各団体(326 団体)における回収量のデータから重. 年には 326 団体と年々増加している。さらに前橋市で. 回帰分析を行った。その結果、有価物集団回収量(Y). は有価物の回収量を増やすために紙リサイクル庫の設. と当該地域の世帯数(X₁ )、年間回収回数(X₂ )と. 置も始め、平成 17 年には 4 カ所しかなかった紙リサイ. の間には次の関係があることが明らかとなった。. クル庫は平成 22 年には 29 カ所の設置となった。紙リ. Y=43.4X₁ +1580.3X₂ (R²=0.887). サイクル庫では紙リサイクル庫の設置数が増加したた. この式から有価物集団回収の総量は、当該地域の世帯. め、紙リサイクル庫による古紙回収量は増加した。. 数と回収回数に大きく影響を受けていることが分かっ. 図-4 は前橋市における有価物集団・拠点回収量を表. た。この式で、各団体における有価物集団回収予測値. したグラフである。有価物回収総量の内、約 9 割が有. を求めることができる。. 価物集団回収として回収されていることが分かった。. (3)各自治会長の有価物集団回収アンケートの分析結果.

(3) 第40回土木学会関東支部技術研究発表会. ①備品や設備. 14.2. 36.0. 回収事業担当者の成り手が少ない. 3.5 4.4 12.0. 30.0 1.71.5 6.9 11.3. 8.4. 40.5. 1.2. 12.4. その他. 19.3. 全体. 19.1. 44.7. 1.1. 20.9. 15.8. 10.8. 23.1. 6.4. 回収事業担当者の高齢化が進んでいる. 6.0. 2.1 7.3. 9.3. 20%. 40%. 60%. 有価物集団回収に関する前橋市からの情報が少ない. 23.1 100%. 図-5 団体別奨励金の使用方法 ②ステーション回収方式. ③保管庫回収方式(支所や公民館). ④保管庫回収方式 (自治会). ⑤軒先回収方式(役員が回収). ⑥軒先回収方式(業者が回収). ⑦公共施設回収方式. ⑧その他. 23.8. 子供会. 5.01.3. 17.9. 学校. 7.9. 老人会. 7.3 3.3. 7.9 2.6 2.6 21.4. その他 全体. 20.1 0%. 5.3. 17.9. 26.3. 10.5 7.3 2.4 20%. 43.8. 50.0. 7.1. 10.5. 50.0. 15.8. 16.6 40%. 34.1. 18.1. 36.1. 18.0. 12.9. 50.4. 16.8. 65.3. 12.7. 39.2. 7.2. 28.4. 34.0 37.1. 14.0 38.6. 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%. どの項目で「非常に問題がある」「やや問題がある」と. 2.4 2.4. 回答する人より、「あまり問題ではない」「全く問題で. 2.6. はない」と回答する担当者の方が多い。また「今後も. 3.6. 26.3 43.5. 60%. 12.9. 36.7. いての各質問の回答を「非常に問題である」と「やや. 0.6 1.9. 51.2. 21.1. 27.4. 45.2 19.9. 18.1. 26.1. 20.4. 6.8. 0%. 34.1. 42.2. 2.0 12.7 11.6. 28.1. 26.1. 1.2 15.7 3.2 11.6. 32.9. 13.3 15.7. 問題である」の合計を降順で並べたものである。ほとん. 22.5 15.4. 12.0. 17.5. 図-7 有価物集団回収の問題点. ①拠点回収方式. 自治会. 28.5. 15.3. 住民の協力が得られない. 80%. 34.5. 28.1. 有価物の回収量が少ない 3.6. 今後も集団回収事業を継続することはいかがですか 3.6. 0%. 22.1. 20.9. 7.7. 24.3. 25.7. 19.3. 前橋市からの奨励金が少なすぎる. 42.4. 25.8. 24.3. 21.3. 高齢化が進み回収事業に支障をきたしている 2.4. 資源の分別がされていないため仕訳が大変である. 全く問題ではない. 31.0. 回収事業のための協力者が少ない 2.4 15.3. 20.0 25.5. 5.0 11.6 39.0. 27.8. 少子化が進み回収事業に支障をきたしている. 住民や保護者への資源回収に関する情報提供が問題である. 老人会. あまり問題ではない. 7.7. 回収作業などが体力的に大変である 4.4. 55.4. 30.0. 何とも言えない. 役員の負担が大きい. ⑥その他. 23.1. 学校. やや問題である. ④学校行事へ. ⑤地域の環境整備. 子供会. 非常に問題である. ②イベントや祭りの開催時. ③地区の防犯事業. 自治会. 第Ⅳ部門. 5.3 5.3 1.4 6.5 2.2. 80%. 100%. 図-6 団体別有価物集団回収の方法. 集団回収を継続することはいかがですか」という質問 では、「非常に問題がある」「やや問題がある」と回答 した人はわずかに 4.4%しかおらず、有価物集団回収を 実施するのに問題があると感じている担当者は少ない ことが分かる。. 各自治会長に配布した有価物集団回収アンケートは. (4)有価物集団回収住民アンケートの分析結果. 表-1 に示した通り回収率は 79.4%であった。有価物集. 有価物集団回収住民アンケートでは表-2 に示したよ. 団回収によって得られた各団体の奨励金の使用方法は. うに回収率は 26.9%となった。このアンケートでは前橋. 図-5 のようになった。自治会や子供会や老人会では奨. 市内で集合住宅が多い地域や新興住宅地が多い地域な. 励金はイベントなどの開催費として一番多く使われて. どの 8 つの地域を選びそれぞれの地域に各 250 通のア. おり、学校では奨励金を学校行事へと使用している。. ンケートを配布した。回答者の個人属性・世帯属性は. その他の奨励金の使用方法としては老人会や子供会な. 表-4 に示した通りである。表-4 に示した通り 8 つの地. どの町内の団体に助成金として回したり、旅行などの. 域で回収率に大きな差があることが分かる。またアン. レクリエイションに使われている。. ケートの回収率は集合住宅や新興住宅地の多い地域よ. 図-6 は団体別の有価物集団回収方法を表している。. り、昔からの町並みで民家の多い地域の方が高い値と. 各団体で複数の回収方法を用いて回収事業を行ってい. なった。また回答者の年代は 60 歳代以上が約 64%とい. る。自治会、子供会、老人会では一番多い回収方式は. う値を示しており、若い年代に比べ高齢者の方がゴミ. 役員が回収する軒先回収方式であり約半分を占めてい. 問題に関心を持っていることが分かる。. る。次に多いのが拠点回収方式である。学校ではその. 図-8 は「あなたは有価物集団回収についてどの程度. 学校を利用した公共施設回収方式が一番多く半分を占. 知っていますか」という質問の回答を「よく知ってい. めていた。また保管庫回収方式では支所や公民館に設. る」と「知っている」の合計を降順で並べたものであ. 置されたリサイクル庫より、自治会などに設置された. る。質問の内容としては有価物集団回収の内容と奨励. リサイクル庫の方が多く使われていることが分かった。. 金のことについて質問している。「よく知っている」と. 軒先回収方式でも業者が回収する団体よりも役員の回. 「知っている」の合計と「全く知らない」と「多少は. 収する団体の方が多かった。. 知っている」の合計を比べてみると、 「前橋市から補助. 図-7 は有価物集団回収を実施する上での問題点につ. 金が出ていることは知っていますか」という質問以外「よく.

(4) 第40回土木学会関東支部技術研究発表会. 第Ⅳ部門. 表-4 各地域住民アンケート回答者の世帯属性 回答者・世帯属性 サンプル数 男性 231 性別 女性 304 10歳代 1 20歳代 11 30歳代 41 年代 40歳代 70 50歳代 71 60歳代 148 70歳代以上 194 勤め人 133 自営業 33 学生・生徒 2 職業 主婦 168 無職 175 その他 25 全く知らない. 全く思わない. 回答者・世帯属性 サンプル数 下川町 103 駒形町 80 広瀬二丁目 34 新堀町 59 自宅場所 大利根二丁目 96 南町二丁目 31 表町二丁目 63 六供町 67 1年未満 15 3年未満 35 居住年 5年未満 21 10年未満 74 10年以上 390 一戸建て 435 自宅形式 集合住宅 94 その他 6. 比率 43.2% 56.8% 0.2% 2.1% 7.6% 13.1% 13.2% 27.6% 36.2% 24.8% 6.2% 0.4% 31.3% 32.6% 4.7%. 多少は知っている. 知っている. 資源回収に出せる資源の内容は知っていますか 4.4. 44.2. 17.0. 12.7. 支所や公民館などに資源リサイクル庫があることは知って いますか. 16.8. 13.7. 資源回収で得られた収益が地域の活動に使われていること は知っていますか. 23.4. 古着類が有価物資源回収の対象であることは知っています か. 30.8. 子供会や老人クラブなどが資源回収を行う日は知っていま すか. 31.4. 資源回収により前橋市から奨励金が出ることを知っていま すか. 18.0. 35.7 0%. 10%. 20%. 35.0. 40%. 29.8. 資源回収に協力することは市民として当然のことである. 1.0 8.7. 24.7. 資源回収に協力することは子供会や老人クラブ活動に役に立っている. 71.5. 2.0 11.4 8.8. 今住んでいる所にはできるだけ住み続けたい. 5.2. 11.0. 7.4. 資源の内容ごとに分別することは面倒ではない. 町内には信頼できる人が多い. 34.1 40.1 39.8. 29.3 35.7. 9.3. 38.8. 15.2 0%. 27.9 41.8. 11.3. 町内の子供会や老人クラブなどは盛んに活動している. 33.5. 40.6 31.1. 36.3 15.5. 自分や家族は近隣所の人とは交流が多い方である. 53.1 40.3. 23.6. 1.4. 自分や家族は町内会活動には参加している方である. 30.6. 12.3. 8.7. 資源回収には他の人も協力的である. 48.7. 12.9. 16.5. 町内のお祭りや各種イベントなどは盛んに行われている. 45.4. 37.2. 18.8. 12.4. 資源回収に新聞や古雑誌を出すことは面倒でない. 64.0 65.6. 41.3. 5.3. 町内には愛着がある. 非常に思う. 24.4. 自分や家族は資源回収には協力している方である. 10%. 20%. 30%. 20.5. 36.2. 19.0. 34.8. 18.3. 37.0. 35.5. 駒形町. 29.8. 23.0. 大利根二丁目. 26.6. 26.6 60%. 70%. 21.8 80%. 何とも言えない. 下川町 1.37.5. 22.0. 24.0. 50%. 1.2 5.0. 33.2. 15.8 30%. 資源回収に協力することはごみの減量化に役に立っている. 全く思わない. 37.0. 34.4. 16.4. 多少は思う. 0.4 3.7. 14.9. 30.4 40%. 50%. 60%. 18.9. 70%. 80%. 90% 100%. 30.3. 33.3. 21.4. 何とも言えない. 資源回収を行うことは環境に優しいことである. 図-9 有価物集団回収と地域の現状について. よく知っている. 21.0. 子供会や老人クラブなどで実施している資源回収について は知っていますか. 比率 41.2% 32.0% 13.6% 23.6% 38.4% 12.4% 25.2% 26.8% 2.8% 6.5% 3.9% 13.8% 72.9% 81.2% 17.5% 1.1%. 90% 100%. 図-8 有価物集団回収の認知度について. 7.1. 表町二丁目. が分かる。しかし有価物集団回収の内容でも、項目ご. 38.9. 44.4 46.4. 11.5. 14.3 7.0. 60.0. 14.3. 11.5. 南町二丁目. 53.8. 28.2. 六供町 3.7 13.0. 32.1. 30.8. 10.7. 46.2. 50.0. 20.9. 0%. 非常に思う. 60.0. 35.4. 7.1 4.7. 新堀町. 知っている」と「知っている」の合計の方が多いこと. 31.3. 3.1 7.7. 広瀬二丁目. 多少は思う. 25.0. 44.2. 20%. 40%. 27.9 60%. 80%. 100%. 図-10 地域別-有価物集団回収協力意識. とに認知度の差が多く見られた。図-9 は有価物集団回 収と地域コミュニティの現状についての各質問項目を. (2)奨励金の使用方法として自治会や子供会、老人会. 「多少は思う」と「非常に思う」の合計を降順に並べ. では設備費やイベント費として使用され、学校では設. たものである。項目ごとに見ると環境意識に対しての. 備費や学校行事費として使用されている。. 質問や協力意識に対しての項目は「多少は思う」と「非. (3)回収方法は自治会や子供会、老人会は役員が回収. 常に思う」の合計は高く、それに比べ地域の現状に対. する軒先回収方式と拠点回収方式によって集められ、. する質問は低い値となった。. 学校は主にその学校を利用した公共施設回収方式で回. 図-10 地域別に「自分や家族は資源回収に協力してい. 収している。. る方である」という質問を「多少は思う」と「非常に. (4)各自治会長は有価物集団回収を実施する上で問題. 思う」の合計を降順に並べたものである。一軒家が多. があると思っている人より問題がないと思っている人. く昔からあまり変化していない、回収率も良い地域(下. の方が多い。. 川町や大利根町)は高い値を示し、それに比べ集合住. (5)地域コミュニティは一軒家の多い昔ながらの町で. 宅や新興住宅地などの多い回収率も低い地域(表町二. はアンケート回収率も良く地域コミュニティも高く、. 丁目や広瀬二丁目)では低い値となった。このことか. 集合住宅や新興住宅地ではそれに比べアンケートの回. らも地域力の高い地域は低い地域に比べ、有価物集団. 収率も低く地域コミュニティも低い。. 回収の協力意識も高いということが分かった。. (6)有価物集団回収は地域コミュニティの高い地域の. 4.まとめ. 方が住民が協力していることからも有価物集団回収と. 本研究では前橋市における有価物集団回収の実態を. 地域コミュニティは強く関係している。. 把握し、有価物集団回収と地域コミュニティとの関連. (参考文献). 性を評価するものである。本研究で得られた結果は以. 1) 前橋市 HP. 下の通りである。 (1)有価物集団回収を実施している団体は年々増加傾 向にあるが回収総量は若干だが減少した。. ごみ減量課. http://www.city.maebashi.gunma.jp/kurashi/143/161/148/o0065.html. 2) 前橋市環境部 前橋市環境部. 平成 23 年度版清掃事業概要 第6章. ゴミ処理.

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