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おきぎん県内景況・確報(2000年11月分)

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2016 年2 月10 日

おきぎん県内景況・確報

2015 年(暦年)

-県内景況は、拡大している-

(2014 年の景気判断を維持)

○個人消費関連

ス-パー・百貨店売上額…スーパー売上額は「全店ベース」、「既存店ベース」ともに前年を上回る。

百貨店(新手法)は前年を上回る。

家電卸出荷額…エアコンや洗濯機の売上減少などにより前年を下回る。

新車販売台数…軽自動車税増税の影響による軽乗用車需要の減少などから前年を下回る。

○建設関連

公共工事…公共工事請負金額は前年を上回る。

住宅投資・建設資材…着工戸数は前年を上回り、生コン、セメントは下回る。

○観光関連

入域観光客…4 年連続で前年を上回る(過去最高)。

観光施設入場者数・・・4 年連続で前年を上回る。

ホテル稼働率…シティホテル、リゾート、ビジネスのすべてで前年を上回る。

ホテル客室単価・宿泊収入(推計値)・・・ともに前年を上回る。

○倒産・雇用

企業倒産…件数は前年を下回り、負債総額は上回る。

有効求人倍率…前年を上回る。

○生産関連

鉱工業生産(1~11 月平均)…前年より下落。

大口電力使用量…前年を下回る。

○物価関連

…消費者物価指数は前年を上回り、ガソリン(レギュラー、軽油)価格は前年を下回る。

現場主義とお客様からの信頼

※お気づきの点、不明な点などがございましたら、下記までご連絡ください。

(株)おきぎん経済研究所

TEL:098-869-8711 FAX:098-869-2200

NEWS RELEASE

EI

経済研究所

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調査インフォメーション(2016・2・10) おきぎん経済研究所 2

おきぎん県内景況・確報(2015 年)

暦年 個人消費関連 では、スーパー売上額は、「全店ベース」「既存店ベース」ともに前年を上回りました。 百貨店売上高(新手法)は、「衣料品」や「食料品」などが好調で前年を上回りました。耐久消費財である 家電卸出荷額はエアコンや洗濯機の売上減少などにより前年を下回り、新車販売台数は軽自動車税 増税の影響による軽乗用車需要の減少などから前年を下回りました。 建設関連 では、公共工事請負金額で、国やその他の公共的団体発注による工事増加に伴い前年を 上回りました。新設住宅着工戸数は分譲住宅などが押し上げて前年を上回ったが、建設資材である生 コン、セメントはともに水準が高かった前年を下回りました。 観光関連 では、入域観光客数は 4 年連続で前年を上回り(過去最高を更新)、観光施設入場者数も 前年を上回りました。ホテル稼働率はシティホテル、リゾートホテル、ビジネスホテルの全てにおいて前 年を上回りました。ホテル客室単価は前年を上回り、宿泊収入(推計値)も上回りました。 このように 2015 年の県内景況は、個人消費や建設関連が概ね堅調であり、観光関連でも好調な動き が継続していることなどから「県内景況は拡大している」と 2014 年の景気判断を据え置きました。 個人消費 建設関連 観光関連 生産動向 企業倒産 雇用状況 やや良い やや良い 良い ふつう ふつう 良い ◎2015年暦年 おきぎん「カトレア」景況図 県内景況 良 い 3.9 2.6 ▲6.2 7.8 9.0 4.6 ▲1.9 3.3 10.0 4.9 3.8 3.8 9.0 2.7 6.5 ▲15.9 ▲20.0 0.0 20.0 (全店) スーパ ー売上 高 (既存店 )スー パー売 上高 百貨店売 上高( 非掲載 ) 家電卸出 荷額 新車販売 台数 公共工事 請負金 額 新設住宅 着工戸 数 生コン出 荷量 セメント 出荷量 入域観光 客数 観光施設 入場者 数 ホテル稼 働率( シティ ) ホテル稼 働率( リゾー ト) ホテル稼 働率( ビジネ ス) ホテル客 室単価 ホテル宿 泊収入 (推計 値) 石油製品 小売価 格(レ ギュラ ー) 主要景気指標前年比 (単位:%、ポイント) 個人消費関連 建設関連 観光関連

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調査インフォメーション(2016・2・10) おきぎん経済研究所 3

■個人消費:

(やや良い) 2015 年の個人消費関連 では、スーパー売上高が 「全店ベース(前年比 5.7%増)」で前年を上回りました。3 月に は 14 年 4 月の消費税増税に伴う駆込み需要の反動減がみられたものの、4 月以降はその落ち込みからの反動増と なったほか、新規出店による集客効果などにより、ウェイトの高い「食料品(同 5.7%増)」や「家庭用品(同 6.9%増)」 を中心に、前年を上回りました。 「既存店ベース(同 3.1%増)」では、店舗改装効果による集客効果や消費税免税対象品目拡大による訪日観光 客需要の増加が続いていることなどから、前年を上回りました。(以下、既存店ベース)品目別でみると、ウェイトの 高い「食料品(同 3.5%増)」は、生鮮全般(精肉、水産、青果)の売れ行きが堅調だったことなどから、前年を上回り ました。家電を含む「家庭用品(同 3.9%増)」は、店舗改装効果により家電全般(テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機 など)の売れ行きが堅調だったほか、訪日外国人観光客による雑貨需要(化粧品、小物類等)の増加などから前年 を上回りました。一方、「衣料品(同 1.0%減)」は、夏場の気温低下や暖冬の影響などから、売れ行きが伸びず前年 を下回りました。 2015 年の百貨店売上高 は、「衣料品」や「食料品」を中心に、3 月は消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減が みられたものの、テナント改装や企画開催による集客効果などから前年を上回りました(前年比 14.5%増)。内訳を みると、ウェイトの高い「衣料品(同 7.1%増)」は、主力の「婦人服(同 3.9%増)」は暖冬の影響から冬場の需要が伸 び悩んだものの、企画開催による集客効果などから売れ行きが堅調に推移し、前年を上回りました。「食料品(同 15.5%増)」は新規テナント出店や催事開催などによる集客効果などから、生鮮全般の売れ行きが好調に推移し、 前年を上回りました。「雑貨(同 36.9%増)」や「身の回り品(同 8.9%増)」は、継続的な訪日観光客需要や催事開催 などの集客効果から売れ行きが好調で、前年を上回りました。 ※百貨店売上高については、2014 年 9 月分より調査手法変更(サンプル数が異なる)に伴い、8 月分までの時系列データと連続し ていません。上記は、新手法による前年同期との比較になりますので、ご留意ください。 ①スーパー・百貨店売上高…スーパー売上高は全店ベース、既存店ベースともに前年を上回る。 百貨店売上高(新手法)も前年を上回る。 単位:% スーパー売上高 百貨店 全 店 既存店 売上高 2013年 3.0 4.0 2.5 2014年 3.9 4.1 2015年 5.7 3.1 2015/1 3.0 1.5 16.3 2 5.4 3.8 21.0 3 △ 5.1 △ 5.6 3.5 4 13.9 11.7 32.8 5 10.1 6.9 25.0 6 7.4 4.5 10.8 7 4.6 1.1 14.2 8 8.7 5.6 32.7 9 7.0 3.7 17.3 10 6.6 3.3 12.3 11 4.9 1.5 3.8 12 4.2 1.5 4.2 注2) 百貨店売上額については、14年9月よりサンプル数の変更に伴い8月までの数値と連続しません。 年/月 注)前年比、前年同月比 △ 10.0 △ 5.0 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 資料)当社ヒアリング (%) スーパー(全店・青点線) スーパー(既存店・緑破線) 百貨店(赤・実線) r

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調査インフォメーション(2016・2・10) おきぎん経済研究所 4 家電卸出荷額は、4 月以降は白物家電(エアコン、冷蔵庫、洗濯機)を中心に消費税増税の落ち込みからの反 動増がみられたものの、1-3 月の消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減が響き、暦年ベースでは前年を下回り ました(同 6.9%減)。品目別では、「エアコン(同 4.4%減)」が、短梅雨の影響で夏場の需要が伸びたものの、暖冬 の影響から冬場の暖房需要が落ち込み、前年を下回りました。「洗濯機(同 3.8%減)」は、消費税増税に伴う落ち込 みからの反動増がみられたものの、秋口の新型モデルの売れ行きが伸びず、前年を下回りました。また、「太陽光 パネル(同 57.8%減)」は、15 年 4 月の固定買取価格引下げや 14 年夏場以降の条件付接続の影響などから、売上 減少が続きました。一方で、「冷蔵庫(同 0.9%増)」や「テレビ(同 9.9%増)」では、消費税増税に伴う落ち込みから の反動増や秋口の新型モデル商品効果などから前年を上回りました。 新車販売台数は 、全体で 49,550 台となり、前年より 4.3%減少しました。前年より小型乗用車を中心にレンタカー需 要が伸びたものの、軽自動車税増税の影響などから軽乗用車需要が落ち込み、暦年ベースでは前年を下回りまし た。車種別では、「普通乗用車(同 0.6%増)」と「小型乗用車(同 10.8%増)」が前年を上回ったものの、「軽乗用車 (同 15.2%減)」は前年を下回りました。 ※ 普通乗用車及び小型乗用車は登録ベース、軽乗用車は届出ベースの数値を合算。 ②家電卸出荷額…エアコンや洗濯機の売上減少などにより前年を下回る。 単位:% 年/月 沖縄県 全 国 2013年 17.9 4.3 2014年 △ 6.2 △ 0.9 2015年 △ 6.9 △ 2.8 2015/1 △ 29.1 △ 22.1 2 △ 29.6 △ 26.0 3 △ 20.6 △ 20.9 4 △ 2.4 △ 8.4 5 △ 7.6 3.8 6 13.5 5.9 7 △ 4.1 7.1 8 △ 6.6 13.9 9 2.4 3.4 10 13.8 12.7 11 △ 2.0 4.4 12 7.6 1.0 注)前年比、前年同月比 △ 40.0 △ 30.0 △ 20.0 △ 10.0 0.0 10.0 20.0 30.0 資料) 社団法人 日本電機工業会・当社ヒヤリング (%) 沖縄県(実線) 全 国(点線) ③新車販売台数…軽乗用車需要の減少などから前年を下回る。 単位:台、% 年/月 台 数 合 計 普通 乗用車 小型 乗用車 軽 乗用車 2013年 48,024 7.1 7.1 9.3 4.4 2014年 51,754 7.8 7.6 △ 1.5 11.9 2015年 49,550 △ 4.3 0.6 10.8 △ 15.2 2015/1 3,394 △ 13.6 △ 17.0 △ 19.1 △ 13.9 2 4,248 △ 1.4 △ 25.8 24.6 △ 8.5 3 6,390 △ 1.4 △ 8.0 △ 21.6 10.6 4 3,637 1.3 27.6 28.7 △ 20.3 5 2,985 △ 9.1 △ 3.9 5.3 △ 21.8 6 5,426 △ 10.7 11.5 △ 17.6 △ 15.7 7 6,648 15.5 6.7 37.1 △ 5.8 8 2,852 △ 2.1 △ 0.9 28.7 △ 16.2 9 3,948 △ 6.6 △ 6.0 9.5 △ 10.3 10 2,961 △ 6.1 19.3 23.5 △ 23.1 11 3,088 △ 13.1 20.5 20.7 △ 23.5 12 3,973 △ 11.4 7.3 74.9 △ 41.9 注)前年比、前年同月比 注)普通乗用車及び小型乗用車は登録車、軽乗用車は届出車の数値を表示。 △20.0 △10.0 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 (台) (%) 資料)沖縄県自動車販売協会 前年比・前年同月比(折線グラフ、右目盛) 販売台数(棒グラフ、左目盛)

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調査インフォメーション(2016・2・10) おきぎん経済研究所 5

■ 建設関連:

(やや良い) 公共工事請負金額は 、3,212 億 93 百万円となり、前年を 9.0%上回りました。発注者別にみると、「沖縄県(同 15.3%減)」は前年にあった那覇市内における国際物流拠点施設の新築工事などの反動で下回った一方、「国(同 29.8%増)」は与那国駐屯地関連工事や那覇空港滑走路増設関連工事など、「独立行政法人等(同 11.1%増)」は 沖縄自動車道関連工事など、「市町村(同 5.3%増)」は市営住宅の建替工事や小中学校改築工事など、「その他の 公的団体(同 66.3%増)」は那覇空港ターミナルビル及び周辺工事、旭橋都市再開発事業などで前年を上回りまし た。 新設住宅着工戸数は 、16,136 戸となり、前年を 4.6%上回りました。利用別内訳でみると、ウェイトの高い「貸家 (同 1.7%減)」が前年を下回ったものの、「分譲住宅(同 55.1%増)」や「給与住宅(同 552.0%増)」などが前年を上回り、 全体を押し上げました。建設資材関連 では、生コン の出荷量は、水準が高かった前年を 1.9%下回りました。内訳 をみると、公共工事向けの出荷が前年を 11.5%上回ったものの、民間工事向けの出荷は 9.0%下回りました。セメ ント の出荷量は、同 3.3%減と前年の出荷実績を下回りました。 ①公共工事…公共工事請負金額は前年を上回る。    単位:百万円、% 年/月 請負金額 前 年 比 2013年 266,772 12.2 2014年 294,684 10.5 2015年 321,293 9.0 2015/1 14,359 △ 28.4 2 25,384 17.1 3 53,096 151.7 4 11,991 △ 47.8 5 12,215 △ 37.9 6 34,358 74.0 7 33,472 △ 28.3 8 23,352 0.8 9 30,835 △ 2.1 10 48,301 74.7 11 14,816 △ 15.4 12 19,114 △ 16.8 注)年次数値は、毎月値の累計値である △ 100.0 △ 50.0 0.0 50.0 100.0 150.0 200.0 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 資料)西日本建設業保証沖縄支店 「公共工事動向」 公共工事請負金 額 前年比・前年同月比 (折れ線・右目盛) (百万円) (%) ②住宅投資・建設資材・・・着工戸数は前年を上回り、生コン・セメントは下回る。     単位:戸、% 年/月 着工戸数 前 年 比 2013年 16,618 30.7 2014年 15,426 △ 7.2 2015年 16,136 4.6 2015/1 1,181 10.9 2 1,338 3.1 3 980 △ 36.4 4 1,172 △ 17.3 5 1,254 12.4 6 1,828 27.7 7 1,362 16.2 8 1,764 19.0 9 1,527 17.4 10 1,118 9.8 11 1,306 7.4 12 1,306 △ 4.5 △ 40.0 △ 30.0 △ 20.0 △ 10.0 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 持家(左目盛) 貸家(左目盛) 給与住宅(左目盛) 分譲住宅(左目盛) 前年同月比(右目盛) 資料)国土交通省「住宅着工統計」 (戸) (%) 新設住宅着工戸 数 前年比・前年同月比 (折れ線・右目盛)

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調査インフォメーション(2016・2・10) おきぎん経済研究所 6

■観光関連:

(良い) 入域観光客数※は、776.3 万人(前年比 10.0%増)となり、2014 年(705.8 万人)を超え、過去最高を更新しました。 内訳をみると、「国内客(同 1.6%増)」 は 626.1 万人となり 4 年連続で前年を上回りました。円安や景気回復基調の 継続などから国内旅行需要が堅調に推移したほか、LCC を中心とした航空路線の拡充(羽田-石垣増便、名古屋 -那覇新規就航等)などにより前年を超え、国内客としては過去最高となりました。 他方、「外国客(同 68.0%増)」 は、150.1 万人となりました。円安の継続に伴い訪日旅行需要が高かったことに 加え、航空路線の拡充やクルーズ船の寄港回数増加などにより空路・海路ともに好調に推移したことから、前年を 大幅に上回りました。「台湾(同 38.0%増)」「韓国(同 92.1%増)」「中国本土(同 161.5%増)」「香港(同 54.2%増)」 など各主要路線で前年を上回り、初めて 150 万人を超えました。 ※外国人客については、乗務員等を含む数値となっている。

外国客 入域観光客数…4年連続で前年を上回る(過去最高を更新)。

   単位:千人、% 入域観光客 前年比 2013年 550.8 46.2 2014年 893.5 62.2 2015年 1,501.2 68.0 2015/1 67.9 41.2 2 86.7 95.7 3 79.0 62.2 4 130.6 76.7 5 133.7 45.8 6 149.2 56.2 7 163.0 76.6 8 154.7 83.7 9 149.6 49.7 10 145.1 54.7 11 113.4 101.1 12 128.3 98.3 ※外国客は 乗務員等を含む △50.0 0.0 50.0 100.0 150.0 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 資料)沖縄県文化観光スポーツ部 台湾 韓国 中国本土 香港 その他 前年同月比 前年比・前年同月比(折れ線グラフ、右目盛) 外国客入域観光客(棒グラフ、左目盛) (千人) (%)

①入域観光客…4年連続で

前年を上回る(過去最高を更新)。

   単位:千人、% 年/月 入域観光客 前 年 比 2013年 6,413.7 9.9 2014年 7,058.3 10.1 2015年 7,763.0 10.0 2015/1 530.1 7.1 2 550.9 9.5 3 659.0 4.6 4 635.4 12.3 5 611.4 8.9 6 610.0 9.5 7 714.0 9.2 8 797.5 8.8 9 724.7 10.0 10 696.8 18.9 11 619.6 9.8 12 613.6 11.7 注)外国客は乗務員等を含む △ 5.0 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 (千人) 前年比・前年同月比(折れ線グラフ、右目盛) 資料)沖縄県文化観光スポーツ部 (%) 入域観光客(棒グラフ、左目盛)

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調査インフォメーション(2016・2・10) おきぎん経済研究所 7 観光施設入場者数 は、全体として前年比 5.4%増加し 4 年連続で前年を上回りました。地域別では、南部にある 観光施設は前年比 5.0%増(4 年連続)、中部は同 4.0%増(2 年ぶり)、北部にある観光施設は同 6.0%増(4 年連 続)と前年を上回りました。 県内ホテル稼働率は 、シティホテルが 82.2%と 3.4 ポイント、リゾートホテルが 80.0%と 2.0 ポイント、ビジネスホテ ルが 76.7%と 6.1 ポイント上昇し、全てにおいて前年を上回りました。 ※2015 年 10 月にシティホテル対象施設数が変更(10⇒9)となったことから、シティホテルは 2013 年に遡って数値 を修正した。 ③ホテル稼働率…シティホテル、リゾート、ビジネスのすべてで前年を上回る。    単位:%、ポイント シティ リゾート ビジネス シティ リゾート ビジネス 2013年 75.1 74.2 61.6 4.1 3.6 5.1 2014年 78.8 78.0 70.6 3.7 3.8 9.0 2015年 82.2 80.0 76.7 3.4 2.0 6.1 2015/1 76.3 72.0 65.1 4.1 4.0 10.0 2 89.5 87.4 86.1 △0.3 4.0 3.2 3 84.6 80.6 82.4 △ 2.2 △ 1.0 9.1 4 82.1 79.1 78.1 5.8 △ 0.4 16.9 5 72.9 72.4 67.1 5.4 3.0 8.6 6 78.0 75.3 73.6 5.8 △ 2.9 2.6 7 87.2 88.3 80.6 6.1 0.6 1.1 8 87.5 89.4 82.2 3.1 1.9 5.0 9 89.3 90.7 82.1 3.5 1.9 7.0 10 83.9 87.3 78.6 8.0 10.7 8.4 11 82.9 76.7 77.6 2.9 5.7 1.9 12 72.8 61.5 67.4 △ 1.8 △ 3.3 0.3 注)シティ9ホテル、リゾート19ホテル、ビジネス7ホテル ※調査対象施設変更により2013年に遡りシティを修正。 ※公表後に改定する場合があり最新公表資料が確定値とする。 稼働率 前年差 △ 10.0 △ 5.0 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0 (ポイント) (%) シティ リゾ ート ビ ジネス シティ リゾ ート ビ ジネス 前年差・前年同月差 (棒グラフ、右目盛) 稼働率(線グラフ、左目盛) 出所)当社ヒヤリング ②観光施設入場者数…4年連続で前年を上回る。    単位:% 全体 南部 中部 北部 2013 9.4 5.8 11.0 12.0 2014 4.9 5.3 △ 1.1 6.4 2015 5.4 5.0 4.0 6.0 2015/1 7.3 6.5 8.7 7.6 2 7.4 6.2 3.1 9.5 3 1.1 0.2 △2.2 2.9 4 4.3 4.2 2.1 5.1 5 7.3 3.4 7.0 10.9 6 5.3 7.4 1.8 4.3 7 6.0 6.4 10.1 4.8 8 4.1 6.3 △2.7 4.3 9 10.3 8.7 21.4 9.0 10 14.4 12.7 9.8 17.2 11 0.6 △0.4 0.3 1.7 12 △ 1.7 1.3 △3.6 △3.8 *調査対象施設数=南部6、中部6、北部5施設   グラ フ は全体の寄与度を 表示。 入場者数(前年比) △ 10.0 0.0 10.0 20.0 30.0 (%) 南部 中部 北部 全体 資料)当社ヒヤリング 線グラフ (全体の対前年比・前年同月比) 棒グラフ (各地域の寄与度)

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調査インフォメーション(2016・2・10) おきぎん経済研究所 8 ホテル客室単価 (シティ&リゾート)が前年比 6.4%増と前年を上回ったほか、稼働率並びに客室単価の上昇等 により、宿泊収入(推計値)も同 10.3%増と前年を上回りました。 ※ホテル客室単価・宿泊収入については、ホテル稼働率の調査対象変更(2013 年 6 月)に伴い、2012 年 6 月以降分よりデータ 収集を行っているため、前年比増減率は2014 年分以降を掲載している。 ④ホテル客室単価・宿泊収入…客室単価は前年同月を上回り、宿泊収入も上回る。    単位:% 客室単価 宿泊収入 2013 2014 3.1 7.0 2015 6.4 10.3 2015/1 △2.5 3.5 2 4.3 8.6 3 △0.3 0.3 4 0.8 4.0 5 9.9 16.8 6 8.0 6.3 7 7.6 9.2 8 6.1 9.4 9 21.1 25.5 10 8.2 25.3 11 7.1 13.5 12 4.6 △1.4 ※対象施設数:28施設(シティ9、リゾート19)、ビジネスは除く ※客室単価は28施設の平均値、宿泊収入は各施設の推計値の総額(稼働率及び客室単価より当社推計) ※公表後に改定する場合があり最新公表資料が確定値とする ※2015年10月より、シティホテル対象施設数が変更(10⇒9)となったことから、2014年以降の数値を遡って改定した ※データ収集の都合上、暦年は2014年以降分のみ掲載 -10 -5 0 5 10 15 20 25 30 (%) 客室単価 宿泊収入 資料)当社ヒアリング - -

(9)

調査インフォメーション(2016・2・10) おきぎん経済研究所 9

■企業倒産:

(ふつう) 企業倒産は 、件数が前年より 10 件少ない 68 件 (その内、10 億円以上の大型倒産が 2 件) となりました。 負債総額は、前年より 2.7%多い 103 億 8,700 万円となりました。

■雇用関連:

(良い) 雇用状況は 、平均有効求人数が 23,636 人(前年比 14.7%増)に対し、平均有効求職者数が 28,188 人(前年比 5.4%減)となり、有効求人倍率(原指数の平均)は 0.84 倍と前年を 0.15 ポイント上昇しました。完全失業率(年平均) は、前年より 0.3%ポイント改善(下落)し、5.1%となりました。

企業倒産…倒産件数は前年を下回り、負債総額は上回る。

単位:百万円、件 年/月 負債総額 倒産件数 2013年 38,418 79 2014年 10,112 78 2015年 10,387 68 2015/1 375 7 2 1,453 6 3 451 9 4 62 1 5 313 4 6 546 7 7 1,685 4 8 2,936 6 9 649 8 10 333 3 11 665 6 12 919 7 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 (百万円) (件) 資料)東京商工リサーチ沖縄支店 負債総額 (棒グラフ、左目盛) 倒産件数(折れ線グラフ、右目盛)

有効求人倍率…沖縄県、全国ともに前年を上回る。

単位:倍 沖縄県 全 国 2013年 0.53 0.93 2014年 0.69 1.09 2015年 0.84 1.20 2015/1 0.76 1.14 2 0.78 1.15 3 0.79 1.15 4 0.80 1.17 5 0.84 1.19 6 0.85 1.19 7 0.84 1.21 8 0.86 1.23 9 0.88 1.24 10 0.89 1.24 11 0.91 1.25 12 0.92 1.27 注)月別の数値は、季節調整済 注)季節調整法は、センサス局法Ⅱ(X-12-ARIMA)による 年/月 0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 1.00 1.20 1.40 全国(点線) 沖縄(実線) 資料)沖縄労働局職業安定部、厚生労働省職業安定局 (倍)

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調査インフォメーション(2016・2・10) おきぎん経済研究所 10

■鉱工業・大口電力関連:

(ふつう) 鉱工業生産指数 (IIP) は 、前年比 3.5%下落し、99.6(1~11 月原指数の平均値)となりました。業種別にみると、 「化学・石油製品工業(同 35.7%減)」や「木材・木製品工業(同 22.4%減)」、「鉄鋼業(同 11.2%減)」などが前年より 下落しました。 大口電力使用量は 、石油、石炭製造業や鉄鋼業での需要減などから前年比 1.9%減の 859.2 百万kWh となり、 前年を下回りました。 ①鉱工業生産指数…沖縄(11ヵ月平均値)は前年を下回り、全国も下回る。 沖 縄 全 国 2013年 102.5 97.0 2014年 104.6 99.0 2015年 98.1 2015/1 101.2 102.1 2 103.0 98.9 3 100.4 98.1 4 103.4 99.3 5 96.2 97.2 6 99.6 98.3 7 104.9 97.5 8 97.1 96.3 9 98.1 97.4 10 95.6 98.8 11 101.8 97.9 12 96.2 注1)数値は暦年が原指数、月次が季節調整指数。 注2)基準は2010年=100、 注3)P⇒速報値 年/月 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0 110.0 120.0 資料)沖縄県統計課「沖縄県鉱工業指数」、経済産業省「鉱工業指数」 全国(点線) 沖縄県(実線) ②大口電力使用量…石油、石炭製造業や鉄鋼業等が押し下げて前年を下回る。        単位:百万kWh、% 大口電力 使用量 前 年 比 2013年 848.5 1.6 848,543 2014年 876.0 3.2 875,976 2015年 859.2 △ 1.9 859,153 2015/1 66.8 2.6 66,807 2 62.5 4.6 62,511 3 66.6 △3.7 66,626 4 68.1 △3.4 68,115 5 69.4 △0.4 69,386 6 75.4 0.4 75,366 7 78.4 0.5 78,443 8 80.0 △5.2 80,018 9 77.9 △3.1 77,903 10 74.1 △5.8 74,059 11 71.8 △4.2 71,796 12 68.1 △3.1 68,123 年/月 △10.0 △5.0 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 50.0 150.0 250.0 350.0 450.0 550.0 650.0 750.0 850.0 950.0 前年比・前年同月比 (折れ線グラフ、右目盛) 大口電力使用量(棒グラフ、左目盛) 資料)当社ヒアリング (百万kWh) (%)

(11)

調査インフォメーション(2016・2・10) おきぎん経済研究所 11

■物価関連:

(ふつう) 消費者物価指数 (CPI) は、生鮮食品を含めた総合指数が 103.9 (全国は 103.6) となり前年より 0.6%上昇(全国 も 0.8%上昇) となりました。内訳をみると、生鮮野菜を含む「食料品(同 2.9%増)」や教養娯楽サービスなどの「教養 娯楽(同 1.6%増)」が上昇し、全体を押し上げました。 石油製品小売価格 (税抜き) は 、原油価格の下落などにより前年を下回りました。品目別でみると、ガソリンのレ ギュラー小売価格は前年より 15.9% (全国は 16.0%減)、軽油価格も 19.1% (全国は 18.1%減)下落しました。 ①消費者物価指数…沖縄県、全国ともに前年を上回る。 2010年=100 沖縄県 全 国 2013年 100.8 100.0 2014年 103.3 102.8 2015年 103.9 103.6 2015/1 103.2 103.1 2 103.0 102.9 3 103.3 103.3 4 103.4 103.7 5 103.9 104.0 6 103.9 103.8 7 104.3 103.7 8 104.6 103.9 9 104.5 103.9 10 104.5 103.9 11 104.1 103.5 12 103.9 103.5 注)総合指数 年/月 97.0 98.0 99.0 100.0 101.0 102.0 103.0 104.0 105.0 資料) 沖縄県 「消費者物価指数」 2010年=100 沖縄県(実線) 全国(点線) ②石油製品小売価格(税抜き) …レギュラー、軽油ともに前年を下回る。 単位:円/リットル レギュラー 軽油 レギュラー 軽油 2013年 146.1 129.0 148.5 128.8 2014年 150.6 133.1 152.0 132.4 2015年 126.7 107.7 127.6 108.5 2015/1 128.3 111.1 130.5 112.6 2 121.8 103.5 125.3 107.3 3 127.7 108.8 129.6 110.7 4 127.2 108.9 129.0 110.1 5 130.0 110.1 131.1 111.7 6 133.9 114.1 133.5 113.5 7 133.1 113.2 133.3 113.3 8 127.0 107.4 128.1 108.7 9 125.9 104.7 125.1 105.3 10 123.7 103.3 124.0 104.0 11 120.3 102.4 121.5 102.3 12 118.4 103.0 116.5 99.8 注) 年次、月次データは週次調査結果の平均値を用いている。 沖 縄 県 全 国 年/月 85 95 105 115 125 135 145 155 (円/リットル) レギュラー(沖縄県・実線) レギュラー(全国・点線) 軽油(全国・破線) 軽油(沖縄県・実線) 資料) 石油情報センターデータを加工

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