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猫に於けろ脊髄延髄路1:就いて

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猫に於けろ脊髄延髄路1:就いて

金沢医科大学久留外科教室(主任 久留勝教授)

扇  谷  利  :二     R厩 6瞥加

  (昭和24年12月6日受皿)

第1章緒

 人体の脊髄内を上行する織維群の申に,前側 索を上行し延髄に終末する特殊の一群,即ち脊 髄延髄路(Tractus spino−bulbares)の存在する

:事は,久留教授11) 12) IS)19) 15)1G)17)18)19)29>によ

づて初めて注目され詳細に記載された所である が,後にその起始も判明して(薦尾髄背側中墨 暦外側核申の大型細胞),薦髄延髄路(Tractus sacro−bulbares)と呼ばれるに至った(久留鋤,

高wa 31)).この経路は三つの異った核に絡坐す る三様の織維群より成り,その中事も織維に富 むものは,孤束の側:方にその殆んど全長に亘 って,これと略騎行に存する小型の細胞群よ

り形成せらるL核柱,即ち隣孤束核(Nucleus juxtasolitarius〔Kuru〕)に終末するものであっ

て,久留教授は之に脊髄隣孤束核路(Tractus spino−juxt.tsolitarialis〔Kuru〕)なる名称を與へ

られ,叉この経路が更に3個の繊維群,即ちi)

経槌織維Fibrae transclavares)7 i{)懊歌核三叉 示帷根闘織維(Fibrae i・t・・c・・eat・t・ig・minal・・),

iii)周循織維(Fibrae circunlferentes)より成る 事を示された.他の二つの繊維束は,三叉聯経 脊髄根と襖歌核との聞で,周辺に近い部に存す る荻白質に絡末するものと,延髄外側核中の 一部分に終末するものとであって,教授は之 等を夫々背側及び腹側脊髄傍三叉榊経根核路

(Tractus spinoparatrigemii)alis ventralis et dorsalis)と命名された.

 か玉る繊維に富む大なる織維群が,久留教授 の詳細なる記載を見るに至る迄,何故に研究者

の目を逸してみたかの理由に関し,久留塗下助 は,この経路が極めて細径の織維より成る点を 挙げられ,その証明は入体例に於いてもMarchi 至適時期に於いてのみ可能である事を挙げられ てみる.一般実験動物に於いては,その証明が 更に困難となる事は上品の條件よb自明である が,樹小動物に於いては脊髄に限局的障碍を作 る事が極めて困難なる事もこの経路の証明を困 難ならしめるであらう.事実汗一牛充棟の観ある 脊髄の実験的研究に於いてこの経路にふれた記 載を見出し得ないのである.その原因として教 授は亨の経路の繊維が,少くとも絡語部附近 に於いて著しく繊細(或は無髄)であらう事の 外,從來多くの動物実験に於いて行はれ來つた Marchi染色実施術式それ自体の欠陥を指摘さ れたのであった.諸家の文献にはMarchi法或

はMarchi−Busch・法に拠るとのみ記載して,そ の詳細の不明なるものもかなり存するが,一般 にMarchi染色に於ける:F⑪rmalin固定が,久留 i教授23)の行はれてるる方法(4%中性:F⑪rmalin

4時間)より高濃度且長時闇のものが多く

(Haτrax 6)の如きは10%:Formalinを以て固定 する事3日以上に及んでみる),3ぐ障碍後生存 せしめる日数に就いても,細径織維に於ける変 性顯粒の存続期聞と云ふ問題に充分の顧慮が梯 はれてるない.例へばSchaffer 30)は猫に於いて 12乃至14日が薄束及び小脳側索道に至適の時期 であるとなし,Lewan clewsky 24)の考へも概ね

之に一・一 Sftし, (ott・2fi)27)も亦2週間以上生存せ

( 94 ]

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猫に於ける脊騰延騰路に就て 95

しめた猿の実験から変性を追求してみる.高等 は敦れも中等径乃至太径織維の変性を追跡する 爲のMarchi至適時期であって,極めて細径の 織維の変性を証明する爲には不適当であ・る.か Sる小さい変性二一はこの期間には既に消失し

得る,更に短期間に於ける晶晶を必要とするも のなのである.

 余は之等の諸点に注意を佛ひつx1実験を行 ひ,以て薦髄延髄路の動物に於ける存否に関し て槍討を試みたが,舷にその成績を報告する.

第2章研究方 法

 成熟した猫を用ひ,髄重毎kg.0・2乃至⑪・3 grの 割の:Brotacinを以て直腸注入賑酪を施し,無菌的旧 作にて1髄節の極く小範國に椎弓切除を行ひ,硬血温 を約2mmの幅に横位に露出せしめ,その正中部を小 有鈎鋸子にて把持しつつ,尖鋭なる薄葉刀を用ひてこ の部に小孔を穿ち,更にその孔より牛側或は両側に硬 膜を少しく切開し,その後刀を脊賑内に刺入して,こ こに鏡利な切載による宇側或は横團1障碍を加へ,硬騒 膜切開部を縫合する事なく速かに創を閉ぢる.手術後 動物は6乃至14日間(大多数は8日間)生存せしめた る後,:Brotacin過剰翻弊により死に至らしめ・その謄 及び脊堕を損傷する事なく摘出し,直ちに次の着く 固定を行ふ,部ち12例申7例は4%中性Formalin を以て1乃至12時間固定したる後,他の5例はこの FOrmalin固定を行ふ事なく初めより,夫々その障碍 部を含めてこれより吻側をMUIIer氏液に投じ,5乃

至7日間固定す,この固定期間中に騒幹及び脊腿を約 3mmの厚さの薄片となし,又液は毎日新しきものに 取換へる.次いで必要の薄片をOsmium−Mtiller氏液

(1%Osrniumsaure水溶液1に封しMUIIer.氏液2の 混合液)に移し,10乃至25日間染色す.(この染色時間 の長短は,共に入れ置いた試験的薄片に余が時折加へ た切戸の割面所見によって決定した,)水洗は常水を 以て24時闘行ひ,以後迅速にCelloidinに包埋し,延 髄及び障碍部附近は各倒とも連綴切片となし,脊臆は 概ね5男節毎に激片を,橋より親丘に至る間は必要に 懸じ聴覚馴片を作製し,各片の厚さを50 Xtとなす。

 特等Marchi標本によって上行性病璽を梅町すると 共に,一方障碍部より尾側脊腿の麗四隅性をNiss1標 本により精査した(25 Pt en片とし,胸腰鷺は10枚毎に,

薦髄は5枚毎に,各髄節大約15枚宛を期す.)障碍部 及び障碍後生存膚しめた日敷は第1表の通りである。

1

性別

1 2 3 4 5 6 7 8 9

工0

11 12

6 9 6 6 9 6 9 6 6 8 9 6

欝障碍年 期難存日艨B「 1i咽脚継1

2.6 2.1 2.6 3.0 2.2 3.0 2.5 3.5 2.8 3.6

33

3.1

L2上端面立側 L,s上端横蜥 C8下端右回測

:L2中央右年側

:Lδ下端横断

:L4下端横断

Ls下端横断

L7上端右牛側 L7申央右回側

S1 ]:端横匿駈

L3申央右孚側 L4下端野臥側

8 8 8 8 8 6 7 10 10 8

2 4 2 1

0 0 0 0 2 0 14

14

4 12

[ 95 ]

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第3章実験成績

 1Marchi染色標本に於ける所見

 前記12霧中,細径織維の変性穎粒染出に成功 したのは,第1例より第10例までであって,い つれも障碍後の生存日数を10日以内としたもの であった.この申初めFormalin固定を経た5 例と,この固定を行ふ:事なく直ちにMUIIer氏 液のみで固定しk5例とを比較して,後者は染 色の鮮明度に於いて,前者より若干劣るかに見

えたが,細かV、変性馬脚の染出には常に確実な るを認め得た.叉障碍後の生存日i数を14日とし た他の2例に於いては,細径織維の変性穎粒 は,Formalin固定時間の長短に関らす極めて 少数しか現出せす,F⑪rmalin圃定12時欄の一 例は,黒聴せる人工頼粒によって標本著しく汚 染され変性野稗の判別を妨げた.

 第1例

 第2腰椎上端右傘側障碍(第1圖),障碍部より吻側 の繊維攣性は,主として障碍部,と同罪に出現するが,

一部反封側にも斜められる.いま障碍側に就いて詳述 すれば,脊難に於ける攣悦繊維は,殆んど側索の周縫、

部と後索の正門側に認められ,この倒索周四部を上行 するもののうち,太径繊維の過牛激は側索の最も背測 を後根進入域に接して密集上行し,上部頸腿乃至延腿 下端の高さでは,このものの中に混じて細径のものも 相藤見激認められ(第2圖),之等太径細径二檬の愛挫 繊維を更に上方に追跡するに,漸次背側に移動してや がて索状艦の出現と共にその中に進入し,太径のもの は索状奥内を上行して後,小言の轟に終末するに反し

(之は云ふ迄もなく脊髄小且灘各である),細径のものは 索欣膿内を背内側へと周忌し,閂の高さの附近より少 歎つつ索状盟を暁出し始め,次第にその轍を壌し逐i欠 延騰下縁を内側に進み,遽にその先端は弧束の背側で 茨白翼吻側端の側方に接した,從來前庭紳経三角核の 尾端部と考へられた領域(Jakobsohn 7}, Edinger 4),

Ziehen 33), Ariens K:aPPers 1))に達する事を確認し た。かくして索賦臆と一白翼吻側端との間の延職回縁 に沿ふ一・・evに,全膿として梢幅轟き帯状をなした,か なり稠密な細脛繊維群が認められるに至るのであるが

(第3圖),この帯状の攣性穎粒野は更に吻側に暫らく その廣がりを保ちたる後,その灰白翼に近き部分よ り,i欠第に索1伏隆の方向に縮小し始め,孤東の未だ消

失せざる高さに於いて,完全にその姿を消すのを認め た.今この細径璽性繊維群をa群と假繕し置く,

 一・方針騰上端迄後索の正申側を上行し來つた攣性繊 維郡は,中等径乃至細径の繊維より成るものである が,このうち中等脛のものは,延髄内に入って聞もな く纈激にその敬を献じ始め,閂の高さに至るまでには 殆んど消失して了ふに反し(之は云ふ迄もなく薄束核 に終末する屯のである),之と共に上行し來つた細径 繊維の大部分は,閂の高さを越えて吻側へ,孤束の背 側を面白翼外的に沿って更に上行する.仔細に見れば 之は漸衣学内闘の小さい集りと,背外側の大きい集り とに品別され得る標になる(第4圖).前者をb群,後 者をC群と名づけおく.前庭紳経脊騰根が孤島の側方 で著明に現れる高さに至ると,bc爾群の分離が更に 明瞭となる.印ちC群がこの根の背側に廣く位置す るに反し,b群はこの根の背内側に接して孤束核の 背鮒,茨白翼核の側方に位置した一・限局部に密集す る.この高さは從來薄束核の吻血と考へられた高さ

(Jokobsohn 7>, Edinzer 4), Ziehen 33), Ariens Kappers 1))に略一・致するが,ここを越えてbc爾群

ともその敷を殆んど減ずる事なく實に上行する.b群 はその位置をそのまま上行して,前記a群繊維が終末 した領域に進入し,ここにab爾群は相混ずる事とな るが(第3圖),a群繊維の璽性穎粒野がこの領域より 退いて後僅か吻側で,b群は:全く消失して了ふ. c群 はb群と稽異り,b群がa群中に混入するに先立ち,

之亦a群申に紡れ込むのではあるが,a群が内側に進 むに反し,c群は腹外側へと移動して,漸次a郡の攣 性密粒野よむ離脆し,前庭神縄脊髄根の外側に接する 一面局部に集結し淘り(第5圖).a群の消失する高さ

より僅かに吻側に於いてその姿を塗す.       S  以上は障碍側に於ける攣性であるが,反封側にも鉱 油abc三雅に相當する墾幌繊維が,障壷焼のそれと 封構の位置に遙かに争訟に讃明される.

 第2例

 第5腰髄上端に於ける完全な横鰍障碍.延髄は右牛 側を横鰍切片の,左牛側を前額面縦断切片(第6圖)の 夫た蓮債標本とした。この例に於いても上述のabc 三群の攣性を確認し得た,叉左右の爾連綴切片を射照 する事に依り,その走行を立膿的に把握する事を得た

(模式圖参照)。

[ 96 ]

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猫に於ける…脊髄延髄路に就て 97

>hfa

Aく ls

a,b, c三丁丁維走行終末模式図

 第3例

 第8頸鑓下端に於いて,第1例の場合と統監範國の 右孚側障碍を加へた(第7圖),この例に於いてはその

切蔵が薄東に属かなかった爲,b及び。群に相回する

攣性繊維は全く認められなかったが,a群に相當する 墾性繊維群が,その走行,終末及び繊維の太さ等に於 いて,第1例の場合と至く一致した態度を以て出現し た(第8圖),ここに重要な事は,この例の障碍側に於 ける脊髄小下路の攣性が,第1例に於ける障碍側のそ れに比し,比較にならぬ程優勢であるに反し,脊騰小 H謝洛繊維と共に上行し來つたa一溜性繊維の数が,第 1例の場合に比し決して多くない事柄である.爾第3 例に於けるa三二性纈維は,三三側にのみ認められ

た.

 ee 4乃羅第怨例

 以上3例の實験からabc三群の細径繊維が,腰薦 髄にその起始を有するであろ5事,之等が少くとも頸 腿内に於いては交叉しない事を推定し得たが,之を確 實にする爲,第2腰鑓より第1薦購下端に至る闇の種 kの高さに於いて,孚側或は横圏〒障碍を加へる實瞼を 更に7例試み,その上行性Marchi攣性を精査した.

その結果a群縫性繊維に於いては,障碍部が第4腰腿 下端より尾側に移るにつれ逐次減少するとはいへ,第 1薦醤下端障碍例を除いた他の全ての例に於いて之を 明らかに息める事が出來,b及び。群に於いては,之

と共に上行する薄東内中等径繊維の攣性数如何に關ら ず,凡ての例に於いて略同程度の数を以て上行するの を認め得た.叉雫側障碍の場合は,abc三群とも少 数乍ら反言側にも出現する事を確認した.

 II:Nissl染色標本に於ける所見

 障碍部より尾側脊髄のNissl像を聾するに,

その顯著なる第一の所見は,第5腰髄上端横断 障碍例に於いて,障碍部よρ第3薦髄に至る迄

2

後 角 基 部 中間暦外側核

L,s

L6 L7 Sl S2 S3

.一

@1 o/o

61 54 41 26

ユ8

13 199 224 196 125 93 80

23,5 19,4 17,2 17,2 ユ6,3 14,0

@1  /o ユ6   68 15 : 82 13 : 77 16 ; 94 12 : 63 9 :  61

19,0 15,5 14,4 14,5 16,0 12,9

腹  側 十  一 2 : 267 2 : 210.

O : 226 2 : 238 0 : 126 0 : 114

前角後角移行部 丁丁質突出部   1 e/,

27 : 23 12 : 12

54,0 50,0

前  角

2 0 e o o

lo

428 458 691 321 90 79

絹213 917 1 lg,8 」 81 44sjls,4i 6 : nsll eg : 3s isz,71 2 : 2067

[ 97 ]

(5)

98

両側性va )特に後角基部の細胞と,中野半眼閲 核の背側群申の大型細胞に,かなウ多数の定型 的Tigrolysisが起って居り (第2表及び第9 図),叉第5,第6腰髄に於いて,前角後角移 行部の友白質突出部に存する大型細胞の約無数 に,著明なるTigrolysisが認められた事である

(第9,10図).勿論その腹側の前角特有の大型 細胞には全く変性を認めない.街中閥麿内側部 に於いては,比較的大きい細胞に極めて少数な がら軽度のTigr⑪lysisを認める.明かにClarke 氏細胞と思はれる細胞は,切断部以下のどの髄 節にも見出されない。

註lli難翫__

 第二の所見は,第1及び第4例の第2腰髄右 牛側障碍例に於けるものであるが,上述の横断

障碍の場合に比較して,その変性細胞は著しく 少数であρ,而も障碍部を離れるに從ひ頓に減 少し行く事,叉この僅かの変性細胞を更によく

、槍すれば,第5腰髄上端迄見出されるClarke氏 細胞の変性は障碍側にのみ認められ,後角基部 の細胞と平間層外側核の背側群申の細胞とに於 けるTigrolysisは,全て障碍部の反対側に見ら れた事である(第11図)。荷酵母2例の脊髄聾唖 経単細胞を,第11胸髄より第2薦挙迄整準共 Niss1染色により精査したが,左右共に変化細 胞の存在を証明し得なかった.

 第三の所見は第8頸即興孚側障碍に於けるも のであって, 著明な変性は第1乃至第4胸髄の 障碍側に於けるClarke氏細胞の導く一部のも のの夢に認められ,他の細胞には全く変性を認 めなかったのである.

第4章総括的考察

 以上の実瞼成績を綜合するに,先づMarchi 標本の槍索から,起始を薦髄及び下部腰髄に有

して,一部は側索を,一部は後索を上行し,延 髄の從來三角核の尾端部と考へられた領域拉び

にその近傍に終末する,かなり多数の細径繊維 群の存する事が確実となった.このうち側索を 上行し,索1伏体を経て延髄背内側へと周循する 織維に対しては,之が脊髄小脳路の側副枝に非 すやと言ふ疑問が先づ生する.上述の如くこの i変性織維の出現に関して,第2腰髄障碍例と第 8頸髄障碍例との聞に数量的相違が殆んどな く,而もこの種の変性織維は,脊髄小脳路の起 始細胞の認められぬ,第6腰髄より尾側の脊髄 に障碍を加へた例にもかな夢多数認められ,且 延髄の一限局部に集結し,優勢な数を以て絡末 を完了する事を以てすれば,かNる疑問は完全 に解消するものと信ずる.との繊維群は,人聞 磯る灘網干踏の岬町.脊髄隣孤束核路の

:二部童なす圃循織早年,極めて近似レた走f建 示してみる.一〔1〕

而してこのものの起始は,之を確定し得るだ けの成績は得られなかったが,上述の如きNiss 標本の所見をMarchi変性所見に照合する時,

恐らくは層層及び下部腰髄の,中聞層外側核の 背側草中に存するであらうと推測され,之より 発した繊維は数髄節中にて対側に交叉するもの と思はれる.葦囲5,第6腰髄の前角後角移行 部に見られる友白質突出部の細胞も,或は同一 系統の細胞に属するものでなV・かと考へられ

る.

 次に余が,薄束核を貫いて從來前庭紳経脊髄 根焼の領域と見倣された一覧局部湖上早し,こ

製に終末するものと解釈した織維束に関して は,之が本圃の薄束織維の一部をなすものでな いかと云ふ疑問が発生し得る(依田s)は猫延髄 NisSI標本の輪飾から,薄束核の細胞が前庭紳 経脊髄根核の外側部迄追求し得ると述べてみ る).然し乍らこの細径織維が,障碍部を薦髄 に選んだ場合も,上部腰髄障碍例と大差なく多 数に認められる事,又大多数の薄束変性織維が

( 98 ]

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猫に於ける脊臆延騎路に就て 99

閂より梢吻側の高さに至る迄に殆んど浩失し終 るに反し,このもののみはそれより殆んど数を 減する事なく更に上行し,遙かに吻側且側方の 而も限局した領域に絡飛する像を,延髄の横断 拉びに前額面連続切片のいつれに於いても確認 し得る事等は,この疑問を解卜せしめ得るもの と信ずる.この織野鼠は後索を上行する点に於 いて,その起始に関レー暦綿密な槍討を必要と するものである.とのものの延髄内走行は,

人間に於ける脊髄隣孤束核路の経槌織維に:,譲 る種の近似を示すが,その脊髄内走行は全く之 と異る.久留教授は人間に於いてこれと全く同 一の走行を示す繊維を証明せられたと言ふ(未

発表).一一一〔2〕

 婁に余がa群及びb群と仮称した二つの細径 織維群の夫々の終末部が,殆んど位置を同じう

して,從來三角核の尾端部と考へられた領域に 存し七みる事は,既に述べた通りである.而も 之等絡下部の孤束核に対する位置的関係塵一人 間に於ける隣孤束核の孤束:核に対するそれに塩 煙似1」て血る, ,〔3〕

飾も三角核は,從來前噺申経書核の一つとさ れてみるが,その尾側端に就いての詑載は諸家

により種々異って居b(Cajal 29), Marburg 25),

Ziehen 33), Jak⑪bsohn 7)),不明瞭なる点も亦少 くない.注目すべきはGoldoxvski 5)が三角核 を i)kaudaler schmaler kleinzelliger Teil, ii)

M{ttelstttck, iii)oraler Teil(H:auptzellen)の三

部に:分け,ri)の細胞はHauptzellenと全く遠 つた形をなし,両者の聞には類似性が全く無 く,移行形も認められない」と述べてみる事で ある.余も亦猫延髄のNissl標本を作製し,上 述Marchi標本に於けるab両手繊維の葉末部 に相当する領域を精査したが,この領域には薄 束核に:見られた中等大の細胞は既に姿を浩し,

之に代って多数の小円形細胞群と,この中に散 在する薄束核細胞より梢大型の,明るき「ピラ ミヅド型,西洋梨型或は卵円形の細胞(此の細 胞はこの領域より吻側に移るにつれ漸次増加す る.之はGo】dowskiの所謂Hauptzellen des

Nucleus triangularisに相当するものと思はれ る)を認める事が出來た(第12図).一一〔4〕

 一方この三角核の機能に関してSpitZer 31)は,

他の前庭祠1経華墨と異りVisceralの作用に関 験するものであらうと述べてみるが,これは久 留教授が薦髄延髄路を,性覚を含む骨盤内臓知 覚の傳導路と推定され陀事と対比して,看過し 得ない重要な事柄である.一〔5〕

 叉余の猫延髄のNissl標本に就いて,上述C 群織維の絡末細に相当する領域を精査したが,

この領域には前庭聯経脊髄白鳳特有の細胞,即 ち多角形にして突起多く且濃染性なる中等大の 細胞と共に,さきの三角核尾側部に見られたと 同様の小円形細胞が多数認められた.一〔6〕

 以上〔1〕一〔6〕の諸点を綜合考察する時,余 が猫に於いて証明し得た上述の如き三様の細径 織維群は,久留敏授が人聞に於V・て証明された 薦髄延髄路殊にその脊髄隣孤束核路と同一系 統のものと考へて差支えない様に思はれる.

 最:後に上述の実験に於v・て4},側障碍例と横断 障碍例とを比較するに,上行性病変には本質的 の差異を発見し得ないに反し,切断部より尾側 脊髄の洋行性変化には著しき差異の存するのに 氣付く.即ち完全切断の場合に於いては,逆行 性変化は両側性に出現するのみならす,手術部 より隔絶せる部迄之を証明し得るに反し,牛側 障碍の場合は,逆行性変化を示す細胞の出現領 域が障碍部に近接した髄節に限局さるS事であ る.この点は入間に於ける一側前側索切断の場 合の所見(久留10))とは著しく異る所であって,

上記中問暦背外側の細胞のみならす,後角基部 拉びに先端の細胞及びClarke氏柱細胞にも共 通して見らるS現象である.・上蓮の余の第1例

及び第4例の牛側障碍の外Mott 2f ) 27),:Beck 2>,

PaSS 2S)等の実験も,薄霧等の脊髄小脳路に交 叉性織維の存在を認めてみるが,これら所見は Karplus及びK:r6idl g)の生理実験の結論と共

に,この種動物に於ける大多数の知覚二次経路 起始細胞よりは,交叉性(叉は非交叉性)の主 繊維と共に可成り彊力な非交叉性(叉は交叉性)

t 99 )

(7)

100

の閉炉11被が上行し,一方の障碍は細胞に近接し てみない限り細胞自体に定型的な逆行性変化を 起さなVOものと三明さるべきであらう. Dusser de:Barenne 3)の生理的実験(猫)も一一側覗丘の

「ストリキニーe・ネ刺戟が,体の両側に過敏性を

惹起せしむる事を実証してみる点で,この想定 を支持するものの如くである.即ち知覚道の構 成に関し,少くとも猫と人闇とでは可成り本質 的の差異の存する事を,余の実験も立証し得た 事となる.

第5牽結

 久留教授によって初めて注目され,詳細に記 載された人聞脊髄に於ける上行性の一新経路,

即ち三二延髄路が,動物に於いても証明し得ら れるかを槍する爲,猫を用ひて実験を行った.

その結果猫に於いても入間の晶晶延髄路,殊に:

その脊髄隣孤束核路と,極めて近似した走行拉 びに終末を示す細径繊維群が,腰抜髄より三

し,延髄の基底友白質の外側部即ち從來三角核 の下端と考へられた部,拉びにその附近に終末 する事を,明らかになし得た.

 欄則するに當り,終始御懇篤なる御指導,御畑島を 賜り,御上閲を辱ふせる恩師久留教授に心からの感謝 を捧げ,併せて教室員各位の御助力に謝意を表する.

主 要 文献

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Arch. Physiol. 158,275−287(1914)・ 10)久留 勝:一側前測索切断の経験特に本手術施行後剖樵 を行勘得たる例の脊臆病理組騨腱イ七凍京醤 事新誌,3129,971−98⑪(1939)・ 11)久留勝:前 側索を上行する脊腿延盤面特に從來注目せられざ りし一一=二重要なる広々.精紳神経學七並,4徴82

−83(1940).  12)久留勝:Nucleus juxtasolit−

arius並に・Tractus spin()一iuxt: solitarialis.精紳 示申二二會雑言志, 44, 460−460 (1940).       13)

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bulbaren System, des Tractus spino−juxtasolitar−

ialis. Jap. J. med. Sci. Part 1. Anat. 8, 135

−160(1940)・ 14)久留勝:脊髄内知畳傳:導路 に就いて.東亜醤二三雑誌,1,33−57(1942).

15)久留勝:脊騒内知畳傳導路の解剖に就いて.

日本醤學及び健康保瞼,3275,629−643(1942).

16)久留勝:人麗知解傳導路の解剖學的研究.日

本醤學, 1944, 703−706・   17) 久留勝: 入畳豊知

( 100 ]

(8)

扇谷論文附圖 (1)

1

    法◇

  ㍉ 函

ポゆ 箋  聯,

  騰灘燕

  〆斜. ・  らきノゆ

   灘     ¥

畷齢欝欝騰

締翻・

  饗げ      け き

目漁

戴 毒

麗.

 無難.

   湘。塵        免        畳       驚        ウ       ヘ  サ       ら

郵  .  乏

       〃伽毎週

     ア    め       ゆモ   ツド  も       き

 灘.         鬼

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     航葡亀  徳 訴           単         縄

     驚勤。.

磯 1雛=競1

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屈1蛭㌢一・疲ジ窮オが〆

饗轡1際罷:

1熱ゴ恐㌻滋1

融  \∴管腔∴

      t 6骨thづ   ◎

第1例 右側手術部を示す.第2腰髄横断面,Marchn標本50,/iの厚さ。切戯は側索全部と,前索     及び後索の夫々の外側部とに及んでみる。

2

幽ヒ 灘

離膨∴藩艦/

耀蟻

       y e t di .ofX tt b v

 一二,㍑ 熱

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瓢  ㌧修∵』ゴ〜灘締㍉∫

    ち       びアノ    く ね グくサノ     ebe t筆癖楓 i・ttE.,, fss;∴

      争ノ「鰯  憂 ・       多  ・ウ

      冷〆       査鼻外 日      ㌦ ・㌧転磨  ・    ジ ぴ       ジリ  ラ 婿       ド ・      〜 伊

      〜

第1例 延髄一下端部横断面.Ma」cei標本50,μの厚さ。右側索背側には太径繊維の変性に一しつて細     径繊維の変性も認められ,左側にも之と対称的の位置に少数乍ら,太径細径二汀の変汁繊     維が認められる.

(9)

扇 谷論 文 附 圖 (2)

3

Cr

 纏..鼻

  みまだや

右難難

 灘 鱒畿.舞懇懇

  ま  

懸欝,残幽 》葱

 をズ   ド

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移評徳離!

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 ㎡   ρ      ノ

 尋マ  ぼ  階ど  溺  臣 渚♂

      ド e  l  幽

      )f Ts

第1例 延髄上部横断面,Marchi標本seμの厚:ざ 右倶1冷寒体を脱出して,孤束核の背側に向ふ     多数の細径性変性繊維か,著明な:る構駄の頸粒野を形放してみる この構駄野の腹内側孚     部に1まe薄三内を上行して來た細径繊准か混入してみる

Ff

4 b

第1例

.k

       ㌧      左       、

       筏        招   争        》  ノ       ㌻       鷲       漁熱熱

      ん      ン

       ダ       鴻帰  争〆       タセな   ゑ め

      撫灘藩

       ⊥s      Ac

延髄中央上部畳断面,MarGiu樺本50μの厚さ 後索内を上行して來た細径繊維〜ま,閂の 高ざの附近yり大(孚円形区劃内)小(楕円形区劃内)二つの集りに分れる

(10)

Cr

扇谷論文附圖

Ff

s

      Nc Ts

第1例 延髄上部横断面,Marchi標本50,μの厚さ     の外縁に聴してみる。

(3)

pm

ge

       寵《   、

      に      リ     ミ    ゥさ 

       ・・評 帥} ・噸        !職ポ射ド ・       ・  ㌧。賊卵      ド       沖ζ脚   幣+

      鴛      ず       ・ 鷺    野馬        イ     リ           eY #         η      ,

         o「hジ5毒tS   ・

。C群繊維の終末部(Nc)は,前庭紳経脊髄根

Ac

b.c 一一

Ngl

       第   6  図        ai

㌣惑撫鑛

   ∴織蝋嬬  憾綴織纂

。試轍  ア鎌

継雛 欝・、

繍懸灘薩騨灘

4w xlmel;ewmeig e 轟v.

難欝

欝誉

    幾酵一一Ncue

灘灘駿ノ

  甚    轟

    禦轍.

  ・織鑛、

  繊.

  騰     響

 ギ       ウウ

繊     鍵寒

    唯

、欝

 霧野

綴欝

嚢蓼

Ncui

第2例 延髄左孚新前額面,

    Marchi榎本50μの     厚さ.索駄体を脱出     して困側に向ふ細径     繊維(a)と,薄束核     を越えて灰白翼外縁     に沿ひ上行する細径     繊維(b,c)とを認め     得る.

(11)

扇谷論文附岡 (4)

7

      満◎

      獄7

〜㌧欝謙鱗芽

 」」      繍  ジ∵ 凝 欝欝

     綴灘

     でヂ     ロ モか      か レ   や ヘノ  ヌ      サノド   を ヂ

      気曳1,

        穐範・

∴暴騰

         塗

         ・    5レ㍉ ボ  ma一         も   セ ゲノドサ    ,幡 ガ泡働 。泊. 物論》魑脳

惑=難聴灘

∴ ,翫。. 。. ご㌶メ瀞

   擢    乾 ・    ρ      僑曜

灘獲

寮響

     遊1・

欝  ザ鰯乙∴

   心轡      俘ノ  ド  『 ノむ伊『  ド ホ  のが へ お  セ   ウ  ド

  隔 〜

 ぐ        サ  け擁纏し        えう の   めピ

㍗・・、『・

メ翫,

趨鞍

蕪雑  ・

ウシ@  リ   ド ウ セピ

 .ゴ 弓  燃・.

   t    te ノ 

 驚 験

鷺〕劉欄羅.

灘鷺         t    二灘   ・

   ・t『霧 ・ ・     t 鑓、醗      醒        。    も憾。 .    鳶     碍パ 縮織   篠

懸掌レ謬騨饗麟、

       .絶

讃難

鎌、

蜘,/a::,

解ゲC .

ttle}i   獄s

騨騨

  ビ  ビ

聴難1灘.

講騨

  認確 罫    新

第3例 右側手術部を示すe第8頸髄横断面,Marchi標本50μの厚さe切藏範囲1ま第1例と略同     じである。(第1図参照)

8

Cr

   ・ ・   鞍懸.

 ザ     ン

  聖      弓 ぎ味解ウ      掛

争ノ〜㌃、ご〜;∵挿 湧繁夢

 ;ド    なレ   宜       弓∫ 挟         購饗

t   瓶      ウ   母 レ多   窯       ρ  沸・  ㍉、 。     ・  }

 ヤ   ぱ んや       ち     を      お   ぐま ド サ   ぬなゆ  い     ウ   ら  ド      ネヰノ      ヘゼ      げ

鶴嬉嬉レ、鳶/留ン・

   ヒミ憾零壁≦∴喬譜 /㌦

ゆ      ぽ      ヘ       ド  ザ  ゆ    ち お

   レ ツ モ    も

濃霧lll認∴、 A

    恥        姥 輸

    ヰらへ

  め ゑ だ   き ぢう

    .轟鮎〜

    .  ぎ

欝欝一\

      ド  ト   が ヘオ    や         ド      ぬ     あ

ヰ   へ タ ぜ       だ     の かやしロ

譲兜〆.㌧〆難

S. e

s

       お       ぐルザ

》厩欝欝ll羅

      b−f Ts

第3例 延髄上部程断面,Marchi標本50μの厚さ・索朕体内より脱出し,孤束の背側に向ふ細径    繊維は,第1例の場合と全く同様の像を呈し,且数に於いても大差がないが,索朕体内の     太径融維はこの例の方が遙かに多いe(第3図参照)

(12)

扇 谷 論 文 附 囲

ドナせ ト び     り しメう  ノジ ノヘノ も

嬉ぐ繊拶㌘

鷲ll/源ttt

総騰

        夢 拐 κ!λ

鍵熱露

電ド転@ 、, 〜  5

孫躯

∵三

1一・

ジ∫

i第,

il ・

ls, .

11

1ぐ・

9

其  の 1

鑑フげ∵響響響灘

糖黛   1二1㍗薄難,

煮 慧

遷彰

(5)

馨1薯囎ぎ,

騨〆1鱗1ジ

驚熱熱響き∴、

 薄霧ノ.. ・   ぞ

  ベタ       ド

  等曳三韓2.・

     喰1欧/写,

       ヰ セ         が        ご     ま         ぜ      やら

   聖      ト

:ts

 gx

紺詔 %今

後角基部細胞

 ヤ

㌧にコ㌔三三騰謬鍬

、k@ 堰D .: ・・ is)1 ,阻ジ

。燃海∴∵∴∴ノ

 r−2 Sl

 t. im, r

索夕

D.z..¥ge

申間層背外側核

前角後角移行部 灰白質突出部

前角細胞

第2例 第5腰髄横断面,N・ss1標本25、μの厚さ。後角基部の細胞と共に,申間層背外側核大型細胞     及び前角後角移行部茨白質突出部の大型の細胞に,回れも左右両側とも著明なるTigrolアsis     を証明する。[コ 内部分の彊拡大は第9図共の2参照

      ゴt  の   2       .t ¥

第2例 第5腰髄横断面,Niss】標

本25,μの厚$。

第9図共の1口内部分張 拡大所見t←印夫々変性細

胞。

(13)

扇 谷論 文 附 圖 (6)

10 其  の 1

後角基部細胞

      がや 

     /驚璋▽糟旧識

.〆警謬裁

    ・遍難論爵証:瀞回

申間層背外側核

前角後角移行部 tN白質突出部の 細胞

前角細胞

第2例 第6腰髄横断面,Nissl標本25∫2の厚さ.前角後角移行出炭白質突出部の大型細胞には,

    左右両側とも著明なるTigrolySiSが証明される.□内部分の強拡大は第1C図其の2参照 其  の  2

第2例第6腰髄横断面,Nissl標

    本25 /iの厚さ.

    第10図其の1の□内部分     張拡大所見・←印が変性細     胞.

(14)

扇 鑑識 文 附 圖

      第   11

       主L  の        1、

      ,,鱒〆欝別・

         ド震e      ,              Vt         酒ノ      。

       ve

      嘱べ脚 レ    濾

       ゴひぎし  ドご   ドちヰ         ジド

    縛謁墾・》.  詰

       が も るヨなキぽ  ド        

∴凄蕪ン1一

1

ぞ手噂  1ミ勤

熱癩漁

(7)

六欝.ノ誠}

     ..  1if ;a

欝幾:べ阿

繕峯

tt@  『ア 箏  

芝レき〆∵郵

を無記饗i難

㌦㌶1撫撫

1ジ轡蟻

 弓/ ゑ包等

畦無熱瀦

触.

零泌・密蟻義霧舞

窪㌦畷

うけし {  ん

∴ゾ鷲

讃繕

後角基部細胞

中間層背外側核

前角細胞

第4例 第6腰髄横断面、Nissl標本25μの厚さ.左側中間層背外側核の大型細胞に著明なる

毫〆瞬融融海  ・

!i;ジ夢∴艘屡欝緊㍉・

Tigrolysisを証明するが,右側には変性を証明しない.

 2参照

      且   の   2       ノ、

*ヲ e講 ,  ff塊㌔騰       

へ 隊ン鉱熱熱壽 t ・     ◎・.

□内部分の強拡大は第11図其の

第4例 第6腰髄横断面,Niss】標     本25,/iの厚さ.

    第11図其の1□内部分の     強拡大所見.÷一印が変性細     胞.

(15)

扇 谷論 文 附 囲 (8)

Cr Nc

          渉 渉}

       ∵藍      ガ タ            げ君       ぜ蜜絵賞

  うめウ    ハガさタド ぜヂ   ヘガ       い    げ   な

  鍵 ぎ毒、

  謎. ♂篤γご

N。・i羨嚇猟

  ゴ ぷ       や

     .魯      噛卍 ・     理由

  み        ゆ撫緯

  カめ      

  穂懸暫

第   12

Na. NI)

 

  拶♂.

鴫虞断F%

㌦1♂諺       ・

 ボつぐ  ル       ゐ り

跨諮・     ㌧憾

   サ      の   え ヘ ドウ@リ ヂ       やナホ ぜヂや

雛繋議

      ド磁

flagX>

       Ts

猫延髄上部横断面,Nissl標本,25μの厚さ。 Na, Nbの領域には論東核に見られる中等大(  ltm胞 より梢ζ大型にして且淡明な細胞を,叉Ncの領域には多角形にして突起多く欝欝染性の中tL大の 細胞を認めp両領域中にはかなり多くの小円形細胞を詔め得る.

(16)

猫に於ける脊髄延髄路に就て 101

畳傅導路の申桓性走行に關する二三の考察.十全

會雑言志, 49, 1884−1896 (1944)・   18) 久留勝:

脊腿廷随路の起始及び機能に就いて,脊腿生殖器 申櫛を莚臆生殖器申櫃に連絡する一新縄路の記 載.署學と生物學,6,88−93(1944)・ 19)久 留勝:個饅保存能と種薦保存能に關する器官の憩

維1學的相騒罰, 署學, 1, 33−38 (1946).      20)

Kuru, M.: The sensory paths in the spinal cord and brein stem of man. First report.

Studies on the long ascending paths of the spinal cord, the secondary trigeminai paths and on their correspondence. Short note on the central gustatory path of man. Fol. Psychiatr. neur.

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On the tractus sacro−bulbarcs. Contributions to the study of the central pathiptrays of the visceral sense of the pelvic cavity inclusive of the genital sense .ieFo1. Psychiatr. neur. JaP.2,124一ユ51

(1947)・  22)久留勝:人三二腿並に謄幹に於 ける知畳{專導路。署二二報,2(1949)・  23)

久留勝:Marchi連償切片の製作法に就て.病 理學雑肥3,64−68(1944). 24)Lewando−

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1 Abt. 1899, II Abt. 1934.

附圏略字説明

a b c

Ae Cr Ff Na

a群繊維 b群繊維

。群繊維

茨 白 翼

  ド索 状 睡 前庭神経脊髄根 a群繊維終末部

Nb Ne Ncue Ncui Ngr Ts

b群繊維終末部

。群繊維終末部 外側疎剛核 内側解同出 現 束 核 孤   東

[ 101 ]

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