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トチもちづくり : 「総合的な学習の時間」の一試行

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奈良教育大学学術リポジトリNEAR

トチもちづくり : 「総合的な学習の時間」の一試

著者 新子谷 隆

雑誌名 奈良教育大学附属自然環境教育センター紀要

巻 4

ページ 15‑22

発行年 2001‑03‑25

URL http://hdl.handle.net/10105/287

(2)

トチもちづ くリ ー「総合的な学習の時間」 の一試行 ―

新子谷     隆 川上東小学校

は じめに

小学校 で は、平成 14年 (2002年 )か ら新学習指導要領が全面実施 とな り、「 総 合 的 な学 習 の時 間」 が開始 され る。平成 12年 、平成 13年 における新教育課程への移行期間には、総合的な学習 の 時間 の実施 に積極 的 に取 り組 む よ うにす る ことが求 め られて いる。今回の改訂 で は、教育課程基 準 の大綱化・ 弾力化 とい うことか ら、各学校 の創意工夫、一人一人 の教 師の カ リキ ュラムづ くり や学校運営 に参加す る度合 いが強 くな った といえ る。 それだけに、移行期間中の各学校 の取 り組 みが問われ ることになる。で は、具体的 にどのような ことを配慮 しなが ら、 カ リキ ュラムづ くり を行 えばよいのだろ うか。

一 つ には、子 ど もや家庭・ 地域 の実態、保護者 や地域 の人 々の願 いなどを考慮 して、子 ど もた ちに どの よ うな力 を育成 しなければな らないか、 そのためにどのよ うな活動 がで きるかを考 えな ければな らない。 また、学校 で何がで きるか、地域 の環境、文化、教育上 の条件 な どを遮、まえ、

可育レ性を明 らか にす ることも必要 で ある。

総 合的 な学習 の時間 の構想 に平行 して、可能 な範囲で実 際 に授業 を試行す る必要 があ る。 それ によ って、授業 のあ り方 につ いての理解 を深 めるとともに、授業 の結果 を総合的な学習 の時間の 構想 に反映 させ ることがで きる。 そ こで、授業 への取 り組 み は、 あ る程度準備がで きた らとりあ えず授業 を行 ってみ ることが大事 となる。 そのよ うな考 えか ら、平成 12年 度、本校 で試行 した取

り組 みの一 つが トチ もち作 りであ る。

地域 と子 どもの実態

川上東小学校

(奈

良県吉野君剛

│1上

村北和 田 )は 、吉野川 α己ノ川

)の

最上流部 にあ る山間 の小規 模校

(全

校生 32名 )で あ る。川上村 (270平 方

km、

奈良県 の総面積 の約 7%)の 東 南部 に位 置 し、

村全体 の 64%が 校 区 にな ってい る。校 区の大部分 は人工林 で、川岸 や山の中腹 に林 隙集落 が点在 してお り、大変広 い校区に小人数 の児童が分散 している。

過疎 化 による人 口減 に伴 って児童数 も減少す る一方 であ る。 お互 いに住 んで い るところが遠 く 離 れて い るので、学校 に来 てい る間以外 に集団 で遊ぶ機会 はほとん どない。生活様式 の変化 な ど によ って子 ど もたちの生活 は、都会 の子 どもたちの生活 とほとん ど変 わ りない もの とな って きて いる。 自然環境 の豊かな地域 で生活 していて も、遊 びの文化 や、 どこに行 けばどんなものがあり、

どん な生 き物 がいるとい うよ うな、一昔前 の山村 の子 どもたちが持 っていた知識・ 情報 は子 ど も 同士 の間で途絶 えてい る。昔 と比 べて、児童 の野外での活動 や地域 につ いての知識 が少 な くな っ て きてお り、子 どもたちが山間の村落で生活 していることのよさを生 かせない状況が生 まれて き て いるよ うに思 え る。

そ こで、本校で は、生活科・ 総合的な学習の時間で、全校で地域 の 自然 を学 んだ り、地域素材 を学習 に生 か した りす る取 り組 みを行 い、身近 な環境 を学習 の場 として活用することにしている。

すで に平成 11年 度、本校 で は、地域 の 自然 を生 か し、体験学習 を中心 に総合的 な学習 の時間 を

(3)

組み立て、林業体験、 自然観察、地域の人々との交流など、山村の くらしと人 と自然 を題材 とし た学習を進めることを決めた。

ここでは、平成 12年 度の取 り組みの一つである「 トチもちづ くり」 について報告す る。

トチもちにつ いて

トチ もちは、校 区に伝 わ る伝統的な食べ物である。   トチ もちが作 られて きたのは、川上村 の中 で も、南西 の上流部 に限 られ る

(入

之波・ 瀬戸・ 中奥・ 上多古・ 上谷・ 大迫・ 伯母谷・ 井光 など

)。

今 回 の授業 を行 うにあた って、何人 かの地域 のお年寄 りに尋 ね た ところで は、正 月 などのハ レの 日の食べ物 として作 り続 け られて きたようである。   トチの実 は、縄文時代か ら利用 され、 中部、

山陰、東北地方 の山地で は最近 まで重要 な食糧資源の一つであ った という

(朝

日百科 植物 の世 界

14。

1997)こ とだが、川上村での利用 は、貯穀 して飢饉 に備え るとい うことや、他 の穀物 の増 量用 と して使 われたので はない模様である。   トチの実が不可欠 な食料 として必要 とされて きたよ

うな感 じは受 けなか った。

川上村で は、広大 な山林が広が っているが、古 くか ら造林が盛 んで、文亀年間 (1501〜 1503年

)

に杉 の植林が始 ま っている。天然林 の割合 は小 さ く、川上村役場 の資料 によると、現在、立木地 の内人工林 は 16891ha、 自然林 は8540haで あ る。 そのため、野生植物 の採 集地 は、 やせ地 や沢・

谷 す じな ど造林 が困難 な所 に限 られ る。川上村 で は米 はほとん ど作 れないので、以前 の食生活 は 雑穀 が重要 な食物 とな って いたよ うであ る。食用 にで きる野生植物 も当然利用 されて40数 種が確 認 されて いる。特 に、 エネルギー源 と しての堅果類 で は、 ク リ、 トチノキが あげ られ る 011上 村

1988)。

ク リは、集落 の周辺 に植 え られた ものの他、天然の ク リが利用 された。 ほとん どの大字 で は斜 面 に ク リの採集地 が分布 して いた。 「 くりや ま」 とい う小字名 を もつ ところ も多 い。 ク リは、 村 民 に とって は非常 に大切 な食料 であ ったので、集落 の周辺 にク リの採集地 を維持 して きた と思 わ れ る。

一方、   トチ ノキ は、川上村 で も奥地で しか見 られず、一般的な食料 とはな っていなか った。 し か し、吉野川 の上流部 の住民 は、 自然 に生 えている トチノキの実 を利用 して きた。 ク リと違 い、

トチ ノキ は、谷筋や山腹の水分 の多 い肥 えた土地 を好 むので どこで も栽培で きるもので はなか っ たので あろ う。 また、落葉 の直幹性高木で高 さ 30m、 径が 2mほ どに もな る巨木 なので、実 をつ け るまで育 て ることはなかなかで きなか った と思 われ る。 その上、 ク リと違 い、食べ るためには あ く抜 き処理 を しなければな らないので、複雑で高度 な技術が必要 な ことも、   トチや まとい うも

のがで きなか った理 由であろ う。

川 上村 で は、 ク リの名 のつ く名字 はあるが、 トチのつ く名字 は見 られない。反対 に、地名 では トチ谷・ オオ トチ谷 などがある。吉野郡 内全体 には橡・ 栃のつ く地名が多数見 られ る。

筆者 が調 べ た範 囲で は、 トチ もち作 りの伝統 のあ る地域 は、川上村 の他 に十津り

│1本

ま 上北山村、

下北 山村 であ る。川上村 に接 している東吉野村、天川村 で は作 られていない。

実践 の経過

近年、生活様式 の変化か ら、子 どもたちの家庭で ももちをつ くことは少 な くな って きている。

作 ると して ももちつ き機 で作 ることの方 が多 いよ うであ る。 ま して、手 間のかか る トチ もちは一 部 の家庭 で しか作 られ ることのない ものにな って きて いる。

昔 の人 々の知恵 が生 か されて作 られて きた この もちを、伝統 的な方法で作 ることによ って、地

´ υ

(4)

域の自然や、生活 について理解を深めさせたい。指導 に当たっては、地域に住んでいるお年寄 り に、協力 していただいた。

1実 践 のね らい

・ 地域 に伝わ る伝統的な食文化 を調べ、伝承す ることによ って探求す る力 をつ ける。

・ 地域 の 自然 に目を向け、体験活動 を通 して心情 の豊 か さを育 む。

・ 先人 の知恵 と自然 の恵 みに感謝す る。

2実 践の経過 と留意点

9月 26日

(火

)  神之谷ヘ トチの実拾い (304年 ) 2時 間

10月  4日

(水

)  水揚げ   乾燥         休み時間

10月 20日

(金

)   皮 む き見学   林家 (2・ 3年

)

11月 17日

(金

)   トチの皮む き (103・ 4年

)

11月 20日 (月 )   あ く抜 き (3・ 4年

)

11月 27日 (月 )   あ く抜 き (304年

)

12月 16日

(土

)   もちつ き大会

(全

)

2時 間 1時 間 1時 間

0。

5時 間

(放

課後

)

2時 間

トチ もちを作 るためには、 トチの実 の採集 とあ く抜 きの処理 の 2つ の作業 が必要 となる。   トチ

ノキは学校 の近 くで は数本 しかない。一番近 い金剛寺 の境内には 1本 だ けあ るが、毎年、拾 う人 が いて、 ここで は採集で きなか った。そ こで、学校か ら

2 kmほ

ど離 れた山の中

(神

之谷 )に あ る

トチ ノキの実 を取 ることに した。 この木 は急斜面 に生 えてお り、採集 には安全 に注意す る必要 が あ った。

トチの実 の除毒 に使 う木灰 は、手 に入れ ることが困難 にな って きている。協力 いただいた近所 の方 に分 けていただいた。 また、学校で は、谷 の水が豊富 に使 えるよ うにな っているので、水 に さ らす ことは簡単 だ った。

3  トチの実 の採集および処理過程 について (ト チの実のあ くぬき工程

)

実 の採集

トチ ノキの花 は 5月 ごろ開花 し、 9月 の中頃、枝 に直径 4〜

6 cmぐ

らいの果実が花序 の下部 に 数個結実 す る。

地域 の人 の話 で は、花 の咲 くころ風が吹かない とな りが悪 い とい う。落下 した衝撃 で、 3つ に 割 れ るよ うに筋 が入 っている厚 い果皮が裂開 し、 中に詰 まっていた実 が飛 び出る。果皮の中には、

つ やのあ る赤褐色 を した丸みのあ る種子が 1個 2個 詰 まっている。 まれ に 3〜 4個 入 ってい る こともある。

秋、木 の回 りに自然 に落 ちた この実 を拾 う。大 きな木 なので、枝 を広 げた範 囲 に実 が落 ちて い る。谷川 の淵 などのよどみの底 に、流 された実がた くさん集 まっていることがあ る。採集す るに は効率的なので、冷 たさを我慢 して潜 って網 などで拾 うこともある。

種皮 を割 って中の実 を取 り出 し、 その まま口にす る と舌 に突 き刺 す よ うな束 1激 を感 じ、 渋 み

(老

人 は ヨグイ とい う言葉で表現 していた )が 回の中に広が り、 とて も生 で は食 べ られ な い。 種

子 には、 30〜 50%の デ ンプ ンとタンニ ン、 フラキシン、 エスク リン、 サポニ ンのプラチ コジンな

どが含 まれている

(有

用広葉樹 の知識 ,大 平社 ,1985年

)。

シカ・ イノ シシは この実 を食 べ るよ

うで、大 台 ケ原 な どで は、筆者 の観察 によると、 この木 の周 りは足跡 で っぱいで あ る。地域 の人

の話 で は、腹痛 の時、   トチの実 を焼 いて食べたそ うである。 アメ リカ先住民 は トチノキ類 の果実

を魚毒 に利用 していた とい う

(世

界有用植物事典 ,平 凡社 ,1989年

)。

(5)

虫殺 し

地上 に落下 した実 には、虫が入 り込んでいること

〜 3日 間、水 につける

(水

は絶えず桶に流れ込むよ いる実 は浮いて くる

(写

真①

)。

乾燥

もあ るので、集 めて きた実 を桶 などに入 れ 2 うにす る

)。

白い泡が少 し出 る。 虫 が入 って

水 につけておいた実をむ しろなどに広げ、天 日で

10日

20日

ほど千す

(写

真②

)。

種皮が縮み、

か さは 6割 くらいになる。 これを保存 してお く。昔 は、つ しや天丼などに袋に入れて保存 してい た。絶対 に虫がつ くことがなか ったという。

モチにす るとき、以下の処理を施す。なお、 この乾燥 した実 は、一升 1500円

(平

12年 )で 取 り引 きされる例を聞いている。

皮むき

乾燥 した実を使用す る分だけ、一晩、熱湯に浸 けて種皮を柔 らか くす る (写 真③

)。

湯 に浸 け なが ら、   トチオシと呼ばれる硬 い木でで きた、てこの原理で実を割 る道具を使 って種皮をむ く。

この道具 は、 2本 の棒を先の方で針金などで縛 ってあり、台になる一方の棒の先にはくばみをつ けてある。そこに実をのせ、上側にくるもう一方の棒で押 しつぶすように して種皮を割 る

(写

④⑤

)。

また、平 らな石などの上 に実を置 き、木槌などでたたいでむ くこともある。 どち らに し て も、大量の実を一つ一つ手で割 っていく手間のかかる作業である。種皮を割 って中の実を取 り 出す ことが目的で、粉 になるまで砕 くことはない

(写

真⑥

)。

今回の実践では、   トチオシを多数用意することが難 しいことと作業時間を短縮す るため、   トチ

の皮をむ くための機械を自作 しそれを使用 した

(写

真⑦③

)。

地域の人 はどの人 も、 アクが抜 けないので トチの実 は塩気 に触れさせてはいけないという。漬 け物桶 として使 っていたようなものは決 して トチの実を入れる容器にはしないそ うだ。

水 さらし

むいた実を容器 に入れ 3〜 5日 間、流水 にさらす

(写

真⑨⑩

)。

しば らくす ると大量 の泡が出 て くる。排水溝の ミミズも死んで浮いて くるほどの毒が出る。

あ く抜 き

トチの実の渋みを除去す るため、木灰を利用 して中和する。 この処理作業 自体のことを川上村 では「 オニアクをす る」 という。

オニアクには、 2通 りの方法がある。一つは、桶などの容器の中で、熱湯で木灰を溶 き、直接 その中に トチの実を 1〜 3日 浸 ける方法である

(写

真⑪

)。

溶 いた灰の中に実 を入れてか き回す ので、手間がかか らないが、実の角が欠けたり、後で灰を洗い流す時、細かな実 も一緒 に流 して

しまったりして、実のかさが減 る欠点がある。

もう一つは、濾過 した液体を使 う方法である。底に細かい穴をいくつか開けたバケツなどの容 器の底 に藁・ 杉の葉などを詰 め、その上 に布を敷 き、灰を入れて上か ら熱湯を注 ぐ。滴 ってきた 液体をバケッなどで受 け、その中に実を浸 けてお く

(指

に少量つけてなめてみるととて もぴ りぴ りす る

)。

新 しい灰汁を加えると、数回使用で き、実を損なうことがない利点がある。鍋 に この 灰汁を入れてお くと穴があ くことがある。昔 は、桶や石の捏ね鉢などで灰汁をうけたそうである。

かまどや風 呂で木を燃や していたころは、灰 は生活の中で十分準備できたが、今 は、灰を用意す るのが大変であるので化学薬品 (炭 酸 ナ トリウム )を 使 う場合 もある。 また、 スギや ヒノキの灰

18

(6)

よリカシ・ ナラなどの灰の方が灰汁がきつ く、風味よくおい しく仕上がるということである。

この処理を行 うと、 白か った実が黄色 くなる。あく抜 きができたかどうかは、大 きめの実をい くつかゆでてみて、柔 らか くなるか (に える )ど うかで確かめる。あ くが抜 けていないと、 い く らゆでて も実が柔 らか くな らない。 また、あ く抜 きを しす ぎると トチの実特有の風味がな くなる ので兼ね合 いが難 しい。

水 さらし

再 び、一晩流水 にさらす。

2回 目のあ く抜 き

初めの灰汁より薄い灰汁に 2〜 3日 つける

(写

真⑫

)。

クイアクという。 この クイアクが濃 い と蒸 した時、灰 くさくなるし、薄いと トチが蒸れないという。冬場 は、 クイアクにつけたままで 2〜 3ケ 月は置いておける。長 く浸 けておいた方がおい しいという人 もいる。 ここまでの処理を した実 は、 2升 で 5000円 で取 り引きされるとのことである。

もちつき

(一

日は、約 2升 〜 2升 5合

)

もち米 といっしょに蒸す。蒸 し器を用意 し、下の段に トチの実を入れ、上の段 にはもち米を入 れ一緒 に蒸す。

もち米 に トチの実を混ぜる割合は、決まったものはな く、各家庭でまちまちだ った。中奥の旧 家では、 もち米 1升 に トチの実 1升 3合 の割合が一番おい しいとのことだった。好みによって砂 糖を加えてつ くこともある。砂糖を入れると、 もちを焼 いたとき柔 らか くなる。今回の学校での もちつ きは一日だけだったので、半分に分 けて一方には学校で飼育 しているニホンミツバチのハ チ ミツを加えてついた

(写

真⑬⑭

)。

つ き上が った トチもちは、丸めて丸モチにしたり、「ねこ」 と呼ばれる直方体状 にまとめ、後 で適当な大 きさに切 って食べ られるように したりする

(写

真⑮⑮

)。

まとめ と今後の課題

児童 は自分 たちの手 で トチの実 を採集 し、 あ く抜 き処理 を行 い、つ き上 が った もちを食 べ る と い う一連 の活動 を行 うことによって、地域 の自然や先人の知恵 を知 ることがで きただけでな く、

ふ、るさとのよさを感 じられたと思 う。地域 の自然 と関わ りの少 ない生活 を送 っている児童 にとつ て 目新 しい ことも多か った。 お年寄 りか ら何かを教 えて もらうとい う経験 も少な くなっている中、

今 回の学習 が 目を身 の まわ りに向 ける機会 にな った考 え る。

児童 は、実 を拾 うこと、 もちを杵・ 臼を使 ってつ くことが とて も楽 しか ったよ うであ る。 また や ってみたい とい う感想 が多か った。

今後 は、調 べ学習 を どのよ うに発展 させてい くか、児童 が 自 ら調 べていけるよ うな環境作 りや 支援 を どの よ うにす るか とい うことが課題 にな る。 また、 よ り多 くの地域 の方 か ら情報 を得 るこ

とがで きるよ うな準備が必要 となる。

引用文献

川上村史   通史編 .1018pp:896‑906

川上村史編纂委員会

(1988)

(7)

以下の文献 は本文の記述には用いていないが実践 にあたって参考に した。

市川健夫 (1987)ブ ナ帯 と日本人 .204pp.講 談社。東京

.

市川健夫 (1992)森 と木のある生活。 235pp。 白水社 .東 京。

小泉武夫 (1998)灰 に謎あ り。 227pp.NTT出 版。東京

.

松山利夫 (1982)木 の実。 371pp。 法政大学出版局。東京

.

中川重年 (1993)山 菜。 263pp。 月ヽ 学館。東京。

安 田喜憲 (1996)森 の日本文化。 233pp.新 思索社 .東 京

.

(8)

写真①   水につけておいた トチの実 写真②   天日で トチの実を干す

写真③   干 した トチの実を湯につける 写真④   トチオシで トチの実の皮をむく

写真⑤   トチオシで トチの実の皮をむく 写真⑥   皮をむいた トチの実

写真⑦   トチの実の皮をむ く自作の機械 写真③   トチの実の皮をむく自作の機械

(9)

写真⑨   むいた実を水にさらすと大量のアワが出る

写真⑫   「 クイアク」に浸けた トチの実

写真⑭   ハチ ミツを加えて もちをつ く 写真⑩   むいた実を水にさらすと大量のアワが出る

写真①   湯でといた木灰の中にむいた トチの実を入れ、中和する

写真⑬   ハチ ミツを加えるところ

写真⑮   もちを丸める 写真⑮   もちを丸める

参照

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