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熊谷市子どもの生活実態調査・ 成育環境づくり(まちづくり)調査

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(1)

熊谷市子どもの生活実態調査・

成育環境づくり(まちづくり)調査

Survey of Children Actual Life Situation in Kumagaya City

&

Survey of Community Development for Child Rearing

立正大学熊谷キャンパス開設50周年記念事業

立正大学社会福祉学部

熊谷市子どもの生活実態調査・まちづくり調査班 大平  滋

白井 健次 石井富美子 矢澤 圭介

(2)

目  次

はじめに ……… (石井 富美子・白井 健次) 3 1 .調査の背景と目的/ 4

2 .方 法/ 4 3 .倫理的配慮/ 6

Ⅰ 熊谷市子どもの生活実態 ―「居場所」に焦点を当てて―……… 7 1 .小学校児童……(白井 健次・石井 富美子)/ 7

 ⑴ 基本的属性/ 7

 ⑵ 家での過ごし方-子どものとらえ・保護者のとらえ/11  ⑶ 放課後の過ごし方-子どものとらえ・保護者のとらえ/16  ⑷ 休日の過ごし方-子どものとらえ・保護者のとらえ/18  ⑸ 学校での過ごし方/19

2 .中学校生徒……(石井 富美子)/24  ⑴ 基本的属性/24

 ⑵ 家での過ごし方-子どものとらえ/27

 ⑶ 放課後の過ごし方-子どものとらえ・保護者のとらえ/30  ⑷ 休日の過ごし方-子どものとらえ・保護者のとらえ/32  ⑸ 学校での過ごし方/33

3 .小学校から中学校にかけての居場所感の変化……(矢澤 圭介)/36

Ⅱ 熊谷市小中学生保護者の子育て環境に対する認識と生涯学習社会のまちづくりについて  ……… (大平 滋) 45 はじめに/45

1 .方 法/46

2 .熊谷市についてどう思っているか/46 3 .熊谷市のまちづくりに対する考え/49

4 .子育て環境・学校教育の充実とまちづくりの課題/53 おわりに/58

おわりに ……… (石井 富美子) 61

(3)

 「熊谷市子ども生活実態調査・まちづくり調査」は,立正大学熊谷キャンパス開設50周年記 念事業,立正大学社会福祉学部20周年記念事業の一環として実施しました。

 子どもを取り巻く環境は,多様化・複雑化・流動化し,困難な問題は拡がりや連鎖を見せ,

ますます深刻さ増しています。特に,家族以外との接触が少ない状態にあっては,問題を家 族内に抱え込むことによって,より困難な状況に陥ると警告されています。また,子ども一 人ひとりへの支援はもとより,家庭,学校,地域等,子どもの成育環境へのアプローチも大 事であることも指摘されています。

 ほとんどすべての子どもが対象となる初等教育・中等教育の「学校」において,教育と福 祉の複眼的統合が実現すると,子どもたちに福祉の視点が届き,生活問題の早期発見や支援 に役立ちます。このことを踏まえると,小学校児童と中学校生徒とその保護者を対象とした 全数調査は,膨大な経済的,人的コストがかかりますが,切れ目なく一人ひとりに必要とさ れる支援の基礎資料として非常に有効です。

 本調査は,社会福祉学部10周年記念事業「子どもの生活調査」を受け,単なる子どもの生 活実態調査にとどまらず,成育環境づくりの観点を加味し,子どもの成長のステージにあっ た居場所のあり方を検討する基礎資料に資することを目的として,熊谷市立小学校児童,中 学校生徒とその保護者を対象とした全数調査を実施しました。

 調査には熊谷市教育委員会の多大なご協力をいただきました。回収調査用紙数は25,033通,

調査の回収率は「小学校児童93.3%・保護者89.8%,中学校生徒77.8%・保護者59.7%」,と極 めて高く,貴重なデータを収集することができました。

(石井富美子)

は じ め に

〈報告〉

(4)

1 .調査の背景と目的

 2005~2006年度にかけて,立正大学社会福祉研究所「子どもの生活研究プロジェクト」を 実施した。このプロジェクト研究では,熊谷市の幼稚園,保育所,小学校に在籍する 2 ~ 8 歳の子どもの全保護者を対象とした質問紙調査を実施した。その目的は,子どもの実態把握 を行い,地域の子育て支援や教育機能の改善に還元することであった(原田ほか,2007)。そ の成果のひとつとして,2011(平成23)年に熊谷市の17番目の子育てセンターである立正大 学社会福祉学部子育て支援センター(通称ベアリス)が,大学内に誕生したことへと結実し た。

 上記調査から10年を経た今日の社会においては,核家族化,少子化,地域社会の教育力の 低下が進む中,子どもを伸びやかに成長させるには,学校,家庭,地域が,子どもにとって 安心して過ごすことのできる「居場所」になることが大切と言われている。このような社会 背景を踏まえて,本研究は,熊谷市内の小学校・中学校に通う全子どもとその全保護者を対 象とした立正社会福祉研究所「子どもの生活研究プロジェクト」による子どもの生活実態調 査を実施した。その目的は,家庭,学校,地域における子どもの「居場所」に視点を当て,

その課題を明らかにし,その調査結果を熊谷市内の子どもたちの様々な支援に役立てること とした。

2 .方 法

⑴ 調査手続きと調査対象者 1 )調査手続き

 2016年 6 月~2016年 7 月にかけて,熊谷市内の全小学校,全中学校の児童生徒ならびに保 護者を対象とした質問紙調査を行った。調査は,熊谷市教育委員会の協力のもと,熊谷市内 の各小学校長ならびに中学校長に依頼した。調査協力が得られた学校については,児童生徒 のクラス担当教師から各児童生徒に調査の説明ならびに調査用紙が配布・回収された。

2 )調査対象者

 小学校においては,熊谷市内29校の 1 ~ 6 年生の児童,保護者それぞれ9,744名に回答を求 めた。なお, 1 ~ 2 年生の児童については,児童用の質問項目と保護者用の質問項目を一緒 に綴った調査用紙を各家庭へ配布し,児童への質問は保護者が質問文を読み上げてから児童 自身が回答する形式をとった。また, 3 ~ 6 年生の児童については,学校の授業等の時間を 使い回答してもらった。その結果,児童9,091名(回収率93.3%),保護者8,779名(回収率 89.8%)から回答を得た。一方,中学校においては,16校の 1 ~ 3 年生の生徒,保護者それ ぞれ5,207名に同様に回答を求めた。その結果,生徒4,052名(回収率77.8%),保護者3,111名

(回収率59.7%)から回答を得た。

(5)

配布数と回収数 小学校(29校)

表 1  児童

学年 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 特学 合計

配布数 1572 1571 1659 1626 1561 1601 154 9744

回収数 2904 6187 9091

表 2  保護者

学年 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 特学 合計

配布数 1572 1571 1659 1626 1561 1601 154 9744

回収数 2904 5875 8779

中学校(16校)

表 3  生徒

学年 1 年 2 年 3 年 特学 合計

配布数 1664 1697 1745 101 5207

回収数 4052 4052

表 4  保護者

学年 1 年 2 年 3 年 特学 合計

配布数 1664 1697 1745 101 5207

回収数 3111 3111

⑵ 調査内容

1 )基本属性に関する項目

・児童・生徒への質問項目 :通学学校名,性別,学年,家族構成,同居家族状況,起床時 間,就寝時間,勉強時間,将来就きたい仕事,進学希望状況 等

・保護者質問項目     :子どもの性別,子どもの学年,子どもとの関係,就労状況,

家計経済状況等 2 )学校に関する項目

・児童・生徒への質問項目 :学校の出来事に関する家族への会話状況,勉強の相談相手等

・保護者質問項目     :学校での出来事に関する会話状況等

(6)

3 )まちづくりに関する項目

・保護者質問項目     :住みやすさ,市内に住み続けたい要望,熊谷市のまちづくり に関する状況,保育・子育て支援や少子化対策の施策への充 実要望,学校教育への要望,生涯学習活動への要望,生涯ス ポーツ活動への要望,熊谷市のまちづくりの特色要望等 4 )居場所に関する項目

・児童・生徒質問項目   :家族での夕食の状況,家庭内役割,家族での外出状況,家族 に褒められた経験の認識,放課後の過ごし方,休日の過ごし

方等

居場所感(家庭の居場所感,放課後の居場所感,学校の居場 所感); 6 因子より構成した質問項目:①被受容感(受容・理 解され・大切にされている)②精神的安定(自分らしく・素 直でいられる)③行動の自由(自分の物・時間が持て好きな ようにできる)④思考・内省(自分のことについて考える)

⑤自己肯定感(何かに夢中になり・自信がもてる)⑥他者か らの自由(他人を気にしなくていい)

・保護者質問項目     :子どもの相談相手の状況,子どもの家庭内役割,子どもを褒 めることに関する状況,子どもの放課後の居場所把握,放課 後の時間に子どもやらせたいこと,子どもの放課後充実のた めに行政に求めること,家庭での子どもの安全対策等

 質問項目は,神奈川県における放課後の子どもの居場所づくりに向けた実態調査研究調査 報告書(2014),第 1 回幼児期から小学 1 年生の家庭教育調査報告書(2013),平成25年度小 学生・中学生の意識に関する調査(2014),子ども・子育て支援に関する市民意向調査(2014)

を参考にして作成した。

3 .倫理的配慮

 調査は,熊谷市教育委員会の協力のもと,熊谷市内の全小学校長,全中学校長に依頼を行っ た。調査協力が得られた学校について,児童,生徒ならびに保護者に対して,調査研究の目 的や,本調査は無記名で実施し,個人が特定されることはない旨を文書で伝えた上で調査を 実施した。

(7)

1 .小学校児童

⑴ 基本的属性

1 )保護者の属性

・回答者と子どもとの関係

 表Ⅰ- 1 - 1 は,回答者と子どもとの関係を学年別に示したものである。母親,父親の回 答がそれぞれ全学年で93.3%,6.1%あり,そのほとんどが母親である。

表Ⅰ- 1 - 1  回答者と子どもとの関係

学年 1年 2年 1・2学年無 3年

度数 % 度数 % 度数 % 度数 %

母親 1334 94.3 1262 94.2 82 87.2 1352 93.3

父親 76 5.3 73 5.5 12 12.8 89 6.1

祖母 5 0.3 4 0.3 0 0.0 8 0.6

祖父 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0

合計 1415 100.0 1339 100.0 94 100.0 1449 100.0

4年 5年 6年 3~6学年無 全学年

度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 %

1339 92.2 1269 93.0 1298 93.4 91 90.1 8027 93.3

108 7.4 87 6.4 86 6.2 10 9.9 541 6.3

5 0.3 7 0.5 6 0.4 0 0.0 35 0.4

0 0.0 1 0.1 0 0.0 0 0.0 1 0.0

1452 100.0 1364 100.0 1390 100.0 101 100.0 8604 100.0

・回答者における配偶者の有無

 表Ⅰ- 1 - 2 は,回答者における配偶者の有無を学年別に示したものである。 1 人親家庭 が全体の 1 割近くを占める。

Ⅰ 熊谷市子どもの生活実態

―「居場所」に焦点を当てて―

(8)

表Ⅰ- 1 - 2  回答者における配偶者の有無

学年 1年 2年 1・2学年無 3年

度数 % 度数 % 度数 % 度数 %

いる 1291 92.3 1207 91.9 81 89.0 1282 89.8

死別した 10 0.7 7 0.5 1 1.1 5 0.4

離別した 87 6.2 84 6.4 9 9.9 125 8.8

未婚 10 0.7 15 1.1 0 0.0 15 1.1

合計 1398 100.0 1313 100.0 91 100.0 1427 100.0

4年 5年 6年 3~6学年無 全学年

度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 %

1274 90.0 1201 89.8 1199 88.6 84 85.7 7619 90.3

9 0.6 12 0.9 14 1.0 1 1.0 59 0.7

126 8.9 117 8.7 132 9.8 11 11.2 691 8.2

7 0.5 8 0.6 8 0.6 2 2.0 65 0.8

1416 100.0 1338 100.0 1353 100.0 98 100.0 8434 100.0

・回答者の職業

 表Ⅰ- 1 - 3 は,回答者の職業を学年別に示したものである。「非常勤」,「専業主婦」の回 答者が全体の 7 割を占める。

表Ⅰ- 1 - 3  回答者の職業

学年 1年 2年 1・2学年無 3年

度数 % 度数 % 度数 % 度数 %

常勤の勤め人 364 25.9 337 25.1 29 30.5 362 25.3

非常勤の勤め人 594 42.3 599 44.6 39 41.1 667 46.6

自営業者 35 2.5 41 3.1 7 7.4 37 2.6

自由業 5 0.4 5 0.4 0 0.0 6 0.4

専業主婦 396 28.2 353 26.3 18 18.9 353 24.7

失業中 11 0.8 7 0.5 2 2.1 6 0.4

合計 1405 100.0 1342 100.0 113 100.0 1431 100.0

4年 5年 6年 3~6学年無 全学年

度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 %

403 28.2 348 25.5 377 27.4 35 34.3 2255 26.4 683 47.8 678 49.7 690 50.2 55 53.9 4005 46.9

46 3.2 49 3.6 45 3.3 2 2.0 262 3.1

11 0.8 8 0.6 12 0.9 1 1.0 48 0.5

282 19.8 267 19.6 243 17.7 8 7.8 1920 22.5

3 0.2 14 1.0 7 0.5 1 1.0 51 0.6

1428 100.0 1364 100.0 1374 100.0 102 100.0 8541 100.0

(9)

・回答者の家庭の経済的ゆとり状況

 表Ⅰ- 1 - 4 は,回答者の家庭の経済的ゆとり状況を学年別に示したものである。「ゆとり があまりない」,「ゆとりがほとんどない」と回答した者が全体の 5 割を超える。

表Ⅰ- 1 - 4  回答者の家庭の経済的ゆとり状況

学年 1年 2年 1・2学年無 3年

度数 % 度数 % 度数 % 度数 %

かなりある 21 1.6 13 1.0 1 1.1 20 1.5

多少ある 593 43.8 577 45.2 41 46.1 647 46.9

あまりない 522 38.6 507 39.7 30 33.7 504 36.5

ほとんどない 218 16.1 179 14.0 17 19.1 208 15.1

合計 1354 100.0 1276 100.0 89 100.0 1379 100.0

4年 5年 6年 3~6学年無 全学年

度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 %

18 1.3 21 1.6 27 2.0 2 2.1 123 1.5

657 47.3 561 43.1 608 45.4 43 45.3 3727 45.3 520 37.4 505 38.8 488 36.5 33 34.7 3109 37.8 195 14.0 214 16.4 215 16.1 17 17.9 1263 15.4 1390 100.0 1301 100.0 1338 100.0 95 100.0 8222 100.0

2 )児童の基本的属性

・児童の性別

 回収数は,小学 1 年生1,433名,小学 2 年生1,358名,小学 3 年生1,578名,小学 4 年生1,603 名,小学 5 年生1,449名,小学 6 年生1,541名,学年記載なし129名,計9,091名である。表Ⅰ-

1 - 5 は,それらのうち,学年,男女の記載のあった児童の男女別人数を学年別に示したも のである。

表Ⅰ- 1 - 5  児童の性別

1年 2年 3年 4年 5年 6年 全学年

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

女子 725 50.8 680 50.1 762 50.4 822 53.3 670 50.1 711 49.8 4370 50.8 男子 703 49.2 678 49.9 750 49.6 721 46.7 668 49.9 718 50.2 4238 49.2 合計 1428 100.0 1358 100.0 1512 100.0 1543 100.0 1338 100.0 1429 100.0 8608 100.0

・児童と同居する家族

 表Ⅰ- 1 - 6 は,児童と同居する家族の内訳を学年別に示したものである。母親や父親と 同居する児童の割合が当然のことながら高い。一方, 4 人に 1 人の割合で少なくとも 1 人の 兄弟姉妹がいることが分かる。

(10)

表Ⅰ- 1 - 6  児童と同居する家族

1年(1433名) 2年(1358名) 3年(1578名) 4年(1603名) 5年(1449名) 6年(1541名) 全学年(8962名)

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

1370 95.6 1288 94.8 1530 97.0 1532 95.6 1401 96.7 1480 96.0 8601 96.0 1266 88.3 1188 87.5 1381 87.5 1396 87.1 1259 86.9 1306 84.8 7796 87.0 437 30.5 405 29.8 469 29.7 458 28.6 408 28.2 408 26.5 2585 28.8 402 28.1 339 25.0 463 29.3 412 25.7 365 25.2 403 26.2 2384 26.6 341 23.8 337 24.8 373 23.6 416 26.0 364 25.1 399 25.9 2230 24.9 339 23.7 347 25.6 426 27.0 440 27.4 401 27.7 438 28.4 2391 26.7 祖母 246 17.2 268 19.7 352 22.3 330 20.6 293 20.2 322 20.9 1811 20.2 祖父 180 12.6 194 14.3 283 17.9 246 15.3 223 15.4 235 15.2 1361 15.2

・子どもの進学希望状況

 表Ⅰ- 1 - 7 は,子どもの進学希望状況を学年別に示したものである。「大学」と回答した 児童が全体で3,351名(38.3%)いる。文部科学省の学校基本調査によると,平成28年度の大 学への進学率は52.0%(過年度卒を含む)に達し,過去最高を示している。今回の結果はそ のような社会状況を反映していると言えよう。

表Ⅰ- 1 - 7  子どもの進学希望状況

1年 2年 3年 4年 5年 6年 全学年

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

中学校 15 1.1 9 0.7 46 3.0 37 2.3 19 1.3 10 0.7 136 1.6

高校 149 10.8 175 13.4 246 16.0 293 18.6 268 18.7 250 16.5 1381 15.8 専門学校・各種学校 144 10.4 153 11.7 236 15.4 224 14.2 271 18.9 279 18.4 1307 14.9 短期大学 20 1.4 17 1.3 31 2.0 54 3.4 35 2.4 51 3.4 208 2.4 大学 517 37.4 539 41.3 508 33.1 596 37.8 541 37.7 650 42.8 3351 38.3 大学院 109 7.9 113 8.7 158 10.3 134 8.5 94 6.6 71 4.7 679 7.8 わからない 429 31.0 298 22.9 312 20.3 240 15.2 207 14.4 207 13.6 1693 19.3 合計 1383 100.0 1304 100.0 1537 100.0 1578 100.0 1435 100.0 1518 100.0 8755 100.0

・児童の就職先希望状況

 表Ⅰ- 1 - 8 は,児童の就職先希望状況を学年別に示したものである。「スポーツ選手」と 回答した児童が1,697名(30.5%)いる。一方,まだわからないと回答した児童が1,194名

(21.5%)いる。小学生という時期を考えると妥当な数字と言えよう。

(11)

表Ⅰ- 1 - 8  就職先希望状況

1年 2年 3年 4年 5年 6年 全学年

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

会社員 25 2.5 29 3.4 56 5.7 56 5.6 53 6.6 73 8.1 292 5.3 医者 49 4.9 52 6.0 86 8.7 92 9.2 85 10.5 75 8.3 439 7.9 学校の先生 87 8.7 85 9.8 63 6.4 54 5.4 44 5.5 51 5.6 384 6.9 警察官 128 12.8 66 7.6 63 6.4 48 4.8 20 2.5 23 2.5 348 6.3 スポーツ選手 234 23.5 240 27.8 312 31.7 357 35.7 267 33.1 287 31.7 1697 30.5 ケーキ屋 180 18.1 122 14.1 118 12.0 99 9.9 71 8.8 51 5.6 641 11.5 幼稚園・保育園の先生 121 12.1 78 9.0 101 10.3 91 9.1 91 11.3 78 8.6 560 10.1 わからない 173 17.4 192 22.2 184 18.7 202 20.2 176 21.8 267 29.5 1194 21.5 合計 997 100.0 864 100.0 983 100.0 999 100.0 807 100.0 905 100.0 5555 100.0

・基本属性のまとめ

① 保護者の基本的属性

・回答者の 9 割以上が母親である。

・ 1 人親家庭が全体の 1 割近くを占める。

・「非常勤」,「専業主婦」の回答者が全体の 7 割を占める。

・「経済的なゆとりがあまりない」,「経済的なゆとりがほとんどない」の回答者が全体  の 5 割を超える。

② 児童の基本的属性

・ 4 人に 1 人の割合で少なくとも 1 人の兄弟姉妹がいる。

・「大学」まで進学したいと回答した児童が全体の 4 割を占める。

・「スポーツ選手」を将来の職業として希望している児童が 3 割,まだわからないと回答した 児童が 2 割いる。

⑵ 家での過ごし方-子どものとらえ・保護者のとらえ

1 )子どもの起床時間

・平日

 午前 6 時から 6 時半の間に全体の 5 割近い児童が起床している。登校時刻を考えると妥当 な結果と言えよう。

(12)

表Ⅰ- 1 - 9  起床時間(平日)

1年 2年 3年 4年 5年 6年 全学年

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

午前5:00前 11 0.8 8 0.6 36 2.3 37 2.3 47 3.3 51 3.3 190 2.1

~午前5:30 41 2.9 28 2.1 62 4.0 77 4.8 72 5.0 54 3.5 334 3.8

~午前6:00 381 27.3 322 24.4 355 22.7 347 21.7 325 22.5 333 21.7 2063 23.3

~午前6:30 743 53.3 698 52.9 758 48.5 772 48.3 691 47.8 735 47.8 4397 49.6

~午前7:00 217 15.6 256 19.4 311 19.9 349 21.8 282 19.5 345 22.4 1760 19.9

~午前7:30 0 0.0 8 0.6 37 2.4 16 1.0 24 1.7 17 1.1 102 1.2

~午前8:00 2 0.1 0 0.0 3 0.2 1 0.1 1 0.1 0 0.0 7 0.1

~午前8:30 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 2 0.1 2 0.0

~午前9:00 0 0.0 0 0.0 1 0.1 0 0.0 2 0.1 0 0.0 3 0.0

~午前9:30 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0

~午前10:00 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 1 0.1 1 0.1 2 0.0

~午前10:30 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 1 0.1 0 0.0 1 0.0

午前10:30以降 0 0.0 0 0.0 1 0.1 0 0.0 0 0.0 0 0.0 1 0.0

合計 1395 100.0 1320 100.0 1564 100.0 1599 100.0 1446 100.0 1538 100.0 8862 100.0

・土曜日

 午前 6 時半から午前 7 時までに全体の27.8%の児童が起床し,最も多い時間帯となってい る。他の時間帯に分散する割合が多く,休日の朝寝坊が窺える。

表Ⅰ- 1 -10 起床時間(土曜日)

1年 2年 3年 4年 5年 6年 全学年

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

午前5:00前 20 1.4 15 1.1 67 4.3 67 4.2 42 2.9 49 2.9 260 2.9

~午前5:30 28 2.0 22 1.7 61 3.9 78 4.9 51 3.5 180 10.7 420 4.7

~午前6:00 163 11.7 157 11.9 164 10.6 162 10.2 149 10.3 180 10.7 975 10.9

~午前6:30 185 13.3 190 14.4 202 13.0 203 12.7 164 11.3 156 9.3 1100 12.3

~午前7:00 515 36.9 457 34.7 368 23.8 385 24.1 372 25.7 402 24.0 2499 27.8

~午前7:30 248 17.8 219 16.6 279 18.0 255 16.0 217 15.0 236 14.1 1454 16.2

~午前8:00 185 13.3 174 13.2 181 11.7 215 13.5 227 15.7 220 13.1 1202 13.4

~午前8:30 24 1.7 37 2.8 89 5.7 91 5.7 81 5.6 98 5.8 420 4.7

~午前9:00 21 1.5 30 2.3 68 4.4 66 4.1 68 4.7 88 5.3 341 3.8

~午前9:30 1 0.1 10 0.8 25 1.6 36 2.3 24 1.7 25 1.5 121 1.3

~午前10:00 3 0.2 5 0.4 21 1.4 23 1.4 28 1.9 23 1.4 103 1.1

~午前10:30 0 0.0 0 0.0 11 0.7 8 0.5 11 0.8 13 0.8 43 0.5 午前10:30以降 1 0.1 2 0.2 12 0.8 7 0.4 11 0.8 6 0.4 39 0.4 合計 1394 100.0 1318 100.0 1548 100.0 1596 100.0 1445 100.0 1676 100.0 8977 100.0

(13)

・日曜日

 午前 6 時半から午前 7 時までに全体の25.8%の児童が起床し,土曜日と同様に最も多い時 間帯となっている。分散の傾向も土曜日と同様である。

表Ⅰ- 1 -11 起床時間(日曜日)

1年 2年 3年 4年 5年 6年 全学年

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

午前5:00前 23 1.7 18 1.4 70 4.5 64 4.0 49 3.2 61 4.0 285 3.2

~午前5:30 22 1.6 22 1.7 67 4.3 81 5.1 153 9.9 50 3.3 395 4.4

~午前6:00 140 10.1 143 10.9 144 9.3 173 10.8 153 9.9 153 10.0 906 10.1

~午前6:30 154 11.1 164 12.5 179 11.6 177 11.1 149 9.6 156 10.2 979 11.0

~午前7:00 506 36.3 424 32.2 341 22.1 350 21.9 308 19.9 378 24.7 2307 25.8

~午前7:30 265 19.0 255 19.4 262 17.0 253 15.9 236 15.2 219 14.3 1490 16.7

~午前8:00 207 14.9 177 13.4 204 13.2 222 13.9 203 13.1 248 16.2 1261 14.1

~午前8:30 34 2.4 48 3.6 111 7.2 92 5.8 96 6.2 93 6.1 474 5.3

~午前9:00 35 2.5 43 3.3 63 4.1 81 5.1 99 6.4 78 5.1 399 4.5

~午前9:30 3 0.2 9 0.7 56 3.6 36 2.3 35 2.3 31 2.0 170 1.9

~午前10:00 4 0.3 9 0.7 23 1.5 33 2.1 43 2.8 35 2.3 147 1.6

~午前10:30 0 0.0 2 0.2 11 0.7 12 0.8 10 0.6 12 0.8 47 0.5 午前10:30以降 0 0.0 3 0.2 14 0.9 21 1.3 16 1.0 18 1.2 72 0.8 合計 1393 100.0 1317 100.0 1545 100.0 1595 100.0 1550 100.0 1532 100.0 8932 100.0

2 )子どもの就寝時間

・平日

 午後 8 時から午後10時までに就寝する児童が全体の 8 割を超える。その中で午後 8 時半か ら午後 9 時に就寝する児童が最も多い。

 なお,曜日を問わず,学年が上がると夜更かしの傾向が強くなる。

表Ⅰ- 1 -12 子どもの就寝時間(平日)

1年 2年 3年 4年 5年 6年 全学年

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

午後8:00前 133 9.5 70 5.3 136 8.7 86 5.4 43 3.0 23 1.5 491 5.6

~午後8:30 224 16.1 144 10.9 142 9.1 95 6.0 73 5.1 37 2.4 715 8.1

~午後9:00 619 44.4 537 40.7 541 34.7 537 33.7 377 26.1 285 18.6 2896 32.8

~午後9:30 264 18.9 340 25.8 398 25.5 431 27.1 386 26.8 323 21.1 2142 24.2

~午後10:00 97 7.0 165 12.5 226 14.5 278 17.5 357 24.8 482 31.5 1605 18.2

~午後10:30 18 1.3 30 2.3 72 4.6 93 5.8 112 7.8 214 14.0 539 6.1

~午後11:00 5 0.4 9 0.7 22 1.4 47 3.0 56 3.9 105 6.9 244 2.8

~午後11:30 0 0.0 2 0.2 11 0.7 9 0.6 23 1.6 39 2.6 84 1.0 午後11:30以降 35 2.5 23 1.7 13 0.8 16 1.0 15 1.0 21 1.4 123 1.4 合計 1395 100.0 1320 100.0 1561 100.0 1592 100.0 1442 100.0 1529 100.0 8839 100.0

(14)

・土曜日

 午後 8 時から午後10時までに就寝する児童が全体の 7 割を超える。その中で午後 9 時半か ら午後10時に就寝する児童が最も多い。

表Ⅰ- 1 -13 子どもの就寝時間(土曜日)

1年 2年 3年 4年 5年 6年 全学年

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

午後8:00前 73 5.2 44 3.3 81 5.2 57 3.6 37 2.6 28 1.8 320 3.6

~午後8:30 113 8.1 83 6.3 86 5.5 62 3.9 40 2.8 16 1.0 400 4.5

~午後9:00 516 37.0 401 30.4 351 22.6 338 21.3 218 15.1 172 11.2 1996 22.6

~午後9:30 258 18.5 255 19.3 305 19.6 278 17.5 220 15.3 178 11.6 1494 16.9

~午後10:00 313 22.5 389 29.5 410 26.4 463 29.1 472 32.8 477 31.1 2524 28.6

~午後10:30 54 3.9 53 4.0 145 9.3 156 9.8 166 11.5 246 16.0 820 9.3

~午後11:00 29 2.1 63 4.8 86 5.5 134 8.4 167 11.6 262 17.1 741 8.4

~午後11:30 2 0.1 3 0.2 47 3.0 45 2.8 52 3.6 79 5.2 228 2.6 午後11:30以降 36 2.6 28 2.1 44 2.8 57 3.6 68 4.7 75 4.9 308 3.5 合計 1394 100.0 1319 100.0 1555 100.0 1590 100.0 1440 100.0 1533 100.0 8831 100.0

・日曜日

 午後 8 時から午後10時までに就寝する児童が全体の 8 割近くいる。その中で午後 8 時半か ら午後 9 時に就寝する児童が最も多い。

表Ⅰ- 1 -14 子どもの就寝時間(日曜日)

1年 2年 3年 4年 5年 6年 全学年

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

午後8:00前 95 6.8 64 4.9 101 6.5 60 3.8 52 3.6 29 1.9 401 4.6

~午後8:30 149 10.7 107 8.1 102 6.6 68 4.3 54 3.8 18 1.2 498 5.7

~午後9:00 568 40.8 476 36.1 453 29.3 442 27.9 302 21.0 238 15.5 2479 28.1

~午後9:30 263 18.9 287 21.8 347 22.5 318 20.1 286 19.9 243 15.9 1744 19.8

~午後10:00 231 16.6 278 21.1 320 20.7 391 24.7 404 28.1 462 30.2 2086 23.7

~午後10:30 32 2.3 36 2.7 100 6.5 137 8.6 153 10.6 234 15.3 692 7.9

~午後11:00 17 1.2 38 2.9 57 3.7 100 6.3 114 7.9 196 12.8 522 5.9

~午後11:30 2 0.1 6 0.5 35 2.3 30 1.9 33 2.3 59 3.9 165 1.9 午後11:30以降 36 2.6 25 1.9 30 1.9 39 2.5 40 2.8 53 3.5 223 2.5 合計 1393 100.0 1317 100.0 1545 100.0 1585 100.0 1438 100.0 1532 100.0 8810 100.0

(白井 健次)

(15)

3 )家族に学校のことをどのくらい話すか

 全学年で,児童の回答は「たくさん話す」3,789名(42.9%),「それほど多くないが話す」

3,690名(41.8%),「あまり話さない」1,121名(12.7%),「全く話さない」230名(2.6%)で あった。「たくさん話す」と「それほど多くないが話す」は84.7%と多数を占め,「全く話さ ない」は2.6%であった。一方,保護者の回答は「たくさん話す」3,324名(38.2)「多くない が話す」4,403名(51.6%),「あまり話さない」851名(9.8%),「全く話さない」35名(0.4%)

であった。「たくさん話す」と「多くないが話す」89.8%と大多数を占めている。「全く話さ ない」は35名(0.4%)と少ない。児童の回答を比較すると,全体的な傾向は変わらないが,

「たくさん話す」は児童の方が多く,「全く話さない」は保護者の方が少ない。  

4 )学校のことをよく聞いてくれる相手(複数回答)

 上位 3 位は,母親7,398名(98.9%),父親5,201名(69.5%),祖母2,299名(30.7%)でほと んどの児童は母親を,また過半の児童が父親を相手としてあげている。保護者の回答では,

母親は児童と同様であったが,父親を上げた回答は4,117名(46.5%)と児童と保護者の受け 止めにギャップがある。

5 )学校のできごとを家族に話さない理由

 児童の回答は,「話しても聞いてくれない」434名(32.1%)「学校であったことを知られた くない」494名(36.6%)「話しても文句をいわれる」354名(26.2%)「話すことが面倒くさ い」792名(58.2%)で,「話すことが面倒くさい」が過半を占めた。一方,保護者の回答は

「話を聞かない」297名(32.0%)「つい文句をいう」70名(7.5%)「子どもが嫌う」71名(7.5%)

「子どもが面倒」491名(52.9%)と,子どもが話すことが面倒という受け止めは一致してい た。

6 )困った時の相談相手

 上位 3 位に上がる相手は,母親7,043名(75.5%),父親922名(9.9%),祖母375名(4.0%)

と学校の話を聞いてくれる相手と同様であるが,第 1 位の母親でも75.5%と低くなり,父親 は激減している。

7 )夕食を誰と食べるか

 上位 3 位に上がる相手は,順に母親8,075名(90.1%)と大多数を占め,父親4,420名(49.3%)

も約半数が上げている。きょうだい(24.1~26.1%)であった。

8 )家族で買い物や食事にでかけることがあるか

 「よくある」4,698名(53.3%)「まあある」3,359名(38.1%)「あまりない」693名(7.9%)

(16)

「まったくない」56名(0.6%)であった。「よくある」と「まあある」を合わせると,大多数 の子どもが家族で買い物や食事に出かけている。

9 )家の中で任された仕事があるか

 「よくある」2,686名(30.4%),「まあある」3,068名(34.7%),「あまりない」2,060名(23.6%),

「まったくない」1,019名(11.5%)であり,「よくある」2,686名(30.4%)であった。「よくあ ると」と「まあある」は65.1%となり,過半数の子どもたちが家の中で任された仕事がある。

一方,お子さんに家の中の仕事を任せることで,有用感をもたせる配慮をしているかについ ての保護者の回答は,「している」2,519名(29.0%),「まあしている」3,507名(40.3%),「あ まりしない」2,285名(26.3%),「全くしない」384名(4.4%)であった。「している」と「ま あしている」を合わせると69.3%となり,児童の回答と同様の傾向を示しているが,「全くし ない」については児童の回答の方が多くなっている。

10)あなたは,家族にほめられることが多いか

 「そう思う」2,979名(34.2%)「まあそう思う」3,548名(40.8%)「あまりそう思わない」

1,677名(19.3%)「まったくそう思わない」501名(5.8%)で,「そう思う」と「まあそう思 う」を合わせると75.0%の子どもたちが家族から褒められることが多いと回答している。「全 くそうは思わない」は5.8%で,全学年同じ傾向がみられる。一方,保護者の回答は,「たく さんある」2,564名(29.5%),「多くないがある」5,639名(64.8%)「あまりない」493名(5.7%),

6 名(0.5%),「全くない」 6 名(0.1%)であった。「たくさんある」と「多くないがある」

は94.3%,「全くしない」0.1%と,子どもの受け止めと比較すると,保護者の方が子どもをほ めることが多く,「全くほめない」ことは少ないと回答している。

⑶ 放課後の過ごし方-子どものとらえ・保護者のとらえ

1 )放課後,どんなところで過ごすか

 表Ⅰ- 1 -15に示すように,全学年で上位 6 位の場所は,自分の家,習い事の教室,友達 の家,公園・広場,学童保育所,塾の順であるが,各学年の進行によって順位や場所が変化 している。自分の家は全学年で第 1 位,習い事の教室は自分の家に次いで過すことが多い。

友達の家は 3 年以降に過ごすことが多くなる。公園・広場は全ての学年で, 4 位か 5 位。学 童保育所は 1 年で過ごすことが多い場所で, 2 年から減り, 3 年以降少なくなる。塾は 4 年

5 年は 5 位, 6 年は 4 位と中学年から増え,学習への関心の高まりがみられる。

(17)

表Ⅰ- 1 -15 学年別放課後過ごす場所の順位

1年 2年 3年 4年 5年 6年 全学年

自分の家 ① ① ① ① ① ① ①

友達の家 ⑤ ④ ③ ③ ③ ③ ③

習い事の教室 ③ ② ② ② ② ② ②

公園・広場 ④ ⑤ ④ ④ ④ ⑤ ④

学童保育所 ② ③ ⑤ ⑥ ⑥ ⑤

塾 ⑥ ⑥ ⑤ ⑤ ④ ⑥

 お子さんが放課後,主に過ごしている場所についての保護者の回答は,上位 6 位は,自分 の家6,374名(72.6%),友達の家3,146名(35.8%)公園・広場2,549名(29.0%),習い事の教 室2,478名(28.2%),学童保育所1,527名(17.4%),塾821名(9.4%)の順であった。 6 位の塾 は, 7 位の学校の校庭816名(9.3%)とほぼ同率である。

2 )家でよくすること

 上位 3 位には,勉強5,590名(71.5%),テレビ・DVD4,685名(62.9%),本やマンガ3,605名

(48.4%)であった。

3 )どんな習い事をしているか

 上位 3 位には,水泳1,675名(45.3%),ピアノ・エレクトーン1,172名(31.7%),習字998名

(27.0%)であった。

4 )放課後を楽しく過ごしているか

 表Ⅰ- 1 -16に示すとおり,「とても楽しく」と「まあ楽しく」を合わせると,95.9%と大 多数の児童が楽しく過ごしている。一方, 1 %と率は低いが実数として90名が全く楽しくな いと回答している。

表Ⅰ- 1 -16 放課後楽しく過ごしているか

1年 2年 3年 4年 5年 6年 全学年

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

とても楽しく 935 67.4 821 62.8 1072 69.2 1123 71.3 1018 70.6 1069 69.8 6038 68.7 まあ楽しく 399 28.8 428 32.7 397 25.6 392 24.9 360 25.0 412 26.9 2388 27.2 あまり楽しくない 37 2.7 47 3.6 53 3.4 50 3.2 49 3.4 40 2.6 276 3.1 全く楽しくない 16 1.2 12 0.9 27 1.7 11 0.7 14 1.0 10 0.7 90 1.0 合計 1387 100.0 1308 100.0 1549 100.0 1576 100.0 1441 100.0 1531 100.0 8792 100.0

(18)

5 )放課後もっとやってみたいと思うことは何か

 上位 5 位には,「運動やスポーツ」4,692名(52.4%),「おやつ作り・料理」4,015名(44.8%),

「簡単な実験や工作」3,592名(40.1%),「絵やイラスト」3,326名(37.1%),「音楽鑑賞や楽器 演奏」2,488名(27.8%)が上げられた。一方,保護者の回答では,「運動やスポーツ」6,621 名(75.4%),「勉強」6,613名(75.3%),「読書・読み聞かせ」4,698名(53.5%),「おやつ作 り・料理」2,453名(27.9%),「虫取り・花の観察」2,177名(24.8%)であった。児童と保護 者の回答選択肢がすべて同じではないので,単に比較はできないが,「運動やスポーツ」は両 者で 1 位にあげられ,「おやつ作り・料理」は児童で 2 位・保護者で 4 位に上げられている。

6 )保護者が放課後の居場所として,行政機関に充実させてもらいたいこと

 「体験活動の環境」5,945名(67.7%),「学習サポート環境」4,500名(51.3%)は,過半数の 保護者が,行政機関に望んでいる。

⑷ 休日の過ごし方-子どものとらえ・保護者のとらえ

1 )休日,どんな場所で過ごすことが多いか

 表Ⅰ- 1 -17に示すように,上位 3 位に「自分の家」,「公園・広場」,「習い事の教室」が 上げられている。一方,保護者の回答でも 1 位に「自分の家」上げられ, 2 位以下と大きな 開きがあるのも共通している。また,「友達の家」は,児童は13.3%であるのに対し,保護者 の方が22.1%と多い。これは放課後の過ごす場所についても児童25.6%,保護者35.8%と同様 の傾向がみられた。

表Ⅰ- 1 -17 休日を過ごす場所

(1433名)1年 2年

(1358名) 3年

(1578名) 4年

(1603名) 5年

(1449名) 6年

(1541名) 全学年

(8962名)

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

自分の家 1276 89.0 1186 87.3 1254 79.5 1318 82.2 1211 83.6 1268 82.3 7513 83.8 友達の家 134 9.4 135 9.9 214 13.6 201 12.5 267 18.4 237 15.4 1188 13.3 遊園地等の遊び場 246 17.2 189 13.9 257 16.3 221 13.8 167 11.5 203 13.2 1283 14.3

14 1.0 15 1.1 60 3.8 48 3.0 64 4.4 96 6.2 297 3.3

習い事 246 17.2 304 22.4 371 23.5 400 25.0 433 29.9 445 28.9 2199 24.5

学童保育所 25 1.7 21 1.5 25 1.6 9 0.6 1 0.1 1 0.1 82 0.9

公園・広場 634 44.2 493 36.3 383 24.3 354 22.1 290 20.0 262 17.0 2416 27.0 図書館 144 10.0 125 9.2 140 8.9 100 6.2 91 6.3 67 4.3 667 7.4

児童館 16 1.1 10 0.7 38 2.4 11 0.7 8 0.6 4 0.3 87 1.0

(19)

2 )休日,地域の行事に参加するか

 「よく参加する」3,336名(38.0%)と「時々参加する」3,439名(39.2%)合わせると,77.2%

と多くの児童が参加しており,地域とつながりをもって生活していることがうかがわれる。

3 )休日を楽しく過ごしているか

 表Ⅰ- 1 -18に示すように,「とても楽しく過ごしている」と「まあ楽しく過ごしている」

を合わせると97.5%と,大多数の児童が休日を楽しんでいる。一方では,0.7%と率は低いが 実数で,58名が全く楽しくないと回答している。

表Ⅰ- 1 -18 休日を楽しく過ごしているか

1年 2年 3年 4年 5年 6年 全学年

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

とても楽しく 1067 76.9 972 74.1 1181 76.5 1234 78.8 1104 76.9 1166 76.3 6724 76.6 まあ楽しく 295 21.3 306 23.3 312 20.2 293 18.7 298 20.8 328 21.5 1832 20.9 あまり楽しくない 22 1.6 31 2.4 34 2.2 31 2.0 20 1.4 21 1.4 159 1.8 全く楽しくない 4 0.3 3 0.2 16 1.0 8 0.5 13 0.9 14 0.9 58 0.7 合計 1388 100.0 1312 100.0 1543 100.0 1566 100.0 1435 100.0 1529 100.0 8773 100.0

4 )休日,もっとやりたいこと

 上位 5 位には,「運動やスポーツ」4,940名(55.1%),「おやつ作り・料理」4,586名(51.2%),

「簡単な実験や工作」3,939名(44.6%),「絵やイラスト」3,413名(38.1%),「音楽鑑賞や楽器 演奏」2,641名(29.5%)が上げられた。

⑸ 学校での過ごし方

1 )学校生活で楽しみにしている時間があるか

 表Ⅰ- 1 -19は,学校生活で楽しみにしている時間の有無を尋ねた結果である。「ある」,

「まあある」と回答した児童が全体のほぼ95%を占める。ほとんどの児童が何らかの楽しみな 時間を期待し登校していることが窺える。

(20)

表Ⅰ- 1 -19 学校生活で楽しみにしている時間があるか

1年 2年 3年 4年 5年 6年 全学年

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

ある 1048 75.7 951 72.9 1107 72.6 1109 71.3 999 69.9 1030 67.6 6244 71.6 まあある 283 20.4 289 22.1 346 22.7 366 23.5 344 24.1 390 25.6 2018 23.1 あまりない 36 2.6 56 4.3 52 3.4 59 3.8 65 4.5 74 4.9 342 3.9 まったくない 17 1.2 9 0.7 20 1.3 22 1.4 21 1.5 30 2.0 119 1.4 合計 1384 100.0 1305 100.0 1525 100.0 1556 100.0 1429 100.0 1524 100.0 8723 100.0

2 )学校生活で楽しみにしている時間は何か

 表Ⅰ- 1 -20は,楽しみにしている時間を具体的に尋ねた結果である。クラブ活動,休み 時間を楽しみにしている児童が 7 割を超える。多くの児童にとってクラブ活動は自分の好き なことのできる時間であり,また,休み時間はほっとする,くつろげる,ありのままの自分 でいられる時間なのかも知れない。教科では,図画工作,体育の技能教科で楽しみを感じて いる児童が比較的多い。受け身型の学習よりも,自ら進んで身体を動かす学習の方が楽しい ようである。

表Ⅰ- 1 -20 学校生活で楽しみにしている時間は何か

1年(1433名) 2年(1358名) 3年(1578名) 4年(1603名) 5年(1449名) 6年(1541名) 全学年(8962名)

度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数

国語 366 25.5 229 16.9 350 22.2 258 16.1 200 13.8 155 10.1 1558 17.4 社会 461 29.2 318 19.8 218 15.0 467 30.3 1464 23.7 算数 430 30.0 347 25.6 493 31.2 544 33.9 373 25.7 389 25.2 2576 28.7 理科 793 50.3 853 53.2 493 34.0 426 27.6 2565 41.6

生活 486 33.9 666 49.0 - 1152 41.3

音楽 585 40.8 536 39.5 648 41.1 621 38.7 473 32.6 477 31.0 3340 37.3 図画工作 783 54.6 851 62.7 1010 64.0 946 59.0 794 54.8 710 46.1 5094 56.8

家庭 901 62.2 443 28.7 1344 44.9

体育 837 58.4 849 62.5 1055 66.9 1017 63.4 894 61.7 928 60.2 5580 62.3 道徳 288 20.1 287 21.1 426 27.0 335 20.9 246 17.0 172 11.2 1754 19.6

外国語活動 532 36.7 385 25.0 917 30.7

総合的な学習の時間 315 20.0 407 25.4 408 28.2 373 24.2 1503 24.4 学級活動 208 14.5 303 22.3 424 26.9 461 28.8 401 27.7 379 24.6 2176 24.3 児童会活動 41 2.9 42 3.1 84 5.3 85 5.3 167 11.5 201 13.0 620 6.9 クラブ活動 - 1222 76.2 1087 75.0 1129 73.3 3438 74.9 給食 729 50.9 712 52.4 901 57.1 822 51.3 755 52.1 796 51.7 4715 52.6 休み時間 1011 70.6 956 70.4 1092 69.2 1092 68.1 1032 71.2 1120 72.7 6303 70.3 3 )得意な勉強はあるか

 表Ⅰ- 1 -21は,得意な勉強の有無を尋ねた結果である。「ある」,「まあある」と回答した

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