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ゼロから学ぶ論文の書き方

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Academic year: 2021

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(1)

論文で「泣かない・逃げない・困らない」ために

ゼロから学ぶ論文の書き方

2012126 12:5014:20 教育開発センター 辻 義人

(2)

論文作成が難しい理由

論文を作成するには、同時に

二つのことに注意する必要がある

論文の構成を 考える

(構成力)

執筆ルールを 守って書く

(文章力)

幅広い注意 細かい注意

(3)

教員側から見た論文の分類

構成力

文章力 エクセレント論文

論旨も文章も すぐれたもの

どうしてこうなった 論文

文章は問題なくても 内容に無理がある もったいない論文

発想や着眼点が 良くても伝わらない

お疲れさま論文 苦労は認めるが、

内容に無理があり 文章も滅茶苦茶

(4)

エクセレント論文に近づくには

『論文としての形を意識する』

『規則に従って文章を書く』

同時に2つを達成する必要あり。

(5)

講習会の内容

「文章力」と「構成力」トレーニング

1. まず「文章」を書く(文章力)

2. 論文作成の流れ(構成力)

3. 論文作成のコツ(Tips

(6)

1.まず「文章」を書く(文章力)

必ず「である」調で書く

ですます調・だ調は使わない

(例)

小樽市の人口は約13万人である。

札幌市の人口は約193万人です。

旭川市の人口は約35万人だ。

先行研究を読むと慣れます

(7)

一文を短くする

短い文章は読みやすい。

(複文の例)

自己効力感とは、自分の行動に対 する自信であり、これが高い大学生 は就職内定率が高い。

単文2つの方が読みやすい。

(8)

効果的に改行する

パラグラフを作る

一斉に大声を出したり拍手する課 題があるとき、一人当たりの努力量 が減少する効果がみられる。これは 社会的手抜きと呼ばれる。

これには文化的な差も確認されて いる。特に個人主義で顕著である。

(9)

箇条書きを活用する

「事前情報」を与えておく

性格検査は、以下の3種類である。

①質問紙法。②作業検査法。③投 映法。

(第一に・・・、第二に・・・。

これも便利です)

(10)

最初に見出しから書く

全体像を先に把握する。着地点。

1.はじめに

1.1.○○に対する社会的注目 1.2.○○に関する先行研究

1.3.先行研究の問題点 1.4.本研究の目的

2.方法

(11)

【要点】まず「文章」を書く

「である調」で書く

一文は短くする

効果的に改行、パラグラフ作成

箇条書きを活用する

「見出し」から書く

「読みやすい」は「書きやすい」

(12)

2.論文作成の流れ(構成力)

(1)研究目的を決める

(2)先行研究の調査

(3)研究活動を開始する

(4)研究成果を論文にまとめる

(13)

(1)研究目的を決める

ゼミで発表する、発表を聞く

「これもっと知りたい」の発見

ある段階までは、目的修正も可能。

目的設定 文献検索

(14)

(2)先行研究の調査

自分が知りたいテーマについて、

誰がどこまで研究しているのか?

大学附属図書館:蔵書検索

まとまった本で勉強したいとき

CiNii(サイニィ):論文検索

ピンポイントで調べるとき

(15)

(3)研究活動を開始する

ここから先は指導教員の役割。

調査: アンケート作成・配布・分析 実験: 被験者を集めて課題実施 展望: 先行研究の概観・総括

教員を「使い倒す」こと。

(16)

(4)研究成果を論文にまとめる

[決してやってはいけないこと]

いきなり本文を書きはじめること

[では、どうすれば・・・?]

ある程度の結論が見えたら、

先に「見出し」を考えて並べること

(着地点を見据えてジャンプする)

(17)

『論文作成の近道は、結局遠回り』

いきなり本文を書き出さない!

『実は遠回りした方が早い』

見出し(着地点)を見据えて、

十分に準備してから書くこと

(18)

【要点】論文作成の流れ

最後までつきあえる「目的」設定

先行研究を集めてまとめる

研究活動を開始する(教員指導)

研究結果をまとめる(見出しから)

(19)

3.論文作成のコツ(Tips

盗作をしない(引用文献の記載)

単文と接続詞で「良い文章」に

「徹底的に個性を消す」という個性

論文は苦労話ではない

(20)

盗作をしない(引用文献の記載)

先行研究からの引用を明記。

【参考文献の書き方】

著者(西暦)論文名,雑誌名,Vol.XX

No.XX),XX-XX

辻義人(2012)○○の検討,××学 会誌,Vol.12No.3),12-19

アルファベット順で記載する

(21)

単文と接続詞で「良い文章」

複文を避けて単文で書く。

そして、適切な接続詞でつなぐ。

(論文で使える接続詞)

また、そして、同時に、ならびに、

加えて、そのため、このことから、

その一方、しかし、・・・など

他の論文から表現を盗むこと

(22)

「徹底的に個性を消す」という個性

論文に「味わい・情緒」は不要。

極限まで個性を見せない。

(それでも個性は残ります)

論文は苦労話ではない

読み手が知りたいのは、

目的・方法・結果と考察・結論。

苦労話は書いてはいけない。

(23)

【結論】論文作成は難しい

「構成力」と「文章力」が必要

授業料の元を取るつもりで、

教員を使い倒すこと

とにかくやってみる・書いてみる

(何もないと指導もできない)

(24)

論文作成に役立つ本

小笠原喜康(2009)新版 大学生のための レポート・論文術,講談社現代新書

→720円&2時間 卒論まで保証!

荒木晶子・向後千春・筒井洋一(2000

自己表現力の教室,情報センター出版局

「書かないですむならそれがイチバン」

参照

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