非対称情報下における流通システム
楠田康之
本稿では,Ga1−Or〔1〕のモデルを用いて製造業者(firm)と私的情報を もつ小売業者(retailer)間の流通問題をprincipal−agenCy問題として考察 する。そこでは,製造業者が小売業者に課すfranchisefeeや再販価格維持(R PM)による垂直的拘束力を含む契約モデルを扱う。まず,Ga1−Orモデルに
したがい,連続型のタイプ分布の仮定のもとで最適契約を導出する。次に,
その拡張として,離散型のタイプ分布の仮定のもとでの最適分離契約問題を 解くことにする。
1.契約モデル
まず,次のような市場を考える。ある1蝕m(メーカー)の財が,あるl retailerによって販売される。その財の市場需要は(1)式で定義される。
(1−1) ヴ=α+β一鞄,α>0・
PR‥・retailprlCe
O…random変数
密度関数 g(の 分布関数 G(の
サポート [一β0,β0]
£(の=0,侮γ(の=α2.
っまり,random変数の期待値は0で,そのサポートは原点の左右に対称的
である。
次に fixedretai1ing costをKで表わす。さらに,単位当たり variable retai1ing cost は,
( 1ー 2) C = co+u.
である。
u. .・random変数 密度関数 h((J) 分布関数 H((J) サポート [‑uo, uoJ E(u) = 0, Var(u) = S2.
この取引関係では, firm (principal)はretai1er(agent)のもつ私的情報。
とUを観察できないが,上に示した分布で確率をあてているものとする。
契約の提示にさきだち retai1erは需要の状態
a
とunitretai1ing cost uを firmに報告する。 firmは契約を作るときその報告を利用することができる。ここで注目するのは retai1erが真の値 (J, uを報告するような契約を firmが提示できるか否かである。
取引は以下の順序で遂行される。
取引ゲーム
ここで,
. first stage retai1erが0とUを観察し ,fJと&をfirm に報告
. second stage契約のサイン
. third stage first stageのcommitmentに従って取 引が決定
Pw…単位当たり franchisefee,
F…一括franchisefee. T…貨弊移転,
とすると次の4つの契約の種類が考えられる。
(図1)
qが qが
観察可能 観察不可能
RPMが (q,T) (Pw, F) 不可能 . (i) . (ii)
RPMが (q, PR, T) (Pw, PR, F)
可 能 . (出) • (iv) ( i) quantity‑forcing contract (q,わ ( ii) FF contract (Pw, F)
(出)price‑forcing contract (q, PR,わ (iv) RPM contract (Pw, PR, F)
以下,この順序にしたがって,最適な契約のメカニズムに必要な条件を考 えよう。
( i ) quantity forcing contract
口販売量q(o,u)と支払い計画 T(O,u)によるquantityforcing contractを 考える。
agentの問題
maxVR(O, U;O, u) = q(O, U) α[+O‑q(O, U) ‑Co‑UJ‑T(O,命)‑K.
ここで, firmは (,}Uの(真の値)のみは知らないが,この2つは y三 ((}‑U) netintercept of the demand")
の形で VRに入っている。そこで契約をy=(O‑u)を使って書くと,
契約 (q(y), T(y)) に対して agentの問題は,
( 1 ‑3) max WR(タ;y)= q(y)[α+y‑q(タ)‑coJ‑T(タ)‑K.
w(y)三 WR(Y;y)とすると,契約が truthfulrevelationをみたすならば,包 絡面定理より incentivecompatibi1ity制約は
( 1 ‑4) w' (y) = g (y) .
{注 1)
となることが示される。
( ii) FF contract
口次に,契約が明示的に retai1erの販売量の制約を課さなくても,代わり にfranchisefee (FF) contractを (Pw(タ), F(y)) と定式化すれば, (1‑4) と同様のI.C制約がでてくることを示そう。
agentの問題
( 1 ‑ 5) maxS(q, y; y) =q[α+y‑q‑Pw(j) ‑coJ‑F(y) ‑K.
qに関して最大化すると,
(1‑6) q(y;y)=[α+y‑Pw(j) ‑coJ/ 2. これを(1 ‑ 5)に代入して,
( 1一7) max Y WR("nv''?/ タ;y)=上4 α[+y‑Pw(j) ‑coJ 2 ‑F(y) ‑K. ここで包絡面定理を使うと, I.C.制約は,
( 1ー 8)内)=す α+y‑Pw[ (y) ‑coJ三仰)
ここで, (1‑6) と (1 ‑ 8)が同値であることが示された。
( iii) price forcing contract
口retailpriceとquantityが観察可能なら,契約は (q(u, O),PR(丸め,T(u,の)の形で定式化される。
ところが ,qとPRが観察可能ならば,需要関数より 0も推定が可能とな る。よって,契約 (q(u,め,PR (u, O), T(u,の)に対して,
agentの問題
max WR(仏:u, (}) =q(u, (}) [α +(}‑q(u, ()) +co‑uJ‑T(仏 (})‑K.
ω(u, ()) == WR(U; U, (})とすると, I.C.制約は,
aw(u, (})
( 1 ‑ 9) ーすZ一=‑q(u, (}).
(iv) RPM contract
口次に, RPM contract (PR(U,O),Pw(u,O), F(u,O))でも, (1‑9) と同 様の制約がでることを示す。
もし, firmが ん とPwを任意の
a
に対して,PR(u,O) =Pw(u,O) +らとして, retai1erにゼロマージンを課すと, retai1erは
(注2)
。に関して嘘を報告するインセンティブはなくなる。
よって,合だけの問題となり,
agentの問題
max WR(合;u, 0) =ーα[+O‑PR(仏O)]u‑F(u,O)‑K.
ただし,この場合は ,Fを負と考える必要がある。
ω(u,O)三 WR(U;u, 0)とすれば, .rC.制約は,
dW(u,O)
( 1ー10) ーすZ一=一α[+O‑PR(U,O)]=‑q(U,O).
これより, (1‑9) と (1ー10)が同値であることが確認できた。
2.最適契約の解 FF contract
口FFcontractの最適解を最解制御の手法を使って求める。まず,
F(y)三 土 問 一Pw(y)‑ Co] 2一 州)‑K.・
として,制御変数は Pw(y),状態変数は W(y) とする。また ,Z(Y)をyの 分布関数,Z(Y)を密度関数とする。明らかにyのサポートは
y= [ ‑(OO+UO), (OO+UO)].
最適制御の問題は, firmの収入qpw(y)+ F(y) より,
Problem FF
(2‑1) m似 lい 0) {~ α[+y‑pw‑Co]Pw
Pw(・).w (・),,‑(Oo+uo) ~ム
+ 士 川
‑Pw‑CO]2 ‑w‑K}均)砂(2 ‑ 2) w'=
〔 す
α+y‑pw‑Co](2 ‑ 3) W~ o.
解は,
‑Z(y) ( 2 ‑4) Pw(y) = z
(y) ω(y)
=
す
[α‑Co+[Y+附 uo)/2]][Y+附uo)](注3)
となる。
1 (Y l‑Z(t)J '
2λ(8
0+UO) Z (t) 山
ここで,yの分布に対して一様分布の仮定を与えてみよう。すると,
‑(y+8o+uo) /2 (8o+uo) Pw(y) = 1 / 2 (8o+uo)
=8o+uo‑Y.
となり ,yの減少関数になることがわかる。また,もっともyの大きいタイ プ (y=8o+uo)については ,Pw(y) はゼロとなることも確認できる。
3 .最適分離メニュー
前節では,連続型の agentタイプの分布を仮定していた。次に,この仮 定をはずし,離散型モデルを考える。
口ここで考えるモデルの設定は principalのもつ, agentのタイプに対する 分布が連続でないことを除けば,前節で扱った Gal‑orモデルと同様である。
ただし,そこでの取引ゲームにおいては principalは可能なタイプの数と 同数の契約メニューを agentに提示し,隠れた情報をもっ agentが,その 中の適切な契約を選択するようにしなければならない。
ここで,全ての異なるタイプが,それぞれ異なる選択をとるようなメニュー を分離メニューと呼ぶ。これは,このようなメニューの選択により, agent の私的情報が完全に伝達されてしまうことを意味する。
FF contract
口firm(principal)は retai1er(agent)のタイプに関して離散的な分布をあて る。すなわち ,y(=O‑u) に対して, Yl, Y2,…, Yn(YlくY2く…くん)と 区別し ,Yjの実現を判(引>0 (i= 1 ,…, n), ~ f{Jj = 1 )の確率で予想す る。ただし ,Yi+l‑yj=yj‑yj‑1 (i= 2 ,… , n‑l)と仮定する。また, firm は組nのfranchisefee計画
(3 ‑ 1 ) α = {(PJ , Fl),…, (乃,pn)}
を作り ,Yjタイプの retai1erに(九,Fi)を選ばせたいと考える。このとき,
principalの期待利潤は
( 3ー 2) H=ii
バ + [ 内
i一凡‑ω 凡+Fi}ここで, firm はretailerが販売量qに関して最大化行動をとることを前提と している。
principalの作るメニューの問題は,
Problem A 1
(3‑3) max II
(PJ" Pl),…,(1弘 pt)
S. .t
(3 ‑4)
士川
i一九一coJ2‑Fi‑ KミO (i= 1, 2,… , n)(3 ‑5
市
+Yi一九一向]2 ‑pi‑K寸
[α+均一凡一向]2̲pj̲κ(
えj =l, 2,…, n) (3 ‑6)す[内・一九一川ミO (i= 1, 2,… , n)
上の3つの制約式で, (3‑4)式は,各retai1erの参加条件, (3‑5)式 は1.C.条件, (3‑6)式は最適販売量が非負である条件を表わしている。
以下,計算過程では b三α‑coとおく。
次に, Problem A 1を解くために以下の補題を与えよう。
補題 1 最適契約において q作 1(Pw) ‑qi(Pw) > 0, VPω1・
(証明 )retai1er の利潤最大化により,げ~)
= i ‑
[Yi+b+PwJYi+l‑Yi> 0より明らか。 (Q. E. D.)
補題 2 最適契約において, R71孟凡,F三pi‑l.
(証明)(3一5)式より,
( 3一7α)土 [Yi+b+凡J2-pi-K~+ =4 [Y汁b+piw‑1J 2̲pi一l‑K.
(3ー 7b)
士
[Yi一l+b一 命lJ2̲piーl‑K寸
ω‑l+b+凡J2‑pi‑K・これより,
2 (b‑凡)y汁 (b‑凡)2ー 2(b‑piw‑1 )Yi一(b‑piw‑1)2 ミ4(pi̲pi‑l)
ミ2(b一九)Yiー1+(b‑凡)2 ‑ 2 (b一月,‑1 )Yi-l 一 (b-P~-1)2.
よって,
(3‑8) (凡‑piw‑1) [凡+piw‑1ー20'汁b)J
~ 4 (F‑F‑l)ミ(凡‑piw‑1)[P~+P~-1 ‑ 2 0';ー1+b)J.
y;>y;一 lより,
(3‑9) [凡+凡,1‑20'汁b)Jく[凡+乃71ー20'iー1+b)J.
よ っ て , 町 三 凡 次に ,(3‑7b)式より,
( 3 ‑10) 4 (Fi ‑Fi ‑1 )ミ0'i‑l+b一九)2ー0'iー1+b一乃,1)2
= (凡‑乃,1)[凡+piw‑1ー 20'i一1+b)J.
(3 ‑6) 式と piw-1ミ~piw より右辺は非負.よって F~F-l.
(Q. E. D.)
補題 3 最適契約において,乃7122凡であるとき,
( 3ー11)[;什 ならば
( 3 ‑12) [Yi+ 1 +b‑凡J 2 ‑4 Fミ[Yi+l+b‑piw‑1J2‑4F‑l.
(証明)(3‑11)式の両辺に同じ項を足して,
YI2 + 2 (b一九)Yi+(b‑piw) 2 ‑ 4 F+yλ1 ‑ 2 (b一九)Yi+1一(b‑pi;1 )Yi十l
ミYI2+ 2 (b-P~-1 )Yi+ (b‑piw‑1) 2 ‑4 F‑l
+yλ1 ‑ 2 (b一九)Yi+1一(b‑乃,1)Yi+ 1・
整理すると,乃712z凡より,
yλ1 + 2 (b一凡)Yi+l+ (b一九)2 ̲ 4 F
‑{yλ 1 + 2 (b‑piw‑1)yi+ 1 + (b‑piw‑1 ) 2 ‑ 4 F‑1 }
~ 2 (b‑凡)Yi+1 + 2 (b‑乃J1 )Yi一2(b一凡)Yi‑2 (b‑piw‑1 )Yi+ 1
=2(1市l一九)(Yi+1 ‑Yi) ~ 0 . (Q.. E. D.) この補題3と同様に,
補題 4 最適契約において ,piw~九ト l であるとき,
(3 ‑13) [yi+b‑piwJ 2 ‑4 F~ [yi+b-piw+ 1 J 2 ‑4 F+ 1. ならば
(3 ‑14) [Yi一l+b一九J2‑4F~ [yi-l +b‑piw+ 1 J 2 ‑4F+ 1. (証明) 略.
補題 5 制約式 (3‑5)は,次の3式と同値である。
(3 ‑15) 以+b‑piwJ 2 ‑4 Fi~ [Yi+b一町lJ2‑4F'i+l. ( 3ー16) 以+b‑piwJ2‑4F~ [yi+b-piw-1J2-4F‑l.
( 3 -17) 凡~乃←
(証明) (ゅ)自明.
(ゃ)(3 ‑17)式より補題4が使えて,
( 3ー18)[yi+b‑piw+1J2‑4F+l ~ [yi+b‑piw+2J2‑4F+2.
(3 ‑15)式と (3‑18)式より,
[yj+b一凡J2~ 4F~Ú什 b-pitÕト 2J 2 ‑4 F+ 2.
同様に,
[yj+b一凡J2 ‑4 F~ [yj+ b一花←3J2 ‑4F+ 3.
[yj+b‑凡J2‑4F孟[yj+b‑.Pn,J2 ‑4.Fn. また,補題3より,
( 3一19)以+b ‑piw‑1 J 2 ‑4 F‑1ミ 以+b‑Fw‑2J2‑4F‑2.
( 3 ‑16)式 と (3 ‑19)式より,
[yj+b‑凡J2‑4Fミ[yj+b‑乃;‑2 J 2 ‑4 F‑2 .
同様に,
[yj+b‑凡J2‑4F~ [yj・ +b-乃;-3 J 2 ‑4 F‑3 .
[yj+b一凡J2‑4Fミ[yj+b‑.PJJ2‑4Fl.
以上のことは, (3‑5)式を意味する。 (Q. E. D.)
ここで, Problem A 1を書き換えると,
Problem A 2 nω:x II
(PJ, Fl),…, (凡 F")
s. t.
(3 ‑20)
士 [ 内
i一凡ーcoJ2‑Fi̲KミO (i= 1, 2,… , n)( 3 ‑21)上 α[+Yi一九‑coJ2-pi-K~土[α +Yi-=4 P'w+ 1 ‑CoJ 2
‑pi+l‑K. (i=1,2,…, n‑1) (3 ‑22)土α[+Yi一凡一coJ2-pi-K~土[α +Yi-P'w=4 1 ‑COJ2
‑pi‑l‑K. (i= 2,…, n) (3 ‑23)凡主主乃ト
(3 ‑24)
す
[a+Yi一九一向]ミO (i= 1, 2,… , n)さらに,以下の補題を与える。
補題 6
士 川
l‑PJ一coJ2‑Fl̲K孟0,よα[+Yi一九一coJ2-pt'-K~よ[α+Yi一九一 l-coJ2_pi一 l-K.~4
ならば
士 川
i一九‑coJ2‑pi‑K> 0, (証明)y~+ 2 (b‑PJ)Y2+(b‑PJ)2‑4Fl‑4K
~y~+ 2 (b‑PJ)Y2+(b‑PJ)2
(i= 2,…, n)
‑4K‑{Yr+ 2 (b‑PJ)Yl +(b‑PJ)2‑4K}
=(Y2‑Yl)[Y2+YI + 2 (b‑PJ)J> O. 同様に,
y,2 + 2 (b一九)Yi+(b一九)2 ‑ 4 F ‑4 K> o.
(i= 3,… , n) (Q. E. D.)
補題 7 Ylタイプの retai1erに対する最適契約において,
士 [ 内
1‑PJ ‑CoJ 2 ‑Fl ‑K= 0,(証明) 最適契約αに対してよ[α+Yl‑PJ ‑coJ 2 ‑Fl ‑K> 0と仮定す 4
る。ここで,新しい契約
a = { (P J, F 1) ,…, (乃,T)}
を考え,
F
三 和
'1+b一月J2‑K (iニ 1 ,)F=.F+
ヤ
1+b一月J2‑Fl̲Kとおく,ここで仮定より ,F~Fjである。この&に対して,
上α[+Yi一九‑coJ2-F-K~とよ[α+Yi一乃十 1‑4 ‑coJ 2 ‑F+ 1 ‑K.
(i手 1)
(i= 1, 2,… , nー 1)
よ[α +Yi一九-co]2-F-K2i[α +Yi-P~-I-coJ2~4 ‑ F一l‑K.
(i= 2,… , n) が成り立つ。また,補題6より,
士 [ 内
i一九一向J2‑F‑K> 0よって契約&は, Problem A 2の制約式をすべてみたしている。ところが
Jìi・ ~pi であるため,この契約により,最適契約より大きい利潤H が実現する ので矛盾。 (Q.E. D.)
この補題7は, firmがYiタイプの retailerに対して,その利潤がちょう どゼロになるように要求できることを示唆している。
補題 8 最適契約において,
よ[Yi+b一凡J2‑pi‑K=上[yi+b‑piw‑1J2 ̲pi‑l ‑K.
4
(i= 2,… , n) (証明) 最適契約αで,あるjE{2,… , n}に対して,
ヤ ,+b‑凡J2‑pj‑K>ヤ ,+b一 防lJ2̲pj‑lーκ
と仮定する。ここで、新い契約a= { (P J, T 1 ) ,…(乃, Fn)} を考え,
Jii‑=pi
Jii三F
十 台 ,+b‑OwJ2‑pjー ヤ ,+b‑Ow‑1J2 ̲pj‑l
(i~j)
とおく。この&に対して,制約式 (3‑21) (3 ‑22)がみたされている。
また,
士
[yi+b‑凡J2‑F‑Kミ 十 五
{[Yt+b一凡J2‑K‑[yt+ 1 +b一九J2+K}
>0
となるので, (3 ‑20)式もみたされる。ところが,aは最適契約&より高 いHを実現するので矛盾。 (Q.E. D.)
以上の補題6'""8を用いると,
Problem A 3
max n
(PJ. Fl).…. (PJ,. 1"') S. .t
(3 ‑25)
士 [ 的
1‑PJ ‑coJ2 ‑FI‑K= 0 (i=1,2,…, n)(3 ‑26)上α[+Yi‑凡‑coJ2-P'-K~上[α+Yi一局← 1=4 ‑Co J 2
‑F+ 1 ‑K. (i= 1, 2, .一 ,n‑1) ( 3ー27)土α[+Yi一九‑coJ2‑F‑K=上α[+Yi一昨1‑Co J 2
4
‑F‑1 ‑K. (i = 2, 一,. n) (3 -28) 凡 ~piw+1
(3‑mt[内 i一凡‑CoJミO (i= 1, 2,… , n) ( 3 ‑25) , (3 ‑27)より,
F =よ[yi‑b一九J2‑K+上zI{[3けb‑PwJ2‑K一[Yt+1 +b‑凡J2+K}
4tzl J
とおけるので,最終的に問題は次の形になる。
Problem A 4 m似 去む¢戸戸仏 .i
PJ. ...• }乃宝弘,;=‑1 'f' l 2 LU I ‑'1 .L W ,..U..J.L W I 4
+ 十 エ
ω{t‑Yt十l)[Yt+Yt+l+ 2 α(一九一Co)]}}(3 ー 30)よ[α +Yi一凡ーcoJ2-pi-K~ 上[α +Yi一乃← l-= 4 coJ2
‑pi+l‑K. (i=1,2, ・・・,n‑1) ( 3 ‑31) 乃J~芸乃←
( 3 ‑32)
す [ 内
i一凡‑CoJミO (i= 1, 2,…, η)次の命題を与える。
命題 ProblemA4の解は, L CD〆約一1>L CD〆仰という条件およ
t= 1 t=I+ 1
び (3一23)のもとで,
P:= 0 (i=n)
d = 4
・z仰 i+1 ‑Yi) (i材 )'fIi t=i+ 1
Fl=
が
+b‑pi;J2‑K 日 ),piF=土[Yi+b‑pi;J2‑K+土zI(yt‑yt+1)LYt+yt+l+2(b‑PC)]
4t~1
となる。すなわち,最適契約αは分離メニューとなる。
(i手 1)
(証明)制約式を無視すると,最大化一階条件より上のpi;,piFが得られるの で,それが(3 ‑30) (3 ‑31)をみたすことを言えばよい。
まず,
piw‑1 ‑凡=̲1̲.むt仇i‑Yi‑仕上.土山i+1 ‑Yi)
CDi‑1 t=I CDi t=I+ 1
(i = 1, 2, n ‑1 )