• 検索結果がありません。

社会・環境報告書2011 社会・環境報告書|環境・品質・安全衛生への取り組み|サカタインクス

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "社会・環境報告書2011 社会・環境報告書|環境・品質・安全衛生への取り組み|サカタインクス"

Copied!
36
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

Social &

Environmental Repor t

(2)

「社会・環境報告書2011」の発行にあたって 「環境報告書ガイドライン」対応対照表

ごあいさつ 会社概要・事業内容

  会社概要   事業内容   ネットワーク

誠実な企業であるために

  コーポレート・ガバナンス   CSR活動における重要テーマ

社 会 性 報 告

社会とのかかわり

  社会・地域への貢献   株主・投資家とのかかわり   顧客・取引先とのかかわり

従業員とのかかわり

  雇用機会均等   労働環境   福利厚生   健康管理   交通安全活動   工場見学会   労働安全衛生

環 境 報 告

環境マネジメント

  環境経営方針

  環境マネジメントの体制   環境関連法規の順守   ISO14001の認証取得状況   教育・訓練活動

環境保全活動の目標と実績

  環境目標と実績

  環境目標における「共通テーマ」の実績

事業活動に伴う環境負荷の全体像

  インプット・アウトプットデータ   印刷方式の種類

環境会計

  環境保全コスト   環境保全効果

環境配慮型製品・商品

  環境配慮型インキの割合   エコマーク認定インキ

  環境配慮型インキタイプについて

環境負荷低減への取り組み

  地球温暖化防止とエネルギー使用量削減   廃棄物の削減

  PRTR法に基づく化学物質の管理   水質汚濁防止

  大気汚染物質(NOx、SOx)排出量の削減   海外関係会社での環境活動

グリーン調達・購入

  グリーン調達   グリーン購入

工場別環境保全監視測定データ 環境コミュニケーション

  展示会

  社会・環境報告書の発行   ホームページ

C

O

N

T

E

N

T

S

1)基本的項目

1 経営責任者の緒言(総括及び誓約を含む)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 2 報告に当たっての基本的要件(対象組織・期間・分野)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 3 事業の概況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3∼8 2)事業活動における環境配慮の方針・目標・実績等の総括

4 事業活動における環境配慮の方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 5 事業活動における環境配慮の取組に関する目標、計画

及び実績等の総括・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19・20 6 事業活動のマテリアルバランス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21・22 7 環境会計情報の総括・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23・24 3)環境マネジメントの状況

8 環境マネジメントシステムの状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17・18・31 9 環境に配慮したサプライチェーンマネジメント等の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32 10 環境に配慮した新技術等の研究開発の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25・26 11 環境情報開示、環境コミュニケーションの状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 12 環境に関する規制の順守状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17・33 13 環境に関する社会貢献活動の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9・10 4)事業活動に伴う環境負荷及びその低減に向けた取組の状況

14 総エネルギー投入量及びその低減対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21・22・27 15 総物質投入量及びその低減対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21・22 16 水資源投入量及びその低減対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21・22・30 17 温室効果ガス等の大気への排出量及びその低減対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21・22・27 18 イヒ学物質の排出量・移動量及びその管理の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21・22・29 19 総製品生産量又は総商品販売量・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ − 20 廃棄物等総排出量、廃棄物最終処分量及びその低減対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21・22・28 21 総排水量及びその低減対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21・22・30 22 輸送に係る環境負荷の状況及びその低減対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27・32 23 グリーン購入の状況及びその推進方策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32 24 製品・サービスのライフサイクルでの環境負荷の状況及び

その低減対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21・22・25・26 5)社会的取組の状況

25 社会的取組の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9∼16  サカタインクスは、環境パフォ−マンスと環境保全活動に関する開示・報告を主 な目的として、また、社会とのコミュニケ−ション手段のひとつとして、2002年よ り環境報告書を発行しています。

 2011年版は社会・環境報告書として、事業活動における社会性に関する報告 や環境保全活動の報告を掲載し、内容の充実に努めています。

● 参考にしたガイドライン

 本報告書は、環境省の「環境報告ガイドライン(2007年6月発行)」を参考にし て作成しています。

 また、環境会計については、環境省の「環境会計ガイドライン(2005年2月発 行)」および社団法人日本化学工業協会、日本レスポンシブル・ケア協議会による 「化学企業のための環境会計ガイドライン」を参考に作成しています。

● 報告対象期間

 主に、2010年度(2010年4月1日∼2011年3月31日)の状況について報 告しています。ただしデ−タ推移や継続的に行っている活動を示す場合などは 2009年度以前の情報を含め、また、2011年4月以降の情報も必要に応じて掲 載しています。

● 報告対象となる組織

 当社国内工場を主な報告対象組織としています。なお、環境パフォ−マンスデ− タに関しては、非生産拠点(本社、支社・支店・営業所)のデータも掲載しています。 また、海外関係会社の取り組みも含めて報告しています。

● 発行

 2010年版、2011年版は8月に発行しています。次回発行予定は2012年8 月です。

「環境報告書ガイドライン」対応対照表 「社会・環境報告書 2011」の発行にあたって

ガイドライン項目 該当ページ

(3)

代 表 取 締 役 社 長

2011年3月の東日本大震災により被災された皆様

に、心よりお見舞い申し上げますと共に、被災地の一

日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。

この大震災では、当社においては人的被害はな

く、東北支店(仙台市若林区)で什器、製品倉庫の

在庫などが散乱しましたが、地区インフラの整備に

伴い1週間後には復旧いたしました。関東地区の工

場につきましては、建物、製造設備、製品在庫への

被害はなく、総点検後、速やかに稼働を再開いたし

ました。また、計画停電による大きな影響もほとんどな

かったものの、化学関連企業の被災に伴い、印刷イ

ンキ原材料の一部の調達が難しいとの予測の下、

印刷インキ工業連合会より生産出荷についての声

明が発表され、印刷インキの供給不安が各メディア

にも取り上げられました。このような状況下、当社で

は、海外からの原材料調達等により製品供給の維

持に全力をあげ取り組みました。また、使用電力削減

要請による生産量の影響につきましては、東西の工

場で休業日の変更も考慮した勤務体制のフレキシ

ブル化を推し進めるとともに、相互生産体制も整え、

製品の安定供給に努めております。

さて、サカタインクスは現在、グループ全体で中期

経営計画「∑(Sigma)2011」に取り組んでおります。

グループとして持続的成長を果たすために、革新的

な事業活動、グローバルな活動、経営意識行動、積

極果敢な行動を行動指針とし、その戦略課題のひと

つに、

「社会的責任を果たす行動」

(CSR活動の推

進、環境経営の推進など)を挙げております。その

中で、当社は、環境負荷低減活動として、継続的に

エネルギー使用量(CO

2

排出量)削減や廃棄物削減

などに取り組んでおります。2010年度は、ボイラー燃

料を都市ガスに転換したものの、電気使用量が増

え、国内生産拠点のCO

2

排出量は若干増加しまし

た。生産量原単位では継続して削減しております。

廃棄物リサイクルでは、主要三工場(東京・大阪・

羽生)、大阪本社、東京本社の各事業所でゼロエ

ミッション(リサイクル率99%以上)を継続しました。

また、ISO14001認証は、国内・海外あわせて16拠点

で取得しており、今後も更なる環境配慮活動に努め

ます。

当社は、印刷インキの高機能化や最適な印刷製

版用機材の提供により、皆様の身近にある印刷物の

高品質化・多様化などの社会からの要請にお応え

し、情報文化の発展に貢献しているものと考えており

ます。印刷インキにおいては、より環境にやさしい原

材料への転換を進めており、またVOC(揮発性有機

化合物)の排出削減などにより、印刷過程での環境

負荷削減に取り組んでおります。今後も、さらに環境

に配慮した製品・商品をタイムリーにご提案してまい

ります。そして、当社に対する要請を敏感に察知し、

また、その変化に適切に対応することで、社会に貢

献できるよう活動し、これからもステークホルダーに対

して企業価値の向上を果たしてまいりたいと考えて

おります。

本報告書により、当社グループの取り組みをご理

解いただくとともに、忌憚のないご意見をお待ちして

おります。

(4)

会社概要・事業内容

◉セグメント別売上高構成(連結 2011年3月期)  サカタインクスは、一世紀を超えるその歴史の中で、常

に印刷情報産業の発展に寄与してきました。当社のビジネ ステーマは「ビジュアル・コミュニケーション・テクノロジー の創造」。印刷インキ事業を核としながら、顔料分散、画像 処理、色彩などの基盤技術に関する研究開発を進め、印刷 関連分野における新規事業を積極的に展開しています。  各種印刷インキの分野で高品質・高機能化、環境配慮型 の製品開発に取り組む一方で、基礎技術をベースに、新規 画像形成材料なども開発。さらにデジタル画像処理技術 などをベースに、新たな画像処理、画像伝達、カラーマネ

ジメントなどのシステムも開発しています。

 当社はこれからも、培った技術とノウハウをさらに磨き、 印刷情報産業の技術革新に貢献していきます。

9.2% その他

印刷インキ・機材(日本)

49.0%

10.6% 売上高

1,176

億円

21.8% 5.0% 4.4%

印刷インキ(アジア) 印刷インキ(北米)

印刷インキ(欧州) 機能性材料

(年度)

注)金額は単位未満を切捨てて表示しています。

◉ 連結売上高

2010 (第133期)

2007

(第130期)(第131期)2008 (第132期)2009

(年度) 2010 (第133期)

2007

(第130期)(第131期)2008 (第132期)2009

(年度) 2010 (第133期)

2007

(第130期)(第131期)2008 (第132期)2009

印刷インキ 機材

▶インキ  ディスペンサー

◀デジタルカラー印刷機  Xeikon(ザイコン)  8000

▶コンピューターカラー  マッチングシステム   Super R-SKAT 

印刷製版用材料/印刷製版関連機器

機能性材料 社   名 サカタインクス株式会社

(SAKATA INX CORPORATION)

創   業 1896年11月1日

本社所在地 大阪本社/大阪市西区江戸堀1-23-37

東京本社/東京都文京区後楽1-4-25(日教販ビル)

代   表 代表取締役社長  丸 博次(たかまる ひろつぐ)

資 本 金 7,472百万円

事 業 内 容 各種印刷インキ・補助剤の製造・販売

印刷用・製版用機材の販売 電子機器・情報関連機材の販売 記録材料関連品の製造・販売、輸出入

決 算 日 3月31日

従 業 員 数 連結3,121名、個別787名

企 業 集 団 子会社29社(内連結対象会社23社)

関連会社6社(内持分法適用会社3社)

会社概要

事業内容

0 500 1,000 1,500

0 1,000 2,000 3,000 4,000

1,176

6,276

3,757

1,292

4,909

3,205

1,210

1,465

830

1,136

4,742

3,089

(単位:億円)

◉ 連結経常利益 (単位:百万円)

◉ 連結当期純利益 (単位:百万円) (2011年3月31日現在)

0 1,000 3,000 5,000 7,000

◀PCMC社  フレキソ印刷機  フュージョン

新聞インキ オフセットインキ フレキソインキ インクジェットインキ

(5)

東京本社 大阪本社

ネットワーク

●大阪本社 ●東京本社

●支社(愛知、福岡)

●支店(北海道、宮城、静岡、石川、広島、香川)

●営業所(全国9ヶ所)

生産拠点

●東京工場(千葉県野田市<中里工業団地内>)

●大阪工場(兵庫県伊丹市)

●羽生工場(埼玉県羽生市<羽生小松台工業団地内>)

北 米

◆THE INX GROUP LTD.(アメリカ・持株会社) ◆INX INTERNATIONAL INK CO.(アメリカ・シカゴ)

◆INX DIGITAL INTERNATIONAL CO.(アメリカ・オークランド) ◆INX INTERNATIONAL INK CORP.(カナダ・モントリオール)

アジア

◆P.T. SAKATA INX INDONESIA(インドネシア・ジャカルタ) ◆SAKATA INX(INDIA)LTD.(インド・ニューデリー)

◆SAKATA INX(MALAYSIA) SDN.BHD.(マレーシア・クアラルンプール) ◆SAKATA INX VIETNAM CO.,LTD.(ベトナム・ホーチミン)

◆SAKATA INX SHANGHAI CO.,LTD.(中国・上海) ◆NANSHA SAKATA INK CORP.(中国・南沙)

◆TRIANGLE(HK) DIGITAL MATERIALS LTD.(中国・香港) ◆TRIANGLE(GUANGZHOU)

 DIGITAL MATERIALS CO.,LTD.(中国・広州)

●TAIWAN SAKATA INX CORP.(台湾・台北)

■MAOMING SAKATA INX CO.,LTD.(中国・広東省茂名)

■CDI SAKATA INX CORP.(フィリピン・マニラ)

■ETERNAL SAKATA INX CO., LTD.(タイ・バンコク)

欧 州

◆INX EUROPE LIMITED(イギリス・持株会社) ◆INX INTERNATIONAL UK LTD.(イギリス・マンチェスター) ◆SAKATA INX ESPAN∼A,S.A.(スペイン・バルセロナ) ◆INX INTERNATIONAL FRANCE SAS(フランス・パリ) ◆INX DIGITAL CZECH, A.S.(チェコ・プラハ)

◆INX DIGITAL ITALY S.R.L.(イタリア・ミラノ)

◆阪田産業株式会社(工業薬品、化成品などの販売)

◆サカタラボステーション株式会社(ディスプレイサービス事業)

◆サカタインクスエンジニアリング株式会社(色彩関連事業)

●ロジコネット株式会社(物流事業など)

●シークス株式会社(電子部品輸出入・EMS事業)

◆連結対象会社 ●持分法適用会社

◆連結対象会社 ●持分法適用会社 ■その他関係会社

◆ ◆◆ ◆

◆ ◆

◆ ◆ ◆

◆ ◆

◆ ◆

● ■

■ ■

大阪工場

羽生工場 東京工場

● ●

● ●

● ●

●●

(2011年3月31日現在)

サカタインクス株式会社

主な国内グループ会社

主な海外グループ会社

(6)

選任・解任 選任・解任

内部監査

選任・解任

指揮・命令 諮問

業務執行

選任 監督

連係 連係

選任・解任・不再任の同意/解任 経営監視

内部統制

委員会等

誠実な企業であるために

当社のコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方は、次のとおりです。

当社は、当社を取り巻く様々なステークホルダー(社会・地域・株主・顧客・仕入先・従業員等)との良好な関係の構築を常に意 識し、社会における存在意義を高めることが当社の持続的な成長につながるものと考えています。

そのためには、経営に対する監督機能の強化と透明性の向上が不可欠であるとの認識に立ち、株主総会、取締役(会)、監査 役(会)、会計監査人による適正なコーポレート・ガバナンス体制の構築に努めています。

コーポレート・ガバナンス体制

(2011年6月29日現在)

◉ 会社の機関・内部統制の関係図

株 主 総 会

会計監査人

(監査法人) (監査役会)監査役

取 締 役 (取締役会)

代表取締役

各事業部・各部門・各子会社・各関連会社 リスク・コンプライアンス委員会/内部統制委員会

環境経営委員会/品質委員会/全社安全衛生委員会

経営審議会 内部監査室

CSR委員会

内部監査 監 査

方針決定

報告

コーポレート・ガバナンス体制の概要及び

当該体制を採用する理由

(意思決定・業務執行体制)

当社の取締役会は、現在、取締役9名で構成されてお り、経営上の重要事項に関する意思決定と各取締役の職 務執行の監督を行っています。また、取締役の任期を1年 とし、取締役の責任の明確化を図っています。なお、当社 では、月一回以上の取締役会とともに、代表取締役の諮問 機関である経営審議会を機動的に開催し、経営上の重要 事項の審議及び結果・経過報告を行うことにより、必要な 施策を適正かつタイムリーに実行するよう努めています。

(監査体制)

当社は監査役会設置会社であり、現在、社外監査役3名 を含む5名の監査役で監査役会が構成されています。

監査役は、前述の取締役会、経営審議会等社内の重要 会議への出席、稟議書等の重要書類の閲覧等により取締 役の職務の執行状況を監査し、必要に応じて助言・勧告を 行っており、内部監査部門(内部監査室)、会計監査人とも 連携の上、監査の実効性を高めています。

当社は、上記の体制により、経営上の意思決定と業務執 行が適正に行われ、かつ、経営に対する監視が十分に機能 していると考え、現在の体制を採用しています。

当社は、社会における良き企業市民として、経済・環境・ 社会の各側面に配慮して事業活動を行うことにより、さま ざまなステークホルダーとより良好な信頼関係を構築し、 社会の持続可能な発展を追求することを目指しています。

そのために、当社は、これまでも最重要経営課題の一つ として取り組んできた企業の社会的責任の遂行活動にお

いて、より一層の遂行を図るためのコーポレート・ガバナン スを統括することを目的として、2011年3月に、代表取 締役社長を委員長とするCSR委員会を設置しました。

CSR委員会は、各重要テーマについての活動目標を設 定し活動を推進するほか、懸案事項の協議・検討等を行う 各種委員会を統括しています。

CSR委員会の設置

(7)

1. 個人情報に適用される「個人情報の保護に関する法律」その他の関係法令を遵守するとともに、一般に公正妥当と

認められる個人情報の取扱いに関する慣行に準拠し、適切に取扱います。また、適宜、取扱いの改善に努めます。

2. 個人情報の取扱いに関するルールを明確にし、従業員等に周知徹底します。また、取引先等に対しても適切に個人

情報を取扱うように要請します。

3. 個人情報の取得に際しては、利用目的を特定して通知または公表するとともに、その利用目的に従って個人情報を

取扱います。

4. 個人情報の漏えい、紛失、改ざん、誤用等を防止し、適切な管理を行うために必要な対策を講じます。

5. 保有する個人情報について、お客様ご本人からの開示、訂正、削除、利用停止等の依頼があった場合は、適切に対

応します。

CSR活動における重要テーマ

リスク・コンプライアンス委員会では、当社のリスク管理推進および当社の経営理念、倫理規範および遵法精神に基づく企 業行動の徹底を目的として、リスクおよびコンプライアンスに関する課題・対応策の協議・承認を行っています。

倫理行動基準には、社員一人ひとりが、良識ある行動を

実践するために、当社としての価値観、倫理観を示し、「単

に法律などで決められている事項だけを守ればよいので

はなく、当社が社会から求められていることは何かを考え たうえで、より高い意識を持って行動するべきである」と いう考え方を盛り込んでいます。

リスク・コンプライアンス・・・リスク・コンプライアンス委員会

倫理行動基準の策定・実践

通報者の保護を重視しながら、違法行為の抑制と、問 題発生時の早期把握・解決を図っています。この制度に は、従業員や組織が法令や会社のルールに違反する行 動をとっていることを知った場合の「通報」を受け付ける

機能と、自分や組織の行動に関し倫理行動基準に照らし 合わせて疑問に思うときや、上司に相談しにくい場合に 「相談」を受け付ける、二つの機能があります。

内部通報制度「インクス・ヘルプライン」の設置

当社は、お客様および当社に個人情報を提供されるす べての方の個人情報の重要性を認識し、これらを適切に

取扱い、その保護の徹底を図るため、「個人情報保護方

針」(2005年4月制定)を定めています。この内容は当社

のホームページに掲載しています。

個人情報の保護

法務ニュース

社内メールシステムには、「法務ニュース」を掲載しています。ここでは基本的な法律知

識の解説や、知っておくと便利な情報を提供することで、社員のコンプライアンス意識の 向上を目指しています。なお、社員によるインサイダー取引の未然防止については、法務 ニュースで発信するとともに、東京証券取引所発行のインサイダー取引規制の解説用冊 子を社員に配布し、注意喚起しています。

法務ニュースの掲載

(8)

誠実な企業であるために

当社は、地球環境保護を最重要経営課題の一つと認識 し、中期経営計画「∑(Sigma)2011」においても環境経 営の推進を戦略課題に挙げ、環境に配慮した活動に継続 的に取り組んでいます。

環境経営委員会では、環境経営の推進を目的として、環 境に関する全社的な基本方針を策定し、基本的施策の実 践に関する事項を決定しています。

(環境基本理念、環境基本方針は17ページを参照)

環境・・・環境経営委員会

内部統制・・・内部統制委員会

当社は、当社が果たすべき社会的責任を遂行する上で、有効な内部統制システムが不可欠であると認識し、内部統 制システムの構築・運用を最重要課題と位置付け、以下の体制を整備するものとする。

当社は、2006年5月18日開催の取締役会にて決議し

た「内部統制システムの整備に関する基本方針」(下記参

照)に基づき、内部統制システムの整備に関する活動を推 進しています。

そして、2011年4月1日からは「内部統制委員会」が、 これまでの各種体制・取り組みについて改めて総合的に検 証を行い、更なるレベルアップを図るための諸施策の企

画・立案および運用を推進しています。

内部統制委員会の下部組織として、「全般統制部会」

「業務処理統制部会」「IT統制部会」の3つの部会を設置し、

各部会において諸施策を実施しています。

なお、内部統制システムの整備・運用状況は、内部監査 室により独立的評価が行われています。

内部統制システムの整備の状況

1. 取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

2. 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

3. 損失の危険の管理に関する規程その他の体制

4. 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

5. 使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

6. 当社及びその子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制

7. 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する体制

8. 前項の使用人の取締役からの独立性に関する事項

9. 取締役及び使用人が監査役に報告するための体制その他の監査役への報告に関する事項

10. その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制

11. 反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方

(9)

品質委員会では、当社製商品の品質保証を総合的に推進し、需要先の信頼および販売の維持向上を目的として、品質保証 に関する基本方針および年度毎の全社品質方針の策定・見直しを行っています。

品質・・・品質委員会

全社安全衛生委員会では、全社的な安全衛生活動の推進、向上を目的として、各事業場の安全衛生に関する情報の集約お よび懸案事項の検討を行っています。

安全衛生・・・全社安全衛生委員会

サカタインクスは全社員で継続した品質向上努力を行い、顧客に信頼される製・商品、情報サービスを提供し、人々 の暮らしを快適にする情報文化を創造します。

1. 当社は、印刷インキ事業をコアとして、印刷の多様化、デジタル化、環境対応等の顧客ニーズを把握し、顧客の満 足する品質の印刷インキ及び関連製・商品、情報サービスを提供します。

2. 当社の製・商品に適用される国内外の関連法規を順守します。

3. データによる分析、解析を基本とし、あらゆる局面でPDCAサイクルを廻し、品質レベルの維持、向上に努めます。

4. 社員は品質基本理念を念頭に行動し、自己啓発に努め、品質向上活動に参画します。

品質基本理念

全社品質方針

東京工場および大阪工場では、年度ごとに安全衛生標語を定めるとともに、事故のない安全な職場環境づくりの継続に取 り組んでいます。

東京工場/大阪工場 安全衛生標語の決定

平成23年度 安全衛生標語

安全は 一人一人が責任者 早期に摘み取れ 危険の芽

【東京工場】

(10)

社会とのかかわり

社会・地域への貢献

このたびの「東日本大震災」により被災された皆様や被 災地への支援といたしまして、生活再建や被災地復興に 役立てばとの思いで、当社をはじめ、当社社員、国内グ ループ会社とその社員から寄せられた義援金を一括して 日本赤十字社に寄付いたしました。また、米国や中国など

の海外グループ会社の社員からも、義援金を寄付いたし ました。

この大震災により被災された皆様に、心よりお見舞い申 し上げますと共に、被災地の一日も早い復旧、復興をお祈 り申し上げます。

東日本大震災被災地への支援について

東京工場がある千葉県野田市では、産・官・学が連携し、 小中学校9年間を見通したキャリア教育実践プロジェクト を推進しています。この取り組みは、発達段階に応じた体 験学習や地域人材による講演などを通して、望ましい勤労 観や職業観を身につけることをねらいとし、また、学ぶこ と、働くこと、生きることの尊さを実感することにより、学 ぶ意欲が向上することも期待されています。

当社も、このプロジェクトに協力し、2010年11月に、3

名の中学生の方々を2日間迎え入れ、職場体験をしてい ただきました。当日は、気持ちの良いあいさつから始まり、

自己紹介、会社説明、入工安全衛生教育を行いました。そ して、職場体験学習では、製造部門でのラベル貼り作業、

技術部門でのインキ粘度測定および調色作業を体験して いただきました。全てにおいて興味津々で、目を輝かせな がら取り組んでいる姿が印象的でした。

12月にはお礼状をいただき、その後、学校で作成され た「職場体験学習新聞」を届けていただきました。短い期 間ではありましたが、将来の人材育成に一役担え、また 我々も学ぶことが多々ありました。今後もこの様な活動 に、協力していきたいと考えています。

東京工場で野田市キャリア教育実践プロジェクトに協力

東京本社では、総務部門が管轄警察署の安全協会およ び安全運転管理者協会のメンバーとして、春と秋の年2 回、交通安全キャンペーンに参加しています。当日は街頭 に立ち、自動車やバイクを一旦止め、運転手の方々に交通 安全のご協力をお願いしました。これを機に、当社社員に

対しても、「運転中の携帯電話禁止」、「速度順守の徹底」、

「シートベルトの着用」などをあらためて啓蒙しました。

全国交通安全運動に協力

大阪本社では、大阪市が実施した一斉清掃活動「クリー ンおおさか2010」に参加しました。2010年11月、ボラ ンティアで集まった50名の社員が、本社周辺の歩道に落 ちているタバコの吸い殻や空き缶、ペットボトルや落ち葉 などを拾いました。今後も清掃活動を継続し、美しい街づ くりに協力してまいります。

「クリーンおおさか2010」に参加

交通安全運動

(11)

2009年度の企業業績と環境保全などの地域への貢献が認められ、工業団地を管 轄するビンズン省の人民委員会および政府機関より表彰を受けました。

工業団地内の400社近い企業の中から、10社にのみ授与された価値ある賞です。

SAKATA INX VIETNAM CO.,LTD.(ベトナム)

近隣大学の修業カリキュラムに協力し、理系学生の工場見学を年間4回程度受け入 れています。

2011年7月には、広東石油化工学院から約140名の方々が来工されましたので、 会社紹介を行い、工場内をご案内しました。

MAOMING SAKATA INX CO.,LTD.(中国・広東省茂名)

周辺の交通渋滞緩和や歩行者の安全確保のための道路拡張や街灯設置などについて、所属する工業団地企業のメンバー として、行政との交渉に取り組んでいます。

SAKATA INX ESPAÑA,S.A.

(スペイン)

近隣大学の修業カリキュラムに協力し、年間数名、ひとり4ヶ月間の職場体験学習を受け入れています。 職場では、おもに製 造補助や原材料評価補助を体験していただきました。

INX INTERNATIONAL FRANCE SAS(フランス)

感謝祭やアメリカ赤十字社の「ハートヘルス月間」に必要な食料を寄贈し、また、恵 まれない子供達のために学用品を寄贈する取り組みに参加しました。

INX INTERNATIONAL INK CO.(米国)

健康増進や教育活動を通して子供達を支援する、国際的な奉仕活動団体である 「Kiwanis Club」に参加し、義肢購入に必要な費用の一部を寄付し、また、恵まれない

子供達のために中古パソコンを寄贈しました。

SAKATA INX(INDIA)LTD.(インド)

現地スタッフ

参加企業各社から集められた学用品

(12)

社会とのかかわり

当社は、機関投資家を対象とした決算説明会(ラージミーティング)や、 化学工業などを担当する記者クラブを対象とした記者懇談会を、年2回 開催しています。

2010年6月には、2010年3月期決算や2011年3月期予想について、

2010年12月には、2011年3月期第2四半期決算や2011年3月期通 期予想について説明しました。また、インクジェットインキ、カラーフィル ター用顔料分散液などの新規製品の状況や、アジアでの設備増強計画に ついても説明しました。なお、ラージミーティングの社長プレゼンテーショ ン(最新動画)は、ホームページ(http://www.net-ir.ne.jp/company/ 4633/index.html)で見ることができます。

株主・投資家とのかかわり

決算説明会&記者懇談会を開催

2010年9月、個人投資家向け「日経IRフェア2010」(於 東京ビッグサ

イト)に出展しました。出展の目的は、首都圏での知名度を向上すること や、個人投資家の方々との直接対話により、一人でも多くの方々に当社を 正しく理解していただくことです。

当社ブースを訪問された方々には、日常生活に欠くことのできない印 刷物の多くに当社のインキが使われていること、また、日本国内だけにと どまらず、グローバルな事業展開を通じ、世界各地で“インクスブランド” のインキが使われていること、さらに従来の印刷インキだけでなく、新規 分野であるインクジェットインキやカラーフィルター用顔料分散液などの 事業展開にも注力していることなどを説明しました。そして、別会場で 行った会社説明会では、定員を超える個人投資家の方々に対して、プロ フィール・事業内容にはじまり、印刷インキや海外事業展開、環境への取り 組みなどについて説明しました。

個人投資家向け「日経IRフェア2010」に出展

2010年10月、「合同個人投資家セミナー」(東京)に参加しました。当

日は、定員を超える多くの個人投資家の方々が出席されました。こうした 会社説明会に参加する目的は、当社およびインキ業界について知見の少 ない個人投資家の方々に、当社を投資銘柄の一つとして検討していただ き、最終的に株主になっていただくことです。当社事業内容に興味・関心 を持つことができ、さらに、理解していただけるような内容を中心に説明 を行いました。

個人投資家向け会社説明会に参加

ラージミーティング

当社出展ブース

会社説明会 記者懇談会

(13)

2010年8月、当社プライベートセミナー「INXDAY2010」(於 日本印刷会館

東京都中央区)を開催しました。今回のセミナーでは、「印刷業界のIT戦略、次の

一手!」をテーマとし、印刷比較サイト、iPad、iPhoneの出現という印刷業界の一 大関心事を通じて、印刷業界の進むべき方向について議論するというコンセプトで 行いました。

社外講師の方々による2講演に加え、当社社員による「これなら出来る!バリア ブル印刷とWeb to Print!」と題した講演を行い、付加価値の高い可変印刷を実 現する上での社内体制の強化、実施例について分かりやすく解説しました。

2010年10月、アジア最大級のパッケージ総合展「2010東京国際包装展」(於

東京ビッグサイト)に、アッツ・ジャパン株式会社様、コムネット株式会社様と共同出 展しました。当社は、段ボール、紙器、プラスチック段ボールなどの資材を超高速で 加工するレーザーサンプルカッター「マーキュリー」を展示しました。従来のサンプ ルカッターと比較し、サンプル作成能力は4∼5倍の生産効率を有し、またカッター 刃も不要のため、品質安定、ランニングコストの削減に貢献することができます。次 世代型のサンプルカッターとして、今後の包装業界に対してひとつの提案ができ、 段ボール関係以外の方々にも多数ご来場いただくなど、多くの注目を浴びました。

顧客・取引先とのかかわり

「INXDAY2010」開催

2011年2月、「新機能性材料展2011」(於 東京ビッグサイト)に出展しました。

当社は、探索開発を進めている新規素材・技術などを活用した無機顔料分散液、機 能性コーティング剤、インクジェットインキなどを紹介しました。無機分散液につい ては、特徴的な材料であることだけでなく、当社のナノ分散技術自体に関心が寄せ

られました。また、塗工後の塗膜が“合成ガラス”という、これまでにない特徴を有す

る撥水・撥油性を持った防汚性ハードコート剤が注目を浴びました。

今回、当社の顔料表面処理技術、精密分散加工技術、樹脂配合技術、UV硬化技 術などさまざまな技術の一端を紹介することができ、多方面からの関心や興味に 十分に応える事ができ、好評を博しました。

「新機能性材料展2011」に出展

2010年10月、「第112回新聞印刷技術研究会」(於 横浜国際平和会議場「パ

シフィコ横浜」)を開催しました。この研究会は、昭和28年にはじまり、以降57年 間、112回もの長きにわたり業界にご愛顧いただいているものです。社外講師の 方々による2講演のほか、当社社員による「新聞印刷のデジタル化の動向 高付加 価値への取り組み」や「IFRA Expo2010報告」など、時代のニーズをとらえた講 演を行いました。

「第112回新聞印刷技術研究会」開催

「2010東京国際包装展」に出展

講演会

当社出展ブース

講演会

(14)

 就業規則で「労働基準法をはじめとする労働関係法の精神に基づいて、様々なステー クホルダーとの良好な関係構築を意識し、企業価値の向上に努め、従業員に対しては、そ の人格を尊重し、福祉増進を図ること」を定めています。その規則に則り、関係法令の順 守と良識ある行動を実践するとともに、様々な個性を持つ従業員を支援するため、各種 制度を設けています。

雇用機会均等

 2010年度の障がい者雇用率は1.4%で、法定雇用率 の1.8%には到達していません。当社は障がい者の方が、 その能力を十分に発揮し、自立した社会生活を営めるよう

な社会の実現に貢献するため、今後も障がい者雇用に対 して努力を継続します。

障がい者雇用

 下図のような教育体系を定め、階層(職級)別教育や部 門別教育などにより、従業員の能力開発と人材育成を効 果的に進めていくことをめざしています。

 また、従業員が自己啓発に取り組み、キャリア形成を図 ることを援助するため、通信教育奨励制度と資格取得奨 励制度を設けています。

 そのほか、各部門や各委員会が、コンプライアンス・環境 配慮・交通安全に関する従業員の意識向上を図るため、社 内メールシステムで「法務ニュース」を配信し、また社内報

には「環境通信」、「セーフティー・ドライビング」を掲載し、

当社の現状や時事的なテーマについての解説などの情報 提供を実施しています。

従業員教育

◉ 教育体系図

資 格

階層別教育

英語教育

自己啓発支援 部門別

教育

共通

営業・管理間接

研究・技術・製造

主幹社員 一般社員

新任研修

新入社員研修 中堅社員研修

考課者訓練 チューター教育

TOEIC受験・英会話学校派遣など

社内教育(研究・技術・製造関連教育など) 教育訓練実施計画表(育成プログラム・OJT支援)

社内教育(eラーニング研修講座・債権管理など) 育成計画書(育成プログラム・OJT支援) 色合せ技能者教育(カラーマッチ研修)

退職準備教育(シニアライフ勉強会) 目標管理制度(個人面談)

職場内OJT教育、社外講習受講

(15)

 研究開発職の従業員を対象に、「フレックスタイム制

度」や「裁量労働制度」を導入しています。研究開発業務

を主体的に、また業務の繁忙度に応じた勤務時間配分や 調整を行えるようにするための制度です。

フレックスタイム制度・裁量労働制度

永年勤続の節目において心身を活性化し、仕事への新 たな活力を得てもらうために、勤続10年、15年、20年、

25年の従業員には「リフレッシュ休暇制度」を設けてい ます。

リフレッシュ休暇

老人福祉・身障者福祉などの社会福祉活動や、環境美化 活動、地域消防団、自治活動などの地域活動に自主的にか

かわっている従業員を支援する「ボランティア休暇制度」 を設けています。

ボランティア休暇

仕事と子育ての両立などを支援するための雇用制度の

ひとつとして、「育児休業規定」を設けています。育児介護

休業法の改正(2010年6月30日施行)による、休業可能 期間の延長、短時間勤務、時間外労働免除などに対応して

います。このうち、短時間勤務については、従業員の希望

により利用できる期間を、「小学校入学前まで」(法制度上

は3歳まで)から、「小学校3年生の年度末まで」に拡大し

ています。

育児休業規定

 従業員が個人として尊重されつつ業務を遂行できる職

場環境を維持するため、「セクシュアルハラスメント防止

委員会」および相談窓口を設置しています。相談や苦情に

対応する際には、対象者の名誉・人権・プライバシーに十分 配慮するよう定めています。

セクシュアルハラスメント防止

 一般市民が刑事裁判に直接参加する裁判員制度が実 施されています。当社は、従業員が裁判員に選任され、数 日間にわたる裁判員の職務に従事する場合、当該期間を

公の義務の履行として、「特別休暇(有給)」とし、裁判所よ

り支給される日当、交通費、宿泊費は本人の所得と定めて います。

 裁判員には、裁判員法のもと、一定の守秘義務が課せら

れ、裁判員から報告を受けた者についても、その情報を 「公」にすることは禁止されています。従って、当社は、そ の従業員が所属する部門の上司やその他報告を受けた 者にも守秘義務が発生することや、業務調整などのため の他従業員への連絡も必要最小限に留めるべきことを、 注意喚起しています。

裁判員制度対応

労働環境

 厚生労働省が求める、労働者の労働日ごとの始業・終業時刻の確認および記録に対して、当社では、ICカードによる出退社時

刻記録とイントラネット上での勤務報告を導入しています。労働時間の適正管理に努めるとともに、管理業務を効率化しました。  また、次のような制度や窓口を設け、従業員にとって働きやすい環境の実現に努めています。

福利厚生

(16)

従業員の健康管理のため、一般健康診断を年1回、さら に工場では特殊健康診断を年2回実施し、各職場では分 煙を徹底しています。また、印刷インキの構成成分である 有機溶剤や粉末状原材料(顔料など)を取り扱う作業場で は、有機溶剤濃度や粉じん濃度を年2回測定し、適切な作 業環境の維持に努めています。

さらに、「心の健康」に対しては、メンタルヘルスケア講

習会を実施しています。2010年10月の講習会では、当 社保健師や産業医から、自分自身のケアとともに部下の 不調に気づくことの重要性と対応のポイントや、うつ病に ついての基本的な知識など聞き、あらためてメンタルヘ ルスの必要性と多くの事例を学びました。また、自己理解

を深めるため、「エゴグラム性格診断テスト」を行った事業

所もあります。

日常的には、各事業所の健康管理室にて相談を受け付 けており、社内報には健康管理に関する産業医のワンポ イントアドバイスを掲載しています。

従業員とのかかわり

健康管理(身体の健康、メンタルヘルス)

工場に家族を招き、見学会を開催しました。東京工場、 大阪工場で実施し、合計65組203名の家族が参加しまし

た。各工場では、それぞれ、「人と人とのつながりをさらに

深めていただきたい」との思いを込め、また、「職場を実際

に見て、当社をさらに身近に感じてもらうこと」をキーワー ドに、労使で検討を重ね準備を進めました。当日は、各製造 現場の見学を行いました。また、インキのカラーマッチを 学んだり、インキを使って絵を描いたり、印刷物を拡大し て観察したり、停車している作業車の運転席に座ったりし ました。

このような取り組みによって、子どもたちに仕事に対す る興味を持ってもらうとともに、家族の絆を深める場とし て役立ててほしいと考えています。

工場見学会

交通安全活動

交通安全推進委員会では、「交通事故・交通違反のゼ

ロ」をめざし、安全運転講習会の開催、無事故・無違反者表 彰、交通安全ポスター標語の作成など事故防止に向けた 活動を推進しています。

2010年、6事業所(大阪本社、東京本社、名古屋支社、 九州支社、大阪工場、東京工場)を対象に、安全運転講習 会を実施し、事故事例を用いたグループ討議を行い、事故 発生時の具体的な対処法を学びました。また、交通違反と 交通事故の関連性についての説明を受け、再度安全運転 に対する意識を深めました。

メンタルヘルス講習会

作業車体験

(フォークリフトの運転席に 座りました)

カラーマッチ体験 (同じような色でも並べると違い がよくわかります)

交通安全講習会 (大阪本社)

交通安全講習会 (東京本社)

2011年度社内交通安全ポスター標語

(17)

労働安全衛生

当社は、労働安全衛生に対する意識や知識の向上、日常的に実施している

活動の一層の強化などのために、JISHA(中央労働災害防止協会)方式適格

OSHMS(労働安全衛生マネジメントシステム)の認定を、東京工場・羽生工 場(2008年12月)、大阪工場(2009年1月)で取得しました。

OSHMSは、事業所における安全衛生水準の向上を図ることを目的として、 計画的かつ継続的に安全衛生管理を主体的に推進するためのシステムのこ とです。安全を先取りして潜在化しているリスクを顕在化させ、対策を実施し、 未然に事故を防止する仕組み作りであり、三つのCA(チェック&アクション) が機能しているかどうかがポイントです。

また、労働安全衛生に関する教育は、新規採用者(入工時)、危険有害作業 従事者、管理監督者資格者などをはじめ、階層別に実施しています。また、ヒ ヤリハットや指差し呼称などの日常的改善活動の基礎からOSHMSの概要 や運用、日常的な安全衛生活動や関係法令知識の習得には、社内教育講座 も実施しています。

今後も、OSHMSの一層の定着を推進し、各職場が実態に即した取り組み を自発的に行い、改善を継続することによって、労働災害の撲滅をめざします。

2010年10月、大阪工場(兵庫県伊丹市)の自衛消防隊が、市内の消火栓操 法大会(16事業所、22チーム74名)に参加しました。当社チームは、新人2名を 含む若手中心部隊でしたが、平素からの訓練による成果と団結力により、3位に 入賞し、「無駄な動きの無い素晴らしい内容」との講評をいただきました。

大阪工場は周りに多数の住宅が建ち並ぶ都市型工場であるため、防火・防災 活動には今後もなお一層取り組んでまいります。

◉ OSHMS三つのCA

◉ 度数率

◉ 強度率

①日常的改善活動

すなわち現場当事者部門のCA ②システム監査

すなわち内部監査による事業所としてのCA ③マネジメントレビュー

すなわち事業所トップのCA

【防火・防災】 消火栓操法大会で入賞

当社工場の労働災害発生状況を表す指標(度数率、強度率)の推移は上のグラフの通りです。製造業、化学工業のデータは、厚生労働省ホームページより抜粋しました。

*1 度数率:労働災害による死傷者数/延べ労働時間数(100万時間あたり)    *2 強度率:労働損失日数/延べ労働時間数(1,000時間あたり)

*1

*2 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5

0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 0.12 0.14

2010

2005 2006 2007 2008 2009

2010

2005 2006 2007 2008 2009

サカタインクス 化学工業

製造業

サカタインクス 化学工業

(18)

CSR委員会

企業の社会的責任を果たすためのコーポレート・ガバナンスを統括します

環境マネジメント

環境経営方針

 1973年に環境部を設置し、地球環境保全への取り組 みを開始して以来、サカタインクスは時代の変化に対応し つつ、環境保全、保安管理に努めてきました。

 現在、地球温暖化、天然資源の枯渇、オゾン層の破壊な どの環境問題への対応、地球規模での環境保護が世界共 通の課題となっています。当社では環境管理組織の整備、 事業活動にともなう環境負荷の低減、環境事故の未然防 止の強化を重要経営課題と認識し、これらの環境活動に 取り組んでいます。

 2001年1月には、生産・開発部門での環境活動を推進 するために「環境管理委員会」を設置。また、2002年6 月には、社長を委員長とする「環境経営委員会」を設置す ると同時に、営業・間接部門での環境活動推進のために 「環境委員会」を設け、環境経営体制を整備しました。

 さらに、環境との調和を図りながら持続発展的に企業経 営を進めていくためには、環境に関する全社的な基本理 念と基本方針の策定が必要と考え、2002年6月に「環境 基本理念」と「環境基本方針」を制定しました。

 当社各工場が順守すべき環境関連規制としては、大気、 水質、騒音、振動、悪臭などに関する各種の法規制や、消 防法、労働安全衛生法などの法規制のほか、各自治体の 条例および協定があります。

 各工場では、実態把握と監視のために自社測定を実施

し、第三者分析測定機関へも環境測定を依頼し、環境関連 法規の順守状況を定期的にチェックしています。

 2010年度は、環境に関連した苦情や事故は発生して いません。また、当社が環境関連で処罰を受けた事例は ありません。

◎ 環境基本理念

サカタインクスは地球環境の保護を最重要経営課題と認識し、企業活動 において、環境に配慮した取り組みを継続的に推進する。

◎ 環境基本方針

1. 全社員は、地球環境の保護を最重要課題と認識し、行動する。 2. 環境関係の法規、条例および協定などを順守する。

3. 省エネルギ−、廃棄物の減量化などにより環境負荷の削減に努める。 4. 環境に配慮した製・商品の開発に努める。

5. 環境目的・目標を定め、実施し、定期的な見直しにより環境の保護に努 める。

環境マネジメントの体制

環境関連法規の順守

環境経営委員会

全社の環境に対する、理念・方針を策定し、環境経営を実践します

環境管理委員会

東京工場 大阪工場 羽生工場 大阪本社 東京本社 支社・支店・営業所

生産部門、開発部門での環境配慮活動の推進を担当します

(生産・開発部門) (営業・間接部門)(営業・間接部門)

環境委員会

(19)

 当社は、環境保全への取り組みを自主的に進め、継続的

に改善していくため、ISO14001※1の認証取得を推進し

ています。

 環境マネジメントシステムに基づき、環境に関する知識 や技能、自覚の向上を図っています。著しい環境影響の原 因となる可能性のある業務に従事する場合には、当該従 業員に対して適切かつ必要な訓練や教育を行い、能力の 向上に努めています。また、公的資格の取得を奨励してい ます。

 各工場では、火災や爆発、化学物質などの漏洩、地震な どの災害が発生した場合の対応マニュアルを作成すると ともに、管轄自治体や近隣自治会への連絡体制や社員召 集体制を整備しています。

 また消火栓放水訓練、二酸化炭素自動消火設備訓練な どの消防訓練、アンモニア水やインキ・油類の漏洩事故な どを想定した訓練を行い、万一の事態に備えています。 ● 資格取得者数

資 格 名

環境計量士

水質関係公害防止管理者(1種) 水質関係公害防止管理者(2種) 水質関係公害防止管理者(4種) 大気関係公害防止管理者(1種) 大気関係公害防止管理者(3種) ダイオキシン公害防止管理者 東京都公害防止管理者2級 エネルギー管理士 エネルギー管理員 ◆★

1 3 1 1 3 1 2 2 6 6 1 3 2 1 3 1 2 2 4 9

工場計(人)

2010年3月末 2011年3月末 資 格 名

特別管理産業廃棄物管理責任者 ◆★ 産業廃棄物中間処理施設技術管理者 ◆★ 衛生管理者1種 ◆

作業環境測定士1種

酸欠危険作業主任者(酸欠・硫化水素) ◆ 特定化学物質等作業主任者 ◆★ 有機溶剤作業主任者 ◆★ (化)1種圧力容器取扱作業 主任者 ◆ 小規模ボイラー取扱技能者 ◆★ ボイラー技士2級 ◆★

4 2 7 3 60 63 94 1 35 9 5 2 8 3 54 72 101 2 39 8

工場計(人) 2010年3月末 2011年3月末

◆印:工場で必要な公的資格

★印:環境マネジメントシステムの中で特定教育として運用しているもの

ISO14001の認証取得状況

教育・訓練活動

※1 ISO14001:1996年に国際標準化機構(ISO)が制定した、 環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格

◉ 国内

◉ 海外関係会社

*1 2004年8月、当社工場内の関連会社事業所である、ロジコネット株式会社の

事業所を登録範囲に含めました。(認証登録範囲の拡大)

*2 2009年10月に審査登録機関を従前のSGSから変更し登録を行いました。 ダンカークのISO14001認証登録は1998年11月(旧 CPS CORP.)から継続 しています。また、シャーロットのISO14001認証登録は2009年1月から、さらに、 ウエストシカゴのISO14001認証登録は2009年8月から継続しています。

事業所

サカタインクス株式会社 東京工場、大阪工場、 羽生工場

2001年3月30日 財団法人 JQA-EM 1466 日本品質保証機構

財団法人 日本品質保証機構

2004年8月27日 JQA-EM 1466 ロジコネット株式会社

野田事業所、伊丹事業所

登録年月日 審査登録機関 登録証番号

事業所

ETERNAL SAKATA INX CO.,LTD.

(タイ) 2004年4月20日 TH07/4416 SGS United

Kingdom Ltd.

SAKATA INX (INDIA)LTD.

(インド) 2005年8月11日

12 104 25618 TMS

INX INTERNATIONAL FRANCE SAS

(フランス) 2006年5月24日 FQA 0950237/A Lloyd’s Register

Quality Assurance France SAS SAKATA INX

SHANGHAI CO.,LTD.

(中国・上海) 2006年5月30日 CN06/00001EM SGS United

Kingdom Ltd.

MAOMING SAKATA INX CO.,LTD.

(中国・広東省茂名) 2006年10月13日 HK06/1623 SGS United

Kingdom Ltd.

SAKATA INX (MALAYSIA)

SDN.BHD. (マレーシア) 2006年11月16日 ER 0517

SIRIM QAS International

Sdn.Bhd. TAIWAN SAKATA

INX CORP.

(台湾) 2007年8月24日 TW07/01101EM SGS United

Kingdom Ltd.

INX INTERNATIONAL INK CO.

(アメリカ・ダンカーク) 2009年10月30日 ABS QualityEvaluations INX INTERNATIONAL

INK CO.

(アメリカ・シャーロット) 2009年10月30日 44199 44199

ABS Quality Evaluations

INX INTERNATIONAL INK CO.

(アメリカ・ウエストシカゴ) 2009年10月30日 44199 ABS Quality

Evaluations

SAKATA INX VIETNAM CO.,LTD.

(ベトナム) 2009年11月16日

64961-2009-AE-VNM-UKAS DET NORSKE VERITAS SAKATA INX ESPAÑA,S.A.

(スペイン) 2010年5月3日

ES-2010/0270 IQNet and

AENOR INX INTERNATIONAL

UK LTD.

(英国) 2009年3月13日 EN1151 World Certification Services Ltd.

登録年月日 審査登録機関 登録証番号

*1 *2 *2 *2 TÜV Management Service GmbH

(20)

環境保全活動の目標と実績

電気使用量の削減

当社は、ISO14001に基づき、三工場共通の目標であ る「共通テーマ」と、各工場の部門独自で設定する「部門自 主テーマ」の、二つのレベルで環境目標を設定していま す。それぞれの環境目標では可能な限り定量的な目標値 を設定し、その達成をめざして環境負荷の低減に取り組

んでいます。

このうち、「共通テーマ」では、具体的に下のような取り

組み項目を設けており、各々の2010年度実績は、次項に 示しました。

各工場の生産部門では、前年度以上の削減を果たした ところもありますが、目標を達成することができませんで

した。非生産部門では、猛暑の影響もあり、目標を達成す ることができませんでした。

● 電気使用量の削減(生産部門・非生産部門)

● 廃棄物排出量原単位の削減(生産部門)

● 全廃棄物排出量の削減とリサイクル率の向上(各工場)

「共通テーマ」

事業所 部 門 項 目

東京工場

大阪工場

羽生工場

生産部門 非生産部門

生産部門 非生産部門

全部門

電気使用量原単位 電気使用量

電気使用量原単位 電気使用量

電気使用量原単位

33.0%削減 35.0%削減

34.6%削減 38.0%削減

30.4%削減

48.0% 42.0%

49.0% 40.0%

45.0%

34.0%削減 31.7%削減

25.5%削減 29.2%削減

34.9%削減

54.0% 44.0%

54.0% 44.0%

51.0%

2009年度実績

(対1999年度比) 2010年度削減目標(対1999年度比) (対1999年度比)2010年度実績 2011年度削減目標(対1999年度比)

(電気使用量原単位:電気使用量 kWh /生産量 t)

廃棄物排出量原単位の削減

東京工場、大阪工場は、目標を達成することができまし たが、羽生工場は、達成することができませんでした。

事業所 部 門 項 目

東京工場

大阪工場

羽生工場

生産部門

生産部門

生産部門

排出量原単位

排出量原単位

排出量原単位

41.8%削減

49.1%削減

50.3%削減

44.0%

49.0%

51.0%

54.0%削減

50.0%削減

49.0%削減

54.0%

54.0%

56.0%

2009年度実績

(対2000年10月比) (対2000年10月比)2010年度削減目標 (対2000年10月比)2010年度実績 (対2000年10月比)2011年度削減目標

(排出量原単位:廃棄物排出量 kg /生産量 t)

環境目標と実績

参照

関連したドキュメント

大正デモクラシーの洗礼をうけた青年たち の,1920年代状況への対応を示して」おり,「そ

Although he was the owner of a geigi shop (Okiya) Yamatoya in Minami-ku, Osaka (currently Chuo-ku), he and his wife Kimi Sakaguchi, established the five-year. “Yamatoya Geigi

標値 0 0.00% 2018年度以上 2018年度以上 2017年度以上

発電量 (千kWh) 全電源のCO 2 排出係数. (火力発電のCO

長期的目標年度の CO 2 排出係数 2018 年 08 月 01 日 2019 年 07 月 31 日. 2017年度以下

(千kWh) 導入率(%) 発電量. (千kWh)

地域の RECO 環境循環システム.. 小松電子株式会社

2011 (平成 23 )年度、 2013 (平成 25 )年度及び 2014 (平成 26 )年度には、 VOC