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教 育 研 究 員 研 究 報 告 書

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Academic year: 2021

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(1)

中 学 校

成14年

教 育 研 究 員 研 究 報 告 書

東 京 都 教 職 員 研 修 セ ン タ ー

(2)

平 成14年

教 育 研 究 員 名 簿(特 別 活 動)

区市町村名

千代 田 恵 方 谷 雄 二

東 調 中 学 校

江戸川 二 之 中 学

八 王子 南 大 中 学

小金井 小 金 井 第 一 中 学 校

羽 村 第 二 中 学 校

◎ 世話人 ○ 副世話 人

(担 当)東 京 都教職 員研修セ ンター 指導主事

(3)

1研

1研

2研

3研

(1)仮

(2)仮

2 3 4

ll研 究 の 内 容

) ) ) ) ) ) ) ) 1 2 3 4 5 6 7 8 ( ( ( ( ( ( ( ( 1 2 3 4

研 究 構 想 図 ・ ・ ・ ・ …0''"●'6.'●"● ● ○ ●"●

学 級 活 動 に 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 取 り 入 れ る こ と に つ い て ・ ・ ・ … 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 取 り 入 れ た 学 級 活 動 年 間 指 導 計 画 ・ ・ ・ … 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 取 り 入 れ た 学 級 活 動 の 実 践 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …

題材 名

題材設定 の理由 授業のね らい 学級の実態 指導の過程

評価

本時の展開例 指導資料

5授 業 の 考 察 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ … (1)授 業 の 振 り 返 り

(2)構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 取 り 入 れ た 授 業 の 考 察

5 6 8 12

・12

12 12 1?

13 14 15 16

・20

ll1研

1研 …24

2今 …24

(4)

1研 究 主 題

望 ま し い集 団 活動 を通 して 、 人 間 と して の 生 き方 に つ い て 自覚 を深 め 、 豊 か な 人 間 関係 を は ぐ くむ 特 別 活 動 の 工 夫

1研 究 主 題 設 定 の 理 由

現 在 、 中 学 校 に お い て は 、 不 登 校 や 学 校 不 適 応 、 校 内 外 に お け る 暴 力 や 非 行 な ど 解 決 す べ き 生 活 指 導 上 の 問 題 が 依 然 と し て 存 在 す る 。こ れ らの 問 題 は 学 校 教 育 に か か わ り が あ る と 同 時 に 、 生 徒 を 取 り 巻 く 社 会 や 家 庭 な ど の 生 育 環 境 の 急 激 な 変 化 と の か か わ り も あ る 。 環 境 の 変 化 に よ っ て 生 じ る 人 間 関 係 の 希 薄 化 や コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 不 足 、 自 己 の 喪 失 、 規 範 意 識 の 低 下 、 他 人 を 受 容 す る 態 度 が と れ な い こ と な ど の 状 況 は 、 青 少 年 の 共 通 の 問 題 点 と 考 え られ る 。

こ の よ う な 状 況 に あ っ て 、 今 後 ま す ま す 複 雑 化 す る こ と が 予 想 さ れ る 社 会 を た く ま し く 生 き て い く た め に は 、 生 徒 一 人 一 人 が 正 し い 判 断 力 を 身 に 付 け 、 自 ら の 生 き 方 を 自 覚 し 、 強 い 意 思 を も っ て 、 自 己 を 正 し く 実 現 で き る 力 が 求 め ら れ る 。

本 年 度 の 研 究 員 が と ら え た 最 近 の 中 学 生 の 姿 と し て 、 「指 示 さ れ た こ と に は 行 動 で き る が 、 自 発 的 な 行 動 が と れ な い 」 「人 間 関 係 に は 敏 感 だ が 寛 容 性 に 乏 し い 」 「人 間 関 係 の 広 が り が な い 」 な ど が あ げ ら れ た 。 ま た 、 指 導 上 の 課 題 と し て は 「個 々 の 生 徒 理 解 が 難 し く な っ た 」 「学 級 で の 指 導 の 充 実 や 評 価 の 仕 方 」 な ど が 出 さ れ た 。

こ の よ う な 生 徒 の 状 況 に 対 し て 指 導 の 改 善 を し て い く た め に は 、3年 間 を 見 通 し た 学 校 全 体 で の 教 育 活 動 の 見 直 し が 必 要 で あ る 。 中 学 校 教 育 の 中 で 、 生 徒 に 「人 間 と し て の 生 き 方 」 を 考 え さ せ る こ と や 「集 団 や 社 会 の 一 員 と し て の よ り よ い 生 活 態 度 」 を 育 成 す る 教 育 活 動 は 特 別 活 動 に 位 置 付 け ら れ て い る 。 申 学 校 学 習 指 導 要 領 「特 別 活 動 」 の 目 標 に は 、 望 ま し い 集 団 活 動 を 通 し て 「心 身 の 調 和 の と れ た 発 達 と 個 性 の 伸 長 を は か る 」 「集 団 や 社 会 の 一 員 と し て よ り よ い 生 活 を 築 こ う と す る 自 主 的 ・実 践 的 な 態 度 を 育 て る 」 「人 間 と し て の 生 き 方 に つ い て の 自 覚 を 深 め 、 自 己 を 生 か す 能 力 を 養 う 」 と あ る 。

そ こ で 、 本 研 究 で は 特 別 活 動 の 指 導 の 中 か ら 、 生 徒 ・教 師 の 学 校 生 活 の 基 盤 で あ る 学 級 活 動 に 視 点 を あ て 、 生 徒 に 学 級 活 動 を 通 し て 集 団 活 動 の 在 り 方 や 自 己 の 生 き 方 に つ い て 自 覚 を 深 め さ せ る と と も に 、 教 師 の 受 容 的 な 働 き か け に よ っ て 、 教 師 と 生 徒 、 生 徒 同 士 の 信 頼 関 係 を 醸 成 し 、 豊 か な 人 間 関 係 を は ぐ く む こ と の で き る 学 級 活 動 の 充 実 を ね ら う こ と が 課 題 の 解 決 に つ な が る と 考 え た 。

生 徒 が 中 学 校 生 活 を 通 し て 、 集 団 の 一 員 と し て の 自 覚 を も ち 、 他 人 の よ さ に 気 付 き 、 個 人 が 認 め ら れ る 好 ま し い 人 間 関 係 や 連 帯 感 を は ぐ く む 体 験 や 活 動 を し な が ら 、 豊 か な 心 を 育 て る こ

と を ね ら い 上 記 の 研 究 主 題 を 設 定 し た 。

一2一

(5)

2研 究 副主 題設 定 の理 由

研究副主題

生 徒 の 自己理 解 や 相 互 理 解 を深 め る学 級 活動 の 指 導 と評 価 の 工 夫 を 通 して

中 学 生 の 時 期 に は 、親 か ら 精 神 的 自 立 を し よ う とす る と 同 時 に 、身 体 的 に も 変 化 す る こ と で 、 心 理 的 な 不 安 定 感 を も つ 生 徒 が い る 。 中 学 生 に と っ て 、 孤 独 感 や 心 理 的 な 不 安 定 感 を 軽 減 す る 意 味 で 重 要 に な っ て い る の が 友 達 の 存 在 で あ る 。 生 徒 は 互 い に 共 通 点 や 類 似 性 の あ る 友 達 と 過 ご す 傾 向 が み ら れ る な ど 、 友 達 が 自 己 を 見 つ め る た め の 鏡 の 役 割 を し て い る と も い わ れ る 。 こ の よ う な 特 徴 が み ら れ る 中 学 生 の 時 期 に あ っ て 、 孤 独 感 や 不 安 感 を 共 有 し な が ら 、 共 に 解 決 を 図 ろ う と 友 達 を 通 し て 自 己 を 見 つ め る 生 徒 も 多 く い る 。 生 徒 の こ の よ う な 心 情 的 な 状 態 を 踏 ま え 、 中 学 校 で は 好 ま し い 人 間 関 係 づ く り の 視 点 か ら 、 尊 敬 、 信 頼 、 協 力 、 共 感 、 寛 容 な ど の 態 度 の 育 成 が 、 学 級 を 母 体 と し て 全 教 育 活 動 を 通 し て 図 ら れ て い る 。

学 級 は 、 教 師 の 学 習 指 導 や 生 活 指 導 を 進 め る た め の 基 本 単 位 と な る 存 在 で あ る と と も に 、 生 徒 一 人 一 人 が 心 理 的 に 安 定 し て 帰 属 で き る 「心 の 居 場 所 」 と し て の 生 活 環 境 で も あ る 。 そ の た め 、 生 徒 相 互 の 好 ま し い 人 間 関 係 や 、 教 師 と 生 徒 の 信 頼 関 係 に 基 づ く 温 か い 雰 囲 気 が つ く ら れ た 場 所 で な く て は な ら な い 。

学 級 活 動 で は 、 担 任 が 一 人 一 人 の 生 徒 理 解 に 基 づ い て 、 生 徒 自 身 の 学 校 生 活 の 振 り 返 り や 、 課 題 解 決 に 取 り 組 め る よ う に 指 導 の 改 善 を し て い る が 、 自 己 を 正 し く 理 解 す る こ と が 困 難 な 生 徒 や 集 団 生 活 に な じ め ず 学 級 で 孤 立 す る 生 徒 も い る 。 ま た 、 最 近 の 生 徒 の 考 え か た を 把 握 し た

り 、 行 動 を 理 解 し た り す る こ と を 指 導 上 の 課 題 と し て い る 教 師 も み ら れ る 。

そ こ で 、 学 級 の も つ べ き 本 来 の 姿 や 指 導 上 の 課 題 を 解 決 す る た め の 基 本 的 な 考 え 方 に つ い て の 見 直 し を 行 い な が ら 、 本 研 究 で は 、 学 級 活 動 の 指 導 に お け る 生 徒 の 自 己 理 解 の 仕 方 や 生 徒 同 士 、 教 師 と 生 徒 の 相 互 理 解 の 方 法 に っ い て 追 究 し 、 学 級 活 動 の 指 導 改 善 を 図 る こ と を ね ら い 、 上 記 研 究 副 主 題 を 設 定 し た 。

ま た 、 学 級 活 動 の 評 価 に つ い て は 、 本 年 度 の 研 究 員 の 聞 き 取 り か ら 、 「学 級 活 動 の 評 価 方 法 が 分 か ら な い 」、 「指 導 に 生 か さ れ た 評 価 を 実 施 し て い な い 」 な ど の 報 告 が あ っ た 。 こ れ ら の 状 況 を 改 善 す る た め 、 本 研 究 で は 、 上 記 の 指 導 の 改 善 と併 せ て 、 学 級 活 動 の 評 価 の 在 り方 に つ い て 見 直 し 、 指 導 に 生 か す こ と の で き る 評 価 方 法 を 検 討 す る こ と が 必 要 で あ る と 考 え た 。 そ の た め 、 学 級 活 動 を 生 徒 自 ら が 自 己 評 価 で き る 機 会 を 設 定 した 指 導 案 を も と に 、 生 徒 と 教 師 が そ れ ぞ れ の 活 動 を 客 観 的 に 振 り 返 る た め の 評 価 資 料 を 作 成 す る こ と と し た 。

評 価 規 準 の 作 成 に つ い て は 、 生 徒 が 自 ら考 え 、 学 ん で い く と い う 基 本 的 な 姿 勢 か ら 「生 き る 力 」 を は ぐ く む と い う 観 点 を 重 視 し た 。 更 に 、 生 徒 一人 一 人 の 良 い 点 や 可 能 性 、 努 力 や 意 欲 な ど の 態 度 の 評 価 を 積 極 的 に 行 う こ と の で き る 客 観 的 で 多 面 的 な 評 価 の 工 夫 を ね ら い 、 上 記 の 副 研 究 主 題 を 設 定 し た 。

(6)

3研 究 の 仮 説

研 究 主 題 お よ び 研 究 副 主 題 に つ い て 研 究 を 進 め る に 当 た り 、 以 下 の 仮 説 を 立 て た 。

学 級 活 動 の 指 導 に 、 構 成 的 グ ル ー プ ェ ン カ ウ ン タ ー を 取 り 入 れ る こ と は 、 生 徒 一 人 一 人 が 自 己 を 知 り 、 相 互 に 認 め 合 い 、 よ り豊 か な 人 間 関 係 をは ぐ くむ とい うね ら い を 達 成 す る た め に 有 効 な 方 策 と な る で あ ろ う 。

(1)仮 説 の 設 定 に つ い て

学 級 活 動 は 、 学 習 指 導 要 領 に 「具 体 的 な 活 動 の ね ら い に 沿 っ て 展 開 さ れ る 生 徒 の 自 主 的 、 実 践 的 な 活 動 で あ る 。」 と あ る 。 そ こ で 、 仮 説 の 設 定 に 当 た っ て は 次 の3点 に つ い て 注 目 す る こ と と し た 。

個 々 の 生 徒 に つ い て の 理 解 を 深 め 、 教 師 と 生 徒 の 信 頼 関 係 を 基 に 指 導 を 展 開 し 、 指 導 内 容 の 特 質 に 応 じ て 、 教 師 の 適 切 な 指 導 の 下 に 、 生 徒 の 自 主 的 ・自 発 的 な 活 動 が 助 長 さ れ る こ と 。

学 校 に お け る 多 様 な 集 団 の 生 活 へ の 生 徒 一 人 一 人 の 適 応 や 、 そ こ で の 自 主 的 、 実 践 的 な 活 動 に つ い て も そ の 助 長 を 図 る こ と 。

自 主 的 、 実 践 的 な 態 度 の 育 成 と 、 人 間 と し て の 生 き 方 の 自 覚 を 深 め て 、 自 己 を 生 か す 能 力 を 養 わ せ る こ と 。

以 上 の 視 点 と 現 在 の 生 徒 の 実 態 を 踏 ま え な が ら 、 学 級 活 動 の 指 導 に 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー の 特 色 を 生 か し 、 そ の 利 点(後 述P7)が 十 分 に 生 か せ る よ う な 指 導 計 画 と 指 導 案 を 作 成 し 、 研 究 主 題 と 研 究 副 主 題 に 迫 る こ と と し た 。

(2)仮 説 の 検 証 に つ い て

仮 説 を 検 証 す る に 当 た り 、 以 下 の2点 に つ い て 注 目 し た 。 具 体 的 に 授 業 を 実 践 し 、 ね ら い を 達 成 す る た め の 有 効 性 を 検 証 す る こ と と し た 。

生 徒 に と っ て 学 級 が 本 音 で 語 り合 え る 場 所 で あ る と と も に 、 「心 の 居 場 所 」 と な る こ と を ね ら い 、 教 師 の 受 容 的 な 態 度 に よ る 生 徒 理 解 や 個 に 応 じ た 指 導 の 下 に 、 自 己 を 正 直 に 表 現 す る こ と や お 互 い に 認 め 合 え る 体 験(構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー)を 行 い 、 生 徒 、 教 師 そ れ ぞ れ が 活 動 を 振 り 返 り 、 評 価 を す る 。

生 徒 の 発 達 段 階 を 考 慮 し 、中 学 校3年 間 を 見 通 し た 学 級 活 動 の 年 間 指 導 計 画 を 作 成 し 、 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 学 級 活 動 に 取 り 入 れ る 時 期 や 回 数 、 実 施 す る エ ク サ サ イ ズ の 内 容 に つ い て 検 討 す る 。

上 記 の 視 点 か ら、 学 級 活 動 の 指 導 に 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 取 り入 れ た 授 業 の 指 導 案 を 作 成 し て 授 業 を 行 い 、 授 業 後 の 評 価 に よ りそ の 有 効 性 を 検 証 す る こ と と し た 。

一4一

(7)

Il研 究の 内容 1研 究構想図

生徒の実態 特別活動の目標

① 指示 の出 され た活動に対 して は対 応す 望 ま しい集団活動 を通 して 、

るが 、 自ら考え行動する ことが少な い ・ 心 身の調和 のとれ た発 達 と個 性 の伸 長 を図

② 周囲 の人間関係 に敏感 に反応す るが、

寛容性が乏 しい ̲育 てたい生徒 像̲ ・ 集 団や社会 の一員 と して よ りよい 生活 を築

③ 一部 の決ま った友人 としか人間 関係が

作れ な いな どコ ミュニケー シ ョンの広

幅 広 く コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を と

こうとす る自主的 ・ 実践 的な態度 を育て る

・ 人間 と しての生き方 につ いての 自覚を深め 、

が りがない s

t

自己 を生かす能力 を養 う

る ことが で き る

生徒

指導の現状と課題

② 集 団や 社 会 の 一

学級活動の 目的

① 自分 を表現 し、他人を理解す る学級活

動 の時 間が確保 しにくい 員 と して望 ま し ・ 学級や 学校の生活 の充実 と向上

② 個 々の生徒へ の理解に基づ いた学級指 い判 断 力や 行 動 ・ 個 人及び社会 の一 員 としての在 り方 、健康

カのある生徒 や 安全に関する こと

導 の工夫を課題 と して いる担任が いる e

計画的な学級指導ど その評価の工夫

・ 学 業生活の充 実、将来の生き方と進路の適切

を課 題 として いる担任が いる な選択 に関す ること

研究主題

望 ましい集 団活動 を通 して、 入間と して の生き方 について の自覚 を深 め、

豊かな 人間関 係を はぐくむ特別 活動の工夫

扇住 題

生徒の 自己理 解や相 互理解 を深める学級活動 の捲導 と評価 の工 夫を通 して

仮説

学 級活動 の指導 に、構成的 グルー プエ ンカウ ンターを取 り入 れる ことは 、生徒 一人一人が 自己を知 り、

相互 に認 め合 い、よ り豊か な人間関 係をは ぐくむとい うね らいを達 成す るた めに有効 な方策 となるであ ろ う

研 究の 内容

① 学級 活動の指 導に構成 的 グルー ブエ ンカウ ンターを取 り入れ た年間指導計画の作成

② 構 成的グル ープエ ンカ ウ ンター を取 り入れ た学級 活動の指導 とそ の評価の工夫

研究方法

① 研 究 構 想 図 の 作 成 ② 生 徒の 実態 ・指 導 の 現 状 と課 題 の 聞 き取 り調 査

③ 授 業研究の実践 と検 証 ④ 評価のあり方

研 究のまとめと今後の課題

(8)

2学 級 活 動 に構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 取 り入 れ る こ と に つ い て

(1)構 成 的 グ ル ー プ エ ンカ ウ ンタ ー の と らえ 方

本 研 究 部 会 で は 、 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を次 の よ う に と ら え た 。

エ ン カ ウ ン タ ー 」と は 、 日本 語 訳 で は 「出 会 い」と い う意 味 で あ る が 、 本 研 究 で は 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー にお い て 「出 会 い」と は 、 単 な る 「見 知 らぬ 人 と の 初 め て の 出 会 い」 と い う意 味 だ け で は な く 、 「自 己 と の 未 知 な る 部 分 と の 出 会 い 」 や 、 通 常 よ り深 い レベ ル で の 「他 者 と の 未 知 な る 部 分 と の 出会 い 」 と

と らえ た 。

構 成 的 」 と は 、 枠 を 与 え る と い う意 味 で あ るが 、 本 研 究 で は 「実 施 す る た め の 約 束 ご と」 「実 施 す る と き の グ ル ー プ の 人 数 」 「グル ー プ の メ ン バ ー の 構 成 」 や 「実 施 す る 時 間 の 制 限 」を あ らか じ め 設 定 して 実 施 す る こ と と と らえ た 。

本 研 究 で は 、 構 成 的 グル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー は 、 本 音 を 表 現 し 合 い 、 そ れ を 互 い に 認 め 合 う体 験 と と ら え 、 こ の体 験 に よ っ て 、 自 己 や 他 者 へ の 気 づ き を 深

め 、 他 者 と と も に 生 き る 喜 び や 、 自 分 に 自 信 を 持 ち 、 自 己 の 能 力 や 可 能 性 を 高 め る こ とが で き る と と らえ た 。

(2)構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー の 進 め 方 に つ い て

構 成 的 グル ー プエ ン カ ウ ンタ ー を 学 級 活 動 で 効 果 的 に 活 用 す る た め に 、 下 記 の① か ら④ の 手 順 を と る こ と と した 。

① 身 体 や 心 を ほ ぐす ウ ォー ミ ン グ ア ップ

リー ダ ー(教師)に よ る イ ン ス トラ ク シ ョ ン

③ グ ル ー プ 活 動 な ど の エ クサ サ イ ズ

④ エ ク サ サ イ ズ を 通 し て 感 じ た こ と をふ りか え り、 み ん な で 分 か ち 合 う シ ェ ア リ ン グ

ま た 、 ① か ら④ の 手 順 を 実 施 す る 上 で 、 次 の こ と に 留 意 す る こ と と した 。

生 徒 が 本 音 を 表 現 し合 っ た り、 お 互 い を 認 め 合 っ た りす る 体 験 をね ら う た め に は 、 は じ め に ゲ ー ム 性 の あ る ウ ォ ー ミ ン グ ア ッ プ をす る こ と で 、心 身 とも に緊張 感 が ほ ぐれて次 の活動 へ の導入 が しや す くな る 。 授 業 や 保 護 者 会 な ど 、 限 られ た 時 間 内 に 目 的 を 達 成 す る必 要 が あ る場 合 に は 、 本 時 の ね らい や や り方 を わ か りや す く説 明 す る必 要 が あ る 。 活 動 の 中心 と な るエ ク サ サ イ ズ で は 、 途 中 で 評 価 を 入 れ た りせ ず 、 あ り の ま ま の 自分 を表 現 した り、 相 手 を受 け 入 れ る 雰 囲 気 づ く りが 大 切 で あ る 。 エ クサ サ イ ズ の 実 施 後 は 、 自 分 が 感 じ た こ と を 正 直 に ま と め た り、 整 理 した り して 、

相 手 や 他 の 生 徒 の 気 づ き にふ れ る た め の シ ェ ア リン グ を 必 ず 行 う。 生 徒 の 新 しい 気 付 き が 評 価 と な る と考 え た 。

・6・

(9)

(3)エ クサ サ イ ズ を実 施 す る 上 で の ね ら い と指 導 の 工 夫

本 研 究 で は 、 学 級 活 動 で 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 実 施 した 効 果 を得 る た め に 、 下 記 の

① か ら⑥ を 基 本 的 な ね ら い と して 、 学 級 や 生 徒 の 実 態 に 応 じて 重 点 とす る ね ら い を か え な が ら指 導 の 工 夫 を す る こ と と した 。

① 自己理解

③ 自己受容

⑤ 自己主張

② 他者理解

④ 感受性の促進

⑥ 信頼体験

学 級 の 様 子 や 、 生 徒 の 発 達 段 階 に 合 わ せ て 、 学 級 活 動 の 指 導 の ね らい を 的 確 に 設 定 し、 取 り入 れ る エ ク サ サ イ ズ の 内 容 や 指 導 方 法 を 変 え る こ とが 大 切 で あ る 。 あ る 学 級 で 指 導 効 果 が 認 め られ た と して も 、 指 導 対 象 が か わ った 場 合 に 、 同 じね ら い や 指 導 方 法 で 同様 に そ の効 果 が 得 られ る と は 限 ら な い 。 ① か ら⑥ のね ら い を 達 成 す る た め の 留 意 点 と して は 、 ま ず 自分 自 身 の 心 情 を理 解 し て 、 他 者 へ の 理 解 を 深 め る よ う に す る こ とが 指 導 展 開 の 第 一 歩 と し 、 他 者 と違 う 自 分 や 、 自 分 と 違 う他 者 を 認 め 、 受 け 入 れ られ る よ う にす る こ と を 目 指 した 。

次 に 、 お 互 い に 深 い交 流 が で き る よ うな 人 間 関 係 を 築 く た め に 、 自分 の 考 え を正 し く主 張 す る 力 を育 て る こ と を ね ら う こ と と した 。 ま た 、 他 者 を信 頼 す る 活 動 を繰 り返 し行 う こ と で 、 人 間 関 係 を よ り 緊 密 に し 、 信 頼 感 の 確 立 に 到 達 で き る と考 え た 。

学 年 や 学 級 、 グ ル ー プ な ど実 施 す る 集 団 の 大 き さや 、 年 齢 な ど成 長 の 違 い な ど に よ っ て 、 そ れ ぞ れ の 目 的 に 合 わ せ た エ ク サ サ イ ズ を 選 ぶ こ とが 大 切で あ る た め 、 学 級 や 生 徒 の 実 態 を正 し く把 握 して お く こ と は 指 導 者 に と って 不 可 欠 で あ る 。

(4)構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 学 級 活 動 な どの 指 導 に 取 り入 れ る こ と の 利 点

① 生 徒 の 発 達 段 階 に 合 わ せ て 、 生 徒 一 人 一 人 の 個 人 の 成 長 を 図 り、 人 間 関 係 を 深 め させ る こ とが で き る 。

② 学 級 活 動 の 指 導 で は 、 生 徒 に 身 近 に興 味 付 け が で き 、 意 欲 的 に取 り組 ま せ る こ と が で き る 。

③ 学 級 活 動 の み な らず 、 学 年 集 会 ・学 校 行 事 の さ ま ざ ま な 場 面 に お い て 、 そ れ ぞ れ の 目的 に 適 した 題 材(エ クサ サ イ ズ)を 選 ぶ こ と が で き る。

④ 学 年 や 学 級 の 実 態 に そ っ て 題 材(エ クサ サ イ ズ)を 組 み か え た り、ね ら い を か え た り して 、 指 導 に広 が りを も た せ る こ と が で き る 。

生 徒 が 自 己 や 他 者 を 理 解 した り、 人 間 関 係 を 深 め た りす るね らい を 達 成 す る た め に は 、 集 団 の 中 に お け る 自分 の 存 在 や 役 割 に 気 づ か せ た りす る こ と が 大 切で あ る 。 本 研 究 で は 、 この よ う な ね ら い の 指 導 に お い て は 、 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー は そ の 長 所 が 生 か さ れ る 代 表 的 な 例 で あ る と考 え た 。

(10)

3構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 取 り入 れ た 学 級 活 動 年 間 指 導 計 画 (1)年 間 指 導 計 画 の 作 成 に 当 た っ て

学 級 活 動 の ね ら い を 十 分 に 達 成 す る た め に は 、 生 徒 一 人 一 人 が も つ 夢 や 、 学 校 生 活 へ の 期 待 や 希 望 を か な え 、 ま た 、 生 徒 自 身 が 抱 え て い る 問 題 や 悩 み が 解 消 で き る よ う な 活 動 の 内 容 を 適 時 、 適 切 に 計 画 す る 必 要 が あ る 。

本 研 究 で は 、 各 学 年 に お け る 指 導 内 容 に ど の よ う に 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ンタ ー を 取 り入 れ る こ と が で き 、実 施 した と き に 効 果 を あ げ る こ と が で き る か 考 え 、最 適 と考 え られ る 題 材(エ

ク サ サ イ ズ)を 選 択 し た 。 そ の 後 、 各 学 年 年 間35週 の 授 業 時 数 を確 保 した 上 で 、 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 取 り 入 れ る こ とが で き 、効 果 を 上 げ る にふ さわ しい時 間数 と実 施 時 期 を 検 討 した 。

特 に 、 生 徒 が 人 間 関 係 に 悩 み が ち に な っ た り,学 級 へ の 不 適 応 感 を も っ た り しが ち な 学 期 の 始 ま り の 時 期 や 終 わ りの 時 期 、 ま た 、 逆 に 人 間 関 係 が よ り深 ま る き っ か け と な る 学 校 行 事 の 実 施 時 期 に 注 目 し て 、 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 取 り入 れ る 学 級 活 動 の 時 期 を探 っ た 。

ま た 、 年 間 の 指 導 時 数 の 設 定 に 当 た っ て は 、 中 学 校 に お け る 学 級 活 動 の 指 導 上 、 時 間 数 の 確 保 が 必 要 と さ れ る 内 容 を 押 さ え っ っ 、 各 エ ク サ サ イ ズ の ね ら い が 達 成 で き る 時 数 を 考 え た 。 学 級 担 任 と 生 徒 、 生 徒 同 士 の 信 頼 関 係 を 築 き 、 学 校 生 活 へ の 適 応 や 生 活 の 向 上 を 目指 し て 、 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 取 り入 れ た 学 級 活 動 の 実 施 時 期 と して 、 本 研 究 で は1・2学 期 の 始 ま り と 学 校 行 事 の 開 催 時 期 に 各1回 、 第3学 期 末 に1回 の 実 施 が ふ さわ し い と考 え た 。 年 問 35時 間 の うち 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 取 り入 れ た 学 級 活 動 の 時 間 を5時 間 あ て る 年 間 指 導 計 画 を 作 成 す る こ と と し た 。 ・

(2)年 間 計 画 に お け る 指 導 段 階

年 間 を 通 した 指 導 を3段 階 に 分 け る こ と に よ り 、 生 徒 の 学 習 の 習 得 の 状 況 に 即 した 指 導 が で き る よ う に した 。 指 導 が 適 正 に 評 価 され 、 評 価 が 次 の 指 導 に 生 か さ れ る よ う に 、 そ れ ぞ れ の 指 導 段 階 とね ら い は 下 記 の と お り と した 。

時期 指導 段階 指 導 の ね ら い

4月

〜7月

交 流 ・受 容 (人 間 関 係 づ く り)

新 し い 人 間 関 係 を作 り 、 学 級 集 団 の 向 上 を 図 る

9月

〜12月

自 己 理 解 ・他 者 理 解 (自 己 の 開 発)

生 徒 の 相 互 理 解 を 深 め 、 学 級 集 団 の ま と ま りの 度 合 い を 高 め る

1月

〜3月

問 題 解 決 ・自 己 表 現 (成 長 の 確 認)

こ れ ま で 培 っ た 信 頼 関 係 を も と に 、 自己 を 表 現 し 、 内 面 に あ る能 力 や 可 能 性 を 発 見 す る

一8・

(11)

(3)構 成的 グル ープエ ンカ ウ ン ター を取 り入れ た学級 活 動年 間指 導 計画

学 級 活動 第1学 年 年間35時 間の うち構 成的 グルー プ エ ンカ ウンター を取 り入 れ た学 級活 動 に5時 間 あて る

ね ら い ・中 学 生 と して の 自覚 を も ち 、 学 校 生 活 へ よ り よ い 適 応 を 図 る 。

・生 徒 一 人 一 人 が 自 己 を 知 り 、相互 を認 め合 う豊 かな 人間 関係 を築 く。

題材 名 構成 的 グル ープ エ ンカ ウ ン

構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー の 位 置 付 け 指導段階

タ ー の 設 定 理 由 (実 施 工 ク サ サ イ ズ ・ね ら い)

(生徒 の様 子)

○ 入学 式

○ 自己紹 介 ・入 学後 新 しい環 境 に慣 れ る ★ こんな私 を よ ろし く

交 流 ・受 容 (関 係)

○ 中学 校 生活 の ガイ ダ ン ス

と と も に 、 良 好 な 人 間 関 係 4

0学 級 作 り

を つ く る 。(少 し ず つ 小 集

入 学 の喜 び を分 か ち合 い 、不 安 を解 消

委 員 ・係 の 選 出 団 を形 成 して い る が 、 友 達 す る た め 、 担 任 の 自 己 開 示 を モ デ ル と F、

ク ラ ス 目 標

っ く りが難 しい 生徒が でて

して 自 己 紹 介 をす る。(1時 間)

新 しい 人 間 関

給 食 ・清 掃 ・係 分 担 く る 時 期) LJ を 作 り 、 学 級

○ 選 択 教 科 、総 合 的 な 学習 の 集 団 の 向 上 を

時 間 の ガイ ダ ンス 図 る 。

○ 部活 動 の ガイ ダ ンス

L'

○運 動会 の準 備

5

○学 習習 慣 の確 立

○ 生徒総 会 へ の取 り組 み

○ 中間考 査 へ の取 り組 み

○ 安全指 導 ・避 難 訓練

○運 動 会成 功 を 目指 して

6

0自 分 を知 ろ う ・運 動会や 生徒会 活動 な どの

★ み ん な で 作 ろ う 、 よ り よ い ク ラ ス

0学 習 習慣 の見 直 し 学校 行事 を通 して 、学級 集

'「

○ 相互 理解 団 の雰 囲気 を さ らに向 上す (学級 が 組織 され 、

自分の ク ラ スの 良 さに気 づ き 、 相互 評 価 を通 して 学 級の 支 持的 風 土 を 向 上 さ

る 。 ク

○ 期末 考査 へ の取 り組み ラスの友 入関係 が 深 まる時

せ る 。 ク ラ ス の 課 題 に つ い て 明 らか に r

01学 期 の学 級生 活

期) す る 中 で,問 題 を 互 い に 分 か ち 合 い 、

○ 夏休 み の生 活設 計

解 決 の 方 法 を 探 る 。(1時 間)

Ol学 期 の成 長

、'

○ 球技 大 会の 準備 と参加

02学 期 の学級 生 活 ★ 夏休 みの経 験

○ 学 級作 り

・友 人 の す ば ら し い点 に 共 感 ' Ψ

9

○ 私 の将 来

し、 相 互 に 尊 重 で き る よ う

夏 休 み 中 にそ れ ぞれ が 経験 した こ とを

自己理解

○ 防 災 に対す る知 識

に な る 。(夏 休 み 後 で 、 生 発 表 し 。 み ん な で 共 有 化 す る こ と で 学 ・自己 表 現

O安 全指 導 ・避 難 訓 練 徒 相互 の 関係が や や薄 れた

時 期)

級 の 仲 間 と し て の 親 近 感 を 呼 び 戻 し 、 (1時 間)

(開発)

O遠 足へ の取 り組 み

、2学 期 を 円 滑 に 始 め る 。

○ 学習 習慣 の 向上

生徒 の相 互理 解 を深 め 、学

io

○ 中間考 査へ の取 り組 み 級集 団 の ま と

○ 生徒 会 活動 へ の参 加 ま りの度 合 い

○ 文化 祭 への 取 り組 み

を 高 め る 。

○ 私 の悩 み

・生 徒 相 互 の 人 間 関 係 を よ り ★ シ フ ト して み よ う1

深 め させ 、学級 の 凝縮 性 を '、

㌧'

ri

○ 学習 習 慣 の向 上

高 め る 。(自 分 に 自 信 が も

自分 の 短所 は 、見方 を変 えれ ば長 所 で

○期 末考 査へ の敢 り組 み てな い生徒 が でて くる時

あ る こ と を 知 り、自 己 肯 定 感 を 高 め る 。

○ 中学 生の心 と身体

期)

自己 肯定 感 の 向 上 は 人間 関 係 づ く りの

上 で 大 切 な 要 素 で あ り,互 い を 認 め 合

is

02学 期 の反 省

う 手 が か り とな る こ と を 知 る 。

O球 技大 会 の準 備 と参 加

(1時 間)

、' W

○冬 休み の 生活 設 計

問題解決

i

○ 新 年の 抱負 (成長)

○ 私 の将 来

・これ ま で 培 っ て き た 信 頼 関 '

○ ク ラス の親睦 を図 る 0学 習 習慣 の 向上

係 を も と に 、 よ り豊 か な 入

★ 気 にな る 自画像 これ まで 培 って

きた信 頼 感 を も

a 間 関 係 を 築 く 。(2年 生 へ r

○ 学 年 末考 査 への 取 り組 み の期待 と不安 が顕 在化 し、 学 級 内 の 人間 関 係 づ く りは級 友 同 士 の

と に 、 自 己 の 内

○職 業 を知 る 動 揺す る時期) 相 互 受容 が 中心 で あ る。 肯定 的 な 言 葉 面 にあ る可能 性

の 支 持 に よ り 、 自尊 心 を 高 め 、 和 や か を 発 見 し、 発 見

○ 卒業 式 の準 備 と参加 、な 燗 関係 を作 る・(塒 問)」 した 自己 を表 現

3

Ol年 間 の学級 生 活 と私

す る 。

01年 間 の反 省

‑J

○ 進 級す るに あた って

○ 春 休 み の生活

(12)

学級 活動 第2学 年 年 間35時 間の うち構 成的 グル ー プ エ ンカ ウン ター を取 り入 れた 学級 活動 に5時 間 あて る ね らい ・中堅 学年 として学校 で の役 割 を受 け継 ぎ、向上を図る。

・生徒 一 人 一 人が 個 性 を 発 揮 し 、 お互 いを認 め合 う ことの で きる 人間 関係 を築 く。

題 材名 構 成 的 グル ー プエ ン カウ ン 構成 的 グ ルー プエ ンカウ ンター の位置 付 け

指導段階

ター の設 定 理 由

(実 施 エ ク サ サ イ ズ ・ね ら い)

(生徒 の 様子)

○ 自己紹 介(進 級 の喜び) ★PR大 作 戦

○ 自分 の 目標 と学 級 目標

交流 ・受容

O学 級 作 り ・少 しず つ 小集 団 を形成 して

前 年 度 、 同 じ ク ラ ス だ っ た 友 人 か ら紹

(関係)

4 委 員 ・係 の 選 出

い るが 、学 級 で孤 立す る生

介 して も ら う こ と で 、 そ の 生 徒 の 肯 定 一,

クラス 目標 徒や 人 間 関係 を作 る こ との

的 な 面 を 学 級 に 知 らせ る 。(1時 間)

新 しい 人 間関

給 食 ・清 掃 ・係 分 担 lJ

○ 選択 教科 、総合 的 な学習 の

苦 手な 生 徒へ の援 助 と良好 な ク ラス の雰 囲気 を 作 るた

係 を作 り、学 級集 団 の 向上

時 間の ガイ ダ ンス め構 成 的 グ ルー プエ ンカウ を図 る

○ 部活 動 のガイ ダ ンス

ン タ ー を 設 定 す る 。 ‑J

(学級 が変 わ り、学級 内で

★ 君 は ど こで ヒー ロ ー

○ 運動 会 の準 備

の コ ミ ニ ュ ケ ー シ ョ ンが 「 、

○ 中間 考 査 へ の取 り組 み

と りに くい 時 期) 運 動 会 な ど が 終 わ っ た 後 、 一 人 一 人 の

5

学 習計 画の 工夫 と確立 生 徒が 活躍 した り貢献 した ことを、他

○ 生徒総 会へ の取 り組み ・全 校行 事 の 中で 努 力 した り の 生徒 か ら評価 されて 自己 有用 感 を得

○ 安 全指 導 ・避 難訓 練 貢 献 した りした ことを認 め る 。(1時 間)

、 」

合 い 、 併 せ て リ ー ダ ー の 育

成 を 促す た め構 成的 グル ー

○ 運動 会 成功 を 目指 して プエ ン カウ ンター を設定 す

0自 分 を知 ろ う

る 。

6

○ 学 習習 慣の 見直 し (学級 組 織が 成 立 し行 事 に

○ 林 間学 校へ の取 り組 み 取 り組 みな が ら新 しい人

○ 相互 理 解 問 関係 を さ らに発 展 させ る 時期)

★ リア ライ ズ

○ 期 末考 査へ の取 り組 み

・一 学 期 の 終 わ りの 時 期 に 、 '、

01学 期 の 学 級 生 活 を振 り返 学 級 内 の友 人 関係(人 間関 他 者 に対 す る見 方 、考 え方 に気づ き、

7 っ て 係)を 見 直 し 、 そ こで 友 人

相 互 に認 め 合 う ことで暖 か い人 間関係

○ 夏休 み の生活設 計 や友 情 につ いて互 い に考え

を 作 る 。(1時 間)

01学 期 の成長 と反省

直 し、 認 め 合 う機 会 を っ く

㌧'

○ 林 間学校 への準 備 と実施 るた め 構成 的 グル ー プエ ン

カ ウ ン タ ー を 設 定 す る 。

02学 期 の学級 生活 (一 学期 を振 り返 って 生徒

0学 級 作 り の 相互 理 解 を深 め る時 期)

W

9

○ 私 の将 来

○ 防災 に対す る知識

自己理趨

○ 安 全指 導 ・避難訓練 ・自己 表 現

○ 進 路 ・職 場体 験 へ の取 り組 み

(開発)

○ 学習 習慣 の 向上

r

生徒 の相 互 理

is

○ 中間考査 へ の取 り組 み

・合 唱 コ ン ク ー ル や 文 化 祭 な 解 を 深 め 、 学

○ 生 徒会活 動へ の参加 どの学 校 行 事 を通 して,一 級 集 団 の ま と

○ 学 芸発 表会 への取 り組 み 人 一 人が 様 々な 力 を発揮 し ま りの 度 合 い

○私 の悩 みや 不安

た こ との 発 見 を す る 。 一 人 を 高 め る 。

一 人 の 生徒 の活 躍 を讃 え評

L ♂

○ 学習 習慣 の向上

価 し 、 次 の 活 動 へ の ス テ ッ

★私 たち の得 た宝 物

11

○期 末考 査へ の取 り組 み プ とす るた め 、構成 的 グル

r「

○ 中学 生の心 と身体

一 プ エ ン カ ウ ン ター を 設 定

各 自が どの よ うな役割 を果 た したか を

す る 。

確 認 し 、 感 動 体 験 を わ か ち あ う。

(1時 間)

(他者 を 認 め合 い理解 し、

L」

12

02学 期 の反 省 お 互 いの 人間 関係 を発 展

0球 技大 会 の準備 と参 加

さ せ る)

○ 冬休 みの 生活設 計

W

1

O新 年 の抱 負

○ 私 の将来

問題解決

・3年 生 へ の期 待 と不安 が顕 (成長)

○ 学 習習慣 の 向上 在化 し、 動揺 す る生 徒 もで

2

○ 学 年末考 査へ の取 り組み

る 時 期 で あ る 。 ま た 、 一 年

★ みん なで 作 ろ うよ りよい ク ラス これ まで 培 って

○ 進 路 ・先 輩の進 路 と私 間 の ク ラス の活 動 を振 り返

きた 信頼 感 を も

り、次 年 度へ の 決意 と新 た

自分 の ク ラ ス の よ さ に 気 づ き 、 相 互 評 と に 、 自 己 の 内

価 を通 して 学級 の支 持的 風土 を向 上 さ 面 にあ る可 能性

○ 卒 業 式の 準備 と参 加

な る 目標 に 向か って構 成 的

グルー プ エ ン カウ ン ター を

せ る 。 ク ラ ス の 課 題 に つ い て 明 ら か に を 発 見 し 、 発 見 3

01年 間の 学級 生活 と私

設 定 す る 。 す る 中 で 、 問 題 を 互 い に 分 か ち 合 い 、

した 自己 を表現

01年 間 の反省

(一 年 間 の ま と め を 様 々 な 共 感 す る 。 そ の 結 果 、 次 な る 成 長 の た

す る 。

㌧ 」

○ 進 級す る にあた って 視 点 か らみ つ め最 上級 生

め の 目標 を 発 見 す る 。(1時 間)

0春 休 みの生活 とて の 在 り方 を考 え る時 、'

期)

一10一

(13)

学級 活 動 第3学 年 年 間35時 間 の うち構成 的 グルー プ エ ンカ ウ ンター を取 り入れ た学 級 活動 に5時 間 あ て る

ね ら い

・最 高 学年 と して学 校生活 の 中心 とな り、積極的に活動する姿勢を図る。

・生徒 一人 一人 が 自己の 内面 に あ る可能 性 を伸 ば しなが ら、相互を高め合える豊かな人間関係 を築 く。

題 材 名 構 成 的 グルー プエ ンカ ウ ン 構 成 的 グルー プ エ ンカ ウ ンター の位置 付 け

指導段階

ター の設 定理 由

(実 施 工 クサ サ イ ズ ・ね ら い)

(生徒 の様 子)

○ 自己 紹介(進 級 した喜 び) ・新 しい学 級 で気 持 ちを新 た ★み んな で リフ レー ミン グ 交 流 ・受 容

「 「

(関係)

4 ○学級組織 活 動 に 取 り 組 ま せ た い 。

自己肯 定感 の 向上 は 人間 関係づ く りの う

委 員 ・係 の 選 出 (学 級 が 変 わ り、 元 の 学 級

え で大 きな 要 素で あ る。 自分 の短 所 も見

ク ラ ス 目 標 の 友 達 と の 関 係 が 強 く 、 コ 方 を 変 え れ ば 長 所 で あ る こ と を 知 り、 自

新 しい 人間 関

給 食 ・清 掃 ・係 分 担 ミ ニ ュ ケ ー シ ョ ン が 取 りつ 己 肯 定 感 を 高 め る 。(1時 間) 係 を 作 り 、 学

○ 選 択 教 科 、 総 合 的 な 学習 の らい時 期)

J

級 集 団 の 向上

時 間 のガ イ ダ ンス

を 図 る 。

、 」

O部 活動 の ガイ ダ ンス

○ 進 路 を考 え る

・3年 生 に な っ て 最 初 の 進 路

★私 の もの さし

○ 運 動会 の 準備 学 習。 受 験期 にお かれ て い

5

○ 中 間考 査 へ の取 り組 み る 自分 自身 を受 け入れ 、心 進 路 への思 いや 気 持ち につ いてお互 いに

○学 習 計画 の工 夫 の 安定 や 現在 の 自分 の あり 語 り合 い、悩 み や 不安 につ いて整 理 され 0生 徒総 会 へ の取 り組み

方 を 見 っ め さ せ た い。 解 決 に 向 か う よ う に な る 。(1時 間)

○安 全指 導 ・避 難 訓 練

(自 分 の 進 路 に つ いて 、具

L♂

体 的 に考 え 始め る時 期)

6

○修 学旅 行 の 準備

O自 分 の進 路 1

○期 末 考査 へ の取 り組み

7

01学 期 の学級 生活

○ 夏休 み の生 活設 計

01学 期 の成 長 と反省

O球 技 大 会の 準備 と参 加

'

1

○ 学級 作 り ・友 人 のす ば ら しい点 に共 感

★夏休みの経験 自己理解

02学 期 の学級 生 活

し 、 相 互 に 尊 重 で き る よ う ド 「 ・自 己 表 現

9

O防 災 に対す る知 識

に さ せ た い 。

夏休 み に体 験 した こ とを報 告 し合 いお互 (開発)

O安 全指 導 ・避 難 訓練 (夏休 み後 で 、生徒 の 相互 いに共 感 し、学 級 の仲 間 と して の親 近感

○ 修 学旅 行の 準備 の 関係 がや や 薄れ た時期)

を 呼 び 戻 し て.2学 期 の ス タ ー トを ス ム

ー ズ に す る 。 (1時 間) 「 「

㌧ ノ

生徒 の相互 理

○ 修 学旅行 を終 えて ・生徒 相互 の人 間関 係 をよ り ★そ ん なあ なた が ステ キ

解 を 深 め 、 学

10

○ 中 間考 査へ の 取 り組 み 深 め させ 、学 級の 資質 を向

級集 団 の ま と

○ 生徒 会 活動 へ の参加

上 さ せ た い 。

宿 泊的 学校 行 事 を通 して 、それ まで 気 づ ま りの度合 い

○ 文化 祭 へ の取 り組 み (友達 関係 が 固定 化 し、人 か なか っ た友達 の良 い 面を発見 し、理解

を 高 め る 。

㌧ 」

間 関係 が狭 く、 自分 と合わ

し合 う こ と で 人 間 関 係 を 深 め る 。

な い と感 じる人 とは積極 的

(1時 間)

0進 路計 画

11

月 ○ 期 末考 査へ の 取 り組 み

にか か わ ろ う とは しな くな りがち な時 期)

0進 路相談

・受 験 を間 近 に控 えた 時期 ★気 に な る こと をス ッキ リ

12

○ 球 技大 会の 準備 と参 加 に 、学 習や 進 路 に対す る不

r

02学 期 の反 省

安 を 少 し で も 取 り除 き 、 自

心 身の リラ ック ス をはか りなが ら抱 え て

○ 冬 休 み の生 活 設 計

分 を コ ン トロ ー ル す る 力 を

いる悩 みや 不安 を整 理す る。 ス ッキ リ し

身 に つ け さ せ た い 。

勉 強 に集 中で き るよ うな対 処法 を知 る 。

W

(進路 の 決定 が近 づ き、学

(1時 間) 問題解決

1

○ 進 路 の決 定 ・受験 の心構 え 習や 将 来へ の 不安 が増 して

㌧J

(成長)

03学 期 の 目標 くる時 期)

2

0受 験 の 準備

'、

これ ま で 培 っ

○ 学 年 末 考 査 へ の取 り組 み て き た 信 頼 感

○ 卒 業 に 向けて

を も と に 、 自

己 の 内 面 に あ

○ 卒 業 を ひ か えて 中学 校 生活 る 可 能 性 を 発

3

の ま とめ

見 し.新 た な

O将 来 の設 計 自 己 を 表 現 す

る 。

、 」

(14)

4構 成 的 グ ル ー プ エ ンカ ウ ン タ ー を 取 り入 れ た 学 級 活 動 の 実 践 く 実 践 事 例:A中 学 校 〉

(1)題 材 名 「そ ん な あ な た が ス テ キ 」(修 学 旅 行 中 に 見 つ け た 友 達 や 班 員 の よ い と こ ろ)

意 義

修 学 旅 行 を と お して 得 た 人 間 関 係 を 振 り返 り 、 友 達 の よ さ や 新 た な 一 面 を発 見 す る 学 級 活 動 を行 う こ と で 、 他 者 理 解 を行 う と と も に 、 他 者 か ら の 言 葉 か け に よ り 自 己 理 解 を 深 め る こ と が で き る 。

目 的

友 達 に 対 し て 固 定 観 念 を 抱 き が ち な 時 期 で あ り 、 学 級 の 人 間 関 係 の 分 散 化 が み られ た り も す る 。 修 学 旅 行 と い う 級 友 と の 新 た な触 れ 合 い の き っ か け を 活 用 して 、 生 徒 の 人 間 関 係 を 深 め 、 学 級 集 団 の ま と ま りの 度 合 い を 高 め る 。

指 導 の 流 れ と 活 動 内 容

修 学 旅 行 の 班 ご と に グ ル ー プ を つ く る 。

旅 行 中 の 楽 しか っ た こ と な ど を ま と め る 。

各 自が 、 班 員一 人一 人 につ いて 、 そ の人 の 良 い 面 を用紙 に記 入 す る。

自分 が 書 い た 部 分 を 折 っ て 見 え な い よ う に し て

、 次 の 人 に用 紙 を 回 す 。

全 員 が 書 き 終 わ っ た ら 、一 斉 に本 人 に手 渡 す 。

(2)題 材 設 定 の 理 由

中 学 校3年 生 に な る と 、3年 間 に 醸 成 し た 人 間 関 係 や 友 達 に 対 す る 見 方 が あ る程 度 固 定 化 して い る 場 合 が あ る 。 強 い絆 で 結 ば れ て い る 友 達 関 係 が あ る 一 方 、 友 達 に 対 して の 固 定 観 念 を 抱 い て 、 感 覚 が 合 い に く い と感 じ る 個 人 や グル ー プ と 、 か か わ りを も と う と しな い な ど 、 人 間 関 係 を広 く も つ こ との 苦 手 な 生 徒 も 見 られ る 。 ま た 、 生 徒 の 中 に は 進 路 に 対 す る 不 安 や 悩 み に 対 し て 、 自 己 を 正 し く 理 解 し た り 、 表 現 した りで き ず に 悩 む こ と も あ る 。

そ の よ う な 時 期 に あ っ て 、 学 校 生 活 や 学 級 で の 人 間 関 係 を 見 直 し 、 学 級 の 雰 囲 気 を 改 善 、 向 上 して い く 学 級 指 導 が 求 め ら れ る 。 日常 的 な 学 校 生 活 を離 れ 、 宿 泊 を 伴 っ た 学 校 行 事 を と お して 、 こ れ ま で 気 付 か な か っ た 友 達 の 新 し い 一 面 を 発 見 した り 、 新 た な 人 間 関 係 を つ く っ た り した 体 験 を振 り返 る こ と が で き る 機 会 を 捉 え 、 構 成 的 グ ル ー プ エ ン カ ウ ン タ ー を 取 り 入 れ た 学 級 活 動 の 時 間 を 設 定 す る こ と と し た 。 他 者 を 正 し く 理 解 す る 活 動 をす る こ と か ら 、 望 ま し い 人 間 関 係 を 形 成 して い く こ と の で き る 態 度 や 能 力 を は ぐ く み 、 学 級 や 学 校 生 活 の 充 実 と 向 上 に つ な げ て い く こ と を ね ら い 、 こ の 題 材 を 設 定 す る こ と と した 。

(3)授 業 の ね ら い

生 徒 に 修 学 旅 行 と い う 日常 的 な 学 校 生 活 か ら離 れ た 場 所 で 班 行 動 や 寝 食 を 共 に し た 学 習 ・生 活 体 験 を 振 り返 らせ 、 友 達 の よ さ や 今 ま で 気 づ か な か っ た 一 面 を 発 見 した り 、 人 間 関 係 の 深 ま り と広 が りを 意 識 さ せ る 。

12一

(15)

生 徒 に 自分 の 考 え や 気 持 ち を 級 友 に 正 直 に伝 え た り、 発 表 し た りす る 体 験 を さ せ 、 他 者 か ら の 言 葉 か け に よ り、 他 者 理 解 か ら 自 己 理 解 へ と 自 己 を 考 え る 援 助 を す る 。

(4)学 級 の 実 態

明 る く 穏 や か な 生 徒 が 多 い 。 学 級 の 雰 囲 気 を 明 る く で き る 生 徒 も み られ る 。 他 者 へ の 思 い や りや 配 慮 す る 心 が 十 分 は ぐ く ま れ て い る と は い え な い も の の 、 友 達 同 士 お 互 い に 力 を 合 わ せ 、 学 級 や 班 で の 活 動 を 楽 し く 充 実 し た も の に し よ う とす る 意 欲 が 育 ち つ つ あ る 。

(5)指 導 の 過 程(指 導 計 画2時 間 の う ち 本 時2時 間 目)

時間

修 学 旅 行 を 振 り返 り 、 「楽 しか っ た 思 い 出 」 や 「ク ラ ス の 友 達 に つ い て

1

の エ ピ ソ ー ド(友 達 と の 心 和 む や り と りや 友 達 に つ い て 新 た に 発 見 し た こ

と 、 感 動 し た こ と 、 び っ く り し た こ と な ど)」 を 思 い 出 し 、 各 自 が 用 紙 に 記 入 す る 。

班 の 中 で 回 覧 用 紙 をll頂に 渡 し 、 「修 学 旅 行 中 に 気 づ い た そ の 人 の よ い と

2

こ ろ や 新 た な 発 見 」 に つ い て 班 員 同 士 で 記 入 し合 う 。 そ の 後 、 自 分 に つ い

( て 書 か れ た 回 覧 用 紙 を 読 み 、 感 想 や 意 見 を 発 表 し合 う 。

「振 り返 り シ ー ト」 に 授 業 後 の 感 想 や 意 見 を 記 入 し 、 自分 が 感 じた こ と

) や 考 え た こ と を ま と め 、 振 り返 る 。 自 己 理 解 を 深 め る 。

な お 、 授 業 者 は あ ら か じ め 本 時 に 向 け て 以 下 の 資 料 を 準 備 し 、 生 徒 の 記 録 が 授 業 で 効 果 的 に 使 え る よ う に した 。

生 徒 が 書 い た 修 学 旅 行 の 思 い 出 の 中 か ら 「楽 し か っ た こ と 」 や 「ク ラ ス の 友 達 の エ ピ ソ ー ド」 を 数 例 選 択 し 、 プ リ ン トに ま と め て お く。(P.17参 照)

本 時 に使 う 記 録 用 紙(以 下 の3種 類)を 作 っ て お く。

友 達 の よ い と こ ろ や 新 た な 発 見 を記 入 す る 用 紙(回 覧 用 紙)(P .18参 照)

班 員 の 発 言 を 記 録 す る 用 紙

・ 活 動 後 の 振 り返 り シ ー ト(授 業 後 の 感 想 や 意 見)(P .19参 照)

(16)

(6)評

本 時 の 評 価 規 準 の 作 成 に 当 た っ て は 、 授 業 に お け る 具 体 的 な 活 動 内 容 を 評 価 で き る よ う に し 、 評 価 が 次 の 指 導 に 生 か さ れ る よ う に し た 。 教 師 と 生 徒 、 お よ び 生 徒 相 互 の 人 間 的 な 触 れ 合 い を基 に 、 生 徒 が 自己 の 行 動 や 言 動 の 中 か ら他 者 を ど う理 解 し、 相 互 理 解 を 深 め る こ と が で き た か ど うか を評 価 の 視 点 と し た 。 生 徒 が 、 評 価 を 自 分 の も の と す る た め に 教 師 は 他 者 理 解 ・自己 理 解 を す る た め の 援 助 の 言 葉 か け を 行 い 、 生 徒 は 自 己 の 行 動 や 言 動 を 振 り返 り 、 今 後 の 自分 の あ る べ き 姿 を 考 え さ せ る よ う に し た 。

ま た 、 集 団 内 の 人 間 関 係 を 的 確 に把 握 す る と と も に 、 人 間 尊 重 の 精 神 に 基 づ い て 生 徒 が 望 ま し い 人 間 関 係 を 築 く こ とが で き る よ う に 、 指 導 の 成 果 の み な らず 、 指 導 の 過 程 に お け る 生 徒 の 努 力 や 意 欲 な ど を 取 り上 げ て 評 価 し、 生 徒 の よ さ を 多 面 的 、 総 合 的 に 評 価 す る よ う に心 が け た 。

そ の た め に 、 「関 心 ・意 欲 ・態 度 」 「思 考 ・判 断 」 「技 能 ・表 現 」 「知 識 ・理 解 」 の4観 で 評 価 す る こ と を 基 本 と し 、 平 成13年 度 「東 京 の 教 育21」 研 究 開 発 委 員 会 指 導 資 料 を 参 考 に し て 、 評 価 規 準 を 作 成 した 。

特 に 、 本 時 に か か わ る 評 価 に っ い て は 、 「(8)指 導 資 料 」 の く 特 別 活 動 に お け る 評 価 の 観 点 と評 価 規 準 〉 に 基 づ き 、 生 徒 の 実 態 お よ び 本 時 の 授 業 案 か ら〈 本 時 の 評 価 の 観 点 と 評 価 規 準 〉 を作 成 し た 。

〈本時の評価の観点 と評価規準〉

関 心 ・意 欲 ・態 度

思 考 ・ 判 断 技 能 ・ 表 現

知i識 ・ 理 解

本 日 の 授 業 の 内 ウ 友 達 の よ い と こ 自分 の考 え を適 キ 他 の人 に対 す る 容 に 関 心 を 持 ち 、 う に 気 付 く こ と が 切 な 文章 や 言葉 で 視点や 理解 の仕 方 意欲 的 に活 動 で き

で き た か 。

書 い た り 話 し た り

が 広 が っ た か 。

た か 。 ・2‑2 し て 、 相 手 に 伝 え ・3‑4

..1̲1

る こ と が で き た か 。

・1‑3

書 か れ た も の を お 互 い の 気 持 ち

友 達 の よ い と こ 読 ん だ本 人の感想 を 伝 え あ う こ と の

ろ を 発 見 し よ う と

を 聞 い て 、 さ ら に

他 の人 の発 言 を 大切 さが理 解 で き す る態 度で 活動 で 考 え を 深 め る こ と し っ か り 聞 く こ と た か 。

き た か 。

が で き た か 。 が で き た か 。 ・2‑4

..2̲1 ..g̲2

・2‑3

表 中 の 番 号(1‑1〜3‑4)は 、P.16の く 特 別 活 動 に お け る 評 価 の 観 点 と 評 価 規 準 〉 の 番 号 を 示 し て い る 。

14一

参照

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