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食品表示 Q&A Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 Q6 Q7 Q8 1 名称 商品名を名称として表示してよいですか また 名称にカッコを付けて商品名を併記することはできますか 原材料に占める重量割合が数 % 程度の原材料について その原材料名がついた商品名を表示してもよいですか 2 原材料名と添加物

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14 Q1 商品名を名称として表示してよいですか。また、名称にカッコを付けて商品名を併記することは できますか。 Q2 原材料に占める重量割合が数%程度の原材料について、その原材料名がついた商品名を表示して もよいですか。 Q3 柏もちの「柏の葉」等、通常そのものを食さないものについても、原材料として表示する必要が ありますか。 Q4 原材料としてごく少量しか使用していないものについても、原材料として表示する必要がありま すか。 Q5 乾燥原料を、製造過程で水分を含ませた乾燥前の状態に戻します。この場合、原材料の表示順 は、乾燥した状態の重量で決めるのですか。それとも乾燥前の重量で決めるのですか。 Q6 フライの揚げ油のように、製造に際して使用する重量は大きいが、最終製品に含まれる量が多く ないと思われる場合、原材料の表示順はどのように決めればいいですか。 Q7 納豆に仕入れた「たれ」と「からし」を添付する場合、原材料名の表示はどのようにすればよい ですか。 Q8 「野菜」、「魚介類」、「糖類」等、同種の原材料をまとめて表示することはできますか。 Q9 複合原材料の原材料の表示を省略することはできますか。 Q10 能登大納言を50%(小豆に占める割合)使用して製造した和菓子について、「能登大納言使用」 と強調して表示することはできますか。 Q11 A県産のりんご果汁とB県産の濃縮りんご果汁を使用した製品に、A県産のりんご果汁を使用し た旨を強調表示する場合には割合の表示が必要ですが、使用した状態で重量の比較をすればよい のですか。 Q12 バターを使用して製造した製品に、バターの原料である牛乳を強調して表示したい場合、「北海 道産牛乳使用」のように表示することはできますか。 Q13 有機農産物や有機農産物加工食品を使用した旨を表示できるのは、どのような場合ですか。 Q14 遺伝子組換え食品の表示が義務付けられている加工食品には、どのようなものがありますか。 Q15 添加物の表示方法を教えてください。 Q16 添加物の表示を省略することはできますか。 Q17 ① 添加物を使用しないで製造された加工食品の原材料の表示方法 ② 添加物のみを使用して製造 された加工食品の原材料の表示方法について教えてください。 Q18 「添加物は一切使用していません」、「無添加」などと表示をすることはできますか。 Q19 アレルギー物質の表示について、個別表示と一括表示を併用することはできますか。 Q20 食品を生産する際に、原材料としては使用していないにもかかわらず、アレルギー物質が意図せ ず混入(コンタミネーション)してしまう場合にも表示が必要ですか。 Q21 平成30年現在、原料原産地名を必ず表示しなければいけない加工食品には、どのようなものが該 当しますか。 Q22 原料原産地名を一括表示の枠内に表示することが難しい場合、一括表示の枠外に表示してもよい ですか。 Q23 主な原材料の原産地が2か所以上混ざっている場合の表示方法を教えてください。 Q24 その時々で異なる国の原材料を購入して製造する等、原産地やその重量割合が固定できない場合 の原料原産地表示の方法について教えてください。 Q25 海外で前処理された原料を使用し、国内で製品を完成させた加工食品に、原料原産地表示は必要 ですか。 Q26 原料原産地表示における「国産」と「国内製造」の違いは何ですか。  1 名称 2 原材料名と添加物 3 原料原産地名(原産国名)

食品表示 Q&A Q 一覧

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15 Q27 1番多く使われている原材料と、5番目に多く使われている原材料だけに原料原産地を表示する ことは可能ですか。 Q28 米トレーサビリティ法により産地情報の伝達が必要な品目にはどのようなものが該当しますか。 Q29 計量法により、内容量表示の義務のある食品(特定商品)とは、どのようなものが該当します か。 Q30 赤飯を透明なふた付きの容器に入れて販売していますが、均一な重さになりません。内容量をど のように表示すればよいですか。 Q31 納豆等に添付する「たれ」や「からし」の内容量は、表示しなくてもよいですか。 Q32 「消費期限」と「賞味期限」は、それぞれどのような食品に表示されますか。 Q33 誰が消費期限や賞味期限を決めているのですか。 Q34 製造業者等が消費期限又は賞味期限を設定する場合に実施しなければならない検査等は定められ ているのですか。 Q35 製造年月日を記載した上で、「消費期限 製造日から○日間」「賞味期限 製造日から△か月 間」と表示してもよいですか。 Q36 賞味期限が異なる2つ以上の食品を詰め合わせた商品を販売する場合、外装の賞味期限の表示は どのように行えばよいでしょうか。 Q37 開封後の保存方法の表示方法を教えてください。 Q38 加工食品の定義における「製造」、「加工」とは、具体的にはどのような行為を示すのですか。 Q39 次のように外国産の原料を使用して国内で製造した製品については、原産国を表示する必要があ りますか。また、その場合に製造者欄の表示はどうなるのですか。 Q40 平成28年4月1日に施行された食品表示基準に基づく製造所固有記号の制度とこれまでの制度と の違いを教えてください。 Q41 経過措置間中(平成32年3月31日まで)の製造所固有記号の取扱いはどうなりますか。 Q42 製造者や販売者等の電話番号、FAX番号、メールアドレスやウェブサイトアドレスを一括表示 の枠内に表示することができますか。 Q43 栄養成分の含有量は、小数点以下のどの位まで表示しなければいけませんか。また、値の誤差は 認められますか。 Q44 セットで販売され、通常一緒に食べる食品の栄養成分の表示は、どのように表示すればよいです か。 Q45 対面販売で弁当やおそうざいを販売している場合であって、繁忙時に備えて、あらかじめ容器に 入れている場合は、食品表示基準に定められた表示が必要なのですか。 Q46 数種類の製品を詰め合わせた場合、原材料名、添加物、原料原産地名、内容量の表示はどのよう にすればよいですか。 Q47 数種類の製品を詰め合わせた場合、栄養成分の量及び熱量の表示はどのようにすればよいです か。 Q48 店頭において、客の求めにより個々に表示されている食品を化粧箱等に詰め合わせた場合、さら にこの化粧箱等にも表示をする必要がありますか。 Q49 名称、原材料名、内容量等の表示事項は、必ず、食品表示基準の様式で示された順番で表示しな ければならないのですか。また、2枚のラベルに分けて表示してはいけないのですか。 Q50 容器包装の表示を誤った場合、上からシール等を貼り付けて訂正することは可能ですか。 7 製造者等(表示責任者) 8 栄養成分の量及び熱量 9 その他 4 内容量 5 消費期限又は賞味期限 6 保存方法

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1 名称

Q1 商品名を名称として表示してよいですか。また、名称にカッコを付けて商品名 を併記することはできますか。 食品表示基準において、名称は、その内容を表す一般的な名称で表示するよう定め ていますので、商品名がその内容を表す一般的な名称であれば名称に使用することは 可能です。 名称にカッコを付けて商品名を併記することについては、併記することにより名称 を誤認させるものでなければ、差し支えありません。 (例) 名 称 生和菓子(大福) Q2 原材料に占める重量割合が数%程度の原材料について、その原材料名がついた 商品名を表示してもよいですか。 食品表示基準や公正競争規約により、名称や製造方法等の定義がなされている場合、 商品名についてもその定義に従う必要があります。 それ以外のものについては特に規制はありませんが、消費者に誤認を与える恐れが ある場合には、使用割合を明記する等の配慮が必要です。 なお、特色のある原材料を強調して表示する場合には、その使用割合を表示する必 要があります。 (Q10(P20)参照)

2 原材料名と添加物

Q3 柏もちの「柏の葉」など、通常そのものを食さないものについても、原材料と して表示する必要がありますか。 原則として使用した全ての原材料の表示が必要ですが、柏もちの「柏の葉」など通 常そのものを食さないものについては、原材料名への表示を省略することができます。 Q4 原材料としてごく少量しか使用していないものについても、原材料として表示 する必要がありますか。 原材料として使用したものは、どんなに少量であっても表示が必要です。ただし、 添加物と一体となって使用される賦形剤(添加物製剤中の食品素材)は原材料には該 当しません。また、複合原材料には、原材料の表示を省略できる場合があります。 (Q9(P19)参照)

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17 Q5 乾燥原料を、製造過程で水分を含ませた乾燥前の状態に戻します。この場合、 原材料の表示順は、乾燥した状態の重量で決めるのですか。それとも乾燥前の 重量で決めるのですか。 原材料の表示順は、基本的に製造時の配合割合に従って決めますが、この場合は、 内容物を誤認させないよう注意しつつ、濃縮又は乾燥前の状態に換算した重量順で表 示することができます。 Q6 フライの揚げ油のように、製造に際して使用する重量は大きいが、最終製品に 含まれる量が多くないと思われる場合、原材料の表示順はどのように決めれば よいですか。 原材料の表示順は、基本的に製造時の配合割合に従って決めます。ただし、製造時 に配合した量と、最終製品中に含まれる量が明らかに異なる場合には、消費者に誤認 を与えることのないよう、表示順の決定に際し留意する必要があります。 (例)フライ類の揚げ油、エキス抽出目的の茶やハーブ類、 加熱した食肉を調味液に漬け込み調味液を捨てる場合 等 こうした場合は、製品に吸収される油やエキス、調味液の量を、試験結果等から推 測し、当該製品に含まれると考えられる重量順に表示してください。 Q7 納豆に仕入れた「たれ」と「からし」を添付する場合、原材料名の表示はどの ようにすればよいですか。 質問のように、複数の加工食品(納豆、添付たれ、添付からし)により構成される 製品については、加工食品ごとにまとめて表示することができます。 ※原材料名の表示方法について、食品表示基準別表第4において定めがある場合は、それに 従ってください。 【「納豆+添付たれ+添付からし」からなる納豆製品の表示例】 (例1) 原材料名 納豆(大豆、納豆菌)、添付たれ(植物性たん白分解物(大豆を含 む)、砂糖、しょうゆ(大豆・小麦を含む)、食塩、醸造酢、昆布エキ ス)、添付からし(からし、食塩、醸造酢) 添加物 添付たれ(調味料(アミノ酸等)、アルコール、ビタミンB1)、添付から し(酸味料、着色料(うこん)、増粘多糖類、香料)

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18 (例2) 原材料名 【納豆】 大豆、納豆菌 【添付たれ】 植物性たん白分解物(大豆を含む)、砂糖、しょうゆ(大 豆・小麦を含む)、食塩、醸造酢、昆布エキス 【添付からし】 からし、食塩、醸造酢 添加物 【添付たれ】 調味料(アミノ酸等)、アルコール、ビタミンB1 【添付からし】 酸味料、着色料(うこん)、増粘多糖類、香料 Q8 「野菜」、「魚介類」、「糖類」等、同種の原材料をまとめて表示することはでき ますか。 「野菜」、「魚介類」、「糖類」のように、消費者が同種の原材料と認識しているもの であって、複数種類の原材料を使用するような場合には、同種の原材料をまとめて表 示した方が消費者に分かりやすいと考えられます。 このような場合には、「野菜」、「魚介類」、「糖類」などの文字の直後にカッコを付け て、まとめて表示することができます。 ※原材料名の表示方法について、食品表示基準別表第4において定めがある場合は、それに 従ってください。 【パスタソースの原材料名で、野菜をまとめて表示する場合の表示例】 原材料名 トマト、トマトペースト、たまねぎ、にんじん、にんにく、砂糖、セ ロリ、植物油脂、食塩、パセリ、でん粉、香辛料 添加物 調味料(アミノ酸等)、… 原材料名 野菜(トマト、たまねぎ、にんじん、にんにく、セロリ、パセリ)、ト マトペースト、砂糖、植物油脂、食塩、でん粉、香辛料 添加物 調味料(アミノ酸等)、… (注)この例の場合、「野菜」とまとめて表示できるのは、原材料として生又は冷凍の野菜を使 用したものに限られ、トマトペーストについては、「野菜」のまとめ表示には含めません。 また、「野菜」のうち一部のみを抽出してまとめて表示したり、野菜の一部を「その他」 と表示することは不可です。

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19 Q9 複合原材料の原材料の表示を省略することはできますか。 複合原材料を使用した場合は、複合原材料名の直後に( )を付けて、その複合原 材料に使用されている原材料を重量割合順に表示することが原則ですが、複合原材料 の原材料の表示は、次のとおり省略することができます。 この場合でも、複合原材料に添加物やアレルギー物質が含まれる場合、その添加物 やアレルギー物質の表示を省略することはできません。 【複合原材料の原材料の表示を省略できる場合】 ◆複合原材料の原材料のうち、重量割合が3位以下かつ5%未満のものがあるとき →「その他」と表示 (例:おでんの具材として下ゆでしたゆで大根を仕入れた場合) 原材料名 ゆで大根(大根、しょうゆ(小麦を含む)、かつおぶしエキス、昆布エキス)、… の原材料が5%未満の場合 原材料名 ゆで大根(大根、しょうゆ(小麦を含む)、その他)、… ◆名称からその原材料が明らかなとき →( )内の表示を省略 (例:お弁当の具のエビフライ) 原材料名 エビフライ(えび、パン粉、小麦粉、卵)、… 原材料名 エビフライ(小麦・卵を含む)、… ◆最終食品に占める重量割合が、5%未満であるとき →( )内の表示を省略 (例:野菜スープの原材料のコンソメの場合) 原材料名 じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、コンソメ(食塩、乳糖、砂糖、…)、こしょ う、… の原材料が5%未満の場合 原材料名 じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、コンソメ(乳成分を含む)、こしょう、… 「名称からその原材料が明らか」とは、次の場合が考えられます。 ① 複合原材料の名称に主要原材料が明示されている場合 (例:鶏唐揚げ、さば味噌煮等) ② 複合原材料の名称に主要原材料を総称する名称が明示されている場合 (例:ミートボール、魚介エキス等) ③ JAS規格、食品表示基準、公正競争規約で定義されている場合 (例:ロースハム、マヨネーズ等) ④ 上記以外で一般にその原材料が明らかである場合 (例:かまぼこ、がんもどき、ハンバーグ等)

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20 Q10 能登大納言を 50%(小豆に占める割合)使用して製造した和菓子について、 「能登大納言使用」と強調して表示することはできますか。 次のように、「特色のある原材料」を使用したことを強調して表示する場合には、消 費者に誤認を与えないという観点から、強調した全ての箇所に、その使用割合の表示 が必要です。 【強調表示の例】 ・製品表面などに特色のある原材料を使用していると表示 (例:「能登大納言使用」「能登大納言入り」 等) ・製品の名称に特色のある原材料名を付けて表示(例:「五郎島金時クッキー」等) ・説明書きなどで特色のある原材料を使用していることを表示 (例:「能登大納言を使用し…」 等) ・一括表示部分の原材料名にカッコを付けて、特色のある原材料名を表示 (例:「小豆(能登大納言)」 等) 質問の場合、次のいずれかの方法で、能登大納言の使用割合を強調表示した全ての 箇所に表示します。 ① 製品に占める割合 ② 特色のある原材料と同一の種類の原材料に占める割合 どちらの割合を表示するかについては、強調表示から消費者が受けるイメージに大 きな違いが生じないか、よく考慮した上で判断してください。 なお、使用割合が 100%の場合は割合表示を省略することができます。 Q11 A県産のりんご果汁とB県産の濃縮りんご果汁を使用した製品に、A県産の りんご果汁を使用した旨を強調表示する場合には割合の表示が必要ですが、 使用した状態で重量の比較をすればよいですか。 濃縮、乾燥など状態の異なる同種の原材料を使用する場合には、使用した状態で重 量比較を行うのではなく、同等の状態に換算した重量の比較を行ってください。 今回の場合、使用した状態で重量の比較を行うとA県産の割合が多くなり、消費者 に誤認を与えることとなるので、B県産の濃縮りんご果汁を還元した状態の重量に換 算するなど適切に比較を行った上で表示することが必要です。 特色のある原材料とは… ①特定の原産地のもの ②有機農産物 ③非遺伝子組換えのもの等 ④特定の製造地のもの ⑤特別な栽培方法により生産された農産物 ⑥品種名等 ⑦銘柄名、ブランド名、商品名

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21 Q12 バターを使用して製造した製品に、バターの原料である牛乳を強調して表示し たい場合、「北海道産牛乳使用」のように表示することはできますか。 製造者がバターを購入して製造しており、自ら牛乳を使用していない製品に「牛乳 使用」と表示することは適切ではありません。 この場合において、使用したバターが北海道産牛乳を用いて作られた旨を事実に即 して表示することは可能です。 (例)枠外に「北海道牛乳から作られたバターを使用しています」等 Q13 有機農産物や有機農産物加工食品を使用した旨を表示できるのは、どのような 場合ですか。 食品が有機農産物や有機農産物加工食品である旨の表示を行うには、当該食品につ いて、有機JAS制度に基づき格付けを受け、有機JASマークを付する必要があり ます。 食品表示基準に基づく「有機○○使用」(○○は農産物又は農産物加工食品の名称) 等の表示ができるのは、有機JASマークが付された有機農産物又は有機農産物加工 食品を、直接、原材料として使用する場合に限ります。 有機JASマークが付された原料(有機○○)を用いて製造された加工品(有機J ASマークが付されていないもの)を仕入れ、これを原料として加工し、製品を製造 する場合、当該製品に有機○○を使用した旨の表示をすることはできません。 Q14 遺伝子組換え食品の表示が義務付けられている加工食品には、どのようなもの がありますか。 加工食品については、大豆、とうもろこし、ばれいしょ、菜種、綿実、アルファル ファ、てん菜及びパパイヤの加工食品(33 食品群)について、遺伝子組換え食品の表 示が義務付けられています。 【表示例】 ・分別生産流通管理が行われている遺伝子組換え食品の場合 原材料名 大豆(遺伝子組換え) ・遺伝子組換え食品と非遺伝子組換え食品の分別生産流通管理が行われていない場合 原材料名 大豆(遺伝子組換え不分別) ・分別生産流通管理が行われている非遺伝子組換え食品の場合(任意表示) 原材料名 大豆(遺伝子組換えではない)

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22 【遺伝子組換え食品の表示が必要な加工食品】 ※菜種と綿実は、該当なし 1 豆腐類及び油揚げ類 2 凍り豆腐、おから及びゆば 3 納豆 4 豆乳類 5 みそ 6 大豆水煮 7 大豆缶詰及び大豆瓶詰 8 きな粉 9 大豆いり豆 10 1~9を主な原材料とするもの 11 調理用の大豆を主な原材料とするもの 12 大豆粉を主な原材料とするもの 13 大豆たんぱくを主な原材料とするもの 14 枝豆を主な原材料とするもの 15 大豆もやしを主な原材料とするもの 16 コーンスナック菓子 17 コーンスターチ 18 ポップコーン 19 冷凍ともろこし 20 とうもろこし缶詰及びとうもろこし瓶詰 21 コーンフラワーを主な原材料とするもの 22 コーングリッツを主な原材料とするもの (コーンフレーク除く) 23 調理用のとうもろこしを主な原材料とするもの 24 16~20を主な原材料とするもの 25 ポテトスナック菓子 26 乾燥ばれいしょ 27 冷凍ばれいしょ 28 ばれいしょでん粉 29 25~28を主な原材料とするもの 30 調理用のばれいしょを主な原材料とするもの アルファルファ 31 アルファルファを主な原材料とするもの てん菜 32 調理用のてん菜を主な原材料とするもの パパイヤ 33 パパイヤを主な原材料とするもの 大豆 とうもろこし ばれいしょ

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23 Q15 添加物の表示方法を教えてください。 添加物の表示は3通りにより表示します。 ①物質名: 添加物は、原則として物質名で表示します。この場合、正式な名称のほ か、一般に広く使用されている名称として指定された簡略名、類別名を用いてもよ いことになっています。 【簡略名、類別名の例】 ②用途名併記 :次の8種類の用途で使用する添加物については、物質名だけでなく、 用途名と物質名を併記する必要があります。 用途名 表示例 1 甘味料、人工甘味料 又は合成甘味料 甘味料(サッカリンNa) 甘味料(キシリトール) 2 着色料又は合成着色料 着色料(赤2) 着色料(黄4、青1、アナトー) 3 保存料又は合成保存料 保存料(安息香酸Na) 保存料(ソルビン酸K) 4 増粘剤、安定剤、ゲル化剤 又は糊料 安定剤(CMC) ゲル化剤(ペクチン) 5 酸化防止剤 酸化防止剤(エリソルビン酸Na) 6 発色剤 発色剤(亜硝酸Na) 発色剤(硝酸K) 7 漂白剤 漂白剤(亜硫酸Na) 8 防かび剤又は防ばい剤 防かび剤(OPP) 防ばい剤(OPP) L-アスコルビン酸ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 硫酸アルミニウムカリウム エタノール D-ソルビトール 食用赤色3号 → → → → → → ビタミンC 又は V.C 重層 ミョウバン 酒精 ソルビット 赤色3号 又は赤3

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24 ③一括名表示 :下記の目的で使用する添加物については、物質名の代わりに成分の 機能・効果等を一括する名称(一括名)で表示することができます。(一括名を用い ることができる添加物は消費者庁「食品表示基準について」別添 添加物 1-4 に記 載されたものに限ります)。 Q16 添加物の表示を省略することはできますか。 次に当てはまる場合は、表示が免除されます。 ・最終製品に残らない加工助剤 ・複合原材料に含まれ、最終製品に効果を発揮しない添加物(キャリーオーバー) ・栄養を強化するために使用される添加物(消費者庁「食品表示基準について」に記 載されたものに限ります) 一括名 定義 1 イーストフード パン,菓子等の製造工程で,イーストの栄養源等の目的で使用される添加物及びその製剤 2 ガムベース チューインガム用の基材として使用される添加物製剤 3 かんすい 中華麺類の製造に用いられるアルカリ剤で,炭酸カリウム, 炭酸ナトリウム,炭酸水素ナトリウム及びリン酸類のカリウ ム又はナトリウム塩のうち1種以上を含むもの 4 苦味料 苦味の付与又は増強による味覚の向上又は改善のために使用される添加物及びその製剤 5 酵素 その有する触媒作用を目的として使用された,生活細胞に よって生産された酵素類であって,最終食品においても失活 せず,効果を有する添加物及びその製剤 6 光沢剤 食品の保護及び表面に光沢を与える目的で使用される添加物及びその製剤 7 香料又は合成香料 香気の付与又は増強のため添加される添加物及びその製剤 8 酸味料 酸味の付与又は増強による味覚の向上又は改善のために使用される添加物及びその製剤 9 チューインガム軟化剤 チューインガムを柔軟に保つために使用する添加物及びその 製剤 10 調味料(アミノ酸等)等 ※ 味の付与又は味質の調整等味覚の向上又は改善のために使用される添加物及びその製剤 11 豆腐用凝固剤または凝固剤 大豆から調製した豆乳を豆腐様に凝固させる際に用いられる添加物及びその製剤 12 乳化剤 食品に乳化,分散,浸透,洗浄,起泡,消泡,離型等の目的 で使用される添加物及びその製剤 13 pH調整剤 食品を適切なpH 領域に保つ目的で使用される添加物及び その製剤 14 膨脹剤、膨張剤、ベーキング パウダー又はふくらし粉 パン,菓子等の製造工程で添加し,ガスで生地を膨脹させ多 孔性にするとともに食感を向上させる添加物及びその製剤 ※甘味料及び酸味料に 該当するものを除く

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25 Q17 ① 添加物を使用しないで製造された加工食品の原材料の表示方法 ② 添加物のみを使用して製造された加工食品の原材料の表示方法 について教えてください。 ① 一括表示に「原材料名」の欄を設けて、使用した原材料を食品表示基準の規定に従 い表示してください。その際、「添加物」の欄を設けて空欄とすることも可能ですが、 省略する方が望ましいと考えます。 ② 一括表示に「添加物」の欄又は「原材料名」の欄を設けて、使用した添加物を食品 表示基準の規定に従い表示してください。 Q18 「添加物は一切使用していません」、「無添加」などと表示をすることはできま すか。 通常、同種の製品が一般的に添加物が使用されているものであって、当該製品につ いて添加物を使用していない場合に、添加物を使用していない旨を、一括表示の枠外 に表示することは差し支えないと考えます。 ただし、加工助剤やキャリーオーバー等のように、表示が免除される添加物を使用 している場合には、添加物を使用していない旨の表示をすることはできません。 また、「無添加」とだけ表示することは、何を加えていないかが不明確なので、具体 的に表示することが望ましいと考えます。 さらに、同種の製品が一般的に添加物が使用されることがないものである場合、添加 物を使用していない旨の表示をすることは適切ではありません。 Q19 アレルギー物質の表示について、個別表示と一括表示を併用することはできま すか。 アレルギー物質の表示方法としては、個別表示(個々の原材料の表示の直後にカッ コ書きでアレルギー物質を記載する)が原則ですが、個別表示が困難な場合は一括表 示(最後に一括してカッコ書きでアレルギー物質を表示する)が可能です。これらの 表示を組み合わせて使用することはできません。 ※業者間取引において、原材料を送り状等に表示する場合に限り、容器包装へのアレルギー表 示は、原則、原材料に係るものは一括表示、添加物に係るものは個別表示をしてください。

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26 Q20 食品を生産する際に、原材料としては使用していないにもかかわらず、アレル ギー物質が意図せず混入(コンタミネーション)してしまう場合にも表示が必 要ですか。 食品を製造する際に、原材料として使用していないにもかかわらず、アレルギー物 質が意図せずにごく微量、最終加工品に混入してしまう場合があります。このような 場合には、原材料表示の外にその旨注意喚起をすることが望ましいです。 ただし、一括表示の枠外であっても、アレルギー物質に関して「入っているかもし れない」などの可能性表示は認められませんので、アレルギー物質が入ってしまうこ とが想定できる場合には、明確に注意喚起をしてください。 【注意喚起の例】

3 原料原産地名(原産国名)

Q21 平成 30 年現在、原料原産地名を必ず表示しなければいけない加工食品には、 どのようなものが該当しますか。 22 食品群+4 品目が該当します。P29、30の一覧表を参照してください。 平成 29 年の食品表示基準改正により、国内で製造された全ての加工食品の原料原 産地表示が義務化されましたが、22 食品群+4品目以外の加工食品については平成 34 年 3 月末まで猶予期間となっています。 Q22 原料原産地名を一括表示の枠内に表示することが難しい場合、一括表示の枠外 に表示してもよいですか。 このような場合、一括表示の枠内に原料原産地の表示箇所を明記すれば、枠外に表 示することができます。(Q49(P41)参照) (例) 原料原産地名 商品名下部に記載 (例1)同一製造ライン使用によるコンタミネーション 「本品製造工場では○○(アレルギー物質の名称)を含む製品を生産しています。」 「○○(アレルギー物質の名称)を使用した設備で製造しています。」 等 (例2)原材料の採取方法によるコンタミネーション 「本製品で使用しているしらすは、かに(アレルギー物質の名称)が混ざる漁法で採 取しています。」 (例3)えび、かにを捕食していることによるコンタミネーション 「本製品(かまぼこ)で使用しているイトヨリダイは、えび(アレルギー物質の名称) を食べています。」

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27 Q23 主な原材料の原産地が2か所以上混ざっている場合の表示方法を教えてくだ さい。 主な原材料の原産地が2か所以上混ざっている場合は、重量の多い順に表示します (国別重量順表示)。3か所以上ある場合は、原材料に占める重量の割合が高いものか ら順に2か所以上表示し、その他の原産地を「その他」と表示することもできます。 (例) 原料原産地名 A国、B国、その他 Q24 その時々で異なる国の原材料を購入して製造する等、原産地やその重量割合が 固定できない場合の原料原産地表示の方法について教えてください。 使用した原材料を国別重量順で表示するのが基本ですが、それが困難である場合は 一定の条件のもとで「又は表示」「大括り表示」「大括り表示+又は表示」が認められ ています。(P6、7 参照) (例) 名 称 魚肉ソーセージ 原材料名 魚肉(米国、ロシア)、××、△△ 名 称 魚肉ソーセージ 原材料名 魚肉(米国又はロシア)、××、△△ ※魚肉の産地は、平成○○年の使用実績順です。 Q25 海外で前処理された原料を使用し、国内で製品を完成させた加工食品は、どの ように原料原産地表示をすべきですか。 例えば、A国で漁獲され、B国で切り身にされたニシンを輸入して、国内でフライ 種として衣をつけたものには、ニシンがA国産である旨を原料原産地として表示する 必要があります。 (例) A 国 →→ B 国 →→→ 国 内 捕獲 切り身 フライ衣つけ ⇒ 原料原産地 A国産 輸入 国別重量順表示 魚肉重量は ○米国>ロシア ×米国のみ ×ロシアのみ 不適正 ×ロシア>米国 又は表示 魚肉重量は ○米国>ロシア ○ロシア>米国 ○米国のみ ○ロシアのみ 過去一定期間の使用実績等に基づく表示であることを 示す注意書きとその根拠書類の保管が必要

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28 A国で漁獲され、B国で切り身にしフライ種として衣をつけたニシン製品を輸入し て、国内において油で揚げてフライにした製品の原料原産地表示は、衣をつけたニシ ンが中間加工原材料にあたるため、製造地である B 国を原料原産地として表示します が、ニシンの産地である A 国まで遡って表示することもできます。 (例) A 国 →→ B 国 →→→ 国 内 捕獲 切り身・衣つけ フライ ⇒ 原料原産地 B国製造 または A国産 なお、A国で漁獲され、B国で切り身にしフライ種として衣をつけたニシン製品を 輸入して、国内で単に小分け・再包装しただけの製品は、輸入品に該当するため原料 原産地の表示義務はありませんが、原産国名(B国)を表示する必要があります。 (例) A 国 →→ B 国 →→→ 国 内 捕獲 切り身・衣つけ 小分け・再包装 ⇒ 原産国 B国 Q26 原料原産地表示における「国産」と「国内製造」の違いは何ですか。 「国産」は当該原材料が生鮮食品である場合に表示され、その産地が国産であること を意味します。 「国内製造」は、当該原材料が中間加工原材料である場合に表示され、それが国内で 製造されたことを意味しています。その中間加工原材料に使われた生鮮食品の産地が 国産であるという意味ではありません。 Q27 1番多く使われている原材料と、5番目に多く使われている原材料だけに原料 原産地を表示することは可能ですか。 1番多く使われている原材料以外の原材料については産地を表示する義務は(農産 物漬け物等の一部を除いて)ありませんが、2番目以降の原材料についても原料原産 地を表示することは可能です。質問の場合、2番目、3番目、4番目についても原料 原産地表示をすることが望ましいですが、1番目と5番目だけに表示をしても、2番 目~4番目の産地に誤認を与えない適切な位置に表示されていれば問題ありません。 輸入 「輸入品」とは… ① 容器包装され、そのままの形態で消費者に販売される製品(製品輸入) ② バルクの状態で輸入されたものを、国内で小分けし容器包装した製品 ③ 製品輸入されたものを、国内で詰め合わせた製品 ④ その他、輸入された製品について、国内で「商品の内容について実質的な変更をもた らす行為」が施されていない製品 輸入

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29 (22 食品群+4品目以外の原料原産地については平成 34 年 3 月末まで猶予期間) 対象品目 具体例 対象外 1 乾燥きのこ類、乾燥野菜及び乾燥果 実(フレーク状又は粉末状にしたも のを除く) 乾燥しいたけ、かんぴょう、 切り干しだいこん、 乾燥ぜんまい、乾燥ねぎ 2 塩蔵したきのこ類、塩蔵野菜及び塩 蔵果実(農産物漬物を除く) ※保存性を高める目的で食塩 又は食塩水に漬けたもの 3 ゆで、又は蒸したきのこ類、野菜及 び豆類並びにあん(缶詰、瓶詰及び レトルトパウチ食品に該当するもの を除く) 山菜きのこ、ゆでたじゃがいも、 大豆水煮、たけのこ水煮、 小豆あん、うぐいすあん 調味したもの (煮豆、野菜の煮物など) 4 異種混合したカット野菜、異種混合 したカット果実 その他野菜、果実及 びきのこ類を異種混合したもの(切 断せず詰め合わせたものを除く) カット野菜ミックス、 カットフルーツの盛り合わせ カット野菜に加工食品を加 えたもの (カット野菜にツナを加え たもの) 5 緑茶及び緑茶飲料 煎茶、玉露、番茶、棒茶、 ほうじ茶、玄米茶、抹茶、粉末茶 (ティーバック)、 インスタントティー 6 もち 包装したまるもち、のしもち、 切もち、鏡餅 調味したもの、あんを入れ たもの(和菓子)、米粉か ら製造されたもち 7 いりさや落花生、いり落花生、 あげ落花生及びいり豆類 素炒りした落花生・大豆・そらま め、油であげて塩味をつけた落花生 炒ったり、揚げたりした後 に砂糖を絡めたもの 8 黒糖及び黒糖加工品 黒糖みつ、黒糖菓子、加工黒糖 9 こんにゃく 板こんにゃく、玉こんにゃく、 しらたき 10 調味した食肉(加熱調理したもの及 び調理冷凍食品に該当するものを除 く。) 塩・こしょうした牛タン、焼き肉の タレに漬けた味付カルビ、生姜焼の タレをかけた豚肉 具材として野菜が入ってい るもの、塩漬け・燻製させ たもの 11 ゆで、又は蒸した食肉及び食用鳥卵 (缶詰、瓶詰及びレトルトパウチ食 品に該当するものを除く) ゆでた牛もつ、ゆでたまご、 温泉卵、うずらの卵の水煮 味付けしたもの、具材とし て野菜が入っているもの、 燻製・発酵させたもの 12 表面をあぶった食肉 牛肉のたたき、鶏のささみの表面を あぶったもの 中まで火が通っているもの (ローストビーフ、焼き 豚)、味付けしたもの

原料原産地の表示義務のある 22 食品群+4品目

(平成 29 年の食品表示基準改正以前から表示義務のあるもの)

(17)

30 ※平成 29 年食品表示基準改正により個別品目に「おにぎりののり」を追加、のりの原そうの原産地表示を義務化。 対象品目 具体例 対象外 13 フライ種として衣をつけた食肉 (加熱調理したもの及び調理冷凍食 品に該当するものを除く) 豚カツ用の豚肉、 唐揚げ用の鶏肉 肉以外の食品を混ぜたもの (チーズささみかつ(生)) 14 合挽肉その他異種混合した食肉 (肉塊又は挽肉を容器に詰め、成形 したものを含む) 牛・豚合挽肉、豚・鶏合挽肉、牛肉 と豚肉を盛り合わせた焼き肉セッ ト、サイコロステーキ つなぎを加えたもの (合挽肉生ハンバーグ) 15 素干魚介類、塩干魚介類、煮干魚介 類及びこんぶ、干のり、焼きのりそ の他干した海藻類 (細切若しくは細刻したもの又は粉 末状にしたものを除く) あじの開き、するめいか、 味付けのり、干しひじき 細断・細刻したもの(刻み 昆布)、 調味液に浸してから干した もの(しょうゆ干し、みり ん干し)、干した後に表面 をあぶったもの(ふぐひ れ)、くん製魚介類、 のりのつくだに 16 塩蔵魚介類及び塩蔵海藻類 塩さば、塩さんま、 塩かずのこ、すじこ、いくら、 塩うに、塩わかめ 調味料を加え発酵させたも の(練うに) 17 調味した魚介類及び海藻類 (加熱調理したもの及び調理冷凍食 品に該当するもの並びに缶詰、瓶詰 及びレトルトパウチ食品に該当する ものを除く) まぐろ醤油漬け、いくら醤油漬け、 あまだいの味噌漬け、 しめさば、もずく酢、 あこうだいの粕漬け、 まぐろのすき身 麹などに漬け込み発酵させ たもの(いわしのぬか漬 け、卯の花漬け、松前漬 け、塩辛製品、なれずし、 さばのへしこ) 18 こんぶ巻 干し昆布を原料とし、干ぴょう等で 結び、加熱調理したもの(味付け又 はゆでた魚介類等の中芯の具材を入 れたものを含む) 19 ゆで、又は蒸した魚介類及び海藻類 (缶詰、瓶詰及びレトルトパウチ食 品に該当するものを除く) ゆでだこ、ゆでがに、 ゆでしゃこ、ゆでほたて、 釜揚げしらす、蒸しだこ、 ふぐ皮の湯引き しょうゆや砂糖、みりんな どを加えて加熱したもの 20 表面をあぶった魚介類 かつおのたたき 調味したもの、中まで加熱したもの(焼き魚) 21 フライ種として衣をつけた魚介類 (加熱調理したもの及び調理冷凍食 品に該当するものを除く) 生カキに衣をつけ冷蔵状態で 販売するカキフライ用のカキ ※下味付けを行ったものを含む 22 4又は14に掲げるもののほか、生鮮 食品を異種混合したもの (切断せずに詰め合わせたものを除 く) 鍋物用の食肉と野菜と魚介類の盛り 合わせ、ねぎま串 左記を加熱調理したもの (鍋物、焼き鳥)、 加工食品(つみれ、かまぼ こ)を混合した鍋物セット 個別 品目 農産物漬物、野菜冷凍食品、うなぎ加工品、かつお削りぶし ※

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31 Q28 米トレーサビリティ法により産地情報の伝達が必要な品目にはどのようなも のが該当しますか。 以下を参照してください。

4 内容量

Q29 計量法により、内容量表示の義務のある食品(特定商品)とは、どのようなも のが該当しますか。 P32、33の一覧表を参照してください。

(19)

32

計量法により内容量を表記すべき特定商品

表示する 質量 又は体積 許容 される 誤差 1 質量 ① 質量 ① 質量 ① 3 質量 ① 4 質量 ① 質量 又は体積 ① 質量 ② 質量 ① 質量 ② 質量 ① 7 質量 ① 8 質量 ① 9 質量 ① 10 質量 ② 11 質量 ① ビスケット類 米菓 キャンディー ナッツ類・クリーム・チョコレート等を はさみ・入れたものを除き、1個の質量が 3g未満のもの 質量 ① 油菓子 1個の質量が3g未満のもの 質量 ① 水ようかん 缶入りのもの ※くり・ナッツ類を入れたものを除く 質量 ① プリン、ゼリー 缶入りのもの 質量 ① チョコレート すべて ※ナッツ類・キャンディ等を入れたもの ・付けたもの、細工ものを除く 質量 ① スナック菓子 すべて ※ポップコーンを除く 質量 ① 13 質量 ① 14 質量 ① 質量 ① 質量 又は体積 ① 粉乳、バター及びチーズ以外のもの ※アイスクリーム類を除く 15 めん類  ※ゆでめん・蒸しめんを除く もち、オートミール その他の穀類加工品 12 菓子類 はちみつ 牛乳(脱脂粉乳を 除く)、加工乳、 乳製品 粉乳、バター及びチーズ 漬物(缶詰・瓶詰以外) 冷凍食品(加工した果実を凍結させ、容器・包装に入れたもの) 缶詰・瓶詰、ジャム、マーマレード、果実バター、 乾燥果実 砂糖  ※細工もの、すき間なく直方体状に詰めて包装した角砂糖を除く 茶、コーヒー、ココア調整品 香辛料  ※破砕・粉砕したもの 米粉、小麦粉その他の粉類 分 類 精米及び精麦 2 豆類(未成熟のものを除く) あん、煮豆、きなこ、ピーナッツ製品及びはるさめ でん粉 5 野菜 (未成熟の豆類を 含む) 野菜の加工品 (漬物以外の塩蔵 野菜を除く) 缶詰・瓶詰、トマト加工品、野菜ジュース 漬物(缶詰・瓶詰以外)※らっきょう漬以外で、本数を外見上 容易に判別できるものは除く 冷凍食品(加工した野菜凍結させ、容器・包装に入れたもの) きのこ加工品、乾燥野菜 食肉(鯨肉除く)、食肉の冷凍食品、食肉の加工品 6 果実 果実の加工品 (果実飲料原料を 除く)

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33

① 許容される誤差 5g (ml)を超え 50g (ml)以下 表示量の4% 50g (ml)を超え 100g (ml)以下 2g(ml) 100g (ml)を超え 500g (ml)以下 表示量の2% 500g (ml)を超え 1kg (L)以下 10g(ml) 1kg (L)を超え 25kg (L)以下 表示量の1% 表示量 ② 許容される誤差 5g 以上 50g 以下 表示量の6% 50g を超え 100g 以下 3g 100g を超え 500g 以下 表示量の3% 500g を超え 1.5kg 以下 15g 1.5kg を超え 10g 以下 表示量の1% 表示量 表示する 質量 又は体積 許容 される 誤差 質量 ② 干しかずのこ、たづくり、素干しえび 質量 ② 煮干し、くん製 質量 ② 質量 ② 質量 ② 塩かずのこ、塩たらこ、すじこ、 いくら、キャビア 缶詰、魚肉ハム・魚肉ソーセージ、 節類・削節類、塩辛製品、 ぬか・かす等に漬けたもの 17 質量 ② 18 質量 ① 19 質量 又は体積 ① 20 体積 ① 調理食品のうち 質量 ① 調理食品のうち 質量 ② 22 質量 ① 飲料のうち アルコールを含まないもの 質量又は 体積 ① 飲料のうち アルコールを含むもの 体積 ① 分 類 しょうゆ、食酢 16 魚介類 魚介類の冷凍品、 加工品 冷凍貝柱、冷凍えび 乾燥、くん製 したもの 冷凍食品  ※貝、いか、えびに限る たらのそぼろ、たいのそぼろ、でんぶ、うにの加工品 上記以外の 加工品 清涼飲料水の粉末、つくだに、ふりかけ、ごま塩、洗いごま、すりごま、 いりごま 23 質量 ① 海藻、海藻の加工品 ※生鮮のもの、冷蔵したもの、干しのり、のりの加工品を除く 食塩、みそ、うま味調味料、風味調味料、カレールウ、食用植物油、 ショートニング、マーガリン類 ソース、めん類等のつゆ、焼肉等のたれ、スープ 21 即席しるこ、即席ぜんざい 冷凍食品、チルド食品、レトルトパウチ食品、缶詰・瓶詰

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34 Q30 赤飯を透明なふた付きの容器に入れて販売していますが、均一な重さになりま せん。内容量をどのように表示すればよいですか。 赤飯は、重量での内容量表示が義務付けられた商品ではないので、「1食分」等の表 示も可能です。また、ふたが透明など中身が見える状態であれば、内容量の表示を省 略することもできます。 Q31 納豆等に添付する「たれ」や「からし」の内容量は、表示しなくてもよいです か。 小袋の調味料等はその商品の中では一般に付随的なものと考えられること及び計量 法においてその内容量の表示が義務付けられていないことから、食品表示基準でもそ の内容量の表示は省略しても差し支えないと考えます。

5 消費期限又は賞味期限

Q32 「消費期限」と「賞味期限」は、それぞれどのような食品に表示されますか。 一般的に、品質(状態)が急速に劣化する食品には、安全性を欠くこととなるおそ れがない期限である「消費期限」を、それ以外の比較的品質が劣化しにくい食品には、 おいしく食べることができる期限である「賞味期限」を表示すべきと考えられます。 例えば、「消費期限」は、弁当、調理パン、そうざい、生菓子類、食肉、生めん類な ど品質(状態)が急速に劣化しやすい食品に、また、「賞味期限」は、スナック菓子、 即席めん類、缶詰、牛乳、乳製品など品質の劣化が比較的穏やかな食品に表示されて います。 なお、これらの期限は、容器包装を開封する前の状態で保存した場合の期限を示す ものです。 Q33 誰が消費期限や賞味期限を決めているのですか。 期限の設定を適切に行うためには、食品の特性、品質変化の要因や原材料の衛生状 態、製造・加工時の衛生管理の状態、容器包装の形態、保存状態等の当該食品に関す る知見や情報を有している必要があることから、製造業者等(表示責任者)が期限の 設定を行うことになります。 このため、製造業者等において、客観的な期限の設定のために、微生物試験、理化学 試験、官能試験等を含め、これまで商品の開発・営業等により蓄積した経験や知識等を 有効に活用することにより、科学的・合理的な根拠に基づいて期限を設定する必要があ ります。

(22)

35 Q34 製造業者等が消費期限又は賞味期限を設定する場合に実施しなければならな い検査等は定められているのですか。 市場に出回る食品は多岐にわたり、消費期限又は賞味期限の設定に必要な検査もそ れぞれの品目ごとに多様であると考えられることから、品目横断的な設定ルールのよ うなものは定められていません。 ただし、一般的には、消費期限を表示すべき食品については、期限の設定に際して一 般細菌、大腸菌群、食中毒菌等の微生物試験が必要であると考えられます。 また、食品衛生法において成分規格及び衛生指導基準等が定められている食品につい ては、それら設定された検査項目のうち、保存期間中に変化する項目の検査も必要です。 賞味期限の設定に際しては、微生物試験、理化学試験、官能検査等の客観的な項目(指 標)に基づく必要があります。 なお、食品の製造業者等が構成するいわゆる業界団体が作成した期限の設定に関する ガイドライン等を参考にするのもよいでしょう。 Q35 製造年月日を記載した上で、「消費期限 製造日から○日間」「賞味期限 製造 日から△か月間」と表示してもよいですか。 認められません。消費期限又は賞味期限の表示は、消費者に分かりやすいことを旨 とし、一括表示部分に消費期限又は賞味期限の事項名を表示した上で「年」「月」「日」 (又は「年」「月」)それぞれを、この順に並べて表示を行う必要があります。 Q36 賞味期限が異なる2つ以上の食品を詰め合わせた商品を販売する場合、外装の 賞味期限の表示はどのように行えばよいでしょうか。 個々の容器包装に表示をしてある食品を、購買者の求めに応じて包装する場合には、 その外装に表示は必要ありません。他方、小売りのための包装、つまり最初から組み 合わされた1つの商品として販売する場合には、消費者が外包装から適切に判断する ことができるようにするため、全ての食品のうち最も短い賞味期限又は全ての食品の 賞味期限を外装に表示する必要があります。

6 保存方法

Q37 開封後の保存方法の表示方法を教えてください。 開封後に保存方法を変更することが望ましい食品については、「開封後は4℃以下で 保管してください。」などのように、開封後の取扱方法を一括表示の外に表示するか、 一括表示の中に表示する場合は「使用上の注意」等と項目名を記載し、保存方法とは 異なるものであることを明らかにした上で記載することが望ましいと考えられます。

(23)

36

7 製造者等(表示責任者)

Q38 加工食品の定義における「製造」、「加工」とは、具体的にはどのような行為を 示すのですか。 「加工」とは、新しい属性を付加する行為をいい、加工行為を行う前後で比較して、 本質的な変更を施さない行為、が該当します。具体的には次の行為が考えられます。 なお、基本的には上記以外の行為を「製造」と考えます。 切断 加工食品の単なる切断(ハムの塊をスライス、など) 整形 加工食品の大きさを整える。(ブロックのベーコンの大きさと 形を整えるなど) 選別 加工食品を選別(煮干を大きさで選別など) 破砕 生鮮食品や加工食品を粉末(粉状にしたもの)ではなく、少し 砕く行為(挽き割り大豆など) 混合 異なる種類の生鮮食品や加工食品の混合(キャベツとレタスの 野菜ミックス、あられと落花生の混合(柿ピー)など。ただし 粉体と粉体、液体と液体、固体と液体の混合を除く) 複数の異なる種類の生鮮食品を盛り合わせること (マグロとサーモンの刺身盛り合わせ、など) ※盛り合わせたA、Bは別々に食する。 生鮮食品や加工食品(異なる種類)の盛り合わせ(マグロとゆ でダコの盛り合わせ、など) 小分け 加工食品を小分け包装する。 (うなぎ蒲焼きをバルクで仕入れ小分けする、など) 既に塩味のついた加工食品を加塩する。(塩鮭甘口に振り塩を し塩鮭辛口にする、塩蔵わかめに塩を加えるなど) 原型のまま除骨のみ行う(塩サバの骨とりなど)。 生鮮食品の表面だけあぶる行為(牛肉のタタキ、カツオのタタ キなど) 単に加工食品を冷凍したもの(凍り豆腐、寒天、冷凍食品等の 製造行為に該当するものを除く) 自然解凍等により、単に冷凍食品を冷蔵もしくは常温の状態ま で解凍したもの(冷凍ゆでだこを解凍する) 固まらないように植物性油脂を塗布 (レーズンへの植物性油脂の塗布) 加 工 容器包装の 変更 盛り合わせ 形態の 変更 解凍 結着防止 具体例(単一の行為) 加塩 骨取り 表面をあぶる 冷凍

(24)

37 Q39 次のように外国産の原料を使用して国内で製造した製品については、原産国を 表示する必要がありますか。また、その場合に製造者欄の表示はどうなるので すか。 ① 外国産干しえびを国内で味付けする場合 ② 外国産干しえびを国内で袋詰めする場合 外国で製造した干しえびに国内で味付けした場合は、味付け行為が商品の内容に実 質的な変更をもたらしたこととなり、製品の原産国は日本となりますので、原産国を 表示する必要はありません。(この時、製造業者欄には味付けした者を「製造者」とし て表示することになります。なお、干しえびが重量第一位の場合、原料原産地表示が 必要です。)(Q25(P27)参照) 外国で製造した干しえびを単に国内で袋詰めしても、製品の内容を実質的に変更す る行為に当たらないため、干しえびを製造した国が製品の原産国となります。 したがって、製品輸入された製品と同様に、干しえびの製造国を「原産国」として表 示するとともに、袋詰めした業者を食品表示法の規定に従って「加工者」として表示 する必要があります。 Q40 平成 28年4月1日に施行された食品表示基準に基づく製造所固有記号の制度 とこれまでの制度との違いを教えてください。 食品表示基準に基づく制度では、主に以下の点がこれまでの制度と異なります。 ・原則として同一製品を2以上の製造所で製造している場合に、製造所固有記号の表 示をもって製造所の所在地及び製造者の氏名又は名称に代えることができます。 ・製造所固有記号による表示の場合、消費者に販売される加工食品及び添加物には、 その製造所固有記号の示す製造所について応答する義務が課せられます。①製造所 の所在地等についての問い合わせ先、②製造所の所在地等の情報を掲載したウェブ サイトのアドレス、③製造所固有記号が表す製造所の所在地等一覧のいずれかを、 容器包装に表示する必要があります。 ・製造所固有記号の届出や変更の届出、廃止届出については、消費者庁が設けるオン ライン「製造所固有記号制度届出データベース」により行います。また、製造所固 有記号の有効期間は 5 年とされ、5年ごとに更新の届出が必要となります。詳しく は消費者庁の「届出マニュアル」をご確認ください。 ・新たな製造所固有記号制度においては、製造所固有記号の頭に「+」を冠して表示し ます。(例) 販売者 ○○食品株式会社 +CAA123 ○○県○○市○○町 0-0

(25)

38 Q41 経過措置間中(平成32年 3 月31日まで)の製造所固有記号の取扱いはどう なりますか。 旧制度により取得した製造所固有記号は、平成32年 3 月31日までに製造され、 旧基準による表示をした加工食品に使用できます。 ただし、以下の場合は経過措置期間中に限り、新基準による表示をした食品に旧制 度により取得した製造所固有記号の使用が認められます。 ・新制度において製造所固有記号を取得できる場合 →新制度による製造所固有記号の届出手続等が完了するまでの間 ・新制度において製造所固有記号を取得できない場合 (同一製品を2以上の製造所で製造していない場合) Q42 製造者や販売者等の電話番号、FAX番号、メールアドレスやウェブサイト アドレスを一括表示の枠内に表示することができますか。 これらの表示は義務表示事項ではありませんが、消費者にとって重要な情報であり、 適切な表示事項であると考えられますので、一括表示の枠内に表示することが可能で す。 ただし、商品の説明書き、宣伝文句などは、義務表示事項が見づらくなりますので、 枠内に表示することはできません。

8 栄養成分の量及び熱量

Q43 栄養成分の含有量は、小数点以下のどの位まで表示しなければいけませんか。 また、値の誤差は認められますか。 最小表示の位は、以下のとおりです、位を下げることは妨げられませんので、その 場合は、その下の位を四捨五入して表示してください。(なお、含有量が0の場合でも 表示事項は省略できません。) 熱量 たんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量 1の位 1の位※1 1の位※1 1の位※1 小数第1位※2 ※1 1の位に満たない場合で、かつ、 100gあたり 0.5g以上のときは、 有効数字1桁以上を表示します。 ※2 食塩相当量が小数第 1 位に満たず、かつ、ナトリウムの量を0と表示することができる 量(100gあたり5mg 未満)以上の場合は、有効数字1桁以上を表示します。なお、食塩 相当量を「0」と表示できる場合、「0.0」、「0」と表示しても差し支えありません。

(26)

39 主要な栄養成分の誤差の許容範囲は、表示値の±20%ですが、含有量が極めて少な い食品の場合、許容差の範囲は±20%より大きく設定されています。 なお、合理的な推定(※3)により得られた表示値であり、近接した場所に「推定値」 又は「この表示値は、目安です。」と表示されている場合、誤差の許容範囲(±20%) は適用されません。表示値の設定根拠を説明できる資料を保管しておく必要があります。 ※3 合理的な推定により得られた値とは、日本食品 標準成分表から計算した値や、サンプル品を 分析した値等のことです。 この表示値は、目安です。 Q44 セットで販売され、通常一緒に食べる食品の栄養成分の表示は、どのように表 示すればよいですか。 寿司弁当の寿司としょうゆ、納豆製品の納豆とたれ・からし、ハンバーグセットの ハンバーグとソース等、通常一緒に食べる食品の栄養成分については、セット合計の 含有量を表示します。これに併せてセットを構成する個々の食品についても、含有量 を表示することは差し支えありません。

9 その他

Q45 対面販売で弁当やおそうざいを販売している場合であって、繁忙時に備えて、 あらかじめ容器に入れている場合は、食品表示基準に定められた表示が必要な のですか。 客の注文に応じて弁当、惣菜をその場で容器に詰めて販売する行為は、食品表示基 準における容器包装に入れられた加工食品の販売に該当せず、生食用牛肉の注意喚起 表示を除き、食品表示基準に定められた表示は必要ありません。 繁忙時に備えてあらかじめその日の販売見込み量を容器に入れておくことは、客の 注文に応じて容器に入れる行為と同様と考えられるので、この場合についても食品表 示基準に定められた表示は必要ありません。 栄養成分表示(100gあたり) 熱量 ○kcal たんぱく質 ○g 脂質 ○g 炭水化物 ○g 食塩相当量 ○g

(27)

40 Q46 数種類の製品を詰め合わせた場合、原材料名、添加物、原料原産地名、内容量 の表示はどのようにすればよいですか。 原材料名は、それぞれの製品ごとに複数の製品の全ての原材料名及び添加物を、食 品表示基準に基づき表示します。 原料原産地名は、それぞれの製品の重量第1位の原材料のうち、製品全体でみて最 も重量が重い原材料に原料原産地を表示します。ただし、お中元用の詰め合わせ食品 など、個別に販売することが可能な食品を詰め合わせている場合は、それぞれの製品 ごとの重量第1位の原料原産地を表示します。 【ケーキの詰め合わせの表示例】 原材料名 チョコレートケーキ(砂糖(国内製造)、卵、小麦粉、植物油脂、カカオマス、全粉 乳…/ 乳化剤、膨張剤、香料)、いちごケーキ(砂糖、小麦粉、卵、植物油脂、カ カオバター、いちご…/ 乳化剤、膨張剤、増粘多糖類、香料) (例:添加物の表示を、添加物欄を設けて表示する場合) 原材料名 チョコレートケーキ(砂糖(国内製造)、卵、小麦粉、植物油脂、カカオマス、全粉 乳…)、いちごケーキ(砂糖、小麦粉、卵、植物油脂、カカオバター、いちご…) 添加物 チョコレートケーキ(乳化剤、膨張剤、香料)、いちごケーキ(乳化剤、膨張剤、増 粘多糖類、香料) 内容量は、「A製品○○g、B製品〇〇g」又は「○○g(A製品○○g、B製品〇〇 g)」と表示します。 詰め合わせ品の一つ一つに表示があり、外装からその表示が見える場合は、改めて 外装に表示をする必要はありません。 Q47 数種類の製品を詰め合わせた場合、栄養成分の量及び熱量の表示はどのように すればよいですか。 それぞれの食品ごとに表示します。ただし、詰め合わせ品の一つ一つに表示があり、 外装からその表示が見える場合は、改めて外装に表示をする必要はありません。 栄養成分表示 チョコレートケーキ (1個当たり) いちごケーキ (1個当たり) 熱量 たんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量 Kcal g g g g kcal g g g g (例)

(28)

41 Q48 店頭において、客の求めにより個々に表示されている食品を化粧箱等に詰め合 わせた場合、さらにこの化粧箱等にも表示をする必要がありますか。 個々の容器包装に既に表示をしてある食品を、店頭で客の求めに応じて化粧箱等に 入れて販売する場合、外装から個々の表示が見えなくても、その化粧箱等には表示を しなくても差し支えありません。 Q49 名称、原材料名、内容量等の表示事項は、必ず、食品表示基準の様式で示され た順番で表示しなければならないのですか。また、2枚のラベルに分けて表示 してはいけないのですか。 消費者向け製品については、名称、原材料名、内容量等の表示事項が食品表示基準 の様式による表示と同等程度に分かりやすく一括して表示されているのであれば、様 式に示されている順番を変更して表示することや、プライスラベルによる表示なども 可能です。また、ラベルは1枚のラベルで表示すべきですが、容器包装の大きさ、形 状から1枚で表示することができない場合には、2枚に分けて表示してもやむを得な いものと考えます。 なお、「原材料名」、「原料原産地名」、「内容量」及び「消費期限又は賞味期限」につ いては、一括ラベルにその表示箇所を明示すれば、他の箇所に表示することができま す。 Q50 容器包装の表示を誤った場合、上からシール等を貼り付けて訂正することは 可能ですか。 表示を訂正するために誤った表示の上からシール等により適正な表示を貼付するこ と自体は差し支えありません。 しかしながら、消費者等に誤解を与えるおそれがあることも留意し、消費者等から の問合せにはきちんと対応する等、事業者として適切な対応をすることが重要です。

(29)

食品表示に関するご相談窓口

石川県食品安全対策室

☎ 076-225-1445 添加物やアレルギー物質、製造所固有記号、栄養成分の 表示については、各保健所等でもご相談できます 【Q&A集についての問い合わせ先】 石川県農林水産部農業安全課 ☎076-225-1626

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