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日本と中国のコンビニエンスストア経営の現在と未来

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Academic year: 2021

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神奈川大学大学院経営学研究科『研究年報』第21号 2017年3月  21

 コンビニエンスストアは、年中無休で長時間の 営業を行い、小規模な店舗において主に食品、日 用雑貨など多数の品種を扱う形態の小売店であ る。

 世界的なレベルで、企業や社会のグローバル化 が急速に進展してきている。国際貿易の活発化、

航空機、船、鉄道などの国際的通信・情報伝達の 進歩などにより、ボーダーレスの時代に突入して きている。さらに、マスコミの発達による文化、

情報の国際化、地域統合、自由貿易体制の進展、

各国の直接投資規制緩和政策、多国籍企業の発展、

人の国際的移動の活発化などにより、世界的にグ ローバル時代に突入してきている。その波で、た くさんの企業は海外に進出し、チェーン店として、

世界中に広がっていった。また、中国と日本を中 心に比較するため、伝統的な経営学だけでは解決 できない、グローバル化による複雑な問題に取り 組むべく国際経営という学問領域を研究、分析し たいと思っている。

 今は国ごとにたくさんのコンビニエンスストア を展開し、それぞれのサービスを提供している。

特に日本ではセブンーイレブン、ローソン、ファ ミリーマートという三つの大手チェーン店で、非

常に有名である。今も日本だけではなく、海外に も進出している。

 その中で、一番目のセブンーイレブンを中心に 日本国内で他のコンビニエンスストアと比較し て、中国での支店の状況でも比較しようと思って いる。まだ、台湾も絞って、経済や文化などから、

同じブランドが各地での現状を説明する。

 第一章はコンビニエンスストアの歴史に関し て、日本と中国について調べる。特にセブンーイ レブン、ローソン、ファミリーマートこの三つ会 社を中心に、それらの沿革を書く。また、中国で も現地ブランドのコンビニエンスストアもある。

しかし、全国に広がっているほうはひとつもない から、それはなぜなのかも調べたい。

 第二章は日本と中国のコンビニエンスストアの 現状ということで、世界経済背景のもとで、チェー ン店として、各国の行動や状況を説明して、比較 する。主に中国では、コンビニエンスストアまだ 全国で普及していないから、まだまだチャンスが ある。その一方今中国ではコンビニエンスストア は大都市と中都市に集まっている。特に上海、北 京などの大都市でコンビニエンスストアは飽和状 態になりかけている。また、ネットショッピング

■ 修士論文要旨

日本と中国のコンビニエンスストア経営の現在と未来

―セブンーイレブンを中心に―

The present and future situation of the convenience store’s management in China and Japan

― Focused on Seven-Eleven ―

神奈川大学大学院 経営学研究科 国際経営専攻 博士前期課程

任     倩

REN, Qian

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22  神奈川大学大学院経営学研究科『研究年報』第21号 2017年3月

発展している今では、店頭販売が大きな影響があ り、これから実店舗はどうなるのか、それも研究 したいものである。日本でも、コンビニエンスス トアの未来は厳しくなっている。コンビニエンス ストアのメリットは自分の家からすぐ近くにあ り、どの時間帯に行っても、ほとん どの物が手 に入るからこそ、スーパーなどで買うよりも数割 増の値段の商品が売れることである。現在、その 24時間営業強みが弱まってきている。それに対 して、現在はコンビニエンスストア業界が具体的 にどんな手段を使っているのかも研究したい。

 第三章は日本と中国のセブンーイレブンを事例 として比較する。特に経営方針や経営理念などを 中心に、二つ地域の違う点を研究する。また、台 湾を含めて、それらの違いを述べ、なぜセブン―

イレブンはそんなに流行っているだろうとその原 因も調査しようと思っている。

 第四章はコンビニエンスストアの未来である。

日本のコンビニエンスストアは今大きな転換期を 迎えている。高齢化社会の進展、単身者や共働き 世帯の増加などがコンビニ業に大きな影響をさせ ている。中国のコンビニ業界では、上海、北京な どの大都市では飽和状態となっているが、他の中 都市はどうでしょう。そして、日本のコンビニエ ンスストアは雑貨店がないというメリットがあっ て、中国は日本と違って、食品や日用品を売って いる雑貨店が多いから、コンビニエンスストアの 強みが出さないと、競争力が低くなるからである。

だから、コンビニエンスストアはうまくいけるに は、まだまだ苦労しなければならないから、どう すれば生き残れるのがなどをもっと研究したいと 考えている。

 最後の結論では、三つ結論を述べる。第一の結 論はチェーン店として、メリットとデメリットを 探すことである。第二の結論は日本と中国のコン ビニエンスストアの経営戦略の違いとその原因を 述べる。第三の結論はコンビニエンスストア未来 の予想である。

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