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本編(第2章) 第4次さんかくプラン(DV対策基本計画、女性活躍推進計画を含む)|岡山市|市政情報|市の方針・計画

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Academic year: 2018

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全文

(1)

1 計画の基本理念 ~岡山市がめざす男女共同参画社会~

私たちは知らず知らずのうちに「男だからしなければならない」

「女だから当然」な

ど、性別にとらわれ行動することや、自分以外の人に対して、

「男として」

「女として」

と性別で分けて役割を求めることがあります。しかし、性別で二つに分けることにと

らわれると、生き方の選択の幅を狭くしてしまう場合もあります。

外見や考え方が一人ひとり異なるように、性のあり方は人さまざまであり、

「男」

「女」

の二つに限定して役割や生き方を考えるのではなく、お互いの違いを認め合い、いろ

いろな立場の人の多様な意見が生かされることが、

「性別にかかわらず、市民一人ひと

りの個性が輝く『住みよいまち、住みたいまち』

「さんかく条例」より抜粋)をつく

るうえでとても重要です。

男女共同参画は、女性の地位や権利を「男性と同じ」状態に引き上げることだけを

めざすものではなく、また、長時間労働を前提とした“男性中心型労働慣行”の中で

男性と同等に働くことを女性に求めるものでもありません。家庭や職場、地域社会な

どあらゆる場で、性別にかかわらず自分らしく個性や能力を発揮できる社会、性別に

かかわらず子育て期や中高年期といった人生のライフステージに応じて自分の生き方

を選択できる社会の実現をめざして、この「第4次さんかくプラン」に基づく施策を

推進します。

(2)

2 重点的な取組

これまでの本市の男女共同参画の取組と課題を踏まえ、

「第4次さんかくプラン」で

は、以下の3点に重点的に取り組みます。

固定的な性別役割分担の解消

仕事と生活の調和の推進

個人としての尊厳の尊重及び性別に基づいて起こる人権侵害禁止

これらの取組を通じて、男女共同参画の推進の基盤となる人権意識を高めるととも

に、家庭や職場、地域活動などさまざまな場で、慣習にとらわれず、いずれかの性に

偏よることなく、一人ひとりが個性と能力を発揮できる環境づくりを進めます。

また、少子高齢化や労働力不足が大きな課題となる中、家事や育児・介護などの家

庭生活と仕事を両立し、結婚・出産・育児などライフステージの変化に対応しながら、

自らの意思で働き方を選択することは一層重要となることから、仕事と生活の調和を

推進します。

岡山市ではさんかくプラン策定にあたり、市民のさまざまな意見を聴くた

め、公募による市民のワークショップを実施しました。幅広い年代のいろいろ

な立場の市民に参加いただき、岡山市がめざす「性別にかかわらず、市民一人

ひとりの個性が輝く『住みよいまち、住みたいまち』

」の実現に向けて多様な

視点から意見をいただくことができました。

「第4次さんかくプラン」の重点的な取組の選定にあたっては、ワークショ

ップの参加者に、特に重要と考える取組を基本目標ごとに1つ選んでもらった

(3)

■基本目標

■重点目標

■施策の方向性

性別にか

かわら

、市民一

人ひと

の個性が

輝く「

みよいま

ち、住

たいまち

性別に

かかわらず、

一人ひとりの

人権が尊重

され安心

して暮らせる

明るいまち

の実現

性別に

かかわらず、

多様な意見が

生かされ

互いの

生き方を

認め合える

まちの実現

性別に

1 個人としての

尊厳の尊重及び

性別に基づいて

起こる人権侵害禁止

(P17~)

2 配偶者等からの

暴力防止及び

被害者支援の推進

(DV対策基本計画)

(P24~)

4 固定的な

性別役割分担の解消

(P39~)

5 国際的な取組に

ついての理解

及び協調、連携

(P44~)

6 市と市民等との

パートナーシップ

による協働

(P47~)

7 仕事と生活の

調和の推進

(P50~)

3 性と生殖の健康と

権利の確保及び

生涯を通じた健康

支援

(P33~)

(1)男女共同参画を推進する教育・学習の充実

(2)女性の人権を尊重した表現の推進のための基盤 づくり

(3)性別に関わるハラスメントの防止及び困難を 抱える人への支援

(1)暴力の未然防止・再発防止のための取組の推進

(2)被害者の早期発見及び相談体制の充実と関係 機関等の連携

(3)被害者の保護・自立に向けての支援の充実

(1)性と生殖の健康と権利に関する理解の促進

(2)生涯を通じた健康づくりに対する支援

(3)健康をおびやかす問題についての対策の推進

(1)男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の 見直し

(2)女性の参画の少ない分野における対策の推進

(3)男女共同参画の視点に立った広報・情報提供の 促進

(1)男女共同参画に関する世界の取組についての

理解と国際協力・交流の促進

(2)岡山市に暮らす外国人の地域社会への参画促進

(1)市民協働による男女共同参画の一層の推進

(2)地域活動への参画の促進

(3)男女共同参画社会推進センター「さんかく岡山」 の機能の充実

(1)長時間労働の見直しと多様で柔軟な働き方の推進

(2)仕事と妊娠・出産・子育てを両立するための

支援策の充実

(3)仕事と介護を両立するための支援策の充実

(4)

① 幼児期からの男女共同参画の視点を入れた学習の推進 ② 教職員・市職員の男女共同参画に関する理解の促進 ③ 男女共同参画を推進する人材の養成と活用 ④ 家庭や地域における男女共同参画に関する学習機会の提供

⑤ 男女共同参画に関する法令や条例の趣旨の周知

① 情報教育の推進 ② 社会環境浄化のための活動の推進

① 性別に関わるハラスメントの防止に向けた取組の促進 ② ひとり親家庭の自立への支援 ③ 女性や子どもの貧困対策の推進

① 市民へのDV防止啓発の推進 ② 学校における男女共同参画や人権教育の推進 ③ 再発防止に向けての調査・研究

① 被害者を早期に発見するための環境づくり ② 配偶者暴力相談支援センターを中心とした相談体制の充実

③ 男性からの相談に対する体制の整備 ④ 関係機関や団体との連携・協力体制の強化 ⑤ 苦情への迅速かつ適切な対応の推進

① 被害者の保護のための支援 ② 住居確保や司法的な解決に向けた支援 ③ 経済的自立のための支援 ④ 心の回復に向けた支援 ⑤ 子どもや高齢者に向けた支援 ⑥ 個人情報の保護

① 性の多様性についての理解促進 ② 女性の健康問題や妊孕にんよう性せい(P33 参照)についての啓発及び支援 ③ 学校における性に関する指導の充実 ④ 性に関する学習機会の充実

① HIV/エイズや性感染症に関する教育の推進と予防のための啓発 ② 薬物乱用防止教育の充実

① 地域・家庭・職場における固定的な性別役割分担意識の是正のための啓発 ② 苦情や相談を通じた市政の見直し

① 男女共同参画の視点からの市の広報ガイドラインの活用 ② 多様な媒体を通じた広報・啓発活動の推進

③ 市民意識・実態調査の定期的な実施 ④ 男女共同参画社会の形成に資する統計情報の収集・整備・提供

① 世界の動きや国際的な取組等についての情報提供及び啓発

① 外国人のための相談、情報提供の充実 ② 国際理解・交流活動の推進 ③ 外国人の意見が反映される市政運営

① 審議会や実行委員会への市民の参画の推進 ② 男女共同参画推進週間(さんかくウイーク)への参画の促進 ③ 多様な団体等の連携による広報・啓発活動の推進

① 地域活動への参加促進のための学習機会等の充実と支援 ② 持続可能な開発のための教育(ESD)の推進

① 市民協働の活動拠点としての場と情報の提供

① 企業等の経営者や管理職の意識改革に向けた啓発 ② 企業等における働き方改革の促進 ③ 市職員の働き方改革 ④ 女性活躍推進法等関係法令や制度の周知

① 保育等サービスの充実 ② 放課後児童対策の充実 ③ 地域の子育て支援体制の充実 ④ 子育てに関する相談支援体制の充実 ⑤ 育児休業等の制度の定着促進 ⑥ マタハラ等ハラスメントの防止に向けた取組の促進

① 介護に関する相談体制の充実 ② 介護休業等の制度の定着促進 ③ 地域の介護支援体制の充実

① 男性の家事や子育てへの参加の支援・促進 ② 男性の介護への参加の支援 ③ 男性のための相談体制の整備

① 女性のキャリア形成への支援 ② 女性の再就職への支援 ③ 女性の創業への支援

① 企業等における女性活躍促進に向けた啓発 ② 企業等の優れた取組の情報発信及び顕彰の充実 ③ 企業や関係機関、団体等の連携の強化

① 男女雇用機会均等法、パートタイム労働者や派遣労働者に関する関係法令の周知 ② 農林漁業従事者、関係機関、団体等への意識啓発

① 市の審議会等における女性委員参画状況の定期的な把握と目標の達成 ② 女性の市職員の管理職への登用

① 企業や各種団体等における女性の能力発揮のための積極的取組(ポジティブ・アクション)への働きかけ ② 方針決定過程への女性の参画の促進

① 農林水産業における女性の参画目標の策定と早期達成 ② 女性の能力開発と適正な評価 ③ 農業委員会等への女性の登用の促進

(5)

「第 4 次さんかくプラン」では、数値目標と成果指標を設定しています。

数値目標は行政が事業を行ううえで目標とする数値のことで、成果指標は男女共

同参画社会の進展の度合いを測る目安となるものです。成果指標は、全ての取組の

効果だけでなく、社会情勢によっても変動するため、目標とする数値は設けずに、

全てが向上することをめざしています。

平成 29 年度に数値目標及び成果指標の現状値を調査し、公開を前提とした評価

を平成 30 年度から毎年行います。

数値目標一覧

重 点 目 標 数 値 目 標 目 標 値

現状値 目標値(H33)

個人としての尊厳の尊重及 び性別に基づいて起こる人 権侵害禁止

小中学校において男女平等の内容を含

んだ授業を実施したクラスの割合 100%(H27) 100%

保育所・幼稚園・認定こども園において 男女平等の視点から保育・教育や保護者 への啓発に取り組んだ園の割合

100%(H28) 100%

「さんかくカレッジ」講座内容の情報発信回数 毎年 15 回以上

市の実施する性別に関わるハラスメン

ト研修・出前講座の受講者数 267 人(H27)

毎年 700 人以上 2

配偶者等からの暴力防止及 び被害者支援の推進 (DV 対策基本計画)

市の実施する DV・デート DV 防止啓発

講座等の受講者数 501 人(H27)

毎年 500 人以上

性と生殖の健康と権利の確

保及び生涯を通じた健康支援

市の実施するエイズ・性感染症・性教育

に関する出前講座開催数 76 回(H27)

毎年 80 回以上

固定的な性別役割分担の解消

市の実施する固定的な性別役割分担意

識を解消するための啓発講座の受講者数*1 7,456 人(H27)

毎年 6,000 人以上 5

国際的な取組についての理 解及び協調、連携

市の実施する世界の動きや国際的な取

組についての講座・研修の受講者数 314 人(H27)

毎年 300 人以上

市と市民等とのパートナー シップによる協働

「さんかくウイーク」への参加者数 3,792 人(H27) 毎年

3,000 人以上 「さんかくウイーク」への「さんかく岡

山」登録団体の参加率 41.8%(H27) 50%

仕事と生活の調和の推進

保育所等の待機児童数 729 人(H28.4.1) 0人

市の実施する男性管理職向けセミナー

の受講者数 65 人(H27)

毎年 100 人以上 放課後児童クラブの入所希望に対する

(6)

成果指標一覧

重 点 目 標 成 果 指 標 定 義 方向性

個人としての尊厳の 尊重及び性別に基づ いて起こる人権侵害 禁止

小中学生の男女平等感 学校生活で男女が平等に扱われていると感じる

児童・生徒の割合 ↗

「男女共同参画社会」という言葉 の認知度

「男女共同参画社会」という言葉の意味を知って

いる人の割合 ↗

子どものインターネット使用に おけるフィルタリング普及率

18歳未満の子どものインターネット使用におい て、有害情報のフィルタリングを利用している、 または利用したいと考える人の割合

職場における性別に関わるハラ スメントへの対応度

職場でセクハラなど性別に関わるハラスメント が発生した場合の相談体制や対応マニュアルが ある事業者の割合

配偶者等からの暴力 防止及び被害者支援 の推進

(DV 対策基本計画)

公的相談機関の周知度

市内にあるDVの専門的な相談機関(市男女共同 参画相談支援センター・女性相談所・ウィズセン ター)を知っている人の割合

DV・デート DV に対する認識度

配偶者・パートナーや交際相手からの身体的暴 力、精神的暴力等の行為は、重大な人権侵害行為 であると認識する人の割合

性と生殖の健康と権 利の確保及び生涯を 通じた健康支援

中学生の性に関する相談の充実度 性についての悩みを相談できる大人を身近に持

つ中学生の割合 ↗

健康診査(健診)の受診率 過去1年間に健康診査(健診)を受診した人の割

合 ↗

「LGBT」という言葉の認知度 「LGBT」という言葉の意味を知っている人の割

合 ↗

固定的な性別役割分 担の解消

固定的な性別役割分担意識の 解消度

「男は仕事、女は家庭」という考え方に否定的な

人の割合 ↗

男性の家事、子育て分担割合 男性が担っている家事、子育ての割合 ↗

事業者における固定的な性別役 割分担の解消度

来客があった際に、男性社員も女性社員もお茶を

出す事業者の割合 ↗

国際的な取組につい ての理解及び協調、連 携

「ジェンダー」という言葉の認知 度

「ジェンダー」という言葉の意味を知っている人

の割合 ↗

岡山市に住み続けたい外国人の 割合

これからも岡山市に住み続けたいと思う外国人

の割合 ↗

市と市民等とのパー トナーシップによる 協働

「さんかくウイーク」の認知度 「さんかくウイーク」の行事へ参加したことがある、

または「さんかくウイーク」を知っている人の割合 ↗

「さんかく岡山」の事業内容の認知度 「さんかく岡山」の事業内容を知っている人の割合 ↗

仕事と生活の調和の

推進

父親の育児への積極的参加率*1 3歳児の父親が積極的に育児に参加している割合

男性の介護参加率 介護経験のある男性の割合 ↗

仕事と生活とのバランスの満足度 仕事と生活とのバランスがとれていると思う人の割合 ↗ 8

働く場における女性 の活躍推進

女性管理職を増やす取組を行っ ている事業者の割合

女性管理職を増やすために具体的な取組を行っ

ている事業者の割合 ↗

政策・方針の決定過程 への男女共同参画の 促進

単位町内会長の女性の割合 単位町内会長に占める女性の割合 ↗

PTA会長の女性の割合 市内の小学校・中学校のPTA会長に占める女性

の割合 ↗

(7)

5 推進体制と進行管理

(1)計画の推進体制

女性が輝くまちづくり推進本部

市長を本部長として、局長級の職員または

の職員が指

する職員で

しています。

部職員に限定すると、現状では男性に偏ってしまうため、部

下である女性職員の中から

さわしい

を指

する制度を

導入

することによ

り、一方の性に偏ることなく多様な

点を

反映

させるよう

工夫

しています。

関係

部局

互の

連携

により男女共同参画の推進に

する施策を

円滑

かつ

的に

画、調

、実施しています。

男女共同参画

専門委

員会

さんかくプランの策定や

情の

処理

する事

等について

審議

・調査す

か、

審議

員はいずれの性も4割以上とする「さんかく条例」の

適用除

外について

査を行います。

員の定数は

1

0 人以

で、

経験者

等の

か、市民の公

による

を設けており、市民の意見を

岡山

市の男女共同参画の施策に

反映

させて

います。

さんかく

岡山運営委

員会

「さんかく

岡山

」の

運営

及び事業に

する

審議

を行います。

員の定数は

人以

で、

経験者

等の

か「さんかく

岡山

」の利

用者

の中から

員を

委嘱

し、

「さんかく

岡山

」の

運営

及び事業に利

用者

点を

反映

させています。

)計画の進行

管理

と進

の公

男女共同参画の推進に

する施策の実施状

を男女共同参画

専門委

員会に

参照

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