私たちは、動物や植物の命をいただき、 生きています。食べ物を大切にするとい うことは、生きものからもらった命を大 切にすることです。
また、私たちの食生活は、自然の恩恵 とともに生産者の苦労や努力にも支えら れています。
食や生産者への感謝の気持ちを持ち、 生きものの命を粗末にしないように、食
ムダをなくすポイント
★安いからとたくさん買わずに必要な量を購入しよう。 ★在庫食品や冷蔵庫の中の食品を活用して献立を
立てよう。
★食べ残しではなく、翌日へのおとり置きで料理をア レンジしよう。
★家族の人数に合わせて作りすぎには注意しよう。 ★不要な物を買わないよう、買い物リストを作成して
肉じゃが→コロッケ、カレー カレー→カレーうどん、
カレーグラタン ひじきの煮物→ひじきごはん
毎月 19 日は食育の日です。寝屋川市では、特に噛むことを意識して もらえるように、「かみかみの日」としています。市内の保育所(園)・ 幼稚園・小学校でも、この日はよく噛んで食べる料理やおやつにして食 育に取り組んでいます。
家庭でも、歯ごたえのあるものを食事に取り入れて、よく噛んで食べ ましょう。
食育基本法では「食育」を、『生きる上での基本で、知育・徳育・体育の基礎となるべきもの』 『さまざまな経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活 を実践することができる人間を育てること』 と位置づけています。
食育は、生涯にわたって健全な心と体をつくり、豊かな人間性をはぐくむ基礎となるものです。
★かみかみメニューは、寝屋川市のホームページでみることができます。みなさんもつくってみましょう!
かみかみメニューの紹介
「じゃこ豆」
(学校給食メニュー)☆材料(1人分) 大豆 :18g
水 :適量
ちりめんじゃこ:2g 砂糖 :小さじ1 濃口しょう油 :小さじ
1/5
☆作り方
①大豆は一晩水につけておく。
②ちりめんじゃこに熱湯をかけて湯通ししておく。
③鍋に大豆と水を入れて中火でゆで、沸騰したら強火で 15 分煮、 砂糖を加えてさらに 15 分煮る。
④しょう油を加えて弱火で 1 時間~1 時間 30 分煮る。
子どもは寝ている間に、脳から最も多く成長ホルモンが分泌され て身体の成長や脳の発達を促します。大人は睡眠により脳と身体を 休めます。
朝、目から太陽の光の刺激を受けて、脳が目覚め、朝ごはんを食 べることによって、胃や腸などの内臓が動き身体が目覚めます。
健康でいきいき生活するためには「早寝、早起き、朝ごはん」 の生活リズムが整っていることが大切になります。
むし歯:むし歯菌が原因で、主 に歯の表面に存在します。食品 などに含まれる糖分を利用して 酸をつくり、歯を溶かします。
飲食の回数が多いほど口の中は酸性になり、歯の表面が溶け(脱灰)、むし歯になる可能性 が高くなります。一方、唾液は脱灰された歯を修復することができますが、夜(睡眠時)は、 唾液の量が大幅に減るため、口の中を酸性にしないためにも、寝る前の飲食はひかえましょう。
むし歯・歯周病の原因は、お口の中の細菌ですが、種類・影響性などが違います!
歯周病:歯周病菌が原因で、主に歯と歯肉の境目 に菌が存在します。歯肉の炎症を起こす物質を産 生し、さらには歯を支えている骨の吸収も起こし ます。また、歯石を作る原因にもなります。
アルカリ性
中性
酸性
脱灰(だっかい)
朝食 昼食 間食 夕食
危険ゾーン
時間
朝食 間食 昼食 間食 夕食 夜食
危険ゾーン
生活習慣病予防にはバランスのよい食事と運動が必要です。身体を動か すことにより消費エネルギーを増やすとともに、基礎代謝を増やすことが できます。まずは、ながら運動から実践してみませんか?
日常生活のちょっとした隙間時間に身体を動かすだけでも血流がよくな り、疲労感が軽減します。身体を動かす事に慣れてきたら、定期的な運動 を実践していきましょう。
●イスに座って肩の上下運動
●デスクワークしながら足を浮かせて腹筋運動
生活習慣病とは、食事や運動、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣が原因で起こる疾患 の総称で、脳血管疾患や心疾患、慢性腎臓病などはいずれも生活習慣病です。
脳血管疾患や心疾患、慢性腎臓病の主な原因は血管老化です。血管も年齢とともに老化し ていきますが、血糖・脂質・血圧のデータが基準値を超えると、老化スピードが速くなりま す。また、その影響は、細い血管が集まる脳や心臓、腎臓に現れます。
脳血管疾患・心疾患・慢性腎臓病など(生活習慣病)の発症
血管老化(動脈硬化)
高血糖
・血糖
(110mg/dl 以 上 )
※保健指導の基準値 血糖100㎎/dl以上 HbAlc5.2%以上(JDS値)
脂質異常
・中性脂肪
(150mg/dl 以上)
・HDLコレステロール
(40mg/dl 未満)
高血圧
・収縮期血圧
(130mmHg 以上)
・拡張期血圧
(85mmHg 以上)
内臓脂肪
症候群以外の
動脈硬化要因
・LDL コレステロール
(120mg/dl 以上)
血管老化の進行
内臓脂肪の蓄積
・腹囲(男性 85cm 以上、女性 90cm 以上)
不健康な生活習慣(摂取エネルギーの過剰など) 内臓脂肪が
過剰に蓄積すると、 血糖、脂質、血圧
に影響を与える 物質を出します
内臓脂肪症候群 メタボリック シンドローム
低栄養とは、エネルギーとたんぱく質が欠乏した状態、健康な身 体を維持し活動するのに必要な栄養素が足りない状態をいいます。 低栄養になると、病気にかかりやすくなったり、筋肉量や筋力の低 下などを起こし、寝たきり状態や死に至る危険も高くなります。
低栄養を防ぐためにも、まずは、1日3食バランス良く食べるこ とが大切です。
お弁当箱バランス(11 ページ参照)を参考に、主食・主菜・副菜 をそろえましょう。
「共食(きょうしょく)」とは、一人で食べるのではなく、家族 や友人、サークル仲間、職場の人、地域の人など、誰かと共に食事 をすることです。共食には次のような効果があります!
おいしく楽しく 食べられる
誰かと一緒に食べると会話がはずみ、楽しい食事ができ、一人で食べるより おいしく感じられます。
食文化を伝える
様々な世代の人と交流を持つことで、伝統食や行事食、家庭の味を子や孫・ 地域の人々に伝えることができます。
いろいろな食材 が食べられる
一人だと食事を簡単にすませがちになりますが、誰かと一緒に食べることに より、食事の品数や食材の種類が増え、栄養バランスの偏りを防げます。
思いやりの心を 育てる
他の人の食の好みや食べるスピードに合わせて食べることで、人を思いやる ことができます。
低 栄 養 の リ ス ク を 早 期 に発見するためには、定期 的 に 体 重 測 定 を 実 施 し ま しょう。
体重が6 か月間で2~3kg 減少した場合には、注意が必 要です。
い も な ん ば
:
寝屋川市の地場 農産物で あるさつまいもと「なんば」=青ねぎ
を使用した料理です。
学校給食の定番料理
にもなっています。
★ふるさと料理のレシピは、寝屋川市ホームページでみることができます。みなさんもつくってみ ましょう!
泥いも入りしょうゆごはん
:
月見には泥いも (里いも)を煮てススキや萩 と 一 緒 に お 供 え し ま し
た。泥いも( 里いも)入りし
ょ う ゆ ご 飯 を 炊 い て お 供
私たちの口の中には 28 本の歯があります。80 歳になっても 20 本の歯が残っていれば、 なんでも食べることができます。一般に年をとると歯は自然に抜けるものと思われています が、日々の手入れ次第で長持ちをさせることができます。そのためには、定期的なお口のメン テナンスを受けることによりむし歯や歯周病を予防することができます。
「8020」運動は、「80歳になっても20本の歯を保とう」という運動 です。自分の歯を大切にし、いつまでもおいしくなんでも食べられるように
寝 屋 川 市 食 育 推 進 会 議 の 乳 幼 児
期・学齢期部会では、乳幼児期・学齢
期の一貫した食育を推進するために、
子 ど も の 発 達 段 階 に 応 じ た 食 育 に 関
す る 取 り 組 み を 食 育 プ ロ グ ラ ム と し
てまとめました。
食育プログラムの詳細については、
寝 屋 川 市 の ホ ー ム ペ ー ジ で み る こ と
ができます。
野菜を食べているから大丈夫と思っていても、350gの野菜が とれていないことがあります。
小鉢 1 皿でだいたい 70g の野菜が含まれることが多いですの で、毎食野菜を 1~2皿取り入れましょう。
●野菜にはビタミン類が多く含まれていて、身体の免疫力を高める 働きがあります。
●大きく切って、よく噛んで食べることにより、血糖値がゆるやかに上昇し、食べすぎを防ぎ、 肥満や糖尿病の予防につながります。
■
市民一人ひとりが、食育や食生活に関心を持ち、生涯を通して具体的な取り組みを実行
していけるよう、関係団体・機関など様々な推進主体の連携・協働により、食育を推進
していきます。
■
本計画の進行管理については、
「食育推進会議」
やライフステージ毎の部会
(
「乳幼児期・
学齢期部会」
「青年期・成人期部会」
「高齢期部会」
)において、食育に関する取り組みの
推進および進捗状況の把握や課題の整理、評価などを行います。また、
「食育推進関係機
関会議」
において、
食育に関する現状・課題の共有を図りつつ、
本計画に関連する施策・
事業の進行管理や見直し、改善などを進めます。
保健・医療・ 福祉関係者
個人
家庭
地域
市民団体 NPO
ボランティア
寝屋川市
保健所 農業関係者
食品・飲食 関連事業者 保育・教育
関係者 学識経験者
寝屋川市食育推進会議 食育の推進に関係する団体の代表や
学識経験者、公募市民などで構成
寝屋川市食育推進関係機関会議 関係部署で構成
乳幼児期 ・学齢期
部会
青年期 ・成人期
部会
高齢期 部会
平成 26 年3月
編集・発行 寝屋川市 保健福祉部 健康増進課
主
食
ごはん、パン
めん類、芋類
主
菜
肉、魚、卵 大豆製品
副
菜
野菜、海藻 きのこ類
■油脂を多く使った料理(炒め物・揚げ物・ドレッシングを使った料理
など)は1品までに、塩分の高い料理(漬物・汁物)は1日1回まで
にしましょう。
■上の献立例のように、毎食4つのお皿(主食と主菜1皿、副菜2皿)
がそろうメニューにしましょう。
■果物・乳製品は間食に食べるようにしましょう。
■外食するときは栄養成分表示などを参考にして、メニューを選びましょう。
献
献
立
立
の
の
ポ
ポ
イ
イ
ン
ン
ト
ト
お弁当箱バランスとは、食事をバランスよく食べるために、何をどれだけ食べたらいいの
か、割合の目安をあらわしたものです。
お弁当箱に詰めるように、主食3:主菜1:副菜2の割合で食べることで、バランスのよ
い食事になります。下の献立例を参考に、生、炒める、煮る、蒸す、焼く、揚げる、和 あ
えるなど、
色々な調理方法を組み合わせましょう。
朝
食
夕
食
毎日の食事で実践すると…
日頃の食事づくりに
活用してください。