B1FW-6020-01Z0(01)
2015
年3月
FUJITSU Storage
ETERNUS SF
Storage Cruiser 16.2 /
AdvancedCopy Manager 16.2
運用ガイド
まえがき
本書の目的
本マニュアルは、以下の製品のうち、FUJITSU Storage ETERNUS SF Storage CruiserやFUJITSU Storage ETERNUS SF AdvancedCopy Managerを利用してVMware vSphere Virtual Volumes環境を管理/利用する方法について説明します。
・
FUJITSU Storage ETERNUS SF Express(以降、“Express”と略します)・
FUJITSU Storage ETERNUS SF Storage Cruiser(以降、“Storage Cruiser”と略します)・
FUJITSU Storage ETERNUS SF AdvancedCopy Manager(以降、“AdvancedCopy Manager”と略します)本書の読者
本マニュアルは、Storage CruiserとAdvancedCopy Managerを使用する、以下の者を対象としています。
・
Virtual Volumeを使用したストレージシステムの管理者・
Virtual Volumeを使用したストレージシステムの利用者(仮想マシンの管理者/利用者)本書の構成
本書は、次の構成になっています。 第1章 概要
VMware vSphere Virtual Volumesの概要について説明します。 第2章 ストレージ管理者による設計・導入・運用・保守 ストレージ管理者によるVirtual Volumeを使用したストレージシステムの設計・導入・運用・保守について説明します。 第3章 仮想マシンの管理者/利用者による仮想マシンの運用 仮想マシン管理者/利用者によるVirtual Volumeを使用した仮想マシンの運用について説明します。
本書の表記について
本マニュアルでは、製品名または製品群を以下の略称で表記します。 オペレーティングシステム 正式名称 略称Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition
Windows Server 2003 Windows
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (32-bit)(64-bit)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM) (32-bit) (64-bit)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise (32-bit)(64-bit)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM) (32-bit) (64-bit)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter (32-bit)(64-bit)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter without Hyper-V(TM) (32-bit) (64-bit)
正式名称 略称 Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter
Windows Server 2008 R2
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter
Windows Server 2012 Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter
Windows Server 2012 R2
Windows Vista(R) Home Basic Windows Vista(R) Home Premium Windows Vista(R) Business Windows Vista(R) Enterprise Windows Vista(R) Ultimate
Windows Vista
Windows(R) 7 Home Basic Windows(R) 7 Home Premium Windows(R) 7 Professional Windows(R) 7 Enterprise Windows(R) 7 Ultimate Windows 7 Windows(R) 8 Windows(R) 8 Pro Windows 8 Windows(R) 8.1 Windows(R) 8.1 Pro Windows 8.1
Solaris(TM) 9 オペレーティングシステム Solaris 9 Solarisまたは Solaris OS Oracle Solaris 10 Solaris 10
Oracle Solaris 11 Solaris 11 Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64)
RHEL5 Linux Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6 (for Intel64)
RHEL6 Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 7 (for Intel64) RHEL7 HP-UX 11i v1 HP-UX 11i v2 HP-UX 11i v3 HP-UX AIX(R) V6.1 AIX(R) V7.1 AIX
VMware vSphere(R) 4 VMware vSphere 4 VMware VMware vSphere(R) 5 VMware vSphere 5
VMware vSphere(R) 6 VMware vSphere 6 Oracle SolarisはSolaris、Solaris Operating System、Solaris OSと記載することがあります。 FUJITSU Storage ETERNUS
正式名称 略称
FUJITSU Storage ETERNUS DX60 FUJITSU Storage ETERNUS DX80 FUJITSU Storage ETERNUS DX90
― ― ETERNUS DX
seriesまたは ETERNUS ディス クアレイ
正式名称 略称 FUJITSU Storage ETERNUS DX410
FUJITSU Storage ETERNUS DX440
ETERNUS DX400 series FUJITSU Storage ETERNUS DX8100
FUJITSU Storage ETERNUS DX8400 FUJITSU Storage ETERNUS DX8700
ETERNUS DX8000 series
FUJITSU Storage ETERNUS DX60 S2 FUJITSU Storage ETERNUS DX80 S2 FUJITSU Storage ETERNUS DX90 S2
― ETERNUS DX S2 series
FUJITSU Storage ETERNUS DX410 S2 FUJITSU Storage ETERNUS DX440 S2
ETERNUS DX400 S2 series FUJITSU Storage ETERNUS DX8100 S2
FUJITSU Storage ETERNUS DX8700 S2
ETERNUS DX8000 S2 series FUJITSU Storage ETERNUS DX60 S3
FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3 FUJITSU Storage ETERNUS DX200 S3
― ETERNUS DX S3 series
FUJITSU Storage ETERNUS DX500 S3
FUJITSU Storage ETERNUS DX600 S3 ― FUJITSU Storage ETERNUS DX200F ―
文中における個々の装置の表記では、"FUJITSU Storage"を省略しています。 ソフトウェア製品
正式名称 略称
Windows(R) Internet Explorer(R) Internet Explorer Mozilla(R) Firefox(R) Firefox
Microsoft(R) Cluster Service MSCS Microsoft(R) Windows Server(R) Failover Clustering WSFC
Microsoft(R) Exchange Server Exchange Server Microsoft(R) SQL Server(R) SQL Server VMware(R) ESX(R) VMware ESX VMware(R) ESXi(TM) VMware ESXi
VMware(R) vCenter(TM) Server VMware vCenter ServerまたはvCenter Server FUJITSU Software PRIMECLUSTER Global Disk Services GDS
FUJITSU Software PRIMECLUSTER Global File Services GFS マニュアル
正式名称 略称
FUJITSU Storage ETERNUS SF Express / Storage Cruiser / AdvancedCopy Manager クイックリファレンス
ETERNUS SF クイックリファレンス FUJITSU Storage ETERNUS SF Express / Storage Cruiser / AdvancedCopy Manager
リリース情報
ETERNUS SF リリース情報 FUJITSU Storage ETERNUS SF Express / Storage Cruiser / AdvancedCopy Manager
導入ガイド
正式名称 略称 FUJITSU Storage ETERNUS SF Express / Storage Cruiser / AdvancedCopy Manager
移行ガイド
ETERNUS SF 移行ガイド FUJITSU Storage ETERNUS SF Express / Storage Cruiser / AdvancedCopy Manager
Webコンソール説明書
ETERNUS SF Webコンソール説明書 FUJITSU Storage ETERNUS SF Storage Cruiser / AdvancedCopy Manager クラスタ
適用ガイド
ETERNUS SF クラスタ適用ガイド FUJITSU Storage ETERNUS SF Storage Cruiser / AdvancedCopy Manager 運用ガイ
ド VMware vSphere Virtual Volumes編
ETERNUS SF 運用ガイド VMware vSphere Virtual Volumes編 FUJITSU Storage ETERNUS SF Express / Storage Cruiser / AdvancedCopy Manager
メッセージ説明書
ETERNUS SF メッセージ説明書 FUJITSU Storage ETERNUS SF Express / Storage Cruiser イベント説明書 ETERNUS SF イベント説明書 FUJITSU Storage ETERNUS SF Express / Storage Cruiser / AdvancedCopy Manager
用語集 ETERNUS SF 用語集 上記のほか、文中における個々のマニュアルの表記では、"FUJITSU Storage"を省略しています。 その他の表記
-
本マニュアルでは、Windowsで使用されている「フェールオーバー」の用語を「フェイルオーバ」に統一して表記し ます。-
本マニュアルでは、以下の製品群をまとめて表す場合に“Windows Server 2008以降”と記載しています。-
Windows Server 2008-
Windows Server 2008 R2-
Windows Server 2012-
Windows Server 2012 R2-
本マニュアルでは、以下の製品群をまとめて表す場合に“Windows Server 2012以降”と記載しています。-
Windows Server 2012-
Windows Server 2012 R2-
本ドキュメントにおいて、特別な断り書きがない場合の「ETERNUS ディスクアレイ」には、ETERNUS DX200F オール フラッシュアレイを含みます。 ただし、以下の機能は、ETERNUS DX200Fオールフラッシュアレイを未サポートです。-
装置の省電力運用-
装置のNAS運用-
複数階層(2階層以上)でのストレージ自動階層制御運用-
本マニュアルでは、仮想マシンおよびVirtual Volumeを管理する条件や規則のことを“ポリシー”と呼びます。vSphere Web Clientにおけるポリシーを示す場合は、“仮想マシンストレージポリシー”と記載しています。輸出管理規制について
本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確 認のうえ、必要な手続きをおとりください。商標について
・
Microsoft、Windows、Windows Server、Windows Vistaまたはその他のマイクロソフト製品の名称および製品名は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。・
UNIXは、米国およびその他の国におけるThe Open Groupの登録商標です。・
OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の 社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。・
Linuxは、Linus Torvalds氏の登録商標です。・
Red Hat、RPMは、米国およびそのほかの国において登録されたRed Hat, Inc.の商標です。・
HP-UXは、Hewlett-Packard Companyの米国およびその他の国における登録商標です。・
AIXは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。・
VMware、VMwareロゴ、Virtual SMPおよびvMotionは、VMware, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標 です。・
その他の会社名および製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。出版年月および改版履歴
出版年月 版数 マニュアルコード PDF形式 HTML形式 2015年1月 初版 B1FW-6020-01Z0(00) B1FW-6020-01Z2(00) 2015年3月 第1.1版 B1FW-6020-01Z0(01) B1FW-6020-01Z2(01)お願い
・
本マニュアルの内容を、無断でほかに転載しないようお願いします。・
本マニュアルは、予告なしに変更されることがあります。著作権表示
Copyright 2015 FUJITSU LIMITED
変更履歴
変更内容 変更箇所 版数
VMware社の表記に合わせ、VMware Virtual VolumesをVMware vSphere Virtual
Volumesに変更しました。 全体 第1.1版 VMware vSphere(R) 6についての情報を追加しました。 まえがきの「本書の表記につ いて」 “ポリシー”と“仮想マシンストレージポリシー”の表記を追加しました。 まえがきの「その他の表記」 「VVOLアクセスパス管理」、「VVOLデータストア構成管理」と「仮想マシン バックアップ」を修正しました。 1.2 表「動作環境」を修正しました。 ポイントを修正しました。 1.3 参考を追加しました。 第2章 「システム構成」のポイントと注意を修正しました。 「運用管理サーバの冗長化」を修正しました。 「ネットワークの冗長化」を修正しました。 2.1.1 表「仮想マシンバックアップのポリシー」を修正しました。 「クローンバックアップ用VVOLデータストア」のポイントを修正しまし た。 2.1.2.1 表「QoS自動化のポリシー」の項目名を変更しました。 2.1.2.3
変更内容 変更箇所 版数 ポリシーの表を追加しました。 2.1.2.4、2.1.2.5 参照を追加しました。 2.1.2.5 注意を追加しました。 「運用管理サーバをvSphere HA環境に構築する場合」を追加しました。 2.2.1 手順を修正しました。 2.2.2 「FCスイッチ」を修正しました。 2.2.3 表「Virtual Volumeの種別」を修正しました。 「構成情報」の「リポジトリ」を修正しました。 注意と参照を修正しました。 2.3.1 表「VVOLアクセスパスの状態一覧」を修正しました。 「VVOLアクセスパスの使用状況の表示」のポイントを修正しました。 2.3.2 「VVOLデータストアの作成」にポイントと注意を追加しました。 「クローンバックアップ用VVOLデータストアの作成」を修正しました。 「VVOLデータストアの使用状況の表示」を追加しました。 「VVOLデータストアの構成変更」にポイントを追加しました。 「VVOLデータストアの構成変更」の注意を修正しました。 2.3.3 ポイントを修正しました。 2.3.6 ポリシーの表とポイントを追加しました。 2.3.7、2.3.8 「キャッシュ管理」を追加しました。 2.3.9 表「バックアップを取得するためのポリシー設定」を追加しました。 ポイントを修正しました。 「保存世代とバックアップ履歴について」を修正しました。 「自動実行(自動バックアップ)」の表に記載しているタスク名の設定値を 修正しました。 2.4.1 「スナップショットバックアップからのリストア」を修正しました。 「クローンバックアップからのリストア」の注意を修正しました。 「シングルアイテムリストア」を修正しました。 ポイント内に記載している、OPCの物理コピーの実行状況の確認方法を修 正しました。 「仮想マシンに接続するシングルアイテムリストア用の一時ボリュームに ついて」の注意を修正しました。 2.4.2 一時ボリュームの属性の表を修正しました。 2.4.2、3.5.4 2次バックアップの説明を追加しました。 注意を追加しました。 クローンバックアップボリューム情報の確認方法を修正しました。 参照を修正しました。 2.4.6 運用管理サーバを仮想マシン上に構築している場合の、バックアップ/アッ プリストア手順を追加しました。 2.5.4.1 注意を追加しました。 参考を修正しました。 第3章 「事前準備」を追加しました。 「仮想マシンの作成」を修正しました。 「ポリシーの適用」、「ポリシーの変更」を削除しました。 3.1.2
vSphere Web Clientの操作手順を修正しました。 3.2.1、3.3.1、3.4.1、3.5.1、 3.5.2、3.5.3、3.5.5
変更内容 変更箇所 版数 ポイントを修正しました。 「ポリシーの適用と適用範囲」、「ポリシーの動作条件」を追加しました。 3.3.1 表「プロパティ一覧」の[動作モード]、[スナップショットバックアップ 世代数]、[静止ゲストファイルシステム]と[クローンバックアップの取得] の説明を修正しました。 「ポリシーの適用と適用範囲」、「ポリシーの適用確認」と「ポリシーの変 更」を削除しました。 「バックアップ対象について」を修正しました。 3.3.1.1 表「プロパティ一覧」を修正しました。 3.3.1.2、3.3.1.3、3.3.1.5 注意を追加しました。 3.3.1.3 「1つの仮想マシンだけポリシーを変更する場合」と「一括してポリシーを 変更する場合」を追加しました。 「仮想マシンに別のポリシーを適用する場合」と「ポリシーを編集する場 合」の、vSphere Web Clientの操作手順を修正しました。
ポリシーの変更について、説明を追加しました。 注意を修正しました。 3.3.2 「仮想マシンバックアップ」を追加しました。 3.3.2.1 「ストレージ自動階層制御(拡張)」を追加しました。 3.3.2.2 「QoS自動化(拡張)」を追加しました。 3.3.2.3 「キャッシュ(拡張)」を追加しました。 3.3.2.4 「セキュリティ(拡張)」を追加しました。 3.3.2.5
vSphere Web Clientの操作手順を修正しました。
コンプライアンスステータスに「非準拠」と表示される条件と対処を追加 しました。 3.3.3 「ポリシーの削除」を追加しました。 3.3.4 ポイントと注意を修正しました。 3.4.1 「仮想マシンの移行」を追加しました。 3.4.3 シングルアイテムリストアを実施するための条件を記載しました。 参考を追加しました。 スナップショットからのシングルアイテムリストアを実施する手順を修正 しました。 注意を修正しました。 3.5.4 注意を修正しました。 クローンバックアップからリストアする手順を修正しました。 3.6.1
マニュアル体系と読み方
マニュアル体系
Express、Storage Cruiser、AdvancedCopy Managerのマニュアル体系は、以下のとおりです。 読む 時期 対象マニュアル(略称) 対象製品(注) 説明 EXP SC ACM 導入前 クイックリファレンス ○ ○ ○ 製品共通マニュアルです。 リリース情報 ○ ○ ○ 製品共通マニュアルです。 概説書 - - ○ 製品固有マニュアルです。
読む 時期 対象マニュアル(略称) 対象製品(注) 説明 EXP SC ACM 導入 導入ガイド ○ ○ ○ 製品共通マニュアルです。 クラスタ適用ガイド - ○ ○ 製品共通マニュアルです。 移行ガイド ○ ○ ○ 製品共通マニュアルです。 運用 運用ガイド ○ ○ ○ 製品固有マニュアルです。以下のものがあります。
・
Express 運用ガイド・
Storage Cruiser 運用ガイド・
Storage Cruiser 運用ガイド Optimization機能編・
AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)・
AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Solaris版)・
AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Linux版)・
AdvancedCopy Manager 運用ガイド(HP-UX版)・
AdvancedCopy Manager 運用ガイド(AIX版)・
AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module 編・
Storage Cruiser / AdvancedCopy Manager 運用ガイド VMware vSphere Virtual Volumes編Webコンソール説明書 ○ ○ ○ 製品共通マニュアルです。 随時 イベント説明書 ○ ○ - 製品共通マニュアルです。 メッセージ説明書 ○ ○ ○ 製品共通マニュアルです。 用語集 ○ ○ ○ 製品共通マニュアルです。 注: "EXP"はExpressを、"SC"はStorage Cruiserを、"ACM"はAdvancedCopy Managerを指します。
マニュアルの読み方
Express、Storage Cruiser、AdvancedCopy Managerのマニュアルは、以下の表を参考に目的・用途に合わせてお読みください。
目的・用途 マニュアル名称 主な記載項目 読み方 製品の概要、運 用・使用するう えでの基礎知識 を得る。 クイックリファレンス
・
製品の概要・
導入判断基準・
インストールから運用開 始までに必要な作業の概 要 実際に製品を運用するた めに、必要な基礎知識や 導入判断基準を知りたい 場合に、お読みくださ い。 AdvancedCopy Manager 概説書・
主な機能・
連携できるアプリケー ション・
ETERNUS ディスクアレイ のアドバンスト・コピー の処理概要 製品のバージョ ンレベルアップ の内容を知る。 リリース情報・
追加機能の概要・
互換に関する情報 以前のバージョンレベル から追加された内容を知 りたい場合や、新バー目的・用途 マニュアル名称 主な記載項目 読み方
・
プログラム修正一覧 ジョンレベルに移行する 場合に、お読みくださ い。 製品のバージョ ンレベルアップ を判断する。 移行ガイド・
バージョンレベルアップ 時の注意事項・
バージョンレベルアップ の作業の流れ 旧バージョンレベルから バージョンレベルアップ したい場合に、お読みく ださい。 製品をインス トールして、正 しく動作できる ようにする。 導入目的に応じ てシステム環境 を設定する。 導入ガイド・
動作環境・
インストール手順・
セットアップ手順・
アンインストール手順 製品のインストール手 順、導入目的に応じた セットアップ手順などを 知りたい場合に、お読み ください。 クラスタ適用ガイド・
サポートしているクラス タソフトウェア・
クラスタシステムでのイ ンストール手順・
クラスタシステムでの セットアップ手順・
クラスタシステムでのア ンインストール手順 製品をクラスタシステム にインストールする場合 に、お読みください。 構築したシステ ムを運用・操作 する。 Express 運用ガイド・
ソフトウェアの起動・停 止方法・
装置の監視方法・
ストレージ装置内のデー タのバックアップ・リス トア方法・
システム構成変更時に必 要な作業と製品の保守方 法 システムの起動・停止、 運用状況の把握・監視操 作方法、バックアップ・ リストア方法などのシス テムの運用方法を知りた い場合に、お読みくださ い。 Storage Cruiser 運用ガイド・
ソフトウェアの起動・停 止方法・
装置の監視方法・
システム構成変更時に必 要な作業と製品の保守方 法・
コマンドリファレンス Storage Cruiser 運用ガイド Optimization機能編・
・
運用環境の構築方法運用状況の監視方法・
システム構成変更時に必 要な作業と製品の保守方 法・
コマンドリファレンス AdvancedCopy Manager 運用ガイド (Windows版)・
ソフトウェアの起動・停止方法目的・用途 マニュアル名称 主な記載項目 読み方 AdvancedCopy Manager 運用ガイド (Solaris版) AdvancedCopy Manager 運用ガイド (Linux版) AdvancedCopy Manager 運用ガイド (HP-UX版) AdvancedCopy Manager 運用ガイド (AIX版) AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編
・
ストレージ装置内のデー タのバックアップ・リス トア方法・
システム構成変更時に必 要な作業と製品の保守方 法・
コマンドリファレンスStorage Cruiser / AdvancedCopy Manager 運用ガイド VMware vSphere Virtual Volumes編
・
運用環境の構築方法・
Virtual Volumeを使用した 仮想マシンの運用方法・
仮想マシンのバックアッ プ・リストア方法・
システム構成変更時に必 要な作業と製品の保守方 法 Webコンソール説明書・
動作環境・
画面構成の説明・
画面の操作方法 Webコンソールを理解し たい場合に、お読みくだ さい。 出力されたメッ セージに対して、 対処する。 メッセージ説明書・
メッセージとその意味・
パラメーター(可変情報) の意味・
システムの処理・
対処方法 出力されたメッセージに 対して、具体的な対処方 法を調べる場合に、お読 みください。 出力されたイベ ントに対して、 対処する。 イベント説明書・
イベントが発生した事象・
対処方法 出力されたイベントに対 して、具体的な対処方法 を調べる場合に、お読み ください。 重要な用語や、 製品固有の用語 を調べる。 用語集・
製品固有の用語とその説 明・
マニュアルを読むときに 必要な専門用語とその説 明・
同義語および関連語・
略語の正式名称 マニュアルを読むときに 必要な専門用語、製品固 有の用語の意味や略語の 正式名称がわからない場 合に、お読みください。目 次
第1章 概要...1
1.1 VMware vSphere Virtual Volumesとは...1
1.2 機能の概要... 2 1.3 動作環境... 4 1.4 導入から運用までの流れ... 5 1.4.1 管理者・利用者の定義と役割... 5 1.4.2 導入から運用までの流れ...6 第2章 ストレージ管理者による設計・導入・運用・保守... 8 2.1 ストレージシステムの運用設計... 8 2.1.1 システム構成の事前設計...8 2.1.2 ポリシー設計...11 2.1.2.1 仮想マシンバックアップ... 11 2.1.2.2 ストレージ自動階層制御(拡張)... 13 2.1.2.3 QoS自動化(拡張)...14 2.1.2.4 キャッシュ(拡張)... 14 2.1.2.5 セキュリティ(拡張)... 15 2.2 ETERNUS SF Managerの導入および設定... 15 2.2.1 ETERNUS SF Managerの導入...15 2.2.2 ETERNUS SF Managerの設定...16 2.2.3 管理対象装置の設定と登録... 18 2.2.4 アドバンスト・コピーの接続形態の設定... 19 2.2.5 VVOLアクセスパスの設定... 19 2.2.6 VVOLデータストアの作成... 19 2.3 ストレージシステムの運用...20 2.3.1 リソース管理...20 2.3.2 VVOLアクセスパスの管理... 21 2.3.3 VVOLデータストアの管理... 23 2.3.4 イベント表示...26 2.3.5 性能管理... 26 2.3.6 関係管理... 27 2.3.7 ストレージ自動階層制御...27 2.3.8 QoS自動化... 27 2.3.9 キャッシュ管理...28 2.4 仮想マシンのバックアップ運用... 28 2.4.1 バックアップ...29 2.4.2 リストア... 33 2.4.3 バックアップ履歴の参照・削除... 40 2.4.4 バックアップポリシーの変更... 41 2.4.5 バックアップ環境の構成変更... 41 2.4.6 クローンバックアップの2次バックアップおよび別のストレージ装置でのデータ利用について... 41 2.4.7 運用上の注意事項... 42 2.5 ストレージシステムの構成変更・保守...42 2.5.1 運用管理サーバ環境の構成変更... 42 2.5.2 VVOLデータストアの構成変更...42 2.5.3 VMware環境の構成変更... 43 2.5.4 運用管理サーバの保守... 44 2.5.4.1 運用管理サーバ環境のバックアップ/リストア...44 2.5.4.2 調査資料の採取... 45 2.6 コマンドリファレンス... 45 第3章 仮想マシンの管理者/利用者による仮想マシンの運用... 46
3.1 VMware vSphere Virtual Volumes環境の仮想マシン運用...46 3.1.1 運用の概要... 46 3.1.2 運用の手順... 47 3.2 VVOLデータストアの操作... 48 3.2.1 VVOLデータストアの登録... 48 3.3 ポリシーの操作...48 3.3.1 ポリシーの作成...48 3.3.1.1 仮想マシンバックアップ... 50 3.3.1.2 ストレージ自動階層制御(拡張)... 53 3.3.1.3 QoS自動化(拡張)...55 3.3.1.4 キャッシュ(拡張)... 56 3.3.1.5 セキュリティ(拡張)... 57 3.3.2 ポリシーの変更...58 3.3.2.1 仮想マシンバックアップ... 59 3.3.2.2 ストレージ自動階層制御(拡張)... 60 3.3.2.3 QoS自動化(拡張)...60 3.3.2.4 キャッシュ(拡張)... 61 3.3.2.5 セキュリティ(拡張)... 61 3.3.3 ポリシーの適用確認... 61 3.3.4 ポリシーの削除...62 3.4 仮想マシンの操作...63 3.4.1 仮想マシンの作成... 63 3.4.2 仮想マシンの削除... 63 3.4.3 仮想マシンの移行... 64 3.5 スナップショット...64 3.5.1 スナップショットの作成...64 3.5.2 スナップショットの一覧参照... 65 3.5.3 スナップショットへの復帰... 65 3.5.4 スナップショットからのシングルアイテムリストア... 65 3.5.5 スナップショットの削除...68 3.6 リストア... 68 3.6.1 物理障害時のリストア... 68
第1章 概要
本章では、本製品におけるVMware vSphere Virtual Volumes機能のサポート概要について説明します。
1.1 VMware vSphere Virtual Volumesとは
VMware vSphere Virtual Volumesは、これまでVMFS上で行われていたVMDKファイルの操作を、ストレージ装置のボリューム 操作にオフロードする技術です。
VMFSでは、フォーマットされた1つのボリュームをデータストアとし、そのVMFSデータストア上に作成された複数のVMDK ファイルで1つの仮想マシンを構成していました。そのため、仮想マシンの操作はVMFS上のファイル操作で実現され、スト レージ装置が持つ高度な機能を十分に活用できませんでした。
図1.1 VMFSによる環境
VMware vSphere Virtual Volumesでは、ストレージ装置に構成された論理的な領域をデータストアとして、その領域に作成さ れる個々のボリュームをVMDKとして仮想マシンを構成します。このため、ストレージ装置の様々な機能を仮想マシン単位 で活用できます。Virtual Volume用のデータストアを“VVOLデータストア”と呼びます。
VMware vSphere Virtual Volumesにより、ETERNUS ディスクアレイに対する性能設計や性能分析を簡素化できます。また、仮 想マシン単位のバックアップを採取できます。同一装置内であれば、ETERNUS ディスクアレイのアドバンスト・コピー機能 により、VMware標準のスナップショットやクローンの作成、およびStorage vMotionの処理の高速化を実現できます。
図1.2 VMware vSphere Virtual Volumesによる環境
参考
VMware vSphere Virtual Volumes機能では、ストレージ装置側に構成されるデータストアを“バッキングストレージコンテ ナ”と表現します。
1.2 機能の概要
VMware vSphere Virtual Volumesに対する、本製品の主な機能概要を説明します。 VVOLアクセスパス管理
VMFSによるVMware環境において、VMFSデータストアを構成するためのボリュームをVMホストに認識させるには、ETERNUS ディスクアレイとVMホスト間にアクセスパス(FCスイッチのゾーニングおよびETERNUS ディスクアレイのホストアフィ ニティ)を設定する必要がありました。
VMware vSphere Virtual Volumes環境でも同様にアクセスパスの設定が必要です。ただし、VVOLデータストアはボリュー ムではないため、従来のホストアフィニティ設定とは異なり、VVOLデータストアを認識できるようにするためのホスト アフィニティの設定が必要です。
本製品では、ETERNUS ディスクアレイとVMホスト間のアクセスパスを管理する機能と同様に、VMホストとVVOLデータ ストア間のアクセスパスを管理する機能を提供します。
VVOLデータストア構成管理
VVOLデータストアは、仮想マシンの制御において生成されるVirtual Volumeを配置するための論理的な領域です。本製品 では、1つのTierプールで、または複数のTierプールを組み合わせて、1つのVVOLデータストアを構成します。VVOLデータ ストア内のどのTierプールにVirtual Volumeを配置するかは、仮想マシンの制御において指定するポリシーにより自動的 に決定されます。
関係管理
End to Endビュー(VMware)において、仮想マシンからVirtual Volumeまでの関係性を表示し、関係する各装置の構成要素 の詳細情報を表示できます。
性能管理
ETERNUS ディスクアレイからVirtual Volume単位の性能情報を取得してグラフ表示し、各仮想マシンの負荷状況や性能分 析を支援します。
仮想マシンストレージポリシー
仮想マシンストレージポリシーの仕組みは、VMware vSphere Virtual Volumesの標準機能です。仮想マシンやストレージ 装置に関する要件をあらかじめポリシーとして用意しておくことで、仮想マシンの各種制御(仮想マシンの新規作成、ス ナップショット、クローン、Storage vMotion)において、ポリシーを満たすVVOLデータストアを選択できます。 本製品では、ストレージ自動階層制御、QoS自動化機能、仮想マシンバックアップ機能の各種設定をポリシーとして定 義し、ポリシーを満たすVVOLデータストアとTierプールの選択、生成されたVirtual Volumeや仮想マシンに対する一括制 御を実施できます。 仮想マシンバックアップ
VMware vSphere Virtual Volumesを使用している環境において、ETERNUS ディスクアレイのアドバンスト・コピー機能を 利用して、高速に仮想マシン単位のバックアップ/リストアを行う機能を提供します。 本機能の特長は、以下のとおりです。
-
業務システムに負荷をかけない高速コピー ETERNUS ディスクアレイのアドバンスト・コピー機能を利用することで、仮想マシンおよび業務サーバに負荷をか けないバックアップが可能です。-
ポリシーによるバックアップ運用 VMwareでポリシーを設定することにより、ポリシーに基づいたバックアップ運用を行います。 バックアップポリシーの初期設定は、VMware上で仮想マシン作成時にポリシーを選択して行います。仮想マシンの 作成時に設定することで、設定ミスの発生が低減します。-
スナップショットとクローンバックアップの取得 以下の2つのバックアップを整合性のとれた状態で取得します。-
VMwareのスナップショットを使用したスナップショットバックアップ-
物理ディスク障害に備えたクローンバックアップ また、クローンバックアップでは、差分コピー(QuickOPC)を用いて最小限のデータをコピーするので、物理コピーに かかる時間を短縮します。-
スナップショットバックアップの世代管理 設定されたポリシーに従って、スナップショットの世代管理を行います。不要な資源が自動的に削除されるため、 ストレージ資源の効率的な運用が可能です。-
バックアップの自動実行 ポリシーに設定されたスケジュールに従って、バックアップを実行します。-
目的に応じたリストア 目的に応じた複数のリストア方式を提供しています。-
スナップショットバックアップからのリストア 論理データ障害からの復旧などに利用します。-
クローンバックアップからのリストア 物理障害からの復旧などに利用します。-
シングルアイテムリストア ファイル単位の復旧に利用します。注意
以下の機能は、VMware vSphere Virtual Volumesをサポートしていません。
・
レポーティング機能・
Storage Cluster機能・
バックアップ管理機能・
レプリケーション管理機能・
AdvancedCopy Manager Copy Control Module1.3 動作環境
VMware vSphere Virtual Volumesは、以下の環境で使用できます。
表1.1 動作環境
対象 環境
プラットフォーム ETERNUS SF Managerが動作するWindows環境のプラットフォーム 必須ソフトウェア
・
ETERNUS SF Storage Cruiser・
ETERNUS VASA Provider 2.0以降 (注1)・
VMware vSphere (VMware vSphere Virtual Volumes機能対応版数)・
VMware vCenter Server (VMware vSphere Virtual Volumes機能対応版数) 任意ソフトウェア ETERNUS SF AdvancedCopy Manager仮想マシンバックアップ機能を使用する場合に必要 必須ライセンス ETERNUS SF Storage Cruiser Standard Edition
任意ライセンス
・
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager Standard Edition ライセンスパック 仮想マシンバックアップ機能を使用する場合に必要・
ETERNUS SF Storage Cruiser Optimizationオプション (注2) ストレージ自動階層制御を利用する場合に必要・
ETERNUS SF Storage Cruiser QoS Managementオプション QoS自動化機能を利用する場合に必要業務サーバとの接続形態
・
サポートレベルがAまたはBのファイバーチャネルスイッチを経由した接続 (注3)・
iSCSIによる接続ストレージ装置 ETERNUS DX S3 series (DX60 S3 を除く) (注4、注5) ETERNUS DX200F (注4、注5、注6)
注1: ETERNUS VASA Providerは、ETERNUS VMwareサポートパッケージに含まれます。ETERNUS VMwareサポートパッケージ のインストールの詳細は、『ETERNUS SF 導入ガイド』を参照してください。
注3: サポートレベルの詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「概要」にある「サポートレベル」を参照し てください。
注4: VMware vSphere Virtual Volumes機能対応版数のファームウェアが必要です。 注5: 2CMモデルが必要です。
注6: ストレージ自動階層制御は利用できません。
ポイント
・
ETERNUS SF ManagerとETERNUS VASA Providerは、同じサーバにインストールする必要があります。・
VMware vCenter Serverは、ETERNUS SF ManagerおよびETERNUS VASA Providerをインストールしたサーバと異なるサーバに インストールする必要があります。・
本製品は、Virtual Volumeに関する構成情報をストレージ装置に保存するため、1040MBの容量のFTVを、ストレージ装置 ごとに1つ、VVOLデータストアを構成するTierプールに自動的に作成します。1.4 導入から運用までの流れ
1.4.1 管理者・利用者の定義と役割
ストレージ管理者 ストレージに関連するリソース・運用を管理し、ストレージ利用者にストレージ資源を提供します。 ストレージ管理者には、OSの管理者権限が必要です。 ストレージ利用者 (VM管理者/VM利用者) VM管理者 仮想マシンの管理者です。仮想マシンに関連するリソース・運用を管理し、VM利用者に仮想マシンを提供します。 VMwareの管理機能(VMware vCenter Server)の管理者権限を持つ管理者です。VM利用者
仮想マシンを利用する業務管理者や業務使用者です。
1.4.2 導入から運用までの流れ
図1.3 導入から運用までの流れ
表1.2 ストレージ管理者の作業項目と参照先
フェーズ 作業項目 参照先 運用設計 ストレージシステムの運用設計 「2.1 ストレージシステムの運用設計」 導入・設定 ETERNUS SF Managerの導入 ストレージシステムの環境設定 「2.2 ETERNUS SF Managerの導入および設定」 ストレージシステム運用 ストレージシステムの運用 「2.3 ストレージシステムの運用」 バックアップ運用 仮想マシンのバックアップ運用 「2.4 仮想マシンのバックアップ運用」 運用変更 ストレージシステムの構成変更 「2.5 ストレージシステムの構成変更・保守」 保守 ストレージシステムの保守 「2.5 ストレージシステムの構成変更・保守」表1.3 VM管理者/利用者の作業項目と参照先
フェーズ 作業項目 参照先 導入・設定 データストアの登録 「3.2.1 VVOLデータストアの登録」 ポリシーの作成 「3.3.1 ポリシーの作成」 運用 仮想マシンの作成/削除 「3.4 仮想マシンの操作」 バックアップ運用 スナップショットの作成/削除/復帰 「3.5 スナップショット」フェーズ 作業項目 参照先 リストア 「3.5.3 スナップショットへの復帰」 「3.6 リストア」 運用変更 ポリシーの更新 VMware環境の変更 「 3.3.2 ポリシーの変更」 「3.3.3 ポリシーの適用確認」
保守 VMware環境の保守 VMware環境の保守は、VMwareに付属のマニュアルを参 照してください。
第2章 ストレージ管理者による設計・導入・運用・保守
本章では、ストレージ管理者によるVMware vSphere Virtual Volumesを使用したストレージシステムの設計・導入・運用・保 守について説明します。
参考
本章に記載しているvSphere関連の用語は、vSphereのバージョンレベルによって異なる可能性があります。
2.1 ストレージシステムの運用設計
本節では、VMware vSphere Virtual Volumesを使用したストレージシステムの運用設計について説明します。
2.1.1 システム構成の事前設計
本製品を導入・運用するために必要なシステム構成について説明します。
参照
本書では、VMware vSphere Virtual Volumesの環境について記載しています。システム全体の運用設計の詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「運用設計」を参照してください。
システム構成
運用管理サーバ
VMware vSphere Virtual Volumesの運用環境を構築するには、運用管理サーバが必要です。運用管理サーバには、ETERNUS SF ManagerとETERNUS VASA Providerを導入します。
仮想マシン
作成したVirtual Volumeを接続する仮想マシンです。また、バックアップ機能においてはバックアップ対象となる仮想マ シンです。仮想マシンには、VMware Toolsをインストールします。
VMware ESXホスト(VMホスト)
仮想マシンの実行環境を提供するサーバです。 VMware vCenter Server
仮想マシンの管理および操作を一元的に行うサーバです。
ポイント
・
1つのVMware vCenter Serverで、複数のVASA Providerを管理できます。しかし、複数のVMware vCenter Serverが1つのVASA Providerを重複して管理することはできません。
・
VMware vSphere Virtual Volumes環境では、運用管理環境の異常が業務継続に影響を与えます。このため、運用管理環境 の冗長化を強く推奨します。注意
・
運用管理サーバ、VMware vCenter Server、およびVMホストは、それぞれDNSサービスでお互いにFQDNを確認できるよう にしてください。・
運用管理サーバ、VMware vCenter Server、VMホスト、およびETERNUS ディスクアレイは、それぞれNTPサービスで時刻 を合わせてください。運用管理環境の冗長化
VMware vSphere Virtual Volumes環境では、運用管理環境の異常が業務継続に影響を与えます。このため、運用管理環境の冗 長化を推奨します。
VMware vCenter Serverの冗長化
VMware vCenter Serverに付属のドキュメントを参照してください。 運用管理サーバの冗長化
図2.2 vSphere HA構成の例
vSphere HAでは、仮想マシン上に運用管理サーバを構築することで冗長化を実現します。業務用のVMware環境と運用管 理用のVMware環境は、1つのVMware vCenter Serverで管理できます。
上記例では、VMホストを4台使用して、運用管理サーバ用のVMホストと業務用のVMホストを分けています。運用管理 サーバ用と業務用を共用し、2台のVMホストだけで構成することも可能です。
参照
vSphere HAの環境構築方法は、VMware vSphereに付属のドキュメントを参照してください。 ネットワークの冗長化 業務LANと管理LANの冗長化を推奨します。 運用管理サーバおよび業務サーバは、NICのチーミングで冗長化します。ETERNUS ディスクアレイにはCMに管理LANがあ るので、CMを冗長化することで管理LANが冗長化されます。
参照
-
VMホストに対するNICチーミングの設定方法は、VMware vSphereに付属のドキュメントを参照してください。-
ETERNUS ディスクアレイに接続する管理LANを冗長化するための設定方法は、ETERNUS ディスクアレイに付属のド キュメントを参照してください。2.1.2 ポリシー設計
VMware vSphere Virtual Volumes環境では、仮想マシンの運用目的に応じて、ストレージ利用者がポリシーでストレージを制 御できます。
ポリシーの内容に従って、仮想マシンを配置するVVOLデータストアが選択され、作成される仮想マシンやVirtual Volumeが 設定されます。
参考
VMware vSphere Virtual Volumesでは、ストレージに関するポリシーを“仮想マシンストレージポリシー”と呼びます。 ストレージ管理者は、ストレージ利用者がポリシーで以下の機能を制御できるように、ストレージを設計してください。
・
仮想マシンバックアップ・
ストレージ自動階層制御(拡張)・
QoS自動化(拡張)・
キャッシュ(拡張)・
セキュリティ(拡張)ポイント
「拡張」と記載されている機能を使用する場合は、ストレージや機能の仕組みを理解しておく必要があります。 ストレージ利用者が「拡張」と記載されている機能を意識せずに仮想マシンを運用できるようにするには、ストレージ管 理者が、運用目的ごとにVVOLデータストアを作成して、運用目的に応じた名前を付けてください。ストレージ利用者が、 運用目的に応じて名前でVVOLデータストアを選択する運用をお勧めします。参照
ストレージ利用者の操作は、「3.3 ポリシーの操作」を参照してください。2.1.2.1 仮想マシンバックアップ
仮想マシンバックアップのポリシーについて説明します。 VVOLデータストアに作成した仮想マシンのバックアップに関するポリシーです。 仮想マシンバックアップのポリシーは、Virtual Volume単位でなく仮想マシン単位で設定します。ストレージ利用者は、以 下の項目をポリシーとして設定できます。表2.1 仮想マシンバックアップのポリシー
項目 説明 動作モード 仮想マシンバックアップ機能の動作方法を指定する動作モードです。 実行周期 バックアップの自動実行を実施する間隔です。 実行間隔(Hour) [実行周期]に"Hourly"を指定した場合に、バックアップの自動実行を実施する 間隔です。 実行曜日(Week) [実行周期]に"Weekly"を指定した場合に、バックアップの自動実行を実施する 曜日です。項目 説明 実行日(Day) [実行周期]に"Monthly"を指定した場合に、バックアップの自動実行を実施す る日です。 実行開始時刻(Hour) バックアップの自動実行を開始する時刻(時)です。 実行開始時刻(Minute) バックアップの自動実行を開始する時刻(分)です。 スナップショットバックアップ世代数 スナップショットバックアップの保存世代数です。 静止ゲストファイルシステム バックアップ時にファイルシステムの内容を整合性のある状態にするかどう かの設定です。 仮想メモリスナップショット スナップショットバックアップ取得時に、メモリの内容を含めるかどうかの 設定です。 クローンバックアップの取得 クローンバックアップを取得するかどうかの設定です。
参照
各項目の詳細は、「3.3.1 ポリシーの作成」の「3.3.1.1 仮想マシンバックアップ」を参照してください。ストレージシステムの設計
仮想マシンバックアップに必要なストレージシステムの設計について説明します。 ETERNUS ディスクアレイ 仮想マシンバックアップ機能を利用する場合は、仮想マシンおよび仮想マシンに接続するVirtual Volumeを作成するETERNUS ディスクアレイに「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager Standard Edition ライセンスパック」を登録します。1つの仮想マシンに複数のETERNUS ディスクアレイのVirtual Volumeが接続されている場合、すべてのETERNUS ディスク アレイに上記のライセンスが必要です。 仮想マシン(接続ディスク構成) バックアップは、仮想マシン単位で行います。バックアップの対象は、仮想マシンを構成する仮想ディスクです。 以下の条件があります。
-
仮想マシンの構成情報を格納するデータストア(仮想マシン作成時に選択するデータストア)は、VVOLデータストア であること-
仮想マシンを構成する仮想ディスクは、すべてVirtual Volumeであること注意
-
Virtual Volume以外の仮想ディスクの場合、種類・設定によりバックアップ/リストアの対象になりません。 詳細は、以下の表を参照してください。表2.2 Virtual Volume以外の動作
スナップショットバック アップ、スナップショッ トバックアップからのリ ストア クローンバックアップ、 クローンバックアップか らのリストア ファイル単位のリストア Virtual Volume ○ ○ ○ VMFS ○ × × RDM(互換モード: 仮想) ○ × × RDM(互換モード: 物理) × × ×○: バックアップ/リストアの対象 ×: バックアップ/リストアの対象外
-
独立型(通常/読取り専用)モードの場合、バックアップ/リストアの対象になりません。-
クローンバックアップからのリストアにおいて、バックアップ/リストア対象外の仮想ディスクの接続構成は復 元されません。必要に応じて、VMware vCenter Serverから再接続してください。スナップショットバックアップ用のボリューム スナップショットバックアップを取得する際の、バックアップ先となるボリュームです。 スナップショットバックアップの取得時に、バックアップ元のVirtual Volumeと同じVVOLデータストアに自動的に生成さ れます。
ポイント
VVOLデータストアに必要な空き容量は、スナップショットバックアップを行ってから次のスナップショットバックアッ プまでの更新データ量です。N世代のスナップショットバックアップを行う場合は、N世代のスナップショットバック アップを行うまでにバックアップ元Virtual Volumeに対して更新されるデータ量が、VVOLデータストアに必要な容量で す。 クローンバックアップ用VVOLデータストア クローンバックアップ用のVVOLデータストアです。 クローンバックアップを取得する場合は、事前にクローンバックアップ用VVOLデータストアをETERNUS ディスクアレイ に1つ作成します。クローンバックアップの取得を有効にするVVOLデータストアが存在するすべてのETERNUS ディスク アレイに作成してください。ポイント
クローンバックアップ用VVOLデータストアに必要な容量は、バックアップ元のVirtual Volumeと同容量です。 クローンバックアップ用のボリューム クローンバックアップを取得する際の、バックアップ先となるボリュームです。 バックアップ時にクローンバックアップ用VVOLデータストアから自動的に割り当てられます。2.1.2.2 ストレージ自動階層制御(拡張)
ストレージ自動階層制御のポリシーについて説明します。VVOLデータストアを構成するTierプール、および作成されるVirtual Volumeのストレージ自動階層制御に関するポリシーで す。
ストレージ利用者に対してストレージ自動階層制御機能を提供する場合、「ETERNUS SF Storage Cruiser Optimizationオプショ ン」ライセンスを適用し、階層化ポリシーを適用したTierプールを含むVVOLデータストアを作成してください。 ストレージ利用者は、以下の項目をポリシーとして設定できます。
表2.3 ストレージ自動階層制御のポリシー
項目 説明 階層数 VVOLデータストアを構成するTierプールの階層数です。 実行モード 自動階層制御の動作方法です。 優先FTSP Virtual Volumeに書き込むデータを優先的に割り当てるサブプールです。 Low割当て率(%) 再配置の際にLowサブプールに割り当てる比率です。 Middle割当て率(%) 再配置の際にMiddleサブプールに割り当てる比率です。項目 説明 High割当て率(%) 再配置の際にHighサブプールに割り当てる比率です。
[階層数]および[実行モード]は、あらかじめ設計したTierプールの構成でストレージ利用者が設定できる内容が決まるため、 ストレージ利用者に提供する内容に応じて階層化ポリシーやTierプールを構成してください。
参照
ストレージ自動階層制御機能の詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド Optimization機能編』を参照してください。
2.1.2.3 QoS自動化(拡張)
QoS自動化のポリシーについて説明します。
作成されるVirtual VolumeのQoS自動化に関するポリシーです。
ストレージ利用者にQoS自動化機能を提供する場合、「ETERNUS SF Storage Cruiser QoS Managementオプション」ライセンス を適用してください。 ストレージ利用者は、以下の項目をポリシーとして設定できます。
表2.4 QoS自動化のポリシー
項目 説明 QoS自動化の有効/無効 QoS自動化機能を使用するかどうかの設定項目です。 QoS自動化:優先度 QoS自動化の優先度です。 目標レスポンスタイム(ミリ秒) レスポンスタイムの目標値です。 割当て率調整 ストレージ自動階層制御の連携を有効とする設定です。参照
QoS自動化機能の詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド Optimization機能編』を参照してください。
2.1.2.4 キャッシュ(拡張)
キャッシュのポリシーについて説明します。
作成されるVirtual Volumeの、Extreme Cache設定またはExtreme Cache Pool設定に関するポリシーです。
Extreme CacheまたはExtreme Cache Poolが登載されているETERNUS ディスクアレイであれば、ストレージ利用者は目的に応 じて、これらのCacheの使用をポリシーによって選択できます。
ストレージ利用者は、以下の項目をポリシーとして設定できます。
表2.5 キャッシュのポリシー
項目 説明
Extreme Cache Extreme Cache機能を使用するかどうかの設定項目です。
参照
Extreme CacheおよびExtreme Cache Poolの詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「Extreme Cacheの管理」を参 照してください。
2.1.2.5 セキュリティ(拡張)
セキュリティのポリシーについて説明します。 作成されるVirtual Volumeのデータ暗号化に関するポリシーです。 ストレージ利用者に暗号化機能を提供する場合、暗号化したTierプールで構成したVVOLデータストアを用意してください。 ストレージ利用者は、以下の項目をポリシーとして設定できます。表2.6 セキュリティのポリシー
項目 説明 データ暗号化 暗号化されたVirtual Volumeを作成するかどうかの設定項目です。参照
暗号化機能の詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「暗号化の管理」を参照してください。
2.2 ETERNUS SF Managerの導入および設定
ETERNUS SF Managerの導入および設定の手順を説明します。表2.7 導入および環境設定に必要な手順
手順の名称 手順の詳細 手順の要否 ETERNUS SF Managerの導入 - 必須 管理対象装置の設定と登録 - 必須 (注) アドバンスト・コピーの接続形態の 設定 - 仮想マシンバックアップを行う場合に 必要 VVOLアクセスパスの設定 - 必須 VVOLデータストアの作成 Tierプールの作成 必須 VVOLデータストアの作成 必須 クローンバックアップ用VVOLデータストアの 作成 仮想マシンバックアップを行うかつク ローンバックアップを取得する場合に 必要 注: 使用する機能に応じてライセンスの登録が必要です。詳細は、「1.3 動作環境」を参照してください。2.2.1 ETERNUS SF Managerの導入
Virtual Volumeを利用する場合、以下の2つのプログラムを同じサーバに導入して、運用管理サーバの環境を設定します。・
ETERNUS SF Manager・
ETERNUS VASA Provider参照
ETERNUS VASA Providerは、ETERNUS VMwareサポートパッケージに含まれます。ETERNUS SF ManagerとETERNUS VMwareサポー トパッケージのインストールの詳細は、『ETERNUS SF 導入ガイド』を参照してください。
注意
1台のETERNUS ディスクアレイを複数の運用管理サーバで管理しないでください。運用管理サーバをvSphere HA環境に構築する場合
2台のVMホストを使用して、vSphere HA環境を構築します。 以下の手順で環境を構築します。1.
運用管理サーバを作成します。a.
1台のVMホストに、そのVMホストのローカルディスクを使用したVMFSデータストアを作成します。b.
作成したVMFSデータストアに運用管理サーバ用の仮想マシンを作成します。c.
運用管理サーバ用の仮想マシンに、ETERNUS SF ManagerおよびETERNUS VASA Providerをインストールおよびセッ トアップします。2.
vSphere HA用の共用ディスクを作成します。a.
ETERNUS SFシステムにETERNUS ディスクアレイを登録します。b.
ETERNUS SFシステムを使用して、ETERNUS ディスクアレイにボリュームを作成します。c.
ETERNUS SFシステムを使用して、作成したボリュームを2台のVMホストそれぞれに割り当てます。d.
割り当てたボリュームでVMFSデータストアを作成します。3.
vSphere HA環境を構築します。 vSphere HA環境を構築します。このとき、作成したVMFSデータストアを共有ストレージに指定してください。4.
運用管理サーバを共用ディスクに移動します。 運用管理サーバ用の仮想マシンを、vSphere HA用の共用ディスクに移動します。参照
・
ETERNUS SF Managerのインストールおよびセットアップ方法は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのイ ンストール」および「ETERNUS SF Managerのセットアップ」を参照してください。・
ETERNUS ディスクアレイの登録方法は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「装置の登録」を参照してくださ い。・
ボリュームの作成手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「ボリュームの作成」を参照してください。・
ボリュームの割り当て手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「ETERNUS ディスクアレイのボリュームの割当 て」を参照してください。・
vSphere HAの構築方法は、VMware vSphereに付属のドキュメントを参照してください。2.2.2 ETERNUS SF Managerの設定
ETERNUS SF ManagerおよびETERNUS VASA Providerの各種サービスに異常が発生した場合、VM管理者/VM利用者のvSphere Web Clientを使った運用に影響があります。運用の継続性を向上させるため、Windowsサービスの回復機能の設定を推奨します。 ETERNUS SF ManagerおよびETERNUS VASA Providerの以下のサービスについて回復機能を設定します。
・
ETERNUS SF Manager Tomcat Service・
AdvancedCopy Manager COM Service・
ETERNUS Information Provider 手順は、以下のとおりです。1.
サービス画面を開きます。-
Windows Server 2012の場合 [コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[管理ツール]-[サービス]をクリックします。-
上記以外のWindows環境の場合 [コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]をクリックします。2.
サービスのプロパティ画面を開きます。3.
[回復]タブを選択し、各項目を以下のように設定します。 項目名 設定内容 最初のエラー 「サービスを再起動する」または「コンピューターを再起動する」 次のエラー 「サービスを再起動する」または「コンピューターを再起動する」 その後のエラー 「サービスを再起動する」または「コンピューターを再起動する」 エラーカウントのリセット 「1日後」 サービスの再起動 「1分後」4.
[エラーで停止したときの操作を有効にする]にチェックします。5.
[コンピューターの再起動のオプション]をクリックし、再起動の時間を1分後にします。 ただし、手順3で「コンピューターを再起動する」を設定していない場合、この手順は不要です。ポイント
・
エラーの際に、サービスを再起動するか、コンピュータを再起動するかは、運用に合わせて変更可能です。 ただし、ETERNUS SF Manager Apache Serviceは、必ず、コンピュータの再起動を設定してください。・
エラーカウントのリセット、サービスの再起動、およびコンピュータの再起動までの時間は、運用に合わせて変更可能 です。注意
・
ETERNUS SF Managerの以下のサービスは、Windowsサービスの回復機能を使用できません。-
ETERNUS SF Manager Postgres Service-
ETERNUS SF Storage Cruiser Optimization OptionWebコンソールの操作で異常があった場合は、これらのサービスが動作しているか確認してください。
・
Webコンソールのイベントに以下のメッセージが表示された場合は、ETERNUS SF Managerの各サービスが動作している か確認してください。esccs11002 Applying the policy failed. policy=policy, target=target, detail=detail
・
ETERNUS SF ManagerやETERNUS VASA Providerの各サービスが動作していなかった場合は、以下のどれかの対処を手作業 で実施して復旧してください。-
サービスの再起動-
仮想マシン上に運用管理サーバを構築している、かつ、vSphere HAなどでVMホストを冗長化している場合は、使用 するVMホストを切り替えてから、OSの再起動2.2.3 管理対象装置の設定と登録
ETERNUS
ディスクアレイ
装置の設定・登録
Virtual Volumeを作成するすべてのETERNUS ディスクアレイの設定および登録を行います。
参照
設定項目と作業手順は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「環境構築」にある「ディスクアレイおよびオール フラッシュアレイ」を参照してください。
登録手順は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「装置の登録」を参照してください。 ライセンス登録
VMware vSphere Virtual Volumes環境で運用を行うため、Virtual Volumeを割り当てるすべてのETERNUS ディスクアレイに ライセンスを登録する必要があります。登録するライセンスは、「1.3 動作環境」の「表1.1 動作環境」を参照してくだ さい。
参照
登録手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「ライセンスの登録」を参照してください。FC
スイッチ
ファイバーチャネル環境でVirtual Volumeを使用する場合は、FCスイッチが必要です。 サポートレベルがAまたはBのFCスイッチの場合 本製品でアクセスパスおよびVVOLアクセスパスを管理する場合は、FCスイッチの設定および登録を実施してください。 本製品に登録しない場合は、FCスイッチに対してネットワークの設定およびゾーニングの設定を実施してください。参照
設定項目と作業手順は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「環境構築」にある「ファイバーチャネルスイッ チ」を参照してください。
登録手順は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「装置の登録」を参照してください。 上記以外のFCスイッチの場合
FCスイッチに対してネットワークの設定を実施してください。また、必要に応じて、ゾーニングの設定を実施してくだ さい。
VM
ホスト
参照
設定項目と作業手順は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「環境構築」にある「VMwareサーバノード」を参照し てください。
登録手順は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「装置の登録」を参照してください。
VMware vCenter Server
Virtual Volumeを使用するVMホストを管理しているすべてのVMware vCenter Serverを登録します。 ユーザーには、VMware vCenter Serverの管理者権限を持つユーザーを登録してください。
参照
登録手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「VMware vCenterサーバに関する操作」の「VMware vCenterサーバの登 録/再読込みおよびユーザー情報の変更」を参照してください。
2.2.4 アドバンスト・コピーの接続形態の設定
仮想マシンのバックアップ運用を行う場合は、アドバンスト・コピーの接続形態を設定します。 すでに接続形態を設定している場合または仮想マシンバックアップ機能を使用しない場合、本作業は不要です。参照
設定手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「ETERNUS ディスクアレイの接続形態の設定」を参照してください。 なお、接続形態の設定では、「ボリュームからのアクセス」または「ネットワークからのアクセス」を選択してください。2.2.5 VVOLアクセスパスの設定
VMホストとETERNUS ディスクアレイ間に、VVOLアクセスパス(Virtual Volume用のアクセスパス)を設定します。
参照
VVOLアクセスパスの詳細は、「2.3.2 VVOLアクセスパスの管理」を参照してください。 VVOLアクセスパスの設定手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「VVOLアクセスパスの設定」を参照してくださ い。2.2.6 VVOLデータストアの作成
ETERNUS ディスクアレイにVVOLデータストアを作成します。仮想マシンバックアップ機能のクローンバックアップの取得 を利用する場合、クローンバックアップ用VVOLデータストアも作成します。 Tierプール作成 Tierプールを作成します。ストレージ自動階層制御を利用する場合は、Tierプール作成の前に階層化ポリシーも作成しま す。参照
ストレージ自動階層制御機能の詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド Optimization機能編』を参照してください。 階層化ポリシーの作成手順、VVOLデータストア/クローンバックアップ用VVOLデータストアを構成するTierプールの作成 手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の以下の箇所を参照してください。
-
「階層化ポリシーの作成」-
「VVOLデータストア/クローンバックアップ用VVOLデータストアを構成するTierプールの作成」 VVOLデータストア作成 1つ以上のTierプールを組み合わせてVVOLデータストアを作成します。参照
VVOLデータストアの作成手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「VVOLデータストアの作成」を参照してくだ さい。 クローンバックアップ用VVOLデータストア作成 仮想マシンバックアップ機能でクローンバックアップを取得する場合、1つ以上のTierプールを組み合わせてクローン バックアップ用VVOLデータストアを作成します。参照
クローンバックアップ用VVOLデータストアの作成手順は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「クローンバックアッ プ用VVOLデータストアの作成」を参照してください。参照
VVOLデータストアの詳細は、「2.3.3 VVOLデータストアの管理」を参照してください。2.3 ストレージシステムの運用
VMware vSphere Virtual Volumes環境におけるストレージシステムの運用を説明します。
2.3.1 リソース管理
Virtual Volume
管理
本製品は、VMware vCenter Serverでの仮想マシンの操作に伴って作成される、Virtual Volumeの情報を表示できます。Virtual VolumeはFTVでもあります。Virtual Volumeは、Webコンソールのボリューム一覧画面で、[用途]に"Block/VVOL"と表示されま す。
Virtual Volumeには、以下の種別があります。これらの種別は、Webコンソールのボリューム一覧画面の[VVOLタイプ]に表示 されます。