最適所得課税理論と日本の申告所得税
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(2) 情報処理学会第68回全国大会. [. ∂G ∂u ∂x ∂z ∂u dλ ∂g + θ ( − r )] f (n) − −λ =0 ∂u ∂y ∂y ∂y ∂y dn ∂y. du = dn. (12) が得られる. u( x , y ) , G (u) , f (n) としては次の関数形を 仮定する[1]. (13) u( x , y ) = log x + log(1 − y ). G ( u) = −. 1 − βu e β. f ( n) =. (log n − µ ) 2 exp[− ] (15) 2σ 2 2π σn. となる. 3.方程式の解 解くべき方程式は次の通りである.. du y (18) = dn n(1 − y ) dλ = [e − βu + θ (ny − T )] f (n) (19) dn λ = θn(1 − y )[(ny − T ) − rn(1 − y )] f (20) (21) u = log(ny − T ) + log(1 − y ). ∫. nN. n0. (ny − rny − T ) f (n)dn = 0. (22). (18)∼(21)は常微分方程式2つと関数方程式2 つの連立方程式である. β と r はあらかじめ与 える定数で, θ は未知のパラメータである. n は独立変数で, u , λ , y , T はすべて n の 関数である.(18)∼(21)は4変数の連立方程式 であるが,(20)(21)から y と T を u と λ で表す ことができれば, u と λ の連立常微分方程式に なる.(21)から. ny − T =. eu 1− y. (23). となるから,(23)を(20)に代入すると. λ = θnfe u − θrn 2 f (1 − y ) 2. (24). 0<. θnfe u − λ θrn 2 f. θnfe u − λ ≤1 θrn 2 f. (28). である必要がある. 4.おわりに ここで取り上げたモデルは Mirrlees の論文を 未定乗数法を利用し連立常微分方程式として定 式化したもので,必ずしも先行研究と対応して いるわけではない.数値的に解があるかどうか を中心に調べた.常微分方程式の数値解法には 4次の Runge−Kutta 法を使用した. 定めるべきパラメータがいくつか存在し,解 は変化する.国税庁のホームページから得られ た平成 16 年度の申告所得金額階級別表(平成 16 年分の申告所得税の納税者について申告所得金 額区分とその所得者数が記載された表)とここで 得られた結果を比較してみた. 参考文献 [1] Mirrlees,J.A.(1971) ”An exploration in the theory of optimum income taxation,” Review of Economic Studies, vol.31, pp.175208. [2] Tuomala,M.(1990) Optimal Income Tax and Redistribution. Clarendon Press, Oxford. [3] Laramie,A.J. and Mair,D.(2000) A Dynamic Theory of Taxation. Edward Elgar, Cheltenham. [4] 田近栄治・古谷泉生(2000)「日本の所得 税――現状と理論――」『フィナンシャル・レ ビュー』,4 月号, pp.129-161.. から. 1− y =. (26). (27) となる.ただし, 0 ≤ y < 1 であるから(25)より. (13)(14)を用いると. dλ (16) = [e − βu + θ (ny − T )] f (n) dn λ = θn(1 − y )[(ny − T ) − rn(1 − y )] f (17). θnfe u − λ n θrn 2 f. dλ θeu θnfeu − λ − βu = (e + − rn )f dn θrn 2 f θnfeu − λ θrn 2 f. (14). 1. θnfe u − λ 1− θrn 2 f. (25). が得られる.(23)(25)を(18)(19)に代入すると. 1-186.
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