ISSN OO40−9022
昭和32年3月6日第3種郵便物認可 毎月工回25日発行
医凹
、、圭士
第62巻
平成4年9月25日発行
第9号
目 次
［総 説］ 肝炎ウイルス研究の新しい展開………・・…・…山内 克巳・関谷 仁美・ 加藤 純子・三橋 容子・米満 春美・大守 智子…843∼852 ［原 著］ 超音波パルスドップラー法による胎児循環機能評価………難波 治子…853∼861 超音波検査からみた肝静脈形態と肝機能との関連性について……安藤 洋子…862∼868 胃癌術後患者のquality of lifeの数量化による検討（第2報） 一拡大手術の評価を中心として一・………・・小川 健治・矢川 裕一・ 勝部 隆男・石川 信也・平井 雅趣・島川 武・ 渡辺 俊明・若杉 慎司・三浦 一浩・成高 義彦・大谷 洋一・梶原 哲郎…869∼875
嚢胞腎の進行に関与する因子ならびに尿酸性化能の検討…………島本由紀子…876∼886 ［臨床報告］ 当院における無血開心術症例の推移……・…………・・大江 容子・佐藤 啓子・ 小林なぎさ・立花 千秋・古谷 幸雄i…887∼890 腎機能低下を伴った片谷の妊娠成功2症例・………・・中西 祥子・菊池 由紀・ 稲垣 千穂・安藤 明利・；瓶 宏・杉野 信博…891∼896 脳性部髄膜と脳下垂体に主病変を示したplasma cell granuloma の1剖検例………・……・・………武雄 康悦・笠島 武・安藤 明子・ 西川 俊郎・佐藤 裕信・山中 崇・安山 雅子…897∼905 ［最終講義］ 虚血性心疾患と麻酔………・・…・……・…………・・………藤田 昌雄…906∼911 ［学術情報］ 第34回高血圧研究会（平成4年7月16日） …・………・・…・………・………・…912 ［雑 報］ ・… 。・・… 一・。… 。。・・・・・・… 一・・・… 。・・。一一。一。・・… 。。・・・… 。・・… 。・・。・・… 一。・。・・・・・・・… 。・914本誌略名
東女医大誌
JTokyo Wom
Med Coll東京女子医科大学学会
SOCIETY OF TOK：YO WOMEN’S MEDICAL COLEGE
東京都新宿区河田町8番1号 東京女子医科大学図書館内
JOURNAL
Vol. 62
OF TOKYO WOMEN'S MEDICAL
(TOKYO JOSHI IKADAIGAKU ZASSHD
September, 1992
COLLEGE
No. 9
CONTENTS
Reviews
Recent advance in hepatitis viruses ... Katsumi YAMAUCHI, Hitomi SEKIYA,
Junko KATO, Yoko MITSUHASHI, Harumi YONEMITSU, Tomoko OMORI.
Originals
Evaluation of the fetal hemodynamics by the Doppler ultrasound
technique ...,...,... Haruko NnmBA.
Relationship between ultrasonographic findings in hepatic veins andliver function ... Yoko ANDO.
Quantitic evaluation of quality of life in postoperative gastric cancer patients al): With special reference to evaluation of
extended operations . . . Kenji OGAWA, Hirokazu YAGAWA, Takao KATSUBE,
Shinya ISHIKAWA, Masanori HIRAI, Takeshi SHIMAKAWA,
Toshiaki WATANABE, Shinji WAKASUGI, Kazuhiro MIURA,
Yoshihiko NARITAKA, Yoichi OHTANI,
Tetsuro KAJIWARA .
Factors affecting the progression of renal insufficiency and urinary acidification
capacity in autosomal dominant polycystic kidney disease . . . Yukiko SHIMAMOTO.
Case Reports
Transition of no blood transfusion in open heart surgery in our
hospital ...Yoko OHE, Keiko SATOH, Nagisa KOBAYASHI,
Chiaki TACHIBANA, Yukio FURUYA.
Two successful pregnancies in patients with single kidney manifesting
renal dysfunction ... Nagako NAKANISHI, Yuki KIKUCHI, Chiho INAGAKI,
Akitoshi ANDO, Hiroshi NIHEI, Nobuhiro SUGINO.
A rare autopsy case of plasma cell granuloma involving the meninges and
pituitary gland... Yasuyoshi TAKEO, Takeshi KASAJIMA, Akiko ANDOH,
Toshio NISHIKAWA, Hironobu SATOH, Takashi YAMANAKA,
Masako YASUYAMA .
Lecture
Ischemic heart disease and anesthesia ...,... Masao FUJITA.
..843--852 . .853-861 ..862･-868 ..869--875 ..876"v886 ..887"-890 . . 891'v896 ..897--905 ..906-911
Society of Tokyo Women's Medical College
Tokyo Women's Medical College Library
72 学術情報 ○招待講演 日時 平成4年6月1日（月） 会場 糖尿病センター医局 主催 第三内科 講i師 Graeme I． Bell Howard Hughes Medical Institute， The Univercity of Chicago テーマ The molecular biology and genetics of non−insulin dependent （type 2）diabetes mellitUS
O招待講演
日時平成4年6月8日（月）
会場 小児科医局 主催 小児科 講師 Colon D Binnie Bethlem Royal and Maudsley Hospital， England テーマ Photosensitive epilepsy 講師 Carryl C De Vivo Columbia University， U．S．A． テーマ Neuroglycopenia：Anewly recognized syndrome causing infantile seizures and delayed neurological development 雑 報 編集後記 本学会雑誌の査読を引受けてから約半年になった． 各月の論文査読は専門分野の委員が担当者になるよう 事務局の配慮がなされているようである．しかし投稿 論文が専門分野でも難解のものも少くなく，査読する 側も大変緊張し，提出期限が近づくと気が重くなるこ ともしぼしばである．今回私の担当ではなかったが， 2科にまたがった内容の臨床報告論文において，論文 内での該当他科独特の表現法などに関し査読委員より 適切なアドバイスがあり，大学雑誌編集の良さが認識 された．本来であれば投稿者自身が前もってその程度 の検討はすべきであるとも考えられるが，如何なもの か．また，英文抄録に関しては投稿筆者は苦労して提 出しているものと思われるが，日本語英語も少くない． 査読する側もnative speakerでないので良い文章に 直してあげる自信もない．したがって本学会専属の native speakerを顧問の形式で英訳のアドバイスを受 け’られるようにして欲しいと思う．費用は依頼者個人 の負担が当然であるが，是非そのような制度を早く 作ってもらいたいと考えるのは，私一人ではないと思 われる．しかし現実には論文の内容を十分理解して翻 訳のアドバイスをもらうには，邦文の表現法をそれに 適したものにする発表者の努力が最も大切と思われ る． （1992．6．8． HJ．） ○編集幹事会 、日時平成4年6月8日（月）午後4時より
場所 別館2階会議室 議題 東京女子医科大学雑誌62巻9号 ・ 査読結果審議，その他について ◎論文中の年号は西暦年に統一することになり ました． ○第291回例会 日時 平成4年6月18日（木）午後3時より 会場 消化器センター2階カンファレンスルーム 次第 一般演題10題 教育講演「臨床医学に必要な統計の知識」 大橋 靖雄 （東京大学医学部保健学科疫学教室教授） ○集会幹事会日時平成4年6月23日（火）午後4時より
場所 中央校舎1階会議室 議題 評議員会，第292，293回例会，その他について 一914一東京女子医科大学雑誌投稿規定（平成4年1月改訂） 1．投稿は連名者も含め本会会員に限る．但し，準会員 のみでは投稿できない． 2．投稿内容は原著，総説，臨床報告，調査報告，など とする．いずれも未発表のものに限る． 3．原稿の採否，掲載順は編集委員会において決定す る．受理した原稿は原則として返却しない． 4．総説は原則として編集委員会の依頼によるものと し，その著者は本会会員に限定しない． 5．本学会が認定した分科会で発表されたものは，その 抄録を本誌に無料で掲載する．このほか編集委員会 が必要と認めた学術集会の抄録その他に関するもの は有料で掲載することができる． 6．依頼により年2回まで臨時に特別号を発行するこ とができる．費用は依頼者の全額負担とする． 7．掲載料は普通紙で和文は刷上り原著4頁・臨床報告 2頁まで無料，超過1頁につき6，000円，英文は刷上 り2頁まで無料，超過1頁につき8，000円とし，依頼 原稿は全：頁無料とする． 8．原則として毎月20日を4ヵ月先の号の締切とする． 9．別刷は実費とし，50部単位で表紙に明記する．依頼 原稿は50部まで無料とする． 10．校正は初・再校とも著者校正を原則とする．大幅 な改変は認めない． 11．原稿の書き方 1）原稿は正1部，副（コピー）1部を提出する．但 し写真は正と同じものとする． 2）和文原稿は，A4版もしくはB5版，400字詰め原稿・ 用紙に横書きとし，ワープロの場合は，20字20行 を原則とする．当用漢字，現代かなつかいを用い る． 3）英文原稿はダブルスペースでタイプする． 4）表紙には，表題，所属，主任または指導者氏名（原 著の場合はその校閲印が必要），著者氏名（フリガ ナ），英文表題，ローマ字著者名（名・姓の順，姓 は大文字），英文所属を書く． 5）和英論文とも，和文の要旨（表題，所属，著者氏 名，800字以内）を添える． 6）和文原著には原則として英文抄録（200語以内） を添える． 7）論文の構成は原則として，緒言，対象および方法， 結果，考察，’結論，文献，図表（各々別紙）とそ の一括した表題・説明，の順とする． 8）図・写真はそのまま印刷できる明瞭なものとし， 裏面に番号，上下を記す． カラー写真・アート紙使用はその旨明記し，ト レースを要する場合もともに実費を徴収する． 9）度量衡の単位，記号は国際単位系（SI）を原則と する． 10）専門用語は学会で統一されたものを用い，略語 は初出時に正式用語またはスペルを記載する． 11）文献は引用順に本文中に肩付番号を付し，次の 形式で記載する．著者は3名まで記載し，外国人 名は姓名の順とする．雑誌名の略記は医学中央雑 誌およびIndex Medicusに従う． 1）川村雅枝，重本六男，森吉百合子ほか：ラット cysteamine十二指腸潰瘍の発生機序につい て．東女医大誌 56：668−676，1986 2）Quimby GF， Bonnice CA， Bumstein SH et a1：Active smoking depresses prostaglan− dine systhesis in human gastric mucosa． Ann Intern Med 104：616−619，1986 3）斎藤慎太郎：甲状腺疾患．pp 1−16，永井書店， 大阪（1985） 4）後藤雄一郎，後藤由夫編：動脈硬化症の新しい 診断と治療．医薬ジャーナル社，大阪（1985） 5）城所良明：神経筋接合の形成．「筋発生の細胞 生物学」（小沢英二郎，嶋田 裕，真崎知生編）， pp 259−282，学会出版センター，東京（1983） 6）Swaiman KF， Ashwal S：MEP小児神経病 ケーススタディ，46例の研修．（福山幸夫監訳）， 医学書院，東京（1980） 7）Kahn CR， Roth J＝ Insulin receptors in desease states． ∫η Hormone・Receptor Interaction（Levy GS ed）pp 1−29， Marcel Dekker， New York（1981） 12．本誌の投稿，編集，印刷に関する問い合ぜ等は， すべて下記宛てとする． 東京女子医科大学学会編集会 〒162東京都新宿区河田町8−1 電話03−3353−8111 内線22314
