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小形コンピュータによる時刻表自動編集システムの開発

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(1)

小形コンピュータによる

時刻表自動編集システムの開発

Design

of

Time-table

Automatic

Editing

SYSte叩bY

SmallScale

Computer

日立製作所が,日本交通公社発行の時刻表を手組みから機械化する目的で,株式 会社写研と共同研究を続けてきた「時刻表自動編集システム+が,昭和51年3月よ り稼動を開始した。当システムは,時刻表の版下を作成するもので,時刻表内のデ ータをFLIつのファイルに分割し,ページをキーとして組版に必要なデータを編集し, 組版コンピュータにデータ交換制御装置を通じて転送する。当システムは,漢字コ ードを取り扱い,ファイル構造は新たに開発した可変長ISAMファイルとし,処理 速度の向_Lとエリアの縮小を図りファイル メインテナンスにおいても漢字情報特有 の処理をサポートしている。本稿は,時刻表編集に至るまでのデータ入力からフ了I イル作成などについて,その概要をまとめたものである。 山 緒 言 印刷業界で従来の文選からコンピュータを使用した組版が 進行しているが,時刻表を編集し,版下作成に至るまでをシ ステム化したのは今回が初めてである。このシステムの稼動 により,毎月の版下作成が迅速,かつ正確に行なわれるよう になった。 本稿は,時刻表の情報はどのようなファイルから構成され, 必要とする情報が最終のページ組版までどのような過程を通 るか,毎月々の時刻の変更,列車の増i成などに対して,メイ ンテナンス処理はどう行なわれているかについて述べる。 特にHITAC S150で新たに開発した,ファイル編成方式と ファイル メインテナンスを中心に述べる。この時別表自動

編集システムは,Sapton Time-table

Composition(以下,

STCと略す)と呼ばれ,最終出力は全自動写真植字機による版 下作成であり,版下というのは通常の時刻表1ページがそれ に当たる。この時刻表組版の自動化に対して,日本交通公社 出版事業局が株式会社写研※1)に依頼し昭和45年ごろから調査 研究を始め,昭和48年3月,日立製作所は株式会社写研と共 同開発に入l),時刻表作成のシステム作りを開始した。その 結果,昭和51年4月号で一部のページが,6月号から日本国 有鉄道(以下,国鉄と略す)全線区のコンピュータによる時刻 表作成が行なわれている。 臣l

時刻表自動編集システム開発の背景と問題点

時刻表の機械化開発の主要因としてi欠の4点がある。

(1)活版印刷の行き詰まり打開と多色化の促進

(2)複雑な編集のための校正,組版の容易化

(3)鉛使用の作業改善(鉛公害の除去)

(4)植字工など特殊技術者の労働力不足

以上の諸問題点解決の手段として,コンピュータによる編 栄1)手動・自動写真植字機のメーカー 鈴木 敏* 大竹 覚* 蛇原重光* S胡ヱ〝丘f 5(主上oざん∼ 0-α丘p 5α才05ん∼ gムよんαr(ISんJgeれJJ5加 集,組版と全自動写真植字機による触■F作成のシステムを採 用した。しかし,STCシステムの構成は図1に示すとおりで あr),システムの開発に当たって種々の問題点が発生した。

(1)時亥り表に含まれている情報が複雉多岐にわたっていた。

(2)小形コンビュ【タにとってファイルの容量が膨大であった。

(3)各ファイル間の相関関係がデータ

ベrスのようになっ ていた。 これらのファイルについて以下に述べる。 田 システムの構成とファイル作成 時刻表自動編集システムは,図lに示すようにHITAC 8150と組版コンピュータ(HITAClOII)の2台のコンピュー

タをデMタ交換制御装置(以rF,DXCと略す)を介して接続

し,時刻表の各種ファイル作成からペ∽ジ単位の版下作成ま でを行なっている。 時刻表1ぺ椚ジ内には多くの情報を含んでおり,それらを 分析すると次のようになる。 (1)ページ データ

(2)駅名データ

(3)列車データ

(4)掲載線区データ

(5)編集データ 以上5種類のデータは,密接な関係があり時刻表の作成には 欠くことのできないものである。i欠にこれらのデータが構成 するファイル群について説明する。 3.1 STCシステムを構成するファイル詳細 STCシステムで使用する各種データは,匡l鉄の各地方鉄 道管理局で作成され,国鉄本社と日本交通公社時刻表編集部 を経由して,版下の製作を担当している株式会社電算プロセ スにi度る。このデータに基づき月i大のファイル メインテナ ンスが磁気テープ ファイルで行なわれ,処理速度を考慮し て磁気ディスクにマスタ ファイルを作る。 * 日立製作所コンピュータ事業本部

(2)

紙テlプ読取枚 ′ ′ ′ ラインプリンタ 漢字せん孔機*×12 ディスプレイ 磁気 テープ ×4 (編集コンピュータ) カード読取磯 紙テープ読取棲 DXC 磁気ディスク ×2 紙テープ せん孔横

l

(組版コンピュータ) 図I STCシステム構成図 原始データ及び校正データを漢字せん孔磯でパンチする。HITAC8】50で は,ファイルメインテナンスと編集処王里を行ない,HけAC10ⅠⅠに転送する。組月反処王里後,SAPTONにより版下 が作られる。 カードで43

■■

ページの出 力を指示し ている。 ¢43 駅名ファイル

■■■-■■■■■

TTY

仁慧二

、 -磁気ドラム 時刻表版下 注:*印は株式会社写研製 TTY=テレタイプライク → ペ ̄ジ

→警警驚一献ファイル→列車フ.アイル→

DXO

→組版処理→Gエ)・◆.苧APTON--ファイル 図2 時刻表lページの完成 ヵードによりページNo.を指示することにより,図のような処理手順で編 集が行なわれ,組版コンピュータにデータが転送される。組版処王里後,カセット磁気テ…プを全自動写真植字機 にセットL,時刻表のIページを作る。 3.1.1駅名ファイル 駅名は全国の路線を485線区に分割し,線区単位に原稿を 作成し紙テープにパンチ後,計算機に入力する。人力データ の基本的なものとして,漢字駅名,イ反名駅名,キロ数,駅設 備,駅情報などがある。このときの入力は,下-)についてだ けであり,上r)に関する情報は自動発生させる。在来線につ いてだけ考えれば,全国5,200箇所の駅について線区ごとに デ】タを作成し,最終的には可変長ISAMファイル(以下,

ⅤISAMと呼ぶ)の形式でディスク

ファイルを作成する。 3.1.2 列車ファイル 列車レコードは,時刻デ【タと設備データから成る。 (1)時刻データは列車ごとの発着時刻であr),時刻の入ガは 線区単位に行なわれる。これら線区単位のデータを列車番号 によりソートし,時刻開始駅名と終了駅名により接続を行な い,1本の列車とする(例:特急「富士+は,東京∼西鹿児島 間16線区を走るが,接続処理ではこれを1列車とする)。全国 で同一列車番号は,多いもので30∼40本近くある。

(2)設備データは列車ごとの愛称名,各種設備記号(グリー

ン車,指定席など),入線時刻,番線などである。これらのデ

ータは,列車番号と始発駅の線区コードをKEYとしている。 3.1.3 ページ ファイル ページごとのデータを持つファイルで,大別して次の6種 類から成る。

(1)外わくに関する情報

外わくの大きさ,けい線の太さを指示する。

(2)欄外文章

けい線の外側の文章で,新幹線下り,上りなどがある。

(3)ページの分割情報

ページの割付けに関する指示で,これによりわく内を更に 分割する。

(4)ページ内の文章

版下 弁当の案内であるとか,乗り換え時間に関する文章

(5)掲載線区コード,列車番号

ページに含まれる,掲載線区コードと列車番号を登錨

(6)時刻データ

会社線のページにおける時刻データである。在来線は,掲 載線区データを用いて,列車ファイルより取り出す。 3.1.4 掲載線区ファイル 掲載線区ファイルは,次の2種類の情報から成る。

(1)列車時刻欄の外わく情報

列車時刻欄の外わく情報とは,体裁に関する指示であり, 例えば,新幹線の東京から博多までを掲載する場合には, 210011 東京→新大阪着 210012 新大阪→博多着 と,線区コードと駅名を用いて指ホする。ほかに,列卓番号, 愛称名,電話予約及び運転期日の各欄が存在するときには, この外わく指示により作られる。

(2)掲載線区内を通過する列車の編集情報

編集情報とは,列車ごとの印字体裁を決めるもので,この データに従い組版作業が行なわれる。編集情報は,プルーフ 処理という版下の校正刷り作成時に作られるデータで,列車 設備データの内容に優先順位を付加し,位置と大きさを決定 する。 この処理では,掲載線区の外わく情報も参照し,愛称名, 始発,行先などの各欄が指定されているときには,その中に 入るように編集される。編集データの作成は,組版用コンピュ ータで行ない,DXCを介して転送されファイルを作成する。 3.2 時刻表1ページの完成 時刻表の版下は,図2の処理手順で1ページ内のデータを 編集し,図3のような版下が作られる。 図4に版下の前段階である校正刷りの出力例を,図5に駅 名マスタのモニタ印字例を示す。

(3)

ご注意‖◆誓慧学芸;二号去冒詣芸孟芸宕慧要言′㌣ます0ここに掲載の時刻●列車名●

43 些;竺ゾ肝 戯ガ 四壁一 些竺 担些

空室 些 ガJ♂7 鑑ロブ批方〟甜7 ♂J♂〃腔J7♂J〟J〟/玖グ 舷㌘タ脚紆ク′脚〟肺 腔イブ♂//ぷ ぼお♂ノJJノ 電話予約コー・ト

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1251 1509 1556 1554

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レ レ 1255 1510

1046

注転 聖

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壬凱乱ふふ壬喜至喜∴1畠。ま喜乱ん王喜害3二二・遊遥遠選選二追越遥二追越壷選二二㌢拭う

萱垂萱至萱垂蚕 蘭画弓蚕箇⑯一 ̄蘭画蘭画二⑯〔夏至⑱〔耳享〕⑯ ⑯8茸⑯ ⑭(i至)(弦)⑯ 剖ぷ芋番線 7 7 7 147 7 7 7 7

雲量

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畳一新幹線同炒由(その2)

次べ1三つづ/、紆

新幹線沿線のお泊りは、「みどりの窓口+へお申込みください。(新幹線ビジネスエック) この時別薮l土日立コンビュ】仙タに.よl=乍▲、′オ ̄tていま′】 図3 時刻表の版下例 印刷用の版下は,時刻表と実物大で出力される。 【I S TCシステム 4.1 STCシステムを大別すると,HITAC 8150を中心とした 舶り三システムと,HITAClOIIと写植機を中心とLた組肋シ ステムとに分けることができるハ 編集システムとは,原好け' ーータを人力し,それらを加工して各種情報ファイルを作成し, 各々のフ1フィルから必要データを取り上_l_もしてそれを編集する システムである。組版システムは,その編集されたデータを ′受け取り,データ チェックを行なうとともに組】振作業を行な い,その結果をカセット テMプを介Lて写柏機へ投入し,版  ̄卜を作成するシステムである。

(4)

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竺⑯守トレ軍レ雲γレレ軍レレ軍レレレ還⑭】

図4 プルーフ出力例 版下作成の前段階である,校正刷りの出力例である。 線 f束. 汚吉 事 駅 名 210011 図5 駅名ファイルのモニ タ例 駅名マスタの内容を確 認するために繰区単1立でモニタ を出力する。 洪 収 拉剖 駁 ‥ホ納円 満h叫川松舵九せ似郁夫 虹)抑小 難 二▲榊浜叫代れ岐米店軌 , 仮 名 駅 名 .とうきよう .Lんよこはま .おだわら ,あたみ .みLま ,しずおか ,はままつ .とよはし ,なごや .ぎふはしま .まいばら .きようと .しんおおさか 4.2 STCシステムの特徴 このシステムは処理の手充れから次の4項目に分けることが できる。その各々の特徴について以下に述べる。

(1)データ入力

STCシステムで取り扱うデータは,すべてが2バイトで

1文字を表わす漢字データ(紙テープ媒体)であり,入力され

るコードの数も約1万字とかなり多い。そのため,十分なデ  ̄タ チェックが行なえず,誤ったデータを取り込む割合が 向い。

(2)メインテナンス

このシステムでは,メインテナンスに2種類の方法がある。 一つは一般に行なわれるマッチング処理によるマスタのメイ ンテナンスであり,他方は即時性に応じるためにファイルに

対して直接修正を行なうメインテナンス(以下,赤字処理と呼

ぶ)である。

TEL, 駅 設 備 仰棚鵬仰別505506抑510515516605610 ,キ ロ 数, 料 金 .0,0 -1176.5. .2乱8 -1147.7. ,85.9 -1092.6, ,104.6rlO71.9, ,120,7】1055.8, ,180.2⊥996.5, .257.1-919.4, .295.6-882.9, ,566.0-810.5, .596.5ゾY780.2, ,445.9-750.6, ,515.6一端62.9 t ,552.6-づ25.9. 駅情報,連 絡 駅 21()012一新大阪 帆鵬㈹鵬鵬鵬00700S鵬…011012013…帖016017鵬… 帥21か公別溢水 027雌他州吼昭雌似帖雌脚鵬㈹脚041昭岬仙帖鵬紺棚細榊蜘悦鵬

(3)ファイル作成

このシステムが取r)扱うデータ,及びメインテナンスの特 異性に応じるために,ⅤISAMというファイル編成を採用し ている。

(4)データ編集

それ自身で意味を持つ単独ファイル(すべてⅤISAMファ

イル編成)から,随時必要データを取り出して編集し,その 結果をDXCを介してHITAClOIIへ転送している。 4.2.1 ファイル構造 STCシステムの特徴のところでも述べたように,このシ ステムのj采用しているファイル構造はⅤISAMと呼んでいる もので,このシステム独特のファイル構造である。 HITAC 8150プログラミング

システム(PS)では,SAM,

DAM,ISAM各ファイルをサポートしているが,なぜ,これ らのファイル編成を適用せずⅤISAMというファイル編成を

(5)

採用せぎるを得なかったか,その背景と構成について次に述 /ヾる。

(1)ⅤISAMファイル決定の背景

このシステムで取り扱っているデータは,ばらつきが極端 で,しかも1件当たりのデータ量も多い。今回使用したファ イルのうち,代表的なものについてSAMファイルとしたと きの容量を計算すると表lに示すようになる。計算式は次の とおりである。 (a)容量=各ファイルの一最大レコード長(B)×データ件数 (b)必要とするディスク

パック=容量÷4.9(MI∋)(ディス

パックはA-482形) 表lから分かるように,A-482形パックを9パック必要と し,すべてのパックがディスク装置にセットされなければ時 刻表の出力はできない。HITAC8150システムでは,最大8 パックまでしか接続できず,またシーケンシャル ファイル とした場合,処理時間が増大する。これらの問題を解決する ため,ⅤISAMファイルのファイル編成方式を開発し,表2 に示す結果を得た。同表の容量比からSAMフフ,イルと比較 してディスク パックの容量が10∼35%以内に収まることと なった。

(2)ⅤISAMファイルの構成

ⅤISAMファイルは,次に示すような3部から構成されて

いる(図6参照)。

(a) インデックス部 (b)データ部 (c)オーバフロー部 これらがどのような情報を持っているか次に述べる。 (a) インテ}ックス部 (i)オーバフロー

ポインタ(OP)

オーバフロー エリアの,空きエリアの先頭アドレスを示 し,インデックス部の先頭にただ1個作成される。 (ii)インデックス

キー(KEY)

データ アクセスのメ インとなるキ耶 GiO

データ格納アドレス(DA)

データの格納されている先頭アドレスを示す。 (iヽ∂オーバフロ川 データ格納アドレス(OA) オーバフロー データの格納されている先頭アドレスを示す。 表I SAM編成のファイル容量 よるファイル容量を示す。 各ファイルの最大レコード×件数に 項番 フ ァ イ ル 名 容 量 必要とするパック数 (MB) (個) l 名 l.7 0.3 Z 19.9 4.1 3 14.0 2.9 4 へ  ̄ ン/ 4.5 0.9 表2 VISAM編成のファイル容量 現在,時刻表作成で使用Lてい るファイルの実測値を示す。 項番 ファイル名 容 量 必要とするディスク 容量比〔vISAM/ (MB) パック数 (個) SAM〕 (%) l 0.6 0.1 35 2 2.1 0_4 ll 3 掲載線区 l.3 0.3 9 4 ペ ー ゝ/ l.2 0.3 27 OP K亡YIDAlOAIKE.Y2 DA20A2 -ALL(FF〉 RLKEYl ー タ デ ー タ RL EY2

NA†データ凍データ長データ

しNA2ト稚

し。

データ長 データ デー絹データ長データ NA3トタ蔑データ長 データ

し。

デー柑デ…タ長データ インデックス部 データ部 オーバフロー部 注:各矢印はそのアドレスが示す場所を指している。

■はオーバフロー部の空きエリアであり・以後,赤字されたデ ̄タは

遂次このエリアヘ格納されてい〈。 図6 ファイル構成図 STCシステムで使用LたVISAMファイルの構 成とチェイニングについて説明する。 (b)データ部

(i)レコード長(RL)

可変長であるため,そのデータ レングスを示す。

(ii)データ(DATA)

(c) オーバフロー部 オーバフロー データとは,赤字処理後の修正データのこ とであり,このデータをオーバフロー エリアへ格納するこ とからこのように呼んでいる。 (i)次のオⅥパフロー

アドレス(NA)

オーバフロー データは,1個のKEYに対して複数個発 生するため,それらのデータをチェイニングする必要があ る。そのチェイニング キwとなるのがこのアドレスであり, 各オーバフロー デ】タの先豆引こ作成される。 (ii) データ種 1偶のデータに対して複数個のデータ種があり,各々の データ種に対して,オーバフロー データが発生するため, そのオーバフロー データがどのデータ種に属するものか識 別するために設けられる。 GiD データ長 このオーバフロー データも可変長であるため,そのデーレングスを示す。 (iヽウオーパフロー データ 4.2.2 メインテナンス ここでは,一般に行なわれているマスタ更新処理を除き, 赤字処理を中心に述べる。 赤字処理は,即時性を要求されるものであー),そのために ファイルを直接に修正するものである。赤字処】聖の対象とな るデータは,文章データ,時刻データ及び編集情報である。 文章データは,1項目の大きさが数文字から数千文字と非

(6)

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図了 HITAC8ほ0・HITAC 柑ⅠⅠ処理装置 HITAC8150は,フ ァイリングと赤字・編集処理を,H汀AC】0ⅠⅠは組版処理で使用し,出力はカ セット磁気テープである。 ′削こばらつきがあり,佗正を必要とする度に,これらのデー タをそのまま作成Lていたのでは,余r)にも非効率である。 そこで,このシステムでは,帽正する筒所を文章中の文字 及び文字群で指示し,その修正部分だけのデータ入力で済む 方法を採用している。修正されたデータは,その対象となっ

た項目の全文章(修正済文章)がオーバフロー

データとして, オーバフロー部へ出力される。 時刻データも文章データ同様の形で指示するが,この場合 許されるのは置換だけである。したがって,その帽正済みの データがオーバフロー部/\出力されることはない。 以_L, ̄文章データ,時刻デ”タの佗正について述べてきた が,次に編集情報の赤字修正につし、て述べる。 編集情報とは,3.1でも述べたように列車設備データの掲 載情報(掲載位置及び大きさ)や,その設備の持つ内容を総称 したものである。これらの編集情報に対して,次のような佗 正が行なわれる。

(1)設備の削除

(2)設備の追加

(3)設備の位置変更

(4)設備の体裁(大きさ)変更

(5)設備の内容変更

以上の修正内容のうち,オーバフロー部に帽正データがrH

力されるのは,前記(2)と(5)だけである。

位置を表わす ̄方法として,絶対位置と柑対位置の2椎顆が ある。このうち,絶対位置を持つ設備をグル【プ フイ【ルド, 相対位置を持つ設備をシングル フィールドと呼んでいる(, グループ ブイ【ルドの位置変更については,この設備に 連なる設備も一緒に移動するので,その先頭の設備の位置だ けを変更すればよい。ところが,シングル フィールドの位置 変軌二ついては,前後の相対関係にある設備の位置をも考慮 して,自動的に変更するシステムになっている。 このように,赤字処理では,一最小必要限度の情報でファイ ルの修正を行なうように設計されているが,その反面,ソフ トウェアにかかる負‡削ま重くなっている。 4.2.3 効 果 このシステムの稼動により次のような効果が生まれた。

(1)赤字校正から版下作成までが短時間にできる。

従来の活版方式では,活字の入れ替えによって訂正作業を 行なっていたが,このシステムでは赤字校正指示の紙テ】プ をパンチし,コンピュータで面接ファイルを修正後,編集, 洲変数 ■ I ′ 謬㌫ニ既「ミ ′ 苧三野磯 、′〝、、仙; ム、毘≡鞄ニr惑 主、瀬′′

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ご爽、( 鞠表垂 ′ミ‥ゾ言葉蝉 、、、、.∨。_遠戚軍学二 驚蕊ミ∨′′ノ、こ …、′∧、、無㌫ ≦繋、:、-こ、 図8 全自動写真植字機〔(SAPTON)株式会社写研製〕 ヵセット 磁気テープを入力とLて,時刻表の版下を連続的に作成する。 組版処理が行なわれるので,括駁と比較して版▼ ̄卜作成までの 時間が短縮できた。

(2)連絡-しf-し見表における時刻の編集が容易にできる。

連絡早見表や在米線の連結駅の列車時刻は,主要駅の時刻 であるため,従来はノ険索に時間がかかっていた。このシステ ムでは線区コードを使用Lて列車レコ【ドより時刻を取り出

すので,常に ̄最新のデータが求まる(在来線で帽正した時刻

が一連絡・IiJ一見表にも生かされる)。

(3)前ページ,次ページの自動算H-1処理

プル【7出力時における次ページ ファイルから,コンビュ ーーータ処理で,列車時刻が次に掲載されるページと何ページか /)続いているかという,前ペー1ジ,次ページの算出が自動的 にできる。 (4)列車の移動が容易である。 毎月の時刻表で時刻と同程度に変更があるのは,列車の移 動である。1ペMジ内における列車本数・体裁の関係で,先 月号では2列目にあった列車を,今月号では10列目と変更が 生ずる。二の場合の処置は,ページ ファイル内における列車 澄録エリアの変更を行なうだけでよい。 (5)′ト形時刻表の作成にファイルを転用できる。 列車フ7イル,+駅名フ7イルは,人形・小形時刻表に関係 なくあるので,小形の時刻表を作るには,ページ ファイルと 掲載線Ⅰメニファイルを作るだけでよい。大形時刻表で赤字校jt Lた時刻,設備などは小形時刻表にもそのままノtきる。 l司 結 言 以_L,時刻表日動編集システムについて,その概要を述べ た。このシステムは我が国における時刻表組版機才戒化の第一- ̄歩であり,従来のミニ コンピュータと写植機を使用したシ ステムから,本格的なファイルを用いた自動編集システムと いえる。 ニのシステムの開発は,小形機の限界を超越したシステム であったが,関係各位の御協力をいただき今回完成できたこ とは喜びにたえない。 今後,我々はこれらの経験をベースに新ししりト形機におけ る組版システムのポイント及びファイルの概念について積極 的に取り組んでいきたいと考えている。 終わr)に,株式会社日本交通公社出版事業局,株式会社電 算プロセス及び株式会社写研並びにその他関係各位の御協力 に対し心から感謝するi欠第である。

参照

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『台灣省行政長官公署公報』2:51946.01.30.出版,P.11 より編集、引用。

︐第 線染茎︶杯紫璽.淡   ニ         テ 董鰍紫染織 同誌撚鵬  動較 染染華二本  

新大阪駅 3,000円 6:30 7:50予定 京都駅 3,300円 6:00 7:30予定 三ノ宮駅 3,500円 6:00 7:40予定..

「系統情報の公開」に関する留意事項

浮遊粒子状物質の将来濃度(年平均値)を日平均値(2%除外値)に変換した値は 0.061mg/m 3 であり、環境基準値(0.10mg/m

運航当時、 GPSはなく、 青函連絡船には、 レーダーを利用した独自開発の位置測定装置 が装備されていた。 しかし、

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