献呈の辞
著者
佐藤 修一郎
著者別名
SATO Shuichiro
雑誌名
白山法学
巻
14
発行年
2018-03
URL
http://id.nii.ac.jp/1060/00010182/
Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja献呈の辞 ― 1 ―
献呈の辞
『白山法学』14号は、これまで東洋大学法科大学院において教 を執ら れ、数多くの学生、修了生のご指導にあたられた上田智司先生、小杉公一 先生、萩原滋先生、橋本昇二先生、藤村知己先生、そして田中信義先生の 6 人の先生方のご退職記念号となります。先生方が本学及び本学法科大学 院の発展に多大なるご貢献をなさったことに感謝申し上げ、ここに謹んで 『白山法学 上田智司教授、小杉公一教授、萩原滋教授、橋本昇二教授、 藤村知己教授、田中信義教授 退職記念号』を献呈いたします。 上田智司先生は、早稲田大学法学部をご卒業の後、司法試験に合格さ れ、30年余りにわたって東京弁護士会ご所属の弁護士としてご活躍なさっ ております。2003年からの 3 年間は、司法研修所民事弁護教官を務めら れ、多くの司法修習生の指導にあたられました。2010年には、東京弁護士 会副会長にも就任されております。2007年以来、本法科大学院において は、民事系の科目をご担当いただいてまいりました。 小杉公一先生は、東京大学文学部をご卒業の後、司法試験に合格され、 30年余りにわたって東京弁護士会ご所属の弁護士としてご活躍なさってお ります。2001年からの 3 年間は、司法研修所刑事弁護教官を、2006年から の 3 年間は、新司法試験委員を務められました。2007年以来、本法科大学 院においては、公法系及び刑事系の科目をご担当いただいてまいりました。 萩原滋先生は、早稲田大学大学院を修了された後、愛知大学法学部教 授、岡山大学法科大学院教授を歴任され、2010年に東洋大学法科大学院に 着任されました。1992年には、「実体的デュー・プロセス理論の研究」に より、早稲田大学において博士(法学)の学位を取得されました。当該ご 論攷は、1996年、成文堂より出版されております。本法科大学院において は、刑事系の科目をご担当いただいてまいりました。 橋本昇二先生は、京都大学法学部をご卒業の後、司法試験に合格され、 京都地裁判事補にご就任以降、徳島地・家裁判事、札幌地裁部総括判事、 札幌高裁判事、東京高裁判事など、27年間にわたり、裁判官を務められま した。2005年にご退官の後は、第二東京弁護士会ご所属の弁護士としても白山法学 第14号 2018 ― 2 ― ご活躍なさっております。2007年より、本法科大学院においては、民事系 の科目をご担当いただいてまいりました。 藤村知己先生は、東洋大学大学院を修了された後、徳島大学総合科学部 教授、姫路獨協大学法科大学院教授を経て、2007年に東洋大学法科大学院 に着任されました。また、日本大学、香川大学などにおいても、非常勤講 師として教壇に立たれました。学外においても、厚生労働省徳島紛争調整 委員会委員、徳島県環境審議会副会長など、要職を歴任されました。本法 科大学院においては、民事系の科目をご担当いただいてまいりました。 田中信義先生は、一橋大学法学部をご卒業の後、司法試験に合格され、 福島地裁判事補ご就任以降、東京地裁判事、東京高裁判事、長野地・家裁 所長、知財高裁部総括判事などを歴任されました。また、この間には、法 務省訟務局総務課長、法務大臣官房参事官も務められました。2009年にご 退官の後は、第一東京弁護士会ご所属の弁護士としてもご活躍なさってお ります。2012年より、本法科大学院においては、主に公法系の科目をご担 当いただいてまいりました。 制度発足以来、法科大学院を取り巻く環境は常に変化し、本法科大学院 は、残念ながら2016年以降の学生募集を停止せざるを得ない状況となりま した。こうした逆境の中でも、先生方には常に学生及び修了生の利益を最 優先し、従来と変わらぬ学習環境を維持すること、従来以上に司法試験合 格のための指導を行うことに力を注いでいただきました。 東洋大学法科大学院の運営に携わってきた教職員、先生方の薫陶を受け た学生、修了生は、その謦咳に接することを喜びとしてまいりました。今 春、先生方に惜別の情を述べねばならないことは、残念でなりません。 今後の先生方の益々のご健勝とご活躍を祈念し、献呈の辞といたします。 2018年 3 月 東洋大学法科大学院 院長 佐 藤 修一郎