• 検索結果がありません。

普及指導員研修体系の見直しに向けた取組(農業経営支援課) 宮崎県:平成29年度版宮崎県の農業普及活動

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "普及指導員研修体系の見直しに向けた取組(農業経営支援課) 宮崎県:平成29年度版宮崎県の農業普及活動"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

ĴĶ

   その他

ጇෛም࿷ใ᝕ಜ౩᡼ତᬰ᜙଍ଡ

ฅଇକ෡ᢜ

1 活動のねらい

   協同農業普及事業においては、技術および知識の普及指導において「主体的に農業経 営の改善に取り組む農業者の育成」を図ることが求められています。しかしながら、技 術中心の指導で人づくりの視点が置き去りにされている場合も多くみられます。

   一方、若手普及指導員に対する普及指導員資格試験対策としては、平成 25 年度から、 農政水産部全体で受験対策に取り組むという意識の醸成と体制の強化に取り組み、合格 率は 50%に向上したものの、全国平均より低い状況が続きました。

   このため、普及指導経験1∼3年目の研修において、経営的な視点や人づくりの視点 の強化並びに資格試験の合格率向上を目指した研修体系の構築に取り組みました。

2 活動の経過

 ⑴ 体系的研修の構築に向けた試行的な取組

    普及指導経験3年目までの新任期研修は、普及方法担 当、経営担当、担い手担当がそれぞれ単独で実施してい たことから、平成 28 年度に、三者が一体となった新任期 研修の考え方を整理し試行的に研修を実施しました。     1年目の研修は、事例研究を題材に、「自分たちの普及

活動はSPDCAサイクルに基づいて実施すべきである こと」、「普及活動は農家自身がSPDCAを実施できる ように支援するものであること」が理解できる内容とし ました。

    2年目の研修では、宮崎方式営農支援体制のスタート にあわせて、宮崎県信用農業協同組合連合会(県信連) との合同研修を新たに追加し、本県農業の歴史やJAグ ループの業務、コミュニケーション能力、先進的な企業 的経営農家の視察、経営分析の手法など、幅広い視野や 能力が身につく研修体系に見直しを行い実施しました。     3年目の研修は、年度初めに「普及活動が農家の経営

改善にどう繋がっているか」、「者の変化にどう繋げたの か」という視点で自分の活動を見直す機会をつくり、年 末に3年間の普及活動の報告研究会を実施しました。

 ⑵ 受験対策の見直し

    受験者のモチベーションの維持を図るため、「受験2年前からの対策」から「受験 前年度からの対策」に短縮化を図る一方で、集合研修を4回から6回に強化しました。

先進農家視察の様子

コミュニケーション向上研修の様子

(2)

Ĵķ     職場や受験科目ごとに自主研修グループをつくり、グループによる勉強会の開催を

誘導し、相互に研鑽できる体制を整えました。

    審査課題「イ」の専門については、毎年、合格基準点の 50 点に満たずに不合格と なる受験生が多かったため、集合研修の約半分は専門の受験対策の時間に充てました。     また、各専技がどのような方法で受験対策に取り組んでいるか等について検討する

時間を設け、専技全体で、受験対策指導に向けての認識の共有を図りました。

3 活動の成果

 ⑴ 体系的研修の構築

    1年目の研修では、現状把握の必要性や講習会後の巡回等による確認(評価)など が重要である等の意見が多くだされ、SPDCAサイクルの修得を意識した研修の効 果が確認できました。

    2年目の研修では、コミュニケーションスキル、JAグループの概要やレベルの高 い農家を知る機会等もあり、経営指導に関する幅広い知識を修得することができた等 の意見も出され、受講者の満足度も高い評価となりました。

    3年目の研修の発表では、ほとんどの職員が単なる技術の伝達ではなく「者の変化」 を意識した内容となっており、年度当初の研修の効果が高いことが確認できました。     今年度、試行的に実施した1∼3年目までの研修の効果が確認できたことから、新 任期の普及指導員に対する研修の目的や研修内容等を整理したシラバスを構築するこ とができました。

    このことで、普及指導員の育成の方向が明確となり、1∼3年目までの各年度毎の 研修目的も整理され、今まで普及方法担当、経営担当、担い手担当専技が個別に実施 していた新任期の研修について、三者が一体となって取り組むことができるようにな りました。

    また、普及指導員の育成の方向と研修目的が整理されたことにより、異動等により 研修実施者が変わっても、同じ目的に沿った研修を実施することが可能となりました。

 ⑵ 受験対策の見直し

    普及指導員資格試験の受験対策に取り組んだ結果、28 年度まで 50%台で推移して いた合格率が、29 年度には過去最高の 80%となりました。

4 今後の方向

   今回、3年間で育成すべき普及員像を明確化したことで、専技全体で普及指導員育成 の方向性が共有されたため、部門担当も含め、新任期の普及指導員に対する効果的な研 修に繋がるよう取り組んでいきます。

   また、研修受講者が、研修の目的や内容等を確認することにより、研修に対するレデ ィネスが整い、さらに効果的な研修に結びつけることも期待できます。

   さらに、3年間で育成すべき普及指導員像が各普及センターとも共有されることによ り、効果的なОJTの実施にもつながり、専技と普及センターが一体となって、新任普 及職員の資質向上対策に取り組むことが期待されます。

参照

関連したドキュメント

~農業の景況、新型コロナウイルス感染症拡大による影響

宮崎県立宮崎病院 内科(感染症内科・感染管理科)山中 篤志

事業開始年度 H21 事業終了予定年度 H28 根拠法令 いしかわの食と農業・農村ビジョン 石川県産食材のブランド化の推進について ・計画等..

島根県農業技術センター 技術普及部 農産技術普及グループ 島根県農業技術センター 技術普及部 野菜技術普及グループ 島根県農業技術センター 技術普及部

 宮城県岩沼市で、東日本大震災直後の避難所生活の中、地元の青年に

(一社)石川県トラック協会 団体・NPO・教育機関 ( 株 ) 石川県農協電算センター ITシステム、情報通信

ARアプリをダウンロードして母校の校歌を聴こう! 高校校歌  

実施期間 :平成 29 年 4 月~平成 30 年 3 月 対象地域 :岡山県内. パートナー:県内 27