「(仮称)医療的ケア児支援部会」の設置案について
1 設置の経緯
近年、医学の進歩等を背景として、人工呼吸器、経管栄養、たんの吸引等日常生活を 営むために医療を要する状態にある障害児(以下「医療的ケア児」という。)が増加し、
地域における医療的ケア児とその家族の支援が求められている。
また、平成28年6月に一部改正された児童福祉法において、医療的ケア児が心身の 状況に応じた適切な支援を受けられるよう、地方自治体において、保健、医療、障害福 祉、保育、教育等の関係機関の連携の一層の推進を図るよう努めることとされた。
北区においても、平成30年3月に策定した第1期北区障害児福祉計画に、医療的ケ ア児支援のための関係機関の協議の場の設置を成果目標として記載しているところであ る。そこで、計画に基づく協議の場を、北区自立支援協議会の専門部会として位置づけ、
「(仮称)医療的ケア児支援部会」を新設する。
2 協議事項
(1)医療的ケア児支援のための関係機関相互の連絡調整及び情報共有
(2)医療的ケア児支援のための地域の課題や対応策
(3)その他医療的ケア児支援に必要な事項
※ 必ずしも障害児だけではなく、医療的ケアを要する18歳以上も対象とする。
3 「(仮称)医療的ケア児支援部会」の位置づけ
医療的ケア児支援のための協議の場は、関係機関の連携の推進及び支援体制の整備に 関する協議を目的としているため、自立支援協議会と目的が共通している。
現在、自立支援協議会は4つの専門部会を置いているが、医療的ケア児については、
より高度な専門性が求められることから、他の専門部会とは異なる「特別専門部会」と して位置づけ、学識経験者や保健医療代表を含めた委員構成とする。
なお、(仮称)医療的ケア児支援部会は、検討結果を地域の課題として自立支援協議会 に報告・提案するものとし、他の専門部会とは対等な関係とする。
自立支援 協議会
相談 支援
地域 生活
権利 擁護
就労 支援
医療的ケア児 の専門部会
分野を超えたネットワーク作りと、地域課題の掘り起し及び解決策の検討を行う
資料3
4 委員構成
No. 区分 備考
1 学識経験者 調整中 2
保健医療代表
医療機関
3 訪問看護ステーション(北区訪問看護ステーション連絡協議会からの推薦)
4 都立北療育医療センター
5 障害福祉代表 障害児相談支援事業所(医療的ケア児の支援に関わる事業所)
6 障害児通所系事業所(重症心身障害児を支援する事業所)
7 教育代表 都立北特別支援学校 8
事務局
(行政機関)
健康推進課(母子保健)
9 健康福祉部副参事(地域保健担当)
10 地域医療連携推進担当課(地域医療連携)
11 障害福祉課
12 障害者福祉センター(区立生活介護施設)
13 教育総合相談センター(特別支援教育)
14 保育課(保育園)
※当事者団体等をオブザーバーとしてお呼びし、医療的ケア児の現状等について意見 を聞く機会を設ける。協議事項等必要に応じて、他の関係行政機関を招集する。
5 検討経過
平成30年10月 ・相談支援部会において検討を開始(10〜1月)
・東京都医療的ケア児支援関係機関連絡会の傍聴(情報収集)
平成31年 1月 ・協議の場の設置に向けた庁内連絡会の開催
(関係部署の職員が理解を深め、協議の場の設置意義を共有)
2月 ・自立支援協議会において報告、検討
6 参考
特別区の協議の場の設置状況(30年12月他区調べより引用)
設置済み区の設置例
区 設置時期 会議体名称
中央区 30 年 7 月 自立支援協議会 医療的ケア児支援連携部会 江東区 30 年 7 月 江東区小児在宅医療連携推進会議
(自立支援協議会の児童部会と連携、合流予定)
目黒区 30 年 6 月 目黒区医療的ケア児支援関係機関協議会 大田区 30 年 9 月 大田区医療的ケア児・者支援関係機関会議 世田谷区 30 年 8 月 世田谷区医療的ケア連絡協議会
杉並区 28 年度 医療的ケアを要する障害児者を支援する支援者連絡会 設置済み 6区
設置予定 7区 検討中 6区
未回答 4区