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平成20年12月31日 博士の学位論文提出者 (学位規則第4条第2項該当)

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乙  真博医博  

弓 絵 里 ′子   士   第 4279 号  

名位称号付件   学名番日要  

与攻位位位  氏授専学学学  

平成20年12月31日  

博士の学位論文提出者  

(学位規則第4条第2項該当)  

学位論文題目 Increased Blood Pressure Levels Relative to Subjective   Feelings ofIntensityL Of Exercise Determined with the  

Borg Scalein Male Patients with Hypertension  

(高血圧男性患者における低自覚症運動強度の運動時過剰昇圧  

反応の意義)   

論 

学 位 論 文 内 容 の 要 旨  

高血圧症に対する運動療法は広く推奨されており、安全な運動の目安として自覚症強   度が用いられることが多い。しかし高血圧症では、自覚症強度は多分に高次脳機能な   どが影響すると考えられ、安全な運動の基準になりえるのか、を実証する報告はない 

。 安全な運動療法を目指すため未治療高血圧患者と健常者での運動時昇圧反応と自覚  

症強度の差違を検討した。年齢をマッチさせた32名の健常男性群と37名の未治療本   態性高血圧男性群、計69名において自転車エルゴメータによる多ステップ運動負荷   を施行、各ステップごとに①収縮期/拡張期血圧②平均心拍数③スペクトル領域心拍  

変動④Borgscaleを測定し比較検討した。高血圧群では、低Borgscalelevelの運動   でも収縮期血圧上昇が大きかった。(Borg3でゐ収縮期血圧:健常群vsHT群143.7  

±17.9vs.177.8±27.Ow劇g)  

高血圧群では、低Borgscalelevelの運動での心拍変動HF成分の低下が大きい。  

以上より、未治療高血圧患者では自覚症的にも、日常生活レベルの身体活動において   運動により過度の血圧上昇をきたしやすく、運動療法を行う上で注意を要する。この   原因としては自律神経の反応性がその一つと考えられる。  

論 文 審 査 結 果 の 要 旨   

本研究は、安全な運動療法を目指すため未治療高血圧患者と健常者での運動時   昇圧反応と自覚症強度の差異を検討したものであるが、未治療高血圧患者では自  

律神経の反応が低下しており、自覚症的にも、日常生活レベルの身体活動におい  

て運動により過度の血圧上昇をきたしやすく、運動療法を行う上で注意を要する   ことを明らかにした。重要な知見を得たものとして価値ある業績であると認める。   

よって、本研究者は博士(医学)の学位を得る資格があると認める。   

参照

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