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3 生徒の実態 ( 省略 ) 読書に関するアンケートを実施したところ 次のような結果になった ( 回答者 28 名 ) 1 本を読むことは好きですか 好き 名 どちらかというと好き 名 嫌い 名 どちらかというと嫌い 名 無記入 名 2 一ヶ月に平均どれくらい本を読みますか 10 冊以上 名 6~9

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Academic year: 2021

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プログラムを取り入れた指導事例(中学校3年 国語) 1 単元名 ブックトーク~聞き手の心をつかむように、本を紹介しよう~ 2 単元観 本単元は、学習指導要領・国語科【第3学年】「A話すこと・聞くこと」の「イ 場の状況や相手の 様子に応じて話すとともに、敬語を適切に使うこと。」、及び「C読むこと」の「オ 目的に応じて本 や文章などを読み、知識を広げたり、自分の考えを深めたりすること。」を受けて設定した。 これらの力を身に付けさせるため、ブックトークで本を紹介するという言語活動を行う。 多くの学校で実施しているように、本校でも「朝の読書タイム」を設けて、毎日十分間読書を行って いる。各自好きな本を持ち寄り、その時間は集中して読んでいる。中には時間になってもなかなかやめ られず続きが気になっている様子も見られる。特に3年生は塾通いで家に帰ってからも本を読む時間が 作れず、一か月で1~2冊読めるか読めないかという状態なので、朝の読書タイムは貴重な時間と言え る。読書が嫌いな生徒もいるが、大多数は好きな方と答えているので、本に触れる機会と時間が確保さ れていれば、読書に対して抵抗はないようである。しかし、幅広い分野で読書をしているかというとそ うではない。朝読の時間に生徒の読む本や図書館でリクエストする本を見ていると、最も多いのがいわ ゆるライトノベルと言われる小説である。有名イラストレーターや漫画家による挿絵が豊富で、主人公 たちの軽妙な会話が主体で、行間も読みやすく空いている作品が多い。他に映像化した作品の原作や漫 画、映画のノベライズ本などもよく読まれている。図書館では近代文学コーナーもあるが、手にとって 読む生徒はほとんどいない。教科書に載っている『蜘蛛の糸』や『走れメロス』『坊っちゃん』を楽し そうに読むが、他の作品を手に取ることはない。『坊っちゃん』の学習をした後に、図書館で近代文学 を読む時間を設けたとき、あらすじを紹介するとその本を読む生徒がいたので、興味を引くように中身 を紹介することで、ふだん手に取ることのない近代文学も読むのではないだろうか。 後述するアンケート結果によると、本を読むきっかけの中に友達からすすめられて読んだという回答 もあった。ブックトークという活動を通して、同世代の友達がどのような本を読み、どのような思いを もっているのかということを知る機会を作りたい。友達から気に入った本を紹介されることで、新しい 本との出会いが生まれるだろうと考え、一年次からブックトークに取り組んできた。自分の好きな本や 感銘を受けた本を3冊選び、魅力的なテーマを考え、聞き手の「心をつかむ」ブックトークを目指した。 近代文学の中にも現代の若者の心をとらえる普遍的な魅力があると考えるので、強制的ではあるが、夏 休みに1冊以上読むことを課題とした。その中から同世代に紹介したい本を1冊選び、ブックトークに 取り入れて紹介させようと思う。基本的な情報としてあらすじや登場人物、著者について紹介する。印 象に残った場面やおもしろいと思ったところを朗読したり、クイズや小物を利用したり、その本の魅力 が相手に伝わるように工夫させたい。中学生活最後のブックトークを通して、自身の読書生活を振り返 らせながら、1冊でも多くの新たな本と出会い、本の世界を広げてもらいたいと考える。

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3 生徒の実態(省略) 読書に関するアンケートを実施したところ、次のような結果になった。(回答者28名) 1 本を読むことは好きですか。 好き・・・ 名 どちらかというと好き・・・ 名 嫌い・・・ 名 どちらかというと嫌い・・・ 名 無記入・・・ 名 2 一ヶ月に平均どれくらい本を読みますか。 10冊以上・・・ 名 6~9冊・・・ 名 3~5冊・・・ 名 1~2冊・・・ 名 0冊・・・ 名 3 どんな種類の本をよく読みますか。(3つまで選ぶ) ①現代小説・・・ 名 ②恋愛小説・・・ 名 ③歴史・時代小説・・・ 名 ④ファンタジー・・・ 名 ⑤SF・・・ 名 ⑥ホラー・・・ 名 ⑦推理・・・ 名 ⑧ライトノベル・・・ 名 ⑨絵本・・・ 名 ⑩ノンフィクション・ルポ・・・ 名 ⑪その他・・・ 名(自己啓発本) 4 どのように本を選びますか。(複数回答) ①好きな作家だから・・・ 名 ②表紙や挿絵にひかれたから・・・ 名 ③友達にすすめられたから・・・ 名 ④家族にすすめられたから・・・ 名 ⑤テレビやネットで話題になったから・・・ 名 ⑥その他・・・ 名(アニメの本、内容で選ぶ、本屋のランキングにあがった) 5 近代文学を読むことは好きですか。 はい・・・ 名 理由:今とは違う考え方や見方を知ることができるから。 人間の本質をおもしろくとらえているから。 『銀河鉄道の夜』を読んで興味をもったから。 いいえ・・・ 名 理由:興味ないから。昔の言葉づかいで読みづらいから。 現代小説の方がおもしろいから。世界観が違うから。 読む機会が少ないから。難しくて、よくわからないから。 6 近代文学を今までに何冊読みましたか。 1冊・・・ 名 2~3冊・・・ 名 4~6冊・・・ 名 0冊・・・ 名 7 近代文学で知っている作家をあげてください。(多い順) 夏目漱石、芥川龍之介、太宰治、宮沢賢治、志賀直哉、中島敦、川端康成、小林多喜二 井上靖、与謝野晶子、武者小路実篤、樋口一葉、泉鏡花、国木田独歩 8 昨年のブックトークですすめられた本を読みましたか。 ①読んだ・・・ 名 ②読みたいと思っている・・・ 名 ③読む気はない・・・ 名 9 ブックトークで好きな本を紹介ことは楽しいですか。 ① とても楽しい・・・ 名 ②楽しい・・・ 名 ③あまり楽しくない・・・ 名 ④まったく楽しくない・・・ 名

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4 指導観 アンケートによると、本を読むこと自体は好きな生徒が多く、朝読書の時間も静かに集中して読んで おり、昼休みや空き時間にはすかさず取り出して読み始める生徒も少なくない。現代を舞台にした小説 を好む傾向があり、特に女子は恋愛をテーマにした本に興味をもっているようだ。『ハリーポッター』 以来ファンタジー小説も根強い人気がある。次の本の選ぶ理由とも連動しているが、人気のイラスト レーターや漫画家が表紙を書いたライトノベルは、気軽に手にとりやすいのか、好きな生徒がかなりい る。中学3年ともなると自分の好みがはっきりしてきて、好きな作家やジャンルの本を読む一方で、友 人同士で貸し借りしたり、家族のすすめた本を読むことや話題の本を選んだりすることもあるようだ。 また、近代文学については、読書経験が皆無に等しく、学級文庫でも読まれることはほとんどない。 言葉づかいや文体になじみがなく難しいと感じているようだ。教科書で取り上げられた芥川龍之介の 『蜘蛛の糸』、太宰治の『走れメロス』、夏目漱石の『坊っちゃん』などは、興味をもって楽しく読ん でいるので、きっかけがあれば読まずぎらいの近代文学に一歩近づくことができるのではないだろう か。 自分の好きな本についてクラスメイトが興味をもってくれたり、同じ話題で盛り上がり共感したりす ることは楽しいことである。そう考えている生徒は多い。しかし読書とは個人的な体験であるし、表現 することが苦手でブックトークが不得手な生徒も確かにいる。本校国語科の研究主題は「適切に表現す る力を高めるための指導法の工夫」である。この場合の表現とは、様々な本を読み感じたことや考えた ことが伝わるように相手に話すこと、相手から聞いたことを受け止めて、再び自分の思いを伝えること である。自分の思いを表現することが苦手な生徒が多いので、シナリオを書くときに読み方の観点を与 えつつ、意見の交流をすることで表現力の向上を目指したい。公の場で他の人にわかりやすく、自分の 思いが伝わるように話すことは、生徒にとって容易なことではない。気心の知れた友達と、互いだけで 通じるコミュニケーションばかりしていると、全体に向かって話すときの話し方やわかりやすく伝える 表現力がなかなか身につかない。大人と話すときでも言葉づかいがきちんとできなかったり、言いたい ことの半分も満足に伝えられなかったりする生徒が多い。自分が紹介する本を知らない人、興味のない 人も引きつけるような話をするには、何をどのように伝える必要があるのか意識して原稿を作らなけれ ばならない。その上で、ただ原稿を読み上げるのではなく、自分の言葉で生き生きと聞いている人に語 りかけるブックトークをさせたい。 5 単元の指導目標 ・選んだ本の魅力を聞き手に伝えるために、繰り返し本を読み、テーマに沿ってすすんでブックトー クをしようとする。 (関心・意欲・態度) ・本の内容を整理して、考えたことや思いが聞き手に理解してもらえるように話すことができる。 ・話し手の考えを聞き取り、話の内容や話し方について質問や意見を述べることができる。 (A話すこと・聞くこと イ) ・選んだ本の魅力を伝えるという目的に応じて本を読み、自分の考えを深めることができる。 (C読むこと オ) ・語感を磨き語彙を豊かにすることができる。 (伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 イ(イ))

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6 単元の評価規準 関心・意欲・態度 話す・聞く能力 読む能力 言語についての知識・ 理解・技能 ・テーマに沿って適切 に本を選び、本の魅 力が相手に伝わるよ うなブックトークを しようとしている。 ・本の内容を整理して、自 分の思いが伝わるように 話している。 (イ) ・話し手の考えを聞き取 り、話の内容や話し方 について質問や意見を 述べている。(イ) ・自分の選んだ本の内容 や登場人物の生き方、 表現の仕方などについ て分析的に読み、自分 の考えを深めている。 (オ) ・本を紹介するために、 言葉を工夫し、語感を 磨き、語彙を豊かにし ている。 (イ(イ)) 7 単元の指導計画(6時間扱い 本時5/6) ※関心・意欲・態度 ☆話す・聞く ◎読む △言語についての知識・理解・技能 時 学習活動 指導・支援 評価 1 ・近代文学を1冊以上入れて、 紹介したい本を3冊選ぶ。 ・ブックトークのテーマを決 めて、興味を引くタイトル を考える。 ・本を読んで、必要な箇所に チェックを入れて、紹介す る内容を考える。 ・夏休みの課題として、本を3 冊選ぶことや近代文学を1 冊入れることを話しておく。 ・選ぶ本の条件を示しておく。 漫画、雑誌、漫画原作のノベ ライズなどは除外する。幅広 いジャンルから選ぶ。同じ作 家は選ばない。 ・図書室に近代文学のコーナー を作り、実際に手にとって選 ばせる。学校司書と連携して 選ぶ手助けをする。 ※興味をもって、本を選んで いる。 (観察) ◎読みながら、印象に残った 場面や言葉などに付せんを 貼ったり、紹介する内容を 考えたりしている。(付箋・ 観察) 2 ・ブックトークのメモを作る。 ワークシートの項目に従っ て、本の内容や紹介の仕方を まとめる。 ・テーマで迷っている生徒に助 言をする。 ・各項目についてすべて埋めな くても、自分で選んで書いて いいことを伝える。 ◎魅力的なところを伝えるた めに本を読み、メモを作っ ている。 (ワークシート) 夏休み前 選書と読書

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時 学習活動 指導・支援 評価 3 ・メモをもとにブックトーク のシナリオを書く。 ・導入、各本の紹介の仕方、 つ な ぎ の 言 葉 を 考 え な が ら、シナリオをまとめる。 ・シナリオの書き方や注意点を 確認する。 ・シナリオ用ワークシートに定 型文を入れて書きやすいよう にする。 ・書けない生徒にはメモを見な がら、書く内容について助言 する。 ・シナリオを回収し、内容を確 認した上で、文章の追加や削 除、訂正をさせる。 ・シナリオを暗記するよう伝え ておく。 ※メモをもとにシナリオ原稿 を書いている。 (ワークシート) ◎選んだ本の魅力がどこにあ るか分析して、構成や見せ 方を工夫してシナリオを書 いている。(ワークシート) △本を紹介するために、言葉 を工夫し、語感を磨き、語 彙を豊かにしている。 (ワークシート) 4 ・ブックトークの練習をする。 ・ペアを組んで、ブックトー クを行い、互いにアドバイ スをする。 ・声の大きさ、速さ、間の取 り方を意識して話す。 ・聞き手は本の魅力が伝わる 内容だったか、見せ方や話 し方はどうだったか、話し 手に伝える。 ・アドバイスを元にシナリオ を書き直したり、話し方を 見直したりして練習する。 ・ペアの相手を替えて、再度 ブックトークを行い、アド バイスをし合う。 ・発表用の覚え書きを作成す る。 ・時間を計り、時間の目安をつ けたり、文章量の調整をさせ たりする。 ・ブックトークを行うにあたっ て、話し手と聞き手の注意す る点を確認する。 ・練習中、シナリオが仕上がっ ていない生徒や話し方に困っ ている生徒のもとに行き、支 援をする。 ※ブックトークの練習を積極 的に行っている。 (観察) ☆相手に伝わるように、大き な声で、適切な速さや間を 意識して話している。(観 察) ☆話を聞いて適切なアドバイ スをしている。 (観察) ※アドバイスを聞いて、より よいシナリオにしようとし ている。 (ワークシート)

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時 学習活動 指導・支援 評価 5 ( 本 時 ) ・ブックトークをするときの 話し手の注意点や、聞き手 の聞くときの注意点を確認 する。 ・聞き手は聞き取りメモの準 備をする。 ・発表をする。 ・テーマと本の題名を書いた 画用紙を黒板に掲示する。 ・聞き取りメモに感想や質問 を書き、2~3人が発表す る。 ・本日の発表の中でもっとも 読 み た い と 思 っ た 本 を 選 び、その理由を発表する。 ・発表者にはあらかじめそれぞ れ短冊にテーマと名前、本の 題名を書かせておく。 ・教室の前方に本を並べる机を 用意しておく。 ・発表会の流れと聞き取りメモ の書き方を説明する。 ・話し方、聞き方の注意点を掲 示し、確認をする。 ・教師が司会進行を行う。 ・質問、感想を積極的に述べる ように伝える。 ・話し方も含めて、どういう点 が読みたいと思わせた点か 理由をつけて選ばせる。 ・紹介された本を用意したス ペースに並べて、手にとって みたり、交流したりする時間 をとる。時間がないときは放 課後まで置いておく。 ☆ 聞 き 手 へ の 意 識を もっ て ブットークをしている。(観 察) ☆ブックトークを聞いて質問 や感想を述べている。(観 察) ※理由を挙げて読みたいと思 う本を選んでいる。 (ワークシート) ※紹介された本を見て今後の 読 書 に 生 か そ う と し て い る。 (ワークシート) 6 ・ブックトークを行う。 ※ 終わらない場合、各時間の 始めに数人ずつ行う。 ・話し方、聞き方の注意点を掲 示し、確認をする。 ・教師が司会進行を行う。 ・質問、感想を積極的に述べる ように伝え、いない場合は指 名する。 ・話し方も含めて、どういう点 が読みたいと思わせたか理 由をつけて選ばせる。 ・紹介され た本を用意した ス ペースに並べて、手にとって みたり、交流したりする時間 をとる。 ☆ 聞 き 手 へ の 意 識を もっ て ブットークをしている。(観 察) ☆ブックトークを聞いて質問 や感想を述べている。(観 察) ※理由を挙げて読みたいと思 う本を選んでいる。 (ワークシート) △本を紹介するために、言葉 を工夫し、語感を磨き、語 彙を豊かにしている。 (ワークシート) ※紹介された本を見て今後の 読 書 に 生 か そ う と し て い る。 (ワークシート)

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8 本時の指導 (1)本時の目標 ・聞き手の心をつかむことを意識して、工夫したブックトークをしようとする。 ・発表者のブックトークを聞き、聞き手の心をつかむブックトークとは何か考えようとする。 (興味・関心・態度) ・本の内容を整理して、考えたことや思いが聞き手に理解してもらえるように話すことができる。 ・話し手の考えを聞き取り、話の内容や話し方について質問や意見を述べることができる。 (話すこと・聞くこと) (2)本時の展開 時配 学習内容と活動 指導上の留意点 ・支援 ☆評価 導入 3分 展開 35 分 10 分 結末 2分 ・前時を振り返り、本時の学習内容を確認する。 聞き手の心をつかむように、本を紹介しよう 一.ブックトークをするときの話し手の注意点 や聞き手の聞くときの注意点を確認する。 二.発表者5人がブックトークをする。 ①テーマと題名を書いた短冊を黒板に貼り、 礼をする。 (拍手) ②ブックトークをする。紹介した本はブック エンドに並べる。 ③発表が終わったら礼をする。(拍手) ④聞き取り用紙に質問や感想を記入する。 ⑤質問や感想を述べる。 ⑥本を回収し、机に並べて席に戻る。 自己評価を書く。 三.本日一番読みたいと思った本を選び、なぜ そう思ったかブックトークの内容から理由 をあげる。 ・本の題名と理由を発表する。 ・聞き取りメモと自己評価用紙を回収して、本 時の学習を振り返る。 ・発表者にはあらかじめそれぞれ短冊にテーマ と名前、本の題名を書かせておく。 ・教室の横に本を並べる机を用意する。 ・話し手は声の大きさ、速さ、間の取り方、相 手をしっかり見ることなどを確認する。 ・聞き手は話し手の思いを感じながら聞き、 もっと聞きたいことや感じたことを発表す ることを確認する。 ☆聞き手への意識をもって、原稿を見ずにブッ クトークをしている。 (観察) ☆注意しながらブックトークを聞き取り、評価 表に記入している。 (観察) ・質問や感想を発表する者が出ないときは指名 する。 ☆ブックトークを聞いて質問や感想を述べて いる。 (観察) ・話し方だけでなく、発表内容を重視して選ぶ ことを確認する。 ・全員起立して、端から発表させる。発表した 者は着席させる。同意見の場合は理由を発表 して着席する。全員の考えを聞く。 ・発表者は自分の意図が伝わるブックトークと なっていたか自己評価させる。 ・ブックトークを振り返り、成果と課題をまと める。

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(3)板書計画 学 習 目 標 ・ 聞 き 手 の 心 を つ か む よ う に 、 工 夫 し て ブ ッ ク ト ー ク を す る 。 ・ 発 表 内 容 を 聞 き 取 り 、 聞 き 手 の 心 を つ か む ブ ッ ク ト ー ク と は 何 か 考 え る 。 ○ 発 表 会 の 進 め 方 一 、 テ ー マ を 黒 板 に 貼 る 。 み ん な を 見 て 礼 を す る 。 拍 手 二 、 発 表 す る 。 三 、 し め く く り の 言 葉 を 言 っ て 礼 を す る 。 拍 手 四 、 聞 き 取 り 用 紙 に 記 入 す る 。 五 、 質 問 や 感 想 を 発 表 す る 。 六 、 自 己 評 価 を 記 入 す る 。 ○ 発 表 す る 人 の 注 意 点 ① テ ー マ に 沿 っ て 、 つ な ぎ の 言 葉 を 考 え て い る ② 本 の 魅 力 ・ 特 徴 が 伝 わ る 工 夫 を し て い る ③ 聞 き 手 と 視 線 を 合 わ せ て 語 り か け て い る ④ 気 持 ち を こ め て 発 表 し て い る ○ 聞 く 人 の 注 意 点 ① 発 表 者 を し っ か り 見 る 。 ② 反 応 を す る … 相 づ ち 、 笑 い 、 視 線 を 合 わ せ る な ど ③ 発 表 者 の 思 い を 受 け 止 め 、 自 分 の 感 じ た こ と を 伝 え る 発 表 者 の テ ー マ と 本 の 題 名 ブ ッ ク ト ー ク 発 表 会 聞 き 手 の 心 を つ か む よ う に 、 本 を 紹 介 し よ う 1 2 3 4 5

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